JP2742113B2 - ロータ翼調節装置を備えるプロップファン/ターボプロップエンジン - Google Patents

ロータ翼調節装置を備えるプロップファン/ターボプロップエンジン

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JP2742113B2
JP2742113B2 JP1292096A JP29209689A JP2742113B2 JP 2742113 B2 JP2742113 B2 JP 2742113B2 JP 1292096 A JP1292096 A JP 1292096A JP 29209689 A JP29209689 A JP 29209689A JP 2742113 B2 JP2742113 B2 JP 2742113B2
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エムティーユー・モトレン―ウント・タービネン―ユニオン・ミュンヘン・ジーエムビーエッチ
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    • B64C11/30Blade pitch-changing mechanisms
    • B64C11/306Blade pitch-changing mechanisms specially adapted for contrarotating propellers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENTS OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D27/00Arrangement or mounting of power plant in aircraft; Aircraft characterised thereby
    • B64D2027/005Aircraft with an unducted turbofan comprising contra-rotating rotors, e.g. contra-rotating open rotors [CROR]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2つのタービンの、ケーシングに支承され
た単独同心軸を介して駆動される、2つの互いに反対方
向に回転される第1及び第2のプロップファンロータを
備え、且つ、夫々、軸方向に前後して配置された第1及
び第2のロータ翼環の一つと動的に連結された、周方向
に回転可能な第1及び第2のスピンドルにより第1及び
第2のロータ翼を調節する装置を備える、ロータ翼調節
装置を備えるプロップファン/ターボプロップエンジン
に関する。
〔従来技術〕
前記のような種類の駆動装置は、例えばDE−A36 14
157により知られている。この装置の場合、2つのプ
ロップファンロータが、ガスタービンの駆動されるべき
タービンの半径方向外側に配置されている。この場合、
調節力の支持のために必要な、調節装置の周囲の固定ケ
ーシング部分が自由に使えるので、プロップファン翼の
調節装置の構造には問題はない。この構造の欠点は、特
に、高温燃焼ガスが調節装置の回りに送られ、その結果
熱による調節の不正確さが生ずることであり、且つ、調
節装置の熱負荷が異常に大きいことである。このような
ギヤのないプロップファン/ターボプロップエンジン
は、航空機の後部にしか問題なく取り付けることができ
ず、駆動する低圧タービンの力をファン翼へ伝動するた
めに、高価であり、且つ重いラーメン構造を必要とす
る。
このプロップファン翼を有するプロップファンエンジ
ンの場合、例えばDE−A 36 11 792によるエンジン
の場合、前記のような空気力学的な欠点は発生しない。
従来の既知のエンジンは、減速歯車装置を介して2つの
互いに逆方向に回転するプロップファン翼環に連結され
た動力タービンを備えるものである。プロップファン翼
環の半径方向内側の領域に配置された減速歯車装置が固
定ケーシング部分に支持されている。且つ、この場合に
おいても、調節装置の据え付けと支持はプロップファン
翼の旋回に対して問題はない。この装置は、既知の構造
