JP2735531B2 - 移動無線電話機の通話回線接続方式 - Google Patents
移動無線電話機の通話回線接続方式Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は移動無線電話機の通
話回線接続方式に関し、特に移動無線電話機識別番号
（Ｍｏｂｉｌｅ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ Ｎｕ
ｍｂｅｒ：ＭＩＮ）および電気的製造番号（Ｅｌｅｃｔ
ｒｉｃ Ｓｅｒｉａｌ Ｎｕｍｂｅｒ：ＥＳＮ）を移動
無線電話回線事業者に未登録の移動無線電話機から発呼
があったとき回線使用料を着信者払いとして着信させる
移動無線電話機の通話回線接続方式に関するものであ
る。
話回線接続方式に関し、特に移動無線電話機識別番号
（Ｍｏｂｉｌｅ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ Ｎｕ
ｍｂｅｒ：ＭＩＮ）および電気的製造番号（Ｅｌｅｃｔ
ｒｉｃ Ｓｅｒｉａｌ Ｎｕｍｂｅｒ：ＥＳＮ）を移動
無線電話回線事業者に未登録の移動無線電話機から発呼
があったとき回線使用料を着信者払いとして着信させる
移動無線電話機の通話回線接続方式に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の移動無線電話システムの一
例における発呼時のフローを示すフローチャートであ
る。
例における発呼時のフローを示すフローチャートであ
る。
【０００３】本従来例の移動無線電話システムは、いず
れも図示省略の移動無線電話機と、この移動無線電話機
との間で電波の送受信を行う基地局と、有線回線または
無線回線により交換網と接続された着信側の電話回線端
末とから構成されている。
れも図示省略の移動無線電話機と、この移動無線電話機
との間で電波の送受信を行う基地局と、有線回線または
無線回線により交換網と接続された着信側の電話回線端
末とから構成されている。
【０００４】ここで、図２において移動無線電話機のＭ
ＩＮを“ＭＭＭＭＭＭＭＭ”とし、ＥＳＮを“ＥＥＥＥ
ＥＥＥＥ”とし、着信電話回線端末の電話番号を“ＡＡ
ＡＡＡＡＡＡ”とする。
ＩＮを“ＭＭＭＭＭＭＭＭ”とし、ＥＳＮを“ＥＥＥＥ
ＥＥＥＥ”とし、着信電話回線端末の電話番号を“ＡＡ
ＡＡＡＡＡＡ”とする。
【０００５】まず、移動無線電話機が発呼して着信先電
話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”をダイヤルすると（ステッ
プＳ２１）、移動無線電話機は基地局に対して通話に必
要なデータ（現在地，ＥＳＮ，ＭＩＮ，着信先電話番号
等）を送信する。
話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”をダイヤルすると（ステッ
プＳ２１）、移動無線電話機は基地局に対して通話に必
要なデータ（現在地，ＥＳＮ，ＭＩＮ，着信先電話番号
等）を送信する。
【０００６】一方、基地局では、発呼してきた移動無線
電話機のデータについて確認を行う。すなわち、移動無
線電話機からの受信データからＥＳＮおよびＭＩＮを検
出して（Ｓ２２）この組合わせが登録済みであるかどう
かをチェックする（Ｓ２３）。
電話機のデータについて確認を行う。すなわち、移動無
線電話機からの受信データからＥＳＮおよびＭＩＮを検
出して（Ｓ２２）この組合わせが登録済みであるかどう
かをチェックする（Ｓ２３）。
【０００７】そして、Ｓ２３でＮＯ、つまりＥＳＮとＭ
ＩＮの組合わせが未登録であるときはこの発呼は拒否さ
れ（Ｓ２８）、発呼してきた移動無線電話機はＭＩＮ＝
ＭＭＭＭＭＭＭＭ，ＥＳＮ＝ＥＥＥＥＥＥＥＥであるこ
とを認識して終話する（Ｓ２９）。
ＩＮの組合わせが未登録であるときはこの発呼は拒否さ
れ（Ｓ２８）、発呼してきた移動無線電話機はＭＩＮ＝
ＭＭＭＭＭＭＭＭ，ＥＳＮ＝ＥＥＥＥＥＥＥＥであるこ
とを認識して終話する（Ｓ２９）。
【０００８】また、Ｓ２３でＹＥＳ、つまり発呼してき
た移動無線電話機のＭＩＮ＝ＭＭＭＭＭＭＭＭ，ＥＳＮ
＝ＥＥＥＥＥＥＥＥが登録済みであるときは着信先電話
番号の検索を行い（Ｓ２４）、移動無線電話機から受信
した着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”に対応する着
信電話回線端末が存在するか（すなわち、着信先電話番
号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”＝着信電話回線端末の番号“Ａ
