JP2739489B2 - 注射器 - Google Patents

注射器

Info

Publication number
JP2739489B2
JP2739489B2 JP63509488A JP50948888A JP2739489B2 JP 2739489 B2 JP2739489 B2 JP 2739489B2 JP 63509488 A JP63509488 A JP 63509488A JP 50948888 A JP50948888 A JP 50948888A JP 2739489 B2 JP2739489 B2 JP 2739489B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
container
rod
syringe
shaped element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63509488A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03501449A (ja
Inventor
オロブソン,グッドマール
Original Assignee
オロブソン,グッドマール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from SE8704688A external-priority patent/SE8704688D0/xx
Priority claimed from SE8800098A external-priority patent/SE462199B/sv
Application filed by オロブソン,グッドマール filed Critical オロブソン,グッドマール
Publication of JPH03501449A publication Critical patent/JPH03501449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2739489B2 publication Critical patent/JP2739489B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/50Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests having means for preventing re-use, or for indicating if defective, used, tampered with or unsterile
    • A61M5/5066Means for preventing re-use by disconnection of piston and piston-rod

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、注射器、そして、特に容器と、前記容器の
一端と係合する針と、前記容器の内側においてその内面
に対しシール状に相互動作するプランジャ、及び前記プ
ランジャと協同及び相互動作して前記容器内における前
記プランジャの往復運動を与えるためのロッド型素子を
含む手操作型注射器に関するものである。ロッド型素子
は容器に関して直線的に移動可能であり、その直線運動
は前記一端から第1の方向に生ずるとき、容器内に注射
液を充満させ、第2の方向に生ずるとき、注射液が針を
通じて容器から排出されるようにするものである。
本発明は、基本的に使い捨て型の注射器、すなわち容
器を注射液に1回だけ満たし、その後再び満たすことが
できないようにした注射器に関するものである。
背景技術 一般的な注射器のいくつかの形式は従来より周知であ
る。
これら周知型注射器の第1の形式において、プランジ
ャとロッド型素子との協同及び相互動作は前記プランジ
ャと前記素子との間に配置された手段により可能となっ
ている。この手段はロッド型素子が前記第1の方向及び
第2の方向に直線運動する際に、プランジャをその素子
に保持させるものである。したがって、プランジャとロ
ッド型素子との間の連結は分離されないため、プランジ
ャはロッド型素子の移動方向に正確に応答して容器内を
後退及び前進する。
これはプランジャが針から離れる方向に移動するたび
に、容器に注射液を満たすと共に、プランジャが針の方
向に移動するたびに、液が排出され、これにより注射器
が何度でも使用可能であることを意味している。
1個の注射器を繰返し使用することが、エイズなどの
ような感染症の伝染経路となる危険があることが証明さ
れている。
そのため、1回の注射のためにのみ用い、使用後は容
器に液を収容しないようにした単発型注射器が提案され
た。
このような単発(1回使用)型注射器の一例は、欧州
特許願第0229017号に開示されており、その注射器にお
いてプランジャ及びロッド型素子は後者が針に向かって
移動したとき、プランジャとの係合状態を離脱するよう
にしたフック型部材を中継して互いに協同動作するよう
になっている。
スウェーデン特許明細書第413838号は、ロッド型素子
がプランジャに隣接した位置において弱体部を有し、そ
のロッド型素子を注射終了後においてプランジャに対し
てねじることにより、その弱体部において破断するよう
にした、いわゆる単発型注射器を開示している。
