JP2749954B2 - 自然言語解析装置 - Google Patents

自然言語解析装置

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、自然言語解析装置に関し、より詳細には、
自然言語自動解析を行う自然言語解析装置に関する。例
えば、自動翻訳、自然言語理解システムの解析部、自然
言語によるデータベース検索システムなどに適用される
ものである。
従来技術 本発明に係る従来技術を記載した公知文献としては以
下のものがある。まず、特開昭63−165961号公報に記載
のものは、原文中に第1言語と第2言語と複数の言語が
含まれている場合の処理機能を有する機械翻訳装置に関
するもので、第1言語以外の部分を第2言語に翻訳する
ものである。しかしながら、第1言語の理解システム等
機械翻訳以外のシステムに応用することが不可能である
こと、すなわち、他の言語を翻訳の目的言語に翻訳する
ので、データベース検索のようなものには用いることが
不可能であること、また、第2言語(あるいはユーザが
指定した他の言語)へ翻訳処理を行なうためには、他の
言語から、対象言語への翻訳処理を必要とするため、結
局他の翻訳システムを構成するのは同様の複雑な言語処
理が必要であること、さらに、他の言語の部分を本格的
な解析にかけるため、断片的な入力には対処できないな
どの欠点がある。
また、特開昭62−31475号公報、特開昭62−115572号
公報、特開昭63−211463号公報はいずれも自然言語処理
装置に関するもので、複数の言語の解析手段を持ち、各
々の言語に応じて自動的あるいは指定して解析手段を切
換えるものである。しかしながら、多数の言語への解析
手段を別々に持つ必要があるばかりでなく、複雑な言語
処理が必要であり、また断片的な入力に対処できないな
どの欠点がある。
このように、従来の自然言語解析技術では、一つの言
語の文章を解析(翻訳)することを目的として、多様な
属性や文法情報等を用いるものであった。自然言語解析
装置は、ある言語の文を解析して、その構造(構文的、
意味的)を発見する手続であり、解析用の辞書と文法を
必要とする。さらに、その辞書や文法は、機械的かつ正
確に処理するための非常に細かな属性情報や共起情報を
含んでいる。したがって、一つの言語の解析を行なう解
析システムを作るためには、非常に膨大な情報の収集や
整理とそのための時間がかかることになる。
現在、日本語や英語等のメジャーな言語に関してはか
なり辞書や文法等が整備されつつあるが、例えば、多数
のアジアの言語やアフリカの言語等に関しては開発が遅
れている。したがって、それらの言語を母語とする人々
が自然言語解析装置(例えば、機械翻訳装置や自然言語
によるデータベース検索システムなど)を用いる場合
は、開発済の言語である英語等を通じて行なう必要があ
る。しかし、母語でない言語を用いる場合は、単語等の
面でハンデを負っていることになる。したがって、その
言語を母語としない人間が用いることをほとんど想定し
ておらず、それらを援助する手段を持っていない。つま
り、言語1の文章の中に断片的に他の言語を挿入する場
合における適切な解析手段を持っていないのが現状であ
る。
目的 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもの
で、英語の解析手段が整備されていることを前提に、別
の言語(例えば、日本語)の使用者が英語の解析手段を
用いることを援助するようにした自然言語解析装置を提
供することを目的としてなされたものである。
構成 本発明は、上記目的を達成するために、(1)対象言
語の文章を解析する解析手段を有し、該解析手段は、前
記対象言語の構文的まとまりの情報を受け取り、該構文
的まとまりを他の部分より優先して解析する自然言語解
析装置において、補助言語と前記対象言語の間の対応関
係を持った辞書と、該辞書の検索手段とを有し、対象言
語の解析の際し、未登録語が出現した場合は、前記補助
言語の辞書を検索し、該補助言語の辞書の検索結果に対
応する対象言語の語群は、前記構文的まとまりであると
して解析を実行すること、更には、(2)少なくとも、
前記解析手段は、対象言語の解析用辞書と、該解析用辞
書の検索手段と入力された対象言語の文章を解析する解
析手段とを有し、前記補助言語の辞書の検索結果に対応
する対象言語の語群で、該対象言語の解析用辞書を検索
すること、或いは、(3)少なくとも、対象言語の解析
用辞書と、該解析用辞書の検索手段と、入力された対象
