JP2755313B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像処理装置、特に入力したデジタル画像デ
ータの階調数より少ない階調数の画像データに変換する
画像処理装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、例えばカラーイメージスキヤナ等の画像入力装
置から入力した多値画像情報を1画素につき1色で印刷
するプリンタ側に出力する場合、一般的に各色独立に組
織的デイザ法、濃度パターン法等の処理がとられてい
た。
しかしながら、デイザ法においては、解像度と階調性
が背反条件となり、高い階調性を得ようとすれば、より
大きなデイザマトリツクスを組まなければならないとい
う問題がある。また濃度パターン法においては原情報の
1画素を複数の画素に振り分ける為、解像度の低下を生
じてしまう。
ところで、近年になつてきて誤差拡散法が注目される
ようになつてきた。この手法によれば、解像度、階調性
の両方とも満足する画像が得られるというメリツトがあ
る。しかしながら、ある一定の濃度領域で鎖状の不快な
テクスチヤが表われたり、また低濃度領域においてドッ
トがつながる等、画像品位を著しく劣化させているとい
う問題点があつた。また、カラー画像の2値化におい
て、各色独立に2値化していく為に単色の2値化では発
生しなかつた部分に不快なテクスチヤが表われたりする
という問題点があつた。
本発明はかかる問題点に鑑み成されたものであり、入
力したデジタルカラー画像データを、より階調数の少な
い出力カラー画像データに量子化させる際、各色成分の
影響を加味して量子化することで良好な出力カラー画像
データを生成することを可能ならしめる画像処理装置を
提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この課題を解決する本発明の画像処理装置は、例えば
以下に示す構成を備える。すなわち、 入力デジタル画像データの各色成分データを色成分毎
に処理し、当該処理した色成分毎の画像データを合成し
て出力画像データを形成させるための画像処理装置であ
って、 出力画像データの元になる各色成分のデジタルデータ
を入力する入力手段と、 該入力手段で入力した色成分のデジタルデータの階調
数を、当該階調数よりも小さい階調数のデジタルデータ
に量子化する量子化手段とを備え、 前記量子化手段は、注目画素位置における注目色成分
の入力データを量子化する際、少なくとも注目画素位置
近傍の注目色成分に対する他の色成分の量子化済みデー
タを参照し、特異なテクスチャパターンの発生を抑制す
るように量子化することを特徴とする。
[実施例] 以下、添付図面に従つて本発明に係る実施例を詳細に
説明する。
〈第1の実施例の説明〉 第1図に本実施例の画像処理装置の2値化処理に係る
主要構成を示す。
尚、この画像処理装置はあらゆる画像処理手段の中間
調表現制御機能部分のみを示したものであつて、ホスト
コンピユータ部(ハード、もしくはソフトとして)、プ
リンタ等の出力機器内部、イメージスキヤナなどの入力
機器内部に組み込むことも可能である。本実施例では、
カラーイメージスキヤナを想定して説明する。
本第1の実施例のイメージスキヤナはG(グリー
ン),B(ブルー),R(レツド)の順で原稿の読み込みが
可能であり、G,B,Rそれぞれ線順次で画像を読み込みな
がら2値化を施して出力するものとする。
まず、多値画像信号Ixyを入力する。通常の誤差拡散
法と同様に、注目画素は入力補正手段102において、周
辺隣接画素の誤差分の総和を加算して入力補正を行な
う。入力補正した信号I′xyは2値化手段103に取り込
まれ、閾値Txyと比較することで2値化信号Pxyを出力す
る。差分演算手段104は、この2値化信号Pxyと補正済み
信号I′xyを受けて、それらの差分Exyを取り、誤差配
分演算手段105に出力する。誤差配分演算手段105はこの
差分Exyを受け、誤差メモリ106中の拡散マトリクス内の
A〜Lで示された各画素位置に、各々に対して予め割り
当てられた重み係数に従つて拡散・累積させる。そし
て、次の注目画素の処理時には、誤差メモリ106の画素
Aに累積された誤差値を入力補正手段102へと送られ
る。
前述した処理が誤差拡散法の主要な処理内容である。
本第1の実施例では閾値Txyの決定方法に特徴があ
る。
すなわち、線順次入力される画素データに対する閾値
Txyを、既に2値化した数ライン分の3色(G,B,R)デー
