JP2736522B2 - プレス金型 - Google Patents

プレス金型

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JP2736522B2 JP35015195A JP35015195A JP2736522B2 JP 2736522 B2 JP2736522 B2 JP 2736522B2 JP 35015195 A JP35015195 A JP 35015195A JP 35015195 A JP35015195 A JP 35015195A JP 2736522 B2 JP2736522 B2 JP 2736522B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体のリ
ードフレームのプレス加工等に適したプレス金型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図14に示すような半導体のリー
ドフレーム11は、その吊りリードと呼ばれる部分12
を、プレス金型によって図15に示すように曲げ加工さ
れている。なお、図14、15中、13は半導体が搭載
されるアイランドと呼ばれる部分であり、14はリード
フレーム11を加工するために設けられた位置決め孔で
ある。
【0003】この曲げ加工は、例えば図15におけるa
の寸法が±1μm程度の精度で要求されるため、プレス
金型の各構成部品の組み付け精度を厳密にしなければな
らない。また、この種の部品は、潤滑油が付着してはな
らないため、金型の摺動部に潤滑油を付与することがで
きず、摺動部の摩耗が早いという問題がある。
【0004】図10〜13には、上記のような部品の加
工に使用されている従来のプレス金型の一例が示されて
いる。図10、11は上型の構造を示し、図10は図1
1のA−A’線に沿った断面図、図11は平面図であ
る。図12、13は下型の構造を示し、図12は図13
のB−B’線に沿った断面図、図13は平面図である。
【0005】図10、11に示すように、上型21は、
図示しないプレス機械のラムにシャンク22を介して接
続され、昇降動作する上ホルダ23を有している。上ホ
ルダ23の下面には、上バッキングプレート24と、パ
ンチプレート25とが図示しないボルトによって固着さ
れている。
【0006】また、パンチプレート25の下面には、ス
トリッパプレート27が配置されており、このストリッ
パプレート27は、上ホルダ23、上バッキングプレー
ト24、パンチプレート25を貫通し、頭部を上ホルダ
23に係止されたストリッパボルト26に連結されてい
る。ストリッパボルト26の基部には、スクリュープラ
グ28によって上ホルダ23の孔内に封止されたスプリ
ング29が配置され、スプリング29はストリッパボル
ト26を突出方向に付勢している。ストリッパプレート
27は、型開きされた状態では、パンチプレート25の
下面より所定距離だけ下がった位置に支持され、型閉め
されるとき、スプリング29の付勢力に抗してパンチプ
レート25に近接するようになっている。
【0007】パンチプレート25及びストリッパプレー
ト27には、上下に整合する透孔25a、27aが形成
され、この透孔25a、27aにパンチ30が配置され
ている。パンチ30は、上ホルダ23及び上バッキング
プレート24を貫通するボルト31によって固定支持さ
れている。
【0008】上ホルダ23の両側下面には、左右一対の
ガイドブッシュ32が取付けられている。また、上ホル
ダ23の下面の四隅には、ストロークエンドピン33が
取付けられている。
【0009】更に、上バッキングプレート24に連結さ
れたサブガイドピン34が、パンチプレート25及びス
トリッパプレート27に設けられたガイドブッシュ35
を貫通して下方に突出している。
【0010】なお、上ホルダ23、上バッキングプレー
ト24、パンチプレート25及びストリッパプレート2
7を貫通して挿入された位置決めピン36が、その基部
側に配置されたスプリング37によって下方に付勢され
て保持されている。位置決めピン36は、例えば図14
に示されたリードフレーム11の位置決め孔14に挿入
され、プレス時にワークを位置決めするためのものであ
る。
【0011】図12、13に示すように、下型41は、
図示しないプレス機械の基台に固定される下ホルダ42
と、その上面に組み付けボルト40で固定された下バッ
キングプレート43、ダイプレート44を有している。