ＡＡＡＡＡＡＡ”か）をチェックする（Ｓ２５）。
た移動無線電話機のＭＩＮ＝ＭＭＭＭＭＭＭＭ，ＥＳＮ
＝ＥＥＥＥＥＥＥＥが登録済みであるときは着信先電話
番号の検索を行い（Ｓ２４）、移動無線電話機から受信
した着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”に対応する着
信電話回線端末が存在するか（すなわち、着信先電話番
号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”＝着信電話回線端末の番号“Ａ
ＡＡＡＡＡＡＡ”か）をチェックする（Ｓ２５）。
【０００９】そして、着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸ
Ｘ”が着信電話回線端末の番号“ＡＡＡＡＡＡＡＡ”と
一致しなかったとき（Ｓ２５でＮＯ）は、発呼者にダイ
ヤルした番号が誤っていることを伝えて発呼を拒否する
（Ｓ２８）。
Ｘ”が着信電話回線端末の番号“ＡＡＡＡＡＡＡＡ”と
一致しなかったとき（Ｓ２５でＮＯ）は、発呼者にダイ
ヤルした番号が誤っていることを伝えて発呼を拒否する
（Ｓ２８）。
【００１０】また、Ｓ２５でＹＥＳ、つまり着信先電話
番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が着信電話回線端末の番号
“ＡＡＡＡＡＡＡＡ”と一致したときは、通常の発呼フ
ローにより（Ｓ２６）移動無線電話機と着信電話回線端
末との間の接続を行い、両者は通話状態に入る（Ｓ２
７）。
番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が着信電話回線端末の番号
“ＡＡＡＡＡＡＡＡ”と一致したときは、通常の発呼フ
ローにより（Ｓ２６）移動無線電話機と着信電話回線端
末との間の接続を行い、両者は通話状態に入る（Ｓ２
７）。
【００１１】この通話は移動無線電話機，基地局または
着信電話回線端末のいずれかが終話操作を行う（Ｓ２
９）まで継続される。
着信電話回線端末のいずれかが終話操作を行う（Ｓ２
９）まで継続される。
【００１２】なお、一般に、電話回線サービスにおいて
は、発呼者の発呼が許可される限り、回線使用料を発呼
者が負担して移動無線電話回線事業者はサービスを提供
している。そして、移動無線電話機の場合は、通話料金
の課金先を明確にするため、課金先を移動無線電話機の
製造番号（生産時に設定される唯一無二の番号で変更不
可能なＥＳＮ）と、電話番号（移動無線電話回線事業者
に登録する際に設定される唯一無二の番号で事業者のみ
が設定可能なＭＩＮ）との組合わせで行っている。
は、発呼者の発呼が許可される限り、回線使用料を発呼
者が負担して移動無線電話回線事業者はサービスを提供
している。そして、移動無線電話機の場合は、通話料金
の課金先を明確にするため、課金先を移動無線電話機の
製造番号（生産時に設定される唯一無二の番号で変更不
可能なＥＳＮ）と、電話番号（移動無線電話回線事業者
に登録する際に設定される唯一無二の番号で事業者のみ
が設定可能なＭＩＮ）との組合わせで行っている。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の移動無線電
話システムにおいては、発呼時には課金者を特定するた
め、必ずＭＩＮとＥＳＮとの照合を行い、その組合わせ
が登録されていなければ回線接続は許可されないことに
なっている。
話システムにおいては、発呼時には課金者を特定するた
め、必ずＭＩＮとＥＳＮとの照合を行い、その組合わせ
が登録されていなければ回線接続は許可されないことに
なっている。
【００１４】最近は、移動無線電話機は一般の販売店の
店頭に並べられており、ユーザは気軽に購入することが
可能である。
店頭に並べられており、ユーザは気軽に購入することが
可能である。
【００１５】しかしながら、店頭に並べられた移動無線
電話機は、当然のことながらＭＩＮおよびＥＳＮは未登
録であるため、これを実際の回線に接続して機能などを
確かめることはできない。
電話機は、当然のことながらＭＩＮおよびＥＳＮは未登
録であるため、これを実際の回線に接続して機能などを
確かめることはできない。
【００１６】したがって、ユーザは気軽に触れることが
できるだけ、または見るだけであり、購入するかどうか
の判断はカタログを見て判断するのと何ら変わらないと
いう問題点があった。
できるだけ、または見るだけであり、購入するかどうか
の判断はカタログを見て判断するのと何ら変わらないと
いう問題点があった。
