JP2739377B2 - デジタル式コード化方法 - Google Patents

デジタル式コード化方法

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JP2739377B2
JP2739377B2 JP2505932A JP50593290A JP2739377B2 JP 2739377 B2 JP2739377 B2 JP 2739377B2 JP 2505932 A JP2505932 A JP 2505932A JP 50593290 A JP50593290 A JP 50593290A JP 2739377 B2 JP2739377 B2 JP 2739377B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • H03M7/30Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03M7/30Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
    • H03M7/40Conversion to or from variable length codes, e.g. Shannon-Fano code, Huffman code, Morse code
    • H03M7/42Conversion to or from variable length codes, e.g. Shannon-Fano code, Huffman code, Morse code using table look-up for the coding or decoding process, e.g. using read-only memory

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  • Optical Head (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、特許請求の範囲第1項の上位概念による音
響信号、それも特に音楽信号を伝送し且つ/又はメモリ
ーするためのデジタル式コード化方法に関する。
公知技術 特許請求の範囲第1項の上位概念によるこの種の方法
は、例えばドイツ連邦共和国特許第3310480号明細書も
しくはPCT国際公開第88/01811号明細書に開示されてお
り、既に公知の技術範疇に属している。なおこれらの公
知文献の開示内容に関しては、ここで記述しない全ての
概念を説明すべく明確に引用したものとする。
本発明は、就中、国際公開第88/01811号明細書で初め
て提案されたOCFプロセスに関するものである。
発明の概要 本発明の課題とするところは、デジタル式コード化方
法、殊に国際公開第88/01811号明細書から公知となって
いるOCFプロセスに改良を加えて、約2ビット/ATW程度
のデータ転送率から既にコンパクト・ディスクに比肩し
うる品質による音楽のコード化が行なわれるように、ま
た1.5ビット/ATWのデータ転送率からは、高効率超短波
放送の場合と同等な品質による音楽のコード化が達成さ
れるようにする点にある。
この課題を解決すべく提案された措置は各特許請求の
範囲に開示されている。
図面の簡単な説明 第1図は際立った最大値を有するスペクトルを示した
グラフ、 第2図は規定のラスター内におけるコードワードを表
示した図、 第3図は規定のラスター内における重要な情報部分の
配列形式を示した図、 第4図は「ビットの蓄積部」として用いられるリング
バッファを概略的に示した図、 第5図はスペクトルの頻度分布を示したグラフであ
る。
実施例 次に添付の図面に示した実施例につき本発明を詳細に
説明する。
音響信号、特に音楽信号を伝送し且つ/又はメモリー
するための一般的なデジタル式コード化方法において
は、先づ初めに音響信号の走査値がその音響信号のスペ
クトル組成を再現する第2の走査値シーケンスに変換さ
れる。第2の走査値におけるこのシーケンス、つまり走
査値列は、必要に応じて種々異なった精度で量子化さ
れ、最適エンコーダを用いることにより部分的もしくは
完全にコード化される。情報の再生に当っては、適正な
解読処理、つまりデコーディング及び逆変換が行なわれ
る。
音響信号の走査値を第2の走査値シーケンスとして顕
現させるためには、変換又はフィルターバンクを利用す
ることが可能であり、この場合、必要とされるならばフ
ィルターバンクの出力信号が「下位で」走査されるの
で、ブロック形成は変換におけるのと同じように行われ
る。
本発明の請求項1によれば、自体公知の形式によりエ
ンコーダ、つまりコード配属装置が用いられ、この場合
に量子化されるスペクトル係数の出現確率とコード長と
は、スペクトル係数の出現頻度が高ければ高いほどコー
ドワードが短くなるような相関関係を示すように設定さ
れている。この種のエンコーダは、例えばハフマンコー
ド(Huffmancode)なる名称で既に公知となっている
(請求項3)。
更に本発明によれば、エンコーダの表示数値を減少さ
せるため、当該シーケンスにおける複数の要素もしくは
1つの数値範囲に1つのコードワードが配属され、また
必要とされる場合には補充コードも配属される。
この場合に共通して行なわれるスペクトル係数のコー
ド化は、種々異なった形式で実施可能である。例えば、
周波数空間もしくは時間軸内でコード化を行なうことが
可能とされており、その際には同一の各係数が互いに連
続した複数のブロックから共通してコード化される(請
求項6)。更に一種の粗量子化方式によって1つの数値
範囲に1つのコードワードを配属することも可能であ
る。また部分範囲の直接的なコード化も可能であり、こ
の場合は数値範囲の残部に特別な識別子が設けられ、数
値範囲境界のためのオフセットが補足的にコード化され
る(請求項2)。
このような実施態様におけるコードは、一般にその長
さがコードワードの数に相応する表から見出される。平
均的なワード長に比して長いワード長を有する多数のコ
ードワードのワード長が類似している場合には、共通し
て用いられる識別子と当該使用例に適合された特別な後
続コードとにより、コード化効率損失を低く抑えた状態
でこれら全てのコードワードを記録することが出来る。
この種の特別なコードとしては、例えばPCM(パルスコ
ード変調:pulscode modulation)コードを用いることが
可能である(請求項4)。この形式による方法は、例え
ばスペクトル表示による音楽コード化におけるように僅
かな数値のみが大きさ出現確率を有している場合に特に
効果的に実施される。
以下ではこのことを1つの例で説明するが、この場
合、次のような確率分布が与えられているものとする。
数 値 確率 0 50% 1 30% 2 15% 3…15 全体で5%即ち、各0.38% この例におけるエントロピー、つまり可能とされる最
も短い平均コード長は1.83275ビットである。
この種の応用例で規定されていると利用であるハフマ
