JP2733939B2 - 識別装置 - Google Patents
識別装置Info
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- JP2733939B2 JP2733939B2 JP397388A JP397388A JP2733939B2 JP 2733939 B2 JP2733939 B2 JP 2733939B2 JP 397388 A JP397388 A JP 397388A JP 397388 A JP397388 A JP 397388A JP 2733939 B2 JP2733939 B2 JP 2733939B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- controller
- head control
- head
- data
- control module
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、工具やパレット等の物品を被識別対象と
する識別装置、特に多チャンネル用の識別装置に関す
る。
する識別装置、特に多チャンネル用の識別装置に関す
る。
(ロ)従来の技術 近年、工具や搬送物品を識別するのに、EE.PROMやSRA
M等の半導体メモリを内蔵するデータキャリアと呼ばれ
るデータ記憶ユニットを、移動する被識別物品に付設す
る一方、コントローラと、リード/ライトヘッドからな
るリード/ライト制御装置をライン上に設置し、このリ
ード/ライト制御装置に、データ記憶ユニット付きの物
品が接近到来すると、リード/ライト制御装置が上位コ
ンピュータからの指令を受け、データ記憶ユニットのメ
モリからデータをリード処理し、あるいはメモリにデー
タをライト処理するようにした識別装置が知られてい
る。
M等の半導体メモリを内蔵するデータキャリアと呼ばれ
るデータ記憶ユニットを、移動する被識別物品に付設す
る一方、コントローラと、リード/ライトヘッドからな
るリード/ライト制御装置をライン上に設置し、このリ
ード/ライト制御装置に、データ記憶ユニット付きの物
品が接近到来すると、リード/ライト制御装置が上位コ
ンピュータからの指令を受け、データ記憶ユニットのメ
モリからデータをリード処理し、あるいはメモリにデー
タをライト処理するようにした識別装置が知られてい
る。
この種の識別装置の従来の概略構成例を第6図に示し
ている。この識別装置は、上位コンピュータ1に、コン
トローラ2が接続され、このコントローラ2には、2個
のリード/ライトヘッド3a、3bが接続されている。リー
ド/ライトヘッド3aは、例えばパレット(図示せず)に
付設される偏平なデータキャリア4aとの間で、また、リ
ード/ライトヘッド3bは、例えば工具等に付設される円
柱状のデータキャリア4bとの間で、データを授受するた
めに設けられている。コントローラ2内には、いずれの
データキャリアに対し、データをライト処理し、あるい
はリード処理するかの選択をなすためのヘッド制御回路
が設けられている。
ている。この識別装置は、上位コンピュータ1に、コン
トローラ2が接続され、このコントローラ2には、2個
のリード/ライトヘッド3a、3bが接続されている。リー
ド/ライトヘッド3aは、例えばパレット(図示せず)に
付設される偏平なデータキャリア4aとの間で、また、リ
ード/ライトヘッド3bは、例えば工具等に付設される円
柱状のデータキャリア4bとの間で、データを授受するた
めに設けられている。コントローラ2内には、いずれの
データキャリアに対し、データをライト処理し、あるい
はリード処理するかの選択をなすためのヘッド制御回路
が設けられている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 将来、識別装置の普及が増大するにつれ、一台のコン
トローラで多数のヘッドを制御し、多数のテータキャリ
アに対し、リード/ライト処理を行うシステムの開発が
要請されることが予想される。しかるに、上記従来の識
別装置では、コントローラに、ヘッド制御回路が内蔵さ
れ、かつ接続されるヘッド数が固定であるために、設置
されるヘッド数、つまりチャンネル数が相違する場合に
は、汎用のコントローラでは対応できず、その装置専用
のコントローラを製作せねばならない。また、チャンネ
ル数が多いと、コントローラ側にヘッド制御部を持つた
め、チャンネル選択の為に、コントローラ内のCPUに処
