JP2736280B2 - メッキ用通電ロールの製造方法 - Google Patents

メッキ用通電ロールの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は連続メッキライン装置のメッキ槽内に浸潰さ
れた状態で用いられ、鋼板等の被メッキ体に通電するロ
ール、通称コンダクターロールとも称されるロールの製
造方法に関するものである。
<従来の技術> この種通電ロールは、酸等腐食性液体中で用いられ、
しかも通電状態で用いられる為に電気的腐食も加わり、
耐摩耗性は勿論だが耐食性も要求される。
従って従来から鋼ロールの表面にクロムメッキを施し
たロールや、炭素鋼やステンレス鋼の外周にインコネル
やハステロイを焼嵌めしたロールが用いられていた。
<発明が解決しようとする課題> 上記従来技術の中で銅ロールの表面にクロムメッキを
施したロールは、クロムメッキに不可避のピンホールを
無くする為の封孔処理が必要である他、封孔処理をして
もピンホールが一部残存することと母材の銅が柔らかい
為にクロムメッキが剥離し易くロール表面性状が悪くな
り、そこから銅母材の腐食が生起し、更にクロムメッキ
の剥離が拡大し使用不能となるという欠点があった。そ
してこの様に使用不能となったロールは、一度クロムメ
ッキを除去し銅ロールの表面を仕上げ加工し、再びクロ
ムメッキ次いでメッキ面の仕上げ加工を施さなければな
らないという煩雑さがあった。
一方インコネルやハステロイ等の合金を用いたロール
では耐摩耗性が不足し、かつ又電気抵抗が大となる為に
ロールの端部と中央部に於いて流れる電流に差が生じる
こともありメッキ性能に低下を来たすこともあるし、元
来インコネルやハステロイは非常にコスト高であるとい
う欠点もある。本発明ではこれら従来のメッキ用通電ロ
ールが有する諸欠点を解消し、安価で耐摩耗性、耐食性
に優れたロールを造ることが出来る方法を提供すること
を目的とするものである。
<課題を解決する為の手段> 上記本発明の目的は次の如き手段を採用することによ
り達成できる。即ち、炭素鋼若しくはステンレス鋼を素
材とする内筒の外周に、銅若しくは銅合金を素材とする
筒状体を嵌着又は帯状体を巻着して中間層を形成し、次
いでそれを軟鋼製ケース内へ装入し、中間層の外周にニ
ッケル基若しくはコバルト基自溶性合金粉末を充填し、
軟鋼製ケースの外周をシールして熱間等方圧(以下HIP
という)処理を施すことを特徴とするメッキ用通電ロー
ルの製造方法である。
なお上記中間層を形成するのに、銅若しくは銅合金の
粉粒体を用いる場合があり、この場合には軟鋼製ケース
内にはまず内筒のみを入れ、その外周に銅若しくは銅合
金の粉粒体次いで自溶性合金粉末の順で充填するので、
その両者が混ざらない様に薄肉円筒状の仕切体を配置す
る。
なお上記中間層の素材は通電性を考慮すると純銅が好
ましいが強度を向上せしめる意味でさほど電気伝導度を
低下させない範囲で他の元素を含んだ銅合金を用いるこ
ともある。
又HIP処理に際してはシールした軟鋼製ケース内は真
空状態となしておく。
<作用> 以上の手段より成る本発明では、シールされた軟鋼ケ
ース毎HIP処理することにより、内筒と中間層は強固に
拡散接合をなし(中間層が帯状体や粉粒体から成る場合
には該帯状体や粉粒体は拡散接合し一個の筒体とな
る)、ニッケル基若しくはコバルト基自溶性合金粉末は
それ自体が焼結されると共に中間層に強固に拡散接合を
なし外層を形成するものである。
<実施例> 以下本発明の実施例を詳述する。
実施例1 第1図に示す様に、S35C製の内筒1の外周に、銅製の
筒状体から成る中間層2を嵌着し、それを軟鋼製ケース
(図示せず)に入れ、中間層2の外周に均一厚みとなる
様にニッケル基自溶性合金粉末を充填し、温度1,000
℃,圧力1,000気圧で1時間HIP処理を施した。HIP処理
後軟鋼製ケースを除去し、縦方向に切断したところニッ
ケル基自溶性合金粉末は焼結して図示する様な外層3と
なり、内筒1と中間層2、中間層2と外層3は共に強固
に拡散接合されていることが確かめられた。
実施例2 SUS304製内筒の外周に、銅製帯状体を多重に巻着して
中間層となし、それを軟鋼製ケースに入れ、中間層の外
周に均一厚みとなる様にコバルト基自溶性合金粉末を充
填し、実施例1と同様にHIP処理を施した結果、互いに
強固に拡散接合した内筒、中間層、外層が得られた。
<発明の効果> 以上述べて来た如く、本発明方法によれば、既に広
く、用いられその操作に何の困難性もないHIP処理を採
用し、簡単にメッキ用通電ロールを製造することが出来
る。
そして本発明方法で得られたメッキ用通電ロールは、
その強度は炭素鋼若しくはステンレス鋼から成る内筒で
もたせ、通電性はその厚みを自在に変化せしめ得る銅若
しくは銅合金製の中間層でもたせ、耐食,耐摩耗性はニ
ッケル基若しくはコバルト基自溶性合金でもたせている
ので強度は大で導電性に富みロールの端部と中央部に於
いても電流は均一に流れ、しかも自溶性合金はHIP処理
されているのでピンホールもなく耐食,耐摩耗性に富ん
でおり、万一その面性状が悪くなっても何度でも研削仕
上げをして用いられるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例1により得られたロールの断面説
明図。 図中、1:内筒 2:中間層 3:外層

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素鋼若しくはステンレス鋼を素材とする
    内筒の外周に、銅若しくは銅合金を素材とする筒状体を
    嵌着又は帯状体を巻着して中間層を形成し、次いでそれ
    を軟鋼製ケース内へ装入し、中間層の外周にニッケル基
    若しくはコバルト基自溶性合金粉末を充填し、軟鋼製ケ
    ースの外周をシールして熱間等方圧加圧処理を施し、内
    筒と中間層を拡散接合させると共に、上記自溶性合金粉
    末を焼結せしめ外層となすと同時に、該外層を上記中間
    層に拡散接合させることを特徴とするメッキ用通電ロー
    ルの製造方法。
  2. 【請求項2】炭素鋼若しくはステンレス鋼を素材とする
    内筒を軟鋼製ケース内へ装入し、該内筒の外周に銅若し
    くは銅合金を素材とする粉粒体を配置し、次いで該粉粒
    体の外周にニッケル基若しくはコバルト基自溶性合金粉
    末を充填し、軟鋼製ケースの外周をシールして熱間等方
    圧加圧処理を施し、上記銅若しくは銅合金を素材とする
    粉粒体を焼結せしめ中間層となすと同時に、該中間層を
    上記内筒に拡散接合させると共に、上記自溶性合金粉末
    を焼結せしめ外層となすと同時に、該外層を上記中間層
    に拡散接合させることを特徴とするメッキ用通電ロール
    の製造方法。
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