ン・コードには、数値0,1,2と、数値3乃至15のコード
化が行なわれる1つの識別子(以下ではESCと称する)
とが含まれている。
純粋なハフマン・コード化プロセスでは、1.89の平均
コード長が得られるのに対し、ESCを伴ったコード化プ
ロセスでは1.9の平均コード長が得られる。ESCコード化
プロセスにおけるコード化効率が確かにある程度は低く
なるものの、エンコーダ及びデコーダのための表示値は
4分の1になるので、コード化プロセスとデコーディン
グプロセスとに要する速度は著しく高められる。
ESC値によるコードとして修正されたPCMコードを用い
るならば、平均コード長を変えることなく18までの数値
をコード化することすら可能とされる。
請求項5に開示されている実施態様によれば、n個の
スペクトル係数がn≧2で1つのnトゥーペル(Tupl
e)としてまとめられ、1つの最適エンコーダにより共
通してコード化処理される。それぞれ異なった長さのコ
ードワードを各スペクトル値に割当てる最適エンコーダ
は、単に「情報理論の意味で最適な」例外であるに過ぎ
ない。請求項5に記載された本発明のコード化プロセス
によれば、少なくとも1対のスペクトル数値に1つのコ
ードワードを配属しておくことによってもコード冗長の
減成を達成することが出来る。このようにコード冗長を
減成することが出来るのは、共通してコード化される両
スペクトル数値が互いに統計的に無関係であることに由
来していると同時に、複数対の数値をコード化する際に
信号統計に対するコードブック乃至コード表の整合がか
なり厳密に行なわれうるという事実にも基づいている。
次にこの点に関し1つの例を挙げて説明する。
なおこの例においては、個々のコードワードをそれぞ
れ所属の個別数値に割当てるエントロピー・エンコーダ
(最適エンコーダ)が先づ初めに考察されるものとす
る。
この場合に結果として得られた平均コード長は1であ
る。
対をなす各走査値の確率を考察するためには、次のよ
うな最適エンコーダが選ばれた。
各個別数値当りの平均コードワード長は「出現頻度×
コード長」の項の合計から得られるが、各数値がそれぞ
れ1対づつコード化されていることに基づいて、この平
均値は2で割られ、その値は例えば0.9となる。この場
合に信号統計が同じであると仮定するならば、当該数値
は各個別数値をコード化した場合に得られるより小さ
い。それぞれ対をなすスペクトル数値のコード化は、例
えば所属の各コードワードをアドレッシングすべく、そ
れぞれ各対における第1のスペクトル値をラインナンバ
ー(横列番号)として、また第2のスペクトル値をコラ
ムナンバー(縦列番号)として用いることにより達成さ
れる。
共通してコード化される数値の数が更に増大すると、
平均して比較的短いコードワード長が得られ、例えば4
トゥーペルについては各数値がそれぞれインターバル
[0.1]に由来している。
つまりこの例では平均コード長が3.57/4=0.89とな
る。
更に請求項6に記載されたコード化プロセスによれ
ば、互いに連続した複数のブロックから成る同一ナンバ
ーのスペクトル係数をまとめて共にコード化する共通コ
ード化方式を採用することも可能である。このことは簡
易化を達成すべく2つのデータブロックを共通してコー
ド化する1例について以下に説明するが、それ以上のデ
ータブロックを同一形式に基づいてまとめることも可能
である。
この場合、x(1),x(2),…,x(n)はブロック
の周波数に関する係数とし、y(1),y(2),…,y
(n)はこれに続くブロックの周波数係数とする。
1)互いに連続する2つのデータブロックにおいてコ
ード化しようとするスペクトル値は共通してコード化さ
れる。そのため両ブロックからはそれぞれ量子化された
同一ナンバーのスペクトル値が取出されてその数値対が
コード化される。つまり換言すれば、時間的に連続した
同一周波数の各数値が共にコード化される。両者が準静
的な信号である場合にはその相関性が極めて大きく、従
ってその値は殆ど変動しない。両データブロックに関し
て共通のコード化が行なわれることに基づいて、これに
属する量子化器情報が必要とされるのは単に1回である
に過ぎない。
この例において共にコード化される数値対は次の通り
である。
(x(1);y(1)),(x(2);y(2)),…,
(x(n);y(n)) 2)スペクトルが「フラット」である以上、1つのブ
ロックにおいて互いに連続するスペクトル値は所定の相
関関係を有している。この種の信号に関して1ブロック
における2つのスペクトル値を共にコード化することは
極めて有意義である。
この例において共にコード化される数値対は次の通り
である。
(x(1);x(2)),(x(3);x(4)),…,
(x(n−1);x(n)) この場合、変換形式如何に応じて数値を別様にまとめ
ても有効な結果が得られる。
3)上記の1)及び2)の両者間における切換データ
は、例えば識別ビットによって伝送することが出来る。
共通してコード化される3つ以上の数値に関しては、
両実施態様を組合せることが可能とされており、例えば
4トゥーペルでは以下の組合せを採用すると効果的であ
る。
a)互いに連続する4つのブロックから各1つの数値 b)互いに連続する2つのブロックから各2つの数値 c)1つのブロックから各4つの数値 a)並びにb)の例では補充情報を省略することが出
来る。
この場合、複数のペアー乃至n個のトゥーペル形成す
ることによって各データブロックにおける各1つのスペ
クトル値についてコード化を行なうが、或いはn個のト
ゥーペル値についてコード化を行なうとが可能とされる
のみならず、各スペクトル値についてそれぞれ複数のペ
アー乃至n個のトゥーペルを形成するために、互いに連
続したデータブロックにおける複数のペアー乃至n個の
トゥーペルと周波数のカウントにおいて連続しているス
ペクトル値との間の切換えを行なうことも可能である。
本発明の請求項7によれば、補充情報の伝送が行なわ
れる。即ち、冒頭で引用したPCT国際公開第88/01811号
明細書に開示されているOCFプロセスにおいては、レベ
ル制御に関する各別個の数値と、内位ループにおいて行
なわれた反復の数と、スペクトル不均衡分布(スペクト
ルの平坦度測定spectral flatness measure;sfm)に関
する基準値とがエンコーダからデコーダに伝送される。
本発明におけるこの実施態様によれば、共通した「トー
タル増幅ファクター」がこれらの値から検出され受信器
に伝送される。このトータル増幅ファクターの算出は、
全ての個別値を所定の数値における指数として表わし、
その各ファクターを互いに加算することによって行なわ
れる。
次にこのことを1つの例で説明する。
なお以下の増幅操作は信号によって行なわれうるもの
とする(a,b,cは整数)。
1)レベル整合:2aによる増幅ステップ 2)量子化: 量子化は除法(division)、つまり減衰法に相当す
る。従ってこのようにして形成されたファクターはマイ
ナスの値と看做さねばならない。
つまりこれに代る共通のファクターは である。
