JP2739046B2 - 二状態−三状態エミュレータ方法及び装置 - Google Patents
二状態−三状態エミュレータ方法及び装置Info
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
うな鉄道車両(以下、乗客輸送用もしくは乗客輸送型鉄
道車両、鉄道車両又は単に車両という。)の分野におい
て、該車両上に設けられ該車両のブレーキ系に接続され
た車輪スリップ補正装置で補正弁として用いられている
ダンプ弁に関し、特に、このような車輪スリップ補正装
置における補正弁として、非常に複雑な三状態ダンプ弁
の代わりに二状態ダンプ弁を利用することを可能にし、
以て、弁の診断を極めて簡素化すると共に診断システム
を実現する上での複雑性を相当に軽減することを可能に
する方法及び装置もしくはシステムに関するものであ
る。
ては、車輪スリップ補正技術分野で一般に周知のよう
に、乗客輸送型鉄道車両に設置されている従来の車輪ス
リップ補正装置では三状態ダンプ弁が使用されていた。
この三状態ダンプ弁は3つの状態を取り得る。即ち、作
用状態と緩め状態と重なり状態である。この重なり状態
は、車輪スリップ補正技術分野で知られているように、
保持状態を形成する。
あり、この理由から、当該適用分野での三状態ダンプ弁
の使用は、一般に期待されている程広汎には採用されて
はいない。このような三状態ダンプ弁は、現在、単コイ
ル型三状態ダンプ弁或いは二コイル型三状態ダンプ弁の
形態で市販品として入手可能である。しかし、いずれに
せよ、三状態ダンプ弁の使用にも拘わらず、これら両種
の三状態ダンプ弁は技術的に極めて複雑な構成となって
いる。従って、一般に予想されるように、このような三
状態ダンプ弁の技術的複雑性が、広汎に受け入れられな
い別の疎外理由となっていると考えられる。更に、これ
ら従来の三状態ダンプ弁は比較的に重量が大きく、その
結果、車輪スリップ補正系の総合重量が大きくなり、従
って、このような車輪スリップ補正系を設置した車両を
運行するのに付加的なエネルギ消費が使われることにな
る。
乗客輸送型鉄道車両に上述のような車輪スリップ補正装
置を使用することにより大きな利点が得られることか
ら、広汎とは言えなくとも、三状態ダンプ弁は依然とし
て相当に広く用いられている。
ンプ弁の代わりに車輪スリップ補正プロセスで二状態ダ
ンプ弁を利用することを可能にする装置が提案される。
この装置は、第1の複数の所定の入力信号を受け出力信
号を発生し送出するように電気的に接続されたANDゲ
ート手段を含む。この出力信号は、該ANDゲートに供
給される第1の複数の所定の入力信号の各々の値に基づ
く所定の値を有する。第2の複数の所定の入力信号を受
けるように第1のORゲート手段が電気的に接続され
る。この第1のORゲート手段は、それに供給される第
2の複数の所定の入力信号の各々の値に基づく所定値を
有する出力信号を発生する。第1のORゲート手段が受
ける第2の複数の所定の入力信号のうちの少なくとも1
つは上記ANDゲート手段により発生される出力信号で
ある。第3の複数の所定の入力信号を受けるように電気
的に接続された弁応答チェック手段が設けられる。この
弁応答チェック手段は第1の複数の所定の出力信号を発
生する。上記第3の複数の所定の入力信号のうちの少な
くとも1つは第1のORゲート手段によって発生される
出力信号である。更に、第4の複数の所定の入力信号を
受けるように第2のORゲート手段が電気的に接続され
る。この第2のORゲート手段は、上記第4の複数の所
定の入力信号の各々の値に基づく所定の値を有する出力
信号を発生し出力する。本装置は更に、重なり状態判定
処理手段を備え、該重なり状態判定処理手段は、第5の
複数の所定の入力信号を受けるように電気的に接続され
ている。この重なり状態判定処理手段は第2の所定数の
所定出力信号を発生する。該第5の複数の所定の入力信
号のうちの少なくとも1つは弁応答チェック手段により
発生される上記第1の複数の所定の出力信号のうちの1
つであり、上記第5の複数の所定の入力信号のうちの他
の1つは上記第2のORゲート手段により発生される出
力信号である。第6の複数の所定の入力信号を受けるよ
うに電気的に接続された重なり状態割込み処理手段が設
けられる。該重なり状態割込み処理手段は第3の所定数
の所定の出力信号を発生する。上記第6の複数の所定の
入力信号のうちの1つは上記重なり状態判定処理手段に
より発生される第2の所定数の所定の出力信号のうちの
1つであり、上記第6の複数の所定の入力信号のうちの
複数の信号は弁応答チェック手段によって発生される。
本発明の装置の最後の本質的な要素は、第7の複数の所
定の入力信号を受けるように電気的に接続されている重
なり状態シミュレーション処理手段である。この重なり
状態シミュレーション処理手段は第4の所定数の出力信
号を発生する。上記第7の複数の所定の入力信号のうち
の少なくとも1つは上記重なり状態判定処理手段により
発生され、上記第7の複数の所定の入力信号のうちの少
なくとも1つは上記弁応答チェック手段によって発生さ
れる。上記重なり状態シミュレーション処理手段により
発生される上記第4の所定数の出力信号のうちの少なく
とも1つが電磁弁状態を表す。
鉄道車両における車輪スリップ補正プロセスと関連して
用いられる二状態−三状態エミュレータ方法が提案され
ている。この方法は、第1の複数の予め選択された入力
信号をANDゲートに入力するステップを含む。該AN
DゲートはORゲートに対し、該ORゲートにより処理
されるべき出力信号を発生する。また、該ORゲートに
は、第2の複数の予め選択された入力信号が入力され、
それに応答して該ORゲートは弁応答チェックユニット
もしくは手段に出力信号を発生する。更に、該弁応答チ
ェックユニットには第3の複数の予め選択された入力信
号が入力され、それにより第1の複数の出力信号が発生
される。上記弁応答チェックユニットによって発生され
る上記第2の複数の出力信号のうちの少なくとも1つの
信号は重なり状態判定処理ユニットに供給され、上記弁
応答チェックユニットにより発生される上記第1の複数
の出力信号のうちの少なくとも3つの信号は重なり状態
割込み処理ユニットに供給され、上記弁応答チェックユ
ニットにより発生される上記第1の複数の出力信号のう
ちの少なくとも1つは重なり状態シミュレーション処理
ユニットに供給される。本発明の方法によれば、第4の
複数の予め選択された入力信号が第2のORゲートに入
力され、該第2のORゲートからは、上記重なり状態判
定処理ユニットに供給される出力信号が発生される。更