【００１７】本発明の目的は、ＭＩＮおよびＥＳＮを移
動無線電話回線事業者に未登録の移動無線電話機からで
も、ある特定の電話回線への発呼に限り、回線接続を可
能とする移動無線電話機の通話回線接続方式を提供する
ことにある。
動無線電話回線事業者に未登録の移動無線電話機からで
も、ある特定の電話回線への発呼に限り、回線接続を可
能とする移動無線電話機の通話回線接続方式を提供する
ことにある。
【００１８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、移動無
線電話機と、この移動無線電話機との間で電波の送受信
を行う基地局と、有線回線または無線回線により交換網
と接続された着信電話回線端末とを備える移動無線電話
システムにおいて、前記基地局は移動無線電話機識別番
号および電気的製造番号の組合わせを移動無線電話回線
事業者に未登録の前記移動無線電話機から発呼があった
とき前記着信電話回線端末が回線使用料を負担すること
を条件にこの着信電話回線端末への着信を可能とする通
話回線接続手段を備えることを特徴とする移動無線電話
機の通話回線接続方式が得られる。
線電話機と、この移動無線電話機との間で電波の送受信
を行う基地局と、有線回線または無線回線により交換網
と接続された着信電話回線端末とを備える移動無線電話
システムにおいて、前記基地局は移動無線電話機識別番
号および電気的製造番号の組合わせを移動無線電話回線
事業者に未登録の前記移動無線電話機から発呼があった
とき前記着信電話回線端末が回線使用料を負担すること
を条件にこの着信電話回線端末への着信を可能とする通
話回線接続手段を備えることを特徴とする移動無線電話
機の通話回線接続方式が得られる。
【００１９】また、前記基地局は前記移動無線電話機か
らの受信データから検索した前記移動無線電話機識別番
号および前記電気的製造番号の組合わせが未登録であり
且つ前記移動無線電話機識別番号があらかじめ定めた特
定の番号と一致したときには前記移動無線電話機からの
発呼を許可する制御手段を備えることを特徴とする移動
無線電話機の通話回線接続方式が得られる。
らの受信データから検索した前記移動無線電話機識別番
号および前記電気的製造番号の組合わせが未登録であり
且つ前記移動無線電話機識別番号があらかじめ定めた特
定の番号と一致したときには前記移動無線電話機からの
発呼を許可する制御手段を備えることを特徴とする移動
無線電話機の通話回線接続方式が得られる。
【００２０】さらに、前記特定の移動無線電話機識別番
号は製造工場からの出荷時に設定され且つ移動無線電話
回線事業者が付与する番号とは全く異なる番号であるこ
とを特徴とする移動無線電話機の通話回線接続方式が得
られる。
号は製造工場からの出荷時に設定され且つ移動無線電話
回線事業者が付与する番号とは全く異なる番号であるこ
とを特徴とする移動無線電話機の通話回線接続方式が得
られる。
【００２１】さらにまた、前記移動無線電話機は携帯電
話機，簡易型携帯電話機および自動車電話機の少なくと
もいずれかであることを特徴とする移動無線電話機の通
話回線接続方式が得られる。
話機，簡易型携帯電話機および自動車電話機の少なくと
もいずれかであることを特徴とする移動無線電話機の通
話回線接続方式が得られる。
【００２２】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【００２３】図１は本発明の移動無線電話機の通話回線
接続方式の一実施形態における発呼時のフローを示すフ
ローチャートである。
接続方式の一実施形態における発呼時のフローを示すフ
ローチャートである。
【００２４】図１を参照すると、本実施形態では、移動
無線電話システムはいずれも図示省略の移動無線電話機
と、この移動無線電話機との間で電波の送受信を行う基
地局と、有線回線または無線回線により交換網と接続さ
れた着信側の電話回線端末とから構成され、基地局は発
呼した移動無線電話機のＭＩＮ＝ＭＭＭＭＭＭＭＭおよ
びＥＳＮ＝ＥＥＥＥＥＥＥＥの組合わせが登録済みであ
るかどうかを検出する機能を有している。
無線電話システムはいずれも図示省略の移動無線電話機
と、この移動無線電話機との間で電波の送受信を行う基
地局と、有線回線または無線回線により交換網と接続さ
れた着信側の電話回線端末とから構成され、基地局は発
呼した移動無線電話機のＭＩＮ＝ＭＭＭＭＭＭＭＭおよ
びＥＳＮ＝ＥＥＥＥＥＥＥＥの組合わせが登録済みであ
るかどうかを検出する機能を有している。
【００２５】そして、着信電話回線端末の電話番号を