理負担がかかり、高速処理を妨げるという問題があっ
た。
トローラで多数のヘッドを制御し、多数のテータキャリ
アに対し、リード/ライト処理を行うシステムの開発が
要請されることが予想される。しかるに、上記従来の識
別装置では、コントローラに、ヘッド制御回路が内蔵さ
れ、かつ接続されるヘッド数が固定であるために、設置
されるヘッド数、つまりチャンネル数が相違する場合に
は、汎用のコントローラでは対応できず、その装置専用
のコントローラを製作せねばならない。また、チャンネ
ル数が多いと、コントローラ側にヘッド制御部を持つた
め、チャンネル選択の為に、コントローラ内のCPUに処
理負担がかかり、高速処理を妨げるという問題があっ
た。
この発明は、上記問題点に着目してなされたもので、
任意のチャンネル数の多チャンネル識別装置を容易に構
成でき、かつ多チャンネルでも、高速処理が可能な識別
装置を提供することを目的としている。
任意のチャンネル数の多チャンネル識別装置を容易に構
成でき、かつ多チャンネルでも、高速処理が可能な識別
装置を提供することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用 この発明の識別装置は、被識別対象の識別データを記
憶するメモリを内蔵するデータ記憶ユニットと、上位機
器よりのコマンドにより、前記データ記憶ユニットのメ
モリにデータをリード処理し、あるいはライト処理する
リード/ライト制御装置とからなるものにおいて、前記
リード/ライト制御装置は、各々にリード/ライトヘッ
ドが接続され、内部にパラレル/シリアル・シリアル/
パラレル変換部を有するN個のヘッド制御モジュール
と、これらN個のヘッド制御モジュールの1つを選択し
て、対応するデータ記憶ユニットへのリード処理あるい
はライト処理を制御するコントローラとから構成されて
いる。そして、前記コントローラ及びN個のヘッド制御
モジュールは、コントローラに対し、順次ヘッド制御モ
ジュールをビルドアップ式に接続可能なコネクタを備
え、各ヘッド制御モジュールのコネクタは、コントロー
ラのデータ及び信号端子、かつ互いに並列に接続される
端子と、自己及び他の位置をコントローラに伝えるため
の端子を備えたものである。
憶するメモリを内蔵するデータ記憶ユニットと、上位機
器よりのコマンドにより、前記データ記憶ユニットのメ
モリにデータをリード処理し、あるいはライト処理する
リード/ライト制御装置とからなるものにおいて、前記
リード/ライト制御装置は、各々にリード/ライトヘッ
ドが接続され、内部にパラレル/シリアル・シリアル/
パラレル変換部を有するN個のヘッド制御モジュール
と、これらN個のヘッド制御モジュールの1つを選択し
て、対応するデータ記憶ユニットへのリード処理あるい
はライト処理を制御するコントローラとから構成されて
いる。そして、前記コントローラ及びN個のヘッド制御
モジュールは、コントローラに対し、順次ヘッド制御モ
ジュールをビルドアップ式に接続可能なコネクタを備
え、各ヘッド制御モジュールのコネクタは、コントロー
ラのデータ及び信号端子、かつ互いに並列に接続される
端子と、自己及び他の位置をコントローラに伝えるため
の端子を備えたものである。
この識別装置では、例えば3チャンネル構成としよう
とすれば3個のヘッド制御モジュールを用意し、コント
ローラに対し、第1、第2及び第3のヘッドモジュール
を、コネクタにより順次接続すればよい。さらに例えば
4チャンネル構成としようとすれば、第4のヘッド制御
モジュールを、第3のヘッド制御モジュールに対し、コ
ネクタにより接続すれば、ビルドアップされる。構成さ
れた各チャンネルのヘッド制御モジュールは、コントロ
ーラのコネクタのデータ端子及び信号端子に、自己のコ
ネクタのデータ端子及び信号端子が接続され、さらに互
いのヘッド制御モジュール間においても、データ端子及
び信号端子が並列接続される。また、各ヘッド制御モジ
ュールの装着位置に応じた信号がコントローラに対して
伝送可能となる。それゆえ、各ヘッド制御モジュールに
おいて自己を特定するための設定部や設定作業は不要で
ある。さらにコントローラから各データキャリアへのデ
ータのパラレル/シリアル変換、あるいは各データキャ
リアからコントローラへのデータのシリアル/パラレル
変換は、各ヘッド制御モジュールで行なわれるので、コ
ントローラでの負担が軽くなり、コントローラでは、高
速処理が可能となる。
とすれば3個のヘッド制御モジュールを用意し、コント
