JP2743334B2 - 2段階高速フーリエ変換方法 - Google Patents

2段階高速フーリエ変換方法

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JP2743334B2
JP2743334B2 JP7018917A JP1891795A JP2743334B2 JP 2743334 B2 JP2743334 B2 JP 2743334B2 JP 7018917 A JP7018917 A JP 7018917A JP 1891795 A JP1891795 A JP 1891795A JP 2743334 B2 JP2743334 B2 JP 2743334B2
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照已 石渡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号の周波数分析(例
えば、雑音を含む狭帯域信号の中心周波数の検知を行う
狭帯域信号周波数検知装置等)に使用される2段階高速
フーリエ変換方法(2段階 Fast Fourier Transform ;
以下、2段階FFTという)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献;ADレポート 785 850、(1974)Na
val Underwater Systems Center (米)Albert H. Nutt
all“An Approximate Fast Fourier Transform Techniq
ue for Vernier Spectral Analysys” 2段階FFTは、前記文献に記載されているように、比
較的大きなサイズの高速フーリエ変換(FFT)の近似
手法として知られている。この2段階FFTは、入力信
号に対して、スペクトル遅延関数と呼ばれる最終的に必
要とされる分析幅よりも広い幅の分析結果を得るフーリ
エ変換を行った後、さらに、その出力の各周波数ビンの
時系列に対してバーニア周波数分析と呼ばれるフーリエ
変換を行うものである。これらのフーリエ変換はFFT
で実現され、前者を粗FFT、後者を精FFTと呼ぶ。
まず従来の2段階FFTの原理を説明し、その後で、従
来の2段階FFT技術を用いた狭帯域信号周波数検知装
置の構成例を説明する。2段階FFTの原理は次のよう
である。まず、標本化間隔Tで標本化された入力信号x
(t)に対し、各周波数毎に、次式(1)で定義される
離散フーリエ変換、スペクトル遅延関数を計算する。
【0003】
【数1】 (1)式は、時間間隔Sで繰り返し実行され、1周期毎
にkが増分(インクリメント)される。即ち、時間窓関
数wのxに対する遅延が1周期当りSだけ増加する。例
えば、S=NT/2とすれば、次周期で計算される標本
は50%のオーバラップをすることが分かる。ところ
で、時間窓関数w(nT)を
【数2】 とすれば、(1)式は次式(2)〜(4)のように変形
できる。
【0004】
【数3】 このことより、実際の(4)式の計算は、w(mT)x
(mT+kS)の時系列に対してN点FFTを掛け、位
相補償項exp(−j2π(p/N)(kS/T))を乗
ずることで実現できる。このFFTを粗FFTと呼ぶ。
また、この位相補償項はS=NT/2(50%オーバラ
ップ)のとき(−1)pk、S=NT/4(75%オーバ
ラップ)のとき(−j)pkとなり、計算が容易なため、
一般にはこのようなSの値が選択れさる。次に、(4)
式の計算結果の時系列を用いてバーニア周波数分析を行
う。求めるバーニアスペクトルYは、バーニア周波数分
析幅を1/MSとすれば、(4)式の結果Xを各周波数
p/NT毎に時系列M点ずつを用いて、次式(5)で得
られる。
【数4】 実際の(5)式の計算は、d(kS)X(p/NT)の
時系列に対して、M点FFTを掛けることで実現され
る。このFFTを精FFTと呼ぶ。以上のような原理
で、2回のFFTにより、通常のFFTと同様の結果を
得ることができる。図2は、以上のような2段階FFT
の原理を用いた従来の狭帯域信号周波数検知装置の一構
成例を示すブロック図である。この狭帯域信号周波数検
知装置は、狭帯域信号源から発信された信号をセンサ1
で受信し、その信号源が発している狭帯域信号の周波数
を推定する装置である。なお、図2では、説明を簡単に
するため、粗FFTは8点FFTで、精FFTは16点
FFTで実現され、粗FFTのオーバラップ率を50%
とする。狭帯域信号周波数検知装置は、狭帯域信号源か
ら発信された信号を受信するセンサ1を有し、該センサ
1には、アナログ/ディジタル変換器(以下、A/D変
換器という)2、及び乗算器3を介して、粗FFTを行
う周波数分析器4が接続されている。周波数分析器4の
