JP2749006B2 - 歯車のクラック診断装置 - Google Patents

歯車のクラック診断装置

Info

Publication number
JP2749006B2
JP2749006B2 JP5143757A JP14375793A JP2749006B2 JP 2749006 B2 JP2749006 B2 JP 2749006B2 JP 5143757 A JP5143757 A JP 5143757A JP 14375793 A JP14375793 A JP 14375793A JP 2749006 B2 JP2749006 B2 JP 2749006B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
event
unit
crack
occurrence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5143757A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH074951A (ja
Inventor
光正 山崎
吉一 白野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP5143757A priority Critical patent/JP2749006B2/ja
Priority to KR1019940013156A priority patent/KR950001273A/ko
Publication of JPH074951A publication Critical patent/JPH074951A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2749006B2 publication Critical patent/JP2749006B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/20Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring contours or curvatures, e.g. determining profile
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/0002Arrangements for supporting, fixing or guiding the measuring instrument or the object to be measured
    • G01B5/0004Supports

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は増速機,減速機などの歯
車装置内の歯車に発生するクラックを早期に検知する歯
車のクラック診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歯車のクラックを知るには,従来,歯車
装置を休止して分解点検し内部の歯車を目視するかある
いは非破壊検査によりクラック状態を観測する方法(以
下,休止点検法と呼ぶ)や,運転中の歯車装置から発生
する振動を計測分析する方法(以下,振動法と呼ぶ)
や,運転中の歯車から発生するAE(アコースティック
・エミッション:音響的弾性波)を計測分析するAE法
などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術においては,次に示す問題点がある。休止点検法
では,歯車装置を一旦休止して歯車を目視ないしは非破
壊検査を行ないクラックの大きさを計測する方法である
ため,休止損失が必然的に発生する点,点検作業に多大
な労力を要する点,クラック検出限界長が大きい点,ク
ラックが進行性のものか停滞性のものかの区別が不明で
ある点などの問題点がある。振動法では,歯車装置を休
止させる必要がなく運転中でクラックの発生を検出する
ことができる利点があるが,クラックが大きく進展した
時点や歯欠けを起こした時点でしか検出されないため,
振動法によって歯車のクラックを検出した時点で既にク
ラックは相当危険な状態に達しており,直ちに歯車を取
替えるか負荷を軽減させる等の処置を必要とする場合が
多い。したがって,予備歯車を保有するためのコスト上
昇や,歯車装置を緊急停止させ応急措置を実施すること
による操業損失が発生する等の問題点がある。
【0004】AE法では,歯車にクラック等の異常があ
る時に発生するAE波を歯車装置の軸受部に設置した2
個のAEセンサで検出し,増幅後包絡線検波を行なった
後,歯車の回転周波数成分を通過させるためのバンドパ
スフィルタを通過させた信号に対し,AEの発生源が歯
車である条件ならびに異常の存在によって生ずるAEで
ある条件という2つの条件を同時に満足するか否かを判
定することにより,歯車の異常を診断する方法がある。
この方法は,歯車装置を停止させず運転中に適用可能で
ある利点があるが,バンドパスフィルタを使用し歯車の
回転周波数成分以外を除去しているので歯車の噛み合う
際に発生する高周波成分が欠落するため,バンドパスフ
