JP2749501B2 - 火器の把手取付構造 - Google Patents
火器の把手取付構造Info
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Description
る把手取付構造に関する。
として、図5に示すように銃本体1の後部に取付ブラケ
ット20Aを介して左右に垂直な2本の把手40を固着
したものや、図6に示すように銃本体1の後部に左右に
水平に把手40を固着したものなどがある。そして射撃
操作において、射手は左右の把手40を夫々左右の手で
握り、何れか一方の手の親指で押し金55を押す(ある
いは人さし指で引き金を引く)という動作を行なってい
る。
を行なう場合、照準具により目標を捉えつつ押し金を押
すことになるが、弾丸発射時には銃本体に発射反動が発
生する。特に連続発射を行なうと、その発射反動による
衝撃振動が銃本体に固定の把手を介して射手の手に直接
伝わり、射手の疲労を招き、かつ照準の狂いを生じさせ
るという問題があった。
大として射程距離を長くするが、そうした場合、図5に
示すものでは、把手を握り締めた手首の曲げが窮屈とな
り、好ましくない。一方、図6のものでは、このような
射角の大きい時は手首の曲げもなく、楽な姿勢となる反
面、近距離の目標に対して低射角で、しかも遠距離射撃
時より精度の高い命中精度が要求される場合には、射手
の両腕の両脇が開いてしまって十分な銃の保持ができ
ず、命中精度を高めるには好ましくない問題があった。
射手の手に伝わりにくくする把手構造を提供することに
ある。また、この発明の第2の課題は、第1の課題に加
えて射角に合わせて射手の手首の姿勢を楽に保ち、か
つ、近距離での命中精度の向上に寄与することのできる
把手構造を提供することにある。
に、請求項1の発明では、銃本体の後部に把手を設け、
その把手を手で握って射撃を行うようにしてある火器に
おいて、銃本体の後部に、把手取付体を前後方向に所定
量往復動自在に支持し、把手取付体と銃本体間に把手取
付体を後方へ付勢する緩衝ばねを介在させ、前記把手と
射撃操作用の押し金を設けて成ることを特徴とする。
発明では請求項1の構成に加えて、把手取付体に左右一
対の把手の基部を前後方向の軸線回りに回動自在に支持
し、かつ、把手の姿勢を水平な第1位置と、把手先端が
下方を向く第2位置とに切換え保持する姿勢切換機構を
備えたことを特徴とする。
し金を操作して連続射撃する時に、銃本体が前後に衝撃
振動すると、銃本体が、緩衝ばねを介して把手取付体に
対して前後にスライドし、把手に発射反動、衝撃振動が
直接伝わらず、射手の手への反動、振動が緩和される。
また、請求項2によれば、射角の大きい時には把手の姿
勢を水平な第1位置として射手の手首の姿勢を楽にし、
近距離では垂直、又はそれに近い第2位置として射手の
両脇を閉じ、銃の保持を確実として命中精度の向上が図
られる。
2には後端部上方を覆う尾筒覆い体3が一体かつ強固に
連結されている。尾筒覆い体3は、その上面の左右両側
にばね収容部9と支持部12とが突設してある。各ばね
収容部9には貫通している小径の挿通孔11aと銃尾側
のみに開口している大径のばね収容穴11が夫々穿設し
てある。各支持部12には後述のガイドロッド23を挿
通する挿通孔13が前記ばね収容穴11と同軸上に貫通
してある。ばね収容部9の前後には夫々空間15が形成
され、それらの空間15における尾筒覆い体3の上面は
斜面3aとなっており(図3)、後述のスライダ21の
脚部22を銃軸に沿う方向に所定量移動可能に位置させ
得るようにしてある。尾筒覆い体3の内側は尾筒2との
間で遊底(図示なし)の収容空間を形成してある。
イドロッド23から成る。尾筒覆い体3を上側から跨ぐ
形状のスライダ21は、両側の中間部にばね収容部9を
位置させる凹部を設けることによって前後左右に前記空
間15内に位置される脚部22を有する。左右において
夫々前後の脚部22に設けた挿通孔(符号省略)には脚
部22間にわたってガイドロッド23の細径部23bが
挿通され、ナット24で一体に締付してある。ガイドロ
ッド23の太径部23aが前記支持部12の挿通孔13
に、また、ガイドロッド23の細径部23bがばね収容
穴11を通って挿通孔11aに夫々軸方向摺動自在に支
持され、これにより把手取付体20は図2に示すストロ
ークLだけ尾筒覆い体3に対して銃身軸線に沿う前後方
向に移動自在になっている。
の脚部22の前側にカラー25が嵌め込まれ、カラー2
5とばね収容穴11の底部との間に緩衝ばね26を介在
させ、把手取付体20を銃本体1に対して後方へ付勢
し、銃本体1に反動、振動がない時、スライダ20は図
1,2の位置にある。カラー25は、その前端部外周が
ばね収容穴11内に軸方向摺動自在に臨んでおり、ばね
収容穴11内に異物が混入することを防止している。
結部材30の左右の二又部31が夫々ナット32によっ
て固着してある。左右の二又部31には、図4に示すよ
うに夫々把手40の基部41がガイドロッド23の前後
方向の軸線回りに回動自在に支持されてある。基部41
には案内軸42が溶着されている。案内軸42の先端に
は案内カラー43が一体固着してある。案内カラー43
は把手本体44の中心に形成した摺動孔44aに摺動自
在に嵌装してある。把手本体44の基部側に一体螺合し
たキャップ45が、案内軸42に摺動自在に挿通してあ
る。把手本体44の先端部には前記案内カラー43と案
内軸42とに貫通して設けた長孔46を貫通するピン4
7が固着してある。この長孔46の長さは、後述の係止
突起49と位置決め凹部50a,50bの係止を外すの
に十分な長さになっている。案内カラー43とキャップ
45間には圧縮ばね48が介装してある。キャップ45
の端部(二又部31との対向部分)には夫々係止突起4
9が設けてある。二又部31には、係止突起49と係止
して、把手40を水平な第1位置Aと、把手40の先端
40aが下方を向く第2位置Bとに位置決め保持させる
位置決め凹部50a,50bが設けてある。この実施例
では第2位置Bは水平と成す角が約70度であるが、そ
れ以上直角までの角度であればよい。本発明の姿勢切換
機構51は、この実施例では、圧縮ばね48を含み、把
手本体44を案内軸42に対して軸方向に往復動させる
構造、係止突起49、位置決め凹部50a,50bから
構成される。
6によって回動自在に支持されると共に図示しないばね
で図2において、反時計方向に付勢してある。押し金5
5先端はリンクピン57を介して、尾筒2の後端に軸支
した逆鉤外し58の長孔59に連結してある。逆鉤外し
58は、尾筒2内の公知の撃発機構(特開平4−103
994号に開示)と連撃され、撃発準備状態で押し金5
5を押すことで弾丸61が図示しない給弾機構によって
銃本体内へ1発ずつ供給され、発射されるようになって
いる。
部50aに係止突起49を係止して左右の把手40を水
平な第1位置Aに保持する。すると、射角が大きくても
射手の手首は窮屈な姿勢とならない。また、射角が小さ
い近距離の場合、把手本体44をばね力に抗して案内軸
42に沿って外方へ引張り、係止突起49を位置決め凹
部50aから外し、そのまま下方へ回動すると、丁度係
止突起49が斜め下方位置の位置決め凹部50bと対向
した時点で圧縮ばね48のばね力で両者が係止し、把手
40は垂直に近い斜め下方の第2位置Bに位置される。
こうして左右の把手40が垂直に近い斜め下方の第2位
置Bとなると、これを握る射手の両脇は閉じ銃本体1を
しっかり保持できるため命中精度が向上する。
55を押すと弾丸61が発射され、その反動によって銃
本体1が後退し、また、連続発射では反動による振動で
銃本体1が前後するが、この時、銃本体1は射手が手で
保持している把手取付体20のガイドロッド23に沿っ
て把手取付体20に対して緩衝ばね26を介して前後に
スライドし、把手40を握る射手の手には直接反動、振
動が伝わらず、射手の疲労が軽減され、また、照準が合
せ易い。また、銃本体1の前後動があっても、押し金5
5と逆鉤外し58とは、銃本体1の前後動を許す長さの
長孔59を介してリンクピン57で連結してあるため、
押し金55を指で押したままの状態を保つことができ
る。
把手を手で握った状態で押し金を操作して連続射撃した
時に、射撃反動で銃本体が後退し、また、銃本体が前後
方向に衝撃振動しても、把手取付体に対して、緩衝ばね
を介して銃本体が前後するので反動、振動は把手を握っ
ている射手の手に直接伝わらず、射手の疲労を軽減さ
せ、また、照準の狂いも小さくなり、命中精度が向上す
る利点がある。また、請求項2の発明によれば、射角に
応じて把手姿勢を水平な第1位置と、把手先端が下方を
向く、垂直又はほぼ垂直に近い第2位置とに変更するよ
うにしたので、遠距離目標に対して射角が大きい時には
把手を水平にして射手の手首姿勢を楽にでき、また、近
距離射撃時には把手を垂直又はそれに近くして把手を握
った射手の両脇を閉じ、銃の保持を確実として命中精度
の向上を図ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】銃本体の後部に把手を設け、その把手を手
で握って射撃を行うようにしてある火器において、銃本
体の後部に、把手取付体を前後方向に所定量往復動自在
に支持し、把手取付体と銃本体間に把手取付体を後方へ
付勢する緩衝ばねを介在させ、把手取付体には、前記把
手と射撃操作用の押し金を設けて成る火器の把手取付構
造。 - 【請求項2】把手取付体に左右一対の把手の基部を前後
方向の軸線回りに回動自在に支持し、かつ、把手の姿勢
を水平な第1位置と、把手先端が下方を向く第2位置と
に切換え保持する姿勢切換機構を備えたことを特徴とす
る請求項1記載の火器の把手取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5234552A JP2749501B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 火器の把手取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5234552A JP2749501B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 火器の把手取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0791892A JPH0791892A (ja) | 1995-04-07 |
JP2749501B2 true JP2749501B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=16972815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5234552A Expired - Lifetime JP2749501B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 火器の把手取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2749501B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040226211A1 (en) * | 2003-05-16 | 2004-11-18 | Ra Brands. L.L.C. | Composite receiver for firearms |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02140193U (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-22 | ||
JPH0749916B2 (ja) * | 1990-08-22 | 1995-05-31 | 防衛庁技術研究本部長 | 自動てき弾銃 |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP5234552A patent/JP2749501B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0791892A (ja) | 1995-04-07 |
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