JP2737899B2 - プロダクト管理装置 - Google Patents
プロダクト管理装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、情報処理装置のプロダクト管理方式に関す
る。特に適用業務システムを構成する種々の要素である
プロダクトを維持および管理するプロダクト管理装置に
関するものである。 〔概要〕 本発明は情報処理装置のプロダクト管理装置におい
て、 人間に対して論理的でプロダクトと一体化した管理情
報を管理ファイルに保持し、この管理情報の定義、更新
等の加工ならびに出力を行うことにより、 正確で信頼性の高いプロダクト管理ができるようにし
たものである。 〔従来の技術〕 第５図は従来例のプロダクト管理装置のブロック構成
図である。第５図において、12はプロダクト生成・保守
手段、18はプロダクトファイル、21はディレクトリ、22
はプロダクト、31はコマンドファイルおよび32は表示装
置である。 従来、プロダクト管理装置は、第５図に示すように、
情報処理装置がその処理を行うために、ディレクトリ21
等にプロダクトを管理するためのデータを保持し、人間
に対しては、それらデータの一部を編集しリポートによ
って表示する形態が従来の方法であった。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、このような従来例のプロダクト管理装置で
は、 ディレクトリといったコンピュータ処理要素中心で
人間に対しての論理的情報をほとんど提供していない。 ディレクトリまたはカタログ等を総括した企業情報
装置全般のプロダクト管理に対する考慮を含んだ構成と
なってはいない。したがってに対しては、たとえば、
ソースライブラリのディレクトリを見ただけではソース
のメンバが見えてもそのソースが記述している論理的イ
メージが見えない。すなわち、管理的面ではそれがプロ
グラムソースの場合に何を行うプログラムで、そのプロ
グラムに対し管理責任を持つ管理者がだれで、かつ、そ
のプログラムを最後に更新した人がだれかといったデー
タはないので、時間の経過とともに内容の不明なプロダ
クトがあちこちのファイルにあるといった状況が生じる
ことは避けがたい。 また、上述の管理を紙の上で行うことも正確性が低い
といった欠点があった。また、（２）に関しては、プロ
ダクトは相互に関連を持って存在しているので、それら
が統合化され処理できると装置全般のプロダクトの一貫
性および正確性の向上となるが、たとえば、ある適用業
務システムが改訂され、その適用業務システムを構成し
ているソースプログラムおよびコンパイルリスト等を一
括して整理することができないために、保存しておく必
要があるプロダクトを誤って削除する等が発生しその結
果装置全体としてのプロダクト管理の正確性を低下させ
る欠点があった。 本発明は上記の欠点を解決するもので、正確で信頼性
の高いプロダクト管理装置を提供することを目的とす
る。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、適用業務システムを構成する複数のプロダ
クトのデータをプロダクトファイルに生成して保守し、
このプロダクトファイルの内容を表示するプロダクト管
理装置において、管理対象となるプロダクトごとにその
形式、属性および関係を含む区分で表現されたプロダク
ト管理情報のレコードを保持する管理ファイルと、利用
者の指示に対する応答と処理結果を表示する表示装置
と、入力される利用者の指示および指示データを解析す
るとともに前記表示装置にその処理結果を表示するモニ
タ手段と、前記利用者の指示が前記管理対象プロダクト
の形式および構造の定義であるときは、前記管理ファイ
ルのレコードの定義を行って前記管理ファイルに格納す
る管理対象定義手段と、前記利用者の指示が前記管理フ
ァイルの加工である場合には、その加工の種別を解析
し、管理対象を検索して更新処理を行うとともにその処
理結果を前記モニタ手段に渡す管理対象検索更新手段
と、前記利用者の指示が前記管理ファイルの出力である
場合には、前記管理ファイルに保持された管理対象のプ
ロダクトの部分集合の指定データのみを選択して出力フ
ァイルに出力する管理対象出力手段と、前記管理対象定
義手段および前記管理対象検索更新手段ならびに前記管
理対象出力手段の処理結果を前記モニタ手段に渡す制御
手段とを備えることを特徴とする。 〔作用〕 利用者の指示および指示データに基づいて管理ファイ
ルに管理対象の形式および構造の定義を行い、管理ファ
イルおよびプロダクトファイルの生成および保守を行
い、管理ファイルのデータの検索、更新および加工処理
を行い、または管理ファイルからのデータを出力ファイ
ルに出力し、処理結果を表示することにより、正確で信
