JP2732322B2 - 身体組織の超音波破砕制御のための方法と装置 - Google Patents
身体組織の超音波破砕制御のための方法と装置Info
- Publication number
- JP2732322B2 JP2732322B2 JP3098168A JP9816891A JP2732322B2 JP 2732322 B2 JP2732322 B2 JP 2732322B2 JP 3098168 A JP3098168 A JP 3098168A JP 9816891 A JP9816891 A JP 9816891A JP 2732322 B2 JP2732322 B2 JP 2732322B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- surgical
- displacement
- distal end
- ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F9/00—Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
- A61F9/007—Methods or devices for eye surgery
- A61F9/00736—Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments
- A61F9/00745—Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/32—Surgical cutting instruments
- A61B17/320068—Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
- A61B2017/320084—Irrigation sleeves
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、組織破砕を強化
するための改良型超音波手術装置に関するものである。
するための改良型超音波手術装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】超音波
手術装置と吸引器は顕微外科分野で広く利用されてい
る。それらは身体組織の破砕と除去に用いられて成功し
た。本来この型の装置にはハンドピースに収納した超音
波変換器が含まれている。そのような超音波変換器はこ
れに供給される電気エネルギーを高速振動へと変換する
ために使用される。変換器によって発生した超音波振動
は、その変換器に接続した外科手術用チップに伝えられ
る。例えば白内障手術では、手術用チップを眼球に形成
された小さな切開部を通じて挿入することができ、実際
に白内障水晶体に接触するように操作する。超音波振動
によってその水晶体を破砕する。組織断片および洗浄液
を含むその他の体液は、手術用チップを通じて伸びる吸
引通路を含む吸引装置によって、手術部位から吸引され
る。吸引は外部制御装置に設置された外部真空ポンプに
よって行う。水晶体の破砕は、振動チップによって行わ
れる切断動作と、手術用チップに隣接する強い超音波領
域によって生じた破砕性空洞化の結果である。米国特許
4,750,902 に述べられているようなすでに知られた
従来技術の超音波装置は、手術用チップでの切断変位が
大きい傾向がある。しかし、特に白内障手術のような眼
球の手術処置の場合、制御されない空洞化によって、効
果のないまま破砕が長引く場合を含めて、さまざまな問
題が生じる。これに対して効果的な破砕の場合は、吸引
通路に入り込む組織の大きさが小さくなるので望まし
い。これらの吸引通路は比較的小さいので(例えば2
)、通路の閉塞を避けることが重要である。また閉塞
は、吸引系に相当な負圧を作り出す傾向があるため、不
利である。そのうえ、制御されない空洞化は、眼球内に
ある程度の攪乱運動を起こし、その運動が破砕された組
織粒子をチップ開口部から縦方向に引き離す。その結
果、破砕と吸引の効率が低下する。さらに、空洞化によ
って発生する渦を捲く気泡の働きで、術部周辺の視界が
悪くなりまたはぼやけて、手術中に医師の作業が妨げら
れる傾向がある。さらに、超音波ホーンのチップナット
またはその他の部分のような道具部分によって空洞化が
生じ、不必要に電力を浪費する場合がある。
手術装置と吸引器は顕微外科分野で広く利用されてい
る。それらは身体組織の破砕と除去に用いられて成功し
た。本来この型の装置にはハンドピースに収納した超音
波変換器が含まれている。そのような超音波変換器はこ
れに供給される電気エネルギーを高速振動へと変換する
ために使用される。変換器によって発生した超音波振動
は、その変換器に接続した外科手術用チップに伝えられ
る。例えば白内障手術では、手術用チップを眼球に形成
された小さな切開部を通じて挿入することができ、実際
に白内障水晶体に接触するように操作する。超音波振動
によってその水晶体を破砕する。組織断片および洗浄液
を含むその他の体液は、手術用チップを通じて伸びる吸
引通路を含む吸引装置によって、手術部位から吸引され
る。吸引は外部制御装置に設置された外部真空ポンプに
よって行う。水晶体の破砕は、振動チップによって行わ
れる切断動作と、手術用チップに隣接する強い超音波領
域によって生じた破砕性空洞化の結果である。米国特許
4,750,902 に述べられているようなすでに知られた
従来技術の超音波装置は、手術用チップでの切断変位が
大きい傾向がある。しかし、特に白内障手術のような眼
球の手術処置の場合、制御されない空洞化によって、効
果のないまま破砕が長引く場合を含めて、さまざまな問
題が生じる。これに対して効果的な破砕の場合は、吸引
通路に入り込む組織の大きさが小さくなるので望まし
い。これらの吸引通路は比較的小さいので(例えば2
)、通路の閉塞を避けることが重要である。また閉塞
は、吸引系に相当な負圧を作り出す傾向があるため、不
利である。そのうえ、制御されない空洞化は、眼球内に
ある程度の攪乱運動を起こし、その運動が破砕された組
織粒子をチップ開口部から縦方向に引き離す。その結
果、破砕と吸引の効率が低下する。さらに、空洞化によ
って発生する渦を捲く気泡の働きで、術部周辺の視界が
悪くなりまたはぼやけて、手術中に医師の作業が妨げら
れる傾向がある。さらに、超音波ホーンのチップナット
またはその他の部分のような道具部分によって空洞化が
生じ、不必要に電力を浪費する場合がある。
【0003】上記のような超音波手術装置は普通、比較
的高い機械的変位で操作される。摩擦力に対抗するため
には常に、高い機械的変位によって熱が生ずる。摩擦損
失のほとんどは、ハンドピースの異なった部分を連結す
るために用いられるねじ部分の内部で発生する。チップ
をホーンと連結するためにねじ山を使用し、サンドイッ
チ型に配置した2個の金属シリンダの間で圧電素子に圧
力をかけるためにねじ付きボルトを使用することが、一
般的に行われている。それらのねじ山が振動変位の高い
部位に置かれると、特に体液の流れが閉塞によって停止
した場合、温度が上昇すると考えられる。そのうえ、い
くつかの超音波手術吸引装置では、低周波(例えば40 k
Hz以下)を利用しており、これは空洞化と眼球攪乱を促
進するだけである。しかし手術チップの振動変位を最大
限にすることが望ましい場合がいくつかある。そのよう
な状況では、安全などの理由で、ハンドピースに加える
電力を最小限におさえることが望ましい。
的高い機械的変位で操作される。摩擦力に対抗するため
には常に、高い機械的変位によって熱が生ずる。摩擦損
失のほとんどは、ハンドピースの異なった部分を連結す
るために用いられるねじ部分の内部で発生する。チップ
をホーンと連結するためにねじ山を使用し、サンドイッ
チ型に配置した2個の金属シリンダの間で圧電素子に圧
力をかけるためにねじ付きボルトを使用することが、一
般的に行われている。それらのねじ山が振動変位の高い
部位に置かれると、特に体液の流れが閉塞によって停止
した場合、温度が上昇すると考えられる。そのうえ、い
くつかの超音波手術吸引装置では、低周波(例えば40 k
Hz以下)を利用しており、これは空洞化と眼球攪乱を促
進するだけである。しかし手術チップの振動変位を最大
限にすることが望ましい場合がいくつかある。そのよう
な状況では、安全などの理由で、ハンドピースに加える
電力を最小限におさえることが望ましい。
【0004】
【課題を解決する手段及び発明の概要】本発明は、眼球
の身体組織の破砕を制御するための装置の改良された方
法を提供する。ハンドピースアセンブリを含む超音波装
置が開示される。その装置にはハンドピースアセンブリ
に装備された変換器手段が含まれており、電力を超音波
機械的振動エネルギーに変換するために用いられる。
の身体組織の破砕を制御するための装置の改良された方
法を提供する。ハンドピースアセンブリを含む超音波装
置が開示される。その装置にはハンドピースアセンブリ
に装備された変換器手段が含まれており、電力を超音波
機械的振動エネルギーに変換するために用いられる。
【0005】一つの実施例では、運動増幅手段が備えら
れており、これはその一端で変換器手段に音響的に結合
されている。増幅手段の他の一端には身体組織を除去す
るための手術チップ部分が含まれている。増幅手段は、
互いに直列に接続された対称ステップホーン部分と非対
称ステップホーン部分によって、構成されている。手術
チップ部分はホーン部分の一方に接続されており、その
遠位端部で所望の変位を得るよう操作できる。もう一つ
の実施例では、手術チップ部分は対称ホーン部分の一部
であり、その近位端部で変位が実質的にゼロになり、そ
の遠位端部で変位が最大になる。対称ホーン部分に接続
された身体または非対称部分は、振動エネルギーの変位
を実質的に増幅しない。変換器手段は、振動エネルギー
に対する高インピーダンスとして働くように、増幅手段
の反共振周波数で操作される。したがって振動エネルギ
ーは実質的にチップ部分へとながれ、チップ部分の周囲
で、チップ部分で負荷が変化することにより、局部空洞
領域が形成される。
れており、これはその一端で変換器手段に音響的に結合
されている。増幅手段の他の一端には身体組織を除去す
るための手術チップ部分が含まれている。増幅手段は、
互いに直列に接続された対称ステップホーン部分と非対
称ステップホーン部分によって、構成されている。手術
チップ部分はホーン部分の一方に接続されており、その
遠位端部で所望の変位を得るよう操作できる。もう一つ
の実施例では、手術チップ部分は対称ホーン部分の一部
であり、その近位端部で変位が実質的にゼロになり、そ
の遠位端部で変位が最大になる。対称ホーン部分に接続
された身体または非対称部分は、振動エネルギーの変位
を実質的に増幅しない。変換器手段は、振動エネルギー
に対する高インピーダンスとして働くように、増幅手段
の反共振周波数で操作される。したがって振動エネルギ
ーは実質的にチップ部分へとながれ、チップ部分の周囲
で、チップ部分で負荷が変化することにより、局部空洞
領域が形成される。
【0006】もう一つの実施例では、非対称ステップホ
ーン部分に手術チップが含まれており、その手術チップ
内で、対称部分と非対称部分が機械的変位に対する高い
利得特性を示す。また別の実施例では、通路手段の一端
に適用された真空源に応じて身体組織をチップ開口部へ
と吸引できるようにするために、チップ部分と少なくと
も部分的に身体部分を通って伸びる吸引通路手段が備え
られている。さらに別の実施例では、手術チップ部分の
遠位端部に開口部のある通路手段が備えられており、そ
の手術チップ部分内で、その手術チップ部分によって作
り出された空洞が、一般に循環する流体流の形で、ある
領域に限局される。この実施例では、その限局された領
域はチップ開口部から数ミリメートルの位置にある。さ
らにもう一つ別の実施例では、上記の装置を使用して実
行できる段階に一致して組織に適用される超音波エネル
ギーを制御することによって、身体組織の破砕を制御す
る方法が備えられている。
ーン部分に手術チップが含まれており、その手術チップ
内で、対称部分と非対称部分が機械的変位に対する高い
利得特性を示す。また別の実施例では、通路手段の一端
に適用された真空源に応じて身体組織をチップ開口部へ
と吸引できるようにするために、チップ部分と少なくと
も部分的に身体部分を通って伸びる吸引通路手段が備え
られている。さらに別の実施例では、手術チップ部分の
遠位端部に開口部のある通路手段が備えられており、そ
の手術チップ部分内で、その手術チップ部分によって作
り出された空洞が、一般に循環する流体流の形で、ある
領域に限局される。この実施例では、その限局された領
域はチップ開口部から数ミリメートルの位置にある。さ
らにもう一つ別の実施例では、上記の装置を使用して実
行できる段階に一致して組織に適用される超音波エネル
ギーを制御することによって、身体組織の破砕を制御す
る方法が備えられている。
【0007】本発明のその他の目的と機能としては、改
良型超音波装置の設備、破砕効率を高めるための方法と
装置のための設備、高い変位増大を生じるチップホーン
アセンブリのある超音波ハンドピースのための設備、摩
擦損失と電力消費を最少にする超音波ハンドピースのた
めの設備、直列接続の非対称ホーン部分と対称ホーン部
分を含み、その一方のホーン部分に作業手術チップが含
まれている超音波ハンドピースのための設備、作業チッ
プに対して最少で高度に局在化された空洞を形成する超
音波ハンドピースのための設備、白内障の破砕と抽出で
使用するための超音波ハンドピースのための設備、高い
変位を生じながら電力を相当に減少する上記の型の超音
波ハンドピースのための設備、高周波を使用する超音波
アクチュエータのための設備がある。以下の詳しい説明
を添付図面と関連して理解することによって、本発明の
さらに別の目的と適用範囲が明らかになる。添付図面で
は一貫して、同一部分は同一番号で示されている。
良型超音波装置の設備、破砕効率を高めるための方法と
装置のための設備、高い変位増大を生じるチップホーン
アセンブリのある超音波ハンドピースのための設備、摩
擦損失と電力消費を最少にする超音波ハンドピースのた
めの設備、直列接続の非対称ホーン部分と対称ホーン部
分を含み、その一方のホーン部分に作業手術チップが含
まれている超音波ハンドピースのための設備、作業チッ
プに対して最少で高度に局在化された空洞を形成する超
音波ハンドピースのための設備、白内障の破砕と抽出で
使用するための超音波ハンドピースのための設備、高い
変位を生じながら電力を相当に減少する上記の型の超音
波ハンドピースのための設備、高周波を使用する超音波
アクチュエータのための設備がある。以下の詳しい説明
を添付図面と関連して理解することによって、本発明の
さらに別の目的と適用範囲が明らかになる。添付図面で
は一貫して、同一部分は同一番号で示されている。
【0008】
【実施例】図1は、本発明によって作られた改良型超音
波振動手術吸引装置10の一つの実施例を示している。吸
引装置10は、できれば白内障水晶体組織のような望まし
くない身体組織を精密に除去する場合の使用に適合させ
る。この実施例のような型を代表する超音波手術装置が
米国特許 3,693,613に述べられている。この実施例で
は、装置10はカリフォルニア州アーバインのアルコン・
サージカル社が製造している改良型500シリーズのハン
ドピースと洗浄/吸引装置を使用することができる。
超音波手術装置10は、一般に参照番号12で示した制御装
置で作動するように意図されている。制御装置12によっ
て、リード線Lを通じて超音波手術装置10に電力制御が
行われる。また制御装置12には外部液体導管14が含まれ
ており、この導管は、洗浄液を液体源(図示せず)から
超音波吸引装置10へと供給するように、装置12を通じて
制御される。また制御装置12には、破砕された組織粒子
ならびに手術部位からの処理液および体液が回収できる
