JP2735829B2 - 複列式自動製袋機の制御装置 - Google Patents

複列式自動製袋機の制御装置

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JP2735829B2
JP2735829B2 JP8305008A JP30500896A JP2735829B2 JP 2735829 B2 JP2735829 B2 JP 2735829B2 JP 8305008 A JP8305008 A JP 8305008A JP 30500896 A JP30500896 A JP 30500896A JP 2735829 B2 JP2735829 B2 JP 2735829B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製袋材料を複数列で平
行状に移送する過程でシ−ルし、カットすることによ
り、寸法の異なる袋をも自動的に製造することができる
ボトムシ−ル型の複列式自動製袋機の制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ボトムシ−ル型の自動製袋機とし
ては、例えば実開平2−25622号公報に記載のもの
がある。この公報に記載の自動製袋機は、間欠的に移送
された製袋材料をシ−ルするシ−ラ−と、シ−ル終了後
の製袋材料を切断するカッタ−とを有し、シ−ラ−とカ
ッタ−とを同一のシ−ルカット用サ−ボモ−タで駆動す
るとともに、そのシ−ルカット用サ−ボモ−タとは別に
設けられた一個の移送サ−ボモ−タにより製袋材料の移
送をするように構成されており、一列の製袋材料から同
一寸法の袋を製造するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動製袋機
は、一列の製袋材料から同一寸法の袋を製造するもので
あるため、寸法の異なる袋を製造することは、事実上極
めて困難である。しかしながら、最近は様々な寸法の袋
の製造要求が増えてきており、それに対処できるような
自動製袋機の実現が期待されてきた。そこで本発明で
は、製袋材料を複数列で平行状に移送する過程で、各列
の製袋材料をシ−ルし、カットすることによって製袋す
るボトムシ−ル型の複列式自動製袋機において、様々な
寸法の袋を自動的に製造するための制御装置を設けるこ
とによって、様々な寸法の袋の製造要求を満たすように
することを解決すべき技術的課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための技
術的手段は、製袋材料を複数列で平行状に移送する過程
で、各列の製袋材料をシ−ルする一組のシ−ル装置と、
シ−ル終了後の各列の製袋材料を切断する一組のカッタ
−装置とを有し、前記一組のシ−ル装置と一組のカッタ
−装置とを同一のシ−ルカット用サ−ボモ−タで駆動す
るとともに、そのシ−ルカット用サ−ボモ−タとは別に
設けられた複数の移送サ−ボモ−タそれぞれにより、各
列の前記製袋材料を平行状に間欠移送するように構成し
たボトムシ−ル型の複列式自動製袋機の制御装置を、
記各列の製袋長さを設定する製袋寸法設定手段と、その
製袋寸法設定手段で設定された各列の製袋長さに応じて
各列の製袋材料が前記シ−ル装置によりシ−ルされる位
置及び前記カット装置によりカットされる位置でほぼ同
時に停止するように前記複数の移送サ−ボモ−タそれぞ
れの送り速度を演算する送り速度演算手段と、その送り
速度演算手段で演算された前記それぞれの移送サ−ボモ
−タの送り速度に基づいて当該移送サ−ボモ−タを回転
駆動させる駆動制御手段とを備えた構成にすることであ
る。
【0005】
【作用】上記構成の複列式自動製袋機の制御装置による
と、製袋寸法設定手段において各列の製袋長さが設定さ
れると、送り速度演算手段は、設定された製袋長さに対
応して各列の製袋材料がシ−ル位置及びカット位置でほ
ぼ同時に停止するように複数の移送サ−ボモ−タそれぞ
れの送り速度を演算し、駆動制御手段は演算されたそれ
ぞれの移送サ−ボモ−タの送り速度に基づいてそれぞれ
の移送サ−ボモ−タを間欠駆動する。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図1は、筒状で長尺の合成樹脂フィルムを扁
平に折りたたんだ二重シート状の製袋材料Mを2列平行