頼性の高いプロダクト管理ができる。 〔実施例〕 本発明の実施例について図面を参照して説明する。第
１図は本発明一実施例プロダクト管理装置のブロック構
成図である。第１図において、プロダクト管理装置は、
管理対象を形式、属性および関係などで表現して保持す
る管理ファイル17と、プロダクトのデータを保持するプ
ロダクトファイル18と、利用者指示に対する応答である
メッセージおよび処理結果を表示する表示装置19と、管
理ファイル17を加工した編集結果を格納する出力ファイ
ル20と、管理ファイル17の指定形式、属性および関係な
どを検索および更新する管理対象検索・更新手段14と、
指定形式、属性および関係などを保持するレコードを管
理ファイル17に定義する管理対象定義手段15と、管理フ
ァイル17に保持される対象の部分集合の指定データのみ
を選択して出力ファイルに出力する管理対象出力手段16
と、プロダクトファイル18に保持されるプロダクトデー
タを生成および保守するプロダクト生成・保守手段12と
を備える。 また、プロダクト管理装置は、利用者指示を解析し、
それに基づいた処理を行うための制御を行いその結果を
表示装置19に表示するモニタ手段11と、モニタ手段11よ
り制御を渡され指示内容が管理対象の形式および構造の
定義の場合には、管理対象定義手段15に利用者指示デー
タと共に制御を渡して管理ファイル17に定義を行い、処
理結果を管理対象定義手段15から入力してモニタ手段11
に返却し、指示内容がプロダクトの生成および保守の場
合には、管理対象検索・更新手段14に利用者指示データ
とともに制御を渡して管理ファイル17を更新し、処理結
果を管理対象検索・更新手段14から入力してモニタ手段
11に返却してプロダクト生成・保守手段12を制御し、ま
た指示内容が管理データの加工である場合には、管理対
象検索・更新手段14に利用者指示データとともに制御を
渡して管理ファイル17の検索、更新および加工処理を行
い、処理結果を管理対象検索・更新手段14から入力して
モニタ手段11に返却し、さらに管理データの出力である
場合には管理対象検索・更新手段14に利用者指示データ
とともに制御を渡して管理ファイルに保持されている対
象の部分集合である指定データのみを選択して管理対象
出力手段16を制御して出力ファイル20に与え、処理結果
を管理対象出力手段16から入力してモニタ手段11に返却
する制御手段13とを備える。 このような構成プロダクト管理装置の動作について説
明する。第２図は本発明のプロダクト管理装置の管理フ
ァイルとプロダクトファイルとの論理的関係を示す図で
ある。第３図は本発明のプロダクト管理装置のレコード
形式を示す図である。第４図は本発明のプロダクト管理
装置の構成を示す図である。 第１図において、 利用者がモニタ手段11に対し管理対象の定義指示を
行った場合について記述する。 （１−１） モニタ手段11は、利用者の指示を解析し、
それが管理対象の定義であると認識すると、利用者指示
データとともに制御を制御手段13に渡し、管理ファイル
17に定義しさらに処理結果を表示装置19に表示して利用
者からの次の指示を待つ。 （１−２） 制御手段13は、管理ファイル17に利用者の
指示したデータ構造を保持できる格納構造定義を行わせ
るために、管理対象定義手段15に制御を渡し、その結果
をモニタ手段11に戻す。 （１−３） 管理対象定義手段15は、利用者が指示する
管理対象の形式、属性および関係形式などをレコード形
式の上に表現する。第３図に示すレコードの各フィール
ド上に利用者の指定を反映することによりこの定義を達
成する。 この例の場合に管理対象の形式としては「システ
ム」、「プログラム」、「ソースライブラリ」、「プロ
グラムリストライブラリ」、「管理者」などの形式があ
り、この形式ごとに管理対象定義手段15はレコードを管
理ファイル17に定義する。また関係形式としては、「シ
ステム」と「プログラム」との形式の間に「構成プログ
ラム」といった関係形式が存在することを意味する。こ
の関係形式はシステムのある対象たとえば、いまの例の
場合は「販売管理」がどのようなプログラムから構成さ
れるかを表現している。関係形式には、他にも「ソース
所在」、「リスト所在」、「システム責任」および「プ
ログラム責任」が存在する。管理対象定義手段15は、こ
れらの関係形式を上述のように形式ごとに作成済みのレ
コードの関係形式フィールドに設定することで関係定義
を達成する。これらが全て完了すると処理結果を制御手
段13に戻す。 利用者がモニタ手段11に対しプロダクトの生成およ
び保守を指定した場合について記述する。管理対象の定
義が達成される前にこの指定が行われた場合には、モニ
タ手段11は、達成できない旨のメッセージを表示装置19
に表示する。 （２−１） モニタ手段11は、利用者の指示を解析しプ