斯くしてトータル増幅ファクターはf4a-3b-cとなり、
整数の指数のみがデコーダに伝送される。必要とされる
ビットの数は、入力データ(即ち16ビット)と変換長
(最大ダイナミック・レンジを生ずる)とによって規定
される。
更にこの補充情報には可変データ転送率を割当てるこ
とが出来る(請求項9)。
許容外乱値の維持を達成する修正ファクターは、補足
的なレベル情報として各周波数グループごとに受信器に
伝送しなければならない。本発明によれば、そのために
必要とされるデータ転送率を減成すべく、1つの制御ワ
ードにおいて後続データワードの長さがコード化され、
その都度の伝送に必要なワード長のみが用いられる。次
にこのことを1つの例で説明する。
仮程:周波数グループの数 3 反復の最大数 8 周波数グループ当りの増幅数が伝送される。補充情報
に於ける可変なデータ転送率が用いられない場合には、
3×3=9ビットが必要とされ、(この実施例では)増
幅の最大数が以下のように略号化される。
増幅なし 0 高々1回の増幅 1 高々3回の増幅 2 高々7回の増幅 3 最大の増幅値をコード化する必要がある場合には、ビ
ット数が各コードワードによってそれぞれ直接的に示さ
れる。
この例では心理音響的な反復ループの結果が(0 0
2)とされる。つまり周波数グループ3が2回増幅さ
れるのに対し、他の周波数グループは増幅されない。な
おそのこと自体は以下のビット・シーケンスでコード化
される。
10 00 00 10、即ち全体で8ビット。
請求項10に記載された実施態様においては、所謂ハフ
マン・コードに基づいて機能するエンコーダが矢張り自
体公知の形式で利用される。ところが本発明によれば、
n≧1及び種々異なる長さによるn個のコード表が用い
られ、これらの表はそれぞれコード化しようとする数値
に整合されている。コード化された数値と共に使用した
コード表のナンバーが伝送され乃至はメモリーされる。
つまり、ハフマン・コードの平均コード長はコードに
おけるそれぞれ異なった記号数によって左右されるの
で、必要とされる数以上の数値は含まれてないハフマン
・コードを選定するのが合理的である。コード表の選択
基準としてコード化しようとする数値の最大値を用いた
場合には、実際に生ずる全ての数値をコード化すること
が出来る。
複数のコードブック又はコード表が利用可能である場
合には、コード化しようとする数値に応じて最善の表を
選択し、コード表ナンバーを補充情報として伝送するこ
とが出来る。コード表を用いた予選択はコード化しよう
とする最大の数値について行なうことが可能である。
なお蛇足ではあるが、例えば金管楽器で生ずるような
極めて粗いスペクトルは、異なる統計値を有しており、
この場合、例えば弦楽器又は木管楽器で生ずるようなフ
ラットなスペクトルにおけるより小さい数値が頻出す
る。
請求項11に示されている本発明の実施態様において
は、種々異なった表における前述した配属関係を採用す
る代りに、或いはそれに加えて、種々異なった表が互い
に異なるスペクトル範囲に配属される。つまりこの措置
により利点は、際立った最大値を有するスペクトルにお
いて、その最大値を個々の範囲に割当てると共に、各区
分ごとに最適なハフマン・コードを選択すること可能な
らしめられるところにある。
第1図にはこの種のスペクトルが示されており、この
場合のスペクトル最大値は全スペクトル範囲のほぼ中央
に位置しており、このスペクトル範囲は例えば4つの分
域に分けることが出来る。
第1の分域では16の数値のハフマン・コードが、第2
の分域では32を上回る数値のコードが、第3の分域では
16の数値のコードが、また第4の分域では8の数値のコ
ードがそれぞれ用いられる。ところでこの場合、32を上
回る数値のコード表では請求項1による表を用い、平均
的なワード長より長いワード長のコードワードでは共通
した識別子と後続のPCMコードによって記録を行なうと
効果的であり、第1図にはこのことが「ESCによるTAB」
で表示されている。
図示の実施例においては、ハフマン・コードが各区分
の最大値に応じて選定され、この場合、コードはそれぞ
れ2,4,8…の数値について利用することが出来る。もし
この分割方式が採用されないとすれば、コードは32を超
えた数値について全てのスペクトルに適用されねばなら
なくなるので、各ブロックごとに必要とされるビット数
は著しく増大せざるをえない筈である。
その分割点と区分ごとのコード表ナンバーとは補充情
報として伝送されねばならない。
各区分ごとのハフマン・コード選択は、特に請求項6
に記載された方式に基づいて行なうことが出来る。
本発明による請求項12には、既に述べたハフマン・コ
ードを解読するための有利な実施態様が示されている。
そのためにはコード作成時に得られるトリー(tree)の
模製が行なわれる。どのコードワードも別のコードワー
ドの始端とはなり得ないという条件に基づいて、このト
リーの「幹」からは、所属のコードワードに通じる可能
性のあるただ1つの道のみが生ずる。所望のコードワー
ドに到達するためには、当該トリーの分岐部で所定の道
を規定すべく、初めからそのコードワードにおける1つ
のビットが利用される。これを実地において実現するた
めには、常に最初のアドレス対から処理が開始されるよ
うなアドレス対表が用いられる。この場合アドレス対に
おける最初の数値には、その都度デコーディングしよう
とする数値において「0」である場合に活かされるべき
次の分岐部のアドレスが含まれており、二番目の数値に
は、デコーディングしようとする数値において「1」で
ある場合に活かされるべきアドレスが含まれている。各
アドレスはこのようなものとしてマーキングされ、この
マーキングを持たない表示数値に達した場合には、コー
ドワードが得られたものと看做される。この場合、表示
数値はデコーディングしようとする数値に等しい。従っ
て、これに続いてデコーディングしようとする次のビッ
トは後続コードワードにおける最初のビットである。こ
のような走査形式に基づいて、数値表の一覧がその最初
のアドレス対から新たに開始される。
以下では1例を挙げてこの点に関する説明を行なう。
上記の表中、記号&はアドレスを意味する。
デコーディング例: 1 1 0 1=5 &0 1 ==>&4 &4 1 ==>&8 &8 0 ==>&9 &9 1==>&11 &11 ==>アドレスなし ==>解読値=5 各数値に関するハフマン・コードが作成された場合に
は、該当する第2の数値を上記の例で空いている表のス
ペースに収めることが出来る。このプロセスは3つ以上
の数値を共にコード化するハフマン・コードのデコーデ
ィングにも有利に利用できる。
1つのコードワードの開始が先行するコードワードの
終了によってのみ規定されるようなコード化プロセス
(例えばハフマン・コードのコード化におけるように)
の場合には、1つの伝送エラーがエラーの伝藩を惹起す
ることになる。
請求項13にはこの問題を解決するための手段が示され
ている。なお、この措置が本発明による他の特徴と無関
