JP2735431B2 - トラックスケール - Google Patents
トラックスケールInfo
- Publication number
- JP2735431B2 JP2735431B2 JP4050988A JP5098892A JP2735431B2 JP 2735431 B2 JP2735431 B2 JP 2735431B2 JP 4050988 A JP4050988 A JP 4050988A JP 5098892 A JP5098892 A JP 5098892A JP 2735431 B2 JP2735431 B2 JP 2735431B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- deck
- load
- beams
- units
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はトラックスケールに関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のトラックスケールは図４の（ａ）
（ｂ）に示すように構成されている。一枚の大きなデッ
キは据付施工の際の運搬が大掛かりになるため、トラッ
ク１が進入するデッキ２がトラック進入方向〔矢印Ａ方
向〕に複数枚、ここでは４枚のデッキ部位２ａ〜２ｄに
分割されている。各デッキ部位２ａ〜２ｄは横桁５ａと
その上に取り付けられたデッキ材５ｂとで構成されてい
る。
（ｂ）に示すように構成されている。一枚の大きなデッ
キは据付施工の際の運搬が大掛かりになるため、トラッ
ク１が進入するデッキ２がトラック進入方向〔矢印Ａ方
向〕に複数枚、ここでは４枚のデッキ部位２ａ〜２ｄに
分割されている。各デッキ部位２ａ〜２ｄは横桁５ａと
その上に取り付けられたデッキ材５ｂとで構成されてい
る。
【０００３】デッキ部位２ａ〜２ｄは、トラック進入方
向に伸びる一対の主桁３ａ，３ｂの上に配置されてい
る。主桁３ａ，３ｂとピット４の底部との間にはロード
セル６が介装されている。
向に伸びる一対の主桁３ａ，３ｂの上に配置されてい
る。主桁３ａ，３ｂとピット４の底部との間にはロード
セル６が介装されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、計量対象とするトラックの車長に応じた長さＬの
主桁３ａ，３ｂを機種ごとに用意することが必要で、車
長の長いトラック用のトラックスケールの据付けにあっ
ては、長い主桁３ａ，３ｂの輸送作業が大変である。
では、計量対象とするトラックの車長に応じた長さＬの
主桁３ａ，３ｂを機種ごとに用意することが必要で、車
長の長いトラック用のトラックスケールの据付けにあっ
ては、長い主桁３ａ，３ｂの輸送作業が大変である。
【０００５】本発明は同じ部品の組み合わせによって車
長の長いトラックを計量対象とするものでも、車長の短
いトラックを計量対象とするものでも組み立てることが
でき、部品の輸送が簡単なトラックスケールを提供する
ことを目的とする。
長の長いトラックを計量対象とするものでも、車長の短
いトラックを計量対象とするものでも組み立てることが
でき、部品の輸送が簡単なトラックスケールを提供する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のトラックスケー
ルは、トラック進入方向と交差する方向に複数個のロー
ドセルを配置してこのロードセルの間に荷重受けボール
を介して横桁を掛け渡したユニットをトラック進入方向
に沿って３ユニット以上配設し、分割したデッキ部位を
隣接する前記ユニットの横桁間に掛け渡してトラックが
進入するデッキを構成し、各ロードセルの合成出力を計
重出力とするともに、隣接する前記横桁の間を連結材で
連結して組み立て中の横桁の転倒を防止したことを特徴
とする。
ルは、トラック進入方向と交差する方向に複数個のロー
ドセルを配置してこのロードセルの間に荷重受けボール
を介して横桁を掛け渡したユニットをトラック進入方向
に沿って３ユニット以上配設し、分割したデッキ部位を
隣接する前記ユニットの横桁間に掛け渡してトラックが
進入するデッキを構成し、各ロードセルの合成出力を計
重出力とするともに、隣接する前記横桁の間を連結材で
連結して組み立て中の横桁の転倒を防止したことを特徴
とする。
【０００７】
【作用】この構成によると、トラックの荷重はデッキを
介して各ユニットの横桁に作用し、横桁に作用した荷重
は横桁を介してロードセルで支持される。
介して各ユニットの横桁に作用し、横桁に作用した荷重
は横桁を介してロードセルで支持される。
【０００８】つまり、ロードセルの間に横桁を掛け渡し
たユニットを測定対象のトラックの車長に応じてデッキ
部位によって連結してトラック進入方向に沿って長くし
た構成であって、測定対象のトラックの車長に応じた機
種ごとの長い主桁を必要としない。また、荷重受けボー
ルを介して横桁を受けている構造であるため、組み立て
途中において横桁の転倒が発生するが、本発明では隣接
する前記横桁の間を連結材で連結されているため、組み
立て中の横桁の転倒を防止して安全に組み立てることが
できる。
たユニットを測定対象のトラックの車長に応じてデッキ
部位によって連結してトラック進入方向に沿って長くし
た構成であって、測定対象のトラックの車長に応じた機
種ごとの長い主桁を必要としない。また、荷重受けボー
ルを介して横桁を受けている構造であるため、組み立て
途中において横桁の転倒が発生するが、本発明では隣接
する前記横桁の間を連結材で連結されているため、組み