ように、手術装置10に接続された吸引導管16が含まれて
いる。超音波吸引装置10とともに使用するように考えら
れた型の制御装置の例としては、カリフォルニア州アー
バインのアルコン・サージカル社が製造している改良型
10,000 シリーズの制御装置、または米国特許 4,71
3,051に一般に説明されている制御装置がある。この後
者の特許は、この型の制御装置をさらに詳細に説明する
ために、これに組み込まれている。
波振動手術吸引装置10の一つの実施例を示している。吸
引装置10は、できれば白内障水晶体組織のような望まし
くない身体組織を精密に除去する場合の使用に適合させ
る。この実施例のような型を代表する超音波手術装置が
米国特許 3,693,613に述べられている。この実施例で
は、装置10はカリフォルニア州アーバインのアルコン・
サージカル社が製造している改良型500シリーズのハン
ドピースと洗浄/吸引装置を使用することができる。
超音波手術装置10は、一般に参照番号12で示した制御装
置で作動するように意図されている。制御装置12によっ
て、リード線Lを通じて超音波手術装置10に電力制御が
行われる。また制御装置12には外部液体導管14が含まれ
ており、この導管は、洗浄液を液体源(図示せず)から
超音波吸引装置10へと供給するように、装置12を通じて
制御される。また制御装置12には、破砕された組織粒子
ならびに手術部位からの処理液および体液が回収できる
ように、手術装置10に接続された吸引導管16が含まれて
いる。超音波吸引装置10とともに使用するように考えら
れた型の制御装置の例としては、カリフォルニア州アー
バインのアルコン・サージカル社が製造している改良型
10,000 シリーズの制御装置、または米国特許 4,71
3,051に一般に説明されている制御装置がある。この後
者の特許は、この型の制御装置をさらに詳細に説明する
ために、これに組み込まれている。
【0009】本質的に超音波吸引装置10には、執刀医が
手で保持し、使用中にその手を振動から隔てるために作
られた、外部ケーシングのあるハンドピースまたはハウ
ジングアセンブリが含まれている。ハンドピースアセン
ブリ18が超音波変換器アセンブリ20を支え、格納する。
この実施例では、変換器アセンブリ20に、PZTのような
一対の対向する圧電結晶22が含まれており、これらは間
隔をおいて対向する一対の円筒形変換器絶縁末端部24の
間に一緒に挟み込まれている。基本的に変換器アセンブ
リ20は、足踏みスイッチなどの制御のもとで、制御装置
12から供給される高周波電気エネルギーに応答して、作
動する。作動する時には、変換器アセンブリ20は対応す
る高周波機械振動を生じ、その振動は定常波パターンで
伝達される。変換器アセンブリ20は、例えば20 kHzから
100 kHzの範囲で超音波振動を発生し、またできればお
よそ60 kHzから80 kHzの範囲で発生するように、作動す
る。細長い振動連結ロッドまたは振動伝達ロッド26
が、変換器アセンブリ20に直接にまたその中心部に連結
されている。また振動伝達ロッド26は、振動伝達または
変位増幅装置30をともに限定する手術チップ28に連結し
てある。細長い振動伝達ロッド26にねじ部32があり、そ
のねじ部は図1で示したように、変換器末端部分24のめ
ねじ部にねじ込みによって結合される。また振動伝達ロ
ッド26は、軸方向にそって伸びる吸引導管または通路34
で形成されている。吸引通路34は、その一端で手術チッ
プ28の中心孔36と流体的に相互接続し、また他の一端で
ハンドピースから制御装置12と接続した吸引ポンプ(図
示せず)へと導く吸引導管16に流体的に相互接続する。
吸引ポンプの作動によって、手術部位に存在する破砕さ
れた身体組織と液体が、手術チップ28とハンドピースア
センブリ18を通じて、制御装置12と接続した適当な回収
容器(図示せず)へと、吸引される。この実施例の超音
波変換器アセンブリ20に戻って説明すると、このアセン
ブリは振動伝達装置または波増幅装置30にそって伝播す
る縦の超音波振動を生みだす。伝播する振動波には、図
4で見られるように、定常波パターンにそって節点と波
腹点がある。振動節点または節では振動運動はない。振
動変位と速度は、節点でのおよそゼロ(0)から波腹点
での最大値まで増加する。波腹点は隣接する節点の中間
に位置する。節点は振動の 1/2 波長によって分割され
ている点が重要である。本実施例では、波腹点35(図
4)は手術チップ28の遠位端部38に位置し、節点35aは
近位端部に位置しており、この近位端部で、手術チップ
28と伝達ロッド26のねじ込み接合が行われている。
手で保持し、使用中にその手を振動から隔てるために作
られた、外部ケーシングのあるハンドピースまたはハウ
ジングアセンブリが含まれている。ハンドピースアセン
ブリ18が超音波変換器アセンブリ20を支え、格納する。
この実施例では、変換器アセンブリ20に、PZTのような
一対の対向する圧電結晶22が含まれており、これらは間
隔をおいて対向する一対の円筒形変換器絶縁末端部24の
間に一緒に挟み込まれている。基本的に変換器アセンブ
リ20は、足踏みスイッチなどの制御のもとで、制御装置
12から供給される高周波電気エネルギーに応答して、作
動する。作動する時には、変換器アセンブリ20は対応す
る高周波機械振動を生じ、その振動は定常波パターンで
伝達される。変換器アセンブリ20は、例えば20 kHzから
100 kHzの範囲で超音波振動を発生し、またできればお
よそ60 kHzから80 kHzの範囲で発生するように、作動す
る。細長い振動連結ロッドまたは振動伝達ロッド26
が、変換器アセンブリ20に直接にまたその中心部に連結
されている。また振動伝達ロッド26は、振動伝達または
変位増幅装置30をともに限定する手術チップ28に連結し
てある。細長い振動伝達ロッド26にねじ部32があり、そ
のねじ部は図1で示したように、変換器末端部分24のめ
ねじ部にねじ込みによって結合される。また振動伝達ロ
ッド26は、軸方向にそって伸びる吸引導管または通路34
で形成されている。吸引通路34は、その一端で手術チッ
プ28の中心孔36と流体的に相互接続し、また他の一端で
ハンドピースから制御装置12と接続した吸引ポンプ(図
示せず)へと導く吸引導管16に流体的に相互接続する。
吸引ポンプの作動によって、手術部位に存在する破砕さ
れた身体組織と液体が、手術チップ28とハンドピースア
センブリ18を通じて、制御装置12と接続した適当な回収
容器(図示せず)へと、吸引される。この実施例の超音
波変換器アセンブリ20に戻って説明すると、このアセン
ブリは振動伝達装置または波増幅装置30にそって伝播す
る縦の超音波振動を生みだす。伝播する振動波には、図
4で見られるように、定常波パターンにそって節点と波
腹点がある。振動節点または節では振動運動はない。振
動変位と速度は、節点でのおよそゼロ(0)から波腹点
での最大値まで増加する。波腹点は隣接する節点の中間
に位置する。節点は振動の 1/2 波長によって分割され
ている点が重要である。本実施例では、波腹点35(図
4)は手術チップ28の遠位端部38に位置し、節点35aは
近位端部に位置しており、この近位端部で、手術チップ
28と伝達ロッド26のねじ込み接合が行われている。
【0010】もう一つの振動節点35b(図4)は、振動
伝達ロッド26と変換器末端部24の間のねじ込み接合部付
近に位置する。変位のないこの後部領域によってねじ込
み部の間の摩擦喪失が減少する。またその領域は、ハウ
ジングアセンブリ18がはんだまたは熔接によってそこに
接続される領域となる。この後者の点で、ハウジングア
センブリ18は伝達される振動エネルギーを相当に減少さ
せる。図3は図2のハンドピースの概略図であるが、そ
れと結合した1/2波長ステップホーンの構成を示してい
る。図3の参照記号Aは対称ステップホーン部分を示
し、参照記号Bは非対称ステップホーン部分を示してい
る。対称部分Aには1/4波長共振器である手術チップ32が
含まれている。図3と図4を区別する必要がある。図3
の1/2波長ステップ部分または共振器と図4に示された
実際の振動波長は、長さが異なる。言い換えれば、図4
の定常波長の長さは1/2波長共振器またはステップホー
ンAとBの実際の物理的長さに一致していない。1/2波長
共振器は単体または複合バーとして定義することがで
き、このバーは共振周波数と呼ばれる一定の周波数で励
振されると、両端部での力がゼロに等しくなり、1つの
節点だけがバーにそって発生するという、2つの状態が
起こる。この点については、力F1‐F3の点が示されてい
る図5を見るとよい。これらの点の振幅での力はゼロで
あり、対称ホーン部分Aと非対称ホーン部分Bの各端部と
一致している。図3では、非対称ホーン部分Bは2つの1
/4波長部分または共振器でできており、その一方は手術
チップ28である。図2でわかるように、手術チップ28
は、遠位端部38と比較的大きなねじ部42の付近で断面積
が狭い。手術チップ28は30という比較的高い利得を提供
する。この実施例の構成部分50での利得は3である。し
たがって振幅力増幅装置の全利得は、およそ90となる。
伝達ロッド26と変換器末端部24の間のねじ込み接合部付
近に位置する。変位のないこの後部領域によってねじ込
み部の間の摩擦喪失が減少する。またその領域は、ハウ
ジングアセンブリ18がはんだまたは熔接によってそこに
接続される領域となる。この後者の点で、ハウジングア
センブリ18は伝達される振動エネルギーを相当に減少さ
せる。図3は図2のハンドピースの概略図であるが、そ
れと結合した1/2波長ステップホーンの構成を示してい
る。図3の参照記号Aは対称ステップホーン部分を示
し、参照記号Bは非対称ステップホーン部分を示してい
る。対称部分Aには1/4波長共振器である手術チップ32が
含まれている。図3と図4を区別する必要がある。図3
の1/2波長ステップ部分または共振器と図4に示された
実際の振動波長は、長さが異なる。言い換えれば、図4
の定常波長の長さは1/2波長共振器またはステップホー
ンAとBの実際の物理的長さに一致していない。1/2波長
共振器は単体または複合バーとして定義することがで
き、このバーは共振周波数と呼ばれる一定の周波数で励
振されると、両端部での力がゼロに等しくなり、1つの
節点だけがバーにそって発生するという、2つの状態が
起こる。この点については、力F1‐F3の点が示されてい
る図5を見るとよい。これらの点の振幅での力はゼロで
あり、対称ホーン部分Aと非対称ホーン部分Bの各端部と
一致している。図3では、非対称ホーン部分Bは2つの1
/4波長部分または共振器でできており、その一方は手術
チップ28である。図2でわかるように、手術チップ28
は、遠位端部38と比較的大きなねじ部42の付近で断面積
が狭い。手術チップ28は30という比較的高い利得を提供
する。この実施例の構成部分50での利得は3である。し
たがって振幅力増幅装置の全利得は、およそ90となる。
【0011】説明を手術チップ28に戻すと、この実施例
の場合、手術チップ28は1/4波長振動変成器を限定す
る。手術チップ28には、近位のねじ付き端部またはナッ
ト部42の位置まで断面が一定の、細長い中空の針部40が
含まれている。手術チップ28にはその遠位端部38にチッ
プ開口部44が含まれ、その開口部を通じて破砕した組織
と流体が吸引される。手術チップ28を形成する材料とし
て、例えばチタンまたはステンレスを用いることができ
る。その他の材料は、本発明の意図する機能を遂行でき
る物理特性があれば、使用できる。この実施例では遠位
端部38の変位と速度が最大であり、組織破砕のための破
砕と空洞化が行われる。遠位端部38は、発生する振動波
長の1/4の間隔でナット部分42から隔てられている。ナ
ット部分42は、1/4波長の整数倍の間隔で遠位端部38か
ら隔てられる。手術チップ28の遠位端部38は、末端部分
24の前方に伸びるロッド26の部分50(図2)に比較し
て、変換器アセンブリが発生したもとの波の振幅をかな
り大きく増幅するように構成されている。さらに変換器
アセンブリ20は振動ロッド26におよそ60‐80 kHzの高周
波を与える。これによって、接触する洗浄液の空洞化が
起きる可能性は最少限におさえられることがわかった。
上記の範囲での高周波は切断動作を強め、空洞化は開口
部44の周囲の一般に円形をなす流れへとを強く限局され
る。さらに上記の構成によって、摩擦損失と電力消費が
最少限におさえられる。
の場合、手術チップ28は1/4波長振動変成器を限定す
る。手術チップ28には、近位のねじ付き端部またはナッ
ト部42の位置まで断面が一定の、細長い中空の針部40が
含まれている。手術チップ28にはその遠位端部38にチッ
プ開口部44が含まれ、その開口部を通じて破砕した組織
と流体が吸引される。手術チップ28を形成する材料とし
て、例えばチタンまたはステンレスを用いることができ
る。その他の材料は、本発明の意図する機能を遂行でき
る物理特性があれば、使用できる。この実施例では遠位
端部38の変位と速度が最大であり、組織破砕のための破
砕と空洞化が行われる。遠位端部38は、発生する振動波
長の1/4の間隔でナット部分42から隔てられている。ナ
ット部分42は、1/4波長の整数倍の間隔で遠位端部38か
ら隔てられる。手術チップ28の遠位端部38は、末端部分
24の前方に伸びるロッド26の部分50(図2)に比較し
て、変換器アセンブリが発生したもとの波の振幅をかな
り大きく増幅するように構成されている。さらに変換器
アセンブリ20は振動ロッド26におよそ60‐80 kHzの高周
波を与える。これによって、接触する洗浄液の空洞化が
起きる可能性は最少限におさえられることがわかった。
上記の範囲での高周波は切断動作を強め、空洞化は開口
部44の周囲の一般に円形をなす流れへとを強く限局され
る。さらに上記の構成によって、摩擦損失と電力消費が
最少限におさえられる。
【0012】振動伝達ロッドの説明を続けると、直線の
超音波ホーン部分50は、変換器と構成部分24と手術チッ
プ28の間に伸びている。ホーン部分50はステンレスやチ
タンのような適切な材料で作られており、断面積が一定
である。ホーン部分50の長さはおよそ1/2波長である。
したがってねじ山部32で節点35bが生じる。そこにこの
節点があることによって、摩擦損失と電力消費は減少す
る。変換器アセンブリ20には、同じ理由で、圧電結晶22
の間に位置するもう一つの節点35cがある。2つの結晶2
2と末端部分24とを組み合わせた長さは、1/2波長よりわ
ずかに大きい。変換器アセンブリ20はハウジングアセン
ブリ18に熔接されるか、または固定されている。さらに
ホーン50は、振動利得を最小限におさえて波腹点での機
械的変位が変換器アセンブリ20とほぼ同じになるように
する、無損失の伝達部分として働く。この機械的変位の
減少によって、熱損失が大幅に減少する。図4に見られ
るように、変換器アセンブリ20によって生じる定常波パ
ターンの振動増幅変位はほとんどない。しかし手術チッ
プ28は、所望の振幅と限局された空洞化を生ずるために
必要な振動増幅の利得を産み出すように、充分な寸法と
位置が与えられている。空洞化は、チップ開口部44から
およそ0.5 mmから2.0 mmの範囲にある、一般に円形をな
す流体流の中で行われる。変換器アセンブリ20はその反
共振周波数で振動伝達装置を電気的に誘導する。1/4波
長ラインは並列共振回路に等しいので、このラインは電
源に対する非常に高い機械的インピーダンスを示す。し
たがって直列共振回路に等しく、インピーダンスが低
い、1/2波長ライン50を通じて、手術チップ28は事実上
変換器アセンブリ20に接続されている。したがって振動
エネルギーは実質的に手術チップ28へと流れる。
超音波ホーン部分50は、変換器と構成部分24と手術チッ
プ28の間に伸びている。ホーン部分50はステンレスやチ
タンのような適切な材料で作られており、断面積が一定
