JP2738422B2 - ごぼうの連続皮むき機 - Google Patents

ごぼうの連続皮むき機

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JP2738422B2
JP2738422B2 JP7308656A JP30865695A JP2738422B2 JP 2738422 B2 JP2738422 B2 JP 2738422B2 JP 7308656 A JP7308656 A JP 7308656A JP 30865695 A JP30865695 A JP 30865695A JP 2738422 B2 JP2738422 B2 JP 2738422B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転する上下のブ
ラシロール群によってゴボウを高速で連続的に皮むきす
ることができるごぼうの連続皮むき機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上記のようなごぼうの連続皮むき機とし
ては、実開平3-102891号公報に記載のとおり、回転する
上下のブラシロール群の間に、コントロールブラシによ
り送り速度をコントロールしつつごぼうを通す型式のも
のが知られている。このコントロールブラシはブラシロ
ール群とは独立に速度制御されており、ごぼうを上下か
ら挟んでブラシロール群の回転速度よりも遅い速度とな
るようブレーキをかけることにより、効果的に皮むきが
行えるように工夫されている。
【0003】このようなブラシロール群を構成するブラ
シは使用により磨耗し易く、定期的に交換する必要があ
る。またごぼうの品質によっても交換することが好まし
い。しかし従来は各ブラシはその両端をベアリングによ
り支持されていたため、ブラシの交換に際しては装置を
分解してブラシをベアリングから抜き取る必要があり、
ブラシの交換が容易ではないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、ブラシの交換が容易であり、しかも
従来品と同様に確実な皮むきを行えるごぼうの連続皮む
き機を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、回転する上下のブラシロール群
の間に、これらのブラシよりも遅い速度で回転する上下
のコントロールブラシにより送り速度をコントロールし
つつごぼうを縦方向に通す型式のごぼうの連続皮むき機
において、各ブラシを駆動軸の端部に片持ち式に突出さ
せて取り付けるとともに、上方のコントロールブラシの
駆動軸を水平軸を中心として上下に揺動できる剛性枠体
に取付け、下方のコントロールブラシへの押圧力をスプ
リングにより調節自在としたことを特徴とするものであ
る。なお剛性枠体として平面形状がコ字状のものを使用
し、かつその押圧力を調節するスプリングを引張りスプ
リングと圧縮スプリングとの組み合わせとすることが好
ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を説明する。図1は本発明のごぼうの連続皮むき機の
一部省略平面図、図2はその正面図である。これらの図
において、1は細長いボックス状のフレームであり、こ
のフレーム1の内部は図1に示されるように、多数のブ
ラシが配置された皮むき部2と、各ブラシの駆動部3と
に区画されている。そして皮むき部2の下方には、むか
れた皮と水とを受ける傾斜させた水受け4がフレーム1
の全長にわたり設けられている。
【0007】図2に明示されるように、皮むき部2には
2つの皮むきユニット5、6が設けられている。各皮む
きユニット5、6は、上側のブラシロール群7と下側の
ブラシロール群8とからなる。図3と図4に拡大して示
したように、これらのブラシロール群7、8はそのブラ
シ9の先端どうしがわずかに接触する程度にセットさ
れ、それらの間を縦方向に通過するごぼうの皮むきを行
うものである。
【0008】このためには、各ブラシ9を駆動部3から
延びる駆動軸10によって駆動する必要がある。前述した
ように、従来は各ブラシ9はその両端をベアリングによ
り支持されていたのであるが、本発明においては図3に
示すように駆動軸10の端部にカップリング11によりブラ
シ9を片持ち式に取り付けてある。このため、カップリ
ング11のネジを緩めるだけでブラシ9を容易に着脱する
ことができる。なお、図1及び図3に示すように上下の
ブラシロール群7、8の内部に平板状のガイドレール30
を設けてあり、ごぼうが蛇行することを防止している。
【0009】図2に示されるように、皮むきユニット
5、6の上部にはブラシ駆動用モータ12、13が設けられ
ている。これらはインバータ制御により回転数を連続的
に制御できるものとしておくことが好ましい。ブラシ駆
動用モータ12はチェーン14を介して上側のブラシロール
群7を駆動するためのものであり、ブラシ駆動用モータ
13はチェーン15を介して下側のブラシロール群8を駆動
するためのものである。なお、各ブラシロール群7、8
のブラシ9の駆動軸10は、チェーン16により連結されて
いる。このため、各ブラシ9は等速度で図4の方向に回
転し、ごぼうを移動させながら皮むきを行う。
【0010】しかし単にブラシロール群7、8の間にご
ぼうを通しただけでは、ごぼうはそのままブラシ9、9
間を通過するだけである。そこでフレーム1の入口、中
央部、出口には3対のコントロールブラシ17、18が設け
られている。これらのコントロールブラシ17、18は、図
5に示すようにコントロールブラシ駆動用モータ19、20
によってブラシロール群7、8とは独立して駆動される
ものであり、コントロールブラシ駆動用モータ19、20は
やはりインバータ制御とすることが好ましい。そしてコ
ントロールブラシ17、18はごぼうにブレーキをかけるよ
うにブラシ9よりも遅い速度で回転し、ごぼうの送り速
度とブラシ9の周速度との間に速度差を与えて効果的に