ロダクトの生成および保守であることを認識すると制御
手段13に利用者の指示データを付加して制御を渡し管理
ファイル17に対する更新を行わせる。次に、プロダクト
生成・保守手段12に利用者の指示データを付加して制御
を渡し、プロダクトファイルの生成および保守を行わせ
る。プロダクト生成・保守手段12は、この結果をモニタ
手段11に戻す。 （２−２） 制御手段13は、プロダクトの生成および保
守指示であることを認識すると、管理ファイル17の対象
を更新するために、管理対象検索・更新手段14に制御を
渡す。その結果をモニタ手段11に戻す。 （２−３） 管理対象検索・更新手段14は、指示の形式
の対象を検索し、指定の形式がある場合には、その対象
に対し属性および関係を更新する。指定の形式がない場
合には、指定形式の対象を新たに登録した後に更新処理
を行う。この結果を制御手段13に戻す。 表は本発明のプロダクト管理装置の管理ファイルの内
容を示す表である。一般的に利用者が指示する属性には
「既述」属性がある。この値は対象の意味を記述する説
明文を含むことになる。 （２−４） プロダクト生成・保守手段12は、プロダク
トファイルにデータを追加したりデータの更新を行い結
果を制御手段13に戻す。 以上は管理ファイル17に管理データが蓄積される場合
について動作順に従って記述したが、以下にプロダクト
管理装置に独自な指示を利用者が行う場合の動作順につ
いて記述する。 管理ファイル17の加工を利用者が指示した場合につ
いて記述する。 （３−１） モニタ手段11が利用者の指示が管理データ
の加工を意味すると認識すると、制御手段13に対し利用
者の指定データと共に制御を渡し、管理データの加工を
行わせ結果を表示装置19に出力する。 （３−２） 制御手段13は、加工の種別を解析し、加工
が管理データの検索および更新である場合には、管理対
象検索・更新手段14に制御を渡し検索および更新処理を
行わせ結果をモニタ手段11に戻す。加工が出力であれ
ば、管理対象検索・更新手段14により対象の集合を求め
た上で、管理対象出力手段16により出力処理を行くわせ
結果をモニタ手段11に戻す。 （３−３） 管理対象出力手段16は、選択された対象の
中で指定による対象部分のデータ、たとえば、特定の属
性、関係データを出力ファイル20に出力する。処理結果
はモニタ手段11に戻す。 上記に述べたように、管理ファイル17の管理データを
利用者が種々の出力を行うことが可能である。たとえ
ば、表の例では、管理者が「日電社員Ｂ」でその管理す
るプログラムで最終更新日が85年12月30日以前に更新に
あったプログラムの名前と最終更新者名とを出力ファイ
ル20に出力することが可能である。 プロダクト管理装置全般のプロダクトの加工指示を
利用者が指定した場合について記述する。 （４−１） モニタ手段11は、プロダクト管理装置とし
てのプロダクトの加工指示を利用者が行ったと認識した
場合には、制御手段13に利用者指示データと共に制御を
渡し、管理データの集合を求めた上で、それを付加して
プロダクト生成・保守手段12に制御を渡しプロダクトの
加工を行わせ、 結果を表示装置19に表示する。 （４−２） 制御手段13は、管理データの加工処理を上
述の動作順に従って行い処理結果をモニタ手段11に戻
す。 （４−３） プロダクト生成・保守手段12は、管理デー
タ集合と利用者指示データとを入力としてプロダクトの
生成および保守を一括して行う。 たとえば、表に示す例では、利用者が「販売管理」シ
ステムを構成するプログラムソースおよびプログラムリ
ストを管理データおよびプロダクトの両方を削除する指
定を行うことが可能である。 第２図では、管理ファイル17とプロダクトファイル18
との論理的構成を表現したものであり、管理ファイル17
の対象は各プロダクトファイル18のディレクトリをポイ
ントし、ディレクトリに含まれる論理的情報は管理ファ
イル17に形式、属性および関係により表現され保持され
ることになる。 第３図は、管理ファイル17の構成の一実施例を表して
いる。 第４図は管理ファイル17のレコード実現値の詳細を例
として記述している。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明は、管理ファイルの論理
的で人間に対する管理情報とプロダクトとが一体化した
管理装置を提供することにより、正確で信頼性の高いプ
ロダクト管理を達成できる優れた効果がある。
る。特に適用業務システムを構成する種々の要素である
プロダクトを維持および管理するプロダクト管理装置に
関するものである。 〔概要〕 本発明は情報処理装置のプロダクト管理装置におい
て、 人間に対して論理的でプロダクトと一体化した管理情
報を管理ファイルに保持し、この管理情報の定義、更新
等の加工ならびに出力を行うことにより、 正確で信頼性の高いプロダクト管理ができるようにし
たものである。 〔従来の技術〕 第５図は従来例のプロダクト管理装置のブロック構成
図である。第５図において、12はプロダクト生成・保守
手段、18はプロダクトファイル、21はディレクトリ、22
はプロダクト、31はコマンドファイルおよび32は表示装
置である。 従来、プロダクト管理装置は、第５図に示すように、
情報処理装置がその処理を行うために、ディレクトリ21
等にプロダクトを管理するためのデータを保持し、人間
に対しては、それらデータの一部を編集しリポートによ
って表示する形態が従来の方法であった。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、このような従来例のプロダクト管理装置で
は、 ディレクトリといったコンピュータ処理要素中心で
人間に対しての論理的情報をほとんど提供していない。 ディレクトリまたはカタログ等を総括した企業情報
装置全般のプロダクト管理に対する考慮を含んだ構成と
なってはいない。したがってに対しては、たとえば、
ソースライブラリのディレクトリを見ただけではソース
のメンバが見えてもそのソースが記述している論理的イ
メージが見えない。すなわち、管理的面ではそれがプロ
グラムソースの場合に何を行うプログラムで、そのプロ
グラムに対し管理責任を持つ管理者がだれで、かつ、そ
のプログラムを最後に更新した人がだれかといったデー
タはないので、時間の経過とともに内容の不明なプロダ
クトがあちこちのファイルにあるといった状況が生じる
ことは避けがたい。 また、上述の管理を紙の上で行うことも正確性が低い
といった欠点があった。また、（２）に関しては、プロ
ダクトは相互に関連を持って存在しているので、それら
が統合化され処理できると装置全般のプロダクトの一貫
性および正確性の向上となるが、たとえば、ある適用業
務システムが改訂され、その適用業務システムを構成し
ているソースプログラムおよびコンパイルリスト等を一
括して整理することができないために、保存しておく必
要があるプロダクトを誤って削除する等が発生しその結
果装置全体としてのプロダクト管理の正確性を低下させ
る欠点があった。 本発明は上記の欠点を解決するもので、正確で信頼性
の高いプロダクト管理装置を提供することを目的とす
る。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、適用業務システムを構成する複数のプロダ
クトのデータをプロダクトファイルに生成して保守し、
このプロダクトファイルの内容を表示するプロダクト管
理装置において、管理対象となるプロダクトごとにその
形式、属性および関係を含む区分で表現されたプロダク
ト管理情報のレコードを保持する管理ファイルと、利用
者の指示に対する応答と処理結果を表示する表示装置
と、入力される利用者の指示および指示データを解析す
るとともに前記表示装置にその処理結果を表示するモニ
タ手段と、前記利用者の指示が前記管理対象プロダクト
の形式および構造の定義であるときは、前記管理ファイ
ルのレコードの定義を行って前記管理ファイルに格納す
る管理対象定義手段と、前記利用者の指示が前記管理フ
ァイルの加工である場合には、その加工の種別を解析
し、管理対象を検索して更新処理を行うとともにその処
理結果を前記モニタ手段に渡す管理対象検索更新手段
と、前記利用者の指示が前記管理ファイルの出力である
場合には、前記管理ファイルに保持された管理対象のプ
ロダクトの部分集合の指定データのみを選択して出力フ
ァイルに出力する管理対象出力手段と、前記管理対象定
義手段および前記管理対象検索更新手段ならびに前記管
理対象出力手段の処理結果を前記モニタ手段に渡す制御
手段とを備えることを特徴とする。 〔作用〕 利用者の指示および指示データに基づいて管理ファイ
ルに管理対象の形式および構造の定義を行い、管理ファ
イルおよびプロダクトファイルの生成および保守を行
い、管理ファイルのデータの検索、更新および加工処理
を行い、または管理ファイルからのデータを出力ファイ
ルに出力し、処理結果を表示することにより、正確で信
頼性の高いプロダクト管理ができる。 〔実施例〕 本発明の実施例について図面を参照して説明する。第
１図は本発明一実施例プロダクト管理装置のブロック構
成図である。第１図において、プロダクト管理装置は、
管理対象を形式、属性および関係などで表現して保持す
る管理ファイル17と、プロダクトのデータを保持するプ
ロダクトファイル18と、利用者指示に対する応答である
メッセージおよび処理結果を表示する表示装置19と、管
理ファイル17を加工した編集結果を格納する出力ファイ
ル20と、管理ファイル17の指定形式、属性および関係な
どを検索および更新する管理対象検索・更新手段14と、
