JP2758382B2 - 棒状ワークの供給・固定機 - Google Patents

棒状ワークの供給・固定機

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JP2758382B2
JP2758382B2 JP7242020A JP24202095A JP2758382B2 JP 2758382 B2 JP2758382 B2 JP 2758382B2 JP 7242020 A JP7242020 A JP 7242020A JP 24202095 A JP24202095 A JP 24202095A JP 2758382 B2 JP2758382 B2 JP 2758382B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】例えば、パイプ等の棒状ワー
クの端部から、軸心に沿った穴を加工するような場合、
その棒状ワークを一定の姿勢で固定する必要がある。し
かも、多数の棒状ワークに次々に同一の処理をする場合
には、次々に新たな棒状ワークを一定の姿勢で固定して
ゆく必要がある。そして、このためには、次々に新たな
棒状ワークを固定手段に供給する必要がある。 本発明
は、棒状ワークを次々に固定手段に供給し、その固定手
段によって次々に一定の姿勢で固定してゆく技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかる技術のために、実開昭52−14
7997号公報に記載の技術が知られている。この方法
では、棒状ワークを互いに外周面が接するようにして一
列に配列し、その状態で棒状ワークが転動することによ
って、棒状ワークが固定手段に次々に供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、かかる供給方
法、すなわち棒状ワークが転動して半径方向に平行移動
する方向で固定手段に供給されてくると、固定手段の側
ではその動きを許容しつつ固定・非固定状態の切り換え
を行わなければならない。このために、従来の技術で
は、棒状ワークの外周面ではなく、端面を締付けて固定
している。外周面を締付けようとしても、半径方向に平
行移動する棒状ワークの動きを妨げることなく、外周面
を固定することが困難であるためである。ところが、棒
状ワークを強固に固定するためには、端面ではなく外周
面を固定するのが有利である。 そこで、本発明では、棒
状ワークの外周面で固定し、しかも棒状ワークの供給を
妨げない装置を実現する。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の棒状ワ
ークの供給・固定機は、非固定状態では棒状ワークがそ
の長手方向に沿って挿入側入口から排出側出口まで通過
可能にガイドし、固定状態ではその挿入側入口と排出側
出口との間でその棒状ワークの外周を締付固定する固定
手段と、その固定手段を固定状態と非固定状態との間で
切り換えるアクチュエータと、前記固定手段の挿入側入
口に垂直方向で連通し、複数の棒状ワークが互いの端部
を当接した状態で長手方向に沿って一列に案内する供給
と、その複数の棒状ワークが自重によって戻って止ま
り、前記固定手段で固定される棒状ワークを位置決めす
る位置決め手段とを備えている押出しガイドと、前記固
定手段が非固定状態の間に、前記押出しガイド内の最後
端の棒状ワークに対して一つの棒状ワークを水平方向に
押出す押出し手段とを有しており、前記押出し手段の押
出し動作によって前記押出しガイド内を棒状ワークが前
進し、前記固定手段内に位置していた最前端の棒状ワー
クが排出側出口から押出され、次順位の棒状ワークが前
記固定手段内の固定位置に送られることを特徴とする。
【0005】請求項2に記載の棒状ワークの供給・固定
機は、請求項1に記載の棒状ワークの供給・固定機にお
いて、その押出しガイドの位置決め手段は、前記押出し
手段と前記供給路との段差であることを特徴とする。
【0006】
【0007】
【作用】請求項1に記載の棒状ワークの供給・固定機に
よれば、押出し手段の押出し動作によって、長手方向に
整列した状態で一列にガイドする押出しガイド内を棒状
ワークが前進し、固定手段内に位置していた最前端の棒
状ワークが排出側出口から押出され、固定手段内の固定
位置に送られる。押出しガイドは、供給路と位置決め手
段とを備えている。供給路は、押出し手段から棒状ワー
クが水平方向に挿入され、垂直方向に固定手段に送る形
状をなしている。また、位置決め手段は供給路内の複数
のワークが自重によって戻って止まり、固定手段で固定
される棒状ワークを位置決めする。固定手段は、非固定
状態では棒状ワークが長手方向に対して通過可能にガイ
ドし、固定状態では棒状ワークの外周を固定位置で締付
固定する。ここで、固定手段が非固定状態のときには、
最前端の棒状ワークは固定手段にガイドされて排出され
るとともに、押出しガイドから押出された次順位の棒状
ワークは固定手段にガイドされて固定位置に送られる。
したがって、棒状ワークは固定位置でその外周を締付固
定され、しかも固定手段のガイド機能によって棒状ワー
クの供給と排出とを同時に行うことができる。また、位
置決め手段は戻り止めとともに固定位置の棒状ワークを
正確に位置決めするので、正確な処理を行うことができ
る。
【0008】請求項2に記載の棒状ワークの供給・固定
機によれば、押出しガイドの位置決め手段は、押出し手
段と供給路との段差をつけることにより実現される。そ
の極めて簡単な構造により、装置の製作および調整が極
めて容易になり、加工コストを低減できる。
【0009】
【0010】
【実施例】実施例1 次に本発明を具現化した実施例1について、図1〜図5
および図7を参照して説明する。図1は本発明の棒状ワ
ークの供給・固定機を有する自動穴加工用アタッチメン
トの実施例1を示す構成図である。この図1において参
照符号1は穴加工機としてのタップ盤であり、タップ加
工ヘッド2,支柱52,底板54等から構成されてい
る。タップ加工ヘッド2は、プーリー7,電動モータ
8,主軸12,タップ刃先16等を有し、支柱52およ
び底板54によって床面に設置されている。タップ加工
ヘッド2にはベルトカバー4が取付けられ、同ベルトカ
バー4には第2ベルト11が収められている。一方第1
ベルト5はプーリー7および電動モータ8の回転軸に固
定されたプーリー(図示省略)に掛けられて両者を従動
接続している。電動モータ8はモータ取付板10によっ
てタップ加工ヘッド2の下部に固定されている。プーリ
ー7は1本の回転軸に2個のプーリーが固定されたもの
で、図示しない2本のベルトが掛けられ1本がいわゆる
たすき掛けとなっており、さらにタップ加工ヘッド2の
中には図示しないクラッチによる自動逆転機構を有す
る。これらの機構によって主軸12は、主軸12ととも
にタップ刃先16が下降して棒状ワーク(被加工材)
接触するまでは反時計方向(左ネジの進む向き)に回転
し、タップ刃先16が棒状ワークに接触すると同時にク
