JP2754968B2 - アンテナ測定装置 - Google Patents

アンテナ測定装置

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JP2754968B2
JP2754968B2 JP3219971A JP21997191A JP2754968B2 JP 2754968 B2 JP2754968 B2 JP 2754968B2 JP 3219971 A JP3219971 A JP 3219971A JP 21997191 A JP21997191 A JP 21997191A JP 2754968 B2 JP2754968 B2 JP 2754968B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はモノパルスアンテナの
零点方向角度を測定するためのアンテナ測定装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のアンテナ測定装置の構成
図であり、1はRF信号を発生する送信機、2は送信機
1からのRF信号を分配する分配器、3はモノパルスア
ンテナ、3aはその和信号出力端子、3bはその差信号
出力端子、4はモノパルスアンテナ3を介してRF信号
を受信する受信機、5はモノパルスアンテナの保持回転
を行う回転台、6はその制御を行う回転台制御器、7は
受信機4による受信信号を比較演算してモノパルスアン
テナの零点角度方向を求める信号処理器、8は送信機か
らの給電位相を変化させる移相器、9はその制御を行う
移相器制御器、10は送信機1からのRF信号を分配器
2、移相器8を介して放射する素子アンテナである。
【0003】次に動作について図11を用いて説明す
る。図において3cはモノパルスアンテナの開口面、3
dは機械的ボアサイト軸である。モノパルスアンテナは
その機械的ボアサイト軸3d方向から水平方向に微小角
度δだけビーム走査されているものとする。モノパルス
アンテナの開口面3cの機械的ボアサイト軸3dが送信
アンテナ方向に向くように回転台5の設定を行う。素子
アンテナ10に接続されている移相器8の位相をある一
定値に設定することにより各素子アンテナ10の励振振
幅位相を一定の初期状態に設定する。素子アンテナ10
の励振位相を移相器8を用いて初期状態から変化させた
場合、素子アンテナからの放射電界の位相が変化するこ
とにより図中の矢印で表わされる各素子アンテナ10か
らの放射電界とそれらの素子を見込む角度方向のモノパ
ルスアンテナ3の放射電界との積の合成が変化する。こ
の合成電界の変化を演算処理することにより励振位相を
変化させた素子アンテナの初期状態における合成電界ベ
クトルに対する相対振幅及び相対位相(電界ベクトルE
)を求めることができる。この方法は素子電界ベクト
ル回転法と称するものであり、特開昭57−93267
号公報に「アンテナ測定法」として開示されている。こ
の素子電界ベクトル回転法をモノパルスアンテナ3の和
信号出力端子3a及び差信号出力端子3bで受信しなが
ら行い全ての素子アンテナ10に対する和パターン受信
電界E Σと差パターン受信電界E Δの比の絶対値|E
Δ/E Σ|を求める。ビーム走査方向に配列された素
子アンテナ列に対応する上記絶対値ごとに図12に示す
ように内挿処理等を行うことにより零点方向角度を2次
元的に求めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ測定装
置は以上のように構成されているので、図13のように
モノパルスアンテナの開口面3c中心から送信アレーア
ンテナ2の開口の両端を見込んだ見込み角の範囲α内に
ビーム走査角度δが入らない場合、零点方向角度を知る
ことができない。またその場合ビーム走査角δが角度α
内に入るようにした後、再計測しなければならず計測に
時間がかかる問題があった。
【0005】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、高速に電子走査モノパルスアンテナ等の
零点方向角度を測定できるアンテナ測定装置を得ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるアンテ
ナ測定装置は、素子アンテナの1素子をRFスイッチで
送信機と直接に接続し送信した電界の振幅を、回転台を
回しながらモノパルスアンテナで回転台角度の関数とし
て受信することにより知ることができるモノパルスアン
テナの零点方向角度を用いて図13のモノパルスアンテ
ナの開口面3c中心から送信アレーアンテナの開口の両