タからウインドウを作製して、それを基に変更していく
ものである。
図中130a〜130cは2値化した数ライン分(実施例では
4ライン分)の情報を格納しているRAM(FIFO)を示
し、それぞれG,B,Rの2値データが保存されている。こ
れらのRAMにデータを格納するときには、セレクタ134に
よつて夫々の格納先を切り換える。
前記G,B,Rの注目画素近傍の数ライン分の2値化保存
データの同一座標を取り出し、OR処理を施し、ウインド
ウ131を作製する(*印は注目画素)。
ところで、一般的に誤差拡散法による2値化では、ハ
イライト部でのドットのつながり、及び高濃度部での白
抜けのつながりは斜め方向に発生することが多く、中低
濃度部での鎖状の不快なテクスチヤも斜め方向にドット
が並ぶことによつて規則的なパターンを作り出してい
る。
そこで、ウインドウ131では前述した様に、斜め方向
のドットのつながり、すなわちテクスチヤが発生してい
るか否かを判断する。
すなわち本実施例では、G,B,Rそれぞれが2値化にお
いて不快なテクスチヤを形成していないとしても、3色
のパターンの合成により、視覚的にテクスチヤが発生す
ることにする対策となる。
エッジ部検出手段111により、ウインドウ内の斜め線
の発生が文字等のエッジ部によるものなのか、2値化処
理によつて発生したテクスチヤなのかを判断する。イメ
ージスキヤナにおいて、エッジ部検出は2値化の走査と
同時に行なつても良いし、又、プレスキヤンにおいて予
め行なつても良い。尚、このエツジ検出手段111は公知
の技術を採用するものとする。例えば、注目画素近傍の
近傍画素群のIxyを調べ、濃度変化が急峻であるときに
エツジ部と判断する。
第2図にドットのつながりの一例を示す。201,202,20
3はそれぞれ既に2値化したGデータ,Bデータ,Rデータ
のウインドウを示し、今、線順次によりGのデータの走
査、2値化を行なつているものとする(*印は注目画
素)。Bデータ,Rデータの注目画素と同列のデータは2
値化未処理の為、“−”印で示してある。
すなわちウインドウ201,202,203のそれぞれでは均一
に中間調が表現されていても(不快なテクスチヤが発生
していなくても)、それぞれのパターンによる合成ウイ
ンドウ204に示す様な、“0"の斜め方向のつながり(例
えばCRT上であるとG=0,B=0,R=0より黒抜け)が生
じてしまい、視覚的には非常に目立つテクスチヤとなつ
て表われる。
そこで第1図に示したパターン認識手段132が、文字
等のエッジ部ではない中間調の部分に各色の2値化の合
成による不本意なテクスチヤが発生していると認識した
場合、閾値決定手段133により注目画素の2値化閾値を
変更して、ドットのつながりを断つ(断ち易い)様にす
る。
例えば第2図においては注目画素の閾値を上げて注目
画素を“0"にさせる(或いは、なりやすい)様な閾値Tx
yを発生し、多くの誤差分を隣接画素に拡散させて“0"
の斜め方向のつながりを消す様にする。
この様なウインドウパターンに応じての閾値変化は予
めROM内に格納しているLUT(ルツクアツプテーブル)に
よるパターンマツチングを用いると容易である。
前述した様に決定した閾値Txyにより2値化した2値
信号Pxyは出力すると同時にセレクタ134を介してRAM130
a〜130c内に格納されて、後の画素の2値化に用いられ
る。
〈第2の実施例の説明〉 第3図に第2の実施例における2値化処理に係る主要
構成を示す。第1図と同一の処理を行う箇所には同一符
号を付してある。但し、本第2の実施例ではカラープリ
ンタに出力することを想定して述べる。すなわち、R,G,
BデータからY(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン)データに変換し、そして墨生成してK(ブラツク)
を加え、YMCK多値データを2値化する場合である。
前述した実施例と同様、300a〜300dは既に2値化した
数ライン分の情報を格納しているRAMを示し、それぞれ
Y,M,C,Kの2値データが保存されている。
前述した4種の保存データから注目画素近傍の同一座
標の2値データを取り出し、色選択加算手段301に送ら
れる。
色選択加算手段301は各プリンタの色の出力特性によ
り、テクスチヤが発生した時の目立ちやすさの係数を乗
じる為の手段である。すなわち、どのプリンタにしても
一般的に“Y"は目立ちづらいため、テクスチヤが発生し
ても視覚上にさほど影響が無い。しかし、“K"がテクス