下ホルダ42の上面両側には、前記上型21のガイドブ
ッシュ32に挿入されるガイドポスト45が取付けられ
ている。また、下ホルダ42の上面の四隅には、前記上
型21のストロークエンドピン33に突き当たって上型
21のストロークを規制するストロークエンドピン46
が取付けられている。
【0012】下バッキングプレート43、ダイプレート
44には、上型21のサブガイドピン34が挿入される
ガイド孔43a、44aが形成され、ダイプレート44
のガイド孔44aの内周には、サブガイドブッシュ47
が内装されている。
【0013】ダイプレート44の中央には、透孔44b
が形成され、この透孔44bにダイ48が設置され、下
ホルダ42、下バッキングプレート43を貫通して挿入
された締付けボルト49によって固着されている。ダイ
48は、上型21のパンチ30に対応した位置に設けら
れ、パンチ30と協動してワークを所望の形状にプレス
加工するのに必要な形状をなしている。
【0014】ダイ48の左右には、型開き時にワークを
ダイ48の上面から浮かせるリフタプレート50が配置
されている。このリフタプレート50には、材料ガイド
51がボルト51aによって取付けられており、リフタ
プレート50と材料ガイド51との間に、ワークの両側
縁が挿入されるガイド溝52が形成されている。
【0015】リフタプレート50及び材料ガイド51
は、下ホルダ42、下バッキングプレート43及びダイ
プレート44を貫通して挿入された支持ボルト53によ
り、所定の距離だけ軸方向に移動できるように支持さ
れ、支持ボルト53は、その基部に配置されたスプリン
グ54によって上方に付勢されている。なお、スプリン
グ54は、スクリュープラグ55により封止されてい
る。
【0016】図10〜13に示した従来のプレス金型
は、上型21のガイドブッシュに、下型41のガイドポ
スト45を挿入し、かつ、上型21のサブガイドピン3
4を、下型41のサブガイドブッシュ47に挿入するこ
とによって、下型41に対して上型21が昇降可能に組
み付けられる。
【0017】そして、上型21を下降させたとき、スト
リッパプレート27がワークの上面に当接してワークを
リフタプレート50と共に下方に押し下げ、ダイ48の
上面に当接させて保持させる。なお、このとき位置決め
ピン36がワークの位置決め孔に挿入され、ワークの位
置決めがなされる。
【0018】更に上型21が下降すると、ストリッパプ
レート27がスプリング29を圧縮させてパンチプレー
ト25に近接し、パンチ30がストリッパプレート27
の下面から突出してワークを介してダイ48に圧接され
る。このとき、上型21の下死点は、上型21のストロ
ークエンドピン33と、下型41のストロークエンドピ
ン46とが衝突することによって規制される。
【0019】こうしてワークのプレス加工がなされる
と、上型21が上昇し、パンチ30及びストリッパプレ
ート27がワークから離れて上昇する。そして、リフタ
プレート50がスプリング54の付勢力で上昇し、ワー
クをダイ48から引き離して上方に持ち上げる。こうし
てワークのプレス加工が終了すると、図示しないワーク
供給手段によってワークが運ばれる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプレス金型では、上バッキングプレート24に連結
されたサブガイドピン34を、パンチプレート25と、
ストリッパプレート27のガイドブッシュ35を貫通
し、ストリッパプレート27をサブガイドピン34でガ
イドしているので、サブガイドピン34、ダイプレート
25、ガイドブッシュ35及びストリッパプレート27
の位置合わせを厳密にしなければならなかった。このた
め、上記部品の加工精度を高めなければならず、組立
て、調整が難しいという問題があった。
【0021】また、ガイドピン34は、上型21のパン
チ30の外側の4箇所に設けられ、それぞれのガイドピ
ン34がストリッパプレート27のガイドブッシュ35
に挿入されているが、全てのガイドピン34が各ガイド
ブッシュ35の中心に配置されることはほとんどなく、
そのうちの3つくらいのガイドピン34は、ガイドブッ
シュ35の内周に偏って当たった状態となる。更に、図
14に示した半導体のリードフレームのようなワーク
は、潤滑油を付着させることができないので、各摺動部
に注油を行うことができない。
【0022】このため、ガイドピン34とガイドブッシ
ュ35との摩擦力のばらつきによって、ストリッパプレ