端を見込んだ見込み角の範囲α内にビーム走査角度δが
入るように回転台の角度設定を行うようにしたものであ
る。
【0007】この発明に係るアンテナ測定装置は、XY
スキャナに取り付られた素子アンテナの1素子をRFス
イッチで送信機と直接に接続し送信した電界の振幅を、
XYスキャナを走査させながらモノパルスアンテナでス
キャナ位置の関数として受信することにより知ることが
できるモノパルスアンテナの零点方向角度を用いて図1
3のモノパルスアンテナの開口面3c中心から送信アレ
ーアンテナの開口の両端を見込んだ見込み角の範囲α内
にビーム走査角度δが入るようにスキャナ位置設定を行
えるようにしたものである。
【0008】この発明に係わるアンテナ測定装置は、従
来のアンテナ測定装置においては全素子アンテナを用い
て行っていた素子電界ベクトル回転法による測定をXY
スキャナに取り付けられた素子アンテナの全素子中の数
個の素子アンテナに対して行い、信号処理器で演算処理
することにより知ることができるモノパルスアンテナの
零点方向角度を用いて図13のモノパルスアンテナの開
口面3c中心から送信アレーアンテナの開口の両端を見
込んだ見込み角の範囲α内にビーム走査角度δが入るよ
うにXYスキャナ位置設定を行えるようにしたものであ
る。
【0009】
【作用】この発明においては回転台を回しながら素子ア
ンテナの1素子から放射される電界をモノパルスアンテ
ナで受信して求めた零点方向角度をもとに測定前の回転
台角度設定を行う方法としたので従来のアンテナ測定装
置による測定の場合に生じていた、ビーム走査角度δが
α内に入らない場合には零点方向角度が測定できず回転
台角度を再設定し、再測定を行わなければならないこと
により生ずる測定速度の劣化という問題が解消される。
【0010】この発明においてはXYスキャナを走査し
ながら素子アンテナの1素子から放射される電界をモノ
パルスアンテナで受信して求めた零点方向角度をもとに
ビーム走査角度δを角度αに入るようにXYスキャナ位
置設定を行う方法としたので従来のアンテナ測定装置に
よる測定の場合に生じていた、ビーム走査角度δがα内
に入らない場合には回転台角度を再設定し、再測定を行
わなければならないことにより生ずる計測速度の劣化と
いう問題が解消される。
【0011】この発明においては素子アンテナの全素子
中の数個の素子アンテナについて素子電界ベクトル回転
法を適用し演算処理して求めたモノパルスアンテナの零
点方向角度をもとにビーム走査角度δを角度αに入るよ
うにXYスキャナ位置設定を行う方法としたので従来の
アンテナ測定装置による測定の場合に生じていた、ビー
ム走査角度δがα内に入らない場合には回転台角度を再
設定し、再測定を行わなければならないことにより生ず
る計測速度の劣化という問題が解消される。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はブロック図であり、説明の便宜上素子アン
テナ10は9個(3×3)で構成されているものとす
る。11は素子アンテナ10の1素子を直接送信機と接
続するためのRFスイッチである。
【0013】次に動作について図2(a)、(b)、
(c)を用いて説明する。従来の装置の動作説明の場合
と同様に差パターンE Δの最小値方向及び和パターン
Σの最大値方向はいずれも角度のδだけ機械的ボア
サイト軸3d方向からビーム走査されているものとす
る。また素子アンテナ10はモノパルスアンテナ3のビ
ーム走査方向及びそれに垂直な方向に等間隔で面状に配
列され、その中心素子10−2−2がモノパルスアンテ
ナ3の開口中心軸上にあるものとし、モノパルスアンテ
ナ3の開口面3cの機械的ボアサイト軸3dが送信アン
テナ方向に向くように回転台5の設定を行っておくもの
とする。RFスイッチ11により素子アンテナ10−2
−2と送信機を直接接続し、モノパルスアンテナ3を回
転台5で回転させることにより受信した和パターン受信
レベル及び差パターン受信レベルは図2(a)、
(b)、(c)のパターン中の矢印の長さで表したよう
に変化する。素子アンテナ10−2−2から放射される
RF信号を回転台角度の関数として、モノパルスアンテ
ナ3の和信号出力端子3a、差信号出力端子3bで連続
的に受信する。図3はこのときの受信電界を表わす図で
あり、零点方向角度がδであることを知ることができ
る。次に回転台5の角度設定を上記δに設定する。RF
スイッチ11を切り換えて送信機1を分配器2と、素子
アンテナ10−2−2を移相器8−2−2とそれぞれ接
続した後、従来のアンテナ測定装置の回転台角度設定後
と同様に行うことによりモノパルスアンテナ3の放射パ