の場合、遊星歯車装置による2つのスピンドルの動的な
連結によって実現されるものである。しかし、このロー
タ間の減速歯車装置は、大きな出力が処理されなければ
ならないので、異常に高い重量を有する。他方、この高
い重量は、それによって航空機の離陸重量が高められ、
このことは航空機の経済性に不利な影響を及ぼすので、
不利である。更に歯車装置はエンジンの信頼性を減少さ
せる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、ロータ間の減速歯車装置なしに、2
つのプロップファンロータのロータ翼の正確な調節が可
能であり、それ故種々の飛行条件への適応が可能である
上記の従来のプロップ/ターボプロップエンジンを提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は、本発明に従って、2つのタービンの、
ケーシング(11)に支承された、単独同心軸(5、6)
を介して駆動される、2つの互いに反対方向に回転され
る第1及び第2のプロップファンロータ(7、8)を備
え、且つ、夫々、軸方向に前後して配置された第1及び
第2のロータ翼環(3、4)の一つと動的に連結され
た、周方向に回転可能な第1及び第2のスピンドル(1
7、37)により第1及び第2のロータ翼(3a、4a)を調
節する装置を備える、ロータ翼調節装置を備えるプロッ
プファン/ターボプロップエンジンであって、前記第1
及び第2のスピンドル(17、37)は、回転可能に支承さ
れたフランジ(27、27a)に固定された複数の二段歯付
き遊星ホイール(25、25a)からなる遊星歯車装置を介
して各スピンドルの自由端に設けられた歯車(19、38)
によって連結されており、前記フランジ(27、27a)
は、前記第1及び第2のプロップファンロータ(7、
8)のうちの1つに支承された遊星部材(30、30a)を
介してケーシング側に支持されており、且つ、前記第1
及び第2のスピンドル(17、37;17a、37a)に連動する
ように連結された前記複数の二段歯付き遊星ホイール
(25、25a)の第1及び第2の歯車(26a、26b)は、設
定された、前記第1及び第2のプロップファンロータ
(7、8)の回転数比のとき、前記第1及び第2のスピ
ンドル(17、37;17a、37a)の、それと共同する前記第
1及び第2のプロップファンロータ(7、8)に対する
相対移動がおこらないように設定されていることを特徴
とするロータ翼調節装置を備えるプロップファン/ター
ボプロップエンジンによって解決される。本発明の有利
な別の構成は、請求項1乃至13から明らかとなる。
本発明の装置は、ケーシングから遠方のプロップファ
ンロータはケーシングに直接に支持される可能性を持た
ないけれども、調節に必要な応力をエンジンケーシング
へ導入することが可能であるという利点を有する。
本発明の好ましい構成において、前記2つの軸の回転
数は互いに幾何的に一定数比である。特にプロップファ
ンロータは互いに逆方向に同一の回転数で回転しなけれ
ばならない。これは、エンジンにおいて、例えばタービ
ンの領域において、両軸と噛み合う、一定の回転数を限
定する1つ又は複数の歯車が設けられていることによっ
て達成される。
この実施態様に従って、調整モータが第1のプロップ
ファンロータに支承され、且つ第1及び第2のスピンド
ルに連動するように連結されている。即ち、第1のプロ
ップファンロータに対する回転運動は第1スピンドルに
直接に伝えられ、第2のスピンドルには相応の中間部材
を介して伝えられる。
両軸が互いに同期化していず、且つ回転数が互いに一
定になっていない、本発明の別の実施態様に従って、両
軸の回転数はロータ翼に吸収される負荷に従って調整さ
れる。その場合、プロップファンロータにおけるモーメ
ントのバランスは自由な翼の調整によって作り出され
る。
プロップファンロータのうちの一つがより少ない仕事
を引受け、その結果そのプロップファンロータに連結さ
れたタービン段がその回転数を高めることをするように
現在するモーメントのバランスの駆動状態が変わる。当
該軸の回転数の増大がきっかけとなって本発明の翼調節
機構がはたらき、ファン段が再び多くの仕事を引受け、
その結果軸の回転数が再び下がるように翼を調整する。
ロータ翼に多く負荷がかかると、タービン回転数とロー