ローラに対し、第1、第2及び第3のヘッドモジュール
を、コネクタにより順次接続すればよい。さらに例えば
4チャンネル構成としようとすれば、第4のヘッド制御
モジュールを、第3のヘッド制御モジュールに対し、コ
ネクタにより接続すれば、ビルドアップされる。構成さ
れた各チャンネルのヘッド制御モジュールは、コントロ
ーラのコネクタのデータ端子及び信号端子に、自己のコ
ネクタのデータ端子及び信号端子が接続され、さらに互
いのヘッド制御モジュール間においても、データ端子及
び信号端子が並列接続される。また、各ヘッド制御モジ
ュールの装着位置に応じた信号がコントローラに対して
伝送可能となる。それゆえ、各ヘッド制御モジュールに
おいて自己を特定するための設定部や設定作業は不要で
ある。さらにコントローラから各データキャリアへのデ
ータのパラレル/シリアル変換、あるいは各データキャ
リアからコントローラへのデータのシリアル/パラレル
変換は、各ヘッド制御モジュールで行なわれるので、コ
ントローラでの負担が軽くなり、コントローラでは、高
速処理が可能となる。
(ホ)実施例 以下実施例により、この発明をさらに詳細に説明す
る。
る。
第1図は、この発明の一実施例を示す多チャンネルの
物品識別装置の外観斜視図である。この実施例物品識別
装置はリード/ライト制御装置10と、データキャリア20
とから構成されている。
物品識別装置の外観斜視図である。この実施例物品識別
装置はリード/ライト制御装置10と、データキャリア20
とから構成されている。
リード/ライト制御装置10は、コントローラ本体11
と、8個(この実施例は8チャンネル)のヘッド制御モ
ジュール12-1、12-2、…、12-7、12-8と、これらヘッド
制御モジュール12-1、12-2、…、12-7、12-8にそれぞれ
対応して個別に接続される8個のリード/ライトヘッド
13-1、13-2、…、13-7、13-8とから構成されている。ま
た、8チャンネルであるからパレットや工具に付設され
る8個のデータキャリア20-1、20-2、…、20-7、20-8が
それぞれリード/ライトヘッド13-1、13-2、…、13-7、
13-8に接近する。
と、8個(この実施例は8チャンネル)のヘッド制御モ
ジュール12-1、12-2、…、12-7、12-8と、これらヘッド
制御モジュール12-1、12-2、…、12-7、12-8にそれぞれ
対応して個別に接続される8個のリード/ライトヘッド
13-1、13-2、…、13-7、13-8とから構成されている。ま
た、8チャンネルであるからパレットや工具に付設され
る8個のデータキャリア20-1、20-2、…、20-7、20-8が
それぞれリード/ライトヘッド13-1、13-2、…、13-7、
13-8に接近する。
コントローラ11の側壁には、第2図に示すように、ソ
ケット形のコネクタ14が設けられ、コントローラ本体11
の内部で後述する電子回路部に接続されている。同様に
各ヘッド制御モジュール12-1、12-2、…、12-7、12-8の
両側壁に、ソケット形のコネクタ15a-1、15a-2、…、15
a-7、15a-8及び15b-1、15b-2、…、15b-7、15b-8が設け
られている。そして、コントローラ本体11とヘッド制御
モジュール12-1のコネクタ14と15a-1間は、中継コネク
タ16によって接続されるようになっており、同様に各ヘ
ッド制御モジュール12-1、12-2、…、12-7、12-8間も中
継コネクタによって接続されるようになっている。もっ
とも、第1図、第2図で示すコネクタ14及び中継コネク
タ16は略図しており、端子数は少ないが、実際には、端
子数は第4図に示すように多数個設けられている。
ケット形のコネクタ14が設けられ、コントローラ本体11
の内部で後述する電子回路部に接続されている。同様に
各ヘッド制御モジュール12-1、12-2、…、12-7、12-8の
両側壁に、ソケット形のコネクタ15a-1、15a-2、…、15
a-7、15a-8及び15b-1、15b-2、…、15b-7、15b-8が設け
られている。そして、コントローラ本体11とヘッド制御
モジュール12-1のコネクタ14と15a-1間は、中継コネク
タ16によって接続されるようになっており、同様に各ヘ
ッド制御モジュール12-1、12-2、…、12-7、12-8間も中
継コネクタによって接続されるようになっている。もっ
とも、第1図、第2図で示すコネクタ14及び中継コネク
タ16は略図しており、端子数は少ないが、実際には、端