出力側には、4個の乗算器5、及び精FFTを行う4個
の周波数分析器6を介して、パワー算出器7が接続さ
れ、さらにその出力側に、積分器8及びピーク周波数検
出器9が接続されている。乗算器5の入力側には、位相
補償用行列VI0またはVI1(但し、Vは行列を表わ
す。以下同様に、先頭にVを付けて行列符号を表わすこ
とにする)を選択する切替器10が設けられている。切
替器10の出力側には、位相補償用行列VI0またはV
1に対して時間窓関数VDを掛ける乗算器11が接続
され、該乗算器11の出力側が乗算器5の入力側に接続
されている。
【0005】次に、動作を説明する。センサ1で受信さ
れた信号x(t)は、A/D変換器2に入力されて量子
化及び標本化周期Tでの標本化が行われ、標本値列x
(nT)(n=0,1,…)が出力される。A/D変換
器2の出力は、時間間隔S、50%オーバラップで8標
本ずつが選択され、乗算器3に入力される。その1周期
分を x=(x0,x1,…,x7) ・・・(6) とすれば、乗算器3では、時間窓関数 wT=(w0,w1,…,w7T ・・・(7) 但し、T;転置 とxが掛け合わされ、 wTx=(w00,…,w77T ・・・(8) が出力される。周波数分析器4では、乗算器3の出力に
対して8点FFTを行い、その結果のうち正の周波数ス
ペクトル
【数5】 を乗算器5へ出力する。ここで、(p/8T)は粗FF
T出力の代表周波数であり、各周波数ビンの中心周波数
になっている。一方、切替器10では、一周期毎に交互
に、次式(10),(11)の位相補償用行列VI0
たはVI1を選択し、乗算器11に入力する。
【0006】
【数6】 乗算器11は、切替器10の出力VI0またはVI1に対
し、次式(12)の時間窓関数VDを掛け、乗算器5へ
出力する。
【0007】
【数7】 乗算器5では、周波数分析器4の出力
【数8】 に対し、乗算器11の出力を右から乗ずる。即ち、VX
の時系列を{VX0,VX1,VX2,…}とすれば、乗算
器5の出力は{VX0・VD・VI0,VX1・VD・V
1,VX2・VD・VI0,…}となる。乗算器5の出力
の時系列は、各粗FFT周波数ビン毎に16周期分ずつ
が周波数分析器6へ入力される。周波数分析器6におい
て、粗FFT周波数ビン毎に16点FFTが行われ、そ
の結果から
【数9】 がパワー算出器7へ送られる。パワー算出器7では、周
波数分析器6の出力の各精FFT周波数ビン毎に瞬時パ
ワーを求め、積分器8へ送る。積分器8は、瞬時パワー
を積分することにより、各精FFT周波数ビンの長時間
積分パワーを求め、ピーク周波数検出器9へ出力する。
ピーク周波数検出器9は、長時間積分パワーのなかで信
号対雑音比(S/N比)の極大なものを一つあるいは複
数選択し、その周波数を推定された狭帯域信号の周波数
として出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般にFFTでは、時
間領域における打ち切りのために帯域外への漏れが生じ
るので、標本化の結果、必ず折り返しの影響を受ける。
FFT出力1ビン内での折り返しの影響は、適当な窓関
数を掛け、漏れを抑制することで減少できる。しかしな
がら、従来の2段階FFTでは、次のような問題があ
り、それを解決することが困難であった。図3は、従来
技術の問題点を説明するための粗FFT出力の1ビンの
通過特性図である。図3に示すように、精FFTの結果
の使用帯域は粗FFTの区切りから周波数が1/(2M
S)(即ち、精FFTの分析幅の1/2)だけシフトし
た形になっており、シフトした側の端の精FFT周波数
ビンでは、折り返しのレベルが上昇してしまう。特に、
精FFTのサイズが小さい場合、この帯域シフトによる
折り返しレベルの上昇は結果に無視できない影響を与え
る。オーバラップ率を上げ、粗FFTの出力間隔(即
ち、精FFTの入力間隔)を短くすることで、折り返し
の影響を低減させることができるが、処理時間が大幅に
増大し、現実的でない。本発明は、前記従来技術が持っ
ていた課題として、処理時間を増大させずに、折り返し
の影響を低減させることが困難な点について解決した2
段階FFTを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、入力信号に対して、スペクトル遅延関数
と呼ばれる最終的に必要とされる分析幅よりも広い幅の
分析結果を得る粗FFTを行った後、前記粗FFT出力
の各周波数ビンの時系列に対し、バーニア周波数分析と
呼ばれる精FFTを行って前記入力信号の周波数分析を
行う2段階FFTにおいて、次のような手段を講じてい
る。即ち、前記粗FFT出力の時系列をπだけ余分な回
転を与える位相補償量を算出する。そして、前記位相補
償量を前記粗FFT出力の時系列に乗算し、その乗算結
果に対して前記精FFTを行うようにしている。
【0010】