状に間欠移送し、所定間隔毎にシールおよび切断してボ
トムシール型の袋体を製造する複列式の自動製袋機1の
正面図である。図1に示すようにフレーム32の上端に
は2列の製袋材料Mが平行状に通過する通路33がフレ
ーム32の後端から前端にわたって形成され、各列の製
袋材料Mは左右1対の図示していない送り込み機構によ
って張力調整されて通路33へ送り込まれる。通路33
へ送り込まれた各製袋材料Mはフレーム32の上端中央
部に循回動可能に設置されたコンベア9の上面に摺接し
て進行し、さらにコンベア9の前上方に上下方向への移
動調整可能に横架された長さ調整ローラ35に逆V形状
に掛装されて通路33の前端へ進行し、図示しない搬出
機構によって前方へ送り出される。フレーム32の近傍
には自動製袋機1全体の諸動作をコントロールするマイ
クロコンピュータを内蔵したコントローラ200が設置
され、このコントローラ200には3つのサーボモータ
ドライバ201,202,203が接続されている。フ
レーム32の後部上方には、製造される袋体の袋長に対
応して製袋材料Mにそれぞれ一定間隔毎に標示されたマ
ークや模様等を検出する第1および第2マーク検知セン
サ209,210が通路33に近接して設置され、マー
ク等が両マーク検知センサ209,210の直下を通過
する毎に検出信号がコントローラ200に入力される。
フレーム32内の前部にはコントローラ200の指令信
号によって変速制御可能な、送り1サーボモータ91お
よび送り2サーボモータ92が前後に離隔して並設さ
れ、両モータ91,92にはそれぞれエンコーダ20
4,205が付設されている。上記モータ91はコント
ローラ200に予め入力した製袋材料Mの1回の送り長
と、第1マーク検知センサ209の検出信号と、エンコ
ーダ204の出力信号とに基づいてコントローラ200
が出力する変速指令信号に従って変速制御され、間欠的
に回転駆動される。また上記モータ92はコントローラ
200に予め入力した製袋材料Mの1回の送り長と、第
2マーク検知センサ210の検出信号と、エンコーダ2
05の出力信号とに基づいてコントローラ200が出力
する変速指令信号に従って変速制御され、間欠的に回転
駆動される。両モータ91,92の上方には第1フィー
ドロール駆動軸13および第2フィードロール駆動軸1
4が通路33の幅方向に沿って並行状で回転可能に横架
されている。フレーム32の前部上端には第2フィード
ロール駆動軸14の上方に回転可能に横架されて通路幅
の約1/2 の長さを有する上下1対の第1フィードロール
6,6と、この両第1フィードロール6,6の前方に回
転可能に横架された上下1対の繰出しロール25,25
と、第1フィードロール6,6および繰出しロール2
5,25に掛装された多数対のスプリングベルト26,
26とを有する第1送り機構36が第1の製袋材料Mを
間欠送りするために設置されるとともに、第1送り機構
36の側方にも同様の構成の第2送り機構が設けられ、
第2の製袋材料Mを間欠送りする。前記モータ91の出
力回転がプーリおよびベルトを介して第1フィードロー
ル駆動軸13に伝達され、第1フィードロール駆動軸1
3の回転がプーリおよびベルトを介して下側の第1フィ
ードロール6に伝達されて第1送り機構36が駆動され
る。また、同様にモータ92の出力回転により、第2送
り機構が駆動される。フレーム32内の後下部にはコン
トローラ200の指令信号によって変速制御可能なサー
ボモータ93が設置され、このモータ93にはエンコー
ダ206が付設されている。モータ93の出力軸にカッ
プリング18を介して直結された連結軸41の側方に
は、クラッチ214とブレ−キ17とを設けたシール用
減速機5と、ブレーキ16およびクラッチ215が両側
に付設された刃物用(カッタ−装置)減速機4とが設置
され、連結軸41の回転がプーリおよびベルトを介して
両減速機4,5に伝達されるようになっている。シール
用減速機5の上方にはこのシール用減速機5の出力回転
がスプロケットホイール27およびチェーンを介して伝
達されるシール用駆動軸15が回転可能に横架され、こ
のシール用駆動軸15の一端には突起を有するセンサ作
動片が後述の上端位置検出用のセンサ211に対向して
取付けられている。次に、シール装置について説明する
と、フレーム32の上端中央部付近に回転可能に横架さ