皮むきを行わせる。
【0011】またこのためには、コントロールブラシ1
7、18の間に適切な押圧力を生じさせる必要がある。し
かし前記したように、本発明ではブラシ交換を容易化す
るために各ブラシ9を片持ち式としてあり、上下に揺動
される上方のコントロールブラシ17も同様に片持ち式と
してある(下方のコントロールブラシ18は固定) 。この
ため、ごぼうが挿入されたときに反力により上方のコン
トロールブラシ17の先端側が上方に開いてしまい、先端
側では所定の押圧力が得られないおそれがある。
【0012】そこで図6、図7に示すように、本発明で
は上方のコントロールブラシ17の駆動軸21を剛性枠体22
に取付けてある。この剛性枠体22はこの例ではコ字状の
平面形状を有し、その基部側の水平軸23によりフレーム
側に枢着されている。そしてその先端側の下面のベアリ
ング24、24により駆動軸21を支持している。このように
本発明では上方のコントロールブラシ17の駆動軸21を剛
性枠体22に支持させたので、上方のコントロールブラシ
17先端側が上方に開くことが防止され、先端側でも所定
の押圧力をごぼうに加えることが可能となる。
【0013】なおこの構造は3対のコントロールブラシ
17、18において同様である。また図3、図7に示すよう
に、剛性枠体22の上面には押圧力を調節するための引張
りスプリング25と圧縮スプリング26とが組み合わて設け
られている。これらのスプリングの上端はフレーム1に
取り付けられており、引張り力と圧縮力とのバランスに
より、上方のコントロールブラシ17の下方のコントロー
ルブラシ18への押圧力を微妙に調節できるようになって
いる。
【0014】このように構成された本発明のごぼうの連
続皮むき機によりごぼうの皮むきを行うには、ブラシ駆
動用モータ12、13によりブラシロール群7、8のブラシ
9を適当な速度で回転させ、またコントロールブラシ駆
動用モータ19、20によって3対のコントロールブラシ1
7、18をブラシ9よりもやや遅い速度で回転させる。そ
して引張りスプリング23と圧縮スプリング24とを調節し
てコントロールブラシ17と下方のコントロールブラシ18
との間の押圧力を調節したうえ、ごぼうを一端から縦方
向に挿入する。
【0015】するとごぼうはコントロールブラシ17、18
により送り速度を制御されながらブラシロール群7、8
のブラシ9の間を通過し、皮むきが行われる。なおこの
ときに図示しないノズルから水を噴射し、むかれた皮を
下方の水受け4に洗い落とすことが好ましい。本発明の
ごぼうの連続皮むき機は、フレーム1の全長1800mmのサ
イズのもので、1時間当たり500 〜1500kgのごぼうを処
理できる能力を持つ。
【0016】またブラシ9は片持ち式とされているの
で、ブラシ9を交換したい場合には、カップリング11を
外すだけで駆動軸10から容易に分離することができる。
しかもコントロールブラシ17の駆動軸21を剛性枠体22に
取付けてあるので、コントロールブラシ17、18間の押圧
力は適切に維持され、コントロールブラシ17の先端側に
おいてもごぼうの移動速度を確実に制御することができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のごぼう
の連続皮むき機は、ブラシを片持ち式としたのでブラシ
の交換が容易であり、しかも従来品と同様に確実な皮む
きを行うことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のごぼうの連続皮むき機の平面図であ
る。
【図2】図1の正面図である。
【図3】ブラシの拡大図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】コントロールブラシの駆動系統を示す正面図で
ある。
【図6】コントロールブラシを支持する剛性枠体を示す
平面図である。
【図7】コントロールブラシを支持する剛性枠体の正面
図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 皮むき部 3 ブラシの駆動部 4 水受け 5 皮むきユニット 6 皮むきユニット 7 上側のブラシロール群 8 下側のブラシロール群 9 ブラシ 10 駆動軸 11 カップリング 12 ブラシ駆動用モータ 13 ブラシ駆動用モータ 14 チェーン 15 チェーン 16 チェーン 17 コントロールブラシ 18 コントロールブラシ 19 コントロールブラシ駆動用モータ 20 コントロールブラシ駆動用モータ 21 コントロールブラシの駆動軸 22 剛性枠体 23 水平軸 24 ベアリング 25 引張りスプリング 26 圧縮スプリング 30 ガイドレール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する上下のブラシロール群の間に、
    れらのブラシよりも遅い速度で回転する上下のコントロ
    ールブラシにより送り速度をコントロールしつつごぼう
    縦方向に通す型式のごぼうの連続皮むき機において、
    各ブラシを駆動軸の端部に片持ち式に突出させて取り付
    けるとともに、上方のコントロールブラシの駆動軸を水
    平軸を中心として上下に揺動できる剛性枠体に取付け、
    下方のコントロールブラシへの押圧力をスプリングによ
    り調節自在としたことを特徴とするごぼうの連続皮むき
    機。
  2. 【請求項2】剛性枠体として平面形状がコ字状のものを
    使用し、かつその押圧力を調節するスプリングを引張り
    スプリングと圧縮スプリングとの組み合わせとした請求
    項1に記載のごぼうの連続皮むき機。
JP7308656A 1995-11-28 1995-11-28 ごぼうの連続皮むき機 Expired - Fee Related JP2738422B2 (ja)

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