に、第5の複数の予め選択された入力信号が上記重なり
状態判定処理ユニットに入力され、それにより第2の複
数の出力信号が発生される。上記重なり状態判定処理ユ
ニットにより発生される上記第2の複数の出力信号のう
ちの少なくとも1つの信号は上記重なり状態割込み処理
ユニットに供給され、上記重なり状態判定処理ユニット
により発生される上記第2の複数の出力信号のうちの少
なくとも1つの信号は上記重なり状態シミュレーション
処理ユニットに供給され、そして上記重なり状態判定処
理ユニットにより発生される上記第2の複数の出力信号
のうちの1つの信号はシステム誤り記録ユニットに供給
され、上記重なり状態判定処理ユニットにより発生され
る上記第2の複数の出力信号のうちの1つの信号は7セ
グメント型表示ユニットに供給される。上記重なり状態
割込み処理ユニットには第6の複数の予め選択された入
力信号が供給され、それにより第3の複数の出力信号が
発生される。該重なり状態割込み処理ユニットにより発
生される上記第3の複数の出力信号のうちの1つは割込
み可能化信号であり、上記重なり状態割込み処理ユニッ
トにより発生される上記第3の複数の出力信号のうちの
別の1つは信号は割込み禁止信号である。最後に、上記
重なり状態シミュレーション処理ユニットには第7の複
数の予め選択された入力信号が入力されて第4の複数の
出力信号が発生される。上記重なり状態シミュレーショ
ン処理ユニットにより発生される上記第4の複数の出力
信号のうちの1つは上記ANDゲートに供給され、上記
重なり状態シミュレーション処理ユニットにより発生さ
れる上記第4の複数の出力信号のうちの別の1つの信号
は重なり状態割込み処理ユニットに供給され、更に、上
記重なり状態シミュレーション処理ユニットにより発生
される上記第4の複数の出力信号のうちの更に他の信号
は、車両のブレーキ系統に接続され車両上に配設された
車輪スリップ補正装置の一部分を形成する電磁石の現在
状態を表す信号となる。
目的の1つは、乗客輸送型鉄道車両に配設された車輪ス
リップ補正装置において、三状態ダンプ弁の代わりに二
状態ダンプ弁を使用することを可能にする二状態−三状
態エミュレータ方法を提供することにある。
上に配設された車輪スリップ補正装置と関連して用いる
ことができる二状態−三状態ダンプ弁エミュレータ方法
を実行するための装置を提供することにある。
費用を軽減する二状態−三状態ダンプ弁エミュレータ方
法及びその方法を実行するための装置を提供することに
ある。
車両において車輪スリップ補正システムを更に広汎に使
用することを可能にする二状態−三状態ダンプ弁エミュ
レータ方法及びその方法を実行するための装置を提供す
ることにある。
くは容易な弁の診断を可能にする二状態−三状態ダンプ
弁エミュレータ方法及びその方法を実行するための装置
を提供することにある。
を軽減することを可能にする二状態−三状態ダンプ弁エ
ミュレータ方法及びその方法を実行するための装置を提
供することにある。
ンプ弁の使用を可能にし、乗客輸送型鉄道車両に設けら
れる車輪スリップ補正装置の総合重量を軽減することを
可能にする二状態−三状態ダンプ弁エミュレータ方法及
びその方法を実行するための装置を提供することにあ
る。
ップ補正システムで用いられているハードウエア及びソ
フトウエアと両立可能な二状態−三状態ダンプ弁エミュ
レータ方法を提供することにある。
減を可能にする二状態−三状態ダンプ弁エミュレータ方
法及びその方法を実行するための装置を提供することに
ある。
ップ補正装置で要求されていた技術的に極めて複雑な単
コイル型三状態ダンプ弁又は二コイル型三状態ダンプ弁
の代わりに標準の二状態単コイル型ダンプ弁の使用を可
能にする二状態−三状態ダンプ弁エミュレータ方法を実
行するための方法及び装置を提供することにある。
在の動作状態に関するシステム情報を供給することを可
能にする自己分析型のインテリジェントな二状態−三状
態ダンプ弁エミュレータ方法及びその方法を実行するた
めの装置を提供することにある。
監視し、以て、誤りのある条件から二状態ダンプ弁の動
作状態の誤った診断が行われることを阻止する人工頭脳
プロセスとして特殊的に且つ有利に設計することができ
る二状態−三状態ダンプ弁エミュレータ方法及びその方
法を実行するための装置を提供することにある。
の保守状態が生ずる以前に問題が存在することを車両の
オペレータに報知することが可能な二状態−三状態ダン
プ弁エミュレータプロセスを実行するための方法を提供
することにある。
モードで機能するが、静的動作モードにおいても機能す
る融通性を有する二状態−三状態ダンプ弁エミュレータ
プロセスを実行するための方法を提供することにある。
で機能している場合に、二状態ダンプ弁の動作状態の連
続的監視を可能にする二状態−三状態ダンプ弁エミュレ
ータプロセスを実行するための方法を提供することにあ
る。
ンプ弁の故障の検出に関する必要且つ詳細な診断情報を
提供し、以て、オペレータにより、該特定の二状態ダン
プ弁の診断、修理及び(又は)交換を行うのに有効に利
用することができる二状態−三状態ダンプ弁エミュレー
タプロセスを実行するための方法を提供することにあ
る。
ス及び該プロセスを実施するための装置の種々な目的及
び利点に加え、本発明の数多の他の目的や利点は、特
に、添付図面を参照しての以下の詳細な説明から、鉄道
車両用車輪スリップ補正技術分野のいわゆる当業者には
容易に明らかになるであろう。
態−三状態エミュレーションプロセス及び装置において
は、入力信号として下記の信号が用いられることを述べ
ておく。
態は電子装置によって決定される(即ち、内部的に供給
される信号によって定まる)。この信号は、本装置もし
くはシステムに対して、車両に搭載されている電子装置
が冷始動モードにあるか或いは暖起動モードにあるかに
関する情報を与える。この入力信号は、2つの状態を有
する。即ち、論理”0”(暖起動モード)或いは論理”
1”(冷始動モード)を表すレベルもしくは状態であ
る。
信号は、外部信号源により装置もしくはシステムに供給
される(即ち、台車上に配設されている圧力トランスジ
ューサもしくは圧力変換器によって外部から供給される
信号である)。この入力信号は、台車上のブレーキシリ
ンダ内の流体圧力の現在レベルを表すものであって、シ
ステムの電子実装部に供給される。この入力信号は、数
値”0”のレベル(即ち、ブレーキ圧力がブレーキシリ
ンダ内に存在しないことを表すレベル)から、数値”2
55”のレベル(即ち、ブレーキシリンダ内に読取り可
能な最大のブレーキ圧力が存在することを表すレベル)
の範囲に亙って変動する。