子数は第4図に示すように多数個設けられている。
コントローラ本体11、及びヘッド制御モジュール1
2-1、12-2、…、12-7、12-8の底部には、凹溝18、1
9-1、19-2、…、19-7、19-8が設けられ、コントローラ
本体11に、ヘッド制御モジュール12-1、12-2、…、1
2-7、12-8を接続する場合には、ガイドレール30に凹溝1
8、19-1、19-2、…、19-7、19-8を摺動させて装着する
ようになっている。
2-1、12-2、…、12-7、12-8の底部には、凹溝18、1
9-1、19-2、…、19-7、19-8が設けられ、コントローラ
本体11に、ヘッド制御モジュール12-1、12-2、…、1
2-7、12-8を接続する場合には、ガイドレール30に凹溝1
8、19-1、19-2、…、19-7、19-8を摺動させて装着する
ようになっている。
コントローラ本体11は、ケーブル31によって図示外の
上位コンピュータに接続され、各リード/ライトヘッド
13-1、13-2、…、13-7、13-8はケーブル32-1、32-2、
…、32-7、32-8及びヘッド接続用コネクタ33-1、33-2、
…、33-7、33-8により、ヘッド制御モジュール12-1、12
-2、…、12-7、12-8に、それぞれ対応して個別に接続さ
れている。
上位コンピュータに接続され、各リード/ライトヘッド
13-1、13-2、…、13-7、13-8はケーブル32-1、32-2、
…、32-7、32-8及びヘッド接続用コネクタ33-1、33-2、
…、33-7、33-8により、ヘッド制御モジュール12-1、12
-2、…、12-7、12-8に、それぞれ対応して個別に接続さ
れている。
第3図は、実施例物品識別装置のコントローラ本体及
びヘッド制御モジュールの内部回路構成を示すブロック
図である。コントローラ本体11は、上位コンピュータと
送受信データ信号及び送受信制御信号を授受する上位通
信I/F回路41、CPU42、メモリ43、電源回路44及びヘッド
制御モジュール電源45等から構成されている。また、ヘ
ッド制御モジュール12-1は、パラレル/シリアル、シリ
アル/パラレル変換機能を有し、コントローラ本体11の
CPU42と接続される通信制御回路51、デコーダ52及びリ
ード/ライトヘッドと送受信データ信号及び送受信制御
信号の授受を行うヘッドI/F回路53から構成されてい
る。他のヘッド制御モジュール12-2、12-3、…、12-7、
12-8もヘッド制御モジュール12-1と全く同様の回路を備
えている。
びヘッド制御モジュールの内部回路構成を示すブロック
図である。コントローラ本体11は、上位コンピュータと
送受信データ信号及び送受信制御信号を授受する上位通
信I/F回路41、CPU42、メモリ43、電源回路44及びヘッド
制御モジュール電源45等から構成されている。また、ヘ
ッド制御モジュール12-1は、パラレル/シリアル、シリ
アル/パラレル変換機能を有し、コントローラ本体11の
CPU42と接続される通信制御回路51、デコーダ52及びリ
ード/ライトヘッドと送受信データ信号及び送受信制御
信号の授受を行うヘッドI/F回路53から構成されてい
る。他のヘッド制御モジュール12-2、12-3、…、12-7、
12-8もヘッド制御モジュール12-1と全く同様の回路を備
えている。
コントローラ本体11のCPU42は割込み信号が入力され
る▲▼端子、ヘッドセレクト信号を出力する▲
▼端子、アドレス信号を出力するA0〜A15端子、デー
タを出力するD0〜D7端子、エネィブル信号を出力するE
端子、リード/ライト信号を出力するR/W端子を有す
る。又、通信制御回路51は、割込み信号を出力する▲
▼端子、ヘッドセレクト信号が入力される▼
▼端子、CPU42からのアドレス信号のうちA0ビットが入
力されるRS端子、データが入力されるD0〜D7端子、エネ
ィブル信号が入力されるE端子、リード/ライト信号が
入力されるR/W端子、デコーダ52からのチップセレクト
信号が入力されるチップセレクト端子▲▼1を有す
る。
る▲▼端子、ヘッドセレクト信号を出力する▲
▼端子、アドレス信号を出力するA0〜A15端子、デー
タを出力するD0〜D7端子、エネィブル信号を出力するE
端子、リード/ライト信号を出力するR/W端子を有す
る。又、通信制御回路51は、割込み信号を出力する▲
▼端子、ヘッドセレクト信号が入力される▼
▼端子、CPU42からのアドレス信号のうちA0ビットが入