れてシール用駆動軸15の回転がスプロケットホイール
およびチェーンを介して伝達される前後1対のカム軸4
2,42の左右端部にはそれぞれシール用カム10が嵌
着され、各シール用カム10はそれぞれ均等な偏心位置
に配設されたコロ10aが取付けられている。フレーム
32の上端中央部付近の両側面には左右1対の横長状の
昇降板43がそれぞれ上下動可能に添設され、この両昇
降板43の前後端部にはシール用カム10のコロ10a
が嵌挿された横長状のガイド孔がそれぞれ貫設されると
ともに、両昇降板43の上部外側面には角棒状のガイド
レール43bが水平状に取着され、シール用駆動軸15
の回転によって両昇降板43が同期的に反復上下動さ
れ、シ−ル機構23を反復上下動させる。製袋材料Mの
上下フィルムを所定間隔毎に幅方向に沿って線状に溶着
するためにフレーム32の中央部付近の上方に通路33
の幅方向に沿って横架されたシール機構23において、
その上部に設置されたシールバーホルダ55の左右端部
にはそれぞれ軸部が突出形成されており、この両軸部は
回転不能に押止され、前記両昇降板43の反復上下動に
伴ってシールバーホルダ55は両軸受けに共同昇降動可
能に連結され、両持状に支持されている。シールバーホ
ルダ55の下方にはこのシールバーホルダ55の下面に
ブラケット56を介して取着された加熱シール用のシー
ルバー8が通路33の幅方向に沿って水平状に設置さ
れ、このシールバー8の下端にはシール部8aが尖鋭状
に形成されている。シール機構23の下方にはシールバ
ー8が下死点付近のシール位置へ下降したときにシール
バー8との間で製袋材料Mを狭持して下方への製袋材料
Mの逃避動作を阻止するためにコンベア9の上直進部の
下側でフレームの上端に横架された受台24が設置さ
れ、シール用カム10が上死点から1回転したときには
シールバーホルダ55およびシールバー8が両軸受け5
2とともに上死点が1回下降および上昇して製袋材料M
の一部がシールバー8と受台24との間でシールされ
る。シールバー8はシール用カム10が1回転する毎に
上死点から下死点付近のシール位置へ下降して再び上死
点へ上昇する昇降動作を行なう。次に、カッター装置に
ついて説明すると、前記刃物用減速機4の出力軸に直結
状に連結されてクラッチ215の励磁時に回転駆動され
る刃物駆動軸29には刃物用カム11が嵌着される。刃
物用カム11は刃物用駆動軸29の前方に搖動可能に軸
支された左右1対のほぼL形状の搖動レバー12の下片
12aに連結ロッド63を介して連動可能に連繋されて
いる。フレーム32上の前端で前記両送り機構36の若
干前方には固定刃物62が設置されるとともにフレーム
32の前端には固定刃物62と協仂して製袋材料Mを所
定間隔毎に切断するために固定刃物62に対設された可
動刃物7が上下動可能に設置され、この可動刃物7の左
右端部には両搖動レバ−12の前片12bに連結された
連結ロッド64の上端が連結され、刃物用カム11の1
回転毎に可動刃物7がシールバー8の昇降時の態様に同
期して昇降し、製袋材料Mが切断される。次に、自動製
袋機1の制御装置に関して説明する。図2は自動製袋機
1のコントロ−ラ200に接続された操作パネル100
の盤面器具配置図である。操作パネル100において、
4桁の表示器101、及び各桁毎に設けられた4個のス
イッチ102,103,104,105は、製袋材料M
の送り量をミリメ−トル単位で設定し、表示させるため
の第1の送り量設定部を構成している。また、4桁の表
示器106、及び各桁毎に設けられた4個のスイッチ1
07,108,109,110は製袋材料Mの送り量を
ミリメ−トル単位で設定、表示させるための第2の送り
量設定部を構成している。尚、第1の送り量設定部、及
び第2の送り量設定部それぞれで設定された送り量は、
後述の製袋パタ−ンにおける第1の送り量(送り1)、
第2の送り量(送り2)として使用される。また、2桁
の表示器111、及び各桁毎に設けられた2個のスイッ
チ112,113は、製袋に応じて、送り量を補正する
必要が生じたときに設定操作される送り量補正設定部を
構成している。 また、5桁の表示器114は、製袋材
料Mの送り量をミリメ−トル単位でリアルタイムに表示
するものである。3桁の表示器115、及び各桁毎に設
けられた3個のスイッチ116,117,118は、シ