ターン及び零点方向角度を2次元的に測定することがで
きる。
【0014】実施例2.以下、この発明の一実施例を図
について説明する。図4はブロック図であり、説明の便
宜上素子アンテナ10は9個(3×3)で構成されてい
るものとする。11は素子アンテナ10の1素子を直接
送信機と接続するためのRFスイッチ、12は素子アン
テナ10を保持移動させるXYスキャナ、13はその制
御を行うスキャナ制御器である。
【0015】次に動作について図5(a)、(b)、
(c)を用いて説明する。従来の装置の動作説明の場合
と同様に差パターンE Δの最小値方向及び和パターン
Σの最大値方向はいずれも角度δだけ機械的ボアサ
イト軸3d方向からビーム走査されているものとする。
また素子アンテナ10はモノパルスアンテナ3のビーム
走査方向及びそれに垂直な方向に等間隔で面状に配列さ
れ、その中心素子10−2−2がモノパルスアンテナ3
の開口中心軸上にあるものとし、モノパルスアンテナ3
の開口面3cの機械的ボアサイト軸3dが素子アンテナ
方向に向くように回転台5の設定を行っておくものとす
る。RFスイッチ11により素子アンテナ10−2−2
と送信機を直接接続し、素子アンテナ10をXYスキャ
ナ12で水平方向に移動させることにより和パターン受
信レベル及び差パターン受信レベルは図5(a)、
(b)、(c)のパターン中の矢印の長さで表わしたよ
うに変化する。素子アンテナ10−2−2から放射され
るRF信号をXYスキャナ位置の関数として、モノパル
スアンテナ3の和信号出力端子3a、差信号出力端子3
bで連続的に受信する。図6はこのときの受信電界を表
わす図であり、零点方向角度がδであることを知ること
ができる。次にXYスキャナ12の位置をモノパルスア
ンテナ3の開口中心から中心素子10−2−2を見込ん
だ見込み角が上記角度δになるように設定する。RFス
イッチ11を切り換えて送信機1を分配器2と、素子ア
ンテナ10−2−2を移相器8−2−2とそれぞれ接続
した後、従来のアンテナ測定装置の回転台角度設定後と
同様に行うことによりモノパルスアンテナ3の放射パタ
ーン及び零点方向角度を2次元的に測定することができ
る。
【0016】実施例3.以下、この発明の一実施例を図
について説明する。図7はブロック図であり、説明の便
宜上素子アンテナ10は9個(3×3)で構成されてい
るものとする。11は送信アレーアンテナ2を保持移動
させるXYスキャナ、12はその制御を行うスキャナ制
御器である。
【0017】次に動作について図7を用いて説明する。
従来の装置の動作説明の場合と同様に差パターンE Δ
の最小値方向及び和パターンE Σの最大値方向はいず
れも角度δだけ機械的ボアサイト軸3d方向からビーム
走査されているものとする。また素子アンテナ10はモ
ノパルスアンテナのビーム走査方向及びそれに垂直な方
向に等間隔で面状に配列され、その中心素子アンテナ1
0−2−2がモノパルスアンテナ3の開口中心軸上にあ
るものとし、モノパルスアンテナ3の開口面3cの機械
的ボアサイト軸3dが送信アンテナ方向に向くように回
転台5の設定を行っておくものとする。素子アンテナ1
0−1−2と素子アンテナ10−3−2の給電位相を移
相器8−1−2と移相器8−3−2により変化させ素子
電界ベクトル回転法を適用して得られる和パターン受信
レベル及び差パターン受信レベルは図8のパターン中の
矢印の長さで表わされる。図9はこのときの素子アンテ
ナ10−1−2と素子アンテナ10−3−2それぞれに
対応する和信号出力端子3aでの受信電界E Σと差信
号出力端子3bでの受信電界Ε Δの比の絶対値|Ε Δ
/Ε Σ|を表す図であり、外挿処理等を行うことによ
り零点方向角度がδであることを知ることができる。次
にXYスキャナ12により素子アンテナ10の位置をモ
ノパルスアンテナ3の開口中心から中心素子アンテナ1
0−2−2を見込んだ見込み角が上記角度δになるよう
に設定する。この後の動作は従来のアンテナ測定装置の
回転台角度設定後と同様に行うことによりモノパルスア
ンテナ3の放射パターン及び零点方向角度を2次元的に
測定することができる。
【0018】なお、素子アンテナ10−1−2と素子ア
ンテナ10−3−2の2素子でなく、例えば素子アンテ
ナ10−1−1、素子アンテナ10−1−3、素子アン
テナ10−3−1、素子アンテナ10−3−3の4素子
で行えば、垂直方向に走査されたビームにおいてもXY
スキャナ11の位置設定を行うことができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば回転台
を回転させることにより求めたモノパルスアンテナの零