力されるRS端子、データが入力されるD0〜D7端子、エネ
ィブル信号が入力されるE端子、リード/ライト信号が
入力されるR/W端子、デコーダ52からのチップセレクト
信号が入力されるチップセレクト端子▲▼1を有す
る。
CPU42の各端子を具体的に示すと、第4図に示す通り
であり、8個のヘッド制御モジュールに対応する8個の
割込み信号入力用の▲▼1、…、▲▼8を
備えている。これらの端子が、コントローラ本体11のコ
ネクタ14の各端子にそのまま対応して接続されている。
であり、8個のヘッド制御モジュールに対応する8個の
割込み信号入力用の▲▼1、…、▲▼8を
備えている。これらの端子が、コントローラ本体11のコ
ネクタ14の各端子にそのまま対応して接続されている。
また、第4図に示すように、各ヘッド制御モジュール
12-1、12-2、…、12-8のコネクタは▲▼、A0〜A3、
D0〜D7、E及びR/W端子が、それぞれ対応してパラレル
に接続されている。割込み信号用の▲▼端子のみ
は、コントローラ本体11とヘッド制御モジュール12-1間
が対応して接続されるに対し、第2番目以降のヘッド制
御モジュールは前のヘッド制御モジュールに接続される
のに、1端子ずらして接続されている。このような接続
は、例えばヘッド制御モジュール12-1内で、コネクタ15
a-1と15b-1間で、第5図に示すように結線することによ
り得られる。他のヘッド制御モジュールにおいても、も
ちろん同様である。
12-1、12-2、…、12-8のコネクタは▲▼、A0〜A3、
D0〜D7、E及びR/W端子が、それぞれ対応してパラレル
に接続されている。割込み信号用の▲▼端子のみ
は、コントローラ本体11とヘッド制御モジュール12-1間
が対応して接続されるに対し、第2番目以降のヘッド制
御モジュールは前のヘッド制御モジュールに接続される
のに、1端子ずらして接続されている。このような接続
は、例えばヘッド制御モジュール12-1内で、コネクタ15
a-1と15b-1間で、第5図に示すように結線することによ
り得られる。他のヘッド制御モジュールにおいても、も
ちろん同様である。
この実施例物品識別装置において、例えば4チャンネ
ルの装置を構成する場合には、ガイドレール30にコント
ローラ11を装着した後、第1番目のヘッド制御モジュー
ル12-1をガイドレール30に装着し、コントローラ11とヘ
ッド制御モジュール12-1間を中継コネクタ16で接続し、
以下同様に順次、第2番目から第4番目までのヘッド制
御モジュールをガイドレール30に装着し、互いの隣接す
るヘッド制御モジュール間を中継コネクタ16で接続すれ
ばよい。さらに例えば8チャンネルの装置を構成する場
合には、第5番目から第8番目までのヘッド制御モジュ
ールを順次、全く同様に装着、かつ接続し、ビルドアッ
プすればよい。
ルの装置を構成する場合には、ガイドレール30にコント
ローラ11を装着した後、第1番目のヘッド制御モジュー
ル12-1をガイドレール30に装着し、コントローラ11とヘ
ッド制御モジュール12-1間を中継コネクタ16で接続し、
以下同様に順次、第2番目から第4番目までのヘッド制
御モジュールをガイドレール30に装着し、互いの隣接す
るヘッド制御モジュール間を中継コネクタ16で接続すれ
ばよい。さらに例えば8チャンネルの装置を構成する場
合には、第5番目から第8番目までのヘッド制御モジュ
ールを順次、全く同様に装着、かつ接続し、ビルドアッ
プすればよい。
次に、コントローラ本体11から、各ヘッド制御モジュ
ールへの送信動作について説明する。コントローラ本体
11からヘッド制御モジュールへのデータ送信は、上位コ
ンピュータからのコマンドを受け、1バイト単位の割込
処理によって行われる。データを送信したいヘッドの選
択は、CPU42からのヘッドセレクト信号▲▼を送信
するとともに、ビットA0〜A3で行う。ビットA0〜A3のう
ち、ビットA1〜A3が各ヘッド制御モジュールのデコーダ
52に入力され、送信されて来たヘッドNo.と、自己の記
憶No.が一致したヘッド制御モジュールが選択され、そ
のヘッド制御モジュールに、CPU42からのデータD0〜D7
を取込む。CPU42から、通信制御回路51にリード/ライ
ト信号R/Wが送信されているので、通信制御回路51は、A
0が“0"でリード時に受信レジスタを、A0が“0"でライ
ト時に送信レジスタを、またA0が“1"でリード時に、ス
テータスレジスタ(各レジスタは個別に設けられてもよ
いし、切替えにより使用してもよい。)を、A0が“1"で