係に利用されうることは言うまでもない。この措置によ
れば、先づ初めにコードワードの一部が最長のコードワ
ードの長さに等しい又はそれより長いラスター内に配置
され、従って該コードワード部分の開始は先行するコー
ドワードによって規定されないので、もはやこのコード
ワード部分にエラーが伝藩することはありえない。その
他のコードワードは残余の間隙内に配分されるが、その
1例は第2図に示されている。使用するコード表がコー
ドワードの最初の桁からこの表における範囲を推定でき
るように作成されるならば、使用するラスターの長さを
最長コードワードの長さより短くしておいてもよく、当
該ラスターに適合しない桁は、その他のコードワードと
同様に残余の間隙内に配分される。このように比較的短
いラスター寸法を導入することによって、より多くのコ
ードワードをラスター内に配置し、ひいてはエラーの伝
播を該コードワードにおける最終の桁に、つまり前述し
たコード表の構成様式に基づいて単に二義的なものであ
るに過ぎない桁に限定することが出来る。しかもこのよ
うな分類方式変更がコード効率の低下を招くことはな
い。
以下ではこの点に関しても1例を挙げて説明する。
該当の数値が範囲「0」からのものであるか、或いは
範囲「1」からのものであるかについては、早くも最初
の2つの桁から決定されるので、ラスター長は2に限定
され、次のような数値例がコード化され伝送される。
コードの選別が行なわれない場合には最初のビットで
ビットエラーが生ずる。
コードの選別(ラスター長2)が行なわれた場合には
次のようなビット列が生ずる。
最初のビットにビットエラーがある場合には次のよう
なビット列が生ずる。
つまり、正規のデコーディングが行なわれなかったの
は、妨害を受けたコードワードの場合に限られている。
更に本発明の請求項14によれば、重要な情報部分を所
定のラスターに配属することが可能とされている。
互いに異なる重要度の各情報部分から成りそれぞれ異
なった長さを有する連続した逐次的な情報における伝送
は、次のような要領で改善することが出来る。連続した
ビットの流れによる情報の平均的な長さは、等間隔ラス
ターにおける各点間の距離を示す。ところで、重要とさ
れるのは情報部分はこの規定ラスター内に配置され、重
要とされるこの情報部分においては、重要度の低い部分
ポジションも補足的に伝送される。このように重要とさ
れる情報の距離を等間隔に設定しておくならば、伝送エ
ラーが生じた際に新たな同期化処理を容易に達成するこ
とが出来る。
次に本発明による請求項15に記載されたエントロピー
コードにおけるエラー制限について説明する。
エントロピーコードにビットエラーが生じた際には、
一般にエラー部位(桁)に続く全ての情報が失われるこ
とになる。この場合、所定のビットパターンと付加的な
エントロピーコード長の伝送方式とによってブロック始
端部をマーキングしておくならば、発生するエラーをビ
ットエラーのある情報ブロックのみに限定することが可
能になり、その処理は以下のようにして行なわれる。
1つの情報が有効に解読された後では、次の情報ブロ
ックのデコーディング開始、ひいては当該ブロックの始
端部マーキングが行なわれねばならない筈であるが、こ
れが行なわれない場合には、エントロピーコード長によ
る検証操作として、該当するデコーディングがこのエン
トロピーコード長に応じて当然予期される所定の部位
(桁)で実施されるか否かがチェックされる。デコーデ
ィングが所定の部位で実施される場合には、ブロック始
端部マーキングにおけるエラーが想定され修正される。
これに対して所定の部位におけるデコーディングが行な
われない場合には、後続段階で次のブロック開始をマー
キングする確率の高いブロック始端部マーキングがエン
トロピーコード長によって与えられるビット流ポジショ
ンに追従しているか否かのチェックが行なわれる。どの
ブロック始端部マーキングもこれに該当しない場合に
は、少なくとも2つのエラー(デコーディング/ブロッ
ク始端部マーキング又はブロック始端部マーキング/エ
ントロピーコード長)が存在しており、新たな同期化処
理が行なわれねばならない。
更に本発明の請求項24によれば、同期化の保護もしく
は同期化の識別を行なうことが出来る。
それぞれ異なった長さを有する複数ブロックから構成
された連続するデータの流れにおいては、ブロック始端
部の標識として用いられる同期ワードが偶発的にこのデ
ータの流れの中に紛れ込みかねないという問題も生ず
る。極めて長い同期ワードを選択することによってこの
種の不都合な問題が生ずる確率を減少させることは可能
であっても、この措置は確率をゼロにすることが出来な
いのみならず、伝送容量の低下を惹起するので望ましく
ない。ブロック始端部において見出された同期ワードに
は「1」を配し、ブロックの内部には「0」を配する
(或いは逆にブロック始端部には「0」を、その他には
「1」を配する)ような1対の回路を設けることに関し
ては、既に公知文献に記載されている(例えば;intel
“BITBUS"−frameformat)。これに対して、コード化さ
れた音楽信号を伝送するための応用は本発明によるもの
である。この応用方式に適合させるため、「同期化識別
子」は伝送エラーによる若干の桁変動が生じた場合です
ら同期ワードの出現が予期される範囲でその同期ワード
を所期のものとして受容する能力を有している。
本発明の請求項25には反復の最大数を制限する措置が
示されている。
その目的は量子化器の識別に際して伝送さるべきビッ
トを制限することにある。量子化器におけるスタート値
を基準として、このスタート値から偏移することが許容
されるのはただ1つの制限値であって、その制限値はn
個のビットで表示することが出来る。このような条件を
満たすべく、内位ループの広範に亙る呼出しを該当する
適正な結果で終了させることが依然として保証されてい
るか否かが、各プロセスに先立って外位ループによりチ
ェックされる。
次にこの点に関しても1つの例を挙げて説明する。
量子化器はそのスタート値を基準にして のステップに亙って変動される。最も望ましくない場合
には、外位ループ内で全ての周波数グループがファクタ
ー2(2倍)だけ増幅される。量子化器においてまだ4
つの なる粗大化が可能である場合には、内位ループを許容さ
れたビット枠内に適合する結果で終了させることが保証
されている。伝送に当ってはスタート値偏移のために5
ビットを用意されているので、最大31までのスタート値
偏倚が可能である。従って、既に28もしくはそれ以上の
値に達した場合には、もはや内位ループが呼出されるこ
とはない。何故ならば、その場合には許容されたビット
数でブロックをコード化することが保証されていないか
らである。
請求項16及び17に記載された本発明の構成様式によれ
ば、心理音響的な措置が改善されて、心理音響効果が複
数のブロックに亙って応用されるようになっている。
次に本発明によるこの応用法につき1つの例を挙げて
説明する。なおこの例を単純なものにするため、周波数
グループの数は2と想定されている。その都度の許容外
乱値等の値も矢張り単なる例示値であって、本発明によ
るコード化方法を実施する際には異なった数値が採用さ
れる。
許容外乱値は0.1×周波数グループごとの信号出力と
され、その出力値は尺度を設定することなく与えられた
ものである。この場合に用いられるのは比としての数値
であって出力の絶対値ではないので、任意な尺度を設定
することが出来る。
2つの数値に選定された「改善ファクター」によって
考慮されるのは、その都度先行するブロックの信号出力
が実際のブロックにおける信号出力ほど実際の許容外乱
値計算に関与せしめられない点である。この場合、第2
のブロックにおける許容外乱値は、第2ブロックのデー
タから算定された許容外乱値と第1ブロックのデータか
ら算定されて改善ファクター分だけ修正された値との最
小値として計算される。周波数グループFG1に関する第
2ブロックの例では次の数値が挙げられる。
許容外乱値として FG 1については min(2×5.100)=10及び FG 2については min(2×6.10)=10 本発明の請求項22には「ビット蓄積部」に関する特徴
が示されている。既にPCT国際公開第88/01811号明細書
に開示されているように、その最も簡単な例では各ブロ
ックごとにそれぞれ所定のデータ転送率(ビット数)を
利用することが出来る。全体としてのデータ転送率がブ
ロックのコード化に用いられない限り、「残余の」ビッ
トは次のブロックに関して利用されるビット数に付加さ
れる。
コード化プロセスを拡張するための本発明によるこの
方式によれば、データ転送率のトータル偏倚を上限方向
及び下限方向で最大限シフトさせることが許容される。
データ転送率のトータル偏倚(各データブロックのビッ
ト数トータルが所望のコンスタントなデータ転送率によ
り算定可能なビット数トータルから偏倚すること)は所
謂「ビット蓄積」と称される。
ビット蓄積部は通常の操作段階でその都度完全には用
いられない利用可能な実際のビット数によって満たされ
ている。ビット蓄積の上限値(即ちトータルビット数偏
倚の下限値)に達しない限り、平均的なデータ転送率か
ら算定可能なビット数のみが各ブロックで新たに利用さ
れるが、その都度先行するブロックにおいていわば「残
留している」ビットは利用できない。
例えば1つのデータブロックにおける信号(例えばト
ライアングル)の顕著なレベル上昇に際し最終のデータ
ブロックにおける許容外乱(上述内容を参照)を考慮す
ることに基づいて、最終ブロックのデータを斟酌するこ
となく行なわれた計算におけるより著しく低い許容外乱
値が算定された場合には、実際のブロックにおける内位
反復ループがコード化のためにより多くのビットを利用
できることになり、トータル偏倚(「ビット蓄積」)の
値がそれに応じて修正される。補足的なビットの数は、
トータル偏倚がその最大値(即ち「ビット蓄積の最低レ
ベル」)を上回らないように設定される。上記の例では
補足的なビットの数を例えば次のようにして算定するこ
とが出来る。
第2ブロックの第1周波数グループにおいては、もし
第1のブロックのデータが考慮されないものとするなら
ば、その許容外乱値は100となる。従って、最終ブロッ
クのデータを考慮した場合と考慮しない場合とにおける
許容外乱値の比は100/12=8.33となり、この数値は約10
×log(8.33)=9.2デシベルに相当する。
この場合、補足的なビットによる量子化に際して生ず
る量子化ノイズが各数値当りそれぞれ約6デシベルだけ
低下するものと仮定するならば、許容外乱値を低く抑え
るため周波数グループのスペクトル値ごとに約1.5ビッ
トが必要とされる。つまりこの例では、ビット蓄積部か
ら取出して利用されるビットの数は、1.5×周波数グル
ープのスペクトル値数である。
本発明の請求項21には出力及び入力のビットタイミン
グを同期化するための措置が開示されている。
入力ビットタイミングと出力ビットタイミングとの任
意な比を有するコード化システムにおいては、与えられ
るべきビット数が割切れない分数になり兼ねないという
問題が生ずる。従って、与えられるべきビット数の長時
間平均化により割切れない分数において生ずる可能性が
あるような同期化は排除される。この場合、バッファメ
モリーにおける入力表示器と出力表示器との距離を監視
する制御装置を用いることによって入力と出力との離反
が阻止される。この距離が小さくなった場合にはビット
数が減少し、距離が大きくなるとビット数は増大する。
入力ビットタイミングと出力ビットタイミングとの比が
一定に保たれている場合、もしくは入力ビットタイミン
グと出力ビットタイミングとの比が一定の平均値だけ変
動する場合には、与えられるべきビット数をその都度1
ビットだけ変動させれば充分である。然しその平均値の
最大偏倚は予定される最小バッファ値を規定する。なお
この点に関しては第4図による具体的なOCFプロセスに
ついて以下に説明する。
この実施例における入力データは、コンスタントな周
波数により供給される走査値であり、そのアウトプット
は一定のビット転送率を有する1本のチャネルに接続さ
れている。従って、入力ビットタイミングと出力ビット
タイミングとのコンスタントな平均比率が設定される。
エンコーダ内においては、ブロックごとにアウトプット
に伝送されるビット数をビット蓄積部により変動させる
ことが可能である。即ち換言するならば、程度の差これ
あれブロックごとに利用できる平均的なビット数(==
入力ビットタイミング/出力ビットタイミング×ブロッ
ク長)のための複数のブロックがあり、非自然数であっ
てもよいこのビット数がアウトプットに伝送される。こ
の場合の変動はアウトプットにおいてFIFO(リングバッ
ファ)により補償される。FIFOの長さはビット蓄積部の
最大内容に応じて選定される。ブロックごとに利用でき
る平均的なビット数が自然数、つまり正の整数でない場
合は、ブロックごとの数値として次に大きな自然数又は
次に小さな自然数が与えられねばならない。このように
次に大きな数値もしくは次に小さな数値が選ばれた場合
には、FIFO入力表示器及びFIFO出力表示器が相互接近も
しくは相互離反せしめられる。ところで、その両方向の
いづれかにおいても目標距離が規定され、その値が所定
の目標距離を上回った場合には、次に大きな数値から次
に小さな数値への切換え(もしくはその逆の切換え)が
行なわれる。この場合に与えられるべきビット数のスタ
ート値としては、これらの両近似値が設定される。充分
なバッファ値が与えられている場合には、当該制御装置
をスタート値の検出に利用することも可能である。ビッ
ト蓄積部との関連において、その蓄積内容は指針の比較
を行なう前に考慮されねばならない。
ビット数が2以上変動されるならば、コンスタントな
平均値が存在しない場合にもこの方法を応用することが
出来る。この実施例では指針の差から修正ビット数を計
算することが可能である。
本発明の請求項18又は19には、特に二次遮蔽を改善す
る措置が示されている。つまり本発明によれば、許容外