ィルタを通過した包絡線検波後のAE波形と実際に歯車
装置内で生起している歯車のクラックの進展状況との対
応関係が不明確となり,歯車のクラックの進展を明確に
検知できないことがあるという問題点があった。また,
この問題をクリアするためにバンドパスフィルタの通過
帯域巾を拡大させると,歯車クラックに起因しないAE
も検知してしまうため診断の精度が悪化するという問題
点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに,本発明においては,歯車のクラックから発生する
AEを検出する複数個のAE検出部と,歯車の回転位相
を検出する歯車回転位相検出部と,前記AE検出部から
発信されるAE信号を包絡線検波する包絡線検波部と,
包絡線検波後のAE信号のうち歯車の回転周波数から歯
車の噛み合い周波数成分を包含する一定範囲の周波数成
分を通過させるフィルタリング部と,該フィルタリング
部を通過したAE信号と前記歯車回転位相検出部より発
信される歯車回転位相信号とをディジタルサンプリング
してA/D変換を行なうディジタルサンプリング部と,
ディジタルサンプリングされたAE信号ならびに歯車回
転位相信号から各々のAE事象の特徴を表わすAE事象
パラメータを演算するAE事象パラメータ演算部と,該
AE事象パラメータ演算部で演算されたAE事象パラメ
ータからAE発生位置に関する数値を演算し,予め設定
された範囲内に収まる演算値のみを分別するAE発生位
置分別部と,該AE発生位置分別部で分別された各々の
AE事象のうちでAE事象間の発生時間間隔が歯車回転
周期に一致するAE事象のみを分別するAE発生時間間
隔分別部と,該AE発生時間間隔分別部で分別されたA
E事象の各々のAE到達時間に対応した歯車回転位相を
変数としAE事象発生率を頻度とする分布を演算する歯
車位相分布演算部と,該歯車位相演算部で演算された歯
車回転位相区分別AE事象発生率が予め設定された基準
値以上のAE発生率を示す歯車回転位相区分内の個数か
ら進展したクラック個所数を判定し,前記発生時間間隔
分別部で採用された歯車回転周期に基づいてクラックが
進展中の歯車を同定する機能を備えたクラック進展判定
部と,から構成された歯車のクラック診断装置とした。
【0006】
【作用】歯車にクラックが発生し進展するとき,クラッ
クの近傍における応力が一定でなく増減する場合にはA
Eが発生する。この現象はクラックが進展している歯車
の歯と相手歯車との噛み合い時間のオーダのタイミング
で生起する。したがって,AE検出部で検出されたAE
信号は増幅され,包絡線検波されてから,歯車の回転周
波数から歯車の噛み合い周波数成分を包含する一定範囲
の周波数成分を通過させるバンドパスフィルタを通過さ
せて歯車のクラック進展に係るAE現象に忠実に対応し
たAE信号が得られる。一方,歯車回転位相検出部で
は,歯車の回転位相を,たとえば,歯車軸回転パルス発
生機構などにより歯車の回転位相を検出して増幅し,フ
ィルタリングされたAE信号とともにAD変換され,デ
ィジタル化される。AE事象パラメータ演算部では,デ
ィジタル化されたAE検出信号が所定の基準値と比較さ
れ,一定の基準値以上のAE信号がAE事象データ単位
として識別された後に,AE到達時間,歯車回転位相等
のAE事象パラメータが演算される。さらに,AE発生
位置分別部において,複数個のAE事象パラメータ演算
部で得られたAE検出部に対応する各々の到達時間時系
列およびその差異を求め,AEの伝達速度と各々のAE
検出部間の距離によって定まるAE発生位置係数が演算
され,得られたAE発生位置係数が予め定められた値の
範囲内にあるAE事象のみを歯車から発生したAE事象
として分別する。次に,AE発生時間間隔分別部におい
て,AE発生位置分別部で分別されたAE事象のうちか
ら各々のAE事象の到達時間の差異が歯車軸回転周期に
等しいAE事象のみを歯車のクラック進展に係るAE事
象として分別する。歯車位相分布演算部において,AE
発生時間間隔分別部で分別されたAE事象を対象としこ
れら各AE事象に対応する歯車回転位相により位相分布
を演算する。次に,クラック進展判定部において,歯車
位相分布演算部で演算した位相分布が予め定められた値
を越えた場合に歯車のクラックが進展中と判定する。一
方,歯車位相分布において,位相分布が予め定められた
値より大きい歯車位相を探索して,クラックが進展して
いる歯車の位相,すなわち,クラックの発生個所を判定
することができる。
【0007】このようにして,複数個のAE検出部と歯
車位相検出部より検出される信号に基づいて,このAE
が歯車部から発生している条件と歯車のクラックに起因
する条件をともに満足したAE事象に対して歯車回転位
相分布を演算・判定することにより歯車にクラックが進
展しているか否かの判定を行なうと同時に,どの歯車で
クラックが進行しているかをも判定するので,歯車の維
持管理に多大な効果が得られる。
【0008】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例の詳細に
ついて説明する。図1〜図6は本発明に係る実施例を示
し,図1は歯車のクラック診断装置のブロック線図,図