タ翼は少ない負荷に調整され、その結果タービン回転数
は再び高まる。これらの制御は、両プロップファンロー
タは本発明の歯車装置(遊星歯車装置)を介して相互に
連結されているので、両プロップファンに対して有効で
ある。その場合、この歯車装置は、同一の回転数に、し
かし互いに逆向きに、プロップファンロータが回転する
とき、調節装置において相対移動がおこらないように形
成されている。
本発明の好ましい別の構成は、ケーシングに支持され
た調整モータが設けられ、それによってロータ翼環の付
加的な調節が可能であることを特徴とする。それによっ
て自動的に機能するバランス制御に有利に付加的に重な
って翼の調節が行われ、それによってエンジンを推力反
転のとき制御することができる。この装置は、翼の調節
に必要な調整モータは一緒に回転するのではなく、局部
的にケーシングに支持されているという大きな利点を有
する。これによってモータへのエネルギーの供給を簡単
に行うことができる。更にこの装置は、欠陥モータを素
早く交換することを可能にする。
〔実施例〕 次に図面を参照しながら本発明につき説明する。
図面において、第1図はプロップファン−ターボエン
ジンの部分縦断面図であり、第2図は別のプロップファ
ン−ターボエンジンの縦断面図であり、第3図は軸の同
期歯車装置の縦断面図である。
第1図に示すプロップファン−ターボエンジン1は、
ガスタービン2(詳細は図示しない)からなり、このガ
スタービンは2つの逆方向に回転するロータ翼環3及び
4と結合されている。その場合、ガスタービン2とロー
タ翼環3及び4との間の結合は、2つの同心軸5及び6
を介して行われ、軸5は第1のプロップファンロータ7
を介して第1のロータ翼環3に結合され、また外側の同
心軸6は、第2のプロップファンロータ8を介して後方
の第2のロータ翼環4と結合されている。後方の第2の
プロップファンロータ8は軸受装置9及び10を介してケ
ーシング11に支承されている。また第1のプロップファ
ンロータ7は軸受け12a、12b及び13を介して第2のプロ
ップファンロータ8に支承されている。
図示の、第1のロータ翼環3の第1のロータ翼3aは略
図示する案内装置14によって旋回可能に第1のプロップ
ファンロータ7に支承されている。第1のロータ翼3a
は、更に、第1の調整レバー15を介して第1の調整リン
グ16に連結されている。第1の調整リング16は複数の玉
を介して第1のスピンドル17に連動するように連結され
ており、更に第1のスピンドル17は第1のころがり軸受
18a及び18bによって第1のプロップファンロータ7に回
転可能に支承されている。
第1のスピンドル17の自由端は歯車19を有し、この歯
車19は複数の間隔をおいて配置された遊星ピン20に第1
の歯車21を介して係合している。その場合、遊星ピン20
は第1のプロップファンロータ7に回転可能に支承され
ている。
遊星ピン20は、そのもう一方の端部に第1の21と同様
のピッチ円直径を有する第2の歯車22を備えている。遊
星ピン20の第2の歯車22は調整ホイール23と噛み合って
いる。調整ホイール23は第1のプロップファンロータ7
に滑り案内装置24によって回転可能に支承されている。
更に、調整ホイール23は複数の一様の間隔をおいた二段
歯付き遊星ホイール25とその歯車26aを介して係合して
いる。
二段歯付き遊星ホイール25は更に環状のフランジ27に
支承されており、フランジ27は滑り案内装置28によって
第2のプロップファンロータ8に周方向に回転可能に保
持されている。
フランジ27はその外周にフランジ歯車29を備え、フラ
ンジ歯車29は複数の規則的に間隔をおいた遊星部材30と
噛み合っている。遊星部材30は、第2のプロップファン
ロータ8に回転可能に支承されており、ケーシング11に
支持された歯付きリング31と噛み合っている。
歯付きリング31は、ケーシング11に堅固に結合されて
いるか或いは、図示の実施例におけるように滑り案内装
置32を介してケーシング11に周方向に回転可能に結合さ
れている。この場合、歯付きリング31は、ケーシング11
に支持された調整モータ33と係合している。
後方の第2のロータ翼環4の構成要素である図示の第
2のロータ翼4aは、第1のロータ翼3aと同様に旋回可能
に第2のプロップファンロータ8に支承されている。第