乱値を計算すべく信号エネルギーが先行するデータブロ
ックに関与せしめられるが、そのためには、実際許容外
乱値の規定に利用される他の全てのパラメータを考慮し
た上で、1つのデータブロックにおける許容外乱値が次
のデータブロックにおける許容外乱値に向って高々所定
の1ファクター分だけ低減されるに過ぎない。
この点に関しても1つの例を挙げて以下に説明する。
この場合、周波数グループ1の許容外乱値はブロック
1において20に、ブロック2ではFG1の信号出力が50
に、0.1×周波数グルーブ出力の仮定許容外乱値では許
容外乱値が5にそれぞれ想定されるものとする。「二次
遮蔽ファクター」がブロック当り−3デシベルの値に、
つまり半減された出力に相当する値に設定されるとする
ならば、当該ブロックにおける許容外乱値は10(=0.5
×20)として計算される。
更に種々異なったビット転送率に対する整合を行なう
ことも可能である。
OCFの反復ブロックは、各周波数グループごとに設定
される「許容外乱値」の値に応じて、該ブロックで利用
できるビット数を配分する。結果を最適なものにするた
め、「許容外乱値」の計算は利用できるビット数に整合
される。この場合の出発点は、「許容外乱値」ESOにお
いてまだ損じられてない実際の盗聴闘値である。所定の
ビット転送率で必要とされる妨害距離は、平均して妨害
スペクトルの均等な経過が得られるように選定される。
与えられるべき総ビット数が小さければ小さいほど、各
グループごとに必要とされる妨害距離もそれに応じて短
縮される。なおこの場合、ビット転送率の低下に伴って
増大する数のブロックにおいては、計算された盗聴闘値
がある程度損なわれはするものの、全体としてかなり均
等な妨害経過が達成される。それに反してビット転送率
が比較的高い場合には、盗聴闘値に対する補足的な安全
距離が保たれ、これによって例えば信号の二次処理もし
くは多重コーティング/デコーディングが可能ならしめ
るられる。
更に本発明による別の措置として、「許容外乱値」の
計算を行なう前に所定の周波数領域を消去することによ
り帯域幅制限を実現することも可能とされ、これは複数
のブロックで相前後して必要とされる妨害距離が維持さ
れにくいような場合に静的もしくは動的に実施される措
置である。
低い周波数方向への遮蔽(カバー)が急勾配で減衰す
る場合、つまり許容外乱値の計算を行なう場合に特に考
慮しなければならないのは、高い周波数から低い周波数
に向って僅かな遮蔽効果のみが得られるようにする点で
ある。従って周波数グループに関するスペクトルで著し
いエネルギー上昇が行なわれる場合には、第1近似値と
して計算された許容外乱値がその上昇を下回るように低
位に向う方向で修正される。
更に本発明によれば、量子化特性曲線を適宜に改善す
ることも可能である。
量子化及び再構成を行なう場合には、量子化されてな
い数値の統計データが考慮されるが、これは彎曲した特
性曲線において厳密なモノトーンで減少する。従って、
各量子化インターバルの予測値は該インターバルの中央
に位置するのではなく、より小さな数値に向ってシフト
される(第5図参照)。
量子化エラーを最小限に抑えるためには次のような2
つの操作方式が考えられる。
a)量子化特性曲線の設定:量子化特性曲線と量子化し
ようとする数値の統計的分布とにより各量子化インター
バルごとに予測値を規定し、これをデコーダにおける再
構成のための表として用いる。この方式の利点は、実現
が容易であり、エンコーダ及びデコーダにおける計算費
用が僅かなものに抑えられるところにある。
b)再構成特性曲線の設定:この再構成特性曲線と入力
値の確率分布に関するモデルとにより各量子化インター
バルの予測値が該インターバルにおいて再構成された数
値と正確に合致するような量子化特性曲線を計算する。
この方式の利点は、デコーダで表が必要とされず、エン
コーダにおける量子化特性曲線を実際の統計値に適合さ
せることをデコーダとは無関係に実施しうるところにあ
る。
c)量子化特性曲線の設定及び各数値に関する再構成特
性曲線の計算:量子化特性曲線と入力データの確率分布
についての関数が与えられているならば、デコーダによ
りこれらのデータからその都度の再構成値を計算するこ
とが出来る。この措置では、デコーダにおいて再構成の
ための表を用いないでよいという利点がある反面、デコ
ーダで行なわれる計算の費用が高くなるという欠点も免
れない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キュルテン ベルント ドイツ連邦共和国 8521 グロッセンジ ーバッハ エルザ―ブレンドシュトリュ ーム―シュトラーセ 5 (72)発明者 エーベルライン エルンスト ドイツ連邦共和国 8521 グロッセンジ ーバッハ ヴァルトシュトラーセ 28ベ ー (72)発明者 ブランデンブルク カール―ハインツ ドイツ連邦共和国 8520 エアランゲン アム オイローパカナル 40 (56)参考文献 特開 昭63−42532(JP,A) 特開 昭63−285032(JP,A) 特開 昭62−76931(JP,A) 特開 昭64−84300(JP,A) 特公 昭52−340(JP,B2) 特表 平1−500695(JP,A)

Claims (35)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音響信号、それも特に音楽信号を伝送し、
    且つ/又はメモリーするためのデジタル式コード化方法
    であって、変換又はフィルターバンクにより前記音響信
    号の走査値を当該音響信号のスペクトル組成を再現する
    第2の走査値シーケンスに変換し、この第2の走査値シ
    ーケンスを必要に応じて種々異なる精度で量子化し且つ
    最適エンコーダにより部分的もしくは完全にコード化
    し、量子化されたスペクトル係数の出現確率とコードの
    長さとの相関関係をスペクトル係数の出現頻度が大きけ
    れば大きいほどコードワードが短くなるように設定し、
    再生時には適正なデコーディング及び逆変換を行い、こ
    のエンコーダの表の大きさを減少させるために前記シー
    ケンスにおける複数の要素もしくは1つの数値範囲に1
    つの補充コードに加えて1つのコードワードを配属し、 n個のスペクトル係数をn≧2で1つのnトゥーペル
    (Tupel)としてまとめ、1つのコードワードを設定す
    ることによりこれらのスペクトル係数を共通してコード
    化することを特徴とするコード化方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコード化方法において、 一連の要素の前記数値範囲における一部のみに直接1つ
    のコードワードを割当て、この一部範囲以外に存在する
    全ての数値には特別コードに加えて接合識別子を割当て
    ることを特徴とするコード化方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のコード化方法にお