さらに、別のスウェーデン特許明細書第438598号もま
た、単発型、すなわち使い捨て用注射器を教示してい
る。
発明の要約 技術的課題 初期の技術を通覧するとき、そこには通常の方法にお
いて注射液を充満することができ、プランジャを針に向
かって移動させたとき、容器に注射液を再供給できない
ようにするための手段を付勢し、これにより注射器の液
吸引能力が働かないようにするが、それはプランジャを
針に向かって処何に注意深く(緩やかに)移動させても
生ずるようにしなければならないという問題がある。
また、注射器を一度使用した後は、意識的に努力して
も再使用できないように構造化された使い捨て型、すな
わち単発型の皮下注射器を提供しなければならないとい
う高度な技術的要求がある。
さらに、別の高度な技術的課題は、上記の技術問題を
解決するため、注射器にはプランジャとロッド型素子と
の間において特別の品質を備えた取付手段を装備しなけ
ればならないということである。
さらなる技術的課題は、ロッド型素子とプランジャと
の間においてプランジャがその最低位置から最大延長位
置に最初に移動するときは、両者間の積極的な協同動作
を保証し、容器内に注射液を満たし、しかも、プランジ
ャがある短距離を針に向かって注意深く移動した後は、
前記協同動作を生じさせないようにする手段を設けなけ
ればならないことである。
さらに、別の高度な技術的課題は、この関連において
プランジャが容器内で回転しないように容器の断面形状
を円形よりわずかに異なったものとしなければならない
ことである。
さらに、明白な技術的課題は、ロッド型素子がその直
線変位に応答してその軸周に回転を誘起されるように
し、それによるロッド型素子のプランジャに対する回転
が、その容器内位置(底端からの極小距離を除く)に無
関係な針に向かってのプランジャの移動が生ずるとき
に、前記ロッド型素子とプランジャとの間の協同動作を
打ち切って注射液の再供給を不可能にしなければならな
いということである。
解決手段 初期の従来技術及び前述した技術的課題を考慮して、
本発明は、容器と、前記容器の一端と協同する針と、前
記容器の内側面と、シール状に協同するプランジャと、
前記プランジャと協同する素子であって、それが前記一
端から第1の方向に直線運動するときは前記容器に注射
液が満たされ、前記第1の方向と反対の第2の方向に直
線運動するときは、前記注射液を針を通じて容器外に排
出すべく前記容器に関して直線運動するように構成され
たロッド型素子を含む注射器を提供するものである。
本発明は、プランジャとロッド型素子との間において
前記素子が前記第1の方向に直線運動するとき、前記プ
ランジャをその素子に堅く保持させるための手段を装備
した注射器構造を基本とするものである。
本発明はまた、ロッド型素子とプランジャとが前記第
1の方向と反対の方向に移動するとき、前記手段が前記
ロッド型素子及びプランジャ間の協同関係を打ち切らせ
るための不作動位置にもたらされるようにした使い捨て
型、すなわり単発型の注射器構造を基本とするものであ
る。これにより前記素子が前記第1の方向に、さらに直
線運動しても容器中には注射液が導入されないことは明
らかである。
本発明によれば、前記使い捨て注射器における前記手
段は前記直線運動の結果としてプランジャに対して回転
し、前記注射器の前記ロッド型素子及びプランジャはス
クリューねじを介して相互動作するようになっている。
本発明の一実施例によれば、プランジャはスクリュー
ねじ孔を有し、前記ロッド型素子は対応するスクリュー
ねじ部を具備している。スクリューねじ孔及びスクリュ
ーねじ部の配置関係は、逆であってもよいことは明らか
なものである。
好ましくは容器は円形とはわずかに異なる断面形状
(例えば、楕円形状)を有し、これによってロッド型素
子がその直線運動の際に軸周に回転するとき、プランジ
ャが共に回転することを阻止するようになっている。
ロッド型素子はピッチの大きい螺旋形状を有し、これ
によってその素子が所定の短距離だけ直線運動すると
き、プランジャのねじ係合を前記素子からゆるめる動作
範囲だけ、その素子が回転するようになっている。
ロッド型素子に取扱者が知覚できないような回転運動
を与えるため、本発明においては、プランジャに対向す
る端部からその素子と協同するように非回転取付板また
はスラスト板を設けるものである。
最後に、プランジャとロッド型素子との協同関係が打
ち切られると、前記素子及びプランジャ間においてその
協同関係が回復しないようにするためのキャッチ手段が
挿入される。
作用 本発明による注射器により提供される利益は、単純な
方式において、注射器の容器に注射液を1回だけ満たす
と共に、1回だけその液を完全にまたは部分的に排出す
ることができ、さらに、注射液を採取する容器の能力が
働かないようにし、計量操作がこれを突発的に阻止しよ
うとする場合においてもそれによる容器の再充当を不可
能にするものである。
本発明により構成された注射器の基本的特徴は、添付
の請求項1において定義されている。
図面の簡単な説明 本発明に従って構成された注射器のいくつかの実施例
は添付の図面を参照してより詳細に説明される。ここ
に、 第1図は本発明の重要な手段、及びプランジャとロッ
ド型素子との動作位置における作用を示すための部分断
面−側面図、 第2図は前記手段を不作動位置において拡大して示す
側面図、 第3図は第2図よりもさらに拡大して示すキャッチ手
段の一実施例を示す図、 第4図はロッド型素子をその直線運動に応答して軸周