立て中の横桁の転倒を防止して安全に組み立てることが
できる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１〜図３に基づい
て説明する。なお、図４と同様の作用をなすものには、
同一の符号を付けて説明する。
て説明する。なお、図４と同様の作用をなすものには、
同一の符号を付けて説明する。
【００１０】本発明のトラックスケールは図１と図２に
示すように構成されている。この実施例ではデッキ２が
トラック進入方向Ａに３枚に分割され、トラック進入方
向Ａと交差する幅方向Ｂに２枚に分割され、合計６枚の
デッキ部位２ａ〜２ｆを組み立てて構成されている。各
デッキ部位２ａ〜２ｆは何れも同じ構造であって、縦桁
10ａ，10ａとデッキ材10ｂとで構成されている。
示すように構成されている。この実施例ではデッキ２が
トラック進入方向Ａに３枚に分割され、トラック進入方
向Ａと交差する幅方向Ｂに２枚に分割され、合計６枚の
デッキ部位２ａ〜２ｆを組み立てて構成されている。各
デッキ部位２ａ〜２ｆは何れも同じ構造であって、縦桁
10ａ，10ａとデッキ材10ｂとで構成されている。
【００１１】デッキ２は次のような機構によって支持さ
れている。ピット底部７には、トラック進入方向と交差
する方向、つまり幅方向に配置されたロードセル６，６
とこのロードセル６，６の上に掛け渡された横桁８とで
構成されているユニット９がトラック進入方向Ａに沿っ
て４ユニットが配置されている。
れている。ピット底部７には、トラック進入方向と交差
する方向、つまり幅方向に配置されたロードセル６，６
とこのロードセル６，６の上に掛け渡された横桁８とで
構成されているユニット９がトラック進入方向Ａに沿っ
て４ユニットが配置されている。
【００１２】そして隣接するユニット９の横桁８の間に
デッキ部位２ａ〜２ｆが載せられている。なお、据付け
の途中において各横桁が転倒しないよう隣接する横桁８
の間が図２に示すように連結材11で連結され、この状態
で各縦桁10ａが横桁８にボルト止めされている。デッキ
部位２ａ〜２ｆの縦桁10ａ，10ａとデッキ材10ｂとは、
横桁８の上に各縦桁10ａ，10ａを取り付けてから、また
は各縦桁10ａ，10ａを横桁８の上に載置するに先立っ
て、両者を溶接止めあるいはボルト止めされている。
デッキ部位２ａ〜２ｆが載せられている。なお、据付け
の途中において各横桁が転倒しないよう隣接する横桁８
の間が図２に示すように連結材11で連結され、この状態
で各縦桁10ａが横桁８にボルト止めされている。デッキ
部位２ａ〜２ｆの縦桁10ａ，10ａとデッキ材10ｂとは、
横桁８の上に各縦桁10ａ，10ａを取り付けてから、また
は各縦桁10ａ，10ａを横桁８の上に載置するに先立っ
て、両者を溶接止めあるいはボルト止めされている。
【００１３】このように構成したため、トラック１の荷
重はデッキ材10ｂを介して縦桁10ａ，10ａに作用し、縦
桁10ａ，10ａに作用した荷重は横桁８を介して４個以上
のロードセル６で支持される。計重出力は全てのロード
セル６の合成出力が計重出力とされている。したがっ
て、従来の主桁３ａ，３ｂに相当する縦桁10ａ，10ａは
隣接した横桁８の間をつなぐ短いものでよく、測定対象
のトラックの車長に応じてトラック進入方向にそって前
記ユニット９と隣接する横桁８の間をつなぐ縦桁10ａ，
………を据え付けるだけで済むため、各種の機種を共通
の部品で構成することができる。
重はデッキ材10ｂを介して縦桁10ａ，10ａに作用し、縦
桁10ａ，10ａに作用した荷重は横桁８を介して４個以上
のロードセル６で支持される。計重出力は全てのロード
セル６の合成出力が計重出力とされている。したがっ
て、従来の主桁３ａ，３ｂに相当する縦桁10ａ，10ａは
隣接した横桁８の間をつなぐ短いものでよく、測定対象
のトラックの車長に応じてトラック進入方向にそって前
記ユニット９と隣接する横桁８の間をつなぐ縦桁10ａ，
………を据え付けるだけで済むため、各種の機種を共通
の部品で構成することができる。
【００１４】上記の実施例では埋め込み型を例に挙げて
説明したが、図３に示すようにピットレスの据付状態で
も使用することができる。
説明したが、図３に示すようにピットレスの据付状態で
も使用することができる。
【００１５】上記の実施例ではトラック進入方向に沿っ
て４個のユニット９を配置したが、本発明のトラックス
ケールはこのユニットの数が３以上で構成されている。
て４個のユニット９を配置したが、本発明のトラックス
ケールはこのユニットの数が３以上で構成されている。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によると、トラック
進入方向と交差する方向に複数個のロードセルを配置し
てこのロードセルの間に横桁を掛け渡したユニットをト
ラック進入方向に沿って３ユニット以上配設し、分割し
たデッキ部位を隣接する前記ユニットの横桁間に掛け渡
してトラックが進入するデッキを構成し、各ロードセル
の合成出力を計重出力としたため、トラックの荷重はデ
ッキ部位を介して前記ユニットに作用し、荷重は各ユニ
ットのロードセルで支持される。
進入方向と交差する方向に複数個のロードセルを配置し
てこのロードセルの間に横桁を掛け渡したユニットをト
ラック進入方向に沿って３ユニット以上配設し、分割し
たデッキ部位を隣接する前記ユニットの横桁間に掛け渡
してトラックが進入するデッキを構成し、各ロードセル
の合成出力を計重出力としたため、トラックの荷重はデ
ッキ部位を介して前記ユニットに作用し、荷重は各ユニ
ットのロードセルで支持される。
【００１７】つまり、ロードセルの間に横桁を掛け渡し
たユニットを測定対象のトラックの車長に応じてデッキ
部位によって連結してトラック進入方向に沿って長くし
た構成であって、測定対象のトラックの車長に応じた機
種ごとの長い主桁を必要とせず部品の輸送が簡単で、各
種の機種を共通の部品で構成することができるものであ
る。また、荷重受けボールを介して横桁を受けている構
造で、しかも複数のユニットに分割したにもかかわら
ず、本発明では隣接する前記横桁の間を連結材で連結し
ているため、組み立て中の横桁の転倒を防止して安全に
組み立てることができる。
たユニットを測定対象のトラックの車長に応じてデッキ
部位によって連結してトラック進入方向に沿って長くし
た構成であって、測定対象のトラックの車長に応じた機
種ごとの長い主桁を必要とせず部品の輸送が簡単で、各
種の機種を共通の部品で構成することができるものであ
る。また、荷重受けボールを介して横桁を受けている構
造で、しかも複数のユニットに分割したにもかかわら
ず、本発明では隣接する前記横桁の間を連結材で連結し
ているため、組み立て中の横桁の転倒を防止して安全に
組み立てることができる。
【図１】本発明のトラックスケールの縦断面図と平面図
である。
である。
【図２】同トラックスケールの要部の拡大縦断面図であ
る。
る。
【図３】同装置のピットレス形の場合の正面図である。
【図４】従来のトラックスケールの縦断面図と平面図で
ある。
ある。
Ａ トラック進入方向 １ トラック ２ａ〜２ｆ デッキ部位 ６ ロードセル ８ 横桁 ９ ユニット 10ａ 縦桁 10ｂ デッキ材 11 連結材
Claims (2)
- 【請求項１】 トラック進入方向と交差する方向に複数
個のロードセルを配置してこのロードセルの間に荷重受
けボールを介して横桁を掛け渡したユニットをトラック
進入方向に沿って３ユニット以上配設し、分割したデッ
キ部位を隣接する前記ユニットの横桁間に掛け渡してト
ラックが進入するデッキを構成し、各ロードセルの合成
出力を計重出力とするともに、隣接する前記横桁の間を
連結材で連結して組み立て中の横桁の転倒を防止したト
ラックスケール。 - 【請求項２】 トラック進入方向と交差する方向に複数
個のロードセルを配置してこのロードセルの間に荷重受
けボールを介して横桁を掛け渡したユニットをトラック
進入方向に沿って３ユニット以上配設し、分割した縦桁
を隣接する前記ユニットの横桁間に掛け渡すとともにこ
の縦桁の上に分割したデッキ材を載置してトラックが進
入するデッキを構成し、各ロードセルの合成出力を計重
出力とするとともに、隣接する前記横桁の間を連結材で
連結して組み立て中の横桁の転倒を防止したトラックス
ケール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4050988A JP2735431B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | トラックスケール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4050988A JP2735431B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | トラックスケール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05248929A JPH05248929A (ja) | 1993-09-28 |
| JP2735431B2 true JP2735431B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=12874179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4050988A Expired - Lifetime JP2735431B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | トラックスケール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2735431B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5770153B2 (ja) * | 2012-12-12 | 2015-08-26 | 大和製衡株式会社 | 車両計量装置用計量部 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6132331Y2 (ja) * | 1980-06-27 | 1986-09-20 | ||
| FR2625315B1 (fr) * | 1987-12-24 | 1991-04-26 | Largenton Jean Luc | Dispositif pour le pesage de vehicules |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP4050988A patent/JP2735431B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05248929A (ja) | 1993-09-28 |
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