“ＡＡＡＡＡＡＡＡ”とし、基地局はＭＩＮとＥＳＮと
の組合わせは未登録であるが、ＭＩＮが“００００００
００”と製造工場出荷時に設定された移動無線電話機
（販売店の店頭に並べられたデモンストレーション用の
移動無線電話機）からの通話を許可するものとする。
“ＡＡＡＡＡＡＡＡ”とし、基地局はＭＩＮとＥＳＮと
の組合わせは未登録であるが、ＭＩＮが“００００００
００”と製造工場出荷時に設定された移動無線電話機
（販売店の店頭に並べられたデモンストレーション用の
移動無線電話機）からの通話を許可するものとする。
【００２６】まず、ＭＩＮ＝００００００００が登録さ
れたデモンストレーション用の移動無線電話機が発呼し
て着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”をダイヤルする
と（ステップＳ１１）、移動無線電話機は基地局に対し
て通話に必要なデータ（現在地，ＥＳＮ，ＭＩＮ，着信
先電話番号等）を送信する。
れたデモンストレーション用の移動無線電話機が発呼し
て着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”をダイヤルする
と（ステップＳ１１）、移動無線電話機は基地局に対し
て通話に必要なデータ（現在地，ＥＳＮ，ＭＩＮ，着信
先電話番号等）を送信する。
【００２７】一方、基地局では、発呼してきた移動無線
電話機のデータについて確認を行う。すなわち、移動無
線電話機からの受信データからＭＩＮおよびＥＳＮを検
出して（Ｓ１２）その組合わせが登録済みであるかどう
かをチェックする（Ｓ１３）。
電話機のデータについて確認を行う。すなわち、移動無
線電話機からの受信データからＭＩＮおよびＥＳＮを検
出して（Ｓ１２）その組合わせが登録済みであるかどう
かをチェックする（Ｓ１３）。
【００２８】Ｓ１３でＮＯ、つまり発呼した移動無線電
話機のＭＩＮおよびＥＳＮの組合わせが未登録であれ
ば、基地局では次にＭＩＮ＝００００００００（オール
０）かどうかをチェックする（Ｓ１８）。この実施形態
ではＹＥＳであるので、受信データから着信先電話番号
“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”を検出し（Ｓ１９）、これが未登
録移動無線電話機専用の番号かどうか（着信先電話番号
“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が着信電話回線端末の番号“ＡＡ
ＡＡＡＡＡＡ”と一致するかどうか）をチェックする
（Ｓ１１０）。
話機のＭＩＮおよびＥＳＮの組合わせが未登録であれ
ば、基地局では次にＭＩＮ＝００００００００（オール
０）かどうかをチェックする（Ｓ１８）。この実施形態
ではＹＥＳであるので、受信データから着信先電話番号
“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”を検出し（Ｓ１９）、これが未登
録移動無線電話機専用の番号かどうか（着信先電話番号
“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が着信電話回線端末の番号“ＡＡ
ＡＡＡＡＡＡ”と一致するかどうか）をチェックする
（Ｓ１１０）。
【００２９】また、Ｓ１３でＹＥＳ、つまり発呼してき
た移動無線電話機のＭＩＮ＝ＭＭＭＭＭＭＭＭ，ＥＳＮ
＝ＥＥＥＥＥＥＥＥの組合わせが登録済みであるときは
着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”の検索を行い（Ｓ
１４）、移動無線電話機から受信した着信先電話番号
“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が未登録移動無線電話機専用の番
号かどうか（着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が着
信電話回線端末の番号“ＡＡＡＡＡＡＡＡ”と一致する
かどうか）をチェックする（Ｓ１５）。
た移動無線電話機のＭＩＮ＝ＭＭＭＭＭＭＭＭ，ＥＳＮ
＝ＥＥＥＥＥＥＥＥの組合わせが登録済みであるときは
着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”の検索を行い（Ｓ
１４）、移動無線電話機から受信した着信先電話番号
“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が未登録移動無線電話機専用の番