点方向角度で回転台の角度設定を行う構成としたので、
ビーム走査角δがα内に入らない場合に起こる再測定に
伴う測定速度の劣化の問題を解消とすることができ、ビ
ーム走査角の変化を高速かつ2次元的に測定できるアン
テナ測定装置が得られる効果がある。
【0020】以上のように、この発明によればXYスキ
ャナで走査することにより求めたモノパルスアンテナの
零点方向角度でXYスキャナの位置設定を行う構成とし
たので、ビーム走査角δがα内に入らない場合に起こる
再測定に伴う測定速度の劣化の問題を解消することがで
き、ビーム走査角の変化を高速かつ2次元的に測定でき
るアンテナ測定装置が得られる効果がある。
【0021】以上のように、この発明によれば送信アン
テナの数個の素子に対応するRF信号の受信電界振幅を
演算処理することにより求めたモノパルスアンテナの零
点方向角度でXYスキャナの位置設定を行う構成とした
ので、ビーム走査角δがα内に入らない場合に起こる再
測定に伴う測定速度の劣化の問題を解消することがで
き、ビーム走査角の変化を高速かつ2次元的に測定でき
るアンテナ測定装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1におけるアンテナ測定装置
の構成ブロック図である。
【図2】この発明の実施例1における測定原理の説明図
である。
【図3】この発明の実施例1における測定原理の説明図
である。
【図4】この発明の実施例2におけるアンテナ測定装置
の構成ブロック図である。
【図5】この発明の実施例2における測定原理の説明図
である。
【図6】この発明の実施例2における測定原理の説明図
である。
【図7】この発明の実施例3におけるアンテナ測定装置
の構成ブロック図である。
【図8】この発明の実施例3における測定原理の説明図
である。
【図9】この発明の実施例3における測定原理の説明図
である。
【図10】従来のアンテナ測定装置の構成ブロック図で
ある。
【図11】従来のアンテナ測定装置の測定原理の説明図
である。
【図12】従来のアンテナ測定装置の測定原理の説明図
である。
【図13】この発明が解決しようとする課題の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 送信機 2 分配器 3 モノパルスアンテナ 3a 和信号出力端子 3b 差信号出力端子 3c モノパルスアンテナの開口面 4 受信機 5 回転台 6 回転台制御器 7 信号処理器 8 移相器 9 移相器制御器 10 素子アンテナ 11 RFスイッチ 12 XYスキャナ 13 スキャナ制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−26932(JP,A) 特開 平3−183969(JP,A) 特開 平2−83462(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子走査によりビーム走査角度を変化さ
    せることのできるモノパルスアンテナの零点方向角度を
    2次元的に測定するためのアンテナ測定装置においてR
    F信号を発生する送信機、複数の素子アンテナから成る
    送信アンテナとこれに接続された移相器とこれを制御す
    る移相器制御器、送信機からのRF信号を各素子アンテ
    ナに分配供給するための分配器、送信アンテナの1素子
    を直接送信機と接続するためのRFスイッチ、送信アン
    テナから放射されるRF信号をモノパルスアンテナを介
    して受信する受信機、モノパルスアンテナを保持回転さ
    せる回転台とその回転制御を行う制御器、受信機による
    受信信号、移相器制御信号、RFスイッチ切換、回転台
    制御信号の処理及び信号演算を行う信号処理器とを具備
    し、零点方向角度の測定、算出に際しては、RFスイッ
    チによって直接送信機と接続された素子アンテナから放
    射されるRF信号を回転台を回転させながらモノパルス
    アンテナの信号出力端子を介して受信した電界の振幅を
    信号処理器で処理し、モノパルスアンテナの開口面中心
    から送信アンテナの開口の両端を見込んだ見込み角の範
    囲内にモノパルスアンテナのビーム走査角度が入るよう
    回転台角度設定を行った後、RFスイッチを切り換え
    て、送信アンテナを構成する各素子アンテナへの給電位
    相を各素子アンテナに接続した移相器を制御して変化さ
    せることにより、送信アンテナから放射されるRF信号
    の合成電界ベクトルを変化させ、これをモノパルスアン