にさせるべく用いられる上部容器カバー板の断面図、 第5図はキャッチ手段及びプランジャの凹部の第2の
実施例を示す図、 第6図はキャッチ手段の第3の実施例を示す図、 第7図は互いに間隔を置いて配置された2部分プラン
ジャ構造を示す図、 第8図は第7図に示されたプランジャの上部を示す平
面図、そして、第9図はキャッチ手段のさらに別の実施
例を示す図である。
好ましい実施例の説明 第1図において、注射器(1)は容器(2)を含む皮
下注射器であり、容器の一端(2a)と協同し、かつ外側
円錐栓(2a′)を抱合するための内側面円錐ソケット状
部材(3a)を有する針(3)を備えている。
第1図において示された注射器はまた、容器(2)内
において完全押下げ位置にあるものとして示され、かつ
容器(2)の内面(2c)とシール状に相互動作するよう
にしたプランジャ(4)を含んでいる。プランジャ
(4)にはロッド型素子(5)が協同するようになって
おり、これは手操作により容器(2)に対して直線移動
し、その直線移動が前記一端(2a)から離れる第1の方
向P1であるときは、容器(2)内に注射液を満たし、そ
の直線移動が前記一端(2a)に向かう第2の方向P2であ
るときは、容器中の液を針(3)より放出するものであ
る。プランジャ(4)と素子(5)との間の素子端(5
a)には、前記プランジャ及び前記素子間のこの特定の
協同及び相互動作を提供するための手段(6)が配置さ
れている。この手段(6)は前記第1方向P1への移動中
において、素子(5)に堅く保持される。この第1の移
動中において、容器(2)にはその内部に形成される部
分的真空状態の結果として注射液が満たされる。
本発明によれば、手段(6)はロッド型素子(5)及
びプランジャ(4)が両者間の協同関係を打ち切るため
に対向方向P2に小距離だけ移動するとき、第2図に示す
ような不作動位置にもたらされる。その結果、ロッド型
素子(5)が再び第1の直線方向P1において移動して
も、プランジャ(4)が素子(5)に随伴して移動しな
いため、容器(2)内には注射液が引き入れられない。
本発明によれば、手段(6)のこのような不作動位置
はプランジャ(4)及び素子(5)が停止して、反対方
向にわずかにでも移動すれば、直ちに達せられる。これ
は素子(5)の部分(5a)が第1図における“A"位置に
置かれるとき生ずるものである。
素子(5)に注目すると、これは“P1"方向に移動す
るとき同時に右ねじ方向に回転する。素子(5)及びプ
ランジャ(4)はスクリューねじ(左ねじ)の作用を介
して互いに相対的に動作する。
素子(5)のこのような回転運動はその素子の特定な
構造により達せられる。すなわち、素子(5)は比較的
大きいピッチを有する2条のリード片又は撚縁付きのス
クリューねじを形成するため、内側ロッド(5b)に2条
の右ねじ螺旋翼(5c)、(5d)を備えたものである。
翼または突起(5c)は第4図に示す上部容器カバー板
(7)における凹部または切込(7a)と協同するように
なっており、翼または突起(5d)は凹部または切込み
(7b)と協同するようになっている。注射器はまた、周
知の態様において回転シャフト(9)を介して素子
(5)に回転可能に連結された上板(8)を有する。
この実施例の利益は翼(5c)および(5d)が容器の内
面と連結される必要がなく、比較的狭く形成し得るとい
うことである。
第2図から明らかな通り、プランジャ(4)はスクリ
ューねじ(4b)を有するスクリューねじ孔(4a)を備
え、ロッド型素子(5)の端部(5f)は対応するスクリ
ューねじ(5g)を有する。
スクリューねじ(4b)及び(5g)は左ねじであり、実
際上ねじピッチは第2図及び第3図に示すものよりも大
きくしてある。
図示の実施例において、素子(5)の矢印P1方向への
直線移動は素子(5)の反時計方向の回転をもたらし、
プランジャ(4)の左ねじはそのプランジャが素子
(5)の下端部(5a)に保持されるようになっている。
この運動が停止し、かつ素子が矢印P2方向に直線移動
すると、プランジャ(4)は素子(5)からねじ回転に
より分離される。前記プランジャと素子との協同関係の
このような打ち切りは、わずかな距離の移動において生
ずるものである。理解される通り、プランジャ(4)は
素子(5)と共には回転しない。このような容器はわず
かに楕円形の断面をもっている。
選択的な実施例として第1図に示す位置から素子
(5)の部分(5a)が“A"位置に置かれる位置へ直線運
動する間に素子(5)に与えられる回転運動は、下端部
(5a)上の左ねじ(5g)が凹部(4a)におけるねじ(4
b)との協同関係から離脱するに十分なものである。
スクリューねじ(5g)及び(4b)は3条の翼片又は撚
縁及び二つのケースにおいて異なったピッチを有する。
素子(5)の直線運動が素子(5)及びプランジャ
(4)の相対回転運動を積極的にもたらすことは、本発
明の機能的前提条件であり、したがって、本発明によれ
ば、容器(2)は真円とは相違する断面形状を有し、プ
ランジャ(4)はそれに適合する形状を選択的に与えら
れ、その結果、プランジャ(4)を素子(5)に対して
ではなく、容器(2)に対して回転できないようにする
ものである。
容器の断面形状が真円とどの程度相違するかは、プラ
ンジャ(4)を構成する材料及びスクリューねじ(5g)
とスクリューねじ(4b)との相対動作関係の容易さに応
じて定まる。