2のロータ翼環4aの第2の調整レバー34を介して第2の
調整リング35に動的に連結されており、第2の調整リン
グ35は、更に第2のスピンドル37が周方向に回転してい
るとき、第2の調整リング35が軸方向に移動せしめられ
るように複数の玉を介して第2のスピンドル37に連結さ
れている。第2のスピンドル37は、長くなっており、第
2のスピンドル37の自由端に設けられた歯車38によって
二段歯付き遊星ホイール25の第2の歯車26bと噛み合っ
ている。その場合、第1及び第2の歯車26a及び26bは、
一定の、第1及び第2のプロップファンロータ7及び8
の回転数比のとき、第2のスピンドル37及び第1のスピ
ンドル17の第2のプロップファンロータ8及び第1のプ
ロップファンロータ7に対する相対移動が生じないよう
に、相互に調整されている。第2のスピンドル37は更に
軸受39a及び39bを介して周方向に回転可能に第2のプロ
ップファンロータ8に支承されている。
第2図に示す本発明の別の実施例は、第1図に示す実
施例と本質的に同様に構成されている。上記の実施例と
の本質的な相違点は、遊星部材30aと共にある歯付きリ
ング31aがケーシング11に固定され、特にねじ止めされ
ていることである。それ故、フランジ27aは、遊星部材3
0aの両歯車が同一のピッチ円直径を有するので、ケーシ
ング11に対して堅固になる。それで、フランジ27aは、
第2のプロップファンロータ8がフランジ27aとケーシ
ング11の間で回転するにかかわらずケーシング11に固定
しているものとみなされ、ロータ翼環3及び4において
生ずる力を支持するのに適している。
更に第1の実施例に対する相違は、第1のスピンドル
17aが遊星ピン20aの歯車21aと直接に結合されていない
ことである。もっと正確にいうと、第1のプロップファ
ンロータ7に支持された調整モータ40が設けられてお
り、調整モータ40は、その前方の軸方向正面においてス
ピンドル17aに結合されていおり、且つスピンドル17aは
第1のプロップファンロータ7に対して周方向に回転さ
せることができる。調整モータ40の後方の正面は調整ホ
イール41に結合されており、調整ホイール41は遊星ピン
20aの歯車21aと噛み合っている。調整ホイール41はスピ
ンドル17aと同様に調整モータ40に対して周方向に回転
可能であり、調整角度は、遊星ピン20a、調整ホイール2
3a、二段歯付き遊星ホイール25aを介して後方の第2の
ロータ翼環4の第2のスピンドル37aに伝えられる。
調整モータ40のエネルギー供給は、導管42を介して行
われ、軸を駆動するタービンの後方のステータ領域から
両軸5及び6の内側で同軸に行わせる。特に調整モータ
40は油圧式のものであり、導管42を通して作動油が供給
される。二者択一的に調整モータ40は、他の技術、特に
電気で動かされるものであっても良い。
第3図に、プロップファンエンジン1のタービン領域
を示す。図示しない燃焼室又はガス発生タービンからく
る熱ガス流は環状流路43を通して対向低圧タービン44に
送られる。低圧タービン44は、三つの相互に連結された
タービン段45a、45b、45cからなり、それらのタービン
段は同軸の外側軸6に連結されている。これらのタービ
ン段の間に流れ方向に配置された2つのタービン段46a
及び46bは相互に連結され、且つ内側軸5に連結されて
いる。タービン段45a、45b、45cは軸受47a及び47bを介
してケーシング11に支持されている。タービン段46a及
び46bは軸受48を介してケーシング側で支持されてい
る。同期歯車装置49がケーシング11に支承されており、
同期歯車50によってタービン段45及び軸6と係合してお
り、且つタービン段46及び軸5と係合している。
タービン段45及び46は、タービン段45及び46が熱ガス
流によって逆方向に回転するように形成されている。そ
の場合において、逆方向の同じ大きさの回転数を正確に
保持することが両タービン段45及び46の間に配置された
同期歯車装置49によって強制的に行われる。
更に図3に導管42が図示されており、この導管42は中
空支持リブ51によってタービンの外側の室と連絡してお
り、第2図示の調整モータ40を操作することができるよ
うに構成されている。
第1図示の第1及び第2のロータ翼環3及び4の調節