ラッチの切換が行われて、時計方向(右ネジの進む向
き)に反転してネジ立て加工を行う。そしてネジ立て加
工が終了して、タップ刃先16を上昇させると同時に再
度クラッチの切換が行われ、主軸12は再び反時計方向
(左ネジの進む向き)に回転して、これによって加工さ
れたネジからタップ刃先16が抜け出る。主軸12の先
端には、タップ刃先16を締付固定するためのタップチ
ャック14が取付けられている。タップ上下レバー18
は電動モータ8から主軸12への回転力の伝達状態を保
ちながら、タップチャック14,タップ刃先16を含む
主軸12全体を上下させるためのレバーであり、この上
下動に連動して、前記の主軸12の回転方向の反転が行
われる。なお以上は市販のタップ盤の通常の構造であ
り、詳しい説明は省略する。
【0011】タップ上下レバー18には、レバー接続板
20がナット18aによって固定され、同レバー接続板
20は、接続ピン20aによってタップ上下動用ピスト
ンロッド22の先端に固定された接続ヘッド22aに、
相対回転可能に取り付けられている。このタップ上下動
用ピストンロッド22は、タップ上下動用エアシリンダ
24に組み込まれており、同タップ上下動用エアシリン
ダ24はシリンダ取付部材25によりタップ盤1の底板
54に固定保持されている。同タップ上下動用エアシリ
ンダ24は、シリンダ内に圧縮空気を導入するためのエ
アバルブ24a,24bを有している。エアチューブ5
24bからエアバルブ24bに圧縮空気が注入される
と、タップ上下動用ピストンロッド22はタップ上下動
用エアシリンダ24から抜け出る方向すなわち上方に動
く。一方、エアチューブ524aからエアバルブ24a
に圧縮空気が注入されると、タップ上下動用ピストンロ
ッド22はシリンダ内に深く侵入する方向すなわち下方
に動く。ここでエアバルブ24a,24bは、エアチュ
ーブ524a,524bからタップ上下動用エアシリン
ダ24への圧縮空気の流入量を調節し、タップ上下動用
ピストンロッド22の移動速度を変化させるためのもの
である。以下に述べる他のエアシリンダのエアバルブも
同様の働きをする。
【0012】このように、主軸12等を有するタップ加
工ヘッド2は、刃先としてのタップ刃先16を回転させ
る刃先回転手段を構成しており、また同時にタップ加工
ヘッド2およびタップ上下レバー18,レバー接続板2
0,タップ上下動用ピストンロッド22,タップ上下動
用エアシリンダ24およびシリンダ取付部材25は、該
刃先を前後進させる刃先前後進手段を構成している。タ
ップ盤1はこれらの刃先回転手段および刃先前後進手段
を備え、棒状ワークとしての金属パイプ40に、タップ
刃先16によるタップ加工を行う穴加工機である。
【0013】タップ刃先16の上端停止位置の近くに
は、ブラシ前後動用エアシリンダ30がブラシ支持板3
2および支持板取付棒34によって、加工テーブル50
上に固定されている。このブラシ前後動用エアシリンダ
30に組み込まれたブラシ前後動用ピストンロッド28
の先端には、ワイヤブラシ26が固定されている。ブラ
シ前後動用エアシリンダ30はエアバルブ30aを有
し、エアチューブ530aからエアバルブ30aに圧縮
空気が注入されると、ブラシ前後動用ピストンロッド2
8はブラシ前後動用エアシリンダ30から抜け出る方向
に動く。これにより、ワイヤブラシ26はブラシ支持板
32上を摺動してタップ刃先16に接触し、オイルを塗
布するとともにタップ刃先16に付着した切粉を掻き落
とす働きをする。さらに、ワイヤブラシ26がタップ刃
先16まで移動する途中の上方には、オイル滴下器33
が取付バー33aによってタップ加工ヘッド2に取り付
けられており、ワイヤブラシ26がオイル滴下器33の
下方を通過するときブラシ部分にオイルを供給するよう
になっている。そして、エアバルブ30aへの圧縮空気
の注入が解除されると、ブラシ前後動用ピストンロッド
28はブラシ前後動用エアシリンダ30内のばね機構に
より、シリンダ内に深く侵入する方向に動いてワイヤブ
ラシ26を元の位置に戻す。
【0014】一方、支柱52には上下位置の調節が可能
な加工テーブル50が取付けられ、同加工テーブル50
上にはチャック36がチャック取付台48によって取付
けられている。チャック36はチャック開閉レバー38
の操作によって開閉するチャック部を有し、そのチャッ
ク部は図1から明らかなように棒状ワークとしての金属
パイプ40aがその長手方向に沿って通過可能にガイド
されるように形成されている。すなわちチャック36が
開いた非固定状態のときには、最前端の金属パイプ40
aはチャック36にガイドされて回収シュータ86に排
出されるとともに、押出しガイド55から押出されてき
た次順位の金属パイプ40bはチャック36にガイドさ
れて固定位置に送られる。こうしてチャック36のガイ
ド機能によって金属パイプの供給と排出とを同時に行う
ことができる。また、挿入側入口(反刃先側)から押出
されてきた金属パイプ40aを、穴加工機1の固定位置
(すなわち被加工位置)で金属パイプ40aの外周を締
付固定する。こうして、チャック36は、金属パイプ4
0aの先端部がタップ刃先16側へ向くように金属パイ
プ40aを固定する固定手段として作動するのである。
【0015】チャック開閉レバー38の先端には、チャ
ック開閉用エアシリンダ44に組み込まれたチャック開
閉用ピストンロッド42の先端が、接続ピン41によっ
て水平方向に相対回転可能に取付けられている。チャッ
ク開閉用エアシリンダ44はエアバルブ44aおよび4
4bを有し、エアチューブ544bからエアバルブ44
bに圧縮空気が注入されると、チャック開閉用ピストン
ロッド42はチャック開閉用エアシリンダ44から抜け
出る向きに動いてチャック開閉レバー38を図1の右方
向に動かし、チャック36を開放状態すなわち非固定状
態とする。一方、エアチューブ544aからエアバルブ
44aに圧縮空気が注入されると、チャック開閉用ピス
トンロッド42はシリンダ内に深く侵入する向きに動い
てチャック開閉レバー38を図1の左方向に動かし、チ
ャック36を固定状態とする。なおチャック開閉用エア
シリンダ44は、そのエアバルブ44a側の端に上下に
突き出たピン46aによって、エアシリンダ取付板46
に回動可能に取りつけられている。同エアシリンダ取付
板46は、加工テーブル50上に固定されている。従っ
て、チャック開閉レバー38,接続ピン41,チャック
開閉用ピストンロッド42およびチャック開閉用エアシ
リンダ44は、固定手段36を固定状態と非固定状態の
間で切り換えるアクチュエータとして作動するのであ
る。また、エアシリンダ取付板46および加工テーブル
50は、アクチュエータ38,41,42および44を
穴加工機1に対して取付ける取付手段となっている。
【0016】次に棒状ワークとしての金属パイプ40を
送り出す仕組みについて説明する。図1から明らかなよ
うに、押出しガイド55は複数の金属パイプ40(図1
では金属パイプ40b)が互いの端面を当接した状態で
長手方向に沿って一列に案内する供給路を有している。
その押出しガイド55は上述したチャック36(固定手
段)に金属パイプ40を垂直方向に供給するために連通
されており、押出しガイド側板56a,56b,押出し
ガイド底板58および押出しガイド上板60により構成
されている。押出しガイド側板56a,56bは4分の
1円に類似した形状を持ち、図1に示す向きで穴加工機
1の加工テーブル50の下部に取りつけられており、金
属パイプ40の外径よりやや大きい幅を持つ押出しガイ
ド底板58および押出しガイド上板60を間に挟んで平
行に並んでいる。また、押出しガイド底板58と押出し
ガイド上板60の間隔は上記間隔よりさらに大きく、図
1に示すように金属パイプ40が並んでスムーズに通る
ことができ、しかも金属パイプ40の上部と押出しガイ
ド上板60の間に余り隙間ができないように調節されて
いる。そして押出しガイド側板56a,56b,押出し
ガイド底板58および押出しガイド上板60は、互いに
固定されて一体になっている。
【0017】押出しガイド側板56a,56bは、貫通
穴56cにおいて、ボルト64a,ナット64bでガイ
ド高さ調節板62のガイド高さ調節孔64に取付けられ
ている。ガイド高さ調節板62はフィーダ高さ調節板6
6に固定され、同フィーダ高さ調節板66は押出し部底
板70に固定され、同押出し部底板70は、タップ加工
機1の底板54が設置された設置面上に固定されてい
る。フィーダ高さ調節板66に設けられたフィーダ高さ
調節孔68にはボルト68a,ナット68bによりフィ
ーダ72が取付けられている。
【0018】ここで、フィーダ72の構造について説明
する。フィーダ72は、フィーダ側板72a,72b、
そして図2によく示されるように斜底板72c,72d
および中仕切り板72e,72f,72h,72jから
構成されている。フィーダ側板72a,72bは平行に
並んだ概略二等辺三角形の板で、その二辺に沿って斜底
板72c,72dが固定され、フィーダ側板72a,7
2bとともにフィーダ72の外形を構成している。中仕
切り板72e,72f,72h,72jはフィーダ72
の内部を区分けして、金属パイプ40がスムーズに落下
するのを助けている。また、フィーダ72の内部の長さ
方向を規制するために、中仕切り板72qが金属パイプ
40の長さに応じた位置に挿入されている。
【0019】さらに、斜底板72dの内面には揺動板7
4の一端がボルト74a,ナット74bによって固定さ
れ、揺動板74の他端には斜底板72dに開けられた穴
72kを通してパイプ揺動用ピストンロッド82の先端
が当接されている。そして、パイプ揺動用エアシリンダ
84のエアバルブ84aにエアチューブ584aから圧
縮空気が注入されると、パイプ揺動用ピストンロッド8
2がシリンダから抜け出る方向に動いて揺動板74を前
進させ、金属パイプ40c〜40cを揺り動かしてスム
ーズな落下を助ける。フィーダ72内の金属パイプ40
c〜40cは、最初に斜底板72cおよび中仕切り板7
2e,72hで囲まれた部分に蓄えられ、中仕切り板7
2eに沿って落下して中仕切り板72hの下を通過し、
揺動板74と中仕切り板72fの間を通り抜けた後、斜
底板72dに沿って落下して最下端部に達する。このよ
うにフィーダ72は、内部に蓄えられた金属パイプ40
c〜40cを一本ずつ順次最下端部まで落下させる働き
をする。
【0020】この最下端部には、フィーダ側板72a,
72bのいずれにもそれぞれ貫通孔72n,72pが設
けられている。フィーダ側板72bに開けられた貫通孔
72pの近傍には、押出し用エアシリンダ78がフィー
ダ側板72bに垂直に対向して設けられている。この押
出し用エアシリンダ78は、フィーダ72の底部に固定
されフィーダ72と一体に上下するシリンダ底板80上
に、シリンダ支持板79によって固定されている。押出
し用エアシリンダ78には押出し用ピストンロッド76
が組込まれ、エアチューブ578bからエアバルブ78
bに圧縮空気が注入されると、押出し用ピストンロッド
76はシリンダから抜け出る向き、すなわちフィーダ7
2に深く侵入する向きに動く。一方エアチューブ578
aからエアバルブ78aに圧縮空気が注入されると、押
出し用ピストンロッド76はシリンダ内に深く侵入する
向き、すなわちフィーダ72から抜け出る向きに動く。
なお、シリンダ支持板79はシリンダ底板80に前後方
向に位置調節可能に取り付けられており、このシリンダ
支持板79を動かすことによって、押出し用エアシリン
ダ78および押出し用ピストンロッド76の位置を調節
できる。
【0021】前記貫通孔72pは押出し用ピストンロッ
ド76の外径より、また貫通孔72nは金属パイプ40
の外径より大きく作られている。そして押出し用ピスト
ンロッド76は戻り時には貫通孔72pの内側端の位置
にあり、押出し時には貫通孔72n内のフィーダ側板7
2aの内側端の位置まで、すなわち金属パイプ40の長
さ分だけ移動する。この結果、図1,図8に示すよう
に、押出し用ピストンロッド76によって水平方向に
し出された金属パイプ40cはこの貫通孔72nを通過
して、押出しガイド55のガイド部59へ移動する。さ
らに金属パイプ40は、次々に押し出される金属パイプ
40b〜40bによって次第にガイド部59の上方へ移
動し、最終的には前記チャック36中の固定部分に押し
出される。したがって、図1,図8に示すように、押出
しガイド55は、フィーダ72から押出し用ピストンロ
ッド76によって押し出された金属パイプ40cが水平
方向に挿入され、垂直方向にチャック36に送る形状を
なす。このように、フィーダ72,押出し用ピストンロ
ッド76および押出し用エアシリンダ78は、チャック
(固定手段)36が非固定状態の間に、押出しガイド5
5の最後端の金属パイプ(棒状ワーク)40bに対して
一つの金属パイプ40cを押出す押出し手段を構成して
いる。なお本実施例においては、押出しガイド55,ガ
イド高さ調節板62,フィーダ高さ調節板66およびフ
ィーダ72の各構成部品は、いずれも中の金属パイプ4
0b,40cの様子が観察できるように透明アクリル板
で作られている。
【0022】また、ボルト64a,ナット64b,ガイ
ド高さ調節板62,フィーダ高さ調節板66,シリンダ
支持板79,シリンダ底板80および押出し部底板70
は、押出し手段55,72,76,78を穴加工機1に
対して取付ける取付手段を構成している。ここでガイド
高さ調節孔64およびフィーダ高さ調節孔68は、金属
パイプ40の長さを変えたときに、穴加工機1に対する
押出し手段55,72,76,78の高さを調節するこ
とによって、チャック36の固定部分の適切な高さに金
属パイプ40が押し出されるようにするためのものであ
る。このとき、金属パイプ40の長さに応じて中仕切り
板72qの位置を変えることは言うまでもない。さら
に、チャック取付台48および加工テーブル50は、固
定手段36を穴加工機1に対して取付ける取付手段とな
っている。
【0023】一方チャック36の上端からほんの少し離
れた位置には、金属パイプ40の外径より大きい幅を持