−ル装置によるシ−リング時間を設定し、表示させるた
めのシ−リング時間設定部を構成している。3桁の表示
器119、及び各桁毎に設けられた3個のスイッチ12
0,121,122は、シ−リング完了から製袋材料M
の送り開始までの時間を設定するための送り遅延時間設
定部を構成している。これは、製袋材料Mが厚くてシ−
リング時間を長く設定したとき、あるいは製袋材料Mが
溶融し易い場合など、シ−リング完了直後に送りを開始
すると、送りによる引張力により製袋材料Mが破損する
恐れがあるためである。3桁の表示器123、及び各桁
毎に設けられた3個のスイッチ124,125,126
は、第1の送り量設定部、及び第2の送り量設定部それ
ぞれで設定された送り量(送り長さ)に基づいて自動的
に算出された送り速度を100%とし、実際の送り速度
を希望の速度に減速するときの%速度を設定し、表示さ
せるための送り速度倍率設定部を構成している。また、
3桁の表示器127は、1分間当たりの製作枚数を表示
させるための表示部を構成している。スイッチ128と
2個のLED表示器129,130は、自動製袋機1を
自動制御、あるいは手動制御するときの自動、手動モ−
ドの切換、及びそれぞれのモ−ド表示を行うためのモ−
ド設定部を構成している。スイッチ131と4個のLE
D表示器132,133,134,135は、製袋材料
Mが無地かマ−クまたは模様入りかを選択設定し、表示
させるための製品選択部を構成している。この製品選択
部において、LED表示器132が点灯された場合には
無地の製袋材料Mから製袋する。また、LED表示器1
33が点灯された場合には、製袋材料Mがマ−クを有
し、且つ自動製袋機1の第1列の送りロ−ラにより移送
されるか、あるいは製袋材料Mが幅広のため、2列分の
送りロ−ラにより移送することが必要な製袋材料Mから
製袋される。また、LED表示器134が点灯された場
合には、製袋材料Mがマ−クを有し、且つ第2列の送り
ロ−ラにより移送される製袋材料Mから製袋される。更
に、LED表示器135が点灯された場合には、製袋材
料Mがマ−クを有し、且つ第1列の送りロ−ラと第2列
の送りロ−ラそれぞれにより移送される2列の製袋材料
Mそれぞれから製袋される。スイッチ136と4個のL
ED表示器137,138,139,140は、製袋パ
タ−ンを選択し、選択したパタ−ンを表示する製袋パタ
−ン選択部を構成している。上記製袋パタ−ン選択部に
おいてLED表示器137が点灯され、第1のパタ−ン
が選択されたた場合は、「送り→シ−リングとカッティ
ング→送り...」の連続工程で製袋される。この第1
のパタ−ンによる製袋工程は、第1の送り量設定部で設
定された送り量と送り量補正設定部で設定された補正送
り量との合計の送り量で製袋材料Mを送り、その製袋材
料Mが停止した状態でシ−リングとカッティングを同時
に行うもので、比較的短尺の袋を連続的に製造するとき
に選択される。次に、製袋パタ−ン選択部においてLE
D表示器138が点灯され、第2のパタ−ンが選択され
た場合は「送り1→シ−リング→送り2→カッティング
→送り1→...」の工程で製袋される。この第2のパ
タ−ンは、前記第1のパタ−ンでは製袋出来ないような
長尺の袋を製造するときに選択されるもので、送り1は
前記第1の送り量設定部で設定された送り量と送り量補
正設定部で設定された補正送り量との合計の送り量で製
袋材料Mを送る工程であり、送り2は前記第2の送り量
設定部で設定された送り量と送り量補正設定部で設定さ
れた補正送り量との合計の送り量で製袋材料Mを送る工
程である。従って、前記第1のパタ−ンで製袋できる長
さが例えば3メ−トルを限度とするとき、5メ−トルの
長さの袋を製造する場合には、この第2のパタ−ンを選
択する。この場合第1の送り量設定部で5000mmを
設定し、第2の送り量設定部で2000mmを設定する
ことにより製袋材料Mは、送り1で(5000−200
0)=3000mm移送され、停止した状態でシ−リン
グされたあと、送り2で2000mm移送され、停止し
た状態でカッティングされるという工程で製袋される。
尚、この場合、説明の便宜上、送り量補正設定部におけ
る設定量をゼロとした。次に、製袋パタ−ン選択部にお
いてLED表示器139が点灯され、第3のパタ−ンが
選択された場合は「送り1→シ−リング→送り2→シ−