は次のように行われる。ロータ翼環と駆動タービンとバ
ランスが生ずる駆動状態を前提として、一方のロータ翼
環が他方のロータ翼環よりも少ない仕事を引き受けるこ
とが行われる。それにかかわるタービン段はその回転数
を高めようと努める。軸の回転数の増大が第1図に示す
翼調整機構を動かし、ロータ翼環が更に多くの仕事を引
受けるように翼を調整し、それによって軸の回転数が再
び下げられる。それに対してロータ翼環に多く負荷がか
かるとき、タービン回転数が下がり、ロータ翼環は自動
的により少ない負荷の配置に旋回し、タービン回転数が
再び高まる。この制御は、第1及び第2のロータ翼環3
及び4が相互に動的に連結されているので、両ロータ翼
環3及び4に対して働く。その場合、歯車装置、特に二
段歯付き遊星ホイール25の第1及び第2の歯車26a及び2
6bは、第1及び第2のプロップファンロータ7及び8が
同一回転数で逆方向に回転するとき、調整装置(第1及
び第2のスピンドル)の第1及び第2のロータに対する
相対移動が起こらないように設計されている。
例えば第1のロータ翼環3の負荷が減少するとき、第
1のロータ翼環3に軸5及び第1のプロップファンロー
タ7を介してタービン(タービン段46a、46b)からより
大きな回転モーメントが提供されるので、第1のロータ
翼環3はその回転数を高めようと努める。第2のプロッ
プファンロータ8において乃至は第2のロータ翼環4に
おいて負荷の変動が生じないと仮定すると、第2のロー
タ翼環4は先ずその回転数を変えるきっかけを持たな
い。これはフランジ27及び第2のスピンドル37における
運動の経過時に何も変わらないことを意味する。フラン
ジ27については、フランジ27がケーシング11に対して静
止していることを意味する。
第1のプロップファンロータ7の各ホイール相互の相
対移動がおこらないとき、軸5及び軸5に連結された第
1のプロップファンロータ7の回転数の増大と共に、調
整ホイール23の回転数も高まる。しかし、このような変
動はおこり得ないので、第1のプロップファンロータ7
に対する調整ホイール23の相対運動が必ずおこり、この
相対移動は遊星ピン20及び歯車19を介してスピンドル17
に伝わる。
第1のスピンドル17の回転によって調整リング16が軸
方向に移動し、それによって調整レバー15を介してロー
タ翼環3のロータ翼3aが旋回せしめられる。そのとき、
第1のロータ翼環3がより大きな仕事を引き受ける位置
にくるようにロータ翼環3が回転せしめられると、再び
第1のロータ翼環3乃至第1のプロップファンロータ7
及び軸5の回転数が下がることとなる。この相対移動及
びそれと結合した翼調整は、再び第1及び第2のプロッ
プファン7及び8乃至第1及び第2のロータ翼環3及び
4の間の回転数のバランスが生じるまで、強制的に行わ
れる。第1のロータ翼環3の代わりに第2のロータ翼環
4が別のモーメントの状態を取るときも同様である。
両ロータ7,8の夫々を介して、単独で或いは組み合わ
せで回転数のバランスを取ることができる。両ロータの
うち一方の他方に対する所望の回転数調整に必要なもの
は、所望の両ロータ翼環のうち一つの調整を適切に阻止
する固定装置(ピッチロック)である。これは例えば図
1に示すロータ7乃至8に対するスピンドル17乃び37の
回転を妨げるピッチロック52a及び52bによって行われ
る。翼調整の必要なとき、当該閉塞装置52a、52bの開放
によって、所望の回転数の調整が行われる。
第1及び第2のロータ翼環3及び4の調整、特に推力
反転位置の調整が歯付きリング31aを、フランジ27内の
遊星部材30aによってケーシング11に対して回転させる
調整モータ33によって行われる。
第2図示の本発明の別の実施例は同様に機能するが、
ただ両軸5及び6は正確に逆方向に同一回転数で回転す
る第3図示の同期歯車装置49によって回転する。この調
整は、調整モータ40によって行われ、その場合におい
て、調整モータ40に接続されたスピンドル17a及び調整
ホイール41の夫々は別々に制御される。これによって第
1及び第2のロータ翼環3、4の個々の調整が行われ、
その場合、第1図示の固定装置52a、52bはない。
〔発明の効果〕 本発明によれば、ロータ間の減速歯車装置なしに、2
つのプロップファンのロータのロータ翼の正確な調節が
可能であり、それ故種々の飛行条件への適応が可能であ
るロータ翼調節装置を備えるプロップファン/ターボエ
ンジンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はプロップファン−ターボエンジンの部分縦断面
図であり、第2図は別のプロップファン−ターボエンジ
ンの縦断面図であり、第3図は軸の同期歯車装置の縦断
面図である。 1……プロップファン−ターボエンジン、2……ガスタ
ービン、3、4……第1及び第2のロータ翼環、3a、4a
……第1及び第2のロータ翼、5、6……軸、7、8…
…プロップファンロータ、9、10……軸受装置、11……
ケーシング、12a、12b、13……軸受け、15、34……調整
レバー、16、35……調整リング、17、37、17a、37a……
第1及び第2のスピンドル、19、38……各スピンドルの
自由端に設けられた歯車、20、20a……遊星ピン、21、2
2……遊星ピン20に設けられた歯車、21a……遊星ピン20
aに設けられた歯車、23……調整ホイール、24……滑り
案内装置、25、25a……二段歯付き遊星ホイール、26a…
…二段歯付き遊星ホイールの第1の歯車、26b……二段
歯付き遊星ホイールの第2の歯車、27、27a……フラン
ジ、28……滑り歯車装置、29……フランジ歯車、30、30
a……遊星部材、31、31a……歯付きリング、32……滑り
案内装置、33……調整モータ、40……調整モータ、41…
…調整モータ40に連結された調整ホイール、42……導
管、43……環状流路、49……同期歯車装置、50……同期
歯車、52a、52b……固定装置。

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つのタービンの、ケーシング(11)に支
    承された単独同心軸(5、6)を介して駆動される、2
    つの互いに反対方向に回転される第1及び第2のプロッ
    プファンロータ(7、8)を備え、且つ、夫々、軸方向
    に前後して配置された第1及び第2のロータ翼環(3、
    4)の一つと動的に連結された、周方向に回転可能な第
    1及び第2のスピンドル(17、37)により第1及び第2
    のロータ翼(3a、4a)を調節する装置を備える、ロータ
    翼調節装置を備えるプロップファン/ターボプロップエ
    ンジンであって、前記第1及び第2のスピンドル(17、
    37)は、回転可能に支承されたフランジ(27、27a)に
    固定された複数の二段歯付き遊星ホイール(25、25a)
    からなる遊星歯車装置を介して各スピンドルの自由端に
    設けられた歯車(19、38)によって連結されており、前
    記フランジ(27、27a)は、前記第1及び第2のプロッ
    プファンロータ(7、8)のうちの1つに支承された遊
    星部材(30、30a)を介してケーシング側に支持されて
    おり、且つ、前記第1及び第2のスピンドル(17、37;1
    7a、37a)に連動するように連結された前記複数の二段
    歯付き遊星ホイール(25、25a)の第1及び第2の歯車
    (26a、26b)は、設定された、前記第1及び第2のプロ
    ップファンロータ(7、8)の回転数比のとき、前記第
    1及び第2のスピンドル(17、37;17a、37a)の、それ
    と共同する前記第1及び第2のプロップファンロータ
    (7、8)に対する相対移動がおこらないように構成さ
    れていることを特徴とするロータ翼調節装置を備えるプ
    ロップファン/ターボプロップエンジン。
  2. 【請求項2】第1のロータ翼環(3)を調節することに
    使われる第1のスピンドル(17)が、第1のプロップフ
    ァンロータ(7)に支承された遊星ピン(20)を介し
    て、二段歯付き遊星ホイール(25)の歯車のうちの1つ
    (26a)と噛み合う調整ホイール(23)に連結されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のロータ翼調節装置
    を備えるプロップファン/ターボプロップエンジン。
  3. 【請求項3】第2のロータ翼環(4)を調節することに
    使われる第2のスピンドル(37)が、二段歯付き遊星ホ
    イール(25)の第2の歯車(26b)と噛み合う中空ホイ
    ールに形成されていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のロータ翼調節装置を備えるプロップファン/タ
    ーボプロップエンジン。
  4. 【請求項4】前記遊星部材(30)が第2のプロップファ
    ンロータ(8)に支承され、且つ、前記遊星部材(30)
    の2つの同一の大きさの大きな歯車を介して、一方にお
    いてフランジ(27)と噛み合い、他方においてケーシン
    グ(11)に支持された歯付きリング(31)と噛み合うこ
    とを特徴とする先行する請求項の何れか一項に記載のロ
    ータ翼調節装置を備えるプロップファン/ターボプロッ
    プエンジン。
  5. 【請求項5】前記調整ホイール(23)が、第1のプロッ
    プファンロータ(7)に周方向に回転可能に支承されて
    おり、且つ、二段歯付き遊星ホイール(25)の第1の歯
    車(26a)と該歯車の半径方向内側から噛み合うことを
    特徴とする請求項2に記載のロータ翼調節装置を備える
    プロップファン/ターボプロップエンジン。
  6. 【請求項6】遊星ピン(20)はその相対する両端部に設
    けられた同一ピッチ円直径の2つの歯車(21、22)を備
    えることを特徴とする請求項2に記載のロータ翼調節装
    置を備えるプロップファン/ターボプロップエンジン。
  7. 【請求項7】二段歯付き遊星ホイール(25)の第1及び
    第2の歯車(26a、26b)が、第1及び第2のロータ翼環
    (3、4)が互いに反対方向に同一の回転数で回転する
    ように選択されていることを特徴とする先行する請求項
    の何れか一項に記載のロータ翼調節装置を備えるプロッ
    プファン/ターボプロップエンジン。
  8. 【請求項8】第1及び第2のスピンドル(17、37;17a、
    37a)が夫々第1及び第2の調整リング(16、35)及び
    第1及び第2の調整レバー(15、34)を介して第1及び
    第2のロータ翼(3a、4a)に連結されることを特徴とす
    る先行する請求項の何れか一項に記載のロータ翼調節装
    置を備えるプロップファン/ターボプロップエンジン。
  9. 【請求項9】調整モータ(40)が、第1のプロップファ
    ンロータ(7)に支持され、且つ、第1及び第2のスピ
    ンドル(17a、37a)に連動するように連結されているこ
    とを特徴とする先行する請求項の何れか一項に記載のロ
    ータ翼調節装置を備えるプロップファン/ターボプロッ
    プエンジン。
  10. 【請求項10】調整モータ(40)が油圧式であることを
    特徴とする請求項9に記載のロータ翼調節装置を備える
    プロップファン/ターボプロップエンジン。
  11. 【請求項11】調整モータ(40)が軸方向に第1のスピ
    ンドル(17a)と遊星ピン(20a)の間に配置されて、第
    1のスピンドル(17a)に連結され、調整モータ(40)
    に連結された調整ホイール(41)が歯車(21a)を介し
    て遊星ピン(20a)と係合することを特徴とする請求項
    9に記載のロータ翼調節装置を備えるプロップファン/
    ターボプロップエンジン。
  12. 【請求項12】歯付きリング(31)は、ケーシング(1
    1)に周方向に回転可能に支承され、且つ歯付きリング
    (31)の回転がケーシング(11)に支持された調整モー
    タ(33)によって行われることを特徴とする請求項4に
    記載のロータ翼調節装置を備えるプロップファン/ター
    ボプロップエンジン。
  13. 【請求項13】第1及び第2のロータ翼環(3、4)に
    は両ロータ翼環のうちの一つの調整を妨げる固定装置
    (52a、52b)が備えられていることを特徴とする先行す
    る請求項の何れか一項に記載のロータ翼調節装置を備え
    るプロップファン/ターボプロップエンジン。
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