    いて、エンコーダとしてハフマン・コードを用いること
    を特徴とするコード化方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコ
    ード化方法において、 前記特別コードはPCMコードであることを特徴とするコ
    ード化方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいづれか1項に記載のコ
    ード化方法において、 スペクトル係数、特に少なくとも2つの連続したブロッ
    クから成る同じ番号のスペクトル係数を1対もしくは1
    つのnトゥーペルにそれぞれまとめ、1つのコードワー
    ドを設定することによりこれらのスペクトル係数を共通
    してコード化することを特徴とするコード化方法。
  6. 【請求項6】OCFプロセスに応じて実施される請求項1
    乃至5のいづれか1項に記載のコード化方法において、 実施された反復ステップ数に関する数値と、量子化レベ
    ルの初期値に関する数値と、スペクトルパターンの不均
    一性に関する数値と、更に演算処理を基にしたレベル情
    報とから総合利得を計算し、個別数値の代わりに補充情
    報として総合利得を受信器に伝送することを特徴とする
    コード化方法。
  7. 【請求項7】OCFプロセスに応じて実施される請求項1
    乃至6のいづれか1項に記載のコード化方法において、 許容された外乱に従う量子化レベルの変動に関する前記
    補充情報を2つ以上のブロックに共通して形成し且つ伝
    送することを特徴とするコード化方法。
  8. 【請求項8】請求項6又は7に記載のコード化方法にお
    いて、 前記補充情報は可変なワード長を有するコードによって
    コード化されることを特徴とするコード化方法。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のいづれか1項に記載のコ
    ード化方法において、 信号の関数に従って異なったコード表を用い、 コード化された数値と共に、使用したコード表の番号を
    伝送し又はメモリーすることを特徴とするコード化方
    法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のコード化方法におい
    て、 異なったスペクトル範囲ごとに異なったコード表を用
    い、 信号の関数に従って各範囲間の境界をいつも指定するか
    又は検出することを特徴とするコード化方法。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 デコード化しようとする数値が「0」の場合には分岐の
    宛先であるそれぞれのアドレスを有する第1の数値対と
    「1」の場合にはそれぞれのアドレスである第2の数値
    対からなる数値対をメモリする表をデコード化のために
    用い、 アドレス指定されていない表の数値をコードワードとし
    て指定することを特徴とするコード化方法。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 長さが可変である前記コードワードの一部を配置した1
    つのラスターパターンを用い、 完全なデコード化を行わなくとも又は伝送エラーが生じ
    た場合にもコードワードの始端部が容易に見出されるよ
    うに、残りのコードワードを残りのギャップに分配する
    ことを特徴とするコード化方法。
  13. 【請求項13】請求項12に記載のコード化方法におい
    て、 連続している異なった重要度のメッセージの伝送の信頼
    度を向上させるため、伝送するメッセージの平均長に対
    応する長さを有する等間隔ラスターパターンを予め設
    け、 最も重要なメッセージをこのラスターパターンに配置
    し、前記最も重要なメッセージに加えて、重要でないメ
    ッセージの位置もこのラスターパターンにおいて伝送す
    ることを特徴とするコード化方法。
  14. 【請求項14】請求項1乃至13のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 伝送エラーが生じた場合に次のメッセージの開始を検出
    するために、ブロック開始マーカーとそれに加えてエン
    トロピーコード長を伝送することを特徴とするコード化
    方法。
  15. 【請求項15】請求項1乃至14のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 データブロックの許容外乱値の計算のため、1つのブロ
    ックでエンコード化される信号区分よりも長い信号区分
    を用いるか或いは計算の規則を先行の時間区分における
    結果値に関連させることを特徴とするコード化方法。
  16. 【請求項16】請求項15に記載のコード化方法におい
    て、 1つのデータブロックの許容外乱値の計算のために種々
    の周波数グループにおいて信号エネルギーを分析し、実
    際のブロックの数値に加えて改善ファクター分だけ修正
    された先のブロックの各数値を許容外乱値の計算のため
    に共通して参照することを特徴とするコード化方法。
  17. 【請求項17】請求項15又は16に記載のコード化方法に
    おいて、 1つのデータブロックの許容外乱値の計算のため、比較
    的高い振幅の数値に続く低い振幅の数値が必然的に低い
    精度で量子化される形式で処理された先のデータブロッ
    クのエネルギー数値を用いることを特徴とするコード化
    方法。
  18. 【請求項18】請求項15乃至17のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 高周波数側に向かって急勾配のエネルギー増加が検出さ
    れた場合、この増加を下回る周波数グループに関しては
    計算された許容外乱値を減少させることを特徴とするコ
    ード化方法。
  19. 【請求項19】請求項1乃至18のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 一定のデータ転送率が平均して得られても、信号特性又
    は伝送チャネル容量に応じてあるいはコード化処理の簡
    単化のために1つのブロックで利用できる又はこのブロ
    ックで占有されるビット数を平均的なデータ転送率から
    変動させておくことを特徴とするコード化方法。
  20. 【請求項20】請求項19に記載のコード化方法におい
    て、 出力ビット率に対する入力ビット率の任意の比で複数の
    コード化方法を同期させるために、割当てられるビット
    番号に利用できる制御値として出力ビット率で読出され
    たバッファの充填レベルを用いることを特徴とするコー
    ド化方法。