2は歯車装置の概略平面図,図3はAE到達時間および
歯車回転位相に関する説明図,図4はAE発生時間間隔
分別部に関する説明図,図5は歯車回転位相分布に関す
る説明図,図6は歯車クラック診断結果を示すAE事象
頻度図である。
【0009】図1において,1はAE検出部であり2は
AE検出部でそれぞれAEセンサである。AE検出部1
およびAE検出部2は,図2に示すように,歯車33に
クラックが進展している状態を診断するために,歯車3
3を所定の位置に支持する軸34を支持する軸受35,
36または軸受35,36と剛に結合された軸受箱部3
7にそれぞれ取付けられている。歯車回転位相検出部3
は,図2において,歯車の軸34が1回転する間の歯車
回転角を直接的ないしは間接的に算出可能とするような
信号を検出するもので,例えば歯車が1回転するたびに
回転パルスを発生させる方式などが適用され,歯車の軸
34の近傍に設置されている。AE検出部1およびAE
検出部2は上記歯車33でクラックが発生し歯車材の種
類で定まる一定のクラック長さ以上にクラックが進展し
た場合では,相手歯車と噛み合う際,歯車の噛み合い時
間に相当する時間巾でAEが発生するため,クラックの
進展に起因するAEを検出する。上記AE検出部1およ
びAE検出部2が検出したAE信号a(t),b(t)
は増幅部4により増幅された後包絡線検波部6により包
絡線検波され,さらにフィルタリング部7において歯車
軸回転周波数をfr,歯車の噛み合い周波数をfm ,d1
,d2 を正の定数とした場合,(fr −d 1 )から
(fm +d2 )の範囲の周波数成分のみが通過させられ
る。フィルタリングを行なう際,通過周波数帯域を歯車
軸回転周波数に狭めると歯車が噛み合う際にクラックが
進展する現象に係る周波数成分が欠落し,有効な信号成
分が失われる問題を防止するために上記(fr −d1
から(fm +d2 )の周波数成分のAE信号を活用する
方式が有効である。一方,歯車回転位相検出部3で検出
された歯車回転位相信号は増幅部5で増幅された後,フ
ィルタリング部7でフィルタリングされたAE検出部1
およびAE検出部2に係る信号Fa(t),Fb(t)
とともにディジタルサンプリング部8でA/D変換され
る。ディジタルサンプリング部8において,上記AE信
号Fa(t),Fb(t)および歯車回転位相信号p
(t)は,適切なディジタルサンプリング周期でディジ
タルサンプリングされ,ディジタルデータ列{an
{bn }{pn }が得られる。
【0010】AE事象パラメータ演算部9においては,
図3に示すように,上記AE検出部1およびAE検出部
2に係るAE信号データ列{an },{bn }を対象と
して,適切に選定された基準値Ath,Bthによりan
thなる連続したデータ列〈an 〉をAE検出部1に係
るAE事象iに対応したデータ集団としAiとする。同
様にbn ≧Bthなる連続したデータ列〈bn 〉をAE検
出部2に係るAE事象jに対応したデータ集団としBj
とする。ディジタルサンプリング部8で得られた歯車回
転位相信号に係るデータ列{pn }と,上記AE検出部
1に係るAE事象iに属するAEデータ集団Aiを用い
て図3に示す如くAE到達時間Taiおよび到達時間Tai
に対応する歯車回転位相Piが計算される。同様にし
て,AE検出部2に係るAE事象jに属するAEデータ
集団Bjに対応するAE到達時間TbiおよびAE到達時
間Tbiに対応する歯車回転位相Piが計算される。AE
発生位置分別部10において,AE事象パラメータ演算
部9で計算されたAE検出部1に係るAE到達時間Tai
およびAE検出部2に係るAE到達時間Tbjを用いてA
E検出部1に係るAE事象iとAE検出部2に係る事象
jとの到達時間差Tai−Tbjを求め,AEの伝播速度v
およびAE検出部1とAE検出部2との距離Hおよび係
数αによりAE発生位置係数L(i,j)を例えば下式
により演算する。
【0011】
【数1】 L(i,j) =(αv/2)・〔(Tai−Tbj)+(H/v)〕 (1)
【0012】このAE発生位置係数L(i,j)は1対
の観測されたAE事象iおよびAE事象jに関しAEの
発生位置に対応した数値を示すため,AE発生位置係数
L(i,j)が所与のAE検出条件および歯車軸上での
歯車部位置とで定まる一定の値Lc±ΔLの範囲内にあ
る場合はAE事象iとAE事象jはその発生位置が歯車
近傍である可能性が大であると見做すことができるの
で,この条件を満足したAE事象iおよびAE事象Bj
のみを歯車部以外の位置から発生したAE事象と区別
し,それぞれA'i,A'jとして区別する。
【0013】次に,AE発生時間間隔分別部11におい
ては,AW発生位置分別部10において分別された歯車
部近傍で発生したAE事象A'iおよびB'j対象として,
図4に示すように,例えば,AE事象A'iに関する時系
列A'1,A'2,A'3,A'4,…において,対応するAE
到達時間差TA(1,2),TA(1,3),TA
(1,4)およびTA(2,3),TA(2,4),…
等TA(k,l)を演算し,このTA(k,l)が歯車
の回転周期TR に等しいAE事象のみを歯車のクラック
進展によるAE事象として他と区別しA''i とする。ま
た,AE事象Bjについても同様な処理が実施可能であ