チヤを発生した場合には、視覚的に非常に不快感を覚え
る。そこでプリンタのインク特性等を考えて、予め出力
機器に前記係数をセツトしておく。例として、YMCKの係
数をそれぞれKY,KM,KC,KKとすると KY=1,KM=3,KC=2,KK=3 とする。すなわち色選択加算手段により、上記の様に色
ごとに重み付けを施し、第1の実施例の如く、単純なOR
処理ではなく、0〜3の4値情報としてウインドウ131
を作製する。
詳細を第4図を例にして説明する。400,401,402,403
はそれぞれYMCKのウインドウを示している。これを前述
した重み付けの係数を乗じた値をウインドウ合成手段40
4に送る。この係数を乗じる手段と、ウインドウ合成手
段が第3図で示す色選択加算手段301に含まれている。
ウインドウ合成手段では与えられた4色のデータより
ウインドウを作製するわけであるが、同一座標の4色デ
ータの内、最も大きい値をその座標の値とする。この様
にして作製した合成ウインドウ405により第1の実施例
と同様ROM内のLUT(ルツクアツプテーブル)によつパタ
ーンマツチングとして閾値Txyを決定する。
〈第3の実施例の説明〉 第5図に第3の実施例における2値化処理に係る主要
構成を示す。第1図と同一の処理を行う箇所には同一符
号を付してある。但し、本第3の実施例ではイメージス
キヤナを想定して述べる。
本第3の実施例におけるイメージスキヤナはG(グリ
ーン),B(ブルー),R(レツド)の順で原稿の読み込む
ものであり、G,B,Rそれぞれ面順次で画像を読み込みな
がら2値化を施して出力するものとする。
今、RAM101には、2値化手段からの出力であるPxyの
うち、“G"成分の1画面分の2値化データが既に格納さ
れており、今現在においては“B"成分の多値信号Ixyの
2値化処理を行つているものとして説明する。
先の第1,第2の実施例と同様、入力した“B"成分の多
値画素信号Ixyは入力補正手段102で既に2値化された画
素群から発生した誤差の累積値と加算され、2値化手段
103で2値化信号Pxyとして2値化される。
ここで、2値化されたB成分の2値化データPxyはRAM
107に記憶・格納される。
本第3の実施例においては、既に2値化が終了してい
る“G"成分データのRAM101のデータに基づいて2値化処
理を施している最中のBデータの配列を変更していくも
のである。
先に説明したように、ハイライト部でのドツトのつな
がり、及び高濃度部での白部けのつながりは斜め方向に
発生することが多く、中低濃度部での不快なテクスチヤ
も斜め方向にドツトが並ぶ。
本第3の実施例では現在2値化された“B"成分データ
及びそれと同一位置の“G"成分の2値化データをウイン
ドウ108として展開し、ウインドウ配列変換手段109に送
る。
ウインドウ配列変換手段109の処理内容を第6図を例
にして説明する。
ウインドウ601内のデータはRAM101に記憶されていた
“G"成分データに対する2値化データ、ウインドウ602
のそれはRAM107に格納された“B"成分データの2値化デ
ータである。尚、ここでは“G"成分データのウインドウ
601でテクスチヤが認識されたとする。この場合、実施
例では“B"成分の2値化データの配列を変えることによ
つて、“G"成分データのテクスチヤを視覚的に見えずら
くする(不快度の軽減)。すなわち、BデータをGデー
タウインドウ内の斜め線の周辺に配置させる様に変更さ
せ(配列変更手段603)、G,B両データを加算させると加
算データウインドウ604に示すようになる(第5図のウ
インドウ110)。配列変換後のBデータは再びRAM107に
戻され、記憶格納される。
さて、本第3の実施例で注意しなければならないの
は、配列を変更しようとしているBデータが、はたして
本当に変更してしまつて良いのかということである。す
なわち、中間調画像領域中であれば、微小ウインドウ内
で所定色成分のドツト配置を変更しても濃度が保存され
るから平気ではあるが、文字・線画等の2値化画像領域
のエツジ部であると劣化してしまうからである。そこ
で、本実施例では、第5図に示す様にエツジ検出手段11
1を設け、これよりエツジである旨の信号を受けたとき
のみ上述した変更処理を行うようにした。こうして、4
ライン分ずつ入力する毎にそのドツト配置位置を変更処
理(必要なとき)を行つていくが、変更されるされない
にかかわらずその2値化データは出力対象の2値化デー
タP′xyとして出力されると共に、RAM101に格納し次の
