JP2756148B2 - コークス炉作業機械の定位置検出装置 - Google Patents
コークス炉作業機械の定位置検出装置Info
- Publication number
- JP2756148B2 JP2756148B2 JP17603589A JP17603589A JP2756148B2 JP 2756148 B2 JP2756148 B2 JP 2756148B2 JP 17603589 A JP17603589 A JP 17603589A JP 17603589 A JP17603589 A JP 17603589A JP 2756148 B2 JP2756148 B2 JP 2756148B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coke oven
- light source
- fixed position
- working machine
- secondary coil
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Coke Industry (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はコークス炉作業機械の定位置検出装置に関す
るものである。
るものである。
「従来の技術」 従来、コークス炉側の定位置に白黒、明暗などのコン
トラストによるターゲットを設け、コークス炉と直角方
向に移動するコークス炉作業機械（押出機、ガイド車、
装炭車等）側に設けた投光器及び画像検出器によって上
記コントラストを検出し上記作業機械の定位置を検出又
は計測するものであった（特公昭55−44118号）。しか
し上記検出器ではターゲットが汚損すると白黒又は明暗
の判別がつかないし、周囲の照度が変ると（昼夜）と、
判別が困難となる。そこで定位置に光源を設けると良い
が、点灯用の電源をコークス炉側に設ける必要がある
し、100〜数100個の高温の窯（定位置）に耐熱配線を施
工することはきわめて困難である。
トラストによるターゲットを設け、コークス炉と直角方
向に移動するコークス炉作業機械（押出機、ガイド車、
装炭車等）側に設けた投光器及び画像検出器によって上
記コントラストを検出し上記作業機械の定位置を検出又
は計測するものであった（特公昭55−44118号）。しか
し上記検出器ではターゲットが汚損すると白黒又は明暗
の判別がつかないし、周囲の照度が変ると（昼夜）と、
判別が困難となる。そこで定位置に光源を設けると良い
が、点灯用の電源をコークス炉側に設ける必要がある
し、100〜数100個の高温の窯（定位置）に耐熱配線を施
工することはきわめて困難である。
「発明が解決しようとする課題」 本発明はコークス炉側に電源及び耐熱配線を要せず、
多数の窯毎の定位置に設けた光源に作業機械近接に際し
自動的に点灯し、その画像を電気信号に変換して作業機
械と位置と上記定位置との相対関係を検出又は計測する
ことを目的とする。
多数の窯毎の定位置に設けた光源に作業機械近接に際し
自動的に点灯し、その画像を電気信号に変換して作業機
械と位置と上記定位置との相対関係を検出又は計測する
ことを目的とする。
又定位置の窯番号を確認することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するため本発明は コークス炉側の定位置に光源及び該光源点灯用２次コ
イルを設け、コークス炉作業機械側に該光源に対応する
位置に光電素子をもった画像検出器及び２次コイルに対
応する位置に１次コイルを設け、かつ１次コイルの励磁
電源を設けてなるコークス炉作業機械の定位置検出装置
を特定発明とし 光源と２次コイルとの間に窯番データ記憶メモリー及
び光源変調器を設け、画像検出器の出力に復調器を設け
た上記特定発明記載のコークス炉作業機械の定位置検出
装置 によって構成される。
イルを設け、コークス炉作業機械側に該光源に対応する
位置に光電素子をもった画像検出器及び２次コイルに対
応する位置に１次コイルを設け、かつ１次コイルの励磁
電源を設けてなるコークス炉作業機械の定位置検出装置
を特定発明とし 光源と２次コイルとの間に窯番データ記憶メモリー及
び光源変調器を設け、画像検出器の出力に復調器を設け
た上記特定発明記載のコークス炉作業機械の定位置検出
装置 によって構成される。
「作用」 従ってコークス炉作業機械４のコークス炉１と直角方
向に軌条12、12に沿って走行させ、かつ該作業機械４側
の上記１次コイル７を励磁させる。そして該機械４が定
位置に近接する２次コイル３に上記１次コイル７による
誘導起電力が発生し、該起電力によって光源２は点灯す
る。点灯すると作業機械４側では画像検出器６が光源２
の映像を感知しこれを電気信号に変換し、その信号によ
って作業機械４の現在位置と停止位置との相対関係を検
出又は計測することができる。
向に軌条12、12に沿って走行させ、かつ該作業機械４側
の上記１次コイル７を励磁させる。そして該機械４が定
位置に近接する２次コイル３に上記１次コイル７による
誘導起電力が発生し、該起電力によって光源２は点灯す
る。点灯すると作業機械４側では画像検出器６が光源２
の映像を感知しこれを電気信号に変換し、その信号によ
って作業機械４の現在位置と停止位置との相対関係を検
出又は計測することができる。
又光線２′は窯番データ記憶メモリー９によって窯
１′毎に変調され、変調された光線２′は画像検出器６
の出力において電気信号に変換され、さらに復調器11に
よって上記窯番データを出力することができるため、上
記定位置の固有の窯番データを確認するものである。
１′毎に変調され、変調された光線２′は画像検出器６
の出力において電気信号に変換され、さらに復調器11に
よって上記窯番データを出力することができるため、上
記定位置の固有の窯番データを確認するものである。
「実施例」 コークス炉１の定位置に光源２（電灯又はLED発光ダ
イオード）及び２次コイル３を配設する。この光源２と
２次コイル３とは配線13で接続して点灯回路が形成され
る。プラットホーム上には軌条12、12が敷設せられ、軌
条12、12上を走行するコークス炉作業機械４が設けられ
る。この作業機械４はコークス押出機、コークガイド車
又はコークス炉上の装炭車などである。この作業機械４
側には上記光源２に対応する位置に光電変換素子５をも
った画像検出器６を設け、２次コイル３に対応する位置
に１次コイル７を設け、この１次コイル７を励磁するた
めの電源８が該作業機械４に設けられる。又第２図に示
すように上記配線13に窯番データの記憶メモリー９及び