指定形式、属性および関係などを保持するレコードを管
理ファイル17に定義する管理対象定義手段15と、管理フ
ァイル17に保持される対象の部分集合の指定データのみ
を選択して出力ファイルに出力する管理対象出力手段16
と、プロダクトファイル18に保持されるプロダクトデー
タを生成および保守するプロダクト生成・保守手段12と
を備える。 また、プロダクト管理装置は、利用者指示を解析し、
それに基づいた処理を行うための制御を行いその結果を
表示装置19に表示するモニタ手段11と、モニタ手段11よ
り制御を渡され指示内容が管理対象の形式および構造の
定義の場合には、管理対象定義手段15に利用者指示デー
タと共に制御を渡して管理ファイル17に定義を行い、処
理結果を管理対象定義手段15から入力してモニタ手段11
に返却し、指示内容がプロダクトの生成および保守の場
合には、管理対象検索・更新手段14に利用者指示データ
とともに制御を渡して管理ファイル17を更新し、処理結
果を管理対象検索・更新手段14から入力してモニタ手段
11に返却してプロダクト生成・保守手段12を制御し、ま
た指示内容が管理データの加工である場合には、管理対
象検索・更新手段14に利用者指示データとともに制御を
渡して管理ファイル17の検索、更新および加工処理を行
い、処理結果を管理対象検索・更新手段14から入力して
モニタ手段11に返却し、さらに管理データの出力である
場合には管理対象検索・更新手段14に利用者指示データ
とともに制御を渡して管理ファイルに保持されている対
象の部分集合である指定データのみを選択して管理対象
出力手段16を制御して出力ファイル20に与え、処理結果
を管理対象出力手段16から入力してモニタ手段11に返却
する制御手段13とを備える。 このような構成プロダクト管理装置の動作について説
明する。第２図は本発明のプロダクト管理装置の管理フ
ァイルとプロダクトファイルとの論理的関係を示す図で
ある。第３図は本発明のプロダクト管理装置のレコード
形式を示す図である。第４図は本発明のプロダクト管理
装置の構成を示す図である。 第１図において、 利用者がモニタ手段11に対し管理対象の定義指示を
行った場合について記述する。 （１−１） モニタ手段11は、利用者の指示を解析し、
それが管理対象の定義であると認識すると、利用者指示
データとともに制御を制御手段13に渡し、管理ファイル
17に定義しさらに処理結果を表示装置19に表示して利用
者からの次の指示を待つ。 （１−２） 制御手段13は、管理ファイル17に利用者の
指示したデータ構造を保持できる格納構造定義を行わせ
るために、管理対象定義手段15に制御を渡し、その結果
をモニタ手段11に戻す。 （１−３） 管理対象定義手段15は、利用者が指示する
管理対象の形式、属性および関係形式などをレコード形
式の上に表現する。第３図に示すレコードの各フィール
ド上に利用者の指定を反映することによりこの定義を達
成する。 この例の場合に管理対象の形式としては「システ
ム」、「プログラム」、「ソースライブラリ」、「プロ
グラムリストライブラリ」、「管理者」などの形式があ
り、この形式ごとに管理対象定義手段15はレコードを管
理ファイル17に定義する。また関係形式としては、「シ
ステム」と「プログラム」との形式の間に「構成プログ
ラム」といった関係形式が存在することを意味する。こ
の関係形式はシステムのある対象たとえば、いまの例の
場合は「販売管理」がどのようなプログラムから構成さ
れるかを表現している。関係形式には、他にも「ソース
所在」、「リスト所在」、「システム責任」および「プ
ログラム責任」が存在する。管理対象定義手段15は、こ
れらの関係形式を上述のように形式ごとに作成済みのレ
コードの関係形式フィールドに設定することで関係定義
を達成する。これらが全て完了すると処理結果を制御手
段13に戻す。 利用者がモニタ手段11に対しプロダクトの生成およ
び保守を指定した場合について記述する。管理対象の定
義が達成される前にこの指定が行われた場合には、モニ
タ手段11は、達成できない旨のメッセージを表示装置19
に表示する。 （２−１） モニタ手段11は、利用者の指示を解析しプ
ロダクトの生成および保守であることを認識すると制御
手段13に利用者の指示データを付加して制御を渡し管理
ファイル17に対する更新を行わせる。次に、プロダクト
生成・保守手段12に利用者の指示データを付加して制御
を渡し、プロダクトファイルの生成および保守を行わせ
る。プロダクト生成・保守手段12は、この結果をモニタ
手段11に戻す。 （２−２） 制御手段13は、プロダクトの生成および保
守指示であることを認識すると、管理ファイル17の対象
を更新するために、管理対象検索・更新手段14に制御を
渡す。その結果をモニタ手段11に戻す。 （２−３） 管理対象検索・更新手段14は、指示の形式
の対象を検索し、指定の形式がある場合には、その対象
に対し属性および関係を更新する。指定の形式がない場
合には、指定形式の対象を新たに登録した後に更新処理
を行う。この結果を制御手段13に戻す。 表は本発明のプロダクト管理装置の管理ファイルの内
容を示す表である。一般的に利用者が指示する属性には
「既述」属性がある。この値は対象の意味を記述する説
明文を含むことになる。 （２−４） プロダクト生成・保守手段12は、プロダク
トファイルにデータを追加したりデータの更新を行い結
果を制御手段13に戻す。 以上は管理ファイル17に管理データが蓄積される場合
について動作順に従って記述したが、以下にプロダクト
管理装置に独自な指示を利用者が行う場合の動作順につ
いて記述する。 管理ファイル17の加工を利用者が指示した場合につ
いて記述する。 （３−１） モニタ手段11が利用者の指示が管理データ
の加工を意味すると認識すると、制御手段13に対し利用
者の指定データと共に制御を渡し、管理データの加工を
行わせ結果を表示装置19に出力する。 （３−２） 制御手段13は、加工の種別を解析し、加工
が管理データの検索および更新である場合には、管理対
象検索・更新手段14に制御を渡し検索および更新処理を
行わせ結果をモニタ手段11に戻す。加工が出力であれ
ば、管理対象検索・更新手段14により対象の集合を求め
た上で、管理対象出力手段16により出力処理を行くわせ
結果をモニタ手段11に戻す。 （３−３） 管理対象出力手段16は、選択された対象の
中で指定による対象部分のデータ、たとえば、特定の属
性、関係データを出力ファイル20に出力する。処理結果
はモニタ手段11に戻す。 上記に述べたように、管理ファイル17の管理データを
利用者が種々の出力を行うことが可能である。たとえ
ば、表の例では、管理者が「日電社員Ｂ」でその管理す
るプログラムで最終更新日が85年12月30日以前に更新に
あったプログラムの名前と最終更新者名とを出力ファイ
ル20に出力することが可能である。 プロダクト管理装置全般のプロダクトの加工指示を
利用者が指定した場合について記述する。 （４−１） モニタ手段11は、プロダクト管理装置とし
てのプロダクトの加工指示を利用者が行ったと認識した
場合には、制御手段13に利用者指示データと共に制御を
渡し、管理データの集合を求めた上で、それを付加して
プロダクト生成・保守手段12に制御を渡しプロダクトの
加工を行わせ、 結果を表示装置19に表示する。 （４−２） 制御手段13は、管理データの加工処理を上
述の動作順に従って行い処理結果をモニタ手段11に戻
す。 （４−３） プロダクト生成・保守手段12は、管理デー
タ集合と利用者指示データとを入力としてプロダクトの
生成および保守を一括して行う。 たとえば、表に示す例では、利用者が「販売管理」シ
ステムを構成するプログラムソースおよびプログラムリ
ストを管理データおよびプロダクトの両方を削除する指
定を行うことが可能である。 第２図では、管理ファイル17とプロダクトファイル18
との論理的構成を表現したものであり、管理ファイル17
の対象は各プロダクトファイル18のディレクトリをポイ
ントし、ディレクトリに含まれる論理的情報は管理ファ
イル17に形式、属性および関係により表現され保持され
ることになる。 第３図は、管理ファイル17の構成の一実施例を表して
いる。 第４図は管理ファイル17のレコード実現値の詳細を例
として記述している。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明は、管理ファイルの論理
的で人間に対する管理情報とプロダクトとが一体化した
管理装置を提供することにより、正確で信頼性の高いプ
ロダクト管理を達成できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明一実施例プロダクト管理装置のブロック
構成図。 第２図は本発明のプロダクト管理装置の管理ファイルと
プロダクトファイルとの論理的関係を示す図。 第３図は本発明のプロダクト管理装置の管理ファイルの
レコード形式を示す図。 第４図は本発明のプロダクト管理装置の管理ファイルの
構成を示す図。 第５図は従来のプロダクト管理装置のプロダクト構成
図。 11……モニタ手段、12……プロダクト生成・保守手段、
13……制御手段、14……管理対象検索・更新手段、15…
…管理対象定義手段、16……管理対象出力手段、17……
管理ファイル、18……プロダクトファイル、19、32……
表示装置、20……出力ファイル、21……ディレクトリ、
22……プロダクト、31……コマンドファイル。
構成図。 第２図は本発明のプロダクト管理装置の管理ファイルと