言語の文章を解析する解析手段とを有し、該解析手段は
対象言語の構文的まとまりの情報と、そのまとまりの解
析結果となり得る構文的性質を受け取り、その構文的ま
とまりを他の部分より優先して解析し、上記構文的性質
に合致するものだけをその部分の解析結果として選択す
ることを特徴とする自然言語解析装置において、補助言
語と該対象言語に対応する対象言語の語群と、該対象言
語の語群の有する構文的属性の情報を持つ辞書と、該辞
書の検索手段とを有し、前記対象言語の解析の際し、未
登録語が出現した場合は、前記補助言語の辞書を検索
し、該補助言語の辞書の検索結果に対応する対象言語の
語群は、前記構文的まとまりと構文的属性を持ったもの
であるとして解析を実行すること、更には、(4)使用
者の用いる補助言語の種類を入力する入力手段を有し、
入力された補助言語の種類に応じて、該補助言語の辞書
の入れ替えることを特徴としたものである。以下、本発
明の実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明による自然言語解析装置の一実施例
を説明するための構成図で、ここでは、英仏翻訳装置の
構成図を示してあり、対象言語としては解析対象言語の
英語、補助言語として日本語やドイツ語等である。図
中、1は入出力部、2は補助言語の辞書選択・検索部、
3は補助言語の辞書群、3aはドイツ語・英語対応辞書、
3bは日本語・英語対応辞書、4は英語解析部、5は英仏
翻訳部、6は英語解析用辞書、7は英仏翻訳用辞書、8
は未登録語処理部、9は翻訳本体部である。解析対象言
語である英語を入力文として入力部1より入力し、該入
力文中に他の補助言語が含まれていると、補助言語の辞
書選択・検索部2により、補助言語の種類に応じて、ド
イツ語・英語対応辞書3aや日本語・英語対応辞書3bなど
を用いて検索する。この検索結果を用いて翻訳本体部9
を構成する英語解析部4において、未登録語処理部8を
介して入力文が解析される。該英語解析部4による英語
の解析に際しては、英語解析用辞書6が用いられる。前
記英語解析部4により入力文が解析されたのちに英仏翻
訳部5において英語を仏語に翻訳される。該英仏翻訳部
5における翻訳に際しては、英仏翻訳用辞書7が用いら
れる。翻訳が終了すると出力部1にて表示手段などによ
り出力される。
第2図は、本発明による英仏翻訳装置の動作処理を説
明するためのフローチャートである。以下、各ステップ
に従って順次説明する。
step1;英仏翻訳装置を立ち上げると、補助言語選択画面
が表われ、ここで可能な補助言語の一覧が表示され、マ
ウスあるいはキーボード等を用いて使用する補助言語を
指示することができる。指示されない場合は、補助言語
を用いなように設計してあるが、指示しない場合はあか
じめ定めた補助言語を用いるように設計することも可能
である。
step2;解析対象言語Aである英語の文章が入力される。
step3;英語の文章が入力されたかどうか判断する。入力
されなければ終了する。
step4;英語の文章が入力されると、英語解析用辞書を用
いて解析される。
step5;英語の解析終了語に英仏翻訳用辞書を用いて仏語
へ翻訳される。英仏翻訳用辞書は第7図に示してある。
いま、使用者が英語の単語を思い出せない場合、補助
言語として選んだ言語の単語を英語の単語のかわりに英
語の文章中に埋め込むことができる。このようにして文
章が入力され、解析される場合も、1語1語まず英語解
析用辞書を検索する。この時、補助言語の単語があるの
で、英語解析用辞書では該当する単語がなく未登録語と
なる。英語解析用辞書は第9図に示されている。
第3図は、未登録語のある場合の第2図におけるstep
4の英語の辞書検索・解析処理のフローチャートであ
る。以下、各ステップに従って順次説明する。
step1;解析対象言語の入力単語があるかどうか判断す
る。入力単語がなければ、step11でブロック(及びゴー
ル)情報を用いた英語の解析処理を行って終了する。
step2;入力単語があれば、英語解析用辞書を用いて検索
する。
step3;前記英語解析用辞書に英語単語や熟語のエントリ
があるかどうか判断する。
step4;英語単語や熟語のエントリがなければ、補助言語
の辞書が指定されているかどうか判断する。指定されて
いなければstep9において英語の未登録語処理が行なわ
れる。
step5;補助言語の辞書が指定されていれば、補助言語が
検索される。
step6;補助言語の辞書にエントリがあるかどうか判断す
る。もし補助言語の英語対応辞書を検索しても該当する
語がない場合は、step9において未登録語処理を行な
う。
step7;エントリがあれば、補助言語の英語対応辞書を検
索し、対応する英語の単語や単語群を探し出して、その
英語の単語や単語群で英語解析用辞書を検索する。文章
中ではその英語単語(群)があったものとして処理を進
める。実際は、まず単語や熟語として解析用辞書を検索
し、単語や熟語のエントリがあればそれを用いる。熟語
のエントリがない場合は、各構成要素単語毎に解析用辞
書検索を行なう。
step8;ブロック範囲(単語群として一つの構文的まとま
り)を前記単語群として、ブロックのゴールを辞書中で
前記単語群の持つ属性とする。
step9;前記step4において補助言語の辞書が指定されて
いなければ英語の未登録語処理が行なわれ、また、step
6において、補助言語の英語対応辞書を検索しても該当
する語がない場合は、未登録語処理が行なわれる。
step10;step8あるいはstep9の処理を経て、検索結果を
保存する。
本発明の実施例では、補助言語の語を検索してそれに
対応する英語の語群の各語に対して英語解析用辞書を検
索した場合は、未登録語にならないよに辞書をあらかじ
め構成してある。もちろん、英語解析用辞書にない語も
補助言語の英語対応辞書に存在するようにすることも可
能である。この場合は、その語に対して、英語の未登録
語処理が起動されるように構成すれば良い。
また、単語群は、単語群として一つの構文的まとまり
(ブロックである)という情報をも解析用バッファに蓄
積する。
未登録語処理は接辞の処理を行なったり、固有名詞の
処理を行なったり、品詞の推定を行なったりする。
辞書検索結果、および、ブロックの情報は、解析用の
バッファに保存され、辞書検索がすべて終ると、解析用
バッファの内容が解析ルールによって解析される。この
際、最内層のブロックより順に部分パーズ(部分的解析
を優先させる処理)が行なわれる。解析が終わった後、
フランス語の構造に置き換えられ、フランス語の生成を
行なって翻訳結果のフランス語を出力する また、処理の効率を上げるために、補助言語の英語対
応辞書には第6図に示すような構文属性情報が付与され
ている。これは、英語の語群全体をどのような品詞ある
いは構分的性質のものであるかを示したものである。検
索された英語単語を解析用辞書で検索し、ブロックの情
報とともに解析バッファに保存する際にそのブロックの
ゴールとしてその対応辞書中の構文属性を付与する。
辞書検索結果、およびブロックの情報は、解析用のバ
ッファに保存され、辞書検索がすべて終わると、解析用
バッファの内容が解析ルールによって解析される。この
際、最内層のブロックより順に部分パーズが行なわれ
る。この部分パーズの結果の内、ブロックに付属する構
文属性を持つもののみを選択する。解析が終わった後、
フランス語の構造に置き換えられ、フランス語の生成を
行なって翻訳結果のフランス語を出力する。
また、補助言語の英語対応辞書の英語の単語のかわり
に、可能な場合は英語辞書通の当該語の辞書中でのイン
デックス(アドレス)を置くことにより、検索スピード
を向上させることも当該可能である。
次に、第4図〜第6図に示されている英語解析用辞書
および英仏翻訳用辞書、日本語・英語対応辞書を用い、
補助言語として日本語が選択された場合を例にして説明
する。
入力として、「The語学is hard.」という文が入力さ
れた場合を考える。
まず、各単語ごとに英語解析用辞書を検索する。「語
学」という語は英語解析用辞書にないので(および、補
助言語として日本語が指定されているので)、日本語・
英語対応辞書を検索する。「語学」を検索すると、「st
udy of a language」[名詞]であることがわかるの
で、「study of a language」という英文であるものと
して、英語解析用辞書を検索する。そして、「study〜l
anguage」までがブロックであり、ブロックのゴールは
名詞であることを解析バッファに貯めておく。
文は、「The study of a language is hard.」という
文であると解析されており、「study〜language」まで
がブロックであるという情報も持った形で解析部に送ら
れる。
解析部では、まず、「study of a language」という
部分がブロックであるので、部分パーズにかけられ、そ
の結果の内、まとまった構造が名詞扱いとなるものを選
択する。その後、文全体が解析され、フランス後の構造
にかえ、生成を行なって、 「L′etude de une langue est difficile.」というフ
ランス文が出力される。
第4図は、未登録後のある場合の第2図におけるstep
4の英語の辞書検索・解析処理の他のフローチャートで
ある。以下、各ステップに従って順次説明する。
step1;解析対象言語の入力単語があるかどうか判断す
る。入力単語がなければ、step11で英語の解析処理を行
って終了する。
step2;入力単語があれば、英語解析用辞書を用いて検索
する。
step3;前記英語解析用辞書に英語単語や熟語のエントリ
があるかどうか判断する。
step4;英語単語や熟語のエントリがなければ、補助言語
の辞書が指定されているかどうか判断する。指定されて
いなければstep9において英語の未登録語処理が行なわ
れる。
step5;補助言語の辞書が指定されていれば、補助言語が
検索される。
step6;補助言語の辞書にエントリがあるかどうか判断す
る。もし補助言語の英語対応辞書を検索しても該当する
語がない場合は、step9において未登録語処理を行な
う。
step7;エントリがあれば、補助言語の英語対応辞書を検
索し、対応する英語の単語を探し出して、その英語の単
語で英語解析用辞書を検索する。文章中ではその英語単
語があったものとして処理を進める。
step8;辞書検索結果が対応辞書の該当品詞だけを選択す
る。
step9;前記step4において補助言語の辞書が指定されて
いなければ英語の未登録語処理が行なわれ、また、step
6において、補助言語の英語対応辞書を検索しても該当
する語がない場合は、未登録語処理が行なわれる。
step10;step8あるいはstep9の処理を経て、検索結果を
保存する。
処理の効率を上げるために、補助言語の英語対応辞書
には第9図に示すような品詞情報が付与されている。現
在は品詞のみであるが、品詞の細分類や意味分類や共起
関係等を属性(の条件)として付与することができるよ
うに構成することも可能である。検索された英語単語で
検索した時に、補助言語の英語対応辞書の該当する品詞
のみを解析用辞書から取ってくるようにすることによ
り、解析の際の多品詞がある程度解消されるので、効率
がよくなる。
次に、第8図〜第10図に示されている英語解析用結
果、日英対訳辞書、英仏翻訳辞書を用い、補助言語とし
て日本語が選択された場合を例にして説明する。
入力として、「The 勉強 of 英語 is hard.」という
文が入力された場合を考える。
まず、各単語ごとに、英語解析用辞書を検索する。
「勉強」「英語」という語は英語解析用辞書にないので
(および、補助言語として日本語が指定されているの
で)、日本語英語対応辞書を検索する。
「勉強」を検索すると、「study」[品詞は名詞]で
あることがわかるので、「study」で英語解析用辞書を
検索する。このとき、「study」の辞書情報中から、品
詞=名詞という属性にあったもののみを選択する。した
がって、動詞の場合の情報は捨てられる。「英語」の場
合も同様に、「English」の名詞のものだけが捨てられ
る。もちろん、属性は品詞に限らない。たとえば、名詞
の中の意味素性等の属性を指定できるように構成するこ
とは非常に容易である。したがって、文は「The study
of English is hard.」という文であると解釈され、ま
た、「study」、「English」の2語は、ともに名詞であ
ることが指令されている。したがって、「study」が動
詞として解析されたり、「English」が形容詞として解
析されたりする誤った解析が排除できるし、また、解析
のスピードも早くなる。この英語が解析・変換・生成さ
れ、 「L′etude de une langue est difficile.」というフ
ランス文が出力される。
このようにして、日本語と英語の簡単な対訳辞書を用
意し、英文中に日本語の単語を用いることを許すことに
よって、例えば、主語となる名詞を英語でどういうかわ
からない場合でも、取り敢えず、日本語で主語の部分を
入力することにより、以下の解析を進めることを可能に
するものである。
また、日本語と英語の対訳は非常に簡単なものですむ
ので、日本語における細かな文法事象を取り扱うような
膨大な情報を必要とせず、簡単に構築することができ
る。また、その部分は英語として解析すればよいので、
既存の英語の解析部分をそのまま用いることが可能であ
る。すなわち、本発明を用いることにより、既存の言語
解析手段を有効に利用して、他の言語の使用者がその言
語解析手段を有効に使用できる環境を非常に簡単に構築
することが可能となる。
効果 以上の説明から明らかなように、本発明によると、以
下のような効果がある。
(1)請求項1に対応する効果;解析対象の言語以外の
言語の単語を解析対象言語の語に置き換えて解析するの
で、他の言語を含んだ文章でも容易に解析できるように
なり、解析対象言語以外を母語とする使用者にも容易に
利用できるようになる。また、簡単な対応関係の辞書が
必要であるだけなので、解析対象言語以外の言語の解析
装置を新たに構築するのに比べて非常に簡単な労力しか
必要ないという利点もある。
(2)請求項2に対応する効果;前記請求項1の自然言
語処理装置の効果とともに、補助言語の語とそれに対応
する対象言語の語を、該対象言語の解析用辞書において
検索するので、統一のとれた解析が可能となる。
(3)請求項3に対応する効果;前記請求項1及び2の
効果とともに、補助言語の語の性質に応じて、対象言語
の構文単位の性質を決定しているので、対象言語の解析
の際の多品詞性や多構造の曖昧性が解消され、解析を効
率良く(正しく、速く)実行できるようになる。
(4)請求項4に対応する効果;補助言語を使用者に応
じて切換えることが可能になるので、多様な使用者に対
応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による自然言語解析装置の一実施例を
説明するための構成図、第2図は、本発明による自然言
語解析装置の動作処理を説明するためのフローチャー
ト、第3図は、英語の辞書検索・解析処理のフローチャ
ート、第4図は、英語の辞書検索・解析処理の他のフロ
ーチャート、第5図,第8図は、英語解析用辞書の例を
示す図、第6図,第9図は、日英対応辞書の例を示す
図、第7図,第10図は、英仏翻訳用辞書の例を示す図で
ある。 1……入出力部、2……補助言語の辞書選択・検索部、
3……補助言語の辞書群、3a……ドイツ語・英語対応辞
書、3b……日本語・英語対応辞書、4……英語解析部、
5……英仏翻訳部、6……英語解析用辞書、7……英仏
翻訳用辞書、8……未登録語処理部、9……翻訳本体
部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象言語の文章を解析する解析手段を有
    し、該解析手段は前記対象言語の構文的まとまりの情報
    を受け取り、該構文的まとまりを他の部分より優先して
    解析する自然言語解析装置において、補助言語と前記対
    象言語の間の対応関係を持った辞書と、該辞書の検索手
    段とを有し、対象言語の解析の際に、未登録語が出現し
    た場合は、前記補助言語の辞書を検索し、該補助言語の
    辞書の検索結果に対応する対象言語の語群は、前記構文
    的まとまりであるとして解析を実行することを特徴とす
    る自然言語解析装置。
  2. 【請求項2】少なくとも、前記解析手段は、対象言語の
    解析用辞書と、該解析用辞書の検索手段と入力された対
    象言語の文章を解析する解析手段とを有し、前記補助言
    語の辞書の検索結果に対応する対象言語の語群で、該対
    象言語の解析用辞書を検索することを特徴とする請求項
    1記載の自然言語解析装置。
  3. 【請求項3】少なくとも、対象言語の解析用辞書と、該
    解析用辞書の検索手段と、入力された対象言語の文章を
    解析する解析手段とを有し、該解析手段は対象言語の構
    文的まとまりの情報と、そのまとまりの解析結果となり
    得る構文的性質を受け取り、その構文的まとまりを他の
    部分より優先して解析し、上記構文的性質に合致するも
    のだけをその部分の解析結果して選択することを特徴と
    する自然言語解析装置において、補助言語と前記対象言
    語に対応する対象言語の語群と、該対象言語の語群の有
    する構文的属性の情報を持つ辞書と、該辞書の検索手段
    とを有し、前記対象言語の解析の際に、未登録語が出現
    した場合は、前記補助言語の辞書を検索し、該補助言語
    の辞書の検索結果に対応する対象言語の語群は、前記構
    文的まとまりと構文的属性を持ったものであるとして解
    析を実行することを特徴とする自然言語解析装置。
  4. 【請求項4】使用者の用いる補助言語の種類を入力する
    入力手段を有し、入力された補助言語の種類に応じて、
    該補助言語の辞書を入れ替えることを特徴とする請求項
    1,2又は3記載の自然言語解析装置。
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