【作用】本発明によれば、以上のように2段階FFTを
構成したので、位相補償量を算出してそれを粗FFTの
出力時系列(即ち、精FFTの入力時系列ブロック)に
乗算すると、該粗FFTの出力時系列に対してπだけ余
分に位相回転が与えられ、精FFTの分析周波数(つま
り、精FFTのビンの位置)が分析幅の1/2だけシフ
トされ、精FFTの端のビンの区切りが、粗FFTのビ
ンの区切りと一致するようになる。これにより、精FF
Tのサイズが小さい場合にも、折り返しレベルの上昇が
抑制される。従って、前記課題を解決できるのである。
【0011】
【実施例】まず、図4を参照しつつ、本実施例の原理を
説明する。図4は、1ブロック内の各データ、つまり精
FFTの入力データと、位相シフト量の関係を示す図で
ある。本実施例では、2段階FFTにおいて、精FFT
の分析周波数を分析幅の1/2だけシフトさせるため
に、精FFTの入力時系列ブロック(即ち、粗FFTの
出力時系列)に対してπだけ余分に位相回転を与えるよ
うにしている。この原理として、y(kT)の離散フー
リエ変換をY(p/NT)とすれば、このY(p/N
T)を1/2NTだけ高い周波数にシフトさせるには、
次式(14),(15)より、1ブックのデータ全体で
πだけ回転する位相シフト、即ち、入力にexp(−j
π(k/N))の乗算を行えばよいことが分かる。
【0012】
【数10】 次に、このような2段階FFTの原理を用いた狭帯域信
号周波数検知装置の一構成例を示すブロック図を図1に
示す。なお、従来の図2中の要素と共通の要素には共通
の符号が付されている。この狭帯域信号周波数検知装置
は、従来と同様に、狭帯域信号源から発信された信号を
センサ1で受信し、その信号源が発している狭帯域信号
の周波数を推定する装置である。粗FFTのサイズ、精
FFTのサイズ、及びオーバラップ率は、適当な任意の
値で適用可能であるが、本実施例では説明を簡単にする
ため、粗FFTを8点FFTで、精FFTを16点FF
Tで実現し、粗FFTのオーバラップ率を50%として
いる。本実施例の狭帯域信号周波数検知装置は、従来と
同様に、音響センサ1、A/D変換器2、乗算器3、粗
FFTを行う周波数分析器4、4個の乗算器5、精FF
Tを行う4個の周波数分析器6、パワー算出器7、積分
器8、及びピーク周波数検出器9を備えている。そし
て、本実施例が従来の装置と異なる点は、従来の図2に
示す切替器10及び乗算器11に代えて、位相補償量算
出手段20を乗算器5の入力側に設けている点である。
【0013】図5は、図1中の位相補償量算出手段20
の構成図である。この位相補償量算出手段20は、粗F
FTの分析幅及び粗FFTのサイズが指定されると、位
相補償量を算出し、その算出結果を乗算器5へ与えるも
のであり、(0,1,2,3)の各要素に−jπを掛け
る乗算器21と、該乗算器21の出力を粗FFTのサイ
ズ(=8)で割算する除算器22とを備えている。除算
器22の出力側には、該除算器22の出力の各要素の指
数関数の値を算出する指数関数算出手段23が接続さ
れ、さらに該指数関数算出手段23の出力側に乗算器2
4が接続されている。また、位相補償用行列VI0また
はVI1のいずれか一方を選択する切替器25が設けら
れ、該切替器25の出力側に乗算器26が接続されてい
る。乗算器26は、切替器25の出力に時間窓関数VD
を掛け、その乗算結果を乗算器24へ与えるものであ
る。
【0014】次に、図1及び図5の狭帯域信号周波数検
知装置の動作を説明する。まず、従来と同様に、音響セ
ンサ1で受信された信号x(t)は、A/D変換器2に
入力されて量子化及び標本化周期Tでの標本化が行わ
れ、標本値列x(nT)(n=0,1,…)が出力され
る。A/D変換器2の出力は、時間間隔S、50%オー
バラップで8標本ずつが選択され、乗算器3に入力され
る。その1周期分を x=(x0,x1,…,x7) ・・・(16) とすれば、乗算器3において、時間窓関数 wT=(w0,w1,…,w7T ・・・(17) とxが掛け合わされ、 wTx=(w00,…,w77T ・・・(18) が出力される。周波数分析器4では、乗算器3の出力に
対して8点FFTを行い、その結果のうち正の周波数の
スペクトル
【数11】 を乗算器5へ出力する。ここで、(p/8T)は粗FF
T出力の代表周波数であり、各周波数ビンの中心周波数
になっている。一方、位相補償量算出手段20では、ま
ず、乗算器21で(0,1,…,(粗FFTのサイズ)
/2−1)即ち(0,1,2,3)の各要素に−jπを
掛け、除算器22へ入力する。除算器22では、乗算器
21の出力(0,−jπ,−2jπ,−3jπ)を粗F
FTのサイズ(=8)で割り、その除算結果を指数関数
算出手段23へ出力する。指数関数算出手段23は、除
算器22の出力(0,−jπ/8,−2jπ/8,−3