すでに述べた通り、カバー板(7)は容器(2)の他
端(2b)と係合する。このカバー板は容器(2)に溶接
されるか、または他の周知の方法において固定されるも
のであり、素子(5)の直線運動に対応する範囲におい
てその軸周における回転を生ずるための溝またはスロッ
ト(7a)、(7b)を有する。このカバー板は素子(5)
及びプランジャ(4)が両者の相互関連状態において容
器(2)内に挿入された後、容器に固着される。
本発明によれば、プランジャ(4)及び素子(5)間
の協同関係が第2図に示す通り分離されると、キャッチ
手段(10)がスクリューねじ間に挿入され、これにより
スクリューねじ(5g)がスクリューねじ(4b)内に再び
ねじ込まれることがないようにする。キャッチ手段(1
0)は第3図に示されており、これはスクリューねじ(5
g)の下端部にねじ入れられ、解放位置において、スク
リューねじ(5g)及び(4b)間の協同関係を停止させる
ように働くものである。
キャッチワイヤ(10)はスクリューねじ(4b)と相互
作用するように形成され、相互作用が打ち切られると、
ねじ栓(5f)のまわりで螺旋形をなすことにより、前記
スクリューねじ(5g)及び(4b)間の再係合を不可能に
するものである。
このようなキャッチ手段については、他の実施形態と
することも可能である。
プランジャ(4)を除く実質上すべての注射器要素は
適当なプラスチック材料から好ましく製造することがで
きる。
スクリューねじ(5c)及び(5b)のピッチはスクリー
ねじ(5g)及び(4b)のピッチに適合するものであり、
これによってプランジャ(4)はロッド型素子(5)が
可能な最大移動距離の50%未満、好ましくは25%未満だ
け直線移動すると、その素子との協同関係を打ち切るも
のである。
その直線移動距離が短ければ短いほど技術的成果とし
ては望ましいものである。
翼(5d)の外縁部と容器(2)の内面との間には、適
当な間隔が存在しなればならない。
さらに、カバー板(7)は溶接まは他の類似の手段に
より容器の上端(2b)に接合される。
第5図にはキャッチ手段及びプランジャ(4)の凹部
の第2の実施例が示されている。この実施例において、
スクリューねじは2個の散開状脚部(5g′)及び(5
g″)を有する。これらの脚部が互いに押付けられる
と、両者はそのねじを凹部(4a)内に適合させ、したが
って、その凹部(4a)と相対動作可能な位置を占めるこ
とになる。しかしながら、素子(5)が単に下向きに押
下げられると、プランジャ(4)及び両脚部は不作動位
置に移動し、したがって、両脚部は図示の位置に撓めら
れる。
第5図においては、両脚部(5g′)及び(5g″)に沿
ってねじが形成され、これらの脚部は凹部(4a)及びね
じ(4b)を離れるとき、それらがねじ(4b)と相互作用
できないような範囲まで散開することが示されている。
第6図に示す実施例において、両脚部はプランジャ
(4)における凹部(4a)及びねじ(4b)と相互作用す
るように意図された突起(5h)、(5h′)として形成さ
れている。これらの脚部の機能は第5図に示したものと
同様である。
第7図は2部分プランジャ構造であって、それらが互
いに一定の間隔を有するものを示している。一方の部分
(4c)は凹部(4a)及びねじ(4b)を有し、他の部分
(4d)はすでに述べたような相互作用を行わせるための
ねじ部分(4e)を有する。
その180°の回転は、2部分が作動位置から不作動位
置に移動するに十分なものであり、ねじ部(4e)は第
3、5、6または9図に示すような構造を有することが
できる。
第8図は第7図に示したプランジャの上部平面を示す
ものである。
第9図に示した実施例においては、突起(5h)が凹部
(4a)及びねじ(4b)と相互作用するように意図された
矢印型を有し、前記ねじ(4b)は傾斜凹部型を有する。
この実施例の機能は第5図に関して述べたものと同様で
ある。
図示の実施例の各々は、部分(5g′)、(5g″)が凹
部(4a)及びねじ(4b)と相互作用した後において、こ
れらの部分が相互作用を不可能にする別の位置に移動さ
れるという特徴を備えている。
本発明は、以上述べた実施例に限定されるものではな
く、添付の請求の範囲内において種々の変形を施すこと
ができるものと理解すべきである。

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器と、前記容器の一端と係合する針と、
    前記容器の内部においてその内側面とシール状態を保っ
    て相互動作するプランジャと、前記プランジャと協同及
    び相互動作することにより前記容器に関して直線往復運
    動することが可能であって、前記一端から第1の方向に
    直線運動するとき、前記容器に注射液を満たし、第2の
    方向に直線運動するとき、前記容器から前記針を通じて
    液を排出するようにしたロッド型素子とを備え、前記プ
    ランジャと前記ロッド型素子との間において前記素子が
    前記第1の方向に直線運動するとき、前記プランジャを
    前記ロッド型素子に保持させると共に、前記素子及びプ
    ランジャがその反対の方向に直線運動したとき、前記ロ
    ッド型素子及びプランジャ間の協同関係を打ち切り、こ
    れによって前記ロッド型素子が前記第1の方向に再移動
    しても、前記容器内に新たに注射液が導入されないよう
    にするための手段を設けてなる注射器において、 前記ロッド型素子の直線運動中において、その素子に前