    テナの和信号出力端子、差信号出力端子を介して受信し
    た電界の振幅位相を信号処理器で演算処理することによ
    り行う方式としたことを特徴とするアンテナ測定装置。
  2. 【請求項2】 電子走査によりビーム走査角度を変化さ
    せることのできるモノパルスアンテナの零点方向角度を
    2次元的に測定するためのアンテナ測定装置においてR
    F信号を発生する送信機、複数の素子アンテナから成る
    送信アンテナとこれに接続された移相器とこれを制御す
    る移相器制御器、送信機からのRF信号を各素子アンテ
    ナに分配供給するための分配器、送信アンテナを保持移
    動させるXYスキャナとそのスキャナ制御器、送信アン
    テナの1素子を直接送信機と接続するためのRFスイッ
    チ、送信アンテナから放射されるRF信号をモノパルス
    アンテナを介して受信する受信機、モノパルスアンテナ
    を保持回転させる回転台とその回転制御を行う制御器、
    受信機による受信信号、移相器制御信号、RFスイッチ
    切換、スキャナ制御信号、回転台制御信号の処理及び信
    号演算を行う信号処理器とを具備し、零点方向角度の測
    定、算出に際しては、RFスイッチによって直接送信機
    と接続された素子アンテナから放射されるRF信号を送
    信アンテナをXYスキャナで移動させながらモノパルス
    アンテナの信号出力端子を介して受信した電界の振幅を
    信号処理器で処理し、モノパルスアンテナの開口面中心
    から送信アンテナの開口の両端を見込んだ見込み角の範
    囲内にモノパルスアンテナのビーム走査角度が入るよう
    スキャナ位置設定を行った後、RFスイッチを切り換
    えて、送信アンテナを構成する各素子アンテナへの給電
    位相を各素子アンテナに接続した移相器を制御して変化
    させ、これをモノパルスアンテナの和信号出力端子、差
    信号出力端子を介して受信した電界の振幅位相を演算処
    理することにより行う方式としたことを特徴とするアン
    テナ測定装置。
  3. 【請求項3】 電子走査によりビーム走査角度を変化さ
    せることのできるモノパルスアンテナの零点方向角度を
    2次元的に測定するためのアンテナ測定装置においてR
    F信号を発生する送信機、複数の素子アンテナから成る
    送信アンテナとこれに接続された移相器とこれを制御す
    る移相器制御器、送信機からのRF信号を各素子アンテ
    ナに分配供給するための分配器、送信アンテナを保持移
    動させるXYスキャナとそのスキャナ制御器、送信アン
    テナから放射されるRF信号をモノパルスアンテナを介
    して受信する受信機、モノパルスアンテナを保持回転さ
    せる回転台とその回転制御を行う制御器、受信機による
    受信信号、移相器制御信号、スキャナ制御信号、回転台
    制御信号の処理及び信号演算を行う信号処理器とを具備
    し、零点方向角度の測定、算出に際しては、送信アンテ
    ナの素子アンテナ中の数個の素子アンテナへの給電位相
    を各素子アンテナに接続した移相器を制御して変化させ
    ることにより、送信アンテナから放射されるRF信号の
    合成電界ベクトルを変化させ、これをモノパルスアンテ
    ナの信号出力端子を介して受信した電界の振幅位相を信
    号処理器で処理し、モノパルスアンテナの開口面中心か
    ら送信アンテナの開口の両端を見込んだ見込み角の範囲
    内にモノパルスアンテナのビーム走査角度が入るように
    スキャナ位置設定を行った後、送信アンテナを構成する
    全素子アンテナへの給電位相を各素子アンテナに接続し
    た移相器を制御して変化させることにより、送信アンテ
    ナの振幅位相を信号処理器で演算処理することにより行
    う方式としたことを特徴とするアンテナ測定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190021927A (ko) * 2017-08-24 2019-03-06 주식회사 케이티 빔 커버리지 확인 장치

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KR20190021927A (ko) * 2017-08-24 2019-03-06 주식회사 케이티 빔 커버리지 확인 장치

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