る。
【0014】歯車位相分布計測部12においては,上記
AE発生時間間隔分別部11で分別された歯車のクラッ
ク進展によるAE事象A''i またはB''j を対象とし
て,図5に示すように,例えば,AE事象A''i に関す
る時系列A''1 ,A''2 ,A'' 3 ,A''4 ,…におい
て,各AE事象到達時間に対応する歯車回転位相P''
1 ,P''2 ,P''3 ,P''4 ,…を分布変数とし,AE
事象数を頻度にとり歯車回転位相分布を作成する。ま
た,AE事象B''j に関しても同様にして歯車回転位相
分布を作成する。クラック進展判定部13では,歯車位
相分布計測部12で得られた歯車回転位相分布におい
て,一定の頻度Fc以上に達した歯車回転位相において
歯車クラックが発生したと判定する。
【0015】表示部14は,クラック進展判定部13で
得られたクラック個数,クラック発生位相および診断経
過データ等を表示する。図6は本実施例による歯車クラ
ック進展診断結果の一例であり,0.8mmのクラック
を診断できた例である。
【0016】上記実施例では,1個の歯車についてのも
のであるが,相手側歯車についても同様に適用可能であ
り,また多段の歯車装置に対しても本発明が容易に適用
可能なことは明白である。すなわち,本発明によれば複
数段からなる歯車装置を構成する全ての歯車に対し,ク
ラックが進展している歯車の同定,クラック進展中の個
所数および位置を精密に診断することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
歯車装置の歯車に発生したクラックを診断する場合,従
来の振動法による方式ではクラックが大きく進展して初
めて診断可能となるのに比して,相当小さいクラックの
進展が診断可能になった。また,従来のAEによる歯車
の異常診断技術では歯車のキズやクラックの異常の有無
を診断するものに比較して,本発明ではクラックが進展
している歯車の同定(例えば段数およびピニオンかギア
なのか)が可能になった点が異なり,進展中のクラック
の個所数および位置の診断が可能となり,歯車装置の歯
車クラックによる故障休止損失の低減,整備コストの低
減,歯車予備品保有によるロスの低減などにおいてその
効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る歯車のクラック診断装置
のブロック線図である。
【図2】本発明の実施例に係る歯車のクラック診断装置
の概略平面図である。
【図3】本発明の実施例に係るAE到達時間および歯車
回転位相に関する説明図である。
【図4】本発明の実施例に係るAE発生時間間隔分別部
に関する説明図である。
【図5】本発明の実施例に係る歯車回転位相分布に関す
る説明図である。
【図6】本発明の実施例に係る歯車クラック診断結果を
示すAE事象頻度図である。
【符号の説明】
1 AE検出部 2 AE検出部 3 歯車回転位相検出部 4 AE信号増幅部 5 歯車回転位相信号増幅部 6 包絡線検波部 7 フィルタリング部 8 ディジタルサンプリング部 9 AE事象パラメータ演算部 10 AE発生位置分別部 11 AE発生時間間隔分別部 12 歯車回転位相分布演算部 13 クラック進展判定部 14 表示部 33 歯車 34 軸 35 軸受 36 軸受 37 軸受箱部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 21/20 102 G01M 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯車のクラックから発生するAEを検出
    する複数個のAE検出部と,歯車の回転位相を検出する
    歯車回転位相検出部と,前記AE検出部から発信される
    AE信号を包絡線検波する包絡線検波部と,包絡線検波
    後のAE信号のうち歯車の回転周波数から歯車の噛み合
    い周波数成分を包含する一定範囲の周波数成分を通過さ
    せるフィルタリング部と,該フィルタリング部を通過し
    たAE信号と前記歯車回転位相検出部より発信される歯
    車回転位相信号とをディジタルサンプリングしてA/D
    変換を行なうディジタルサンプリング部と,ディジタル
    サンプリングされたAE信号ならびに歯車回転位相信号
    から各々のAE事象の特徴を表わすAE事象パラメータ
    を演算するAE事象パラメータ演算部と,該AE事象パ
    ラメータ演算部で演算されたAE事象パラメータからA
    E発生位置に関する数値を演算し,予め設定された範囲
    内に収まる演算値のみを分別するAE発生位置分別部
    と,該AE発生位置分別部で分別された各々のAE事象
    のうちでAE事象間の発生時間間隔が歯車回転周期に一
    致するAE事象のみを分別するAE発生時間間隔分別部
    と,該AE発生時間間隔分別部で分別されたAE事象の
    各々のAE到達時間に対応した歯車回転位相を変数とし
    AE事象発生率を頻度とする分布を演算する歯車位相分
    布演算部と,該歯車位相演算部で演算された歯車回転位
    相区分別AE事象発生率が予め設定された基準値以上の