ライト時にコントローラレジスタを、それぞれ選択して
データD0〜D7を記憶し、パラレル/シリアル変換し、ヘ
ッドI/F回路53を経て、受信したデータをヘッドに送信
出力する。1バイト送信終了毎に、通信制御回路51は▲
▼をCPU42に返送する。そのため、この割込み信
号▲▼により、以後同様にして、CPU42から、そ
のヘッド制御モジュールに全てのデータが送信される。
ールへの送信動作について説明する。コントローラ本体
11からヘッド制御モジュールへのデータ送信は、上位コ
ンピュータからのコマンドを受け、1バイト単位の割込
処理によって行われる。データを送信したいヘッドの選
択は、CPU42からのヘッドセレクト信号▲▼を送信
するとともに、ビットA0〜A3で行う。ビットA0〜A3のう
ち、ビットA1〜A3が各ヘッド制御モジュールのデコーダ
52に入力され、送信されて来たヘッドNo.と、自己の記
憶No.が一致したヘッド制御モジュールが選択され、そ
のヘッド制御モジュールに、CPU42からのデータD0〜D7
を取込む。CPU42から、通信制御回路51にリード/ライ
ト信号R/Wが送信されているので、通信制御回路51は、A
0が“0"でリード時に受信レジスタを、A0が“0"でライ
ト時に送信レジスタを、またA0が“1"でリード時に、ス
テータスレジスタ(各レジスタは個別に設けられてもよ
いし、切替えにより使用してもよい。)を、A0が“1"で
ライト時にコントローラレジスタを、それぞれ選択して
データD0〜D7を記憶し、パラレル/シリアル変換し、ヘ
ッドI/F回路53を経て、受信したデータをヘッドに送信
出力する。1バイト送信終了毎に、通信制御回路51は▲
▼をCPU42に返送する。そのため、この割込み信
号▲▼により、以後同様にして、CPU42から、そ
のヘッド制御モジュールに全てのデータが送信される。
ヘッド制御モジュールから、コントローラ本体11への
受信動作について説明する。ヘッド制御モジュールの通
信制御回路51は、自己に接続されるリード/ライトヘッ
ドより、ヘッドI/F回路53を通してデータを受信する
と、1バイト受信毎にCPU42に割込み信号▲▼を
送信する。CPU42は、▲▼を検出すると、いずれ
のヘッドNo.の通信制御回路51からの割込み信号である
か解析し、ヘッドNo.が判別すれば▲▼、A0〜A3に
より、受信したいヘッドを選択し、そのヘッド制御モジ
ュールからのデータD0〜D7を受信する。以後、同様にし
て全てのデータを受信する。
受信動作について説明する。ヘッド制御モジュールの通
信制御回路51は、自己に接続されるリード/ライトヘッ
ドより、ヘッドI/F回路53を通してデータを受信する
と、1バイト受信毎にCPU42に割込み信号▲▼を
送信する。CPU42は、▲▼を検出すると、いずれ
のヘッドNo.の通信制御回路51からの割込み信号である
か解析し、ヘッドNo.が判別すれば▲▼、A0〜A3に
より、受信したいヘッドを選択し、そのヘッド制御モジ
ュールからのデータD0〜D7を受信する。以後、同様にし
て全てのデータを受信する。
いずれのヘッドNo.からの割込み信号であるかの解析
は、第4図に示すコントローラの▲▼1〜▲
▼8のどの端子に信号が伝送されて来たかをチェック
することによりなされる。例えば今ヘッド制御モジュー
ル12-4から割込み信号▲▼が出力されたとす
る。各ヘッド制御モジュール12-1、12-2、…、12-8の通
信制御回路51の▲▼端子は、各コネクタ15a-1、1
5a-2、…、15a-8の割込用に与えられる〜端子のう
ちの端子に接続されているので、ヘッド制御モジュー
ル12-4から出力された▲▼4は、ヘッド制御モジ
ュール12-4のコネクタ15a-4の端子→ヘッド制御モジ
ュール12-3のコネクタ15b-3の端子及びコネクタ15a-3
の端子→ヘッド制御モジュール12-2のコネクタ15b-2
の端子及びコネクタ15a-2の端子→ヘッド制御モジ
ュール12-1のコネクタ15b-1の端子及びコネクタ15a-1
の端子→コントローラ本体11の端子と伝送される。
コントローラ本体11の端子に▲▼(▲
▼)信号が得られるので、第4番目のヘッド制御モジュ
ール12-4からの割込み信号であると知ることができる。
又例えばヘッド制御モジュール12-8から割込み信号▲
▼8が出力されたとすると、この割込み信号が、同
様に各ヘッド制御モジュールを通過する毎に、端子番号
を1個ずつずらして伝送されるので、コントローラ本体
11の端子に▲▼(▲▼8)信号が得られ