も内部的に供給される信号である。この入力信号は、シ
ステムに、回路についての一定のタイミング源を与え
る。
ad zero speed)入力信号も内部的に供給される信号であ
る。この入力信号は、システムに対して、少なくとも1
0秒の期間、車両が零速度状態にあったこと(即ち、車
両のブレーキが作用し車両速度零の状態が存続したこ
と)をシステムに対して報知する。
チェックサム入力信号もまた内部的に供給される信号で
ある。この入力信号は、シミュレートした弁重なり状態
を実現するのに用いられる作用時間及び緩め時間毎に、
現在タイミング値でチェックサム(検査合計)を行う信
号である。
号」 この作用時間ディフォルト値入力信号も内部的に
供給される信号である。この入力信号は、システムに対
し、チェックサム誤差もしくはエラーが検出された場合
に作用ディフォルト時間値に関する情報を供給する信号
である。作用ディフォルト時間値は一般に約20ミリ秒
である。
号」 この緩め時間ディフォルト値入力信号も内部的に
供給される信号である。この入力信号は、システムに対
し、チェックサム(検査合計)誤差が検出された場合
に、緩めディフォルト時間値を与える信号である。この
緩めディフォルト時間値も、一般に約20ミリ秒であ
る。
間入力信号も内部的に供給される信号であり、この信号
はシステムに対し、シミュレートした電磁弁重なり状態
を達成するのに必要とされる所要作用時間に関する情報
を与える。この入力信号は数値”0”(電磁弁作用が要
求されないことを表す)のレベルから数値”255”
(最大電磁弁作用時間を表す)レベルの範囲に亙って変
動する。
間入力信号も、システムに対し、シミュレートした電磁
弁重なり状態を達成するのに必要とされる所要緩め時間
を与える内部発生信号である。この入力信号も同様に、
数値”0”のレベル(電磁弁の緩めが要求されないこと
を表すレベル)から、数値”255”のレベル(最大電
磁弁緩め時間)のレベル範囲に亙って変動する。
ュボタン起動信号も、システムに対して、プッシュボタ
ン診断試験が要求されていることを報知する内部信号で
ある。
信号は内部供給信号であり、この入力信号はシステムに
対し、現在、主スリップ検出テーブルがアクセス中であ
ることをシステムに通報する。
信号は、システムに対して、現在同期スリップ検出テー
ブルがアクセス中であることをシステムに対して報知す
る内部供給信号である。
要求入力信号も、システムに対して、電磁弁の重なり状
態が車輪スリップ補正プロセスによって要求されている
ことをシステムに通報する別の内部的に供給される信号
である。
CP入力信号は、外部信号源からシステムに供給される
入力信号である(即ち、台車上に設置されている圧力変
換器もしくはトランスジューサによって外部から供給さ
れる信号である)。この入力信号は、台車上のブレーキ
シリンダ内における先行の(即ち、現時点から見て先行
する最後のプログラムサイクルにおける)ブレーキ圧力
レベルを表す信号である。この入力信号の値は、数値”
0”のレベル(即ち、台車ブレーキシリンダ内にブレー
キ圧力が存在しないことを表すレベル)から、数値”2
55”のレベル(即ち、台車のブレーキシリンダ内に読
取り可能な最大ブレーキ圧力が存在することを表すレベ
ル)との間で変動する。
信号も、システムに対して割込み要求を処理する必要が
あることを報知する外部から供給される信号である。
信号は、装置に対して、特定の台車の電磁弁の現在要求
状態を報知する内部的に供給される信号である。
状態入力信号も内部的に供給される信号であり、システ
ムに対して先行のプログラムサイクルにおける特定の台
車電磁弁の所要状態を報知する信号である。
レータ方法の現在好適と考えられる実施例に関し、特に
図1を参照して説明する。同図から明らかなように、エ
ミュレータ方法を実行するための装置は、参照数字10
で総括的に示されており、ANDゲート(ANDゲート
手段)12を備えており、入力信号として、完全零速度
入力信号14と、重なり状態シミュレーション処理ユニ
ット(重なり状態シミュレーション処理手段)17によ
り発生され該重なり状態シミュレーション処理ユニット
17から伝達される内部的に発生された出力信号である
重なり状態シミュレータ処理信号16とを受ける。重な
り状態シミュレーション処理ユニット17に関しては追
って詳細に説明する。完全零速度入力信号14は、装置
10に対して、車両(図示せず)が少なくとも10秒の
期間零速度状態にあったことを報知し、他方、重なり状
態シミュレーション処理ユニット17の出力信号16は
本装置に対して、二状態−三状態ダンプ弁エミュレータ
方法が所望の機能範囲から逸脱していて、プロセスの再
較正が要求されていることを報知する。換言するなら
ば、作用及び緩め状態時間を決定しなければならないこ
とを報知する。
ミュレーション処理ユニット17からの出力信号16
は、該ANDゲート12よって論理積を取られ、その結
果、該ANDゲート12の出力信号18が発生され送出
される。
入力信号14は、車両に零速度状態が存在すると判定さ
れた場合に、高レベル(即ち、”1”)となる。この重
なり状態シミュレーション処理ユニット17の出力信号
16も同様に、本発明による二状態−三状態エミュレー
ション処理で、二状態ダンプ弁が特定のシミュレートし
た重なり状態機能に適合するためにプロセスの再較正が
必要と判定された場合に高レベル(即ち、”1”)とな
る。本プロセスに対して時間の再較正を要求する高レベ
ル(即ち、”1”)の出力信号16が重なり状態シミュ
レーション処理ユニット17から発生され、然も、零速
度状態が車両上に実際に存在することを表す完全零速度
入力信号14が高レベル(即ち、”1”)である場合に
は、上記ANDゲート12からの出力信号18は高レベ
ル(即ち、”1”)となる。他方、該ANDゲート12
からの出力信号18は、当該ANDゲート12に対する
入力信号14及び16の総ての他の組み合わせに対して
は、低レベル(即ち、”0”)となる。
出力信号18を入力信号として受けると共に、冷始動入
力信号22及びプッシュボタン起動入力信号24を受け
るORゲート(第1のORゲート手段)20を備えてい
る。既述のように、ANDゲート12からの出力信号1
8は、車両に完全零速度状態が存在し、しかも、重なり
状態シミュレーション処理ユニット17によりプロセス
の時間較正が必要であることが指示された場合に、高レ
ベル(論理”1”)となる。冷始動回路(図示せず)か
らORゲート20が受ける冷始動入力信号22は、本装
置に対して、当該電子ユニットが、電力供給遮断後に生