  21. 【請求項21】請求項19又は20に記載のコード化方法に
    おいて、 前記信号特性に応じてデータブロックのコード化に利用
    できるビット数を、 一方では、平均して一定なデータ転送率が得られてお
    り、この平均値からの累積偏移が予め決められたある値
    を上回らず、また予め決められた別の値を下回らないよ
    うに変更し、 他方では、利用できるビット数の実際のデータ転送率を
    個々の周波数グループにおける信号電力とそれぞれの許
    容外乱との間の比較的大きなインターバルを示す信号ブ
    ロックに割当てるように変更し、データ転送率を比較的
    小さなインターバルを示す信号ブロックに割当てられる
    ものよりも大きくすることを特徴とするコード化方法。
  22. 【請求項22】請求項19乃至21のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 同じチャネル上に伝送され補充データにおいて必要なビ
    ット数を1つのブロックで利用できるビット数から減算
    することを特徴とするコード化方法。
  23. 【請求項23】請求項19乃至22のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 ブロック同期化用の同期ワードに関する特別なビット組
    合わせを用いる場合、同期ワードとこの同期ワードと偶
    然一致した全てのビット組合わせを意図的に挿入された
    補足ビットによって弁別することを特徴とするコード化
    方法。
  24. 【請求項24】請求項19乃至23のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 内位の反復ループを最大反復数以内で確実に終了させる
    ことができない場合、外位の反復ループを中断させるこ
    とを特徴とするコード化方法。
  25. 【請求項25】請求項1乃至24のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 許容外乱値が信号エネルギーを上回っている範囲を消去
    することを特徴とするコード化方法。
  26. 【請求項26】請求項1乃至25のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 結果的に生じた連続する消去数値を側位情報内における
    ビットによりコード化することを特徴とするコード化方
    法。
  27. 【請求項27】請求項1乃至25のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 結果的に生じた連続する消去数値を側位情報内における
    各周波数グループごとに可能な量子レベル値の表に示さ
    れる数値によりコード化することを特徴とするコード化
    方法。
  28. 【請求項28】請求項1乃至27のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 平均の量子化エラーが最小限に抑えられるように、量子
    化と再構成とを互いに整合することを特徴とするコード
    化方法。
  29. 【請求項29】請求項1乃至28のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 量子化区間の初期値に関して予測される実際の値を検出
    することにより作成された表を用いて、再構成された数
    値を受信器で計算することを特徴とするコード化方法。
  30. 【請求項30】請求項1乃至29のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 再構成特性と入力データの確率分布とから計算される表
    に基づいて量子化を実施することを特徴とするコード化
    方法。
  31. 【請求項31】請求項1乃至30のいづれか1項に記載の
    コード化方法において、 前記量子化特性と入力データの確率分布とに基づいてデ
    コーダで再構成をするために、再構成された数値を個々
    の量子化された数値ごとに計算することを特徴とするコ
    ード化方法。
  32. 【請求項32】変換又はフィルターバンクにより音響信
    号、それも特に音楽信号の走査値を当該音響信号のスペ
    クトル組成を再現する第2の走査値シーケンスに変換
    し、この第2の走査値シーケンスを必要に応じて種々異
    なる精度で量子化し且つ最適エンコーダにより部分的も
    しくは完全にコード化し、量子化されたスペクトル係数
    の出現確率とコードの長さとの相関関係をスペクトル係
    数の出現頻度が大きければ大きいほどコードワードが短
    くなるように設定し、再生時には適正なデコーディング
    及び逆変換を行い、このエンコーダの表の大きさを減少
    させるために前記シーケンスにおける複数の要素もしく
    は1つの数値範囲に1つの補充コードに加えて1つのコ
    ードワードを配属し、 n個のスペクトル係数をn≧2で1つのnトゥーペル
    (Tupel)としてまとめ、1つのワードコードを設定す
    ることによりこれらのスペクトル係数を共通してコード
    化することにより前記音響信号を伝送し且つ/又はメモ
    リーするデジタル式コード化方法でコード化された前記
    信号をデコード化するデコード化方法において、 再生中におけるデコーディング及び逆変換を前記コード
    化方法に応じて行うことを特徴とするデコード化方法。
  33. 【請求項33】請求項32に記載のデコード化方法におい
    て、 デコード化しようとする数値が「0」の場合には分岐の
    宛先であるそれぞれのアドレスを有する第1の数値対と
    「1」の場合にはそれぞれのアドレスである第2の数値
    対からなる数値対をメモリする表を用い、アドレス指定
    されていない表の数値をコードワードとして指定するこ
    とを特徴とするデコード化方法。
  34. 【請求項34】請求項32又は33に記載のデコード化方法
    において、 長さが可変である前記コードワードの一部を配置した1
    つのラスターパターンを用い、完全なデコード化を行わ
    なくとも又は伝送エラーが生じた場合にもコードワード
    の始端部が容易に見出されるように残りのコードワード
    を残りのギャップに分配することを特徴とするデコード
    化方法。
  35. 【請求項35】請求項32乃至34のいづれか1項に記載の
    デコード化方法において、 再構成された数値の計算のために、量子化区間の初期値
    に関して予測される実際の数値を検出することにより作
    成された表を用いることを特徴とするデコード化方法。
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