“R"成分の2値化処理に備える。
尚、以上の操作は予めROM内に格納しているLUT(ルツ
クアツプテーブル)によるパターンマツチングを用いる
と容易である。
このウインドウ処理は、特に注目画素を必要とせず、
誤差拡散法とは全く独立であるため、誤差拡散法による
2値化のすぐ後からウインドウの操作を行つても良い
し、既に1ページ分の2値化処理したBデータに対して
ウインドウの操作を行つても良い。
また、本第3の実施例ではG,B両データの入力はイメ
ージスキヤナの面順次のときと想定して説明したが、線
順次方式においてもそれぞれが数ライン分のメモリを保
持していれば、1ページ分のメモリを持たなくとも同様
に処理ができる。また、G,Bの2種類のデータについて
説明したが、G,B,Rの3種類のデータに対してテクスチ
ヤの目立たない様に相互補正(配列変え)したり、ま
た、プリンタ等においてのY.M,C,Kの4種類においても
同様に処理ができる。
〈第4の実施例の説明〉 第7図に第4の実施例における2値化処理に係る主要
構成を示す。第1図と同一の処理を行う箇所には同一符
号を付してある。
先の第3の実施例では、RAM101には2値化した後の色
データ(Gデータ)1ページ分を記憶していたが、本第
4の実施例ではこの記憶容量を減らすため、及び処理の
高速化のため、その格納されるデータを吟味する。
2値化手段は入力した補正済み画素データと与えられ
た閾値とを比較することで2値化信号Pxyを出力すると
同時にウインドウ108をかける。ウインドウ108内に斜め
方向のテクスチヤが発生していると認識されると(パタ
ーン認識手段120)、パターン番号(パターン種)及び
ウインドウの座標データをRAM101に格納する。すなわ
ち、2値信号を全てそのまま保存・格納するのではなく
テクスチヤの現れた部分,及びテクスチヤのパターン種
のみを保存格納して、2色目データ(Bデータ)の2値
化の際にその座標部の時のみに配列変換の処理を施す構
成を取る。ウインドウ内のパターンが2値化によるテク
スチヤか、又は原信号かを判断するため、エツジ部検出
手段111を併用することは第3の実施例と同様である。
〈第5の実施例の説明〉 第5の実施例における2値化ドツトの配列の変更方法
を第8図(A)〜(C)を用いて説明する。
401aは1色目に2値化したウインドウパターンを示
し、ハイライト部に良く見られるドツトのつながりが生
じている状態である。そこで、401bに示した様に、ドツ
トのつながりをドツト間に直線を引いて考えてみる。す
ると、2色目に2値化したドツトがこの直線上に配され
ると1色目よりも余計にドツトのつながりが助長される
ことがわかる。そこで、401cに示した様に、401bの直線
上に乗つた画素(図示の“×”印)を除く様に2色目の
ドツトの配置位置の変更を行う。つまり、401cの“×”
印以外の画素が全てドツトが埋まつて、まだ余りがある
場合に“×”印位置にも配するようにする。以上に示し
た配列変更方法をとることにより、1色目のドツトのつ
ながり(テクッスチヤの表れ)を2色目により打ち消す
ことができる。但し、この処理は、注目している画素付
近が2値画像のエツジ部にあるときには行わないように
する。
〈第6の実施例の説明〉 第6の実施例を第9図を用いて説明する。
第9図は先の第8図と同様、2値化ドツトの配列変更
処理を示す図である。
尚、本第6の実施例では出力対象をY,M,C,Kのプリン
タを想定する。
501は1色目(Mとする)の2値化によりテクスチヤ
が発生しているウインドウパターンを示している。この
テクスチヤを視覚的に軽減する様に、2色目(Cとす
る)のドツト配列を考えるわけであるが、先ず、2色目
の2値化によるウインドウ502内のドツト数を数える
(ドツト数計算手段)。また、1色目のウインドウパタ
ーンからテクスチヤを軽減させる為のドツトの配列を考
え、予めROM中にドツトを増やしていく配列の優先順位
を格納させておく。すなわち、504に示したように、ウ
インドウパターン501のドツトのある位置をなるべく2
色目は重ならない様に、且つ、テクスチヤを消していく
(軽減していく)様にドツト配列優先順位を決めてお
く。
ドツト数計算手段503により、“C"成分のウインドウ5
02中の“C"のドツト数は6個であるので、優先順位の高
い“1"から“6"までの位置にドツトを配するようにす
る。すなわち、最終的に“M"ウインドウ501と優先順に
よりドツト配列を変更した“C"ウインドウの合成は505
に示すた様になり、テクスチヤの視覚的不快度は減少す