るので、第8番目のヘッド制御モジュール12-8からの割
込み信号であると知ることができる。このように、この
実施例物品識別装置では、ヘッド制御モジュールをコン
トローラ本体11に装着した位置で、No.が自動設定され
る。
は、第4図に示すコントローラの▲▼1〜▲
▼8のどの端子に信号が伝送されて来たかをチェック
することによりなされる。例えば今ヘッド制御モジュー
ル12-4から割込み信号▲▼が出力されたとす
る。各ヘッド制御モジュール12-1、12-2、…、12-8の通
信制御回路51の▲▼端子は、各コネクタ15a-1、1
5a-2、…、15a-8の割込用に与えられる〜端子のう
ちの端子に接続されているので、ヘッド制御モジュー
ル12-4から出力された▲▼4は、ヘッド制御モジ
ュール12-4のコネクタ15a-4の端子→ヘッド制御モジ
ュール12-3のコネクタ15b-3の端子及びコネクタ15a-3
の端子→ヘッド制御モジュール12-2のコネクタ15b-2
の端子及びコネクタ15a-2の端子→ヘッド制御モジ
ュール12-1のコネクタ15b-1の端子及びコネクタ15a-1
の端子→コントローラ本体11の端子と伝送される。
コントローラ本体11の端子に▲▼(▲
▼)信号が得られるので、第4番目のヘッド制御モジュ
ール12-4からの割込み信号であると知ることができる。
又例えばヘッド制御モジュール12-8から割込み信号▲
▼8が出力されたとすると、この割込み信号が、同
様に各ヘッド制御モジュールを通過する毎に、端子番号
を1個ずつずらして伝送されるので、コントローラ本体
11の端子に▲▼(▲▼8)信号が得られ
るので、第8番目のヘッド制御モジュール12-8からの割
込み信号であると知ることができる。このように、この
実施例物品識別装置では、ヘッド制御モジュールをコン
トローラ本体11に装着した位置で、No.が自動設定され
る。
なお、上記実施例において、コントローラ本体と、各
ヘッド制御モジュール底部の凹溝とガイドレールで、装
着時の位置決めを容易にしているが、これに代えて、コ
ントローラ本体11と各ヘッド制御モジュールの接面側壁
に嵌合用の凹凸部を設けてもよいし、また、これら自体
を省略してもよい。
ヘッド制御モジュール底部の凹溝とガイドレールで、装
着時の位置決めを容易にしているが、これに代えて、コ
ントローラ本体11と各ヘッド制御モジュールの接面側壁
に嵌合用の凹凸部を設けてもよいし、また、これら自体
を省略してもよい。
(ヘ)発明の効果 この発明によれば、コントローラ本体に必要とするチ
ャンネル数のヘッド制御モジュールをビルドアップ式に
接続するものであるから、任意のチャンネル数の識別装
置を簡易に構成できるし、未使用ヘッド用回路、コネク
タ、保護カバーが不要になり、コントローラの小型化、
コストダウンが実現できる。また、ヘッド制御モジュー
ルの位置が決まると、ヘッドNo.が自動設定されるの
で、各リード/ライトヘッドに個別のNo.を設定する必
要がない。その上、各ヘッド制御モジュールに、パラレ
ル/シリアル、シリアル/パラレル変換機能を持たせて
いるので、CPUの負担が軽減され、コントローラの高速
処理が可能となる等種々の利点がある。
ャンネル数のヘッド制御モジュールをビルドアップ式に
接続するものであるから、任意のチャンネル数の識別装
置を簡易に構成できるし、未使用ヘッド用回路、コネク
タ、保護カバーが不要になり、コントローラの小型化、
コストダウンが実現できる。また、ヘッド制御モジュー
ルの位置が決まると、ヘッドNo.が自動設定されるの
で、各リード/ライトヘッドに個別のNo.を設定する必
要がない。その上、各ヘッド制御モジュールに、パラレ
ル/シリアル、シリアル/パラレル変換機能を持たせて
いるので、CPUの負担が軽減され、コントローラの高速
処理が可能となる等種々の利点がある。
第1図は、この発明の一実施例を示す多チャンネルの物
品識別装置の外観斜視図、第2図は、同物品識別装置の
コントローラ本体とヘッド制御モジュールの接続状態を
説明するための拡大斜視図、第3図は、同物品識別装置
のコントローラ本体とヘッド制御モジュールの回路構成
を示すブロック図、第4図は、同物品識別装置のコント
ローラ本体と各ヘッド制御モジュールのコネクタの端子
の接続状態を説明するための図、第5図は、各ヘッド制
御モジュール内のコネクタの一部接続状態を示す図、第
6図は、従来の物品識別装置の概略構成を示す図であ
る。 10:リード/ライト制御装置、11:コントローラ本体、12
