JP2747652B2 - 油圧式可動翼ポンプのモータ単体運転試験方法 - Google Patents
油圧式可動翼ポンプのモータ単体運転試験方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧式可動翼ポンプの
モータ単体運転試験方法に関するものである。
モータ単体運転試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油圧式可動翼ポンプは、運転中に翼の角
度を調整して吐出流量等を適宜に制御する技術として公
知のものである。立軸型ポンプに適用された油圧式可動
翼ポンプにつき、図7を参照して簡単に説明する。
度を調整して吐出流量等を適宜に制御する技術として公
知のものである。立軸型ポンプに適用された油圧式可動
翼ポンプにつき、図7を参照して簡単に説明する。
【0003】図7の(a)は、ポンプ全体概観図であ
り、(b)は、サーボシリンダの縦断面図である。図7
に示されるごとく、油圧式可動翼ポンプ10は、モータ
架台12に設置されたモータ14により回転駆動される
モータ駆動軸16と可動翼(図示せず)が設けられるポ
ンプ駆動軸18とがサーボシリンダ20を介して連結さ
れる。そして、モータ駆動軸16内は、中空であって導
油管22が遊びをもって挿入貫通され、モータ駆動軸1
6の内径と導油管の外周との隙間と、導油管22の内径
との2つの流路を介して、モータ14のモータフレーム
の上部に設けられた翼角制御装置24からサーボシリン
ダ20に翼角制御油が供給される。さらに、図7(b)
に詳しく示されるごとく、サーボシリンダ20のポンプ
側シリンダ26には、軸方向に上下自在のサーボピスト
ン28が設けられる。ポンプ駆動軸18は中空で、翼角
度制御棒30が挿通され、その上端がサーボピストン2
8に固定される。そこで、翼角制御油によりサーボピス
トン28が軸方向に移動するのに伴ない、ポンプ駆動軸
18に対して翼角度制御棒30が軸方向に相対移動して
翼角度が制御される。図7(b)にあっては、導油管2
2の下端が、サーボピストン28に設けられたピストン
フランジ32に固定され、導油管22の内径を介して供
給される翼角制御油は、破線で示すごとく、サーボピス
トン28を上方に移動させるよう作用する。また、モー
タ駆動軸16の内径と導油管22の外周との隙間を介し
て供給される翼角制御油は、実線で示すごとく、サーボ
ピストン28を下方に移動させるように作用する。な
お、サーボシリンダ20のシリンダは、ポンプ側シリン
ダ26とモータ側シリンダ34に分解可能であり、ボル
ト・ナット36により締付け固定されている。
り、(b)は、サーボシリンダの縦断面図である。図7
に示されるごとく、油圧式可動翼ポンプ10は、モータ
架台12に設置されたモータ14により回転駆動される
モータ駆動軸16と可動翼(図示せず)が設けられるポ
ンプ駆動軸18とがサーボシリンダ20を介して連結さ
れる。そして、モータ駆動軸16内は、中空であって導
油管22が遊びをもって挿入貫通され、モータ駆動軸1
6の内径と導油管の外周との隙間と、導油管22の内径
との2つの流路を介して、モータ14のモータフレーム
の上部に設けられた翼角制御装置24からサーボシリン
ダ20に翼角制御油が供給される。さらに、図7(b)
に詳しく示されるごとく、サーボシリンダ20のポンプ
側シリンダ26には、軸方向に上下自在のサーボピスト
ン28が設けられる。ポンプ駆動軸18は中空で、翼角
度制御棒30が挿通され、その上端がサーボピストン2
8に固定される。そこで、翼角制御油によりサーボピス
トン28が軸方向に移動するのに伴ない、ポンプ駆動軸
18に対して翼角度制御棒30が軸方向に相対移動して
翼角度が制御される。図7(b)にあっては、導油管2
2の下端が、サーボピストン28に設けられたピストン
フランジ32に固定され、導油管22の内径を介して供
給される翼角制御油は、破線で示すごとく、サーボピス
トン28を上方に移動させるよう作用する。また、モー
タ駆動軸16の内径と導油管22の外周との隙間を介し
て供給される翼角制御油は、実線で示すごとく、サーボ
ピストン28を下方に移動させるように作用する。な
お、サーボシリンダ20のシリンダは、ポンプ側シリン
ダ26とモータ側シリンダ34に分解可能であり、ボル