る。
尚、以上述べた実施例において、ドツトの配列変換は
発色性、混色等の観点からなるべく微小面積内に留めて
おくことが必要である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、入力したデジタ
ルカラー画像データを、より階調数の少ない出力カラー
画像データに量子化させる際、各色成分の影響を加味
し、特異なテクスチャパターンの発生を抑制するよう量
子化することで、良好な出力カラー画像データを生成す
ることが可能になる。
また、請求項第2項の構成を有することで、濃度を保
存した2値カラー画像データを生成することが可能にな
る。
また、請求項第3項の構成を備えることで、各色成分
の合成よるテクスチャの発生を制御することが可能にな
る。
更に、請求項第4項の構成を備えることで、濃度のな
だらかな部分に対して機能させることで、例えば実質的
に同じ濃度が連続する部分での出力画像データの品位を
良好にすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例におけるブロツク構成図、 第2図は第1の実施例におけるウインドウ合成概要を説
明するための図、 第3図は第2の実施例におけるブロツク構成図、 第4図は第2の実施例におけるウインドウ合成概要を説
明するための図、 第5図は第3の実施例のおけるブロツク構成図、 第6図は第3の実施例における注目色成分の2値化処理
の概要を示す図、 第7図は第4の実施例におけるブロツク構成図、 第8図(A)〜(C)は第5の実施例における注目色成
分に2値化処理の概要を示す図、 第9図は第6の実施例における注目色成分の2値化処理
の概要を示す図である。 図中、102…入力補正手段、103…2値化手段、104…差
分演算手段、105…誤差配分演算手段、106…誤差メモ
リ、111…エツジ部検出手段、132…パターン認識手段、
133…閾値決定手段、134…セレクタ、301…色選択加算
手段、404…ウインドウ合成手段、503…ドツト数計算手
段である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力デジタル画像データの各色成分データ
    を色成分毎に処理し、当該処理した色成分毎の画像デー
    タを合成して出力画像データを形成させるための画像処
    理装置であって、 出力画像データの元になる各色成分のデジタルデータを
    入力する入力手段と、 該入力手段で入力した色成分のデジタルデータの階調数
    を、当該階調数よりも小さい階調数のデジタルデータに
    量子化する量子化手段とを備え、 前記量子化手段は、注目画素位置における注目色成分の
    入力データを量子化する際、少なくとも注目画素位置近
    傍の注目色成分に対する他の色成分の量子化済みデータ
    を参照し、特異なテクスチャパターンの発生を抑制する
    ように量子化することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記量子化手段は、閾値を用いて2値化す
    る2値化手段であり、量子化手段は、従前の量子化で発
    生した量子化誤差で注目画素位置の注目色成分の入力デ
    ータを補正する補正手段を含むことを特徴とする請求項
    第1項に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記2値化手段は、注目画素位置における
    注目色成分の入力データを量子化する際、少なくとも注
    目画素位置近傍の注目色成分に対する他の色成分の量子
    化済みデータの2値化パターンが特異なテクスチャパタ
    ーンになる場合、前記閾値を調整することを特徴とする
    請求項第2項に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】更に画像の濃度変化の急峻なエッジを検出
    するエッジ検出手段を備え、 前記量子化手段は、注目画素位置が前記エッジ検出手段
    で非エッジ部位に位置することを検出した際に、注目画
    素位置近傍の注目色成分に対する他の色成分の量子化済
    みデータを参照し、特異なテクスチャパターンの発生を
    抑制するように量子化することを特徴とする請求項第1
    項に記載の画像処理装置。
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