JP2754496B2 - バーコード検出装置 - Google Patents

バーコード検出装置

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JP2754496B2
JP2754496B2 JP3017294A JP1729491A JP2754496B2 JP 2754496 B2 JP2754496 B2 JP 2754496B2 JP 3017294 A JP3017294 A JP 3017294A JP 1729491 A JP1729491 A JP 1729491A JP 2754496 B2 JP2754496 B2 JP 2754496B2
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hologram
bar code
light
laser diode
optical signal
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裕一郎 高島
行造 山崎
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコードを検出する
バーコード検出装置であって、レーザダイオードとホロ
グラムを使用したバーコード検出装置に関するものであ
る。近年のバーコードリーダは、小型化が進んでおり、
装置に使用されている光源もHE−NEレーザからレー
ザダイオードへと代わりつつある。しかし、レーザダイ
オードは、HE−NEレーザと違い、発振波長の変化が
あり、2つの波長を有する場合もあり、これによるバー
コードの読取りが阻害されないようにすることが望まれ
ている。
【0002】
【従来の技術】従来のバーコードリーダは、発振波長が
2つ発生することのないHE−NEレーザを使用してバ
ーコードを走査して読み取るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、HE−NE
レーザの光源は、光源自身も大きく、電源も容量の大き
なものが必要であり、装置の小型化に支障をきたしてい
た。また、従来のHE−NEレーザの代わりにレーザダ
イオードを使用した図3の(イ)の構成の場合、光走査
パターンを作成するホログラムとの相性が悪く、バーコ
ードの読取り性能を低下させてしまうという問題があっ
た。図3の(イ)の原理的な模式図を参照して具体的に
説明する。
【0004】図3の(イ)において、レーザダイオード
から放射された光信号は、ホロググラムによってバーコ
ード上に集光し(実際は集光した状態で走査する)、反
射した光信号をホログラムを介して穴空きミラーで反射
し、レンズで集光してホトダイオードで検出し、バーコ
ードを読み取る。この際、レーザダイオードの温度が変
動すると、図3の(ハ)に示すように、2モード発生の
ときに2つの波長の光ビームを発振するので、図3の
(イ)上で実線および点線を用いて示したように、ホロ
グラムによってバーコード上で2つのスポットが結像さ
れてしまい、これら2つのスポットが実際には走査され
てバーコードを読み取るので、図3の(ロ)拡大図に示
すように、スポット径が拡大されたことになってしま
い、分解能を低下させてしまったり、更に間違って読み
取ってしまう事態が発生するという問題があった。
【0005】本発明は、レーザダイオードからの光ビー
ムをバーコードに照射して反射した光信号をホログラム
で集光して光検知器で検出し、発振波長変化による見掛
け上の光ビーム径が太くなることを回避し、常に高分解
能でバーコードの読取りを可能にすることを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図を示す。図1において、レーザダイオード1は、コ
ヒーレントなレーザ光を発振するものである。ホログラ
ム3は、レーザダイオード1によって発振させた光ビー
ムをバーコード5上に回折したり、バーコード5から反
射した光信号を集光したりするものである。
【0007】透過型ホログラム2は、光信号を光検知器
6上に分光するものである。反射型ホログラム2−1
は、光信号を反射して光検知器6上に分光するものであ
る。光検知器6は、異なった位置に分光された光信号の
強さをそれぞれ検出するものである。
【0008】
【作用】本発明は、図1に示すように、レーザダイオー
ド1で発振させた光ビームをホログラム3でバーコード
5上に回折して走査し、反射した光信号をホログラム3
で集光した像の光信号を透過型ホログラム2(あるいは
反射型ホログラム2−1)によって光検知器6に分光
し、所定の光信号を検出してバーコードを検出するよう
にしている。
【0009】従って、レーザダイオード1の発振波長変
化による見掛け上のビーム径が太くなることを回避し、
常に高分解能でバーコード5を検出して読み取ることが
可能となる。
【0010】
【実施例】次に、図1および図2を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。図1の
(イ)において、レーザダイオード1は、半導体で作成
したものであって、電流を流すことにより、コヒーレン
トなレーザ光を発振する素子である。
【0011】透過型ホログラム2は、バーコード5から
反射した光信号を分光し、異なる波長の光信号を異なる
位置に分光する透過型のホログラムである。ここで、波
長が異なると、実線、破線に示すように光検知器6上の
異なる位置に分光する性質を持っている。ホログラム3
は、レーザダイオード1から放射された光ビームをバー
コード5上に回折したり、バーコード5で反射した光信
号を逆向きの方向に集光したりするものである。
【0012】光ビーム4は、ホログラム3でバーコード
5上に回折する光ビームである。光ビーム4の波長が異
なると、実線や点線のようにバーコード5上で異なる位
置に回折する性質を持っている。バーコード5は、検出
対象のバーコードである。光検知器6は、バーコード5
から反射した光信号について、ホログラム3で集光した
後に透過型ホログラム2で分光し、光信号の強さを検出
するものであって、異なる位置に分光された光信号をそ
れぞれ分離して検出できるCCDなどの光検出素子であ
る。
【0013】次に、図1の(イ)の構成の動作を詳細に
説明する。 (1) レーザダイオード1から放射された光ビーム
は、ここでは透過型ホログラム2の中心の穴を通り、ホ
ログラム3によって回折してバーコード5上で集光し、
図示外の装置によってバーコード5上を走査する。この
際、レーザダイオード1の温度変動などによって異なる
波長の光ビームが放射された場合、バーコード5上に
は、実線および点線に示すように光ビームが異なる位置
に回折され集光される。
【0014】(2) (1)でバーコード5上を走査し
た光ビームが反射した光信号は、ホログラム3によって
集光され、本発明で設けた透過型ホログラム2で光検知
器6上に分光する。これにより、レーザダイオード1か
ら異なる波長の光ビームが放射された場合、光検知器6
上で異なる位置、即ちバーコード5上を走査したときの
波長に対応した固定的な異なる位置に分光して集光され
るので、この固定的な位置のうちの、例えば強度の最も
強い位置の光信号のみを検出することが可能となり、た
とえレーザダイオード1から2つの波長の光ビームが放
射されて、バーコード5上の異なる位置を照射しても、
強い方の波長の信号のみを選択的に検出でき、バーコー
ド5上の読み取りの分解能を低下させるこを回避でき
る。
【0015】次に、図1の(ロ)について詳細に説明す
る。これは、反射型ホログラム2−1を用いて異なる波
長の光信号を分離して光検知器6上に分光するようにし
たものである。以下構成の動作を詳細に説明する。 (1) レーザダイオード1から放射された光ビームを
反射型ホログラム2−1の中心の穴を通り、ホログラム
3によって回折しバーコード5上で集光し、走査する。
この際、レーザダイオード1の温度変動などによって異
なる波長の光ビームが放射された場合、バーコード5上
には、実線および点線に示すように光ビームが異なる位
置に集光される。
【0016】(2) (1)でバーコード5上を走査し
た光ビームが反射した光信号は、ホログラム3によって
集光され、本発明で設けた反射型ホログラム2−1で光
検知器6上に分光する。これにより、レーザダイオード
1から異なる波長の光ビームが放射された場合、光検知
器6上の異なる位置に分光され集光されるので、この固
定的な位置のうちの、例えば強度の最も強い位置、即ち
強度の最も強い波長のみについて検出することが可能と
なる。これにより、たとえレーザダイオード1から2つ
の波長の光ビームが放射されても、最も強い方の波長の
信号のみを選択的に検出でき、バーコード5を高分解能
で検出して読み取ることが可能となる。
【0017】図2は、本発明の1実施例構成図を示す。
図2において、透過型ホログラム2−3は、バーコード
5から反射して集光されてきた光信号を、更に波長毎に
異なる固定的な位置に分光する透過型のホログラムであ
る。穴空きミラー2−2は、レーザダイオード1から放
射された光ビームを通す穴を中心に持ち、バーコード5
から反射してホログラム3、底面ミラー9、ミラー8、
回転多面鏡(ポリゴンミラーなど)7を介して戻ってき
た光信号をCCD6の方に反射するものである。
【0018】回転多面鏡7は、多面体の回転可能な鏡で
ある。この回転多面鏡7を回転させ、レーザダイオード
1から放射された光ビームでバーコード5上を走査させ
るためのものである。ミラー8は、回転多面鏡7によっ
て走査された光ビームを反射し、底面ミラー9と組とな
ってホログラム3によって回折された光ビームをバーコ
ード5上を走査するように、所定の光路に導くものため
のものである。
【0019】次に、図2の構成の動作を詳細に説明す
る。 (1) レーザダイオード1から放射された光ビーム
は、穴空きミラー2−2の穴を通って回転多面鏡7で走
査光を形成され、ミラー8、底面ミラー9、ホログラム
3によって、バーコード5上に回折した状態で走査す
る。 (2) 光ビームでバーコード5を走査して反射した光
信号について、ホログラム3、底面ミラー9、ミラー
8、回転多面鏡7を逆の光路を戻り、更に穴空きミラー
2−2の周辺部で反射して透過型ホログラム2−3によ
ってCCD6上に分光する。これにより、CCD6上に
は、光信号の波長が異なると、異なる位置に分光されて
いるため、例えば最も強度の強い位置の光信号のみを検
出すれば、たとえレーザダイオード1の温度変動などに
より、異なる波長の光ビームが放射されても、常に高分
解能でバーコード5を検出して読み取ることが可能とな
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザダイオード1からの光ビームをバーコード5に照
射して反射した光信号をホログラム3で集光し、その光
信号を透過型ホログラム2(あるいは反射型ホログラム
2−1)で分光して光検知器6で所定の光信号を検出し
てバーコードを読み取る構成を採用しているため、レー
ザダイオード1の発振波長変化による見掛け上のビーム
径が太くなることを回避し、常に高分解能でバーコード
5を検出して読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の1実施例構成図である。
【図3】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:レーザダイオード 2、2−3:透過型ホログラム 2−1:反射型ホログラム 2−2:穴空きミラー 3:ホログラム 4:光ビーム 5:バーコード 6:光検知器 6−1:CCD 7:回転多面鏡 8:ミラー 9:底面ミラー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードを検出するバーコード検出装
    置において、レーザダイオード(1)によって発振させ
    た光ビームを回折するホログラム(3)と、このホログ
    ラム(3)によって回折した光ビームでバーコードを走
    査してその反射した光信号をこのホログラム(3)で集
    光した後の光信号を分光する透過型ホログラム(2)
    と、この透過型ホログラム(2)によって分光した光信
    号を検出する光検知器(6)とを備えように構成したこ
    とを特徴とするバーコード検出装置。
  2. 【請求項2】 上記透過型ホログラム(2)の代わり
    に、反射型ホログラム(2−1)を設けたことを特徴と
    する請求項1記載のバーコード検出装置。
JP3017294A 1991-02-08 1991-02-08 バーコード検出装置 Expired - Lifetime JP2754496B2 (ja)

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JPH04256191A JPH04256191A (ja) 1992-09-10
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