ト・ナット36により締付け固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記油圧式可動翼ポン
プ10を据付ける作業工程において、モータ駆動軸16
とポンプ駆動軸18を連結しない状態で、すなわち、サ
ーボシリンダ20のポンプ側シリンダ26とモータ側シ
リンダ34を分解した状態で、モータ14の単体運転試
験がなされる。この試験により、モータ14の電圧、電
流、回転速度、振動、温度および異常音の有無等の諸特
性が確認される。
プ10を据付ける作業工程において、モータ駆動軸16
とポンプ駆動軸18を連結しない状態で、すなわち、サ
ーボシリンダ20のポンプ側シリンダ26とモータ側シ
リンダ34を分解した状態で、モータ14の単体運転試
験がなされる。この試験により、モータ14の電圧、電
流、回転速度、振動、温度および異常音の有無等の諸特
性が確認される。
【0005】ここで、従来におけるこのモータ単体運転
試験にあっては、モータ駆動軸16内に導油管22が組
み付けられていない状態でなされていた。これは、図8
に一点鎖線で示すごとく、モータ駆動軸16内に導油管
22が挿入されその下端がピストンフランジ32に固定
された状態でモータ単体運転試験がなされると、導油管
22が破損される虞が大きいためであった。なぜなら
ば、導油管22の上端部は翼角制御装置24に未だ連結
されず、何んら固定支持されていない。このために、導
油管22の上端部等は変位および変形し易く、モータ駆
動軸16の内径の壁面に当接し易い。そして、当接した
際に摩擦抵抗により導油管22に軸回りの回転力が作用
して激しく揺れ動き、この力が導油管22の破損の原因
となり得る。
試験にあっては、モータ駆動軸16内に導油管22が組
み付けられていない状態でなされていた。これは、図8
に一点鎖線で示すごとく、モータ駆動軸16内に導油管
22が挿入されその下端がピストンフランジ32に固定
された状態でモータ単体運転試験がなされると、導油管
22が破損される虞が大きいためであった。なぜなら
ば、導油管22の上端部は翼角制御装置24に未だ連結
されず、何んら固定支持されていない。このために、導
油管22の上端部等は変位および変形し易く、モータ駆
動軸16の内径の壁面に当接し易い。そして、当接した
際に摩擦抵抗により導油管22に軸回りの回転力が作用
して激しく揺れ動き、この力が導油管22の破損の原因
となり得る。
【0006】かかる理由から、モータ単体運転試験は導
油管22が組み付けられていない状態でなされ、試験後
にモータ14を取り外し、改めて導油管22を組み付け
て再びモータ14を据付けなければならず、据付け作業
の工程が複雑であり、多大な時間と労力を要するという
問題があった。
油管22が組み付けられていない状態でなされ、試験後
にモータ14を取り外し、改めて導油管22を組み付け
て再びモータ14を据付けなければならず、据付け作業
の工程が複雑であり、多大な時間と労力を要するという
問題があった。
【0007】本発明は、上述のごとき従来の事情に鑑み
てなされたもので、導油管を組み付けたままこれを破損
させることなくモータ単体運転試験ができ、据付け作業
工程を簡単化し得る油圧式可動翼ポンプのモータ単体運
転試験方法を提供することを目的とする。
てなされたもので、導油管を組み付けたままこれを破損
させることなくモータ単体運転試験ができ、据付け作業
工程を簡単化し得る油圧式可動翼ポンプのモータ単体運
転試験方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の油圧式可動翼ポンプのモータ単体運転試
験方法は、モータ駆動軸とポンプ駆動軸とがサーボシリ
ンダを介して連結され、モータの上方に配設される翼角
制御装置と前記サーボシリンダの間で、前記モータ駆動
軸内に導油管を遊びをもって挿入貫通して前記導油管の
外周と前記モータ駆動軸内径の隙間と前記導油管内との
2流路を介して翼角制御油が供給される油圧式可動翼ポ
ンプであって、前記サーボシリンダを分解して前記モー
タ駆動軸とポンプ駆動軸とを分離させ、前記モータ駆動
軸内に挿入貫通された前記導油管の一端を、モータフレ
ームの上部に着脱自在に配設した支持部材により前記モ
ータ駆動軸の回転軸上に支持し、前記導油管の他端を分
解されたサーボシリンダのポンプ側シリンダに設けられ
るサーボピストンに固定し、前記導油管を前記モータ駆
動軸内に挿入貫通させたまま前記モータの単体運転試験
をさせている。
めに、本発明の油圧式可動翼ポンプのモータ単体運転試
験方法は、モータ駆動軸とポンプ駆動軸とがサーボシリ
ンダを介して連結され、モータの上方に配設される翼角
制御装置と前記サーボシリンダの間で、前記モータ駆動
軸内に導油管を遊びをもって挿入貫通して前記導油管の
外周と前記モータ駆動軸内径の隙間と前記導油管内との
2流路を介して翼角制御油が供給される油圧式可動翼ポ
ンプであって、前記サーボシリンダを分解して前記モー
タ駆動軸とポンプ駆動軸とを分離させ、前記モータ駆動
軸内に挿入貫通された前記導油管の一端を、モータフレ
ームの上部に着脱自在に配設した支持部材により前記モ
ータ駆動軸の回転軸上に支持し、前記導油管の他端を分
解されたサーボシリンダのポンプ側シリンダに設けられ
るサーボピストンに固定し、前記導油管を前記モータ駆
動軸内に挿入貫通させたまま前記モータの単体運転試験
をさせている。
【0009】そして、前記支持部材が、前記導油管に遊
嵌する円筒形部材を有し、この円筒形部材に軸と直交方
向に螺入された3本以上の調整ボルトにより前記導油管
を位置規制するようにしても良い。
嵌する円筒形部材を有し、この円筒形部材に軸と直交方
向に螺入された3本以上の調整ボルトにより前記導油管
を位置規制するようにしても良い。
【0010】また、前記導油管の外周で前記モータ駆動
軸内に挿入された部分に、前記モータ駆動軸の内径以下
の外径で摩擦係数の小さい材質からなる緩衝材を配設す
るとともに、前記緩衝材に軸方向両側を連通させる流路
を形成する溝または切り欠きを設けることもできる。
軸内に挿入された部分に、前記モータ駆動軸の内径以下
の外径で摩擦係数の小さい材質からなる緩衝材を配設す
るとともに、前記緩衝材に軸方向両側を連通させる流路
を形成する溝または切り欠きを設けることもできる。
【0011】さらに、前記支持部材側から前記モータ駆
動軸内径と前記導油管の外周との隙間に潤滑油を流入さ
せながら前記モータの単体運転試験をしても良い。
動軸内径と前記導油管の外周との隙間に潤滑油を流入さ
せながら前記モータの単体運転試験をしても良い。
【0012】そしてさらに、前記支持部材に、前記モー
タ駆動軸内径と前記導油管の外周との前記隙間に前記潤
滑油を供給するための油容器を設け、ポンプ側シリンダ
に、分解された前記サーボシリンダの隙間から流出する
前記潤滑油を受ける油受けを設けることもできる。
タ駆動軸内径と前記導油管の外周との前記隙間に前記潤
滑油を供給するための油容器を設け、ポンプ側シリンダ
に、分解された前記サーボシリンダの隙間から流出する
前記潤滑油を受ける油受けを設けることもできる。
【0013】
【作 用】モータフレームの上部に着脱自在に配設した
支持部材により、導油管の一端をモータ駆動軸の回転軸
上に支持して、モータ単体運転試験を行なうので、導油
管が変位または変形して、回転されるモータ駆動軸の内
径に当接するようなことがない。
支持部材により、導油管の一端をモータ駆動軸の回転軸
上に支持して、モータ単体運転試験を行なうので、導油
管が変位または変形して、回転されるモータ駆動軸の内
径に当接するようなことがない。
【0014】そして、支持部材が、円筒形部材とこれに
螺入される3本以上の調整ボルトで導油管を位置規制す
るならば、調整ボルトの螺入長さの調整によって容易に
導油管をモータ駆動軸の回転軸上に設定し得る。
螺入される3本以上の調整ボルトで導油管を位置規制す
るならば、調整ボルトの螺入長さの調整によって容易に
導油管をモータ駆動軸の回転軸上に設定し得る。
【0015】また、導油管の外周に摩擦係数の小さい緩
衝材を設けるならば、導油管とモータ駆動軸内径との間
には緩衝材が介在し、直接的に当接することがなく、し
かも屈曲が規制される。そして、摩擦係数が小さいた
め、当接した状態でも、モータ駆動軸の回転により導油
管に大きな力が作用せず、導油管が激しく振動を生ずる
ようなことがない。
衝材を設けるならば、導油管とモータ駆動軸内径との間
には緩衝材が介在し、直接的に当接することがなく、し
かも屈曲が規制される。そして、摩擦係数が小さいた
め、当接した状態でも、モータ駆動軸の回転により導油
管に大きな力が作用せず、導油管が激しく振動を生ずる
ようなことがない。
【0016】さらに、モータ単体運転試験中に、モータ
駆動軸内径と導油管の外周との隙間に潤滑油を流入させ
るならば、摩擦係数が極めて小さいので、モータ駆動軸
の回転により導油管に作用する力がより小さくなる。
駆動軸内径と導油管の外周との隙間に潤滑油を流入させ
るならば、摩擦係数が極めて小さいので、モータ駆動軸
の回転により導油管に作用する力がより小さくなる。
【0017】そしてさらに、支持部材に潤滑油を供給す
る油容器と、サーボシリンダの隙間から流出する潤滑油
を受ける油受けを設けるならば、試験中に潤滑油を確実
簡単に供給できるとともに潤滑油で周囲を汚すこともな
い。
る油容器と、サーボシリンダの隙間から流出する潤滑油
を受ける油受けを設けるならば、試験中に潤滑油を確実
簡単に供給できるとともに潤滑油で周囲を汚すこともな
い。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4を参照
して説明する。図1は、本発明の油圧式可動翼ポンプの
モータ単体運転試験方法の一実施例を示す縦断面図であ
り、図2は、図1の要部拡大図であり、図3は、図2の
A−A矢視断面図であり、図4は、緩衝材を示し、
(a)は縦断面図で(b)は側面図である。図1乃至図
4において、図7および図8と同じ部材は同じ符号を付
けて重複する説明を省略する。
して説明する。図1は、本発明の油圧式可動翼ポンプの
モータ単体運転試験方法の一実施例を示す縦断面図であ
り、図2は、図1の要部拡大図であり、図3は、図2の
A−A矢視断面図であり、図4は、緩衝材を示し、
(a)は縦断面図で(b)は側面図である。図1乃至図
4において、図7および図8と同じ部材は同じ符号を付
けて重複する説明を省略する。
【0019】図1に明らかなごとく、本発明の油圧式可
動翼ポンプのモータ単体運転試験方法にあっては、導油
管22が組み付けられた状態で試験がなされる。そし
て、導油管22の上端部は、モータ14のモータフレー
ムの上部に着脱自在に固定された支持部材40によりモ
ータ駆動軸16の回転軸上になるよう位置規制がなされ
る。また、導油管22の外周でモータ駆動軸16内に挿
入された部分の複数箇所に、緩衝材60,60…が配設
される。
動翼ポンプのモータ単体運転試験方法にあっては、導油
管22が組み付けられた状態で試験がなされる。そし
て、導油管22の上端部は、モータ14のモータフレー
ムの上部に着脱自在に固定された支持部材40によりモ
ータ駆動軸16の回転軸上になるよう位置規制がなされ
る。また、導油管22の外周でモータ駆動軸16内に挿
入された部分の複数箇所に、緩衝材60,60…が配設
される。
【0020】支持部材40は、モータフレームの上端部
にフランジ部42がボルト44,44…で着脱自在に固
定され、このフランジ部42に導油管22に遊嵌する円
筒形部材46が設けられ、さらに円筒形部材46に軸と
直交方向で同一円周上に均等分割で4本の調整ボルト4
8,48…が螺入されて構成される。さらに、円筒形部
材46の内径は、下部で下方に向けて小径となるテーパ
ー状とされ、下端の内径がモータ駆動軸16の内径より
小さく形成される。そして、円筒形部材46の下端部4
6aが、モータ駆動軸16の内径の上端部に設けられた
径大凹部16a内に挿入される。かかる構成の支持部材
40にあっては、調整ボルト48,48…の螺入長さを
適宜に調整して、導油管22を容易かつ確実にモータ駆
動軸16の回転軸上に位置させ得る。
にフランジ部42がボルト44,44…で着脱自在に固
定され、このフランジ部42に導油管22に遊嵌する円
筒形部材46が設けられ、さらに円筒形部材46に軸と
直交方向で同一円周上に均等分割で4本の調整ボルト4
8,48…が螺入されて構成される。さらに、円筒形部
材46の内径は、下部で下方に向けて小径となるテーパ
ー状とされ、下端の内径がモータ駆動軸16の内径より
小さく形成される。そして、円筒形部材46の下端部4
6aが、モータ駆動軸16の内径の上端部に設けられた
径大凹部16a内に挿入される。かかる構成の支持部材
40にあっては、調整ボルト48,48…の螺入長さを
適宜に調整して、導油管22を容易かつ確実にモータ駆
動軸16の回転軸上に位置させ得る。
【0021】また、緩衝材60は、導油管22の外周で
適宜な位置に、段差部を有するスリーブ62が外嵌され
て溶接により固定される。このスリーブ62の外周に、
摩擦係数が小さいとともに耐油性に優れたポリ4弗化エ
チレンやポリエチレン等の樹脂または青銅等の材質から
なる略円筒状の緩衝部材64が外嵌され、さらにスリー
ブ62に抜け止め用のカラー66が外嵌されるとともに
溶接固定され、緩衝部材64が導油管22に固定配設さ
れる。この緩衝部材64の外径は、モータ駆動軸16の
内径以下に形成されることは勿論である。さらに、モー
タ駆動軸16の内径と導油管22の外周との隙間の流路
が、緩衝材60によって閉じられないように、緩衝部材
64の外周が、軸方向の両側を連通させるように平面状
に切り欠かれている。かかる構成の緩衝材60,60…
を導油管22に設けることで、導油管22の変形が制限
されて導油管22をモータ駆動軸16の回転軸上に保持
させ易い。そして、導油管22がモータ駆動軸16の内
径に直接的に当接する虞がない。しかも、緩衝材60,
60…は摩擦係数が小さいので、モータ駆動軸16が回
転駆動されても導油管22には摩擦抵抗による回転力が
強く作用せず、導油管22がモータ駆動軸16とともに
回転しようとすることがなく、激しい振動等を生じて破
損することがない。
適宜な位置に、段差部を有するスリーブ62が外嵌され
て溶接により固定される。このスリーブ62の外周に、
摩擦係数が小さいとともに耐油性に優れたポリ4弗化エ
チレンやポリエチレン等の樹脂または青銅等の材質から
なる略円筒状の緩衝部材64が外嵌され、さらにスリー
ブ62に抜け止め用のカラー66が外嵌されるとともに
溶接固定され、緩衝部材64が導油管22に固定配設さ
れる。この緩衝部材64の外径は、モータ駆動軸16の
内径以下に形成されることは勿論である。さらに、モー
タ駆動軸16の内径と導油管22の外周との隙間の流路
が、緩衝材60によって閉じられないように、緩衝部材
64の外周が、軸方向の両側を連通させるように平面状
に切り欠かれている。かかる構成の緩衝材60,60…
を導油管22に設けることで、導油管22の変形が制限
されて導油管22をモータ駆動軸16の回転軸上に保持
させ易い。そして、導油管22がモータ駆動軸16の内
径に直接的に当接する虞がない。しかも、緩衝材60,
60…は摩擦係数が小さいので、モータ駆動軸16が回
転駆動されても導油管22には摩擦抵抗による回転力が
強く作用せず、導油管22がモータ駆動軸16とともに
回転しようとすることがなく、激しい振動等を生じて破
損することがない。
【0022】なお、支持部材40の上端には、モータ駆
動軸16の内径と導油管22の外周との隙間に潤滑油を
流入させる油容器70が設けられる。また、ポンプ側シ
リンダ26には、分解されたサーボシリンダ20の隙間
から流出する潤滑油を受ける油受け72が設けられる。
動軸16の内径と導油管22の外周との隙間に潤滑油を
流入させる油容器70が設けられる。また、ポンプ側シ
リンダ26には、分解されたサーボシリンダ20の隙間
から流出する潤滑油を受ける油受け72が設けられる。
【0023】かかる状態、すなわち導油管22がモータ
駆動軸16内に挿入されたままで、油容器70から潤滑
油を自然流下させながらモータ14の単体運転試験がな
される。導油管22は、モータ駆動軸16とともに回転
したり振動したりすることがなく、何んら破損を生ずる
虞がない。したがって、従来の据付け工程のごとく、モ
ータ単体運転試験の後にモータ14を取り外して導油管
22を組み付け、再びモータ14を据付けるがごとき工
程を、本発明にあっては必要としない。よって、それだ
け据付け工程を簡単にでき、油圧式可動翼ポンプの据付
けに必要な時間と労力を少なくできる。また、自然流下
させる潤滑油により周囲を汚すこともなく、作業がし易
い。
駆動軸16内に挿入されたままで、油容器70から潤滑
油を自然流下させながらモータ14の単体運転試験がな
される。導油管22は、モータ駆動軸16とともに回転
したり振動したりすることがなく、何んら破損を生ずる
虞がない。したがって、従来の据付け工程のごとく、モ
ータ単体運転試験の後にモータ14を取り外して導油管
22を組み付け、再びモータ14を据付けるがごとき工
程を、本発明にあっては必要としない。よって、それだ
け据付け工程を簡単にでき、油圧式可動翼ポンプの据付
けに必要な時間と労力を少なくできる。また、自然流下