    記プランジャに対する相対的な回転運動を与えるための
    手段を設け、前記ロッド型素子及びプランジャがスクリ
    ューねじ動作を介して相互作用するようにしたことを特
    徴とする注射器。
  2. 【請求項2】前記プランジャがスクリューねじ孔を有
    し、前記ロッド型素子が対応するスクリューねじ栓を有
    することを特徴とする請求項1記載の注射器。
  3. 【請求項3】容器が真円とは異なる断面形状を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の注射器。
  4. 【請求項4】容器の他端が溝を有するカバー手段と協同
    し、これによって前記ロッド型素子がその直線移動範囲
    を通じて回転するようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載した注射器。
  5. 【請求項5】前記ロッド型素子が螺旋形状を有すること
    を特徴とする請求項4記載の注射器。
  6. 【請求項6】前記ロッド型素子において、前記プランジ
    ャから遠い方の一端がその素子に回転可能に取付けられ
    た板と相互作用するようにしたことを特徴とする請求項
    5記載した注射器。
  7. 【請求項7】前記プランジャ及びロッド型素子間の協同
    関係の打ち切りにおいて、両者間に挿入可能なキャッチ
    手段であって、この協同関係を再確立しないようにする
    ためのものを設けたことを特徴とする請求項1または2
    記載の注射器。
  8. 【請求項8】2本の散開可能な脚部形状を有するキャッ
    チ手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の注射
    器。
  9. 【請求項9】プランジャが2部分構造であって、一方が
    他方に対し360°未満、好ましくは約180°未満だけ回転
    することにより、互いに分離されるようにしたプランジ
    ャ構造を備えたことを特徴とする請求項1記載の注射
    器。
  10. 【請求項10】容器が円形の輪郭線から外れた断面形状
    を有することを特徴とする請求項2記載の注射器。
  11. 【請求項11】前記容器の他端は、前記ロッド型素子が
    その素子の直線移動距離に対応する範囲において回転す
    るための案内手段を構成する溝を有するカバー手段と協
    同するものであることを特徴とする請求項2記載の注射
    器。
  12. 【請求項12】前記容器の他端は、前記ロッド型素子が
    その素子の直線移動距離に対応する範囲において回転す
    るための案内手段を構成する溝を有するカバー手段と協
    同するものであることを特徴とする請求項3記載の注射
    器。
  13. 【請求項13】前記容器の他端は、前記ロッド型素子が
    その素子の直線移動距離に対応する範囲において回転す
    るための案内手段を構成する溝を有するカバー手段と協
    同範囲において回転するための案内手段を構成する溝を
    有するカバー手段と協同するものであることを特徴とす
    る請求項10記載の注射器。
  14. 【請求項14】プランジャとロッド型素子との間におい
    て挿入可能なキャッチ手段が前記プランジャ及びロッド
    型素子間の協同関係が切り離されたときにおいて、その
    協同関係を再確立できないものであることを特徴とする
    請求項2記載の注射器。
JP63509488A 1987-11-25 1988-11-22 注射器 Expired - Lifetime JP2739489B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE8704688-4 1987-11-25
SE8704688A SE8704688D0 (sv) 1987-11-25 1987-11-25 Injektionsspruta
SE8800098A SE462199B (sv) 1988-01-14 1988-01-14 Injektionsspruta
SE8800098-9 1988-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03501449A JPH03501449A (ja) 1991-04-04
JP2739489B2 true JP2739489B2 (ja) 1998-04-15

Family

ID=26660038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63509488A Expired - Lifetime JP2739489B2 (ja) 1987-11-25 1988-11-22 注射器

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5032114A (ja)
EP (1) EP0387284B1 (ja)
JP (1) JP2739489B2 (ja)
KR (1) KR970006089B1 (ja)
CN (1) CN1017965B (ja)
AT (1) ATE76762T1 (ja)
AU (1) AU2717988A (ja)
DE (1) DE3871811T2 (ja)