起した初期起動モードにある(即ち、冷始動モードにあ
る)か否か、又は再暖起動モードにあるかを本装置に報
知する。従って、冷始動入力信号22は、論理”0”
(即ち、暖起動モード)及び論理”1”(即ち、冷始動
モード)のいずれかを示す1つの状態を取る。プッシュ
ボタン診断試験が要求されている場合には、当該プッシ
ュボタン起動入力信号24は高レベル(即ち、論理”
1”レベル)にある。
び24の論理和を求めて、出力信号26を発生し供給す
る。
ゲート20が受けるANDゲート12の出力信号18が
高レベル(論理”1”)である場合(即ち、ANDゲー
ト12に対する論理積条件が充たされた場合)又は冷始
動入力信号22が高レベル(論理”1”)である場合
(即ち、本装置の冷始動の場合)又は上述のプッシュボ
タン起動入力信号24が高レベル(論理”1”)である
場合(即ち、プッシュボタン診断試験が要求されている
場合)に高レベル(即ち、論理”1”)となる。ORゲ
ート20からの出力信号が低レベル(即ち、論理”
0”)となるためには、該ORゲート20に対する総て
の入力信号18、22及び24が低レベル(論理”
0”)でなければならない。
ト(弁応答チェック手段)28を備えている。この弁応
答チェックユニット28は、その入力信号として、OR
ゲート20からの出力信号26及び台車BCP(ブレー
キシリンダ圧)入力信号30を受ける。該台車BCP入
力信号30は、外部信号源(図示せず)から弁応答性を
チェックするユニット28に伝送されるものである。例
えば、上記入力信号30は、既述のように、車両台車上
に配設された圧力変換器により外部的に発生されて弁応
答チェックユニット28に伝送されるものであり、この
台車BCP入力信号30は、装置10の電子実装部に対
し、台車上のブレーキシリンダ内の現在流体圧レベルに
関する情報を与える。この台車BCP入力信号30の値
は数値”0”(上記ブレーキシリンダ内に流体圧が存在
しないことを表す)から数値”255”(上記ブレーキ
シリンダ内に読取り可能な最大流体圧が存在することを
表す)の範囲内で変動する。なお、図面には、このよう
な圧力変換器及び車両台車は図示していない。と言うの
は、これらは、本発明の本質的部分を構成するものでは
ないからである。また、上記弁応答チェックユニット2
8は、タイマ入力信号32を受ける。このタイマ入力信
号32は、内部的に発生される信号であって、装置10
の諸構成回路及び要素に対する統括もしくは基本タイミ
ング信号である。更に、弁応答チェックユニット28
は、別の入力信号として、APP(作用)時間ディフォ
ルト入力信号34を受ける。この信号は、内部的に発生
される信号であって、チェックサム・エラーが検出され
た場合に、装置10に対し作用ディフォルト時間値を与
える。この作用ディフォルト時間値は一般に、約20ミ
リ秒台である。最後に、上記弁応答チェックユニット2
8に供給される入力信号として、好ましくはやはり内部
的に発生される信号であるREL(緩め)時間ディフォ
ルト入力信号36がある。この信号36は、チェックサ
ムエラーが検出された場合に、緩めディフォルト時間値
を装置10に供給する信号である。なお、この緩めディ
フォルト時間値も一般には約20ミリ秒台である。
ト20からの出力信号26を受けて該出力信号26を監
視するために装置10に組み込まれるものである。OR
ゲート20からの出力信号26が高レベル(即ち、論
理”1”)に遷移した場合には、それに応答して、弁応
答チェックユニット28が付勢される。この弁応答チェ
ックユニット28の付勢で、車輪スリップ補正系の電磁
弁(図示せず)に対し、その応答性チェックが行われ
る。この応答性チェックにおいては、異なった所定の作
用及び緩め状態時間限界で、緩め状態と作用状態との間
で電磁弁の一連の切り換えが行われる。このような電磁
弁の一連の切り換えは、所望のシミュレートした重なり
状態に達するまで続けられる。更に、弁応答チェックユ
ニット28は、好適な実施態様において、作用及び緩め
状態時間限界値を20ミリ秒に設定し、しかる後、作用
ブレーキシリンダ圧と緩めブレーキシリンダ圧との間に
おけるシステリシスが約7PSIG以下となるまで、作
用及び緩め状態時間限界値を、互いに関係なく減少す
る。上記状態に達した時点で、作用及び緩め状態時間は
APP(作用)時間記憶装置及びREL(緩め)時間記
憶装置に格納され、次いで、装置10において用いるべ
き新たな割込みチェックサム処理が生成される。他方、
弁応答チェックユニット28が、約7PSIGと言う所
要のシステリシスを得ることができない場合には、当該
出力はシステム誤り記録ユニットにログ情報として記録
される。更にまた、弁応答チェックユニット28が約7
PSIGというという所要のシステリシスを得ることが
できた場合には、APP(作用)時間ディフォルト信号
34及びREL(緩め)時間ディフォルト信号36がシ
ステムによって使用されることになる。
として、所要の作用状態時間(即ち、APP時間信号3
8)及び所要の緩め状態時間(即ち、REL時間信号4
0)を発生する。これらAPP時間信号38及びREL
時間信号40は、装置10により、シミュレートした電
磁弁重なり状態を達成するために必要とされる信号であ
る。また、二状態−三状態ダンプ弁エミュレータプロセ
スにおける後の時点で、装置10により利用される割込
みチェックサム信号42が生成されて格納される。更
に、弁応答チェックユニット28は、信号44を出力す
る。この信号44はシステム誤り記録ユニットに対する
車輪スリップ補正系の電磁弁の機能状態を表し、シミュ
レートした重なり状態を現存の電磁弁により達成するこ
とができるか否かを表す信号である。更に、システムの
7セグメント型のディスプレイ(表示部)46により、
当該電磁弁の機能状態が表示される。
0の一部分として別のORゲート48(第2のORゲー
ト手段)が設けられている。このORゲート48は、そ
の入力信号としてスリップ検出主テーブル(表)の参照
が可能であることを装置10に対して報知する主テーブ
ル入力信号50を受ける。ORゲート48に入力される
この主テーブル入力信号50は、主車輪スリップ検出機
構(図示せず)により、車輪スリップ状態が車両に存在
することが検出された場合に高レベル(即ち、論理”
1”)となる。このような主テーブル入力信号50は内
部的に生成するのが好ましい。ORゲート48はまた、
別の入力信号として、同期テーブル入力信号52を受け
る。この同期テーブル入力信号52は装置10に対し
て、同期スリップ検出テーブルの参照が可能であること
を報知する。ORゲート48に入力されるこの同期テー
ブル入力信号52も、同期車輪スリップ検出機構(図示
せず)により、車輪スリップ状態が車両に存在すること
が検出された場合に高レベル(即ち、論理”1”)とな
る。この同期テーブル入力信号50もまた、内部信号と
して発生するのが有利である。
号50及び同期テーブル入力信号52の論理和を求め
て、出力信号54を発生し送出する。なお、本発明の上
述の好適な実施例においては、説明の便宜上、車両に
は、車軸毎に、車輪スリップ制御機構が設けられている
ものと仮定しているが、車輪スリップ制御技術分野にお
ける当業者には理解されるように、本発明による二状態
−三状態ダンプ弁エミュレータ方法は本発明の精神及び
範囲から逸脱することなく、台車毎に設けられている電
磁弁車輪スリップ制御機構にも容易に適用し得るもので
あることを述べておく。
ーブル入力信号50の現在状態が高レベル(論理”
1”)であって、主スリップ検出機構(図示せず)によ
り車輪スリップ状態が車両に存在していることが検出さ
れている場合、又は上記ORゲート48に供給されてい
る同期テーブル入力信号52の現在の状態が高レベル
(論理”1”)である場合、即ち、上記スリップ検出機
構(図示せず)により車輪スリップ状態が車両に存在す
ることが検出された場合には、該ORゲート48の出力
信号54が高レベル(即ち、論理”1”)となる。換言
するならば、ORゲート48の上記出力信号54が低レ
ベル(即ち、論理”0”)であるためには、上記の主テ
ーブル入力信号50及び同期テーブル入力信号52のそ
れぞれが低レベル(即ち、論理”0”)でなければなら
ない。
ット56を備えている。この重なり状態判定処理ユニッ
トは、1つの入力信号として、重なり状態要求入力信号
58を受ける。この信号58は、本装置に対して、車輪
スリップ補正プロセスが電磁弁の重なり状態を要求して
いることを報知する信号である。重なり状態判定処理ユ
ニット56に入力された重なり状態要求入力信号58が
高レベル(即ち、論理”1”)である場合には、電磁弁
重なり状態指令が発生される。重なり状態判定処理信ユ
ニット56に供給される別の入力信号としてORゲート
48の出力信号54がある。この出力信号54は、OR
ゲート48により、主テーブル入力信号50及び同期テ
ーブル入力信号52が処理された後に発生される。この
信号54が高レベル(即ち、論理”1”)である場合に
は、このことは、車輪スリップ補正系が補正モードで動
作していることを意味する。最後に、重なり状態判定処
理ユニット56に対する他の入力信号として、弁応答チ
ェックユニット28からの出力信号60がある。この出
力信号60は、重なり状態判定処理ユニット56に対し
電磁弁機能エミュレーション状態を報知する信号であ
る。弁応答チェックユニット28により出力され重なり
状態判定処理ユニット56に入力される信号60が高レ
ベル(即ち、論理”1”)である場合には、電磁弁は、
実効的に、二状態−三状態エミュレータ方法を遂行する
ことができる。他方、弁応答チェックユニット28によ
り出力され重なり状態判定処理ユニット56に入力され
る信号60が低レベル(即ち、論理”0”)である場合
には、このことは、電磁弁が、上記の二状態−三状態エ
ミュレータ方法を遂行できないことを意味する。
おいては、重なり状態判定処理ユニット56は、ORゲ
ート48から受ける出力信号54について高レベル(論
理”1”)状態か否かを、そして重なり状態要求信号5
8に関し高レベル(論理”1”)状態であるか否かを監
視する。この条件、即ち、信号54及び58が共に高レ
ベルとなった場合には、重なり状態判定処理ユニット5
6は、弁応答チェックユニット28からの出力信号60
が高レベル(論理”1”)か否かに関しチェックする。
弁応答チェックユニット28からの出力信号60が高レ
ベル(論理”1”)である場合には、重なり状態判定処
理ユニット56は、出力信号62を発生して、重なり状
態割込み処理ユニット64に対し、割込み可能化出力信
号66を発生し割込みを可能にするように指示を与え
る。他方、弁応答チェックユニット28からの出力信号
60が低レベル(即ち、論理”0”)である場合には、
それぞれ、出力信号64及び66により、システム誤り
記録部及び7セグメント型ディスプレイに関連の情報を
与える。ORゲート48から重なり状態判定処理ユニッ
ト56に入力される信号54が低レベル(即ち、論理”
0”)であるか又は重なり状態要求信号58が低レベル
(論理”0”)である場合には、重なり状態判定処理ユ
ニット56は出力信号62により、重なり状態割込み処
理ユニット64に対して、割込み不能化出力信号68を
発生して割込みを不能化もしくは禁止するよう指令を与
える。
り状態割込み処理ユニット64に対し、割込みを可能化
すべき動作状態が存在する場合には、高レベル(論理”
1”)の出力信号62を供給する。重なり状態割込み処
理ユニット64に供給される重なり状態判定処理ユニッ
ト56の出力信号62が低レベル(論理”0”)である
場合には、このことは、割込みを不能化すべき動作状態
が存在していることを意味する。弁応答チェックユニッ
ト28から重なり状態判定処理ユニット56に入力され
る信号60が低レベル(論理”0”)である場合に、上
記重なり状態判定処理ユニット56に入力されるORゲ
ート54の出力信号及び重なり状態要求入力信号58が
高レベル(論理”1”)である時には、上記重なり状態
判定処理ユニット56は、システム誤り記録部及び7セ
グメント型ディスプレイのそれぞれに、特定エラー情報
(即ち、二状態ダンプ弁がエミュレータ方法を遂行する
ことが不可能であることを意味する情報)を含む出力信
号64及び66をそれぞれ供給する。
64は、該ユニット64に対する入力信号の1つとし
て、弁応答チェックユニット28からのAPP(作用)
時間出力信号38を受ける。この信号38は、本装置に
対し、二状態−三状態エミュレータ方法を遂行するのに
必要となる作用状態時間量を報知する。上記APP(作
用)時間出力信号38は、数値”0”(電磁弁作用時間
零を表す)から、数値”255”(最大電磁弁作用時間
を表す)の範囲で変動する。弁応答チェックユニット2
8から重なり状態割込み処理ユニット64が受ける別の
入力信号は、REL(緩め)時間出力信号40であり、
この信号40は、システムに対して、エミュレータ方法
を遂行するのに必要とされる緩め状態時間量を報知す
る。弁応答チェックユニット28により発生される出力
信号40は、数値”0”(電磁弁緩め時間零を表す)か
ら数値”255”(最大電磁弁緩め時間を表す)の範囲
で変動する。APP(作用)時間ディフォルト値信号3
4は内部的に発生される信号であって、この信号も、重
なり状態割込み処理ユニット64の入力に供給される。
このAPP(作用)時間ディフォルト値信号34は、チ
ェックサムエラーが検出された場合に、本装置に、作用
ディフォルト時間値を供給する働きをする。このAPP
(作用)ディフォルト時間値は好適には、約20ミリ秒
台である。REL(緩め)時間ディフォルト値信号34
も内部的に発生される信号であって、同様に、重なり状
態割込み処理ユニット64に入力される。このREL
(緩め)時間ディフォルト値信号36は、チェックサム
エラーが検出された場合に、本装置に対し緩めディフォ
ルト時間値を供給する。このRELディフォルト時間値
は、好適には、約20ミリ秒台にある。更に別の内部的
に発生される信号として、弁応答チェックユニット28
により発生される割込みチェックサム出力信号42があ
る。この信号42も、重なり状態割込み処理ユニット6
4に、入力信号として供給される。この信号は、シミュ
レートした弁重なり状態を得る上で用いられる作用時間
及び緩め時間双方に対し現時点でのチェックサム(検査
合計)値を表す。重なり状態判定処理ユニット56から
の出力信号62は、重なり状態割込み処理ユニット64
に供給され、後者に対して、車輪スリップ補正プロセス
で電磁弁重なり状態が要求されていることを報知する。
上記重なり状態割込み処理ユニット64が受ける信号6
2が高レベル(論理”1”)である場合には、このこと
は、電磁弁重なり状態が要求されていることを意味す
る。他方、重なり状態処理ユニット64に入力される上
記信号62が低レベル(論理”0”)である場合には、
処理は要求されないことを表す。最後に、重なり状態割
込み処理ユニット64に入力される信号として、重なり
状態シミュレーション(模擬)処理ユニット17からの
出力信号70がある。この信号70は、重なり状態割込
み処理ユニット64に対して、サービスすべき割込み要
求が存在することを報知する。重なり状態シミュレーシ
ョン処理ユニット17の出力信号70が高レベル(論
理”1”)である場合には、割込みサービス要求が処理
されていることを意味する。他方、重なり状態シミュレ
ーション処理ユニット17から供給される信号70が低
レベル(論理”0”)である場合には、これは、サービ
スを受けている要求が存在しないことを意味する。
ット64が設けられており、このユニット64は、重な
り状態判定処理ユニット56から供給される信号62
を、低レベル(論理”0”)から高レベル(論理”
1”)への遷移に関して監視する。低レベル(論理”
0”)から高レベル(論理”1”)への遷移が生ずる
と、重なり状態割込み処理ユニット64は、割込みタイ
マを、弁応答チェックユニット28から供給されるRE
L時間出力信号40が表す値に等しい値にセットする
(この場合、タイマの設定時間経過で、重なり状態判定
処理ユニット17によるサービスを要求する割込み要求
信号72が発生する)。重なり状態判定処理ユニット5
6の出力信号62が高レベル(論理”1”)である間
は、重なり状態割込み処理ユニット64は、重なり状態
シミュレーション処理ユニット17から受ける出力信号
70を監視する。上記重なり状態割込み処理ユニット6
4に供給されている上記信号70が高レベル(論理”
1”)に遷移すると、割込みタイマにAPP(作用)時
間出力信号38が表す値を設定するプロセスとREL
(緩め)時間出力信号40が表す値を設定するプロセス
とが交互に実行される。割込みタイマがこのようにして
設定されると、割込みチェックサム(即ち、割込み時間
に基づく割込みチェックサムもしくは検査合計)が算出
されて、弁応答チェックユニット28から供給される割
込みチェックサム出力信号42と比較される。この比較
結果が一致しない場合(即ち、問題となり得る状態が存
在する場合には)、重なり状態割込み処理ユニットは、
APP(作用)時間信号38の代わりにAPP(作用)
時間ディフォルト値信号34を、そしてREL(緩め)
時間信号40の代わりにREL(緩め)時間ディフォル
ト値信号36を、割込みタイマが要求する期間に亙って
用いる。重なり状態割込み処理ユニット64が重なり状
態判定処理ユニット56から受ける信号62が、高レベ
ル(論理”1”)から低レベル(論理”0”)に遷移す
ると、重なり状態割込み処理ユニット64は割込み禁止
信号68を発生する(即ち、これにより、通常、割込み
により発生される割込み要求が排除される)。
状態−三状態ダンプ弁エミュレータ方法と関連する割込
み(例えば、Z−80型マイクロプロセッサに対する割
込みRST B)に応答し、経過時間タイマをセットす
る(即ち、割込み可能化信号66を立ち上げる)。この
カウントダウンタイマに設定された時間が経過すると、
割込み要求信号72が発生されて、重なり状態シミュレ
ーション処理ユニット17に供給される。重なり状態判
定処理ユニット56の出力信号62が低レベル(論理”
0”)に遷移すると、重なり状態割込み処理ユニット6
4は割込み禁止出力信号68を発生する。この割込み禁
止信号68は、さもなければ当該割込みにより発生され
る割込み要求を排除する。
状態シミュレーション処理ユニット17は、その1つの
入力信号として、重なり状態判定処理ユニット56から
の出力信号74を受ける。この信号74は、車輪スリッ
プ補正プロセスにより電磁弁の重なり状態が要求されて
いることを表す信号である。上記重なり状態判定処理ユ
ニット56が受ける信号74が高レベル(論理”1”)
である場合には、このことは、電磁弁の重なり状態が要
求されていることを意味する。他方、重なり状態シミュ
レーション処理ユニット17が受ける信号74が低レベ
ル(論理”0”)である場合には、このことは、如何な
る処理も要求されていないことを意味する。上記重なり
状態シミュレーション処理ユニット17に対する別の入
力信号として、外部信号源(例えば、台車に設置された
圧力変換器)により発生されて重なり状態シミュレーシ
ョン処理ユニット17に供給される台車BCP出力信号
30がある。この台車BCP出力信号30は、台車上に
設置されているブレーキシリンダに存在する流体圧力の
現在のレベルを表す。圧力変換器からの出力信号30
は、通常、数値 ”0”(ブレーキシリンダ内に流体圧
力が存在しないことを表す)から数値”255”(ブレ
ーキシリンダ内に読取り可能な最大流体圧力が存在する
ことを表す)の範囲内で変動する。既に述べたように、
重なり状態割込み処理ユニット64によって発生される
割込み要求信号72は、重なり状態シミュレーション処
理ユニット17に1つの入力信号として供給される。こ
の信号は、電磁弁状態出力の変化が要求されていること
を表す信号である。この場合、重なり状態シミュレーシ
ョン処理ユニット17が受ける信号72が高レベル(論
理”1”)である場合には、このことは、弁応答チェッ
クユニット28によって発生されて重なり状態シミュレ
ーション処理ユニット17に供給される電磁弁状態出力
信号44が変化することを意味する。即ち、電磁弁状態
出力信号44は、作用状態と緩め状態との間で交互し、
重なり状態シミュレーション処理ユニット17に対し
て、電磁弁の指令された状態をフィードバックする。弁
応答チェックユニット28から重なり状態シミュレーシ
ョン処理ユニット17に供給される信号44が高レベル
(論理”1”)である場合には、このことは、当該電磁
弁が現在作用状態に指令されていることを意味する。他
方、上記信号44が低レベル(論理”0”)である場合
には、このことは、電磁弁が現在、緩め状態に指令され
ていることを意味する。重なり状態シミュレーション処
理ユニット17に対する別の入力として、先行の電磁弁
状態を表す信号76がある。即ち、重なり状態シミュレ
ーション処理ユニット17には先行のプログラムサイク
ルにおける電磁弁の指令された状態がフィードバックさ
れる。重なり状態シミュレーション処理ユニット17が
受ける入力信号76が高レベル(論理”1”)である場
合には、このことは、先行のプログラムサイクルにおい
て電磁弁が作用状態に指令されたことを意味する。他
方、上記入力信号76が低レベル(論理”0”)である
場合には、これは、先行のプログラムサイクルにおいて
電磁弁が緩め状態に指令されたことを意味する。
態シミュレーション処理ユニット17は、割込み要求信
号72を高レベル(論理”1”)への遷移に関して監視
する。この高レベルへの遷移が生ずると、重なり状態シ
ミュレーション処理ユニット17は、重なり状態判定処
理ユニット56から供給されていた信号74を、高レベ
ル(論理”1”)への遷移に関して監視する。この遷移
が生ずると(即ち、重なり状態が要求されると)、重な
り状態シミュレーション処理ユニット17は、先行の電
磁弁状態を表す入力信号76をチェックする。この入力
信号76が低レベル(論理”0”)である場合には、該
重なり状態シミュレーション処理ユニット17は、高レ
ベル(論理”1”)を表す出力信号(即ち、電磁弁作用
要求を表す信号)を発生する。しかし、先行の電磁弁状
態を表す入力信号76が高レベル(論理”1”)である
場合には、重なり状態シミュレーション処理ユニット1
7は、低レベル(論理”0”)を表す出力信号(即ち、
電磁弁緩め要求を表す信号)を発生する。その時点で、
現在の電磁弁出力信号44が次回で用いられる先行の電
磁弁状態入力信号76として記憶される。更に、該重な
り状態シミュレーション処理ユニット17は、台車ブレ
ーキシリンダ入力信号(BCP信号)30を、先行のB
CP信号30と比較して、台車ブレーキシリンダ内にお
ける流体、好ましくは空気の圧力が許容限度範囲内で変
動していることを確かめる。
は、重なり状態シミュレーション処理ユニット17は、
高レベル(論理”1”)の出力信号70を重なり状態割
込み処理ユニット64に供給する。それ以外の場合に
は、重なり状態割込み処理ユニット64に供給される信
号70は低レベル(論理”0”)である。更に、上記重
なり状態シミュレーション処理ユニット17は、台車の
ブレーキシリンダ内の流体圧変動が許容限界内に無い場
合には、弁応答チェックユニット28に対し、高レベル
(論理”1”)の出力信号を供給する。この出力信号
は、本装置に対しプロセスの再較正が要求されているこ
とを報知する。本装置が期待通り動作している場合に
は、重なり状態シミュレーション処理ユニット17は出
力信号として低レベル(論理”0”)状態信号を発生す
る。更に、上記重なり状態シミュレーション処理ユニッ
ト17は、電磁弁を作用状態に指令する高レベル(論
理”1”)の出力信号78を発生する。該電磁弁に対す
る重なり状態シミュレーション処理ユニット17の出力
信号78が低レベル(論理”0”)である場合には、電
磁弁は緩め状態に設定される。ここで、該電磁弁に対す
る通常のディフォルト状態は作用状態である点に留意さ
れたい。
法を実施するための装置の好適な実施例に関して図面を
参照し相当詳細にわたって説明したが、本発明の精神及
び範囲から逸脱することなく、車輪スリップ補正技術分
野に精通している当業者には、上に説明した実施例に関
し種々の付加的な変更及び/又は適用が可能であり且つ
(又は)想到し得るであろうこを付記する。
法を実行することにより、二状態ダンプ弁を車輪スリッ
プ補正で使用することを可能にする本発明による装置の
現在好適と考えられる実施例を示す簡略ダイヤグラムで
ある。
段)、17…重なり状態シミュレーション処理ユニット
(重なり状態シミュレーション処理手段)、18…出力
信号、20,48…ORゲート(第1,第2のORゲー
ト手段)、26…出力信号、28…弁応答チェックユニ
ット(弁応答チェック手段)、46…7セグメント型デ
ィスプレイ、56…重なり状態判定処理ユニット(重な
り状態判定処理手段)、60,62…出力信号、64…
重なり状態割込みユニット(重なり状態割込み処理手
段)、66,68,70,74…出力信号。
Claims (4)
- 【請求項1】 鉄道車両上に配置され該鉄道車両のブレ
ーキ系に接続された車輪スリップ補正装置で二状態ダン
プ弁を使用することができるように二状態−三状態エミ
ュレータ方法を実行するための装置であって、 (a) 第1の複数の所定入力信号を受け、供給された
該第1の複数の所定入力信号の各々の値に基づいて、所
定の値を有する出力信号を発生し送出するように接続さ
れたANDゲート手段と、 (b) 第2の複数の所定入力信号を受け、供給された
該第2の複数の所定入力信号の各々に基づいて、所定の
値を有する出力信号を発生し送出するように接続された
第1のORゲート手段であって、該第1のORゲート手
段により受けられた前記第2の複数の所定入力信号のう
ちの少なくとも1つは、前記ANDゲート手段により発
生され送出された前記出力信号である、前記第1のOR
ゲート手段と、 (c) 第3の複数の所定入力信号を受け、第1の複数
の所定出力信号を発生し送出するように接続された弁応
答チェック手段であって、該第3の複数の所定入力信号
のうちの少なくとも1つは、前記第1のORゲート手段
により発生され送出された前記出力信号である、前記弁
応答チェック手段と、 (d) 第4の複数の所定入力信号を受け、供給された
該第4の複数の所定入力信号の各々の値に基づいて、所