プロダクトファイルとの論理的関係を示す図。 第３図は本発明のプロダクト管理装置の管理ファイルの
レコード形式を示す図。 第４図は本発明のプロダクト管理装置の管理ファイルの
構成を示す図。 第５図は従来のプロダクト管理装置のプロダクト構成
図。 11……モニタ手段、12……プロダクト生成・保守手段、
13……制御手段、14……管理対象検索・更新手段、15…
…管理対象定義手段、16……管理対象出力手段、17……
管理ファイル、18……プロダクトファイル、19、32……
表示装置、20……出力ファイル、21……ディレクトリ、
22……プロダクト、31……コマンドファイル。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．適用業務システムを構成する複数のプロダクトのデ
ータをプロダクトファイルに生成して保守し、このプロ
ダクトファイルの内容を表示するプロダクト管理装置に
おいて、 管理対象となるプロダクトごとにその形式、属性および
関係を含む区分で表現されたプロダクト管理情報のレコ
ードを保持する管理ファイルと、 利用者の指示に対する応答と処理結果を表示する表示装
置と、 入力される利用者の指示および指示データを解析すると
ともに前記表示装置にその処理結果を表示するモニタ手
段と、 前記利用者の指示が前記管理対象プロダクトの形式およ
び構造の定義であるときは、前記管理ファイルのレコー
ドの定義を行って前記管理ファイルに格納する管理対象
定義手段と、 前記利用者の指示が前記管理ファイルの加工である場合
には、その加工の種別を解析し、管理対象を検索して更
新処理を行うとともにその処理結果を前記モニタ手段に
渡す管理対象検索更新手段と、 前記利用者の指示が前記管理ファイルの出力である場合
には、前記管理ファイルに保持された管理対象のプロダ
クトの部分集合の指定データのみを選択して出力ファイ
ルに出力する管理対象出力手段と、 前記管理対象定義手段および前記管理対象検索更新手段
ならびに前記管理対象出力手段の処理結果を前記モニタ
手段に渡す制御手段と を備えることを特徴とするプロダクト管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62144453A JP2737899B2 (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | プロダクト管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62144453A JP2737899B2 (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | プロダクト管理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63307554A JPS63307554A (ja) | 1988-12-15 |
| JP2737899B2 true JP2737899B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=15362597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62144453A Expired - Fee Related JP2737899B2 (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | プロダクト管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2737899B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03286346A (ja) * | 1990-04-02 | 1991-12-17 | Sharp Corp | ファイル管理方式 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6298439A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-07 | Hitachi Ltd | フアイル管理情報処理装置 |
-
1987
- 1987-06-09 JP JP62144453A patent/JP2737899B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63307554A (ja) | 1988-12-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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