である。ホーン部分50の長さはおよそ1/2波長である。
したがってねじ山部32で節点35bが生じる。そこにこの
節点があることによって、摩擦損失と電力消費は減少す
る。変換器アセンブリ20には、同じ理由で、圧電結晶22
の間に位置するもう一つの節点35cがある。2つの結晶2
2と末端部分24とを組み合わせた長さは、1/2波長よりわ
ずかに大きい。変換器アセンブリ20はハウジングアセン
ブリ18に熔接されるか、または固定されている。さらに
ホーン50は、振動利得を最小限におさえて波腹点での機
械的変位が変換器アセンブリ20とほぼ同じになるように
する、無損失の伝達部分として働く。この機械的変位の
減少によって、熱損失が大幅に減少する。図4に見られ
るように、変換器アセンブリ20によって生じる定常波パ
ターンの振動増幅変位はほとんどない。しかし手術チッ
プ28は、所望の振幅と限局された空洞化を生ずるために
必要な振動増幅の利得を産み出すように、充分な寸法と
位置が与えられている。空洞化は、チップ開口部44から
およそ0.5 mmから2.0 mmの範囲にある、一般に円形をな
す流体流の中で行われる。変換器アセンブリ20はその反
共振周波数で振動伝達装置を電気的に誘導する。1/4波
長ラインは並列共振回路に等しいので、このラインは電
源に対する非常に高い機械的インピーダンスを示す。し
たがって直列共振回路に等しく、インピーダンスが低
い、1/2波長ライン50を通じて、手術チップ28は事実上
変換器アセンブリ20に接続されている。したがって振動
エネルギーは実質的に手術チップ28へと流れる。
【0013】前記のような構成によって、実用上は手術
チップ28以外に運動部分はない。したがってハンドピー
スアセンブリ18の温度は周囲温度にほぼ等しい。そこで
ハンドピースアセンブリを冷却する必要はない。さらに
比較的高い振幅を維持するための電力は、ほとんど必要
ない。したがって電力消費量は低い。図1に見られるよ
うに、変換器アセンブリ20と振動伝達装置30の周囲に、
流体容量式スリーブ52がある。スリーブ52はハウジング
アセンブリ18に接続されるように構成され、洗浄液室54
を提供しており、その寸法と構成は室54の流体容量を増
加するようなやり方で与えられている。スリーブ52には
狭いチップ部分56があり、この部分はチップ周囲の環状
流体室58を限定するために手術チップ28から間隔をおい
ている。洗浄液は室54から開放端通路58を通じて手術部
位へと流れる点が重要である。ハンドピース本体の液体
容器または室54の容積は、洗浄ポートの非常に接近した
位置にある流体蓄積装置(図8を参照)として働くよう
になっている。流体室を拡張したハンドピースが、「流
体スリーブを拡張した超音波ハンドピース」(代理人整
理番号 ALC‐008)という名称のもう一つの特許出願
に、詳細に述べられ、請求されている。それは本発明の
最善の形の一部であるので、本発明の中で説明してい
る。
チップ28以外に運動部分はない。したがってハンドピー
スアセンブリ18の温度は周囲温度にほぼ等しい。そこで
ハンドピースアセンブリを冷却する必要はない。さらに
比較的高い振幅を維持するための電力は、ほとんど必要
ない。したがって電力消費量は低い。図1に見られるよ
うに、変換器アセンブリ20と振動伝達装置30の周囲に、
流体容量式スリーブ52がある。スリーブ52はハウジング
アセンブリ18に接続されるように構成され、洗浄液室54
を提供しており、その寸法と構成は室54の流体容量を増
加するようなやり方で与えられている。スリーブ52には
狭いチップ部分56があり、この部分はチップ周囲の環状
流体室58を限定するために手術チップ28から間隔をおい
ている。洗浄液は室54から開放端通路58を通じて手術部
位へと流れる点が重要である。ハンドピース本体の液体
容器または室54の容積は、洗浄ポートの非常に接近した
位置にある流体蓄積装置(図8を参照)として働くよう
になっている。流体室を拡張したハンドピースが、「流
体スリーブを拡張した超音波ハンドピース」(代理人整
理番号 ALC‐008)という名称のもう一つの特許出願
に、詳細に述べられ、請求されている。それは本発明の
最善の形の一部であるので、本発明の中で説明してい
る。
【0014】超音波吸引装置10の作動中、手術チップ28
が振動して、水晶体を多量の小断片へと破砕する。これ
らの組織断片は通路34の開口部44へと吸引され、吸引導
管を通じて回収装置16へと吸引される。同時に、洗浄液
は、手術部位で組織と一緒に吸引され、手術部位に達す
る環状通路58を通じて室54へと運ばれる。水晶体の破砕
は、振動する手術チップ28によって生じる切断動作と、
遠位端部38に隣接する強い超音波領域によって生ずる破
砕性空洞形成との結果である。効果的に破砕を行うため
には、両方の動作の働きが等しく重要であることが確か
められている。空洞を針40の遠位端部38に高度に限局す
ることによって破砕の効果が増し、吸引通路34に入る組
織粒子の寸法が低下する。さらに、形成される気泡が小
さくなると、その気泡が崩壊した場合にその気泡によっ
て生じる負圧が減少するので、高周波振動(例えば60 k
Hz‐80 kHz)によって空洞は小さくなる。この空洞化に
よって、手術チップ28にそった、チップ開口部から遠ざ
かる、破砕された粒子の縦方向の変位を生みだす傾向
が、減少する。本実施例によれば、周波数範囲がおよそ
60から80 kHzで、移動ナットによって生ずる空洞化気泡
の寸法は、手術の視界を妨害しないほど充分に小さい。
そのうえ、振動圧領域の圧力は低く、破砕された粒子を
チップから離れるように圧迫しない。したがって、道具
の破砕効率を高める渦巻き動作のような動作を行う、高
度に限局された空洞化動作が生じる。上記の構成によっ
て、手術チップが超音波ホーン部分50に接続される位置
での変位が、また大幅に低下する。
が振動して、水晶体を多量の小断片へと破砕する。これ
らの組織断片は通路34の開口部44へと吸引され、吸引導
管を通じて回収装置16へと吸引される。同時に、洗浄液
は、手術部位で組織と一緒に吸引され、手術部位に達す
る環状通路58を通じて室54へと運ばれる。水晶体の破砕
は、振動する手術チップ28によって生じる切断動作と、
遠位端部38に隣接する強い超音波領域によって生ずる破
砕性空洞形成との結果である。効果的に破砕を行うため
には、両方の動作の働きが等しく重要であることが確か
められている。空洞を針40の遠位端部38に高度に限局す
ることによって破砕の効果が増し、吸引通路34に入る組
織粒子の寸法が低下する。さらに、形成される気泡が小
さくなると、その気泡が崩壊した場合にその気泡によっ
て生じる負圧が減少するので、高周波振動(例えば60 k
Hz‐80 kHz)によって空洞は小さくなる。この空洞化に
よって、手術チップ28にそった、チップ開口部から遠ざ
かる、破砕された粒子の縦方向の変位を生みだす傾向
が、減少する。本実施例によれば、周波数範囲がおよそ
60から80 kHzで、移動ナットによって生ずる空洞化気泡
の寸法は、手術の視界を妨害しないほど充分に小さい。
そのうえ、振動圧領域の圧力は低く、破砕された粒子を
チップから離れるように圧迫しない。したがって、道具
の破砕効率を高める渦巻き動作のような動作を行う、高
度に限局された空洞化動作が生じる。上記の構成によっ
て、手術チップが超音波ホーン部分50に接続される位置
での変位が、また大幅に低下する。
【0015】本発明のもう一つの実施例を示す、図6と
図7を参照する。この実施例は、対称ステップホーンと
非対称ステップホーンの位置が逆になっている点で、そ
の他の実施例と異なる。この場合チップ28´は非対称ホ
ーンの一部である。変換器アセンブリ20´と振動伝達ま
たは波増幅装置30´の構成と機能はハウジングアセンブ
リ(図示せず)に収納する必要があるが、以前の実施例
で説明したように収納する。図6で示したように、構成
部分62は対称ステップホーンであり、構成部分64は非対
称ステップホーンであり、両者は同じ周波数に合わせて
ある。変換器アセンブリ20´には振動伝達ロッド26´に
備えられた一対の圧電結晶22´が含まれている。後ろの
変換器末端部分24´はステンレス製で、前の変換器末端
部分24´はチタン製である。変換器アセンブリ20´は1/
2波長共振器であり、変位増幅度の変位率は低く、およ
そ1.82である(図7参照)。この比率はステンレスとチ
タン部分24´の比音響インピーダンス比である。対称ホ
ーン部分60はチタン製で、前方の変換器末端部分24´の
延長である拡大した円筒部分64を有する。対称ホーン部
分60は、発生した定常波パターンが部分64から前方に伸
びる伝達ロッド26´の縮小した直径部分にはいると、そ
の定常波パターンの振動変位を増幅させる。対称部分60
は既知の定式に従って所望の変位増幅を行う。大気中で
振動するステップホーンの特性は、次の2つの方程式で
規定される。 sin(ka)cos(kb)=-(Zob/Zo
a)sin(kb)cos(ka) (2) M = cos(kb)/cos(ka) (3)
図7を参照する。この実施例は、対称ステップホーンと
非対称ステップホーンの位置が逆になっている点で、そ
の他の実施例と異なる。この場合チップ28´は非対称ホ
ーンの一部である。変換器アセンブリ20´と振動伝達ま
たは波増幅装置30´の構成と機能はハウジングアセンブ
リ(図示せず)に収納する必要があるが、以前の実施例
で説明したように収納する。図6で示したように、構成
部分62は対称ステップホーンであり、構成部分64は非対
称ステップホーンであり、両者は同じ周波数に合わせて
ある。変換器アセンブリ20´には振動伝達ロッド26´に
備えられた一対の圧電結晶22´が含まれている。後ろの
変換器末端部分24´はステンレス製で、前の変換器末端
部分24´はチタン製である。変換器アセンブリ20´は1/
2波長共振器であり、変位増幅度の変位率は低く、およ
そ1.82である(図7参照)。この比率はステンレスとチ
タン部分24´の比音響インピーダンス比である。対称ホ
ーン部分60はチタン製で、前方の変換器末端部分24´の
延長である拡大した円筒部分64を有する。対称ホーン部
分60は、発生した定常波パターンが部分64から前方に伸
びる伝達ロッド26´の縮小した直径部分にはいると、そ
の定常波パターンの振動変位を増幅させる。対称部分60
は既知の定式に従って所望の変位増幅を行う。大気中で
振動するステップホーンの特性は、次の2つの方程式で
規定される。 sin(ka)cos(kb)=-(Zob/Zo
a)sin(kb)cos(ka) (2) M = cos(kb)/cos(ka) (3)
【0016】方程式(2)は共振周波数を決定するため
に使用する周波数方程式であり、方程式(3)は、小端
部での変位に対する大端部での変位の比として定義され
る、変位増幅度Mを決定するために使用する利得方程式
である。 これらの方程式で、aは小さい部分の長さ、b
は大きい部分の長さ、Zobは大きい部分の特性インピー
ダンス、Zoaは小さい部分の特性インピーダンス、kは波
数である。特性インピーダンス Zo = ρcS で、ρは密
度、cは音響速度、Sは断面積、波数 k = 2π/λ であ
る。上記の2方程式を組み合わせると、得られる最大増
幅度は Mmax =Zob/Zoa (4) となり、これは両ホーン部分が1/4波長に等しい場合に
成立する。両ホーン部分の材料が同じであれば、Mは小
さい断面積に対する大きい断面積の比に等しくなる。
に使用する周波数方程式であり、方程式(3)は、小端
部での変位に対する大端部での変位の比として定義され
る、変位増幅度Mを決定するために使用する利得方程式
である。 これらの方程式で、aは小さい部分の長さ、b
は大きい部分の長さ、Zobは大きい部分の特性インピー
ダンス、Zoaは小さい部分の特性インピーダンス、kは波
数である。特性インピーダンス Zo = ρcS で、ρは密
度、cは音響速度、Sは断面積、波数 k = 2π/λ であ
る。上記の2方程式を組み合わせると、得られる最大増
幅度は Mmax =Zob/Zoa (4) となり、これは両ホーン部分が1/4波長に等しい場合に
成立する。両ホーン部分の材料が同じであれば、Mは小
さい断面積に対する大きい断面積の比に等しくなる。
【0017】対称ステップホーンの場合は、両部分は1/
4波長に近い同じ長さであり、方程式(3)の余弦項はい
ずれもゼロに近いごく小さな数である。余弦関数の傾斜
はこの点で最大となるので、この型のホーンは大量のロ
ードがかかることによる見かけの長さの変化に対して非
常に鋭敏になる。このことによって、白内障破砕で起こ
る種類のロードについて、対称ホーンの利用可能な利得
はおよそ20に制限される。 手術チップを含むステップ
ホーンが非対称で、2つの部分がいずれも1/4波長でな
く、余弦項がゼロでない場合に、実質的な改良が行われ
る。この場合、余弦関数の傾斜の値は従来より大幅に低
く、ロードのもとで充分に安定した変位を維持するため
のこのホーンの能力が改良される。しかし非対称ステッ
プホーンの増幅度は、断面積の比が同じの対称ステップ
ホーンより、必ず低くなる。
4波長に近い同じ長さであり、方程式(3)の余弦項はい
ずれもゼロに近いごく小さな数である。余弦関数の傾斜
はこの点で最大となるので、この型のホーンは大量のロ
ードがかかることによる見かけの長さの変化に対して非
常に鋭敏になる。このことによって、白内障破砕で起こ
る種類のロードについて、対称ホーンの利用可能な利得
はおよそ20に制限される。 手術チップを含むステップ
ホーンが非対称で、2つの部分がいずれも1/4波長でな
く、余弦項がゼロでない場合に、実質的な改良が行われ
る。この場合、余弦関数の傾斜の値は従来より大幅に低
く、ロードのもとで充分に安定した変位を維持するため
のこのホーンの能力が改良される。しかし非対称ステッ
プホーンの増幅度は、断面積の比が同じの対称ステップ
ホーンより、必ず低くなる。
【0018】本実施例で用いられる超音波ホーンは、チ
タン製の3ステップホーンであり、これは直列に接続し
た対称および非対称ステップホーンと等しい。利得の定
義は、ステップホーンの一定部分の対向端部での変位
(または速度)率である。この実施例では、両ステップ
ホーンの周波数を同じにすると、対称ステップホーン部
分 62 の利得は12となり、非対称ステップホーンの利得
は4となる。非対称ホーンには超音波チップ28´が含ま
れている点に注意すべきである。全利得は2つの利得の
積、すなわち48となる。このようにして、本発明者は対
称ステップホーンの高利得特性を非対称ホーンの大きな
帯域幅特性に組み合わせ、高利得で帯域幅の大きいホー
ンを実現する。帯域幅は、振幅の減衰が30 % 以上とな
らない周波数範囲を意味する。白内障でのロード総量に
対して、ロードのもとで充分に安定した変位を達成する
ために、周波数または電圧を補正する必要はない。 非
対称部分64は、図7で示したように、対称部分62に比べ
て変位増幅がさらに大きい。前の実施例とは異なり、こ
の実施例はさまざまな部分の利得を大幅に増加するよう
に意図されている。対称ホーンと非対称ホーンの組み合
わせによって、一定の金属容積に対する高利得が得ら
れ、さらに重要なことに、一つの対称ホーンだけで得ら
れる帯域幅より大きく、同じ利得の帯域幅が得られる。
したがって対称ホーンと非対称ホーンを組み合わせて得
られる大幅な利得によって、所望の切断速度を達成する
ために必要な電力が減少する。
タン製の3ステップホーンであり、これは直列に接続し
た対称および非対称ステップホーンと等しい。利得の定
義は、ステップホーンの一定部分の対向端部での変位
(または速度)率である。この実施例では、両ステップ
ホーンの周波数を同じにすると、対称ステップホーン部
分 62 の利得は12となり、非対称ステップホーンの利得
は4となる。非対称ホーンには超音波チップ28´が含ま
れている点に注意すべきである。全利得は2つの利得の
積、すなわち48となる。このようにして、本発明者は対
称ステップホーンの高利得特性を非対称ホーンの大きな
帯域幅特性に組み合わせ、高利得で帯域幅の大きいホー
ンを実現する。帯域幅は、振幅の減衰が30 % 以上とな
らない周波数範囲を意味する。白内障でのロード総量に
対して、ロードのもとで充分に安定した変位を達成する
ために、周波数または電圧を補正する必要はない。 非
対称部分64は、図7で示したように、対称部分62に比べ
て変位増幅がさらに大きい。前の実施例とは異なり、こ
の実施例はさまざまな部分の利得を大幅に増加するよう
に意図されている。対称ホーンと非対称ホーンの組み合
わせによって、一定の金属容積に対する高利得が得ら
れ、さらに重要なことに、一つの対称ホーンだけで得ら
れる帯域幅より大きく、同じ利得の帯域幅が得られる。
したがって対称ホーンと非対称ホーンを組み合わせて得
られる大幅な利得によって、所望の切断速度を達成する
ために必要な電力が減少する。
【0019】チップ28´の大幅な変位増幅を達成するた
めに、変換器アセンブリ20´に供給する電力が少なくて
すむ。このことによって、手術に必要な電圧が低いので
比較的安全に操作できる超音波用具が得られる。この実
施例の操作は上記の説明から自明である。この明細書に
示した本発明の範囲を逸脱せずに、上記の方法と装置に
いくつかの変更を行うことができるので、上記の説明、
または添付図面に示されたすべての事柄は、限定的な意
味で解釈するのでなく、例証として解釈すべきである。
めに、変換器アセンブリ20´に供給する電力が少なくて
すむ。このことによって、手術に必要な電圧が低いので
比較的安全に操作できる超音波用具が得られる。この実
施例の操作は上記の説明から自明である。この明細書に
示した本発明の範囲を逸脱せずに、上記の方法と装置に
いくつかの変更を行うことができるので、上記の説明、
または添付図面に示されたすべての事柄は、限定的な意
味で解釈するのでなく、例証として解釈すべきである。
【図1】本発明の超音波手術装置の一部の断面図。
【図2】変換器の一実施例と振動波長を示す本発明のス
テップホーン構成の正面図。
テップホーン構成の正面図。
【図3】図2で示した実施例の図であるが、その1/2波
長ステップホーン部分を示した図。
長ステップホーン部分を示した図。
【図4】手術装置の振動変位を示すグラフ。
【図5】手術装置のステップホーン部分の力を示すグラ
フ。
フ。
【図6】本発明の変換器とステップホーン構成のもう一
つの実施例の正面図。
つの実施例の正面図。
【図7】図6の実施例の振動変位をグラフで示した図。
【図8】ハウジングアセンブリ内の洗浄液を示す概略断
面図。
面図。
10 超音波振動手術吸引装置 12 制御装置 14 外部液体導管 16 吸引導管 18 ハンドピースアセンブリ 20 変換器アセンブリ 22 圧電結晶 24 円筒形変換器絶縁末端部 26 振動伝達ロッド 28 手術チップ 30 変位増幅装置 32 ねじ部 34 吸引通路 36 中心孔 38 遠位端部 40 針部 42 ナット部分 44 開口部 50 超音波ホーン部分 52 スリーブ 54 洗浄液室 56 チップ部分 58 環状流体室 60 対称ホーン部分 62 対称ステップホーン 64 非対称ステップホーン
Claims (18)
- 【請求項1】 ハンドピースアセンブリと、 前記ハンドピースアセンブリに備えられ、電力を超音波
機械振動エネルギーに変換するために操作できる変換器
手段と、 一端で前記変換器手段に音響的に結合され、除去すべき
身体組織に接触するために他端で手術チップ部分を含
む、運動増幅手段と、 互いに直列に接続された対称ステップホーン部分と非対
称ステップホーン部分を含み、 前記ホーン部分の一方に接続されており、遠位端部で所
望の変位が得られるように操作できる前記手術チップ部
分とを含む、前記増幅手段と、 によって構成されることを特徴とする超音波装置。 - 【請求項2】 前記手術チップが前記非対称ステップホ
ーン部分に含まれており、前記対称部分と前記非対称部
分が、前記手術チップの遠位端部の機械的変位に対して
高利得が得られるように構成されることを特徴とする、
請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記手術チップが前記対称ステップホー
ン部分に含まれており、 前記対称と非対称ホーン部分が前記手術チップの近位端
部で実質的にゼロの変位を与え、前記チップの遠位端部
で最大変位を与えるように構成されており、 前記変換器手段が、振動エネルギーに対する高インピー
ダンスとして働くように、前記運動増幅手段の反共振周
波数で作動し、そのことによって振動エネルギーが実質
的に前記チップに流れ、前記チップで生じる変化するロ
ードのもとで、前記チップの前記遠位端部の周囲に限局
された空洞化領域を与えることを特徴とする、請求項1
記載の装置。 - 【請求項4】 さらに吸引通路手段を含み、その吸引通
路手段が、前記通路手段の一端に真空装置が適用される
のに応答して、その通路手段を通じて身体組織の吸引が
行うために、前記チップ部分を通過し、また前記増幅手
段を少なくとも部分的に通過して伸びていることを特徴
とする、請求項1記載の装置。 - 【請求項5】 非対称と対称部分が1/2波長共振器であ
ることを特徴とする、請求項1記載の装置。 - 【請求項6】 前記1/2波長共振器がその共振周波数で
励振されることを特徴とする、請求項5記載の装置。 - 【請求項7】 ハンドピースアセンブリと、 前記ハンドピースアセンブリに備えられ、電力を超音波
機械振動エネルギーに変換するために操作できる変換器
手段と、 前記変換器手段に音響的に結合された一端のある本体部
分と、破砕すべき身体組織に接触するために他端に手術
チップ部分がある、振動伝達手段と、 近位端部で実質的にゼロの変位を与え、前記チップの遠
位端部で最大変位を与える前記手術チップと、 振動エネルギーの変位増幅を実質的に行わない前記本体
部分と、 振動エネルギーに対する高インピーダンスとして働くよ
うに、前記伝達手段の反共振周波数で作動し、そのこと
によって振動エネルギーが実質的に前記チップに流れ、
前記チップで生じる変化するロードのもとで、前記チッ
プ部分の周囲に限局された空洞化領域を与える、前記変
換器手段と、 によって構成されることを特徴とする超音波手術装置。 - 【請求項8】 さらに吸引通路手段を含み、その吸引通
路手段が、前記通路手段の一端に真空装置が適用される
のに応答して、その通路手段を通じて身体組織の吸引を
行うために、前記チップを通過し、また前記本体部分を
少なくとも部分的に通過して伸びていることを特徴とす
る、請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 前記通路手段が前記手術チップの前記遠
位端部に開口部を有し、前記手術チップによって生じた
空洞が前記遠位端部の領域に一般に円形の流体流の形で
限局されることを特徴とする、請求項8記載の装置。 - 【請求項10】 前記限局された空洞領域が前記チップ
開口部から数ミリメートルの位置にあることを特徴とす
る、請求項9記載の装置。 - 【請求項11】 前記振動エネルギーが少なくとも40 k
Hz以上の高周波で発生することを特徴とする、請求項9
記載の装置。 - 【請求項12】 発生する高振動周波数がおよそ60から
80 kHzであり、発生する圧力領域が破砕した粒子を前記
チップ開口部から離れるように圧迫しないことを特徴と
する、請求項11記載の装置。 - 【請求項13】 前記ハンドピースアセンブリに伝達さ
れる振動を隔絶するために、前記変換器手段が定常波パ
ターンの節点で前記ハンドピースアセンブリに接続され
ることを特徴とする、請求項9記載の装置。 - 【請求項14】 前記手術チップの長さが、振動定常波
のおよそ1/4に等しいことを特徴とする、請求項12記載
の装置。 - 【請求項15】 前記ハンドピースアセンブリに備えら
れており、洗浄液を放出させる、前記遠位端部に隣接す
る、洗浄通路を限定するために、前記チップと前記伝達
手段に対して間隔をおいて伸びる洗浄液ハウジングをさ
らに含むことを特徴とする、請求項8記載の装置。 - 【請求項16】 ハンドピースアセンブリと、 前記ハンドピースアセンブリに備えられ、電力を超音波
機械振動エネルギーに変換するために操作できる変換器
手段と、 前記変換器手段に音響的に結合された一端のある本体部
分と、除去すべき身体組織に接触するために他端に手術
チップ部分がある、振動伝達手段と、 その遠位端部で変位を最大とし、前記本体部分が前記変
換手段の振動エネルギーの変位を実質的に増幅し、前記
振動伝達手段が前記手術チップを含む非対称ステップホ
ーン部と組み合わされた対称ステップホーン部によって
構成され、前記対称部分と前記非対称部分が前記チップ
の遠位端の機械的変位の利得を高くするような前記チッ
プと、 によって構成されることを特徴とする、超音波装置。 - 【請求項17】 さらに吸引通路手段を含み、その吸引
通路手段が、前記通路手段の一端に真空装置が適用され
るのに応答して、その通路手段を通じて身体組織の吸引
を行うために、前記チップを通過し、また前記本体部分
を少なくとも部分的に通過して伸びていることを特徴と
する、請求項16記載の装置。 - 【請求項18】 振動エネルギーがおよそ60から80 kHz
であることを特徴とする、請求項17記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US503666 | 1990-04-03 | ||
US05/503,666 US5112300A (en) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | Method and apparatus for controlling ultrasonic fragmentation of body tissue |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716254A JPH0716254A (ja) | 1995-01-20 |
JP2732322B2 true JP2732322B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=24003019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3098168A Expired - Lifetime JP2732322B2 (ja) | 1990-04-03 | 1991-04-03 | 身体組織の超音波破砕制御のための方法と装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5112300A (ja) |
EP (1) | EP0450578B1 (ja) |
JP (1) | JP2732322B2 (ja) |
AU (1) | AU636729B2 (ja) |
CA (1) | CA2039636C (ja) |
DE (1) | DE69121951T2 (ja) |
ES (1) | ES2095264T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170101181A (ko) * | 2017-08-28 | 2017-09-05 | 이일권 | 진동 매체를 가진 지방 흡입용 캐뉼라 및 그에 대한 진동 조절 방법 |
Families Citing this family (280)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2042006C (en) * | 1990-05-11 | 1995-08-29 | Morito Idemoto | Surgical ultrasonic horn |
US5492528A (en) * | 1990-07-17 | 1996-02-20 | Anis; Azis Y. | Removal of tissue |
US5911699A (en) | 1990-07-17 | 1999-06-15 | Aziz Yehia Anis | Removal of tissue |
US6007513A (en) * | 1990-07-17 | 1999-12-28 | Aziz Yehia Anis | Removal of tissue |
US5722945A (en) * | 1990-07-17 | 1998-03-03 | Aziz Yehia Anis | Removal of tissue |
EP0469883B1 (en) * | 1990-08-03 | 1999-01-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration driven motor |
US5221282A (en) * | 1991-05-29 | 1993-06-22 | Sonokinetics Group | Tapered tip ultrasonic aspirator |
US5448128A (en) * | 1991-12-12 | 1995-09-05 | Honda Denshi Kabushiki Kaisha | Vibration type driving device |
DK171113B1 (da) * | 1992-01-21 | 1996-06-17 | Baltic Technology Aps | Apparat til fjernelse af biologisk væv og med en ultrasonisk vibrerende sonde, samt fremgangsmåde til fremstilling af apparatet |
US5269297A (en) * | 1992-02-27 | 1993-12-14 | Angiosonics Inc. | Ultrasonic transmission apparatus |
US5312329A (en) * | 1993-04-07 | 1994-05-17 | Valleylab Inc. | Piezo ultrasonic and electrosurgical handpiece |
US5449370A (en) * | 1993-05-12 | 1995-09-12 | Ethicon, Inc. | Blunt tipped ultrasonic trocar |
US5419761A (en) * | 1993-08-03 | 1995-05-30 | Misonix, Inc. | Liposuction apparatus and associated method |
US5451220A (en) * | 1994-08-15 | 1995-09-19 | Microsonic Engineering Devices Company, Inc. | Battery operated multifunction ultrasonic wire for angioplasty |
US5630420A (en) * | 1995-09-29 | 1997-05-20 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic instrument for surgical applications |
US5895362A (en) * | 1996-02-23 | 1999-04-20 | Abbott Laboratories | Transdermal transport using ultrasonic standing waves |
US5746756A (en) * | 1996-06-03 | 1998-05-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Internal ultrasonic tip amplifier |
US5910139A (en) * | 1996-08-29 | 1999-06-08 | Storz Instrument Co. | Numeric keypad simulated on touchscreen |
US6251113B1 (en) | 1996-08-29 | 2001-06-26 | Bausch & Lomb Surgical, Inc. | Ophthalmic microsurgical system employing surgical module employing flash EEPROM and reprogrammable modules |
US6203516B1 (en) | 1996-08-29 | 2001-03-20 | Bausch & Lomb Surgical, Inc. | Phacoemulsification device and method for using dual loop frequency and power control |
US6086576A (en) * | 1996-08-29 | 2000-07-11 | Bausch & Lomb Surgical, Inc. | Automatically switching the termination of a communications bus |
US5997528A (en) * | 1996-08-29 | 1999-12-07 | Bausch & Lomb Surgical, Inc. | Surgical system providing automatic reconfiguration |
US6117126A (en) * | 1996-08-29 | 2000-09-12 | Bausch & Lomb Surgical, Inc. | Surgical module with independent microprocessor-based communication |
US5989274A (en) * | 1996-10-17 | 1999-11-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods and devices for improving blood flow to a heart of a patient |
US6024725A (en) * | 1996-11-27 | 2000-02-15 | Mentor Corporation | Reducing tissue trauma and fluid loss during surgery |
US6051010A (en) * | 1996-12-23 | 2000-04-18 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods and devices for joining transmission components |
US5776155A (en) * | 1996-12-23 | 1998-07-07 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods and devices for attaching and detaching transmission components |
US5968060A (en) * | 1997-02-28 | 1999-10-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic interlock and method of using the same |
US5810859A (en) * | 1997-02-28 | 1998-09-22 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Apparatus for applying torque to an ultrasonic transmission component |
US5989275A (en) * | 1997-02-28 | 1999-11-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Damping ultrasonic transmission components |
US5938633A (en) * | 1997-07-09 | 1999-08-17 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical devices |
US6055458A (en) * | 1997-08-28 | 2000-04-25 | Bausch & Lomb Surgical, Inc. | Modes/surgical functions |
US5938677A (en) * | 1997-10-15 | 1999-08-17 | Alcon Laboratories, Inc. | Control system for a phacoemulsification handpiece |
US6028387A (en) * | 1998-06-29 | 2000-02-22 | Alcon Laboratories, Inc. | Ultrasonic handpiece tuning and controlling device |
WO2000035351A1 (en) * | 1998-12-18 | 2000-06-22 | Sontra Medical, Inc. | Method and apparatus for producing homogenous cavitation to enhance transdermal transport |
US6620123B1 (en) | 1999-12-17 | 2003-09-16 | Sontra Medical, Inc. | Method and apparatus for producing homogenous cavitation to enhance transdermal transport |
US20040024393A1 (en) * | 2002-08-02 | 2004-02-05 | Henry Nita | Therapeutic ultrasound system |
CA2299997A1 (en) * | 1999-03-05 | 2000-09-05 | Thomas Peterson | Method and apparatus for cleaning medical instruments and the like |
US6278218B1 (en) | 1999-04-15 | 2001-08-21 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Apparatus and method for tuning ultrasonic transducers |
US6200326B1 (en) * | 1999-04-28 | 2001-03-13 | Krishna Narayanan | Method and apparatus for hair removal using ultrasonic energy |
US6139554A (en) * | 1999-06-10 | 2000-10-31 | Karkar; Maurice N. | Multipurpose tissue resurfacing handpiece |
US6652547B2 (en) | 1999-10-05 | 2003-11-25 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method of removing occlusions using ultrasonic medical device operating in a transverse mode |
US20050096669A1 (en) * | 1999-10-05 | 2005-05-05 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method for an ultrasonic medical device to treat coronary thrombus bearing lesions |
US6695782B2 (en) * | 1999-10-05 | 2004-02-24 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Ultrasonic probe device with rapid attachment and detachment means |
US6660013B2 (en) | 1999-10-05 | 2003-12-09 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus for removing plaque from blood vessels using ultrasonic energy |
US6551337B1 (en) | 1999-10-05 | 2003-04-22 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Ultrasonic medical device operating in a transverse mode |
US20040097996A1 (en) * | 1999-10-05 | 2004-05-20 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method of removing occlusions using an ultrasonic medical device operating in a transverse mode |
US6524251B2 (en) | 1999-10-05 | 2003-02-25 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Ultrasonic device for tissue ablation and sheath for use therewith |
US20040249401A1 (en) * | 1999-10-05 | 2004-12-09 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method for an ultrasonic medical device with a non-compliant balloon |
EP1090658A1 (en) | 1999-10-05 | 2001-04-11 | OmniSonics Medical Technologies | Ultrasonic medical treatment apparatus |
US20030065263A1 (en) * | 1999-10-05 | 2003-04-03 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Ultrasonic probe device with rapid attachment and detachment means having a line contact collet |
US20050043753A1 (en) * | 1999-10-05 | 2005-02-24 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method for an ultrasonic medical device to treat peripheral artery disease |
US20030236539A1 (en) * | 1999-10-05 | 2003-12-25 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method for using an ultrasonic probe to clear a vascular access device |
US20050043629A1 (en) * | 1999-10-05 | 2005-02-24 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method for an ultrasonic medical device having a probe with a small proximal end |
US20050119679A1 (en) * | 1999-10-05 | 2005-06-02 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method for an ultrasonic medical device to treat chronic total occlusions |
US20020077550A1 (en) | 1999-10-05 | 2002-06-20 | Rabiner Robert A. | Apparatus and method for treating gynecological diseases using an ultrasonic medical device operating in a transverse mode |
US6695781B2 (en) | 1999-10-05 | 2004-02-24 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Ultrasonic medical device for tissue remodeling |
US6733451B2 (en) | 1999-10-05 | 2004-05-11 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method for an ultrasonic probe used with a pharmacological agent |
US20040158150A1 (en) * | 1999-10-05 | 2004-08-12 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method for an ultrasonic medical device for tissue remodeling |
JP2001170066A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-26 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波処置具 |
US6679899B2 (en) | 2000-10-20 | 2004-01-20 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Method for detecting transverse vibrations in an ultrasonic hand piece |
US6945981B2 (en) | 2000-10-20 | 2005-09-20 | Ethicon-Endo Surgery, Inc. | Finger operated switch for controlling a surgical handpiece |
US6623500B1 (en) | 2000-10-20 | 2003-09-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ring contact for rotatable connection of switch assembly for use in a surgical system |
US7476233B1 (en) | 2000-10-20 | 2009-01-13 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical system within digital control |
US6537291B2 (en) | 2000-10-20 | 2003-03-25 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Method for detecting a loose blade in a hand piece connected to an ultrasonic surgical system |
US6626926B2 (en) * | 2000-10-20 | 2003-09-30 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Method for driving an ultrasonic system to improve acquisition of blade resonance frequency at startup |
US20020049551A1 (en) * | 2000-10-20 | 2002-04-25 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Method for differentiating between burdened and cracked ultrasonically tuned blades |
US6662127B2 (en) | 2000-10-20 | 2003-12-09 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Method for detecting presence of a blade in an ultrasonic system |
US6480796B2 (en) | 2000-10-20 | 2002-11-12 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Method for improving the start up of an ultrasonic system under zero load conditions |
US6809508B2 (en) * | 2000-10-20 | 2004-10-26 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Detection circuitry for surgical handpiece system |
US6633234B2 (en) | 2000-10-20 | 2003-10-14 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Method for detecting blade breakage using rate and/or impedance information |
US7273483B2 (en) | 2000-10-20 | 2007-09-25 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Apparatus and method for alerting generator functions in an ultrasonic surgical system |
US7077853B2 (en) * | 2000-10-20 | 2006-07-18 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Method for calculating transducer capacitance to determine transducer temperature |
US6678621B2 (en) | 2000-10-20 | 2004-01-13 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Output displacement control using phase margin in an ultrasonic surgical hand piece |
US6608270B2 (en) | 2000-10-20 | 2003-08-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Flexible switch members for hand activation handpiece switches |
WO2002070158A1 (en) * | 2001-03-07 | 2002-09-12 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method for manufacturing small diameter medical devices |
US6588277B2 (en) | 2001-05-21 | 2003-07-08 | Ethicon Endo-Surgery | Method for detecting transverse mode vibrations in an ultrasonic hand piece/blade |
US10835307B2 (en) | 2001-06-12 | 2020-11-17 | Ethicon Llc | Modular battery powered handheld surgical instrument containing elongated multi-layered shaft |
US20040019266A1 (en) * | 2002-07-29 | 2004-01-29 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method for radiopaque coating for an ultrasonic medical device |
WO2004058074A1 (en) | 2002-12-23 | 2004-07-15 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method for ultrasonic medical device with improved visibility in imaging procedures |
US20040176686A1 (en) * | 2002-12-23 | 2004-09-09 | Omnisonics Medical Technologies, Inc. | Apparatus and method for ultrasonic medical device with improved visibility in imaging procedures |
US7163548B2 (en) * | 2003-11-05 | 2007-01-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc | Ultrasonic surgical blade and instrument having a gain step |
US7794414B2 (en) | 2004-02-09 | 2010-09-14 | Emigrant Bank, N.A. | Apparatus and method for an ultrasonic medical device operating in torsional and transverse modes |
US8182501B2 (en) | 2004-02-27 | 2012-05-22 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical shears and method for sealing a blood vessel using same |
WO2006042210A2 (en) | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instrument |
US7156201B2 (en) * | 2004-11-04 | 2007-01-02 | Advanced Ultrasonic Solutions, Inc. | Ultrasonic rod waveguide-radiator |
US7931611B2 (en) * | 2005-03-23 | 2011-04-26 | Misonix, Incorporated | Ultrasonic wound debrider probe and method of use |
US20070191713A1 (en) | 2005-10-14 | 2007-08-16 | Eichmann Stephen E | Ultrasonic device for cutting and coagulating |
US8152825B2 (en) * | 2005-10-14 | 2012-04-10 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical ultrasound system and handpiece and methods for making and tuning |
US7853948B2 (en) * | 2005-10-24 | 2010-12-14 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for scheduling grid jobs |
US7621930B2 (en) | 2006-01-20 | 2009-11-24 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasound medical instrument having a medical ultrasonic blade |
US8366727B2 (en) | 2006-06-01 | 2013-02-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Tissue pad ultrasonic surgical instrument |
AU2012200268B8 (en) * | 2006-06-01 | 2015-02-12 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instrument |
US8142461B2 (en) | 2007-03-22 | 2012-03-27 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments |
US20080234709A1 (en) | 2007-03-22 | 2008-09-25 | Houser Kevin L | Ultrasonic surgical instrument and cartilage and bone shaping blades therefor |
US8057498B2 (en) | 2007-11-30 | 2011-11-15 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instrument blades |
US8911460B2 (en) | 2007-03-22 | 2014-12-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
US8226675B2 (en) | 2007-03-22 | 2012-07-24 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments |
US8257377B2 (en) | 2007-07-27 | 2012-09-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Multiple end effectors ultrasonic surgical instruments |
US8882791B2 (en) | 2007-07-27 | 2014-11-11 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
US8523889B2 (en) | 2007-07-27 | 2013-09-03 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic end effectors with increased active length |
US8348967B2 (en) | 2007-07-27 | 2013-01-08 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
US8808319B2 (en) | 2007-07-27 | 2014-08-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments |
US9044261B2 (en) | 2007-07-31 | 2015-06-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Temperature controlled ultrasonic surgical instruments |
US8512365B2 (en) | 2007-07-31 | 2013-08-20 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments |
US8252012B2 (en) | 2007-07-31 | 2012-08-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instrument with modulator |
US8430898B2 (en) | 2007-07-31 | 2013-04-30 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
USD594983S1 (en) | 2007-10-05 | 2009-06-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Handle assembly for surgical instrument |
US8623027B2 (en) | 2007-10-05 | 2014-01-07 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ergonomic surgical instruments |
JP5587191B2 (ja) * | 2007-10-10 | 2014-09-10 | エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド | 切断及び凝固のための超音波装置 |
US10010339B2 (en) | 2007-11-30 | 2018-07-03 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical blades |
US7901423B2 (en) | 2007-11-30 | 2011-03-08 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Folded ultrasonic end effectors with increased active length |
JP2011505919A (ja) * | 2007-12-07 | 2011-03-03 | ゼヴェクス・インコーポレーテッド | セラミック素子の分割電極を使用するランジュバン型振動子に横運動を誘発する方法 |
GB0809243D0 (en) * | 2008-05-21 | 2008-06-25 | Sra Dev Ltd | Improved torsional mode tissue dissector |
US8058771B2 (en) | 2008-08-06 | 2011-11-15 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic device for cutting and coagulating with stepped output |
US9089360B2 (en) | 2008-08-06 | 2015-07-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Devices and techniques for cutting and coagulating tissue |
US8454551B2 (en) * | 2008-08-22 | 2013-06-04 | Zevex, Inc. | Removable adapter for phacoemulsification handpiece having irrigation and aspiration fluid paths |
US20100125292A1 (en) * | 2008-11-20 | 2010-05-20 | Wiener Eitan T | Ultrasonic surgical system |
US9700339B2 (en) | 2009-05-20 | 2017-07-11 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Coupling arrangements and methods for attaching tools to ultrasonic surgical instruments |
US8344596B2 (en) | 2009-06-24 | 2013-01-01 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Transducer arrangements for ultrasonic surgical instruments |
US8623040B2 (en) | 2009-07-01 | 2014-01-07 | Alcon Research, Ltd. | Phacoemulsification hook tip |
US9017326B2 (en) | 2009-07-15 | 2015-04-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Impedance monitoring apparatus, system, and method for ultrasonic surgical instruments |
US8461744B2 (en) | 2009-07-15 | 2013-06-11 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Rotating transducer mount for ultrasonic surgical instruments |
US8663220B2 (en) | 2009-07-15 | 2014-03-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
US9050093B2 (en) | 2009-10-09 | 2015-06-09 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
US11090104B2 (en) | 2009-10-09 | 2021-08-17 | Cilag Gmbh International | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
US9168054B2 (en) | 2009-10-09 | 2015-10-27 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
US10172669B2 (en) | 2009-10-09 | 2019-01-08 | Ethicon Llc | Surgical instrument comprising an energy trigger lockout |
USRE47996E1 (en) | 2009-10-09 | 2020-05-19 | Ethicon Llc | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
US10441345B2 (en) | 2009-10-09 | 2019-10-15 | Ethicon Llc | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
DE102009045942A1 (de) * | 2009-10-23 | 2011-04-28 | Robert Bosch Gmbh | Handgehaltene Elektrowerkzeugmaschine |
US20110112466A1 (en) * | 2009-11-11 | 2011-05-12 | Ramon Carsola Dimalanta | Extended Point Phacoemulsification Tip |
US8951272B2 (en) | 2010-02-11 | 2015-02-10 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Seal arrangements for ultrasonically powered surgical instruments |
US8382782B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-02-26 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments with partially rotating blade and fixed pad arrangement |
US9259234B2 (en) | 2010-02-11 | 2016-02-16 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Ultrasonic surgical instruments with rotatable blade and hollow sheath arrangements |
US8419759B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-04-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instrument with comb-like tissue trimming device |
US8486096B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-07-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Dual purpose surgical instrument for cutting and coagulating tissue |
US8961547B2 (en) | 2010-02-11 | 2015-02-24 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments with moving cutting implement |
US8469981B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-06-25 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Rotatable cutting implement arrangements for ultrasonic surgical instruments |
US8323302B2 (en) | 2010-02-11 | 2012-12-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods of using ultrasonically powered surgical instruments with rotatable cutting implements |
US8531064B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-09-10 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonically powered surgical instruments with rotating cutting implement |
US8579928B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-11-12 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Outer sheath and blade arrangements for ultrasonic surgical instruments |
GB2480498A (en) | 2010-05-21 | 2011-11-23 | Ethicon Endo Surgery Inc | Medical device comprising RF circuitry |
US8795327B2 (en) | 2010-07-22 | 2014-08-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Electrosurgical instrument with separate closure and cutting members |
US9192431B2 (en) | 2010-07-23 | 2015-11-24 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Electrosurgical cutting and sealing instrument |
US10258505B2 (en) | 2010-09-17 | 2019-04-16 | Alcon Research, Ltd. | Balanced phacoemulsification tip |
US8888809B2 (en) | 2010-10-01 | 2014-11-18 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument with jaw member |
US8979890B2 (en) | 2010-10-01 | 2015-03-17 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument with jaw member |
WO2012135794A1 (en) * | 2011-04-01 | 2012-10-04 | Christopher Burnside Gordon | Fluid jet cell harvester and cellular delivery system |
US8968293B2 (en) | 2011-04-12 | 2015-03-03 | Covidien Lp | Systems and methods for calibrating power measurements in an electrosurgical generator |
US9259265B2 (en) | 2011-07-22 | 2016-02-16 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical instruments for tensioning tissue |
USD700699S1 (en) | 2011-08-23 | 2014-03-04 | Covidien Ag | Handle for portable surgical device |
USD687549S1 (en) | 2011-10-24 | 2013-08-06 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument |
US9421060B2 (en) | 2011-10-24 | 2016-08-23 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Litz wire battery powered device |
WO2013119545A1 (en) | 2012-02-10 | 2013-08-15 | Ethicon-Endo Surgery, Inc. | Robotically controlled surgical instrument |
US9216035B2 (en) * | 2012-03-26 | 2015-12-22 | Alex Urich | Surgical instrument ringing a titanium needle with a node of minimum amplitude in a substantially cylindrical portion of the needle |
US11191669B2 (en) * | 2012-03-26 | 2021-12-07 | Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. | Tapered structure in a phacoemulsification device for node placement |
US10596033B2 (en) * | 2012-03-26 | 2020-03-24 | Alex Urich | Phacoemulsification ultrasonic device switching between different operational modes |
US11197778B2 (en) * | 2012-03-26 | 2021-12-14 | Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. | Tapered structure in a phacoemulsification device for node placement |
US9439668B2 (en) | 2012-04-09 | 2016-09-13 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Switch arrangements for ultrasonic surgical instruments |
US9237921B2 (en) | 2012-04-09 | 2016-01-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Devices and techniques for cutting and coagulating tissue |