jπ/8)の各要素の指数関数の値を算出し、乗算器2
4へ送る。切替器25では、一周期毎に交互に、次式
(20),(21)の位相補償用行列VI0またはVI1
を選択し、乗算器26に入力する。
【0015】
【数12】 乗算器26は、切替器25の出力VI0またはVI1に対
し、次式(22)の時間窓関数VDを掛け、乗算器24
へ出力する。
【0016】
【数13】 乗算器24では、指数関数算出手段23の出力を次式
(23)のような対角行列に並べ変え、これに乗算器2
6の出力を乗じて乗算器5へ出力する。
【0017】
【数14】 乗算器5では、周波数分析器4の出力を位相補償量算出
手段20の出力に左から掛け、周波数分析器6へ出力す
る。即ち、周波数分析器4の時系列を{VX0,VX1
VX2,…}とすれば、乗算器5の出力は{VX0・VE
・VD・VI0,VX1・VE・VD・VI1,VX2・V
E・VD・VI0,…}となる。この乗算器5の出力の
時系列は、各粗FFT周波数ビン毎に16周期分ずつが
周波数分析器6に入力される。周波数分析器6におい
て、粗FFT周波数ビン毎に16点FFTが行われ、そ
の結果から
【数15】 がパワー算出器7へ送られる。パワー算出器7では、周
波数分析器6の出力の各精FFT周波数ビン毎に瞬時パ
ワーを求め、積分器8へ送る。積分器8は、瞬時パワー
を積分することにより、各精FFT周波数ビンの長時間
積分パワーを求め、ピーク周波数検出器9へ出力する。
ピーク周波数検出器9は、長時間積分パワーのなかでS
/N比の極大なものを一つあるいは複数選択し、その周
波数を推定された狭帯域信号の周波数として出力する。
【0018】以上のように、本実施例では、周波数分析
器4の出力に対し、位相補償量算出手段20及び乗算器
5によってπだけ回転する位相シフトを行うようにした
ので、従来の2段階FFTに比べ、特に精FFTのサイ
ズが小さい場合でも、粗FFTの区切りと精FFTの使
用帯域とのずれによる折り返しレベルの上昇がおこらな
い。なお、本発明は上記実施例に限定されず、例えば、
位相補償量算出手段20をプロセッサ等を用いて図5以
外の構成にしたり、あるいは上記実施例の2段階FFT
を図1の狭帯域信号周波数検知装置以外の装置に適用す
る等、種々の変形が可能である。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、位相補償量を算出し、その位相補償量を粗フーリ
エ変換出力の時系列に乗算し、その乗算結果に対して精
フーリエ変換を行うようにしたので、精FFTの分析周
波数が分析幅の1/2だけシフトされ、精FFTの端の
ビンの区切りが、粗FFTのビンの区切りと一致するよ
うになる。従って、従来の2段階FFTに比べ、特に精
FFTのサイズが小さい場合にも、粗FFTの区切りと
精FFTの使用帯域とのずれによる折り返しレベルの上
昇がおこらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の2段階FFTを用いた狭帯域
信号周波数検知装置の構成ブロック図である。
【図2】従来の2段階FFTを用いた狭帯域信号周波数
検知装置の構成ブロック図である。
【図3】従来技術の問題点を説明する図である。
【図4】本発明の実施例の精FFTの入力データと位相
シフト量の関係を示す図である。
【図5】図1中の位相補償量算出手段の構成図である。
【符号の説明】
1 センサ 2 A/D変換器 3,5,21,24,26 乗算器 4 周波数分析器(粗FF
T) 6 周波数分析器(精FF
T) 7 パワー算出器 8 積分器 9 ピーク周波数検出器 20 位相補償量算出手段 22 除算器 23 指数関数算出手段 25 切替器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 屋内 伸治 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に対して、最終的に必要とされ
    る分析幅よりも広い幅の分析結果を得る粗フーリエ変換
    を行った後、 前記粗フーリエ変換出力の各周波数ビンの時系列に対
    し、精フーリエ変換を行って前記入力信号の周波数分析
    を行う2段階高速フーリエ変換方法において、 前記粗フーリエ変換出力の時系列をπだけ余分な回転を
    与える位相補償量を算出し、 前記位相補償量を前記粗フーリエ変換出力の時系列に乗
    算し、その乗算結果に対して前記精フーリエ変換を行う
    ことを特徴とする2段階高速フーリエ変換方法。
JP7018917A 1995-02-07 1995-02-07 2段階高速フーリエ変換方法 Expired - Lifetime JP2743334B2 (ja)

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