JP2732900B2 - 電子写真感光体のアース方法 - Google Patents
電子写真感光体のアース方法Info
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- JP2732900B2 JP2732900B2 JP17518389A JP17518389A JP2732900B2 JP 2732900 B2 JP2732900 B2 JP 2732900B2 JP 17518389 A JP17518389 A JP 17518389A JP 17518389 A JP17518389 A JP 17518389A JP 2732900 B2 JP2732900 B2 JP 2732900B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第4図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例 (a) 一実施例の説明(第2図、第3図) (b) 他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 静電潜像が形成される電子写真感光体をアースするた
めの方法に関し、 構成が簡単で特別の取付け作業を不要とすることを目
的とし、 導電性基体上に感光層を設けて成る感光体と、該感光
体に光を照射するためベースに接続された光学手段と、
該光学手段に設けられ、該導電性基体と当接して該感光
体と該光学手段の焦点距離を一定に保つための間隙保持
手段とを有する電子写真装置において、該間隙保持手段
を導電性部材で構成することにより、該間隙保持手段を
介して該感光体をアースする。
めの方法に関し、 構成が簡単で特別の取付け作業を不要とすることを目
的とし、 導電性基体上に感光層を設けて成る感光体と、該感光
体に光を照射するためベースに接続された光学手段と、
該光学手段に設けられ、該導電性基体と当接して該感光
体と該光学手段の焦点距離を一定に保つための間隙保持
手段とを有する電子写真装置において、該間隙保持手段
を導電性部材で構成することにより、該間隙保持手段を
介して該感光体をアースする。
本発明は、静電潜像が形成される電子写真感光体をア
ースするための方法に関する。
ースするための方法に関する。
電子写真装置は、感光体内で発生する正孔、電子を利
用して潜像を形成するため、これらが蓄積されないよう
にアースをとる必要がある。
用して潜像を形成するため、これらが蓄積されないよう
にアースをとる必要がある。
第4図は従来技術の説明図である。
例えば、OPC等の負帯電型感光体においては、第4図
(A)に示すように、アルミニウム等の導電性基体10上
に感光層11が形成されている。
(A)に示すように、アルミニウム等の導電性基体10上
に感光層11が形成されている。
感光層11は、基体10側からキャリア生成層11a、キャ
リア輸送層11b、表面保護層11cの順で形成されており、
光の照射を受けたキャリア生成層11aの部分で正孔と電
子が発生し、正孔は表面保護層11cの電子と結合し、潜
像を形成する。
リア輸送層11b、表面保護層11cの順で形成されており、
光の照射を受けたキャリア生成層11aの部分で正孔と電
子が発生し、正孔は表面保護層11cの電子と結合し、潜
像を形成する。
一方、電子は、基体10に移動するが、基体10に蓄積さ
れないよう基体10にアースし、電子を逃がすようにして
いる。
れないよう基体10にアースし、電子を逃がすようにして
いる。
従来のアース方法を第4図(B)により説明する。
導電性のドラム軸12の周囲に、フランジ13を介しドラ
ム形状の基体10を設け、基体10の表面に感光層11を設け
る。
ム形状の基体10を設け、基体10の表面に感光層11を設け
る。
感光層11に対向して像露光手段20であるLEDアレー及
びレンズ等から成る光学手段2を設け、像露光手段20と
感光層11の焦点距離を一定に保つため、光学手段2に間
隙保持手段3を設ける。
びレンズ等から成る光学手段2を設け、像露光手段20と
感光層11の焦点距離を一定に保つため、光学手段2に間
隙保持手段3を設ける。
このような構成において、従来は、基体10とドラム軸
12との間に導電部材14を設け、導電部材14を基体10の内
側に当接させ、且つドラム軸12に摺動接触させ、ドラム
軸12よりアースをとるようにしていた。
12との間に導電部材14を設け、導電部材14を基体10の内
側に当接させ、且つドラム軸12に摺動接触させ、ドラム
軸12よりアースをとるようにしていた。
又、フランジ13は摺動性、低価格の面から樹脂で構成
されており、フランジ13を介するアース構成を採ること
は困難であった。
されており、フランジ13を介するアース構成を採ること
は困難であった。
しかしながら、従来の方法では、基体10から導電部材
14を介しドラム軸12よりアースしていたため、導電部材
14と、ドラム軸12をアースするための構成との両方が必
要であり、部品点数が多いという問題がある他に、この
ための取付け作業も別途必要であるという問題もあっ
た。
14を介しドラム軸12よりアースしていたため、導電部材
14と、ドラム軸12をアースするための構成との両方が必
要であり、部品点数が多いという問題がある他に、この
ための取付け作業も別途必要であるという問題もあっ
た。
従って、本発明は、構成が簡単で特別の取付け作業を
不要とすることのできる電子写真感光体のアース方法を
提供することを目的とする。
不要とすることのできる電子写真感光体のアース方法を
提供することを目的とする。
第1図は本発明の原理図である。
本発明は、第1図に示すように、導電性基体10上に感
光層11を設けて成る感光体1と、該感光体1に光を照射
するためベースに接続された光学手段2と、該光学手段
2に設けられ、該導電性基体10と当接して該感光体1と
該光学手段2の焦点距離を一定に保つための間隙保持手
段3とを有する電子写真装置において、該間隙保持手段
3を導電性部材で構成することにより、該間隙保持手段
3を介して該感光体1をアースするものである。
光層11を設けて成る感光体1と、該感光体1に光を照射
するためベースに接続された光学手段2と、該光学手段
2に設けられ、該導電性基体10と当接して該感光体1と
該光学手段2の焦点距離を一定に保つための間隙保持手
段3とを有する電子写真装置において、該間隙保持手段
3を導電性部材で構成することにより、該間隙保持手段
3を介して該感光体1をアースするものである。
本発明は、間隙保持手段3が、ベースに接続された光
学手段2に設けられ、感光体1の導電性基体10に当接し
ていることを利用し、間隙保持手段3を導電性にするこ
とによって、感光体1の導電性基体10を電気的にベース
に接続し、アースをとるものであった。
学手段2に設けられ、感光体1の導電性基体10に当接し
ていることを利用し、間隙保持手段3を導電性にするこ
とによって、感光体1の導電性基体10を電気的にベース
に接続し、アースをとるものであった。
従って、アースのための特別の構成が不要であり又そ
のための特別な取付け作業も不要となる。
のための特別な取付け作業も不要となる。
(a) 一実施例の説明 第2図は本発明の一実施例のための構成図である。
図において、1は前述の感光体であり、OPC感光ドラ
ムで構成されるもの、2は前述の光学手段であり、後述
するようにLEDアレーと集束レンズ等で構成され、感光
ドラムに光像を露光するもの、3は前述の間隙調整手段
であり、回転ベアリングで構成されるもの、4aは前帯電
器であり、感光ドラムを前帯電するもの、4bは現像器で
あり、感光ドラムの静電潜像を現像するもの、5aは転写
帯電器であり、感光ドラムの現像像を用紙PPに転写する
もの、5bは熱定着器であり、用紙PP上の現像像を熱定着
するものである。
ムで構成されるもの、2は前述の光学手段であり、後述
するようにLEDアレーと集束レンズ等で構成され、感光
ドラムに光像を露光するもの、3は前述の間隙調整手段
であり、回転ベアリングで構成されるもの、4aは前帯電
器であり、感光ドラムを前帯電するもの、4bは現像器で
あり、感光ドラムの静電潜像を現像するもの、5aは転写
帯電器であり、感光ドラムの現像像を用紙PPに転写する
もの、5bは熱定着器であり、用紙PP上の現像像を熱定着
するものである。
6はクリーナーであり、感光ドラム上の残余の現像粉
をクリーニングするもの、7a、7bは各々ホッパであり、
印刷されるべき用紙がセットされ、供給ローラ70によっ
て用紙を感光ドラム方向へ送り出すもの、8はスタッカ
であり、排出ローラ8aによって排出される用紙PPを保管
しておくものである。
をクリーニングするもの、7a、7bは各々ホッパであり、
印刷されるべき用紙がセットされ、供給ローラ70によっ
て用紙を感光ドラム方向へ送り出すもの、8はスタッカ
であり、排出ローラ8aによって排出される用紙PPを保管
しておくものである。
感光ドラムは、前帯電器4aによって前帯電され、光学
手段2で像露光されて、静電潜像が形成され、現像器4b
で現像される。
手段2で像露光されて、静電潜像が形成され、現像器4b
で現像される。
ホッパ7a又は7bから供給ローラ70で送られる用紙PP
は、転写帯電器5aによって感光ドラム上の現像像が転写
され、熱定着器5bで熱定着され、排出ローラ8aでスタッ
カ8に送り出される。
は、転写帯電器5aによって感光ドラム上の現像像が転写
され、熱定着器5bで熱定着され、排出ローラ8aでスタッ
カ8に送り出される。
一方、感光ドラムはクリーナー6でクリーニングさ
れ、像形成プロセスが繰返される。
れ、像形成プロセスが繰返される。
第3図は本発明の一実施例説明図である。
尚、第1図を正面図として利用して説明する。
光学手段2は、アルミ製のベース板21に、LEDアレー
と集束レンズ等からなる露光部20が搭載され、第1図に
示すように両側に金属性の保持アーム22が設けられてい
る、 保持アーム22には、金属性の回転ベアリング3が設け
られとり、ベース板21が装置のベース9に設けられた板
バネ23によって、感光体1の導電性基体10に当接するよ
うに付勢されている。
と集束レンズ等からなる露光部20が搭載され、第1図に
示すように両側に金属性の保持アーム22が設けられてい
る、 保持アーム22には、金属性の回転ベアリング3が設け
られとり、ベース板21が装置のベース9に設けられた板
バネ23によって、感光体1の導電性基体10に当接するよ
うに付勢されている。
従って、感光体1の導電性基体10は、回転ベアリング
3、保持アーム22、ベース板21、板バネ23を介し装置ベ
ース9に電気的に接続され、アースがとられる。
3、保持アーム22、ベース板21、板バネ23を介し装置ベ
ース9に電気的に接続され、アースがとられる。
一方、露光部20と感光体1との間は、保持アーム22と
回転ベアリング3とによって、一定距離(間隙)が保た
れ、感光体1の偏心にかかわらず、露光部20の集束レン
ズの焦点距離に感光体1が位置するよう間隙が維持され
る。
回転ベアリング3とによって、一定距離(間隙)が保た
れ、感光体1の偏心にかかわらず、露光部20の集束レン
ズの焦点距離に感光体1が位置するよう間隙が維持され
る。
この実施例では、回転する間隙保持手段3を導電性の
回転ベアリングにするだけで、感光ドラムのアースがと
れる。
回転ベアリングにするだけで、感光ドラムのアースがと
れる。
(b) 他の実施例の説明 上述の実施例では、光学手段2をLEDアレーとレンズ
の像露光部としたが、液晶シャッタ等の像露光部であっ
てもよく、更にレンズだけとし、他の方法によりレンズ
を介して像露光するようにしてもよい。
の像露光部としたが、液晶シャッタ等の像露光部であっ
てもよく、更にレンズだけとし、他の方法によりレンズ
を介して像露光するようにしてもよい。
又、感光体1をドラム状としたが、他のエンドレス形
状のものであってもよく、感光層もOPCに限らず、a−s
i等の他のものであってもよい。
状のものであってもよく、感光層もOPCに限らず、a−s
i等の他のものであってもよい。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
以上説明した様に、本発明によれば、感光体と当接す
る間隙保持手段を導電性部材とすることにより、間隙保
持手段を介して感光体をアースするので、構成が極めて
簡単となるという効果を奏する他に、アースのための特
別な取付け等の作業を不要とするという効果を奏し、特
にコストダウンに寄与する。
る間隙保持手段を導電性部材とすることにより、間隙保
持手段を介して感光体をアースするので、構成が極めて
簡単となるという効果を奏する他に、アースのための特
別な取付け等の作業を不要とするという効果を奏し、特
にコストダウンに寄与する。
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の一実施例のための構成図、 第3図は本発明の一実施例説明図、 第4図は従来技術の説明図である。 図中、1……感光体、2……光学手段、 3……間隙保持手段、10……導電性基体、 11……感光層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 21/00 350
Claims (1)
- 【請求項1】導電性基体(10)上に感光層(11)を設け
て成る感光体(1)と、 該感光体(1)に光を照射するためベースに接続された
光学手段(2)と、 該光学手段(2)に設けられ、該導電性基体(10)と当
接して該感光体(1)と該光学手段(2)の焦点距離を
一定に保つための間隙保持手段(3)とを有する電子写
真装置において、 該間隙保持手段(3)を導電性部材で構成することによ
り、該間隙保持手段(3)を介して該感光体(1)をア
ースすることを 特徴とする電子写真感光体のアース方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17518389A JP2732900B2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | 電子写真感光体のアース方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17518389A JP2732900B2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | 電子写真感光体のアース方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339756A JPH0339756A (ja) | 1991-02-20 |
JP2732900B2 true JP2732900B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=15991730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17518389A Expired - Fee Related JP2732900B2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | 電子写真感光体のアース方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2732900B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6801232B2 (en) * | 2001-04-06 | 2004-10-05 | Oki Data Corporation | Distance maintaining member between optical head and image drum |
JP4704415B2 (ja) * | 2001-04-06 | 2011-06-15 | 株式会社沖データ | 光学式ヘッドの位置決め装置、ledヘッドの位置決め装置、及び印刷装置 |
KR100753599B1 (ko) * | 2005-07-04 | 2007-09-05 | 김건일 | 열 분해된 폐 타이어의 재활용 부산물 분리장치 |
KR100753598B1 (ko) * | 2005-07-04 | 2007-09-05 | 김건일 | 열 분해된 폐 타이어의 재활용 부산물 수중 분리장치 |
US7505705B2 (en) * | 2006-03-06 | 2009-03-17 | Lexmark International, Inc. | Electrical discharging of image transfer assemblies |
JP4752885B2 (ja) | 2008-08-26 | 2011-08-17 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
-
1989
- 1989-07-06 JP JP17518389A patent/JP2732900B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0339756A (ja) | 1991-02-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |