JP2750729B2 - ボイラ付き廃棄物焼却装置 - Google Patents
ボイラ付き廃棄物焼却装置Info
- Publication number
- JP2750729B2 JP2750729B2 JP1076483A JP7648389A JP2750729B2 JP 2750729 B2 JP2750729 B2 JP 2750729B2 JP 1076483 A JP1076483 A JP 1076483A JP 7648389 A JP7648389 A JP 7648389A JP 2750729 B2 JP2750729 B2 JP 2750729B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- boiler
- hot water
- cooling wall
- water cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は廃棄物、特に高分子系廃棄物を好適に焼却
しかつその廃熱を蒸気及び温水有効に回収する装置に関
する。
しかつその廃熱を蒸気及び温水有効に回収する装置に関
する。
〈従来の技術及びその問題点〉 近時ポリエステル、ポリエチレン、ウレタン、発泡ス
チロール、ゴム製品等の所謂高分子系材料の廃棄物が多
くなりそのための焼却炉も種々提供されている。
チロール、ゴム製品等の所謂高分子系材料の廃棄物が多
くなりそのための焼却炉も種々提供されている。
しかし従来のこの種の炉は耐火物を積み上げた所謂築
炉構造である。このような築炉構造の炉に前記の高分子
系廃棄物を供給し焼却するときは、投入後１〜２時間経
過する時炉壁は高温となり燃焼性が良くなり一挙に燃焼
しかつ空気不足となり不完全燃焼を起す。またこのとき
燃焼用空気量を増加させると燃焼温度は更に上昇し、燃
焼が盛んとなり、ますます黒煙を発生し、この状態が継
続するという問題がある。
炉構造である。このような築炉構造の炉に前記の高分子
系廃棄物を供給し焼却するときは、投入後１〜２時間経
過する時炉壁は高温となり燃焼性が良くなり一挙に燃焼
しかつ空気不足となり不完全燃焼を起す。またこのとき
燃焼用空気量を増加させると燃焼温度は更に上昇し、燃
焼が盛んとなり、ますます黒煙を発生し、この状態が継
続するという問題がある。
このような問題点を解決すべくウオータジヤケツト型
の水冷壁で火炉を囲み、常時発生する高熱を冷却水に吸
収させ安定した燃焼ガス温度を維持し良好な燃焼状態を
得るような装置が提供されている。更に300〜600mmH2O
の高いヘツドの空気を周壁に設けた３〜4mmφの多数の
小孔から炉内へ噴射し燃焼ガスを攪拌して均一な空気比
として良好な燃焼をさせるようにしている。
の水冷壁で火炉を囲み、常時発生する高熱を冷却水に吸
収させ安定した燃焼ガス温度を維持し良好な燃焼状態を
得るような装置が提供されている。更に300〜600mmH2O
の高いヘツドの空気を周壁に設けた３〜4mmφの多数の
小孔から炉内へ噴射し燃焼ガスを攪拌して均一な空気比
として良好な燃焼をさせるようにしている。
このような装置の一例を第８図、第９図に示す。符号
１′は温水用の水冷ジャケツト型の焼却炉で、耐火物の
底部２′を有し、ダンパ3a′をもつ廃棄物供給口３′か
ら被焼却物は投入される。この被焼却物は点火バーナ
４′の火炎で点火され、燃焼を開始する。水冷ジヤケツ
ト５′は燃焼用空気供給ノズル６′を有し送風機７′か
ら供給される圧力空気はこのノズルから炉内に吹き込ま
れる。吸熱した水冷ジヤケツト内の水は20℃〜80℃と順
次昇温し温水タンク８′に送られる。また温度の低い間
は冷却水とし管路９′から再び水冷ジヤケツト５′に供
給される。必要あれば所内用温水として管路10′経由引
き出され使用される。
１′は温水用の水冷ジャケツト型の焼却炉で、耐火物の
底部２′を有し、ダンパ3a′をもつ廃棄物供給口３′か
ら被焼却物は投入される。この被焼却物は点火バーナ
４′の火炎で点火され、燃焼を開始する。水冷ジヤケツ
ト５′は燃焼用空気供給ノズル６′を有し送風機７′か
ら供給される圧力空気はこのノズルから炉内に吹き込ま
れる。吸熱した水冷ジヤケツト内の水は20℃〜80℃と順
次昇温し温水タンク８′に送られる。また温度の低い間
は冷却水とし管路９′から再び水冷ジヤケツト５′に供
給される。必要あれば所内用温水として管路10′経由引
き出され使用される。
しかし被焼却物（高分子系）の処理が約400kg/hrなど
の場合、前記温水は約2000kg/hrが蒸気となり大気に無
駄に放出されている。
の場合、前記温水は約2000kg/hrが蒸気となり大気に無
駄に放出されている。
このため既設の焼却装置を改造して圧力蒸気が得られ
るようにし、廃熱をより有効に使用できるようにしたい
ということが望まれている。
るようにし、廃熱をより有効に使用できるようにしたい
ということが望まれている。
このため排ガス流路に廃熱ボイラを設けることも考え
られるが水冷ジヤケツトで吸熱されたあとの燃焼ガスか
らの伝熱なので圧力の高い蒸気を得るには熱量が少なす
ぎる。
られるが水冷ジヤケツトで吸熱されたあとの燃焼ガスか
らの伝熱なので圧力の高い蒸気を得るには熱量が少なす
ぎる。
このため簡単な構造で、温水の供給と蒸気発生用の圧
力容器としての規定にも合格するボイラ付きの廃棄物焼
却装置の提案が要望されるものである。
力容器としての規定にも合格するボイラ付きの廃棄物焼
却装置の提案が要望されるものである。
〈発明の目的〉 この発明は新設の場合は勿論、既設の廃棄物焼却装置
にも採用でき、温水と高圧蒸気の得られるボイラ付き廃
棄物焼却装置の構造を提案することを目的とする。
にも採用でき、温水と高圧蒸気の得られるボイラ付き廃
棄物焼却装置の構造を提案することを目的とする。
〈手段の概要〉 要するにこの発明は、水冷壁で燃焼室を囲んだ廃棄物
焼却装置において、前記水冷壁内周面に沿い上下ヘツダ
を接続する複数本の蒸発管を配置しこれを蒸気ドラムに
接続し、かつ複数本の降水管を設け高圧蒸気を発生する
ボイラ装置と、前記水冷壁の上部と水冷壁外に位置する
温水タンクを経由して水冷壁下部と管路接続する循環管
路を設け、前記温水タンクの底部より送出す管路内温水
の温度信号でタンク水位を制御する制御装置を有する温
水ボイラとで廃棄物焼却装置を構成し、前記ボイラ装置
と前記温水ボイラを相互に独立して夫々制御する装置に
したボイラ付き廃棄物焼却装置であることを特徴とす
る。
焼却装置において、前記水冷壁内周面に沿い上下ヘツダ
を接続する複数本の蒸発管を配置しこれを蒸気ドラムに
接続し、かつ複数本の降水管を設け高圧蒸気を発生する
ボイラ装置と、前記水冷壁の上部と水冷壁外に位置する
温水タンクを経由して水冷壁下部と管路接続する循環管
路を設け、前記温水タンクの底部より送出す管路内温水
の温度信号でタンク水位を制御する制御装置を有する温
水ボイラとで廃棄物焼却装置を構成し、前記ボイラ装置
と前記温水ボイラを相互に独立して夫々制御する装置に
したボイラ付き廃棄物焼却装置であることを特徴とす
る。
〈実施例１〉 第１図、第２図により本願発明の第１実施例を説明す
る。焼却炉は第８図の従来の水冷ジヤケツト付きの装置
の改造をした場合の縦断面図である。
る。焼却炉は第８図の従来の水冷ジヤケツト付きの装置
の改造をした場合の縦断面図である。
この図面で第８図の符号のダツシユを除いた符号は同
一の部材を示すものとする。この場合燃焼用空気は送風
機７より水冷ジヤケツト（水管壁）５内の管11に供給さ
れノズル12から炉内へ噴出する。水冷ジヤケツトの壁13
は炉内の燃焼ガスより受熱し水冷内ジヤケツト内の冷却
水14は昇温して温水となることは従来の装置の場合と同
様である。
一の部材を示すものとする。この場合燃焼用空気は送風
機７より水冷ジヤケツト（水管壁）５内の管11に供給さ
れノズル12から炉内へ噴出する。水冷ジヤケツトの壁13
は炉内の燃焼ガスより受熱し水冷内ジヤケツト内の冷却
水14は昇温して温水となることは従来の装置の場合と同
様である。
この実施例では複数本の水管15c（第２図）はは上ヘ
ッダ15aと下ヘッダ15bを接続し工場でパネル状の水管壁
15にし既設焼却炉はそば迄搬入できる。この場合火炉16
の天井部17は火炉16に着脱できるように形成しておく。
ッダ15aと下ヘッダ15bを接続し工場でパネル状の水管壁
15にし既設焼却炉はそば迄搬入できる。この場合火炉16
の天井部17は火炉16に着脱できるように形成しておく。
下ヘツダ15bが火炉内に搬入後、運連中焼損すること
のないよう耐火物で被覆する。上部ヘツダ15aはドラム1
8に管路19で接続される。更にドラム19と下ヘツダ15bは
降水管20で接続される。
のないよう耐火物で被覆する。上部ヘツダ15aはドラム1
8に管路19で接続される。更にドラム19と下ヘツダ15bは
降水管20で接続される。
この水管壁15は炉内の高温の燃焼ガスから受熱し蒸気
を発生し圧力の高い蒸気をドラム18から供給することと
なる。水管壁15の水管のピツチはノズル12のピツチと半
ピツチずれて位置するので水冷ジヤケツトの受熱を半減
し、温水生産量を半減しかつボイラの構成部材となつて
いるので圧力の高い蒸気の発生を可能とし、しかも燃焼
用空気の噴出を阻害することはない。
を発生し圧力の高い蒸気をドラム18から供給することと
なる。水管壁15の水管のピツチはノズル12のピツチと半
ピツチずれて位置するので水冷ジヤケツトの受熱を半減
し、温水生産量を半減しかつボイラの構成部材となつて
いるので圧力の高い蒸気の発生を可能とし、しかも燃焼
用空気の噴出を阻害することはない。
温水タンク８は水冷ジヤケツト５から温水の供給を受
け、この温水タンク８に設けられた水位発信器（図示せ
ず）より水位の信号を受ける水位制御器25の信号によ
り、管路32に設けた給水流量制御弁26を制御する。温水
タンク内の温水は管路９により水冷ジヤケツトの下部に
水冷ジヤケツト５と温水タンク８の水位差によりまた水
冷ジヤケツト５が受熱することにより管路９、水冷ジヤ
ケツト、温水タンクと循環流動する。
け、この温水タンク８に設けられた水位発信器（図示せ
ず）より水位の信号を受ける水位制御器25の信号によ
り、管路32に設けた給水流量制御弁26を制御する。温水
タンク内の温水は管路９により水冷ジヤケツトの下部に
水冷ジヤケツト５と温水タンク８の水位差によりまた水
冷ジヤケツト５が受熱することにより管路９、水冷ジヤ
ケツト、温水タンクと循環流動する。
また工場等の温水需要先には管路10,温水供給ポンプ2
7を経由して温水は送られる。また管路10には温度発信
器28が設けられその信号を受ける制御器29により給水タ
ンクへ温水を戻し入れする管路30に設けた流量制御弁31
を制御する。
7を経由して温水は送られる。また管路10には温度発信
器28が設けられその信号を受ける制御器29により給水タ
ンクへ温水を戻し入れする管路30に設けた流量制御弁31
を制御する。
温水は水冷壁を含む温水の循環管路で昇温し所望の温
度の温水として送出される。
度の温水として送出される。
前記水冷ジヤケツト５、温水タンク８、管路９、10、
32、流量制御する弁26、31、温水供給ポンプ27と制御器
25、29により温水ボイラは形成される。
32、流量制御する弁26、31、温水供給ポンプ27と制御器
25、29により温水ボイラは形成される。
また水管壁15は炉内側に位置するので受熱量が大であ
ることからドラム18,ヘツダ15a,15b,管炉19,降水管20と
の組合せで通常の圧力蒸気を発生するボイラを形成す
る。水管壁15とドラム18を有するボイラ装置からは蒸気
を、温水タンクからは所望の温度の温水が、それぞれ独
立した制御により送出することができる。
ることからドラム18,ヘツダ15a,15b,管炉19,降水管20と
の組合せで通常の圧力蒸気を発生するボイラを形成す
る。水管壁15とドラム18を有するボイラ装置からは蒸気
を、温水タンクからは所望の温度の温水が、それぞれ独
立した制御により送出することができる。
〈実施例２〉 第３図、第４図、第５図はボイラ部の第２実施例を示
すものである。焼却炉の天井部117は燃焼ガス排出口を
含む形状としヘツダ51aに接続する水管が天井部を貫通
しないようにし千鳥配置２列型の水管壁の組立を容易に
したものである。天井部117の燃焼ガス出口は煙道と接
続し更に燃焼排ガスの保有熱を回収するボイラ、例えば
煙管式ボイラ21に接続する。
すものである。焼却炉の天井部117は燃焼ガス排出口を
含む形状としヘツダ51aに接続する水管が天井部を貫通
しないようにし千鳥配置２列型の水管壁の組立を容易に
したものである。天井部117の燃焼ガス出口は煙道と接
続し更に燃焼排ガスの保有熱を回収するボイラ、例えば
煙管式ボイラ21に接続する。
水管壁51で発生した蒸気は管路24経由前記ボイラ21に
供給される。ボイラ21の水部と水管壁51の下部ヘツダ51
bとは管路120で接続される。
供給される。ボイラ21の水部と水管壁51の下部ヘツダ51
bとは管路120で接続される。
第４図は水管壁51d,51eが二列に形成され炉壁側水管
壁51dは水冷壁であり符号51eは受熱量は大となる水管壁
ということになる。第４図は下部ヘツダ51bが焼却炉の
ケーシング24外に位置するときのヘツダ51b近傍の部分
図である。
壁51dは水冷壁であり符号51eは受熱量は大となる水管壁
ということになる。第４図は下部ヘツダ51bが焼却炉の
ケーシング24外に位置するときのヘツダ51b近傍の部分
図である。
燃焼用空気供給用の噴射ノズル61は前記ケーシング64
側の水管51dの外面に接触するようにして配置しノズル
が冷却もされるようにする。第５図に示すよう水管51d
のピツチＰの位置と水管51eのピツチＰの位置を半ピツ
チずらしピツチＰの寸法を適当に選定するときは炉内の
燃焼ガスからの熱を二列の水管は均等に受けかつ燃焼用
空気の噴出も好適にすることができ、発生する圧力の高
い気水混合物はボイラ21に供給され、ボイラ21の吸熱と
ともに廃熱回収と圧力の高い蒸気の発生を好適にするこ
とができる。
側の水管51dの外面に接触するようにして配置しノズル
が冷却もされるようにする。第５図に示すよう水管51d
のピツチＰの位置と水管51eのピツチＰの位置を半ピツ
チずらしピツチＰの寸法を適当に選定するときは炉内の
燃焼ガスからの熱を二列の水管は均等に受けかつ燃焼用
空気の噴出も好適にすることができ、発生する圧力の高
い気水混合物はボイラ21に供給され、ボイラ21の吸熱と
ともに廃熱回収と圧力の高い蒸気の発生を好適にするこ
とができる。
なお、第３図において底部112は複数の通気孔112aを
有する多孔板状にし更にその下部に加熱空気供給室22と
バーナ23を設けるときは底部112を形成する耐火物の加
熱と昇温した燃焼ガスが底部112より炉内に供給でき、
炉の起動を容易にすると共に燃焼用空気の供給を充分に
し黒煙発生をなくし燃焼を充分にすることができる。
有する多孔板状にし更にその下部に加熱空気供給室22と
バーナ23を設けるときは底部112を形成する耐火物の加
熱と昇温した燃焼ガスが底部112より炉内に供給でき、
炉の起動を容易にすると共に燃焼用空気の供給を充分に
し黒煙発生をなくし燃焼を充分にすることができる。
〈実施例３〉 第６図、第７図は燃焼用空気供給部の第３実施例を示
すもので水冷壁51dを管とメンブレンバーで形成するメ
ンブレン構造とした場合でメンブレンの複数本の炉外側
に圧力空気室64を第６図の如く形成し、メンブレンバー
63に設けた空気噴射ノズル（ノズル孔）62より燃焼用空
気を炉内に噴射する。第７図に空気噴射ノズル62を拡大
して図示する。この空気噴射ノズルの軸心はメンブレン
バー面に斜交しており炉内側の水管壁の水管51eを吹き
流動媒体で管材料を摩耗させないようにする。
すもので水冷壁51dを管とメンブレンバーで形成するメ
ンブレン構造とした場合でメンブレンの複数本の炉外側
に圧力空気室64を第６図の如く形成し、メンブレンバー
63に設けた空気噴射ノズル（ノズル孔）62より燃焼用空
気を炉内に噴射する。第７図に空気噴射ノズル62を拡大
して図示する。この空気噴射ノズルの軸心はメンブレン
バー面に斜交しており炉内側の水管壁の水管51eを吹き
流動媒体で管材料を摩耗させないようにする。
〈発明の効果〉 この発明を実施することにより、廃棄物の焼却処理の
際の燃焼により所望の圧力蒸気と所望温度の温水を夫々
独立した制御により同時に供給する装置が得られる。
際の燃焼により所望の圧力蒸気と所望温度の温水を夫々
独立した制御により同時に供給する装置が得られる。
これに加え水冷壁の温水を利用し燃焼用空気を予熱す
る空気予熱器を形成することができた。
る空気予熱器を形成することができた。
また既設の焼却炉を改造することも容易にできるとい
う効果を奏する。
う効果を奏する。
第１図はこの発明の第１実施例にかかる装置の縦断面と
配管を示す図面、第２図は第１図のＡ−Ａ断面視図、第
３図はボイラ部分の第２実施例にかかる装置の縦断面
図、第４図は水管壁の下部ヘツダを装置外側に位置させ
たときの部分断面図、第５図は第４図のＢ−Ｂ断面図、
第６図は第３実施例の水冷壁の横断部分図、第７図は第
６図のＤ部拡大図、第８図は従来の焼却炉の縦断面図、
第９図は第８図Ｃ部の部分拡大図である。 １……焼却炉、２……底部 ４′……点火バーナ ５……水冷ジヤケツト（水冷壁） 12……ノズル 15……水管壁、18……ドラム
配管を示す図面、第２図は第１図のＡ−Ａ断面視図、第
３図はボイラ部分の第２実施例にかかる装置の縦断面
図、第４図は水管壁の下部ヘツダを装置外側に位置させ
たときの部分断面図、第５図は第４図のＢ−Ｂ断面図、
第６図は第３実施例の水冷壁の横断部分図、第７図は第
６図のＤ部拡大図、第８図は従来の焼却炉の縦断面図、
第９図は第８図Ｃ部の部分拡大図である。 １……焼却炉、２……底部 ４′……点火バーナ ５……水冷ジヤケツト（水冷壁） 12……ノズル 15……水管壁、18……ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ２３Ｇ 5/44 ＺＡＢ Ｆ２３Ｇ 5/44 ＺＡＢＦ
Claims (2)
- 【請求項１】水冷壁で燃焼室を囲んだ廃棄物焼却装置に
おいて、前記水冷壁内周面に沿い上下ヘツダを接続する
複数本の蒸発管を配置しこれを蒸気ドラムに接続し、か
つ複数本の降水管を設け高圧蒸気を発生するボイラ装置
と、前記水冷壁の上部と水冷壁外に位置する温水タンク
を経由し水冷壁下部と管路接続する循環管路を設け、前
記温水タンクの底部より送出す管路内温水の温度信号で
タンク水位を制御する制御装置を有する温水ボイラとで
廃棄物焼却装置を構成し、前記ボイラ装置と前記温水ボ
イラを相互に独立して夫々制御する装置にしたことを特
徴とするボイラ付き廃棄物焼却装置。 - 【請求項２】複数の燃焼空気噴射用ノズルを有する環状
の管を水冷壁内に複数段設け空気予熱器に構成すること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のボイラ付き廃
棄物焼却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1076483A JP2750729B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | ボイラ付き廃棄物焼却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1076483A JP2750729B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | ボイラ付き廃棄物焼却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02259325A JPH02259325A (ja) | 1990-10-22 |
| JP2750729B2 true JP2750729B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=13606448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1076483A Expired - Lifetime JP2750729B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | ボイラ付き廃棄物焼却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2750729B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101185381B1 (ko) * | 2012-02-27 | 2012-09-24 | (주)영진블루텍 | 소각보일러장치 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5313798A (en) * | 1991-08-02 | 1994-05-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Charging control apparatus for an internal combustion engine with a dual turbocharger system |
| DE69313415T2 (de) * | 1992-12-11 | 1998-02-19 | Kobe Steel Ltd | Anlage und Verfahren zur Abfallverbrennung |
| JP2769289B2 (ja) * | 1994-03-08 | 1998-06-25 | 豊 三本松 | ごみ焚きボイラ |
| CN102705829A (zh) * | 2011-03-28 | 2012-10-03 | 江苏大信环境科技有限公司 | 固定炉排焚烧炉 |
| KR101284984B1 (ko) * | 2011-08-04 | 2013-07-10 | 김은숙 | 화목 증기 보일러 |
| KR101243198B1 (ko) * | 2011-09-19 | 2013-03-13 | 한국수력원자력 주식회사 | 기체공급장치를 갖는 용융로 |
| CN103604126B (zh) * | 2013-10-22 | 2016-03-02 | 浙江大学 | 层燃炉共处置危险废物焚烧系统及其方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58210426A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-07 | Takasago Kogyo Kk | 古タイヤを燃料とする温水ボイラ |
| JPS6131801A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-14 | 有限会社 雄工社 | 温水ボイラ |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1076483A patent/JP2750729B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101185381B1 (ko) * | 2012-02-27 | 2012-09-24 | (주)영진블루텍 | 소각보일러장치 |
| WO2013129784A1 (ko) * | 2012-02-27 | 2013-09-06 | (주)영진블루텍 | 소각 보일러 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02259325A (ja) | 1990-10-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2514565C (en) | Portable high pressure steam generator for car washing with gas heater | |
| JP2750729B2 (ja) | ボイラ付き廃棄物焼却装置 | |
| KR940002217B1 (ko) | 화학 공장의 가연성 고체잔유물 연소방법 및 장치 | |
| CS249291A3 (en) | Water-cooled rotary combustion chamber | |
| US3174530A (en) | Furnace combustion chamber | |
| US20020192608A1 (en) | Method and device for the autocombustion of oily organic waste,comprising a tangential heating furnace | |
| KR101501002B1 (ko) | 화실 일체형 구조를 갖는 노통 연관식 고효율 산업용 보일러 | |
| KR101937619B1 (ko) | 무한궤도식 폐배지 연소보일러 | |
| JPH0656261B2 (ja) | 熱回収式燃焼装置 | |
| KR102397601B1 (ko) | 열분해 스팀보일러 | |
| WO1983000210A1 (en) | Combined hot water heating and stripping column furnace and method | |
| JP3705668B2 (ja) | 切替式蓄熱バーナー付燃焼装置及び該燃焼装置を用いた設備 | |
| US4676733A (en) | Method for producing a clean heated fluid | |
| JP2725853B2 (ja) | 流動床式汚泥焼却炉 | |
| KR102092876B1 (ko) | 미분탄 보일러 | |
| JP3152586B2 (ja) | 廃棄物の乾留ガス化焼却処理装置 | |
| JPS6017679Y2 (ja) | 流動層炉 | |
| KR101629715B1 (ko) | 화실 일체형 구조를 갖는 산업용 수관 보일러 | |
| US362362A (en) | Bagasse-furnace | |
| US254037A (en) | C o n s u m e r | |
| JPS59109706A (ja) | 流動層燃焼炉 | |
| CN1012519B (zh) | 立式锅炉 | |
| CN2198516Y (zh) | 汽水助燃消烟常压锅炉 | |
| US667015A (en) | Incinerating-vault. | |
| US507938A (en) | Steam-boiler furnace |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227 Year of fee payment: 12 |