    AE発生率を示す歯車回転位相区分内の個数から進展し
    たクラック個所数を判定し,前記発生時間間隔分別部で
    採用された歯車回転周期に基づいてクラックが進展中の
    歯車を同定する機能を備えたクラック進展判定部と,か
    ら構成された歯車のクラック診断装置。
JP5143757A 1993-06-15 1993-06-15 歯車のクラック診断装置 Expired - Fee Related JP2749006B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5143757A JP2749006B2 (ja) 1993-06-15 1993-06-15 歯車のクラック診断装置
KR1019940013156A KR950001273A (ko) 1993-06-15 1994-06-11 기어크랙 진단장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5143757A JP2749006B2 (ja) 1993-06-15 1993-06-15 歯車のクラック診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH074951A JPH074951A (ja) 1995-01-10
JP2749006B2 true JP2749006B2 (ja) 1998-05-13

Family

ID=15346318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5143757A Expired - Fee Related JP2749006B2 (ja) 1993-06-15 1993-06-15 歯車のクラック診断装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2749006B2 (ja)
KR (1) KR950001273A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113155651B (zh) * 2021-03-30 2022-05-10 东北大学 基于疲劳试验与仿真的直齿轮齿根裂纹扩展规律分析方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR950001273A (ko) 1995-01-03
JPH074951A (ja) 1995-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920002072B1 (ko) Ae 방식 회전기 이상진단 시스템
US4931949A (en) Method and apparatus for detecting gear defects
EP0087813B1 (en) Method and apparatus for monitoring cracks of a rotatable body
JP4935157B2 (ja) 異常診断装置および異常診断方法
RU2470280C2 (ru) Способ обнаружения и автоматической идентификации повреждения подшипников качения
US4549437A (en) Acoustic testing of complex multiple segment structures
JP3046426B2 (ja) プラント機器の監視装置
JP4569437B2 (ja) 異常診断装置
JP2008292288A (ja) 減速機の軸受診断装置
JP2001304954A (ja) 故障診断方法及びその装置
JP2002090267A (ja) 異常診断方法
JP3020349B2 (ja) 異常検出方法及び装置
JPS5934146A (ja) ロ−タブレ−ドの探傷装置
JP2749006B2 (ja) 歯車のクラック診断装置
JP2695366B2 (ja) 低速回転機械の異常診断方法
US20200116554A1 (en) Method for detecting a defect in a vibration sensor, associated device and computer program
JP3014201B2 (ja) 軸受け異常予知装置
JP3639160B2 (ja) 異常箇所検出装置
CN113375933B (zh) 一种刮板输送机故障诊断系统和诊断方法
JP2003344150A (ja) 回転機械の軸振動解析による状態診断方法及び装置
JP2000158044A (ja) 冷間圧延機のチャタリング検出方法及び装置
JP2002310854A (ja) 増・減速機歯車の損傷歯の検出方法および装置
Wändell Multistage gearboxes: Vibration based quality control
JP3422873B2 (ja) 振動監視装置
JPH08122142A (ja) 判別装置及び判別方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees