JP2747250B2 - 情報記録方法 - Google Patents

情報記録方法

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JP2747250B2
JP2747250B2 JP7185310A JP18531095A JP2747250B2 JP 2747250 B2 JP2747250 B2 JP 2747250B2 JP 7185310 A JP7185310 A JP 7185310A JP 18531095 A JP18531095 A JP 18531095A JP 2747250 B2 JP2747250 B2 JP 2747250B2
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直樹 森下
直正 中村
繁 小牧
正人 寺田
一之 古谷
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
Asahi Kasei Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報の記録と消
去を繰り返して行う相変化方式の光ディスク等の情報記
録媒体に対して情報を記録する情報記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報(データ)の記録と消去を繰
り返して行う相変化方式の光ディスクに対して、データ
の記録あるいは記録されているデータの再生を行う光デ
ィスク装置が実用化されている。
【0003】光ディスクを半径方向に複数のトラックか
らなる複数のゾーンに分割し、それぞれのゾーンについ
て1トラック当りのセクタ数が同じものとなっており、
ゾーンごとに1トラック当りのセクタ数が異なってい
る。光ディスクに対してデータの記録、あるい記録され
ているデータの再生を行う際、光ディスクを一定速度で
回転し、各ゾーンごとに異なった周波数のクロック信号
に基づいて光学ヘッドによりデータの記録、あるいは記
録されているデータの再生を行うようになっている。こ
の光学ヘッドは光ディスクの半径方向に移動することに
より、所定のトラックではデータの記録、あるいは記録
されているデータの再生を行うようになっている。
【0004】各セクタは、たとえば725バイトで構成
され、52バイトのプリフォーマットエリア(ヘッダに
対応)と、673バイトの記録エリア(ユーザデータを
記録するエリア)から構成されている。
【0005】上記のような相変化方式の光ディスクで
は、レーザスポット部位の記録膜の非晶質化によるマー
ク記録位置をランダムに分散させて繰返しの記録回数仕
様の増加を図るために(記録膜のオーバライト回数を増
やすために)、光ディスク装置による記録時、記録デー
タにチャネルビット単位で0〜80チャネルビットの内
から乱数的に選んだ、ある1通りの遅延をかける方式が
採用されており、「ランダムシフト」と呼ばれている。
【0006】このランダムシフトにより記録エリアは、
最大80チャネルビット(2−7変調では5バイトに相
当)後方内にランダムにずれるため、見掛け上の劣化を
少なくしている。
【0007】このランダムシフトにより記録エリアは、
最大80チャネルビット(2−7変調では5バイトに相
当)後方にずれるため、セクタフォーマットとしては記
録エリアに先立つギャップGAP部及び記録エリアの次
のバッファ部に5バイトの可変長性を認めている。
【0008】また、上記光ディスクは、例えば図20に
示すように、基板41と記録層42と無機誘電体からな
る保護層43からなる構造を持つ。基板41はガラスや
プラスチック材料(例えばポリメチルメタクリレート樹
脂やポリカーボネート樹脂等)から成り、記録層42、
無機誘電体層43は真空蒸着、スパッタリングなどの堆
積方法により形成することができる。有機保護膜44は
紫外線効果樹脂などからなっている。
【0009】このような光ディスクを使用して例えば次
のようにデータの記録あるいは消去を行うことができ
る。まず、光ディスクにレーザ光を所定部分に照射して
加熱し、記録層を結晶性の高い状態(原始が比較的正し
く配列された状態、以下結晶状態と呼ぶ)にする。次に
データの書き込みのため短い強いパルス光を照射し記録
層を加熱急冷にする。するとパルス光照射部は結晶性が
低下した状態(原子配列が乱れた状態、以下、非結晶と
いう)となる。結晶状態と非晶質状態では原子配列の構
造が異なることから、光学的性質(透過率、反射率)が
変化しデータを記録することができる。このようにし
て、書き込まれたデータはついで記録部に長い弱いパル
ス光を照射し、加熱徐冷する事により消去することがで
きる。これは記録部が元の状態である結晶状態に戻るた
めである。
【0010】また、図21の示すような弱い連続レーザ
光に強く短いパルスを重畳したレーザ光を用いることに
より以前に形成された記録部(非晶質状態)を消去(結
晶状態)しながら同時に新しい記録部を形成するいわゆ
るオーバライトによって上記の状態を実現できる。この
ことによりデータ‘1’のところで強い(書き込み)レ
ーザ光を照射し、データ‘0’のところは弱い連続(消
去)レーザ光を照射することでデータ‘1’を非晶質と
して記録が可能になる。
【0011】しかしながら、従来の相変化方式の光ディ
スクでは、データを繰り返し書き込んでいる内に、図2
2に示すように、記録エリア(ユーザエリア)の前端
部、後端部、あるいは前端部と後端部の両方の波形がつ
ぶれてしまう。これは、記録エリアの前後の再生用のレ
ーザ光を照射する部分(プリフォーマットエリア、ヘッ
ダ)では光ディスクの記録層は溶融せず固相状態のまま
であるが、データの書き込み部分になると光ディスクの
記録層は溶融してしまう。そこで、表面張力により溶融
した記録エリアの先端部分が固相状態にあるデータ部の
前後に引き付けられて記録層の状態(膜厚)が変化し、
記録層の膜厚が不均一となり、レーザ光に対する反射光
量が変化してしまう。また、記録層の膜厚が不均一なこ
とにより光ディスクの熱特性が変わり、データが書き込
めなくなるなどの品質劣化が起こる。
【0012】すなわち、従来のレーザ光を用いて情報記
録媒体に光学的変化を起こして記録する情報記録方法で
は、データ部の前後の固相部分とデータ部の前端部、後
端部の溶融部分で記録層の膜厚が変化し、記録層の膜厚
が不均一となり、情報記録特性の特性が変わり、品質劣
化が起こるという欠点があった。したがって、相変化方
式の光ディスクへのデータ記録の信頼性が低下してしま
っていたという欠点があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、相変
化方式の情報記録媒体への情報記録の信頼性が低下して
しまっていたという欠点を除去するもので、相変化方式
の情報記録媒体への情報記録の信頼性を向上させること
ができる情報記録方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の情報記録方法
は、渦巻き状または同心円状のトラックと一定長のトラ
ックからなりそれぞれがプリフォーマット部と記録エリ
アとからなる複数のセクタ領域とを有する情報記録媒体
に対して情報が相変化記録されるものにおいて、上記記
録エリアの前端部、後端部のどちらか一方、あるいは前
端部、後端部の両方に、チャネルビット同期用のパター
ンであるとともに、熱負荷の大きい最密パターン以外の
データパターンを組み合わせた連続データパターンでか
情報記録時の急激な温度変化を緩衝するパターンであ
特定パターンを付与して情報を記録するものである。
【0015】この発明の光ディスク装置は、渦巻き状ま
たは同心円状のトラックと一定長のトラックからなりそ
れぞれがプリフォーマット部と記録エリアとからなる複
数のセクタ領域とを有する光ディスクに対して情報が相
変化記録されるものにおいて、上記記録エリアの前端
部、後端部のどちらか一方、あるいは前端部、後端部の
両方に、チャネルビット同期用のパターンであるととも
に、熱負荷の大きい最密パターン以外のデータパターン
を組み合わせた連続データパターンでかつ情報記録時の
急激な温度変化を緩衝するパターンである特定パターン
を付与して情報を記録する構成となっている。
【0016】この発明の光ディスクは、渦巻き状または
同心円状のトラックと一定長のトラックからなる複数の
セクタ領域とを有す、情報が相変化記録されるものにお
いて、各セクタ領域が、プリフォーマット部と記録エリ
アとから構成され、プリフォーマット部が、アドレス情
報が記録されたアドレス部、このアドレス部の手前に設
けられ、上記アドレス部の始まりを示すアドレスマーク
が記録されたアドレスマーク部、上記アドレス部に続い
て設けられ、上記アドレス部の終了を示すポストアンブ
ル部、および上記アドレスマーク部の手前に設けられ、
上記アドレス部のアドレス情報を再生するための周波数
同期を取るために第1の特定パターンが記録された第1
の同期コード部からなり、上記記録エリアが、上記プリ
フォーマット部の上記ポストアンブル部に続いて設けら
れる空き領域のギャップ部、このギャップ部に続いて設
けられ、所望の情報が記録される情報領域、この情報領
域に続いて設けられ、上記情報領域の終了を示すポスト
アンブル部、このポストアンブル部に続いて設けられ、
次に続くセクタ領域の境界となる空き領域のバッファ
部、上記ギャップ部と上記情報領域との間に設けられ、
上記情報領域に記録される情報の再生をするための周波
数同期を取るチャネルビット同期用のパターンである
ともに、熱負荷の大きい最密パターン以外のデータパタ
ーンを組み合わせた連続データパターンでかつ情報記録
時の急激な温度変化を緩衝するパターンである第2の特
定パターンが記録される第2の同期コード部、およびこ
の第2の同期コード部と上記データ領域との間に設けら
れ、上記第3の特定パターンが記録される3バイトのバ
イト同期部からなる。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図2は、情報記録装置とし
ての光ディスク装置を示すものである。この光ディスク
装置は情報(データ)の記録と消去を繰り返して行う相
変化方式の光ディスク1に対し集束光を用いてデータ
(情報)の記録、あるいは記録されているデータの再生
を行うものである。
【0022】上記光ディスク1は、例えば図20に示す
ように、基板41と記録層42と無機誘電体からなる保
護層43からなる構造を持つ。基板41はガラスやプラ
スチック材料(例えばポリメチルメタクリレート樹脂や
ポリカーボネート樹脂等)から成り、記録層42、無機
誘電体層43は真空蒸着、スパッタリングなどの堆積方
法により形成することができる。有機保護膜44は紫外
線効果樹脂などからなっている。
【0023】上記光ディスク1は、図3に示すように、
半径方向に複数のトラックからなる複数(19個)のゾ
ーン1a、…1sに分割されている。各ゾーン1a、
…、1sに対するクロック信号の周波数値はそれぞれ異
なったもの(内周から外周に向かうのにしたがって高く
なる)となっており、各ゾーン1a、…ごとに1トラッ
クずつのセクタ数は異なったものとなっている。上記各
ゾーン1a、…に対するクロック信号の周波数値に対応
する分周値と1トラックずつのセクタ数との関係は、図
4に示すようにメモリ2のテーブル2aに記録されてい
る。
【0024】上記光ディスク1の各ゾーン1a、…のト
ラックには、それぞれアドレス等が記録されているヘッ
ダ11 、…が各セクタごとにあらかじめプリフォーマッ
ティングされている。
【0025】上記光ディスク1の各ゾーン1a、…ごと
の1セクタごとのフォーマットが、図1に示されてい
る。これは、プッシュプル法によってトラッキング・エ
ラー信号を検出する連続サーボ・トラッキング方式(コ
ンポジット・コンティニュアス・トラッキング方式)の
セクタ・フォーマットである。
【0026】図1において、1セクタは、725バイト
で構成され、52バイトのプリフォーマットエリア(ヘ
ッダ11 に対応)と、673バイトの記録エリア(ユー
ザデータを記録するエリア)から構成されている。1バ
イトは、上記光ディスク1上で16チャネルビットで表
す。
【0027】上記セクタに記録されるデータは、2−7
コード変調されたデータで、図5の(a)〜(c)に示
すように、“1”と“1”の間に“0”が2ヶ〜7ヶ挿
入された形式になっている。
【0028】プリフォーマットエリアは、図1に示すよ
うに、光ディスクを製造する際に所定のデータを記録す
るエリアである。このプリフォーマットエリアは、5バ
イトのセクタマークSM、12バイトの同期コード部V
FO1と8バイトの2つの同期コード部VFO2、VF
O2、1バイトずつの3つのアドレスマークAM、5バ
イトずつの3つのアドレス部ID、1バイトのポストア
ンブルPAの各エリアによって構成されている。
【0029】セクタマークSMのエリアには、PLLに
頼ることなくセクタの開始を見分けるために設けられ、
セクタの開始を示す特別なパターン(データと容易に区
別できるパターン)が記録される。セクタマークSM
は、80チャネルビット長であり、同期コード部VFO
1へのリードインに続く異なった長さのエンボスデータ
からなる。同期コード部VFO1、VFO2、VFO2
の各エリアには、チャネルビット同期用の連続データパ
ターン(同期コード)が記録される。アドレスマークA
Mのエリアには、アドレス開始を示す特別なパターンが
記録される。アドレス部IDのエリアには、2バイトの
トラック番号と1バイトのセクタ番号と2バイトの誤り
訂正コード(CRC)が記録される。ポストアンブルP
Aは、アドレス部IDの誤り訂正コードが2バイトで収
まらない時に用いる。
【0030】同期コード部VFO1は、192チャネル
ビットで、そのチャネルビットパターンは、「0100
10010010…10010」となっている。同期コ
ード部VFO2は、128チャネルビットで、そのチャ
ネルビットパターンは、「100100100100…
10010」となっている。
【0031】同期コード部VFO2は、128チャネル
ビットで、そのチャネルビットパターンは、「0001
00100100…10010」となっている。セクタ
マークSMは、図6(a)〜(c)、図7(a)(b)
に示すように、実際に光ディスク1上にマーク(“1”
が複数個つらなっているように見える)が形成されてい
る。
【0032】セクタマークSMに記録されているセクタ
マークパターンは、区間aで10T(T=1チャネルビ
ット長)、区間bで6T、区間cで6T、区間dで14
T、区間e〜hで6T、区間iで10Tのロングマーク
パターンとチャネルビットパターン「00000100
10」(リードイン用)とから構成されている。
【0033】アドレスマークAMは、データと容易に区
別できるパターンであり、続くアドレス部IDのバイト
同期をとるための16チャネルビット長のパターン「0
100100000000100」により構成されてい
る。バイト同期とは、データを再生する際のデータの記
録位置を判断するためのものである。
【0034】アドレス部IDは、第1バイトにトラック
番号のMSB、第2バイトにトラック番号のLSB、第
3バイトのビット7、6でID1、ID2、ID3かを
示し、ビット5〜0でセクタ番号(2進表記)、第4、
第5バイトに、最初の3バイトから算出するCRC(c
yclic redundancy check)デー
タとなっている。
【0035】ポストアンブルPAは、16チャネルビッ
ト長であり、アドレス部ID3のCRCに続いており、
そのCRCの終結を示している。ギャップGAPは、エ
ンボスデータを含まず、16〜96チャネルビット長の
範囲で、1チャネルビット単位でランダムに設定され
る。これにより、後続の同期コード部VFO3以下の記
録データが、1チャネルビット長ごとに、80チャネル
ビット長の範囲でランダムにシフトされる。
【0036】記録エリアは、図1に示すように、1〜6
バイトのギャップGAP、12バイトの同期コード部V
FO3、3バイトのデータマークSYNC、639バイ
トのデータ領域、1バイトのポストアンブルPA、およ
び12〜17バイトのバッファによって構成されてい
る。
【0037】同期コード部VFO3のエリアには、デー
タ記録時の急激な温度変化を緩衝する特定パターンとし
てのチャネルビット同期用の連続データパターン(同期
コード)が記録される。同期バイト部SYNCのエリア
には、データ領域の開始を示す特別な48チャネルビッ
ト長のパターンが記録される。データ領域はユーザのデ
ータ(512バイト)が記録されるほか、ECC(erro
r correction code )(80バイト)、CRC(4バイ
ト)、同期用の特殊コードとしての再同期コード(リシ
ンクパターン)RESYNC(39バイト)等のデータ
が記録される。
【0038】同期コード部VFO3は、192チャネル
ビットで、そのチャネルビットパターンが、図8に示す
ように、「010000010…10000010…」
となっている。
【0039】同期バイト部SYNCのエリアには、「0
1000010010000100010001001
0001001000001001001000」の3
バイトの同期コードによって構成されている。
【0040】ポストアンブルPAは、16チャネルビッ
ト長であり、データ領域に続いており、そのデータ領域
の終結を示している。バッファエリアは、光ディスクの
回転変動マージン用のエリアであり、192〜272チ
ャネルビット長の範囲で、上記ギャップGAPのシフト
にともなって、80チャネルビット長の範囲で変更され
るようになっている。
【0041】上記セクタのフォーマットは、同期バイト
部SYNCに先立つ同期コード部VFO3の領域のパタ
ーンを、従来のチャネルビットパターン「001001
001…」と同期したパターンで、しかも“1”チャネ
ルビットが現れる間隔が空いているものである。これに
より、熱負荷の大きい最密データの代わりに最密データ
以外のデータパターンを組み合わせた連続データパター
ンを記録エリアの前端部に書き込むことで、溶融領域を
少なくすることでセクタ内の記録エリアの前端部の記録
層の移動(記録層の膜厚の変化)を抑制し、品質劣化が
起こることを抑制することができる。
【0042】また、図2において、上記光ディスク1
は、モータ3によって例えば一定の速度で回転される。
このモータ3は、モータ制御回路4によって制御されて
いる。上記光ディスク1に対する情報の記録、再生は、
光学ヘッド5によって行われるようになっている。この
光学ヘッド5は、リニアモータ6の可動部を構成する駆
動コイル7に固定されており、この駆動コイル7はリニ
アモータ制御回路8に接続されている。
【0043】このリニアモータ制御回路8には、速度検
出器9が接続されており、光学ヘッド5の速度信号をリ
ニアモータ制御回路8に送るようになっている。また、
リニアモータ6の固定部には、図示しない永久磁石が設
けられており、上記駆動コイル7がリニアモータ制御回
路8によって励磁されることにより、光学ヘッド5は、
光ディスク1の半径方向に移動されるようになってい
る。
【0044】上記光学ヘッド5には、対物レンズ10が
図示しないワイヤあるいは板ばねによって支持されてお
り、この対物レンズ10は、駆動コイル11によってフ
ォーカシング方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆
動コイル12によってトラッキング方向(レンズの光軸
と直交する方向)に移動可能とされている。
【0045】また、レーザ制御回路13によって半導体
レーザ発振器19が駆動され、レーザ光を発生する。レ
ーザ制御回路13は、変調回路14及びレーザ駆動回路
15からなり、図示しないPLL回路からの記録用のク
ロック信号に同期して動作するようになっている。この
PLL回路は、発振器(図示しない)からの基本クロッ
ク信号を光ディスク1上の記録位置に対応した周波数に
分周して、記録用のクロック信号を発生するものであ
る。
【0046】変調回路14は、エラー訂正回路32(後
述する)から供給される記録データを記録に適した信号
つまり2−7変調データに変調する。レーザ駆動回路1
5は、変調回路14により変調された2−7変調データ
により光学ヘッド5内の半導体レーザ発振器(あるいは
アルゴンネオンレーザ発振器)19を駆動する。
【0047】そして、レーザ制御回路13のレーザ駆動
回路15によって駆動される半導体レーザ発振器(ある
いはアルゴンネオンレーザ発振器)19より発生された
レーザ光は、コリメータレンズ20、ハーフプリズム2
1、対物レンズ10を介して光ディスク1上に照射さ
れ、この光ディスク1からの反射光は、対物レンズ1
0、ハーフプリズム21、集光レンズ22、およびシリ
ンドリカルレンズ23を介して光検出器24に導かれ
る。
【0048】上記光検出器24は、4分割の光検出セル
24a、24b、24c、24dによって構成されてい
る。上記光検出器24の光検出セル24aの出力信号
は、増幅器25aを介して加算器26aの一端に供給さ
れ、光検出セル24bの出力信号は、増幅器25bを介
して加算器26bの一端に供給され、光検出セル24c
の出力信号は、増幅器25cを介して加算器26aの他
端に供給され、光検出セル24dの出力信号は、増幅器
25dを介して加算器26bの他端に供給されるように
なっている。
【0049】上記光検出器24の光検出セル24aの出
力信号は、増幅器25aを介して加算器26cの一端に
供給され、光検出セル24bの出力信号は、増幅器25
bを介して加算器26dの一端に供給され、光検出セル
24cの出力信号は、増幅器25cを介して加算器26
dの他端に供給され、光検出セル24dの出力信号は、
増幅器25dを介して加算器26cの他端に供給される
ようになっている。
【0050】上記加算器26aの出力信号は差動増幅器
OP2の反転入力端に供給され、この差動増幅器OPの
非反転入力端には上記加算器26bの出力信号が供給さ
れる。これにより、差動増幅器OP2は、上記加算器2
6a、26bの差に応じてフォーカス点に関する信号を
フォーカシング制御回路27に供給するようになってい
る。このフォーカシング制御回路27の出力信号は、フ
ォーカシング駆動コイル11に供給され、レーザ光が光
ディスク1上で常時ジャストフォーカスとなるように制
御される。
【0051】上記加算器26cの出力信号は差動増幅器
OP1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1
の非反転入力端には上記加算器26dの出力信号が供給
される。これにより、差動増幅器OP1は、上記加算器
26c、26dの差に応じてトラック差信号をトラッキ
ング制御回路28に供給するようになっている。このト
ラッキング制御回路28は、差動増幅器OP1から供給
されるトラック差信号に応じてトラック駆動信号を作成
するものである。
【0052】上記トラッキング制御回路28から出力さ
れるトラック駆動信号は、前記トラッキング方向の駆動
コイル12に供給される。また、上記トラッキング制御
回路28で用いられたトラック差信号は、リニアモータ
制御回路8に供給されるようになっている。
【0053】上記のようにフォーカシング、トラッキン
グを行った状態での光検出器24の各光検出セル24
a、〜24dの出力の和信号、つまり加算器26c、2
6dからの出力信号を加算器26eで加算した信号は、
トラック上に形成されたピット(記録情報)からの反射
率の変化が反映されている。この信号は、データ再生回
路18に供給され、このデータ再生回路18において、
記録されているデータが再生される。
【0054】このデータ再生回路18で再生された再生
データはバス29を介してエラー訂正回路32に出力さ
れる。エラー訂正回路32は、再生データ内のエラー訂
正コードECCによりエラーを訂正したり、あるいはイ
ンターフェース回路35から供給される記録データにエ
ラー訂正コードECCを付与してメモリ2に出力する。
【0055】このエラー訂正回路32でエラー訂正され
た再生データはバス29およびインターフェース回路3
5を介して外部装置としての光ディスク制御装置36に
出力される。光ディスク制御装置36からは記録データ
がインターフェース回路35およびバス29を介してエ
ラー訂正回路32に供給される。
【0056】また、上記トラッキング制御回路28で対
物レンズ10が移動されている際、リニアモータ制御回
路8は、対物レンズ10が光学ヘッド5内の中心位置近
傍に位置するようにリニアモータ6つまり光学ヘッド5
を移動するようになっている。
【0057】また、この光ディスク装置にはそれぞれフ
ォーカシング制御回路27、トラッキング制御回路2
8、リニアモータ制御回路8と光ディスク装置の全体を
制御するCPU30との間で情報の授受を行うために用
いられるD/A変換器31が設けられている。
【0058】上記モータ制御回路4、リニアモータ制御
回路8、レーザ制御回路13、データ再生回路18、フ
ォーカシング制御回路27、トラッキング制御回路2
8、エラー訂正回路32等は、バス29を介してCPU
30によって制御されるようになっており、このCPU
30はメモリ2に記録されたプログラムによって所定の
動作を行うようになされている。
【0059】次に、同一条件下で作成した2つのサンプ
ルで従来の記録方法と今回の記録方法で記録特性を評価
する。この試料をモータ3に固定し、線速7.5m/s
で回転させる。この状態で記録パルス幅30nsec、記録
パワー13mW、消去パワー6mW、書き込み周波数
5.23/1.96MHzの条件で、書き込み回数1
回、10回、100回、1000回、10000回の1
つのセクタの記録エリアの前端部の波形潰れの長さを測
定する。従来の記録方法ではVFO3パターンを最密パ
ターン「001001…」の連続の繰り返し信号とした
が、この発明ではVFO3パターンを「0100000
10…10000010…」の繰り返し信号とした。
【0060】図9、図10は、この発明の記録方法と従
来の記録方法の記録エリアの前端部の波形潰れの長さを
測定した結果を示している。横軸は繰り返し回数で、縦
軸は潰れの長さである。
【0061】この発明と従来の記録方法ともに、初期値
は記録エリアの前端部の波形潰れの長さは0μmである
が、従来の記録方法は1000回までに10μm、10
0000回から70μmとなっている。この発明の記録
方法は1000回で2μm、100000回で波形潰れ
の長さは10μmである。これにより、この発明による
記録エリアの前端部の波形潰れの抑制効果がみられる。
【0062】なお、前記実施例では、同期コード部VF
O3のチャネルビットパターンをデータ記録時の急激な
温度変化を緩衝する特定パターンとした場合について説
明したが、これに限らず、記録エリアの先端部のギャッ
プGAPにデータ記録時の急激な温度変化を緩衝する特
定パターンを設けるようにしても良い。
【0063】このギャップGAPの特定パターンとして
は、たとえば、図11に示すように、16〜96チャネ
ルビットで、そのチャネルビットパターンが、「010
000010…10000010…」となっている。
【0064】また、ギャップGAPの特定パターンとし
ては、たとえば、図12に示すように、16〜96チャ
ネルビットで、そのチャネルビットパターンが、「01
0001000010…10001000010…」と
なっている。
【0065】また、記録エリアへのデータの記録ごと
に、パターンを変更するようにしても良い。たとえば、
図13に示すように、16〜96チャネルビットで、そ
のチャネルビットパターンが、「0100010000
10…10001000010…」、「0100001
00010…10000100010…」、「0100
10000010…10010000010…」の3つ
あり、ランダムに用いられるようになっている。
【0066】上記セクタのフォーマットは、同期コード
部VFO3に先立つギャップGAPの領域のパターン
を、“1”チャネルビットが現れる間隔が空いているも
のとしている。これにより、熱負荷の大きい最密データ
以外のデータパターンを組み合わせた連続データパター
ンを記録エリアの前端部に書き込むことで、溶融領域を
少なくすることでセクタ内の記録エリアの前端部の記録
層の移動(記録層の膜厚の変化)を抑制し、品質劣化が
起こることを抑制することができる。
【0067】この場合も、上述した図9、図10に示し
た際と同様に、この発明の記録方法と従来の記録方法の
記録エリアの前端部の波形潰れの長さを測定した結果が
得られ、この発明による記録エリアの前端部の波形潰れ
の抑制効果がみられる。
【0068】また、データ記録時の急激な温度変化を緩
衝する特定パターンを記録エリアの後端部のバッファに
設けるようにしても良い。このバッファの特定パターン
としては、たとえば、図14に示すように、192〜2
72チャネルビットで、そのチャネルビットパターン
が、「01000000010…1000000010
…」となっている。
【0069】また、バッファの特定パターンとしては、
図15に示すように、192〜272チャネルビット
で、そのチャネルビットパターンが、「0100000
00100001…010000000100001
…」となっている。
【0070】また、記録エリアへのデータの記録ごと
に、パターンを変更するようにしても良い。たとえば、
図16に示すように、16〜96チャネルビットで、そ
のチャネルビットパターンが、「0100000001
00001…010000000100001…」、
「010000010000001…01000001
00000010…」の2つあり、ランダムに用いられ
るようになっている。
【0071】上記セクタのフォーマットは、セクタの最
後尾のバッファの領域のパターンを、“1”チャネルビ
ットが現れる間隔が空いているものとしている。これに
より、熱負荷の大きい最密データ以外のデータパターン
を組み合わせた連続データパターンを記録エリアの後端
部に書き込むことで、溶融領域を少なくすることでセク
タ内の記録エリアの後端部の記録層の移動(記録層の膜
厚の変化)を抑制し、品質劣化が起こることを抑制する
ことができる。
【0072】図17、図18は、この発明の記録方法と
従来の記録方法の記録エリアの後端部の波形潰れの長さ
を測定した結果を示している。横軸は繰り返し回数で、
縦軸は潰れの長さである。
【0073】この発明と従来の記録方法ともに、初期値
は記録エリアの後端部の波形潰れの長さは0μmである
が、従来の記録方法は1000回までに9μm、100
000回から50μmとなっている。この発明の記録方
法は1000回で1μm、100000回で波形潰れの
長さは9μmである。これにより、この発明による記録
エリアの後端部の波形潰れの抑制効果がみられる。
【0074】また、データ記録時の急激な温度変化を緩
衝する特定パターンを記録エリアの先端部のギャップG
APと後端部のバッファの両方に設けるようにしても良
い。この場合、たとえば、図11に示すように、ギャッ
プGAPの特定パターンとしては、16〜96チャネル
ビットで、そのチャネルビットパターンが、「0100
01000010…10001000010…」となっ
ており、バッファの特定パターンとしては、192〜2
72チャネルビットで、そのチャネルビットパターン
が、「010000000100001…010000
000100001…」となっている。
【0075】上記セクタのフォーマットは、同期コード
部VFO3に先立つギャップGAPの領域つまり記録エ
リアの先頭のパターンとセクタの最後尾のバッファの領
域のパターンを、“1”チャネルビットが現れる間隔が
空いているものとしている。これにより、熱負荷の大き
い最密データ以外のデータパターンを組み合わせた連続
データパターンを記録エリアの前端部と後端部に書き込
むことで、溶融領域を少なくすることでセクタ内の記録
エリアの前端部と後端部の記録層の移動(記録層の膜厚
の変化)を抑制し、品質劣化が起こることを抑制するこ
とができる。
【0076】この場合、上述した図9、図10に示した
際と同様に、この発明の記録方法と従来の記録方法の記
録エリアの前端部の波形潰れの長さを測定した結果が得
られ、この発明による記録エリアの前端部の波形潰れの
抑制効果がみられ、さらに上述した図17、図18に示
した際と同様に、この発明の記録方法と従来の記録方法
の記録エリアの後端部の波形潰れの長さを測定した結果
が得られ、この発明による記録エリアの後端部の波形潰
れの抑制効果がみられる。
【0077】以上、上記した手段を用いることで、デー
タ書き込みに際して生じる記録エリアの前端部と後端部
の波形の潰れを防止し、繰り返し記録におけるデータの
誤り率を低下させることが可能である。
【0078】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、熱負荷の大きい最密データの代わりに最密データ以
外のデータパターンを組み合わせた連続データパターン
を記録エリアの前端部、後端部のどちらか一方、あるい
は前端部、後端部の両方に書き込むことで、溶融領域を
少なくすることでセクタ内の記録エリアの前端部、後端
部のどちらか一方、あるいは前端部、後端部の両方の記
録層の移動(記録層の膜厚の変化)を抑制し、品質劣化
が起こることを抑制することができ、さらに相変化方式
の情報記録媒体への情報記録の信頼性を向上させること
ができる情報記録方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における光ディスクのセク
タのフォーマット例を説明するための図。
【図2】光ディスク装置の全体の構成を示すブロック
図。
【図3】光ディスクのフォーマット例を説明するための
図。
【図4】各ゾーンごとのクロック信号の周波数値を説明
するための図。
【図5】セクタに記録されるデータを説明するための
図。
【図6】セクタマークのパターンを説明するための図。
【図7】セクタマークのパターンを説明するための図。
【図8】同期コード部VFO3に記憶されるパターンを
示す図。
【図9】この発明の記録方法による前端部の波形潰れの
長さを測定した結果を示す図。
【図10】従来の記録方法による前端部の波形潰れの長
さを測定した結果を示す図。
【図11】記録エリアの先端部のギャップに記憶される
パターンを示す図。
【図12】記録エリアの先端部のギャップに記憶される
パターンを示す図。
【図13】記録エリアの先端部のギャップに記憶される
パターンを示す図。
【図14】記録エリアの後端部のバッファに記憶される
パターンを示す図。
【図15】記録エリアの後端部のバッファに記憶される
パターンを示す図。
【図16】記録エリアの後端部のバッファに記憶される
パターンを示す図。
【図17】この発明の記録方法による後端部の波形潰れ
の長さを測定した結果を示す図。
【図18】従来の記録方法による後端部の波形潰れの長
さを測定した結果を示す図。
【図19】記録エリアの先端部のギャップと記録エリア
の後端部のバッファに記憶されるパターンを示す図。
【図20】光ディスクの情報記録膜を示す断面図。
【図21】レーザ光駆動電流波形の一般例を示す図。
【図22】記録エリアの先端部と後端部の波形潰れを説
明するための図。
【符号の説明】
1…光ディスク 11 、〜…ヘッダ 5…光学ヘッド 13…レーザ制御回路 30…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小牧 繁 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝柳町工場内 (72)発明者 寺田 正人 静岡県富士市鮫島2番地の1 旭化成工 業株式会社内 (72)発明者 古谷 一之 静岡県富士市鮫島2番地の1 旭化成工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−113824(JP,A) 特開 平4−153919(JP,A) 特開 平5−166187(JP,A) 特開 平8−7276(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 渦巻き状または同心円状のトラックと一
    定長のトラックからなりそれぞれがプリフォーマット部
    と記録エリアとからなる複数のセクタ領域とを有する情
    報記録媒体に対して情報が相変化記録されるものにおい
    て、 上記記録エリアの前端部、後端部のどちらか一方、ある
    いは前端部、後端部の両方に、チャネルビット同期用の
    パターンであるとともに、熱負荷の大きい最密パターン
    以外のデータパターンを組み合わせた連続データパター
    ンでかつ情報記録時の急激な温度変化を緩衝するパター
    ンである特定パターンを付与して情報を記録するもので
    あることを特徴とする情報記録方法。
  2. 【請求項2】 渦巻き状または同心円状のトラックと一
    定長のトラックからなりそれぞれがプリフォーマット部
    と記録エリアとからなる複数のセクタ領域とを有する光
    ディスクに対して情報が相変化記録される光ディスク装
    置において、 上記記録エリアの前端部、後端部のどちらか一方、ある
    いは前端部、後端部の両方に、チャネルビット同期用の
    パターンであるとともに、熱負荷の大きい最密パターン
    以外のデータパターンを組み合わせた連続データパター
    ンでかつ情報記録時の急激な温度変化を緩衝するパター
    ンである特定パターンを付与して情報を記録するもので
    あることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 渦巻き状または同心円状のトラックと一
    定長のトラックからなる複数のセクタ領域とを有す、情
    報が相変化記録される光ディスクにおいて、 各セクタ領域が、プリフォーマット部と記録エリアとか
    ら構成され、 プリフォーマット部が、アドレス情報が 記録されたアドレス部と、 このアドレス部の手前に設けられ、上記アドレス部の始
    まりを示すアドレスマークが記録されたアドレスマーク
    部と、 上記アドレス部に続いて設けられ、上記アドレス部の終
    了を示すポストアンブル部と、上記アドレスマーク部の手前に設けられ、 上記アドレス
    部のアドレス情報を再生するための周波数同期を取るた
    めに第1の特定パターンが記録された第1の同期コード
    部とからなり、 上記記録エリアが、 上記プリフォーマット部の上記ポストアンブル部に続い
    て設けられる空き領域のギャップ部と、 このギャップ部に続いて設けられ、所望の情報が記録さ
    れる情報領域と、 この情報領域に続いて設けられ、上記情報領域の終了を
    示すポストアンブル部と、 このポストアンブル部に続いて設けられ、次に続くセク
    タ領域の境界となる空き領域のバッファ部と、 上記ギャップ部と上記情報領域との間に設けられ、上記
    情報領域に記録される情報の再生をするための周波数同
    期を取るチャネルビット同期用のパターンであるととも
    に、熱負荷の大きい最密パターン以外のデータパターン
    を組み合わせた連続データパターンでかつ情報記録時の
    急激な温度変化を緩衝するパターンである第2の特定パ
    ターンが記録される第2の同期コード部と、 この第2の同期コード部と上記データ領域との間に設け
    られ、上記第3の特定パターンが記録される3バイトの
    バイト同期部とからなることを特徴とする光ディスク。
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JP3069722B2 (ja) * 1994-06-13 2000-07-24 松下電器産業株式会社 光ディスク記録方法、光ディスク記録装置及び光ディスク

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