つ滑り台形状の回収シュータ86が取付けられている。
この回収シュータ86のチャック36上にあたる部分に
は、金属パイプ40が通過するに充分な孔86aが開け
られ、また回収シュータ86の滑り台部分86bと反対
側の壁86cの下端には、除去板87の下端が固定され
ている。この除去板87はばね作用をもち、チャック3
6の上端から押し出された加工済みの金属パイプ40に
当接するように、斜めに取付けられている。このため押
し出された加工済みの金属パイプ40は、ばね作用を有
する除去板87によって滑り台部分86b方向へ倒さ
れ、落下口86dから落ちて下方に置かれた回収箱(図
示省略)に収納される。
【0024】本実施例においては、金属パイプ40の長
さは66mm、チャック36の固定部分の長さは15m
mであり、固定時には金属パイプ40の下端15mmの
部分がチャック固定されるように調整され、固定位置に
おいてすでに金属パイプ40の上端部分には除去板87
の付勢力が加わった状態になっている。従って、加工終
了後チャック36が開放されると同時に、加工済みの金
属パイプ40は前記付勢力により少し滑り台部分86b
方向へ傾く。そして、次の金属パイプ40aで押し出さ
れるに従って加工済みの金属パイプ40の傾きが大きく
なり、その下端がチャック36から抜け出ると同時に倒
れて落ちる。これによって、加工済みの金属パイプ40
の除去がよりスムーズに行われる。
【0025】さらにタップ加工ヘッド2の上部には制御
ユニット90が設けられている。制御ユニット90は図
3〜図5に示すような、近接スイッチ100,リミット
スイッチ110,リレースイッチ130,手動スイッチ
470,タイマースイッチ410,電磁弁180等、お
よびそれらを接続する電源線からなる電気回路を中心と
しており、以下説明するように刃先前後進手段,押出し
手段およびアクチュエータを所定の手順に従って作動さ
せるシーケンス制御手段を構成している。
【0026】図3において第1近接スイッチ100は、
磁性体の接近に反応して接点を開閉する近接スイッチ
で、押出し用エアシリンダ78に取付けられており、ま
た押出し用ピストンロッド76の後端には永久磁石が取
り付けられている。この押出し用ピストンロッド76の
後端が第1近接スイッチ100の取付位置を通過する瞬
間のみ、第1近接スイッチ100は前記永久磁石の接近
を関知してオン状態になり、それ以外のときはオフにな
る。第1近接スイッチ100のオン状態とは、接点10
0aと接点100bが電気的に接続状態になることであ
る。次に、第1リミットスイッチ110は接点110a
と110bを有するリミットスイッチであって、チャッ
ク開閉レバー38の近傍に、チャック開閉レバー38の
動きによって作動するように取付けられている。そして
チャック36が全閉状態すなわち金属パイプ40を固定
した状態のときのみオンになる。言い換えれば、チャッ
ク36が金属パイプ40に対して緩めば、第1リミット
スイッチ110はオフになるのである。ただし、金属パ
イプ40の外径のばらつきを考慮して、所定の外径より
やや大きめの外径に対応するチャック位置でオンになる
ように調節されている。同様に、第2リミットスイッチ
120は接点120aと120bを有するリミットスイ
ッチであって、タップ加工ヘッド2内の主軸12の上下
動機構に取付けられている。そしてタップ刃先16が下
端にあるときのみオンになる。すなわち、タップ刃先1
6が下降して所定の下端位置に達すると同時にオンにな
り、タップ刃先16が上昇を開始すると同時にオフにな
るのである。
【0027】次に、リレースイッチの働きを説明する。
図3において第1リレースイッチ130は、電磁コイル
132と二接点切換スイッチ134,136で構成され
ている。二接点切換スイッチ134,136は、それぞ
れ接点a,b,c、接点d,e,fをもち、常時は接点
a,c間および接点d,f間が閉状態(接続状態)、接
点a,b間および接点d,e間が開状態(非接続状態)
であり、電磁コイル132が励磁されたときには逆に接
点a,b間および接点d,e間が閉状態、接点a,c間
および接点d,f間が開状態となる。他のリレースイッ
チ140,150,160,170もすべて同様の構造
をもち、同様に作動する。
【0028】さらに、図3において180,190は電
磁弁であり、圧縮空気配管中に取り付けられて、圧縮空
気の流れを切換えるものである。第1電磁弁180に
は、タップ上下動用エアシリンダ24のエアバルブ24
a,24bに接続されたエアチューブ524a,524
b、および図示しないコンプレッサーから圧縮空気を供
給するエアチューブ590が接続されている。そして第
1電磁弁180によって、エアチューブ524a,52
4bのいずれに圧縮空気を供給するかが切り換えられ
る。第1電磁弁180が非通電状態のときはエアチュー
ブ524bからエアバルブ24bに圧縮空気が供給さ
れ、タップ刃先16は上方に動く(あるいは上端位置を
保持する)。一方、通電状態ではエアチューブ524a
からエアバルブ24aに圧縮空気が供給され、タップ刃
先16は下方に動く(あるいは下端位置を保持する)。
また第2電磁弁190では、エアチューブ530a,5
84aのいずれに圧縮空気を供給するかが切り換えられ
る。第2電磁弁190が非通電状態のときは、エアチュ
ーブ530aからブラシ前後動用エアシリンダ30のエ
アバルブ30aに圧縮空気が供給され、ブラシ前後動用
ピストンロッド28が押し出されてワイヤブラシ26が
前進する(あるいは前端位置を保持する)。このとき、
パイプ揺動用エアシリンダ84のエアバルブ84aには
圧縮空気が供給されないので、パイプ揺動用ピストンロ
ッド82はパイプ揺動用エアシリンダ84に設けられた
ばね機構により引き戻され、揺動板74はフィーダ底板
74dに接する位置まで戻る(あるいはその位置を保持
する)。一方、通電状態になるとエアチューブ584a
からエアバルブ84aに圧縮空気が供給され、パイプ揺
動用ピストンロッド82が押し出されて揺動板74が前
進し、金属パイプ40c〜40cを揺り動かす(あるい
は前端位置を保持する)。このとき、エアバルブ30a
には圧縮空気が供給されないので、ブラシ前後動用ピス
トンロッド28はブラシ前後動用エアシリンダ30に設
けられたばね機構により引き戻され、ワイヤブラシ26
は後退する(あるいは後端位置を保持する)。
【0029】この図3の電気回路によるシーケンス制御
の仕組みを次に説明する。第1近接スイッチ100,第
1リミットスイッチ110,第2リミットスイッチ12
0がいずれもオフ(接点開放)状態のとき、リレースイ
ッチ130〜170の電磁コイル132〜172はいず
れも非通電状態(非励磁状態)である。この結果、第1
電磁弁180はリレースイッチ150の接点d,e間が
オフ(接点開放)状態にあるため、非通電状態になって
いる。一方、第2電磁弁190はリレースイッチ140
の接点a,c間がオン(接点閉鎖)状態にあるため通電
状態になっている。従って、この状態においては、タッ
プ刃先16は上昇状態にあり、一方ブラシ前後動用ピス
トンロッド28は後退状態で、パイプ揺動用ピストンロ
ッド82は前進状態にある。この状態から、例えば第1
近接スイッチ100がオンすなわち接点100aと接点
100bとが接続状態になると、リレースイッチ130
の電磁コイル132に通電されて励磁状態になり、リレ
ースイッチ130の接点a,b間および接点d,e間が
閉状態となる(なおリレースイッチ130の接点d,e
には何も接続されておらず、以後の動作には無関係であ
る)。これによって、さらにリレースイッチ140の電
磁コイル142が励磁状態になり、リレースイッチ14
0の接点a,c間が開状態、接点d,e間が閉状態とな
る。この結果、第1電磁弁180,第2電磁弁190は
いずれも非通電状態となり、タップ刃先16は上昇状態
を保持し、パイプ揺動用ピストンロッド82は原点位置
に戻るとともにブラシ前後動用ピストンロッド28が前
進を開始する。
【0030】この状態から、再び第1近接スイッチ10
0がオフ状態に戻った場合、リレースイッチ130の電
磁コイル132の励磁が解除されるため、リレースイッ
チ130の接点a,b間は開状態に戻る。しかしこのと
き、リレースイッチ140の電磁コイル142には、リ
レースイッチ130の接点aとbを通る回路のみでな
く、リレースイッチ140の接点dとeを通る回路によ
っても、コイルを励磁する電力が供給されている。この
ため、もはやリレースイッチ130の接点a,b間が遮
断されただけでは電磁コイル142は非励磁状態には戻
らず、従って、三つのスイッチ100,110,120
は最初の状態に戻ったにも関わらず、リレースイッチ1
40と第2電磁弁190は元の状態には復帰しないので
ある。このように、リレースイッチ130〜170の状
態ひいては電磁弁180,190のオン・オフは、単に
三つのスイッチ100,110,120のオン・オフの
組合せで変化するだけでなく、各スイッチをオン・オフ
する順番によっても変わる。これによって必要なシーケ
ンス制御を行わせることができるのである。
【0031】図4に示す電気回路は、第2近接スイッチ
200,第3リミットスイッチ210,リレースイッチ
250,260,270,第3電磁弁280およびそれ
らを接続する電源線から構成されている。第2近接スイ
ッチ200も第1近接スイッチ100と同様の近接スイ
ッチで、押出し用エアシリンダ78に取付けられてい
る。そして押出し用ピストンロッド76が押し切り位置
にあるときにオン状態、すなわち接点200aと接点2
00bが接続状態になる。次に、第3リミットスイッチ
210は接点210aと210bを有するリミットスイ
ッチであって、タップ加工ヘッド2内の主軸12の上下
動機構に取付けられている。そしてタップ刃先16が上
端にあるときのみオンになる。すなわち、タップ刃先1
6が上昇して所定の上端位置に達すると同時にオンにな
り、タップ刃先16が下降を開始すると同時にオフにな
る。
【0032】さらに第3電磁弁280では、エアチュー
ブ544a,544bのいずれに圧縮空気を供給するか
が切り換えられる。第3電磁弁280が非通電状態のと
きは、エアチューブ544bからチャック開閉用エアシ
リンダ44のエアバルブ44bに圧縮空気が供給されて
チャック36は開く(あるいは全開位置で停止する)。
一方、通電状態ではエアチューブ544aからエアバル
ブ44aに圧縮空気が供給されてチャック36は閉じる
(あるいは全閉位置で停止する)。このように、図4の
回路ではリミットスイッチ,リレースイッチ,電磁弁の
数が図3より少なくなっているが、動作に関する基本的
な考え方は同じである。
【0033】図5に示す電気回路の中の制御回路は、第
3近接スイッチ300,第4リミットスイッチ310,
リレースイッチ350,360,370,第4電磁弁3
80およびこれらを接続する電源線から構成されてい
る。さらにこの電気回路には、後述する電源回路および
そのタイマー回路が含まれているが、この電源回路がオ
ンとなった後の作動については、やはり図3と同様に考
えることができる。図5に示す第3近接スイッチ300
は、チャック開閉用エアシリンダ44に取付けられてい
る。そしてチャック36が金属パイプ40に対して緩め
ば、オンすなわち接点300aと接点300bが接続状
態になる。言い換えれば、チャック36が全閉状態すな
わち金属パイプ40を固定した状態のときに、第3近接
スイッチ300はオフになるのである。次に、第4リミ
ットスイッチ310は接点310aと310bを有する
リミットスイッチであって、タップ加工ヘッド2内の主
軸12の上下動機構に取付けられている。そしてタップ
刃先16が下降中のときオンになる。言い換えれば、タ
ップ刃先16が上端位置のときにオフになるのである。
さらに第4電磁弁380では、エアチューブ578a,
578bのいずれに圧縮空気を供給するかが切り換えら
れる。第4電磁弁380が非通電状態のときは、エアチ
ューブ578bから押出し用エアシリンダ78のエアバ
ルブ78bに圧縮空気が供給され、押出し用ピストンロ
ッド76は押出し方向に動く(あるいは押し切り位置を
保持する)。一方、通電状態ではエアチューブ578a
からエアバルブ78aに圧縮空気が供給され、押出し用
ピストンロッド76は戻り方向に動く(あるいは戻り位
置を保持する)。なお、エアバルブ78a,78bは、
押出し用ピストンロッド76が戻り方向に動く速度が、
押出し方向に動く速度より速くなるように調節されてい
る。
【0034】図5の電気回路にはさらに、図3〜図5に
示す各制御回路への24ボルトおよびコンプレッサー4
30への三相200ボルトの各電力の供給を制御する、
電源回路およびそのタイマー回路が含まれている。この
電源回路とタイマー回路は、100ボルトリレースイッ
チ400,第2タイマースイッチ410,三相リレース
イッチ420,コンプレッサー430,圧力スイッチ4
40,24ボルトトランス450,第1タイマースイッ
チ460,第1手動スイッチ470,第2手動スイッチ
480,電動モータ8およびこれらを結ぶ電源線で構成
されている。第1タイマースイッチ460の端子b,d
には電灯用コンセントの100ボルト電力が入力され、
また三相リレースイッチ420の端子a,c,eには三
相200ボルト電力が入力されている。圧力スイッチ4
40はコンプレッサー430の吐出圧力が予め設定され
た圧力を越えるとオンになるスイッチで、本実施例にお
いてはこの圧力は5kg/cm2 に設定されている。24ボ
ルトトランス450は各制御回路のプラス側およびマイ
ナス側接地線に電力を供給している。
【0035】さて、本実施例によって自動穴加工を自動
的に開始させるには、第1手動スイッチ470,第2手
動スイッチ480をいずれも接続状態にしておき、第1
タイマースイッチ460,第2タイマースイッチ410
を各々所定の時間にオンになるように設定する。第1タ
イマースイッチ460がオンになると、圧力スイッチ4
40および第2タイマースイッチ410へ100ボルト
電力が供給される。さらに第2タイマースイッチ410
がオンになると電磁コイル402が励磁され、100ボ
ルトリレースイッチ400の接点a−b間,d−e間が
接続される。このため電磁コイル422が励磁されて三
相リレースイッチ420が接続状態になり、三相200
ボルト電力がコンプレッサー430に供給されて運転が
開始される。そして吐出圧力が5kg/cm2 に達すると圧
力スイッチ440がオンになり、図3〜図5の各制御回
路に24ボルトの電力が供給されてシーケンス制御が始
まり、電動モータ8の運転も開始される。なお始動させ
るときは、前記第2タイマースイッチ410は最初から
接続状態でよいので、前述した設定の代わりに第2タイ
マースイッチ410のみを常時オンに設定してもよい。
【0036】また、自動穴加工を自動的に停止させる際
には、第2タイマースイッチ410が所定の時刻にオフ
になったあと、所定時間経過後に第1タイマースイッチ
460がオフになるように設定する。第2タイマースイ
ッチ410がオフになると電磁コイル402もオフ状態
になり、三相リレースイッチ420が遮断されてコンプ
レッサー430が停止するとともに、制御回路中の電磁
コイル362もオフになる。しかし、コンプレッサー4
30の吐出圧力が設定圧力以下になるまでは24ボルト
電力が供給されるので、シーケンス制御は続行され、後
で説明する図7のステップS1まで進んで停止する。す
なわち常にタップ刃先16が上端位置に戻った最も安全
な状態で停止し、中途半端な段階で停止することはな
い。なお、第1手動スイッチ470を開放することによ
り、この第2タイマースイッチ410による安全な状態
での停止を手動で行える。また、第2手動スイッチ48
0は電動モータ8の電源スイッチであり、本実施例で
は、市販のタップ加工機に最初から付属しているオン・
オフスイッチをそのまま使用している。
【0037】さて以上の構成を有する自動穴加工用アタ
ッチメントの作動について、図1〜図5および図7を参
照して説明する。図7は以上説明した図3〜図5の制御
回路の作動を、図1および図2に示す装置の各部の作動
と合わせて図示したものである。図7においてS1〜S
12は、シーケンス制御の各ステップを示す。なお横軸
は時間の経過を表すが、各ステップ間の時間間隔の比率
については必ずしも正確ではない。まずステップS1で
は第1電磁弁180はオフ状態で、タップ上下動用エア
シリンダ24のエアバルブ24bに圧縮空気が供給され
てタップ刃先16は上端位置にある。一方第2電磁弁1
90はオン状態で、パイプ揺動用エアシリンダ84のエ
アバルブ84aに圧縮空気が供給されてパイプ揺動用ピ
ストンロッド82が押し出され、揺動板74が前進して
いる。一方エアバルブ30aには圧縮空気が供給され
ず、ブラシ前後動用ピストンロッド28はブラシ前後動
用エアシリンダ30内のばね機構により引き戻されて、
ワイヤブラシ26は後退位置にある。また第3電磁弁2
80はオン状態で、チャック開閉用エアシリンダ44の
エアバルブ44aに圧縮空気が供給されてチャック36
は全閉位置にある。さらに第4電磁弁380はオン状態
で、押出し用エアシリンダ78のエアバルブ78aに圧
縮空気が供給されており、押出し用ピストンロッド76
は戻り位置にある。
【0038】さてステップS1において第3電磁弁28
0がオフになると、チャック開閉用エアシリンダ44の
エアバルブ44bに圧縮空気が注入されるため、チャッ
ク開閉用ピストン42はチャック36を開く方向に動
く。これによってチャック36が緩むため、続いて第1
リミットスイッチ110がオフになる。しかし図3の制
御回路においてはこれ以上の変化は起きない。同時に、
第3近接スイッチ300がオンになり、図5の制御回路
の作動により第4電磁弁380がオフになる。これによ
りエアバルブ78bに圧縮空気が供給されて、押出し用
ピストンロッド76は押出し方向に動き出す(ステップ
S2)。押出し用ピストンロッド76の先端が戻り位置
から約15mmの位置まで押し出されると、押出し用エ
アシリンダ78の外部に取付けられた第1近接スイッチ
100の取付位置に接近するため、第1近接スイッチ1
00はオン状態になる(ステップS3)。この結果、図
3の制御回路の作動により第2電磁弁190がオフにな
り、エアバルブ30aに圧縮空気が供給され、ブラシ前
後動用ピストンロッド28が押し出されてワイヤブラシ
26が前進する。一方、エアバルブ84aへの圧縮空気
の供給が停止するので、前述の如くパイプ揺動用ピスト
ンロッド82が引き戻され、揺動板74はフィーダ底板
74dに接する位置まで戻る。続いて押出し用ピストン
ロッド76の先端が前記位置を通り過ぎると、第1近接
スイッチ100が再びオフ状態になる(ステップS
4)。しかし、先に説明したように、この場合には図3
の回路において三つのスイッチ100,110,120
が最初の状態に戻っても、リレースイッチ140と第2
電磁弁190は元の状態には復帰せず、ステップS3の
状態が維持される。
【0039】さらに押出し用ピストンロッド76が前進
して押し切りの位置まで来ると、第2近接スイッチ20
0がオンになる(ステップS5)。これによって、図4
の回路の作動により第3電磁弁280に通電される結
果、エアバルブ44aに圧縮空気が供給されてチャック
36が閉方向に動き出す(ステップS6)。そしてチャ
ック36が金属パイプ40を固定した全閉状態になる
と、第1リミットスイッチ110がオンになる(ステッ
プS7)。これによって図3の回路の働きで第1電磁弁
180,第2電磁弁190がともにオンになり(ステッ
プS8)、エアバルブ24aに圧縮空気が供給されてタ
ップ刃先16が下降を開始するとともに、エアバルブ8
4aに圧縮空気が供給されパイプ揺動用ピストンロッド
82が押し出されて揺動板74が前進し、金属パイプ4
0c〜40cを揺り動かす。このとき、エアバルブ30
aへの圧縮空気の供給が停止するのでブラシ前後動用ピ
ストンロッド28は引き戻され、ワイヤブラシ26は後
退する。さらに、タップ刃先16が下降を開始したこと
によって、第3リミットスイッチ210がオフになると
ともに第4リミットスイッチ310がオンになる。これ
によって、図5の回路により第4電磁弁380に通電さ
れ、エアバルブ78aに圧縮空気が供給されて、押出し
用ピストンロッド76は戻り方向に動き出す(ステップ
S9)。このとき図4の回路の第3電磁弁280の状態
は変化しない。なお、エアバルブ78a,78bは戻り
方向の速度が速くなるように調節されているため、押出
し用ピストンロッド76の先端が戻り方向に動くときに
は第1近接スイッチ100はその通過を感知せず、図3
の回路は変化しない。
【0040】タップ刃先16が下降して金属パイプ40
と接触し、タップ加工を行って所定の位置(下端位置)
までくると、第2リミットスイッチ120がオンになる
(ステップS10)。これにより第1電磁弁180がオ
フになり、エアバルブ24bに圧縮空気が供給されてタ
ップ刃先16が上昇を開始する(ステップS11)。こ