ES (1) ES2020014A6 (ja)
IN (1) IN171842B (ja)
WO (1) WO1989004677A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE464963B (sv) * 1988-12-14 1991-07-08 Gudmar Olovson Injektionsspruta
AU661310B2 (en) * 1991-04-22 1995-07-20 Nils Goran Helldin A syringe, including a rod and a piston
SE9202052L (sv) * 1992-07-02 1994-01-03 Goeran Helldin En i en engångsspruta användbar stång- och kolvenhet samt ett sätt att montera en spruta under utnyttjande utav en sådan enhet
SE9202423L (sv) * 1992-08-25 1993-09-06 Nils Goeran Helldin Spruta
US5322094A (en) * 1993-05-14 1994-06-21 Janesko David A Bottle capping and pressurizing device
US5472022A (en) * 1993-11-02 1995-12-05 Genentech, Inc. Injection pen solution transfer apparatus and method
US5514097A (en) * 1994-02-14 1996-05-07 Genentech, Inc. Self administered injection pen apparatus and method
US5413563A (en) * 1994-05-06 1995-05-09 Sterling Winthrop Inc. Pre-filled syringe having a plunger, plunger insert and plunger rod
US5536253A (en) * 1994-07-15 1996-07-16 Habley Medical Technology Corporation Pre-filled safety syringe having a retractable needle
US5688252A (en) * 1994-09-30 1997-11-18 Takeda Chemical Industries, Ltd. Syringe
JP2000140103A (ja) * 1998-11-05 2000-05-23 Daikyo Seiko Ltd 注射器用プランジャ
US6530903B2 (en) 2000-02-24 2003-03-11 Xiping Wang Safety syringe
US6494866B1 (en) 2001-04-05 2002-12-17 Owens-Illinois Closure Inc. Syringe plunger rod and method of manufacture
GB2380136A (en) * 2001-10-01 2003-04-02 Cosbin Invest Inc Disposable Safety Syringe
ATE447923T1 (de) * 2006-02-16 2009-11-15 Hoffmann La Roche System und vorrichtung zum entnehmen von pharmazeutika
US20080033347A1 (en) * 2006-08-03 2008-02-07 Becton, Dickinson And Company Detachable needle syringe having reduced dead space
US8038656B2 (en) * 2006-09-29 2011-10-18 Tyco Healthcare Group Lp Detachable plunger rod syringe
US20110028913A1 (en) * 2007-10-17 2011-02-03 Taiyo Pharmaceutical Industry Co., Ltd. Gasket, and its utilization
EP2257323B1 (en) 2008-01-30 2019-05-29 Becton Dickinson France Dose dividing delivery device
DE102008058037B4 (de) * 2008-11-18 2014-03-13 Imp Pape Gmbh & Co. Kg Kolben und Kolbenspritzenset
CN108815645A (zh) * 2012-05-30 2018-11-16 赛诺菲-安万特德国有限公司 用于药物输送装置的活塞杆主体的轴承、活塞杆组合体和活塞杆主体
DE102016200434A1 (de) * 2016-01-15 2017-07-20 Schott Schweiz Ag Kolbenstange für medizinische Packmittel