号かどうか（着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が着
信電話回線端末の番号“ＡＡＡＡＡＡＡＡ”と一致する
かどうか）をチェックする（Ｓ１５）。
【００３０】そして、Ｓ１５でＮＯ、つまり着信先電話
番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が未登録移動無線電話機専用
の番号でなかったとき（着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸ
ＸＸ”が着信電話回線端末の番号“ＡＡＡＡＡＡＡＡ”
と一致しなかったとき）は、不正発呼として通話を拒否
し（Ｓ１１１）終話する（Ｓ１１３）。
番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が未登録移動無線電話機専用
の番号でなかったとき（着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸ
ＸＸ”が着信電話回線端末の番号“ＡＡＡＡＡＡＡＡ”
と一致しなかったとき）は、不正発呼として通話を拒否
し（Ｓ１１１）終話する（Ｓ１１３）。
【００３１】また、Ｓ１５でＹＥＳ、つまり着信先電話
番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が着信電話回線端末の番号
“ＡＡＡＡＡＡＡＡ”と一致したときは、通常の発呼フ
ローにより（Ｓ１６）移動無線電話機と着信電話回線端
末との間の接続を行い、両者は通話状態に入る（Ｓ１
７）。
番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が着信電話回線端末の番号
“ＡＡＡＡＡＡＡＡ”と一致したときは、通常の発呼フ
ローにより（Ｓ１６）移動無線電話機と着信電話回線端
末との間の接続を行い、両者は通話状態に入る（Ｓ１
７）。
【００３２】なお、この通話は移動無線電話機，基地局
または着信電話回線端末のいずれかが終話操作を行うま
で継続される。
または着信電話回線端末のいずれかが終話操作を行うま
で継続される。
【００３３】そして、Ｓ１８でＮＯ、つまりＭＩＮがオ
ール０でないとき、またはＳ１１０でＮＯ、つまり着信
先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が未登録移動無線電話
機専用の番号でないときは、基地局ではＭＩＮ＝ＭＭＭ
ＭＭＭＭＭ，ＥＳＮ＝ＥＥＥＥＥＥＥＥの移動無線電話
機から不正発呼があったことを認識して発呼拒否（Ｓ１
１１）を行った後に終話する（Ｓ１１３）。
ール０でないとき、またはＳ１１０でＮＯ、つまり着信
先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が未登録移動無線電話
機専用の番号でないときは、基地局ではＭＩＮ＝ＭＭＭ
ＭＭＭＭＭ，ＥＳＮ＝ＥＥＥＥＥＥＥＥの移動無線電話
機から不正発呼があったことを認識して発呼拒否（Ｓ１
１１）を行った後に終話する（Ｓ１１３）。
【００３４】Ｓ１１０でＹＥＳ、つまり着信先電話番号
“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が着信電話回線端末の番号“ＡＡ
ＡＡＡＡＡＡ”と一致したときは、移動無線電話機と着
信電話回線端末との間の通話サービスが提供され（Ｓ１
１２）、この後、いずれかが終話操作を行うまで通話が
継続される（Ｓ１７）。
“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”が着信電話回線端末の番号“ＡＡ
ＡＡＡＡＡＡ”と一致したときは、移動無線電話機と着
信電話回線端末との間の通話サービスが提供され（Ｓ１
１２）、この後、いずれかが終話操作を行うまで通話が
継続される（Ｓ１７）。
【００３５】なお、上記の実施形態では、説明を簡略化
するため、ＭＩＮをオール０としているが、製造工場か
らの出荷時に設定され且つ移動無線電話回線事業者が付
与する番号とは全く異なる番号であり、あらかじめ定め
られたある特定の番号であれば、ＭＩＮはオール０に限
定されるものではない。
するため、ＭＩＮをオール０としているが、製造工場か
らの出荷時に設定され且つ移動無線電話回線事業者が付
与する番号とは全く異なる番号であり、あらかじめ定め
られたある特定の番号であれば、ＭＩＮはオール０に限
定されるものではない。
【００３６】本実施形態では、発呼者のＭＩＮおよびＥ
ＳＮが未登録のものであるため、発呼者を特定すること
ができないので、発呼した移動無線電話機に課金するこ
