JP2754732B2 - 電波探知装置 - Google Patents

電波探知装置

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JP2754732B2
JP2754732B2 JP1138052A JP13805289A JP2754732B2 JP 2754732 B2 JP2754732 B2 JP 2754732B2 JP 1138052 A JP1138052 A JP 1138052A JP 13805289 A JP13805289 A JP 13805289A JP 2754732 B2 JP2754732 B2 JP 2754732B2
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pulse
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進 杉田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パルス状電波を受信し、受信パルスデータ
の各諸元の計測を行う電波探知装置に関する。
(従来の技術) 電波探知装置は、例えば移動体の発するパルス状電波
を受信し、その移動体が目標か否かを判定する基礎資料
を得るためのパルス諸元を計測する装置であるが、従来
の計測方式は次のようになっている。
即ち、周波数を指定してパルス状電波を選択受信し、
その受信信号のパルス諸元(例えばパルス幅、パルス繰
り返し周波数、信号振幅レベル等)の計測を行う。そし
て、このように計測したパルス諸元は通常表示される
が、正式のパルス諸元として記憶する際には、別に用意
してある参照データに基づき前記計測結果に修正を加え
た後に記憶するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の電波探知装置においては、目標からのパルス状
電波を計測する場合、周波数のみを指定して信号を選択
し計測を行っているので、指定した周波数の近傍に他の
目標からの信号が存在する場合その2つの信号の区分は
困難であり、そのため目標の諸元の正確な計測も困難と
なる。この困難性は、指定した周波数の近傍に多数の信
号が存在する場合に一層顕著になる。
また、計測した目標のパルス諸元の記憶もそのパルス
諸元の計測操作と連動せず、計測操作とは別の操作で算
出したパルス諸元を記憶するようにしているので、操作
が煩雑であるという問題もある。
本発明はこのような問題に鑑みなされたもので、その
目的は特定の目標だけのパルスデータの抽出を可能と
し、かつ、その抽出操作に後続して自動的に記憶格納す
べきパルス諸元の計算をなし得る電波探知装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明の電波探知装置は
第1図に示す如き構成を有する。
即ち、本発明の電波探知装置は、パルス状電波を受信
し、受信パルスデータの各諸元の計測を行う電波探知装
置において;指定された諸元に合致したパルスデータを
受信パルスデータから抽出するパルスデータ抽出手段1
と;所定時間内において抽出された前記パルスデータを
記憶するパルスデータメモリ2と;指定された2つの諸
元にそれぞれ対応する2つのパルスデータを前記パルス
データメモリから読み出しそれらを2つの諸元の相関関
係として表示するパルスデータ表示手段3と;前記表示
されたパルスデータのうち指定されたパルスデータを前
記パルスデータメモリから削除するパルスデータ削除手
段4と;前記パルスデータメモリに記憶されている前記
削除実施後のパルスデータから各諸元を算出するパルス
諸元算出手段5と;前記算出された各諸元を記憶するパ
ルス諸元記憶手段6と;を備えていることを特徴とする
ものである。
(作 用) 次に、前記の如く構成される本発明の電波探知装置の
作用を説明する。
パルスデータ抽出手段1では、指定された諸元(例え
ば方位、周波数範囲、パルス幅等)に合致したパルスデ
ータを受信パルスデータから抽出する。そして、所定時
間内の抽出パルスデータはパルスデータメモリ2に記憶
される。次いで、パルスデータ表示手段3は、指定され
た2つの諸元(例えばパルス振幅と方位)にそれぞれ対
応する2つのパルスデータをパルスデータメモリ2から
の読み出しそれらを2つの諸元の相関関係として例えば
X−Y座標表示の形式で表示する。この表示の視認によ
って不要データの存在有無が確認され、不要データがあ
ればその指定を行う。すると、パルスデータ削除手段4
は指定されたパルスデータをパルスデータメモリ2から
削除する。そして、上記削除操作が終了すると、パルス
諸元算出手段5は、パルスデータメモリに記憶されてい
る特定の目標についてのパルスデータについてパルス
幅、パルス繰り返し周波数、パルス振幅等の各諸元を計
算する。その計算結果は、パルス諸元記憶手段6に書き
込まれ記憶される。
斯くして、本発明の電波探知装置によれば、特定の目
標だけのパルスデータの抽出が可能であり、かつ、その
抽出したパルスデータから記憶格納すべきパルス諸元を
自動的に計算し格納することができる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明す
る。
第2図は、本発明の一実施例に係る電波探知装置を示
す。この実施例装置は、第1図の構成においてパルスデ
ータ表示手段3、パルスデータ削除手段4及びパルス諸
元算出手段5をマイクロコンピュータシステム20で構成
したものである。マイクロコンピュータシステム20は、
CPU3h、ROM3a、RAM3b、及びI/Oポート3gからなる基準構
成に、タイマー3i、表示制御回路3c、CRT3d、キーボー
ドインターフェース回路3e及びキーボード3fを付加した
ものである。ROM3aには制御及びデータ演算に必要なプ
ログラムが記憶されており、CPU3hは本プログラムに従
ってパルスデータ抽出手段1の制御、パルスデータメモ
リ2に記憶されるパルスデータの表示及び削除、操作員
の操作するキーボードからの入力処理、パルス諸元の計
算及びパルス諸元記憶手段6の制御を行う。
次に、第3図はCPU3hが実行する制御プログラムのフ
ローチャートであり、以下このフローチャートに従って
本実施例装置の動作を説明する。
最初のステップ100では、操作員のキーボード3fの操
作によって、パルスデータ抽出手段1で使用されるデー
タ抽出判定のためのパルス諸元が入力される。例えば方
位、周波数範囲、パルス幅等を指定するのである。パル
ス幅を指定すると360゜の全範囲に渡ってサーチする必
要があり、パルスデータ抽出手段1の構成が複雑化す
る。一方、方位や周波数範囲の指定ではそれ程複雑な構
成にならなくて済む。つまり、パルスデータ抽出手段1
は「データ抽出判定パルス諸元」の内容によって構成が
異なるのである。操作員は、パルス諸元として例えば30
゜〜32゜の範囲の方位を判定したとする。このキー入力
はキーボードインターフェース回路3eを介してCPU3hに
取り込まれる。CPU3hは入力処理を行い、I/Oポート3gを
介してパルスデータ抽出手段1に対してパルス諸元をセ
ットしデータ抽出を開始させるとともに(ステップ10
1)、タイマー3iをスタートさせ(ステップ102)、タイ
ムアップ判定を行い(ステップ103)、タイムアップ後I
/Oポート3gを介してパルスデータ抽出手段1に対してデ
ータ抽出停止制御信号を送出し、タイマー3iをリセット
する(ステップ104)。
要するに、パルスデータ抽出手段1には、例えば360
゜の全範囲で取得されたパルス状電波の受信パルスデー
タが入力されるが、このパルスデータ抽出手段1は操作
員が指定したパルス諸元に合致したパルスデータ、つま
り、30゜〜32゜の方位範囲内のパルスデータを受信パル
スデータから抽出しそれをパルスデータメモリ2へ記憶
させる。この抽出動作は、前記タイマー3iによる一定期
間の間行われる。
次に、操作員は、キーボード3fを操作して2つのパル
ス諸元(例えばパルス振幅と方位)を指定した表示パラ
メータの入力を行う(ステップ105)。これにより、CPU
3hは、パルス振幅と方位に関するパルスデータをパルス
データメモリ2から読み出し、それを表示制御回路3cへ
与える。その結果、CRT3dには、例えば第4図に示すよ
うに、横軸を方位、縦軸をパルス振幅として両者の相関
関係を示すグラフが表示される(ステップ106)。ここ
に第4図において、黒丸印の201〜203はパルスデータで
あるが、黒丸印202と同203は同201の配列と異なるから
他目標からのデータと視認できる。そこで、操作員は、
キーボードを操作してパルスデータ202を不要データと
して入力する(ステップ107)。これにより、CPU3hはパ
ルスデータメモリ2からパルスデータ202を削除する(1
08)。そして、CPU3hではキーボード3fから不要データ
入力終了のキー入力の有無の判定を行う(ステップ10
9)。第4図では、今1つ不要データ203があるので操作
員は終了のキー入力操作をしない。従って、ステップ10
9の判定結果は否定(NO)となりステップ107へ戻る。操
作員は、前記と同様の手順で不要データ203をキー入力
し(ステップ107)、終了キー操作を行う。これによ
り、ステップ109の判定結果は肯定(YES)となり、次の
ステップ110へ進む。ステップ110では、CRT3dへのグラ
フ表示を指令する表示パラメータの入力の終了有無を判
定する。操作員が表示パラメータ入力の終了キー操作を
しない場合には、判定結果は否定(NO)となり先のステ
ップ105へ戻る。そして、操作員が例えば周波数と時間
を指定した表示パラメータの入力を行うと(ステップ10
5)、例えば第5図に示すように、横軸を時間、縦軸を
周波数とした両者の相関関係を示すグラフが表示される
(ステップ106)。第5図において、黒丸印302、同303
は不要データであるから、ステップ107〜同109によって
不要データを削除する。
このように、CRT3dに各種諸元を表示させ、不要デー
タを削除することを繰り返すことによってパルスデータ
メモリ2には、特定の目標に関するパルスデータが残る
ことになる。この表示削除の操作が終了すると、操作員
は表示パラメータ入力の終了キーを操作するのでステッ
プ110のは判定結果は肯定(YES)となり、ステップ111
へ進む。ステップ111では、パルスデータメモリ2から
パルスデータを読み出し、それについて周知の平均値操
作を施すことによってパルス諸元(パルス幅、パルス繰
り返し周波数、パルス振幅等)を算出する。この計算結
果は、パルス諸元記憶手段6に書き込まれ記憶される。
(発明の結果) 以上説明したように、本発明の電波探知装置によれ
ば、パルスデータ諸元を指定してそれに合致したパルス
データを受信パルスデータから抽出し、その抽出したパ
ルスデータのうち2つの指定した諸元に係るパルスデー
タを相関関係を付して表示し、表示されたパルスデータ
のうち指定されたものを削除するようにしたので、特定
の目標だけのパルスデータを抽出することが可能とな
る。つまり、従来の如き目標の判別困難性を簡単に解消
することができる。また、抽出したパルスデータから記
憶格納すべきパルス諸元を前記抽出動作に引き続いて自
動的に計算し格納することができるので、従来の如き操
作の煩雑さを解消できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電波探知装置の構成ブロック図、第2
図は本発明の実施例装置の構成ブロック図、第3図は動
作フローチャート、第4図及び第5図は相関関係を付し
たパルスデータの表示例を示す図である。 1……パルスデータ抽出手段、2……パルスデータメモ
リ、3……パルスデータ表示手段、3a……ROM、3b……R
AM、3c……表示制御回路、3d……CRT、3e……キーボー
ドインターフェース回路、3f……キーボード、3g……I/
Oポート、3h……CPU、3i……タイマー、4……パルスデ
ータ削除手段、5……パルス諸元算出手段、6……パル
ス諸元記憶手段、20……マイクロコンピュータシステ
ム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/28 - 7/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス状電波を受信し、受信パルスデータ
    の各諸元の計測を行う電波探知装置において;指定され
    た諸元に合致したパルスデータを受信パルスデータから
    抽出するパルスデータ抽出手段と;所定時間内において
    抽出された前記パルスデータを記憶するパルスデータメ
    モリと;指定された2つの諸元にそれぞれ対応する2つ
    のパルスデータを前記パルスデータメモリから読み出し
    それらを2つの諸元の相関関係として表示するパルスデ
    ータ表示手段と;前記表示されたパルスデータのうち指
    定されたパルスデータを前記パルスデータメモリから削
    除するパルスデータ削除手段と;前記パルスデータメモ
    リに記憶されている前記削除実施後のパルスデータから
    各諸元を算出するパルス諸元算出手段と;前記算出され
    た各諸元を記憶するパルス諸元記憶手段と;を備えてい
    ることを特徴とする電波探知装置。
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JPH05107339A (ja) * 1991-10-15 1993-04-27 Nec Corp 電波探知装置の信号処理方式
JP2988422B2 (ja) * 1997-03-26 1999-12-13 三菱電機株式会社 パルス信号受信装置
FR2897283B1 (fr) * 2006-02-13 2008-06-06 Saint Gobain Procede de fabrication d'un substrat verrier presentant un aspect satine

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