させる潤滑油により周囲を汚すこともなく、作業がし易
い。
【0024】なお、モータ単体運転試験の終了後は、調
整ボルト48,48…が緩められるとともにボルト4
4,44…が取り外されて、支持部材40が導油管22
から抜き取られ、導油管22が翼角制御装置24に適宜
に連結される。
整ボルト48,48…が緩められるとともにボルト4
4,44…が取り外されて、支持部材40が導油管22
から抜き取られ、導油管22が翼角制御装置24に適宜
に連結される。
【0025】図5は、緩衝材60,60…の別の実施例
を示し、(a)は緩衝部材64の外周に軸方向にU溝を
刻設したものであり、(b)はU溝に代えてV溝を刻設
したものである。さらに、(c)は、緩衝部材64の外
周に軸方向の突条を設けたものである。
を示し、(a)は緩衝部材64の外周に軸方向にU溝を
刻設したものであり、(b)はU溝に代えてV溝を刻設
したものである。さらに、(c)は、緩衝部材64の外
周に軸方向の突条を設けたものである。
【0026】緩衝材60,60…は、その外周でモータ
駆動軸16の内径内での導油管22の位置を規制すると
ともに、モータ駆動軸16内径と導油管22の外周との
隙間による流路を維持できる形状であれば良い。
駆動軸16の内径内での導油管22の位置を規制すると
ともに、モータ駆動軸16内径と導油管22の外周との
隙間による流路を維持できる形状であれば良い。
【0027】さらに、支持部材40の別の実施例を図6
(a)に示す。この実施例では、フランジ部42と円筒
形部材46が別部材で形成され、ボルト50,50…に
より一体化および分離自在とされている。支持部材40
として作用させる際は、図6(a)のごとく、円筒形部
材46が一体化されて導油管22の支持がなされる。そ
して、導油管22が組み付けられずにモータ14が運搬
等される際には、図6(b)のごとく、円筒形部材46
に代えて蓋体52がボルト50,50…でフランジ部4
2に固定される。モータ駆動軸16の内径に塵埃等の侵
入を阻止することができ、保護具として機能する。
(a)に示す。この実施例では、フランジ部42と円筒
形部材46が別部材で形成され、ボルト50,50…に
より一体化および分離自在とされている。支持部材40
として作用させる際は、図6(a)のごとく、円筒形部
材46が一体化されて導油管22の支持がなされる。そ
して、導油管22が組み付けられずにモータ14が運搬
等される際には、図6(b)のごとく、円筒形部材46
に代えて蓋体52がボルト50,50…でフランジ部4
2に固定される。モータ駆動軸16の内径に塵埃等の侵
入を阻止することができ、保護具として機能する。
【0028】なお、上記実施例では、調整ボルト48,
48…は4本設けられたが、3本以上であれば良い。ま
た、支持部材40は、円筒形部材46が必らずしもなく
て良く、モータフレームの上端に固定された部材を基礎
として導油管22をモータ駆動軸16の回転軸上に支持
できれば、いかなる構造であっても良い。
48…は4本設けられたが、3本以上であれば良い。ま
た、支持部材40は、円筒形部材46が必らずしもなく
て良く、モータフレームの上端に固定された部材を基礎
として導油管22をモータ駆動軸16の回転軸上に支持
できれば、いかなる構造であっても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の油圧式可
動翼ポンプのモータ単体運転試験方法は構成されている
ので、以下のごとき格別な効果を奏する。
動翼ポンプのモータ単体運転試験方法は構成されている
ので、以下のごとき格別な効果を奏する。
【0030】請求項1記載の油圧式可動翼ポンプのモー
タ単体運転試験方法にあっては、導油管がモータ駆動軸
の回転軸上に支持されてモータ単体運転試験を行なうこ
とができ、モータ駆動軸の回転に対して導油管が激しく
振動することがなく、導油管を組み付けたまま試験でき
るので、それだけ据付け作業が簡単となり、据付けに多
大の時間と労力を必要としない。
タ単体運転試験方法にあっては、導油管がモータ駆動軸
の回転軸上に支持されてモータ単体運転試験を行なうこ
とができ、モータ駆動軸の回転に対して導油管が激しく
振動することがなく、導油管を組み付けたまま試験でき
るので、それだけ据付け作業が簡単となり、据付けに多
大の時間と労力を必要としない。
【0031】そして、請求項2記載の油圧式可動翼ポン
プのモータ単体運転試験方法にあっては、導油管の支持
を3本以上の調整ボルトで行なうので、調整ボルトの螺
入長さの調整により容易かつ精度良く導油管をモータ駆
動軸の回転軸上に位置設定できる。
プのモータ単体運転試験方法にあっては、導油管の支持
を3本以上の調整ボルトで行なうので、調整ボルトの螺
入長さの調整により容易かつ精度良く導油管をモータ駆
動軸の回転軸上に位置設定できる。
【0032】また、請求項3記載の油圧式可動翼ポンプ
のモータ単体運転試験方法にあっては、モータ駆動軸内
で導油管は緩衝材により直接的にモータ駆動軸内径に当
接せず、しかも屈曲が規制される。そこで、モータ駆動
軸の回転に伴ない導油管に作用する回転方向の力は小さ
く、導油管を激しく振動させることがない。
のモータ単体運転試験方法にあっては、モータ駆動軸内
で導油管は緩衝材により直接的にモータ駆動軸内径に当
接せず、しかも屈曲が規制される。そこで、モータ駆動
軸の回転に伴ない導油管に作用する回転方向の力は小さ
く、導油管を激しく振動させることがない。
【0033】さらに、請求項4記載の油圧式可動翼ポン
プのモータ単体運転試験方法にあっては、モータ駆動軸
内径と導油管の外周との隙間に潤滑油を流入させるの
で、摩擦係数が極めて小さいものとなり、導油管に作用
する力がより小さくなる。
プのモータ単体運転試験方法にあっては、モータ駆動軸
内径と導油管の外周との隙間に潤滑油を流入させるの
で、摩擦係数が極めて小さいものとなり、導油管に作用
する力がより小さくなる。
【0034】そしてさらに、請求項5記載の油圧式可動
翼ポンプのモータ単体運転試験方法にあっては、潤滑油
を流出する油容器と、これを受ける油受けを設けたの
で、試験中に確実に潤滑油を流下できるとともに、この
潤滑油が飛散して周囲を汚すようなことがなく、作業が
容易である。
翼ポンプのモータ単体運転試験方法にあっては、潤滑油
を流出する油容器と、これを受ける油受けを設けたの
で、試験中に確実に潤滑油を流下できるとともに、この
潤滑油が飛散して周囲を汚すようなことがなく、作業が
容易である。
【図1】本発明の油圧式可動翼ポンプのモータ単体運転
試験方法の一実施例を示す縦断面図である。
試験方法の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【図4】緩衝材を示し、(a)は縦断面図で(b)は側
面図である。
面図である。
【図5】緩衝材の別の実施例を示し、(a)は緩衝部材
の外周に軸方向にU溝を刻設したものであり、(b)は
U溝に代えてV溝を刻設したものであり、(c)は緩衝
部材の外周に軸方向の突条を設けたものである。
の外周に軸方向にU溝を刻設したものであり、(b)は
U溝に代えてV溝を刻設したものであり、(c)は緩衝
部材の外周に軸方向の突条を設けたものである。
【図6】支持部材の別の実施例を示し、(a)は縦断面
図であり、(b)はモータの保護具として応用した縦断
面図である。
図であり、(b)はモータの保護具として応用した縦断
面図である。
【図7】(a)はポンプ全体概観図であり、(b)はサ
ーボシリンダの縦断面図である。
ーボシリンダの縦断面図である。
【図8】従来のモータ単体運転試験を説明する縦断面図
である。
である。
10 油圧式可動翼ポンプ 14 モータ 16 モータ駆動軸 18 ポンプ駆動軸 20 サーボシリンダ 22 導油管 24 翼角制御装置 26 ポンプ側シリンダ 28 サーボピストン 40 支持部材 46 円筒形部材 48 調整ボルト 60 緩衝材 70 油容器 72 油受け
Claims (5)
- 【請求項1】 モータ駆動軸とポンプ駆動軸とがサーボ
シリンダを介して連結され、モータの上方に配設される
翼角制御装置と前記サーボシリンダの間で、前記モータ
駆動軸内に導油管を遊びをもって挿入貫通して前記導油
管の外周と前記モータ駆動軸内径の隙間と前記導油管内
との2流路を介して翼角制御油が供給される油圧式可動
翼ポンプであって、 前記サーボシリンダを分解して前記モータ駆動軸とポン
プ駆動軸とを分離させ、前記モータ駆動軸内に挿入貫通
された前記導油管の一端を、モータフレームの上部に着
脱自在に配設した支持部材により前記モータ駆動軸の回
転軸上に支持し、前記導油管の他端を分解されたサーボ
シリンダのポンプ側シリンダに設けられるサーボピスト
ンに固定し、 前記導油管を前記モータ駆動軸内に挿入貫通させたまま
前記モータの単体運転試験をすることを特徴とした油圧
式可動翼ポンプのモータ単体運転試験方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の油圧式可動翼ポンプのモ
ータ単体運転試験方法において、前記支持部材が、前記
導油管に遊嵌する円筒形部材を有し、この円筒形部材に
軸と直交方向に螺入された3本以上の調整ボルトにより
前記導油管を位置規制することを特徴とした油圧式可動
翼ポンプのモータ単体運転試験方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の油圧式可動翼ポ
ンプのモータ単体運転試験方法において、前記導油管の
外周で前記モータ駆動軸内に挿入された部分に、前記モ
ータ駆動軸の内径以下の外径で摩擦係数の小さい材質か
らなる緩衝材を配設するとともに、前記緩衝材に軸方向
両側を連通させる流路を形成する溝または切り欠きを設
けることを特徴とした油圧式可動翼ポンプのモータ単体
運転試験方法。 - 【請求項4】 請求項1乃至3記載のいずれかの油圧式
可動翼ポンプのモータ単体運転試験方法において、前記
支持部材側から前記モータ駆動軸内径と前記導油管の外
周との隙間に潤滑油を流入させながら前記モータの単体
運転試験をすることを特徴とした油圧式可動翼ポンプの
モータ単体運転試験方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の油圧式可動翼ポンプのモ
ータ単体運転試験方法において、前記支持部材に、前記
モータ駆動軸内径と前記導油管の外周との前記隙間に前
記潤滑油を供給するための油容器を設け、前記ポンプ側
シリンダに、分解された前記サーボシリンダの隙間から
流出する前記潤滑油を受ける油受けを設けることを特徴
とした油圧式可動翼ポンプのモータ単体運転試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15036994A JP2747652B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 油圧式可動翼ポンプのモータ単体運転試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15036994A JP2747652B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 油圧式可動翼ポンプのモータ単体運転試験方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07332252A JPH07332252A (ja) | 1995-12-22 |
JP2747652B2 true JP2747652B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=15495493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15036994A Expired - Fee Related JP2747652B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 油圧式可動翼ポンプのモータ単体運転試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2747652B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109083863A (zh) * | 2018-08-21 | 2018-12-25 | 徐州明润磁材有限公司 | 一种用于潜水泵的转子 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP15036994A patent/JP2747652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07332252A (ja) | 1995-12-22 |
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