とができない。そこで、ユーザにデモンストレーション
サービスを行う販売店の店頭にある未登録の移動無線電
話機（ＭＩＮ＝００００００００）専用の着信先電話に
課金することになる。
ＳＮが未登録のものであるため、発呼者を特定すること
ができないので、発呼した移動無線電話機に課金するこ
とができない。そこで、ユーザにデモンストレーション
サービスを行う販売店の店頭にある未登録の移動無線電
話機（ＭＩＮ＝００００００００）専用の着信先電話に
課金することになる。
【００３７】なお、上記ＭＩＮが特定の番号の移動無線
電話機からの発呼に限り、その着信接続における回線使
用料を無料としても良く、これによって移動無線電話機
の販売の促進が図られる。
電話機からの発呼に限り、その着信接続における回線使
用料を無料としても良く、これによって移動無線電話機
の販売の促進が図られる。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、移動無線
電話機と、この移動無線電話機との間で電波の送受信を
行う基地局と、有線回線または無線回線により交換網と
接続された着信電話回線端末とを備える移動無線電話シ
ステムにおいて、基地局は移動無線電話機識別番号およ
び電気的製造番号の組合わせを移動無線電話回線事業者
に未登録の前記移動無線電話機から発呼があったとき着
信電話回線端末が回線使用料を負担することを条件にこ
の着信電話回線端末への着信を可能とする通話回線接続
手段を備えることにより、また、上記基地局は移動無線
電話機からの受信データから検索した移動無線電話機識
別番号および電気的製造番号の組合わせが未登録であり
且つ移動無線電話機識別番号があらかじめ定めた特定の
番号と一致したときにはこの移動無線電話機からの発呼
を許可する制御手段を備えることにより、さらに、上記
特定の移動無線電話機識別番号は製造工場からの出荷時
に設定され且つ移動無線電話回線事業者が付与する番号
とは全く異なる番号であることにより、ユーザは販売店
の店頭に並べられたすべての移動無線電話機について、
特定の電話回線サービスではあるが実際に回線に接続し
て機能を確認した上で購入の可否を判断することができ
るという効果を有する。
電話機と、この移動無線電話機との間で電波の送受信を
行う基地局と、有線回線または無線回線により交換網と
接続された着信電話回線端末とを備える移動無線電話シ
ステムにおいて、基地局は移動無線電話機識別番号およ
び電気的製造番号の組合わせを移動無線電話回線事業者
に未登録の前記移動無線電話機から発呼があったとき着
信電話回線端末が回線使用料を負担することを条件にこ
の着信電話回線端末への着信を可能とする通話回線接続
手段を備えることにより、また、上記基地局は移動無線
電話機からの受信データから検索した移動無線電話機識
別番号および電気的製造番号の組合わせが未登録であり
且つ移動無線電話機識別番号があらかじめ定めた特定の
番号と一致したときにはこの移動無線電話機からの発呼
を許可する制御手段を備えることにより、さらに、上記
特定の移動無線電話機識別番号は製造工場からの出荷時
に設定され且つ移動無線電話回線事業者が付与する番号
とは全く異なる番号であることにより、ユーザは販売店
の店頭に並べられたすべての移動無線電話機について、
特定の電話回線サービスではあるが実際に回線に接続し
て機能を確認した上で購入の可否を判断することができ
るという効果を有する。
【００３９】また、製造工場側は電話回線サービスを通
してユーザに限定したデモンステレーションサービスを
提供することができるので、販売促進活動に役立てるこ
とができるという効果を有する。
してユーザに限定したデモンステレーションサービスを
提供することができるので、販売促進活動に役立てるこ
とができるという効果を有する。
【図１】本発明の移動無線電話機の通話回線接続方式の
一実施形態における発呼時のフローを示すフローチャー
トである。
一実施形態における発呼時のフローを示すフローチャー
トである。
【図２】従来の移動無線電話システムの一例における発
呼時のフローを示すフローチャートである。
呼時のフローを示すフローチャートである。
Ｓ１１，Ｓ２１ 発呼 Ｓ１２，Ｓ２２ ＭＩＮ／ＥＳＮの検出 Ｓ１３，Ｓ２３ ＭＩＮ／ＥＳＮは登録済みか Ｓ１４，Ｓ２４ 着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸ
Ｘ”の検索 Ｓ１５，Ｓ２５，Ｓ１１０ 着信先電話番号“ＸＸＸ
ＸＸＸＸＸ”＝着信電話回線端末の番号“ＡＡＡＡＡＡ