ート27が傾いてワークに接触することがあり、これが
ワークの加工精度を低下させることになる。また、ガイ
ドピン34とガイドブッシュ35との間で摩擦力が働い
て、部品の寿命が短くなり、メンテナンスが難しいとい
う問題があった。
【0023】したがって、本発明の目的は、ストリッパ
プレートの孔位置の加工精度をそれほど要求されること
がなく、組立て調整が容易で、部品の寿命が長く、メン
テナンスも容易であるプレス金型を提供することにあ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプレス金型は、上型及び下型の一方の型に
パンチプレート及びパンチが取付けられ、他方の型にダ
イプレート及びダイが取付けられ、前記パンチプレート
及び前記ダイプレートのいずれか一方に取付けられたサ
ブガイドピンと、前記パンチプレート又は前記ダイプレ
ートのいずれか他方に取付けられた前記サブガイドピン
が挿入されるサブガイドブッシュとを有すると共に、前
記上型又は前記下型にストリッパプレートが設けられて
なるプレス金型において、前記ストリッパプレートは、
前記パンチプレート又は前記ダイプレートにガイドブッ
シュを介して挿通された可動ピンに連結され、この可動
ピンは、その基部に配置された弾性体によって突出方向
に付勢されていて、前記ストリッパプレートが、前記サ
ブガイドピンを挿通されることなく前記可動ピンによっ
て支持されていることを特徴とする。
【0025】また、本発明の好ましい態様においては、
前記ガイドブッシュが、リニアブッシュベアリングから
なる。
【0026】本発明によれば、パンチプレート及びダイ
プレートのいずれか一方に取付けられたサブガイドピン
を、パンチプレート及びダイプレートのいずれか他方に
取付けられたサブガイドブッシュに挿入することによっ
て、パンチプレートとダイプレートとの整合性、ひいて
はパンチとダイとの整合性が図られる。
【0027】また、ストリッパプレートは、上記サブガ
イドピンに挿入されることなく、パンチプレート又はダ
イプレートにガイドブッシュを介して挿通された可動ピ
ンに連結支持されているが、ストリッパプレート自体の
パンチ及びダイに対する位置精度は、パンチとダイとの
位置精度よりも許容度は高いので、製品の加工精度に与
える影響はそれほどない。むしろ、ストリッパプレート
とガイドピンとの摺動抵抗によるストリッパプレートの
傾きが生じることがなくなるので、ワークを正確にダイ
に当接させて、製品の加工精度を高めることができる。
【0028】また、ストリッパプレートをサブガイドピ
ンに挿通させなくてもよいので、サブガイドピンを挿通
するプレートの数が少なくなり、金型の組立て調整も容
易となる。
【0029】更に、ストリッパプレートにサブガイドピ
ンが挿通されないので、摺動部の摩耗による加工精度の
低下が減少し、部品の寿命が長くなり、メンテナンスも
容易となる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1〜9には、本発明によるプレ
ス金型の一実施例が示されている。図1は同プレス金型
の要部断面図、図2は同プレス金型の上型を示す図3の
C−C’線に沿った断面図、図3は同上型の平面図、図
4は同プレス金型の下型を示す図5のD−D’線に沿っ
た断面図、図5は同下型の平面図、図6は同プレス金型
において上型を下降させてストリッパプレートとリフタ
プレートとの間でワークを挟んだ状態を示す断面図、図
7は同プレス金型においてストリッパプレートでリフタ
プレートを押し下げワークをダイの上面に当接させた状
態を示す断面図、図8はパンチを更に下降させダイとの
間でワークを曲げ加工した状態を示す断面図、図9は上
型を上昇させ、リフタプレートでワークをダイから離し
た状態を示す断面図である。なお、以下の説明におい
て、図10〜13に示した従来のプレス金型と実質的に
同一部分には同符号を付してその説明を省略することに
する。
【0031】このプレス金型は、図10〜13に示した
従来のプレス金型に比較して、上型のストリッパプレー
トの支持構造が異なっており、他の部分は、基本的に上
記従来のプレス金型と変わるところはない。
【0032】すなわち、上型61には、上ホルダ23の
下面に上バッキングプレート24を介してパンチプレー
ト62が取付けられており、このパンチプレート62の
中央部には、正面から見て断面コ字状に穿設された凹部
62aが形成されている。そして、この凹部62aに、