定値を有する出力信号を発生するように接続された第2
のORゲート手段と、 (e) 第5の複数の所定入力信号を受け、第2の所定
数の所定出力信号を発生し送出するように接続された重
なり状態判定処理手段であって、該第5の複数の所定入
力信号のうちの少なくとも1つは、前記弁応答チェック
手段により発生され送出された前記第1の複数の所定出
力信号のうちの1つであり、該第5の複数の所定入力信
号のうちの別の1つは、前記第2のORゲート手段によ
り発生され送出された前記出力信号である、前記重なり
状態判定処理手段と、 (f) 第6の複数の所定入力信号を受け、第3の所定
数の所定の出力信号を発生し送出するように接続された
重なり状態割込み処理手段であって、該第6の複数の所
定入力信号のうちの少なくとも1つは、前記重なり状態
判定処理手段により発生され送出された前記第2の所定
数の所定出力信号のうちの1つであり、該第6の複数の
所定入力信号のうち複数個は、前記弁応答チェック手段
により発生され送出されたものである、前記重なり状態
割込み処理手段と、 (g) 第7の複数の所定入力信号を受け、第4の所定
数の出力信号を発生し送出するように接続された重なり
状態シミュレーション処理手段であって、該第7の複数
の所定入力信号のうちの少なくとも1つは、前記重なり
状態判定処理手段により発生され送出されたものであ
り、且つ前記弁応答チェック手段により発生され送出さ
れたものであり、更に、前記重なり状態シミュレーショ
ン処理手段により発生され送出された前記第4の所定数
の出力信号のうち少なくとも1つの信号が電磁弁状態を
表している、前記重なり状態シミュレーション処理手段
と、を備える二状態−三状態エミュレータ方法を実行す
るための装置。 - 【請求項2】 前記弁応答チェック手段、前記重なり状
態判定処理手段、前記重なり状態割込み処理手段及び前
記重なり状態シミュレーション処理手段のうちの少なく
とも1つは離散的な電気回路である、請求項1に記載の
装置。 - 【請求項3】 タイマ手段、データ記憶手段及びデータ
検索手段からなるマイクロプロセッサを含む請求項1に
記載の装置。 - 【請求項4】 鉄道車両上に配設され該鉄道車両のブレ
ーキ系に接続された車輪スリップ補正系で二状態ダンプ
弁を利用することを可能にする二状態−三状態エミュレ
ータ方法であって、 (a) 第1の複数の予め選択された入力信号をAND
ゲートに入力して、該ANDゲートにおいて出力信号を
発生して、該出力信号を前記ANDゲートからORゲー
トに送出し処理するステップと、 (b) 第2の複数個の予め選択された入力信号を前記
ORゲートに入力して、該ORゲートにおいて出力信号
を発生して、該出力信号を前記ORゲートから弁応答チ
ェックユニットに送出し処理するステップと、 (c) 第3の複数の予め選択された入力信号を前記弁
応答チェックユニットに入力して、該弁応答チェックユ
ニットにおいて第1の複数の出力信号を発生すると共に
該弁応答チェックユニットから送出し、該弁応答チェッ
クユニットにより発生された前記第1の複数の出力信号
のうちの少なくとも1つの信号を重なり状態判定処理ユ
ニットに送出して該重なり状態判定処理ユニットにより
処理し、前記弁応答チェックユニットにより発生された
前記第1の複数の出力信号のうちの少なくとも3つの信
号を重なり状態割込み処理ユニットに送出して該重なり
状態割込み処理ユニットにより処理し、該弁応答チェッ
クユニットにより発生された前記第1の複数の出力信号
のうちの少なくとも1つの信号を重なり状態シミュレー
ション処理ユニットに送出して該重なり状態シミュレー
ション処理ユニットにより処理するステップと、 (d) 第2のORゲートに対し第4の複数個の予め選
択された入力信号を入力して、該第2のORゲートにお
いて出力信号を発生すると共に該第2のORゲートから
前記重なり状態判定処理ユニットに送出し、該重なり状
態判定処理ユニットにより処理するステップと、 (e) 第5の複数個の予め選択された入力信号を前記
重なり状態判定処理ユニットに入力して、該重なり状態
判定処理ユニットにおいて第2の複数個の出力信号を発
生すると共に該重なり状態判定処理ユニットから送出
し、前記重なり状態判定処理ユニットにより発生される
前記第2の複数個の出力信号のうちの少なくとも1つを
前記重なり状態割込み処理ユニットに送出して該重なり
状態割込み処理ユニットにより処理すると共に、前記重
なり状態判定処理ユニットにより発生された前記第2の
複数個の出力信号のうちの少なくとも1つを前記重なり
状態シミュレーション処理ユニットに送出して該重なり
状態シミュレーション処理ユニットにより処理し、且つ
前記重なり状態判定処理ユニットにより発生された前記
第2の複数個の出力信号のうちの1つの信号をシステム
誤り記録ユニットに送出すると共に、前記重なり状態判
定処理ユニットにより発生された前記第2の複数個の出
力信号のうちの1つを7セグメント型表示装置に伝送す
るステップと、 (f) 第6の複数個の予め選択された入力信号を前記
重なり状態割込み処理ユニットに入力して、該重なり状
態割込み処理ユニットにおいて第3の複数個の出力信号
を発生して該重なり状態割込み処理ユニットから送出
し、該重なり状態割込み処理ユニットにより発生される
前記第3の複数個の出力信号のうちの1つの信号は割込
み可能化信号であり、前記重なり状態割込み処理ユニッ
トにより発生される前記第3の複数個の出力信号のうち
の別の信号は割込み禁止信号であるステップと、 (g) 第7の複数個の予め選択された入力信号を前記
重なり状態シミュレーション処理ユニットに入力して、
該重なり状態シミュレーション処理ユニットにおいて第
4の複数個の出力信号を発生して該重なり状態シミュレ
ーション処理ユニットから送出し、前記重なり状態シミ
ュレーション処理ユニットにより発生される前記第4の
複数個の出力信号のうちの1つの信号を前記ANDゲー
トに送出して該ANDゲートにより処理すると共に、前
記重なり状態シミュレーション処理ユニットにより発生
される前記第4の複数個の出力信号のうちの1つの信号
を前記重なり状態割込み処理ユニットに送出して該重な
り状態割込み処理ユニットにより処理し、前記重なり状
態シミュレーション処理ユニットにより発生される前記
第4の複数個の出力信号のうちの1つの信号が、車両ブ
レーキ系に接続された車輪スリップ補正系の一部を形成
する電磁弁の現在状態を表すステップと、からなる二状
態−三状態エミュレータ方法。
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