リングとカッティング→送り1→...」の工程で製袋
される。この工程は一つの袋で2か所のシ−ル(ダブル
シ−ル)を必要とする場合などに選択されるものであ
り、基本的には第2のパタ−ンと同じであるが、送り2
のあとはシ−リングとカッティングが同時に行われる。
製袋パタ−ン選択部においてLED表示器140が点灯
され、第4のパタ−ンが選択された場合は、前記送り1
サ−ボモ−タ91と送り2サ−ボモ−タ92を別々に駆
動し、2列の製袋材料Mからそれぞれ長さの異なる袋を
製造するときの製袋工程である。この工程において、送
り1サ−ボモ−タ91による送り量は、第1の送り量設
定部で設定された送り量と送り量補正設定部で設定され
た補正送り量との合計の送り量であり、送り2サ−ボモ
−タ92による送り量は、第2の送り量設定部で設定さ
れた送り量と送り量補正設定部で設定された補正送り量
との合計の送り量である。そして、シ−リングとカッテ
ィングは2列の製袋材料Mが同時に停止した状態で同一
の位置で行うように制御される。スイッチ141と3個
のLED表示器142,143,144は、手動時のモ
−タ選択部を構成しており、送り1サ−ボモ−タ91、
送り2サ−ボモ−タ92それぞれ、あるいは両方を選択
する場合に設定操作される。温度調節ユニット部151
には、シ−ル装置におけるシ−ルバ−8の上部、及び下
部それぞれの温度調整をする調整ユニット152,15
3と、ヒ−タ電源投入スイッチ154,155が設けら
れている。尚、操作パネル100には、異常警報のため
にブザ−156が設けられている。尚、操作パネル10
0のその他の器具については、特に本発明と直接的に関
係がないもの、及び図面により容易に機能が明白である
ものについては説明を省略する。図3は、本発明に関す
る自動製袋機1の制御装置の制御ブロック図である。自
動製袋機1は、マイクロコンピュ−タを備えたコントロ
−ラ200により製袋制御される。このコントロ−ラ2
00には前記操作パネル100に取り付けられた前記操
作器具、及び表示器具が電気的に接続されている。ま
た、前記送り1サ−ボモ−タ91、送り2サ−ボモ−タ
92、及びシ−ルカット用サ−ボモ−タ93それぞれに
対して駆動電力を出力するサ−ボモ−タドライバ20
1,202,203が接続され、更に送り1サ−ボモ−
タ91、送り2サ−ボモ−タ92、及びシ−ルカット用
サ−ボモ−タ93それぞれの回転速度に対応した信号を
出力させるエンコ−ダ204,205,206が、コン
トロ−ラ200に接続されている。また、本発明の制御
に関するセンサ−として、2列それぞれの製袋材料Mを
検知し、その検知信号を出力する材料検知センサ−20
7,208と、2列それぞれの製袋材料Mに印刷された
マ−クあるいは模様を検知し、その検知信号を出力する
マ−ク検知センサ−209,210と、シ−ル装置が上
端に位置したことを検知し、その検知信号を出力するシ
−ル装置上端センサ−211と、カッタ−装置が上端に
位置したことを検知し、その検知信号を出力するカッタ
−装置上端センサ−212とが用いられ、上記それぞれ
のセンサ−がコントロ−ラ200に電気的に接続されて
いる。一方、シ−ル装置クラッチ214と、カッタ−装
置クラッチ215、及びシ−ル装置ブレ−キ17とカッ
タ−装置ブレ−キ16とがコントロ−ラ200から出力
される信号により作動されるように、それぞれコントロ
−ラ200に電気的に接続されている。上記シ−ル装置
クラッチ214とブレ−キ17、及びカッタ−装置クラ
ッチ215とブレ−キ16は、コントロ−ラ200から
クラッチ信号が出力されるとシ−ルカット用サ−ボモ−
タ93とシ−ル装置、及びカッタ−装置が連結される一
方、クラッチ信号が遮断されると上記それぞれの連結が
解除されブレ−キがかかる。以上のように構成された自
動製袋機1の制御装置は、操作パネル100の4桁の表
示器101、及び各桁毎に設けられた4個のスイッチ1
02,103,104,105から成る第1の送り設定
部において第1列の製袋材料Mから製造される袋の長さ
が設定されるとともに、4桁の表示器106、及び各桁
毎に設けられた4個のスイッチ107,108,10
9,110から成る第2の送り設定部において第2列の
製袋材料Mから製造される袋の長さが設定され、必要に
応じて2桁の表示器111、及び各桁毎に設けられた2