の結果、第2リミットスイッチ120は再びオフになる
が、第1電磁弁180,第2電磁弁190の状態は変化
せず、ステップS10の状態を維持する。そしてタップ
刃先16が上昇して上端位置に達すると、第3リミット
スイッチ210がオンになり(ステップS12)、第3
電磁弁280が非通電状態になってエアバルブ44bに
圧縮空気が供給され、チャック36が開放を始める。す
なわちステップS1に戻ったことになる。以上の各ステ
ップを繰り返すことによって、シーケンス制御、すなわ
(1) アクチュエータを作動させて固定手段を非固定状態
にする、 (2) 押出し手段を作動させて押出し動作を行い、固定手
段内に位置していた最前端の棒状ワークを排出側出口か
ら押出し、次順位の棒状ワークを固定手段内の固定位置
に送る、 (3) アクチュエータを作動させて固定手段を固定状態に
する、手順 を繰り返し行うことができる。このようにし
て、既存のタップ盤1を用いて金属パイプ40のネジ立
て加工の自動化,量産化を行うことができ、加工コスト
の低減が実現できるのである。
【0041】実施例2 次に本発明を具現化した実施例2について、図3および
図8〜図11を参照して説明する。図8は本発明の棒状
ワークの供給・固定機を有する自動穴加工用アタッチメ
ントの実施例2を示す構成図である。この図8において
は、図1に示された実施例1の構成に加えて、押出しガ
イド底板58(供給路)とフィーダ72(押出し手段)
の間に位置決め手段としての戻り止め92が設けられ
ている。この戻り止め92は押出しガイド55内の最後
端位置に設けられており、具体的にはフィーダ高さ調節
孔68を利用してフィーダ高さ調節板66および押出し
ガイド55に対するフィーダ72の高さを調節し、押出
しガイド底板58の下端58aとフィーダの貫通孔72
nの下部とに段差をつけている。
【0042】そして本実施例のシーケンス制御は、図
3,図9および図10に示す制御回路によって行われ
る。図11は、図3,図9および図10に示す制御回路
の作動を、図8に示す装置の各部の作動と合わせて図示
したものである。図7と図11を比較して分かるよう
に、実施例1では第4電磁弁380によって押出し用ピ
ストンロッド76が押し切り位置にあるときに、第3電
磁弁280を作動させてチャック36を閉じる(ステッ
プS6)のに対し、本実施例では押出し用ピストンロッ
ド76がリターン位置に戻った後にチャック36による
固定を行っている(ステップS8)。
【0043】これにより、シーケンス制御、すなわち (1) 押出し手段を作動させて次順位の棒状ワークを押し
出す、 (2) 押出し手段を非押出し位置に後退させ、押出しガイ
ドの最後端の棒状ワークを最後端位置に位置決めさせ
、 (3) 次順位の棒状ワークが固定位置に位置決めされた後
にアクチュエータを作動させて固定手段を固定状態にす
る、 (4) 刃先前後進手段を作動させて刃先を一往復させる、 (5) アクチュエータを作動させて固定手段を非固定状態
にする、手順を行うことができる。
【0044】このように本実施例においては、押出し用
ピストンロッド76によって押出された未加工パイプ4
0bが自重によって戻り止め92まで戻って止まること
により、次に加工される未加工パイプ40aは戻り止め
92から未加工パイプ40bの所定の本数分だけ離れた
位置に正確に位置決めされる。また図8に示すように、
戻り止め92は、押出しガイド底板58の下端58aと
フィーダの貫通孔72nの下部との段差という極めて簡
単な構造である。従って、押出し用ピストンロッド76
の押出しストロークはかなりの誤差が許容され、装置の
製作および調整が極めて容易になり、さらに加工コスト
を低減できる。
【0045】実施例3 次に本発明を具現化した実施例3について、図1〜図2
および図4〜図6を参照して説明する。本実施例の基本
的な構成は実施例1と同様であり、図1〜図2で示され
る。ただし本実施例においては、図1に示された実施例
1の構成に加えて、タップ盤1の本体およびチャック3
6に電気的に接続されたタイマーリレースイッチ500
が設けられ、制御ユニット90が図3〜図5の制御回路
の代わりに図4〜図6の制御回路で構成されている。従
って、タップ刃先16の先端が金属パイプ40に接触す
ると、チャック36から金属パイプ40,タップ刃先1
6,主軸12等を通じてタップ盤1の本体に電流が流れ
る。これにより、設定時間の経過後に図6のタイマース
イッチ500の接点500d,500e間が接続され、
リレースイッチ170の電磁コイル172が励磁され
る。すなわち、タイマースイッチ500が第2リミット
スイッチと並列になっているため、図3において第2リ
ミットスイッチがオンになるのと同様の作用をする。
【0046】従って、本実施例のシーケンス制御につい
ては、図7において第2リミットスイッチ120の代わ
りにタイマースイッチ500が入ったものとして考えれ
ば良いことになる。つまりステップS10では、第2リ
ミットスイッチ120がオンになる代わりに、タップ刃
先16と金属パイプ40の接触時から所定時間を経過し
た後にタイマースイッチ500がオンになることによっ
て、先に実施例1のステップS10で説明した図3の電
気回路と同様に図6の電気回路が働いて、第1電磁弁1
80がオフ状態に切換えられる。この結果、タップ上下
動用エアシリンダ24のエアバルブ24bに圧縮空気が
供給され、タップ刃先16は上昇を開始する。
【0047】このように、タイマーリレースイッチ50
0を含む図6の制御回路と、図4および図5の制御回路
は、タップ刃16が未加工パイプ40に接触してから所
定時間を経過するまでタップ刃16を前進させ、次いで
タップ刃16を後退させる制御手順を付加したシーケン
ス制御手段を構成している。これによって、タップ刃1
6は未加工パイプ40に接触してから所定の時間だけ穴
加工を行った後上昇するので、穴加工機による加工深さ
は極めて精度良く、しかも容易に再現される。この結
果、金属パイプ40の長さのばらつき,パイプ穴周囲の
バリ等に起因する未加工パイプ40の位置決め誤差や、
刃先前後進手段および押出し手段のストローク誤差等に
影響されず、加工深さの再現性に優れた穴加工が可能に
なる。従って本実施例は、パイプ穴端面の面取り加工等
の微小な深さの加工を行う際に特に有効である。ここ
で、本実施例のようなタップ加工機1を用いてもタップ
刃先16をドリル刃先に変えることにより面取り加工等
も行えるが、タップ加工機1は先に述べたようにクラッ
チを用いた主軸12の自動逆転機構を有し、このクラッ
チ部分のガタにより面取り等の加工深さの誤差を生じる
ことがある。そこで、タップ加工機1をドリル加工に用
いる場合は主軸12を反転させる必要がないので、前記
自動逆転機構のクラッチ部分をロックすることにより、
このガタをなくして前記加工誤差の発生を防止すること
ができる。
【0048】実施例4 本実施例では、このタイマーリレースイッチ500を含
む図6の制御回路を実施例2の機械的構成に適用してお
り、図6の制御回路と、図9および図10の制御回路に