CN108420728B (zh) * 2018-03-19 2020-11-24 王常荣 一种配药用注射器
GB201815552D0 (en) * 2018-09-24 2018-11-07 Norton Healthcare Ltd Injection device
GB201815551D0 (en) 2018-09-24 2018-11-07 Norton Healthcare Ltd Injection device

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH620126A5 (ja) * 1978-03-10 1980-11-14 Tulcea Sa
NO157085C (no) * 1986-01-07 1988-01-20 Chr Sandsdalen Anordning ved injeksjonssprte for engangsbruk.
US4699614A (en) * 1987-03-04 1987-10-13 Glazier Stephen C Non-reusable syringe
NO163263C (no) * 1987-09-15 1990-05-02 Id International As Selvdestruerende injeksjonssproeyte.
ES2009497A6 (es) * 1987-11-27 1989-10-01 Candela Estruch Miracle Jeringuilla de un solo uso.
US4861338A (en) * 1988-02-11 1989-08-29 Mediverse Inc. Safety syringe
US4906231A (en) * 1988-10-14 1990-03-06 Young J Winslow Single-use fillable syringe

Also Published As

Publication number Publication date
EP0387284A1 (en) 1990-09-19
EP0387284B1 (en) 1992-06-03
DE3871811D1 (de) 1992-07-09
IN171842B (ja) 1993-01-23
JPH03501449A (ja) 1991-04-04
ATE76762T1 (de) 1992-06-15
ES2020014A6 (es) 1991-07-16
WO1989004677A1 (en) 1989-06-01
KR890701150A (ko) 1989-12-19
CN1042476A (zh) 1990-05-30
AU2717988A (en) 1989-06-14
CN1017965B (zh) 1992-08-26
US5032114A (en) 1991-07-16
DE3871811T2 (de) 1993-01-14
KR970006089B1 (ko) 1997-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2739489B2 (ja) 注射器
RU2200588C2 (ru) Дозирующее устройство
US3998224A (en) Disposable self-destructible syringes which render themselves unreusable
US2221739A (en) Hypodermic syringe
EP2373362B1 (en) Injection device with holding means to prevent unintentional movements of piston rod
JP3989436B2 (ja) ピストンロッドを備えるリザーバモジュール
CA1147627A (en) Syringe
JP2617788B2 (ja) 製品分与装置
KR101775059B1 (ko) 소용량 도스를 분출하기 위한 분출 장치
EP2050477B1 (de) Ampulleneinheit mit Adapter
EA010390B1 (ru) Инъекционное устройство, подобное ручке
CN100490911C (zh) 注射液体或糊状产品的设备
EP2502599A1 (de) Drehspritze sowie Spritzenkörper und Mutterteil für eine Drehspritze
JP2016540586A (ja) 注射装置
US5062833A (en) Non-reusable disposable syringe and locking device
US5116320A (en) Disposable syringe for once-only use
CN100396342C (zh) 带有止回活塞杆的分配装置
US5141495A (en) Syringe
JPH08509135A (ja) 所定の数の注射液を管理するための注射器
CN204352310U (zh) 无硅油注射器
KR102626284B1 (ko) 물질 분배기/도포기
KR20030043209A (ko) 안전주사기
CA1307430C (en) Syringe
JPS5835259Y2 (ja) 使拾て注射器
PL196150B1 (pl) Strzykawka jednorazowego użytku