光源変調器10を接続し、上記画像検出器６の出力には位
置計測コントローラ14及び復調器11を設け、上記窯番デ
ータで変調された光源２より発する光源２′は画像検出
器６で光電変換され、上記コントローラ14で位置検出、
計測を行うと同時に復調器11で窯番データを出力するこ
とができる。上記変調器10は各窯１′毎に個有の窯番デ
ータ（例えば窯番号）を記憶している。従って位置計測
と併せて窯番号の確認が可能である。
イオード）及び２次コイル３を配設する。この光源２と
２次コイル３とは配線13で接続して点灯回路が形成され
る。プラットホーム上には軌条12、12が敷設せられ、軌
条12、12上を走行するコークス炉作業機械４が設けられ
る。この作業機械４はコークス押出機、コークガイド車
又はコークス炉上の装炭車などである。この作業機械４
側には上記光源２に対応する位置に光電変換素子５をも
った画像検出器６を設け、２次コイル３に対応する位置
に１次コイル７を設け、この１次コイル７を励磁するた
めの電源８が該作業機械４に設けられる。又第２図に示
すように上記配線13に窯番データの記憶メモリー９及び
光源変調器10を接続し、上記画像検出器６の出力には位
置計測コントローラ14及び復調器11を設け、上記窯番デ
ータで変調された光源２より発する光源２′は画像検出
器６で光電変換され、上記コントローラ14で位置検出、
計測を行うと同時に復調器11で窯番データを出力するこ
とができる。上記変調器10は各窯１′毎に個有の窯番デ
ータ（例えば窯番号）を記憶している。従って位置計測
と併せて窯番号の確認が可能である。
「発明の効果」 本発明は上述のように構成したのでコークス炉作業機
械４が定位置に近接すると自動的に光源２が点灯し、光
線２′を電気信号に変換し得て従来の白黒ターゲット方
式にくらべると、汚損に対して格段に強い（汚損の影響
をうけがたい）、又光源自身が発光するので白黒ターゲ
ット式のような投光器を必要とせず昼夜に関係なく認識
が容易であって定位置の検出及び測定を確実に行い得る
ばかりでなく光源２の点灯用電源及び多数の耐熱電線を
設ける必要がなく設備を簡略化することができる。
械４が定位置に近接すると自動的に光源２が点灯し、光
線２′を電気信号に変換し得て従来の白黒ターゲット方
式にくらべると、汚損に対して格段に強い（汚損の影響
をうけがたい）、又光源自身が発光するので白黒ターゲ
ット式のような投光器を必要とせず昼夜に関係なく認識
が容易であって定位置の検出及び測定を確実に行い得る
ばかりでなく光源２の点灯用電源及び多数の耐熱電線を
設ける必要がなく設備を簡略化することができる。
又第２の発明によると多数の窯番個有のデータを認識
し得るため誤動作に基くコークス炉作業事故を防止する
ことができるばかりでなく作業位置（絶対窯番）が認識
できるので、コースス炉作業機械の自動化、無人化に貢
献し得るものである。
し得るため誤動作に基くコークス炉作業事故を防止する
ことができるばかりでなく作業位置（絶対窯番）が認識
できるので、コースス炉作業機械の自動化、無人化に貢
献し得るものである。
第１図は本発明のコークス炉作業機械の定位置検出装置
を示すブロック図、第２図は窯番データ確認装置を備え
た上記検出装置のブロック図、第３図は上記検出装置を
備えたコークス炉の平面図である。 １……コークス炉、２……光源、３……光源点灯用２次
コイル、４……コークス炉作業機械、５……光電変換素
子、６……画像検出器、７……１次コイル、８……励磁
電源、９……窯番データ記憶メモリー、10……光源変調
器、11……復調器。
を示すブロック図、第２図は窯番データ確認装置を備え
た上記検出装置のブロック図、第３図は上記検出装置を
備えたコークス炉の平面図である。 １……コークス炉、２……光源、３……光源点灯用２次
コイル、４……コークス炉作業機械、５……光電変換素
子、６……画像検出器、７……１次コイル、８……励磁
電源、９……窯番データ記憶メモリー、10……光源変調
器、11……復調器。
Claims (2)
- 【請求項１】コークス炉側の定位置に光源及び該光源点
灯用２次コイルを設け、コークス炉作業機械側に該光源
に対応する位置に光電素子をもった画像検出器及び２次
コイルに対応する位置に１次コイルを設け、かつ１次コ
イルの励磁電源を設けてなるコークス炉作業機械の定位
置検出装置。 - 【請求項２】光源と２次コイルとの間に窯番データ記憶
メモリー及び光源変調器を設け、画像検出器の出力に復
調器を設けた請求項（１）記載のコークス炉作業機械の
定位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17603589A JP2756148B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | コークス炉作業機械の定位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17603589A JP2756148B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | コークス炉作業機械の定位置検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0341189A JPH0341189A (ja) | 1991-02-21 |
| JP2756148B2 true JP2756148B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=16006586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17603589A Expired - Lifetime JP2756148B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | コークス炉作業機械の定位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2756148B2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP17603589A patent/JP2756148B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0341189A (ja) | 1991-02-21 |
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