個のスイッチ112,113から成る送り量補正設定部
で送り補正量が設定されると、コントロ−ラ200に内
蔵されたマイクロコンピュ−タは、それぞれの設定製袋
長さに応じて送り1サ−ボモ−タ91、及び送り2サ−
ボモ−タ92それぞれの送り速度を演算する。そして、
前記製袋パタ−ン選択部において第4のパタ−ンが選択
されると、マイクロコンピュ−タは、演算した送り速度
に基づいて送り1サ−ボモ−タ91、及び送り2サ−ボ
モ−タ92それぞれを駆動するための駆動信号を前記サ
−ボモ−タドライバ201とサ−ボモ−タドライバ20
2に出力する。その結果、サ−ボモ−タドライバ201
は、第1の送り設定部で設定された製袋長さで第1の製
袋材料を間欠移動させるように送り1サ−ボモ−タ91
を駆動し、サ−ボモ−タドライバ202は、第2の送り
設定部で設定された製袋長さで第2の製袋材料を間欠移
動させるように送り2サ−ボモ−タ92を駆動する。以
上のような送り制御により、第1列と第2列の製袋材料
Mから製造される袋の長さが異なっていても、シ−ル装
置でシ−リングされるときは両列の製袋材料Mが共に停
止状態にあり、更にカッタ−装置でカッテングされると
きも、両列の製袋材料Mが共に停止状態にある。このよ
うにして、自動製袋機1の制御装置により、第1列及び
第2列における製袋長さが異なっていても、それぞれ長
さの異なる袋を製造することができる。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、製袋寸法設定手段にお
いて各列の製袋長さが設定されると、送り速度演算手段
は、設定された製袋長さに対応して各列の製袋材料がシ
−ル位 置及びカット位置でほぼ同時に停止するように複
数の移送サ−ボモ−タそれぞれの送り速度を演算し、駆
動制御手段は演算されたそれぞれの移送サ−ボモ−タの
送り速度に基づいてそれぞれの移送サ−ボモ−タを間欠
駆動するため、一台の自動製袋機で様々な寸法の袋を自
動的に製造することができるようになり、顧客の広範囲
な製袋要求に答えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動製袋機の正面図
【図2】操作パネルの器具配置図
【図3】自動製袋機の制御装置のブロック図
【符号の説明】
1:自動製袋機 91:送り1サ−ボモ−タ 92:送り2サ−ボモ−タ 100:操作パネル 101:第1の送り量表示器 102〜105:第1の送り量設定スイッチ 106:第2の送り量表示器 107〜110:第2の送り量設定スイッチ 136:パターン設定用スイッチ 137〜140:パターン設定表示器 200:コントローラ 201:サ−ボモ−タドライバ 202:サ−ボモ−タドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−63729(JP,A) 特公 昭50−1194(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製袋材料を複数列で平行状に移送する過
    程で各列の製袋材料をシ−ルする一組のシ−ル装置と、
    シ−ル終了後の各列の製袋材料を切断する一組のカッタ
    −装置とを有し、前記一組のシ−ル装置と一組のカッタ
    −装置とを同一のシ−ルカット用サ−ボモ−タで駆動す
    るとともに、そのシ−ルカット用サ−ボモ−タとは別に
    設けられた複数の移送サ−ボモ−タそれぞれにより各列
    の前記製袋材料を平行状に間欠移送するように構成した
    ボトムシ−ル型の複列式自動製袋機において、前記各列の製袋長さを設定する製袋寸法設定手段と、そ
    の製袋寸法設定手段で設定された各列の製袋長さに応じ
    て各列の製袋材料が前記シ−ル装置によりシ−ルされる
    位置及び前記カット装置によりカットされる位置でほぼ
    同時に停止するように前記複数の移送サ−ボモ−タそれ
    ぞれの送り速度を演算する送り速度演算手段と、その送
    り速度演算手段で演算された前記それぞれの移送サ−ボ
    モ−タの送り速度に基づいて当該移送サ−ボモ−タを回
    転駆動させる駆動制御手段とを備えたことを特徴とする
    複列式自動製袋機の制御装置。
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