よってシーケンス制御が行われる。そして本実施例で
は、図6,図9および図10の制御回路が、前記制御手
順を付加したシーケンス制御手段を構成している。これ
によって、実施例2および実施例3を合わせた効果が得
られる。すなわち、本自動穴加工用アタッチメントの製
作並びに取付が容易になるとともに、加工深さの再現性
に優れた穴加工が可能になる。
【0049】実施例5 次に、図12は本発明を具現化した実施例5を示したも
ので、押出しガイド55の下部にエアチューブ284を
接続するエア注入口94を設けている。エア注入口94
は押出しガイド60のフィーダ高さ調節板66に近い端
を湾曲させて作られ、エア注入口94とフィーダ高さ調
節板66の間にはエアチューブ孔96が設けられてい
る。このエアチューブ孔96からエア注入口94中にエ
アーチューブ284の先端が挿入されている。その他の
構成は実施例1と同様である。これによって、図7ある
いは図11のステップS1において、チャック36が開
放されたときエアバルブ44aから排出される余剰圧縮
空気が、エアチューブ544aから第3電磁弁280を
通してエアチューブ284から注入され、押出しガイド
55内および金属パイプ40,40a,40b中に溜ま
った切粉を除去することができる。従って、加工済みの
金属パイプ40に付着した切粉が清掃されるとともに、
切粉によるガイド部59等の目詰まりを防止できる。
【0050】以上の実施例では、タップ刃先16にオイ
ルを塗布するとともにタップ刃先16に付着した切粉を
掻き落とすためにワイヤブラシ26を用いている。バイ
ト型(切削加工型)のタップ等では切粉が生じるため必
要であるが、転造型(塑性加工型)のタップ等では切粉
が生じないため必ずしも設けなくても良い。また通常は
ワイヤブラシ26に一度オイルを塗布しておけば、タッ
プの種類に関わらず、数百回程度の穴加工の間はオイル
追加の必要がないので、オイル滴下器33を設けず、必
要に応じて作業者がオイルを塗布してもよい。
【0051】また以上の実施例では、制御ユニット90
の電気回路を構成するリレースイッチとして、通常の電
磁コイルと二接点切換スイッチからなる機械的なリレー
を用いているが、これに代えて半導体からなる無接点リ
レーを用いることもできる。また制御ユニット90の電
気回路としては、以上の実施例に示した回路構成以外に
も種々の構成が可能であることは言うまでもない。さら
に、各エアシリンダー24,30,44,78に多段速
度型のものを使用して、必要な区間(例えばタップ上下
動用シリンダ24においてはタップ刃先16が金属パイ
プ40の上端に接近してから加工が終了するまでの間)
のみ低速移動させ、他は高速で移動させれば、より加工
時間を短縮することができる。
【0052】さらに本実施例の波及的な効果として、フ
ィーダ部分,押出しガイド部分を透明アクリル板で構成
しているため、未加工パイプの残量が把握しやすく、押
出しガイド部での材料詰まり等のトラブルを早期発見で
きるといった長所がある。なお、未加工パイプ40c〜
40cの供給方法としては、本実施例のフィーダ72に
限らず、未加工パイプ40c〜40cを押出し用ピスト
ンロッド76の前方に順次供給できる方法であれば、ど
のような方法を用いてもよい。
【0053】
【発明の効果】発明によれば、棒状ワークの供給と排
出とにおいて、固定手段が棒状ワークを適切にガイドす
る。そのため、棒状ワークは固定位置でその外周を締付
固定され、しかも固定手段のガイド機能によって棒状ワ
ークの供給と排出とを同時に行うことができる。また、
位置決め手段は戻り止めとともに固定位置の棒状ワーク
を正確に位置決めするので、正確な処理を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棒状ワークの供給・固定機を有する
動穴加工用アタッチメントの実施例1を示す部分縦断面
図である。
【図2】実施例1を示す側面図である。
【図3】実施例1および実施例2のリレー回路の一部を
示す配線図である。
【図4】実施例1および実施例3のリレー回路の一部を
示す配線図である。
【図5】実施例1および実施例3のリレー回路の一部を
示す配線図である。
【図6】実施例3および実施例4のリレー回路の一部を
示す配線図である。
【図7】実施例1における各スイッチのオン・オフとそ
れに伴う各部の作動を示す説明図である。
【図8】自動穴加工用アタッチメントの実施例2を示す
部分縦断面図である。
【図9】実施例2および実施例4のリレー回路の一部を
示す配線図である。
【図10】実施例2および実施例4のリレー回路の一部
を示す配線図である。
【図11】実施例2における各スイッチのオン・オフと
それに伴う各部の作動を示す説明図である。
【図12】実施例5のエアー注入口付近を示す部分縦断
面図である。
【符号の説明】
16 刃先 2 刃先回転手段 2,18,20,22,24,25 刃先前後進手段 1 穴加工機 40 棒状ワーク 36 固定手段 40a 次の棒状ワーク 55 押出しガイド 72,76,78 押出し手段 48,50,62,64,66,70,80 取付手段 38,41,42,44 アクチュエータ 90 シーケンス制御手段 92 戻り止め

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非固定状態では棒状ワークがその長手方
    向に沿って挿入側入口から排出側出口まで通過可能にガ
    イドし、固定状態ではその挿入側入口と排出側出口との
    間でその棒状ワークの外周を締付固定する固定手段と、 その固定手段を固定状態と非固定状態との間で切り換え
    るアクチュエータと、 前記固定手段の挿入側入口に垂直方向で連通し、複数の
    棒状ワークが互いの端部を当接した状態で長手方向に沿
    って一列に案内する供給路と、その複数の棒状ワークが
    自重によって戻って止まり、前記固定手段で固定される
    棒状ワークを位置決めする位置決め手段とを備えている
    押出しガイドと、 前記固定手段が非固定状態の間に、前記押出しガイド内
    の最後端の棒状ワークに対して一つの棒状ワークを水平
    方向に押出す押出し手段と、 を有しており、前記押出し手段の押出し動作によって前
    記押出しガイド内を棒状ワークが前進し、前記固定手段
    内に位置していた最前端の棒状ワークが排出側出口から
    押出され、次順位の棒状ワークが前記固定手段内の固定
    位置に送られることを特徴とする棒状ワークの供給・固
    定機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の棒状ワークの供給・固
    定機において、 その押出しガイドの位置決め手段は、前記押出し手段と
    前記供給路との段差であることを特徴とする棒状ワーク
    の供給・固定機。
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