パンチ30を挿通させる透孔63aを有するストリッパ
プレート63が設置されている。なお、パンチ30は、
パンチプレート62の透孔62bと、ストリッパプレー
ト63の透孔63aを貫通して配置され、上ホルダ23
及び上バッキングプレート24に挿通されたボルト64
によって上型61に固着されている。
【0033】パンチプレート62には、ボルト65によ
って上バッキングプレート24に固着されたサブガイド
ピン34が挿通されている。しかし、本発明において
は、上記サブガイドピン34は、ストリッパプレート6
3が配置された凹部62aとは別の個所に形成されてお
り、その結果、ストリッパプレート63は、サブガイド
ピン34を挿通されていない。
【0034】ストリッパプレート63は、上ホルダ2
3、上バッキングプレート24及びパンチプレート62
を貫通して挿入され、軸方向に所定距離だけ移動可能に
配置された可動ピン66に連結されている。この場合、
可動ピン66とパンチプレート62内周との間には、ガ
イドブッシュ67が介装されており、可動ピン66の軸
方向移動時の摺動抵抗を低減している。なお、この実施
例の場合、ガイドブッシュ67は、リニアブッシュベア
リングからなり、注油等を行わなくても上記摺動抵抗が
長期に亙って低減されるようになっている。可動ピン6
6の基端部には、スクリュープラグ68によって上ホル
ダ23内に保持されたスプリング69が配置され、可動
ピン66を下方に向けてバネ付勢している。なお、スプ
リング69の代わりに、ウレタンゴム等の他の弾性手段
を採用することもできる。
【0035】上型61の他の部分の構成及び下型81の
全体構成は、図10〜13に示した前記従来の装置と実
質的に同じであるのでその説明を省略する。ただし、下
型81において、リフタプレート50及び材料ガイド5
1を支持する支持ボルト53は、ダイプレート44のガ
イド孔内周に配置されたリニアブッシュベアリングから
なるガイドブッシュ77を貫通して挿入されている。
【0036】次に、図1並びに図6〜9を参照して、こ
のプレス金型を用いてワークを加工する工程を説明す
る。なお、この実施例において、ワークとしては、図1
4に示した半導体のリードフレーム11が適用されてい
る。
【0037】まず、図6に示すように、図示しないワー
ク供給装置によって、リードフレーム11を下型81の
リフタプレート50と材料ガイド51との間の溝52に
挿通させ、その加工部をダイ48上に位置させる。この
とき、リードフレーム11は、リフタプレート50によ
ってダイ48の上面から浮いた状態で支持される。
【0038】次に、図7に示すように、上型61を下降
させ、ストリッパプレート63によってリードフレーム
11を押し、リフタプレート50をスプリング54に抗
して押し下げ、リードフレーム11をダイ48の上面に
当接させる。このとき、図2に示す位置決めピン36
が、リードフレーム11の位置決め孔14に挿入され、
リードフレーム11がダイ48に対して正確に位置決め
される。
【0039】次に、図8に示すように、上型61をスト
ロークエンドピン33、46が衝突する位置まで更に下
降させると、ストリッパプレート63がスプリング69
に抗してパンチプレート62の凹部62a内に押し込ま
れ、その代わりにパンチ30の下面がストリッパプレー
ト63から突き出て、ダイ48の上面との間にリードフ
レーム11を挟み込み、リードフレーム11の吊り部1
2を図15に示すように曲げ加工する。
【0040】こうして、上型61が下死点を通過する
と、図9に示すように、今度は上昇を始め、パンチ30
及びストリッパプレート63がリードフレーム11から
離れて上昇する。このとき、スプリング54の付勢力に
よってリフタプレート50が持ち上げられ、リードフレ
ーム11がダイ48の上面から離される。その後、図示
しないワーク供給装置によってリードフレーム11が送
られ、次の加工部がダイ48上面に位置される。
【0041】上記のような工程を繰り返すことにより、
リードフレーム11の吊り部12を順次曲げ加工するこ
とができる。
【0042】上記において、ストリッパプレート63の
上下移動は、可動ピン66の軸方向移動によってなされ
るが、可動ピン66とパンチプレート62内周との間に
リニアベアリングブッシュからなるガイドブッシュ67
が介装されているため、可動ピン66の摺動がスムーズ
になされ、ストリッパプレート63が傾いてリードフレ
ーム11に当接することが防止される。また、摺動抵抗
による可動ピン66の摩耗も防止され、部品寿命を長く
保つことができる。
【0043】更に、上型62に設けられたサブガイドピ
ン34は、パンチプレート62を貫通して、ストリッパ
プレート63に挿通されることなく、下型81のダイプ
レート44に設けられたサブガイドブッシュ47に挿入
されているので、サブガイドピン34をサブガイドブッ
シュ47に正確に位置決めするための組立て調整が容易
となり、サブガイドピン34の摺動部はサブガイドブッ
シュ47だけとなるので、部品の摩耗によるガタ付き発
生も少なくなり、部品交換の回数が少なくなってメンテ
ナンスも容易となる。
【0044】なお、上記実施例において、パンチプレー
ト62、ストリッパプレート63を下型に取付け、ダイ
プレート44、ダイ48を上型に取付けることもでき
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ワークの加工精度を維持しながら、金型部品の加工精度
の許容度を高めると共に、部品の寿命を長くすることが
でき、更に、金型の組立て調整、メンテナンスを容易に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるプレス金型の要部断面
図である。
【図2】同プレス金型の上型を示す図3のC−C’線に
沿った断面図である。
【図3】同上型の平面図である。
【図4】同プレス金型の下型を示す図5のD−D’線に
沿った断面図である。
【図5】同下型の平面図である。
【図6】同プレス金型において、上型を下降させてスト
リッパプレートとリフタプレートとの間でワークを挟ん
だ状態を示す断面図である。
【図7】同プレス金型において、ストリッパプレートで
リフタプレートを押し下げワークをダイの上面に当接さ
せた状態を示す断面図である。
【図8】同プレス金型において、パンチを更に下降させ
ダイとの間でワークを曲げ加工した状態を示す断面図で
ある。
【図9】同プレス金型において、上型を上昇させ、リフ
タプレートでワークをダイから離した状態を示す断面図
である。
【図10】従来のプレス金型の一例における上型の構造
を示す、図11のA−A’線に沿った断面図である。
【図11】同上型の平面図である。
【図12】同従来のプレス金型の下型の構造を示す、図
13のB−B’線に沿った断面図である。
【図13】同下型の平面図である。
【図14】ワークの一例であるリードフレームの概略平
面図である。
【図15】同リードフレームの加工状態を示す側断面図
である。
【符号の説明】
11 リードフレーム 22 シャンク 23 上ホルダ 24 上バッキングプレート 30 パンチ 32 ガイドブッシュ 33 ストロークエンドピン 34 サブガイドピン 42 下ホルダ 43 下バッキングプレート 44 ダイプレート 45 ガイドポスト 46 ストロークエンドピン 47 サブガイドブッシュ 48 ダイ 50 リフタプレート 51 材料ガイド 52 ガイド溝 61 上型 62 パンチプレート 63 ストリッパプレート 66 可動ピン 67 ガイドブッシュ 69 スプリング 81 下型

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型及び下型の一方の型にパンチプレー
    ト及びパンチが取付けられ、他方の型にダイプレート及
    びダイが取付けられ、前記パンチプレート及び前記ダイ
    プレートのいずれか一方に取付けられたサブガイドピン
    と、前記パンチプレート及び前記ダイプレートのいずれ
    か他方に取付けられた前記サブガイドピンが挿入される
    サブガイドブッシュとを有すると共に、前記上型又は前
    記下型にストリッパプレートが設けられてなるプレス金
    型において、 前記ストリッパプレートは、前記パンチプレート又は前
    記ダイプレートにガイドブッシュを介して挿通された可
    動ピンに連結され、この可動ピンは、その基部に配置さ
    れた弾性体によって突出方向に付勢されていて、前記ス
    トリッパプレートが、前記サブガイドピンを挿通される
    ことなく前記可動ピンによって支持されていることを特
    徴とするプレス金型。
  2. 【請求項2】 前記ガイドブッシュが、リニアブッシュ
    ベアリングからなる請求項1記載のプレス金型。
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