ＡＡ”か Ｓ１６，Ｓ２６ 通常発呼 Ｓ１７，Ｓ２７ 通話 Ｓ１８ ＭＩＮ＝００００００００か Ｓ１９ 着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”の検出 Ｓ２８，Ｓ１１１ 発呼拒否 Ｓ２９，Ｓ１１３ 終話 Ｓ１１２ サービス提供
Ｘ”の検索 Ｓ１５，Ｓ２５，Ｓ１１０ 着信先電話番号“ＸＸＸ
ＸＸＸＸＸ”＝着信電話回線端末の番号“ＡＡＡＡＡＡ
ＡＡ”か Ｓ１６，Ｓ２６ 通常発呼 Ｓ１７，Ｓ２７ 通話 Ｓ１８ ＭＩＮ＝００００００００か Ｓ１９ 着信先電話番号“ＸＸＸＸＸＸＸＸ”の検出 Ｓ２８，Ｓ１１１ 発呼拒否 Ｓ２９，Ｓ１１３ 終話 Ｓ１１２ サービス提供
Claims (4)
- 【請求項１】 移動無線電話機と、この移動無線電話機
との間で電波の送受信を行う基地局と、有線回線または
無線回線により交換網と接続された着信電話回線端末と
を備える移動無線電話システムにおいて、前記基地局は
移動無線電話機識別番号および電気的製造番号の組合わ
せを移動無線電話回線事業者に未登録の前記移動無線電
話機から発呼があったとき前記着信電話回線端末が回線
使用料を負担することを条件にこの着信電話回線端末へ
の着信を可能とする通話回線接続手段を備えることを特
徴とする移動無線電話機の通話回線接続方式。 - 【請求項２】 前記基地局は前記移動無線電話機からの
受信データから検索した前記移動無線電話機識別番号お
よび前記電気的製造番号の組合わせが未登録であり且つ
前記移動無線電話機識別番号があらかじめ定めた特定の
番号と一致したときには前記移動無線電話機からの発呼
を許可する制御手段を備えることを特徴とする請求項１
記載の移動無線電話機の通話回線接続方式。 - 【請求項３】 前記特定の移動無線電話機識別番号は製
造工場からの出荷時に設定され且つ移動無線電話回線事
業者が付与する番号とは全く異なる番号であることを特
徴とする請求項２記載の移動無線電話機の通話回線接続
方式。 - 【請求項４】 前記移動無線電話機は携帯電話機，簡易
型携帯電話機および自動車電話機の少なくともいずれか
であることを特徴とする請求項１または２記載の移動無
線電話機の通話回線接続方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8120154A JP2735531B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 移動無線電話機の通話回線接続方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8120154A JP2735531B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 移動無線電話機の通話回線接続方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09307644A JPH09307644A (ja) | 1997-11-28 |
| JP2735531B2 true JP2735531B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=14779299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8120154A Expired - Fee Related JP2735531B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 移動無線電話機の通話回線接続方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2735531B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100675150B1 (ko) * | 2000-09-09 | 2007-01-29 | 엘지전자 주식회사 | 무선가입자망 단말기의 신규 고유번호 할당 방법 |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP8120154A patent/JP2735531B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09307644A (ja) | 1997-11-28 |
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