-1・12-2・…・12-8:ヘッド制御モジュール、13-1・13
-2・…・13-8:リード/ライトヘッド、14・15a-1・15
a-2・…・15a-8・15b-1・15b-2・…・15b-8:コネク
タ、16:中継コネクタ、20-1・20-2・…・20-8:データ
キャリア。
品識別装置の外観斜視図、第2図は、同物品識別装置の
コントローラ本体とヘッド制御モジュールの接続状態を
説明するための拡大斜視図、第3図は、同物品識別装置
のコントローラ本体とヘッド制御モジュールの回路構成
を示すブロック図、第4図は、同物品識別装置のコント
ローラ本体と各ヘッド制御モジュールのコネクタの端子
の接続状態を説明するための図、第5図は、各ヘッド制
御モジュール内のコネクタの一部接続状態を示す図、第
6図は、従来の物品識別装置の概略構成を示す図であ
る。 10:リード/ライト制御装置、11:コントローラ本体、12
-1・12-2・…・12-8:ヘッド制御モジュール、13-1・13
-2・…・13-8:リード/ライトヘッド、14・15a-1・15
a-2・…・15a-8・15b-1・15b-2・…・15b-8:コネク
タ、16:中継コネクタ、20-1・20-2・…・20-8:データ
キャリア。
Claims (1)
- 【請求項1】被識別対象の識別データを記憶するメモリ
を内蔵するデータ記憶ユニットと、上位機器よりのコマ
ンドにより、前記データ記憶ユニットのメモリにデータ
をリード処理し、あるいはライト処理するリード/ライ
ト制御装置とからなる識別装置において、 前記リード/ライト制御装置は、各々にリード/ライト
ヘッドが接続され、内部にパラレル/シリアル・シリア
ル/パラレル変換部を有するN個のヘッド制御モジュー
ルと、これらN個のヘッド制御モジュールの1つを選択
して、対応するデータ記憶ユニットへのリード処理ある
いはライト処理を制御するコントローラとから構成さ
れ、かつ前記コントローラ及びN個のヘッド制御モジュ
ールは、コントローラに対し、順次ヘッド制御モジュー
ルをビルドアップ式に接続可能なコネクタを備え、各ヘ
ッド制御モジュールのコネクタは、コントローラのデー
タ及び信号端子に、かつ互いに並列に接続される端子
と、自己及び他の位置をコントローラに伝えるための端
子を備えたことを特徴とする識別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP397388A JP2733939B2 (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | 識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP397388A JP2733939B2 (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | 識別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01184668A JPH01184668A (ja) | 1989-07-24 |
JP2733939B2 true JP2733939B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=11572010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP397388A Expired - Lifetime JP2733939B2 (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | 識別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2733939B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4710594B2 (ja) * | 2005-12-22 | 2011-06-29 | パナソニック電工株式会社 | 機能装置 |
-
1988
- 1988-01-12 JP JP397388A patent/JP2733939B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01184668A (ja) | 1989-07-24 |
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