US9226766B2 (en) | 2012-04-09 | 2016-01-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Serial communication protocol for medical device |
US9724118B2 (en) | 2012-04-09 | 2017-08-08 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Techniques for cutting and coagulating tissue for ultrasonic surgical instruments |
US9241731B2 (en) | 2012-04-09 | 2016-01-26 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Rotatable electrical connection for ultrasonic surgical instruments |
US20140005705A1 (en) | 2012-06-29 | 2014-01-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments with articulating shafts |
US9393037B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-07-19 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical instruments with articulating shafts |
US9820768B2 (en) | 2012-06-29 | 2017-11-21 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical instruments with control mechanisms |
US9326788B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-05-03 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Lockout mechanism for use with robotic electrosurgical device |
US20140005702A1 (en) | 2012-06-29 | 2014-01-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments with distally positioned transducers |
US9198714B2 (en) | 2012-06-29 | 2015-12-01 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Haptic feedback devices for surgical robot |
US9408622B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-08-09 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical instruments with articulating shafts |
US9283045B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-03-15 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical instruments with fluid management system |
US9226767B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-01-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Closed feedback control for electrosurgical device |
US9351754B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-05-31 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Ultrasonic surgical instruments with distally positioned jaw assemblies |
US9278027B2 (en) | 2012-07-09 | 2016-03-08 | Alcon Research, Ltd. | Rounded-end device, system, and method for preventing posterior capsular opacification |
WO2014052181A1 (en) | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Multi-function bi-polar forceps |
US9095367B2 (en) | 2012-10-22 | 2015-08-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Flexible harmonic waveguides/blades for surgical instruments |
US10201365B2 (en) | 2012-10-22 | 2019-02-12 | Ethicon Llc | Surgeon feedback sensing and display methods |
US20140135804A1 (en) | 2012-11-15 | 2014-05-15 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic and electrosurgical devices |
US10226273B2 (en) | 2013-03-14 | 2019-03-12 | Ethicon Llc | Mechanical fasteners for use with surgical energy devices |
US9241728B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-01-26 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument with multiple clamping mechanisms |
US9814514B2 (en) | 2013-09-13 | 2017-11-14 | Ethicon Llc | Electrosurgical (RF) medical instruments for cutting and coagulating tissue |
US9265926B2 (en) | 2013-11-08 | 2016-02-23 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Electrosurgical devices |
WO2015072326A1 (ja) | 2013-11-15 | 2015-05-21 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 振動発生ユニット、振動体ユニット及び超音波処置装置 |
GB2521228A (en) | 2013-12-16 | 2015-06-17 | Ethicon Endo Surgery Inc | Medical device |
GB2521229A (en) | 2013-12-16 | 2015-06-17 | Ethicon Endo Surgery Inc | Medical device |
US9795436B2 (en) | 2014-01-07 | 2017-10-24 | Ethicon Llc | Harvesting energy from a surgical generator |
US9554854B2 (en) | 2014-03-18 | 2017-01-31 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Detecting short circuits in electrosurgical medical devices |
US10463421B2 (en) | 2014-03-27 | 2019-11-05 | Ethicon Llc | Two stage trigger, clamp and cut bipolar vessel sealer |
US10092310B2 (en) | 2014-03-27 | 2018-10-09 | Ethicon Llc | Electrosurgical devices |
US9737355B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-08-22 | Ethicon Llc | Controlling impedance rise in electrosurgical medical devices |
US9913680B2 (en) | 2014-04-15 | 2018-03-13 | Ethicon Llc | Software algorithms for electrosurgical instruments |
US9700333B2 (en) | 2014-06-30 | 2017-07-11 | Ethicon Llc | Surgical instrument with variable tissue compression |
US10285724B2 (en) | 2014-07-31 | 2019-05-14 | Ethicon Llc | Actuation mechanisms and load adjustment assemblies for surgical instruments |
US20160100982A1 (en) * | 2014-10-14 | 2016-04-14 | Bausch & Lomb Incorporated | Ultrasonic vitrectomy needle |
US10639092B2 (en) | 2014-12-08 | 2020-05-05 | Ethicon Llc | Electrode configurations for surgical instruments |
US10159524B2 (en) | 2014-12-22 | 2018-12-25 | Ethicon Llc | High power battery powered RF amplifier topology |
US10245095B2 (en) | 2015-02-06 | 2019-04-02 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with rotation and articulation mechanisms |
US10342602B2 (en) | 2015-03-17 | 2019-07-09 | Ethicon Llc | Managing tissue treatment |
US10321950B2 (en) | 2015-03-17 | 2019-06-18 | Ethicon Llc | Managing tissue treatment |
US10595929B2 (en) | 2015-03-24 | 2020-03-24 | Ethicon Llc | Surgical instruments with firing system overload protection mechanisms |
US10314638B2 (en) | 2015-04-07 | 2019-06-11 | Ethicon Llc | Articulating radio frequency (RF) tissue seal with articulating state sensing |
US10932948B2 (en) * | 2015-04-20 | 2021-03-02 | Bausch & Lomb Incorporated | Ultrasonic needles and transducer assemblies formed of non-metal materials or a combination of materials |
US10034684B2 (en) | 2015-06-15 | 2018-07-31 | Ethicon Llc | Apparatus and method for dissecting and coagulating tissue |
US11020140B2 (en) | 2015-06-17 | 2021-06-01 | Cilag Gmbh International | Ultrasonic surgical blade for use with ultrasonic surgical instruments |
US11129669B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-09-28 | Cilag Gmbh International | Surgical system with user adaptable techniques based on tissue type |
US10357303B2 (en) | 2015-06-30 | 2019-07-23 | Ethicon Llc | Translatable outer tube for sealing using shielded lap chole dissector |
US11141213B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-10-12 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument with user adaptable techniques |
US10898256B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-01-26 | Ethicon Llc | Surgical system with user adaptable techniques based on tissue impedance |
US10034704B2 (en) | 2015-06-30 | 2018-07-31 | Ethicon Llc | Surgical instrument with user adaptable algorithms |
US11051873B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-07-06 | Cilag Gmbh International | Surgical system with user adaptable techniques employing multiple energy modalities based on tissue parameters |
US10154852B2 (en) | 2015-07-01 | 2018-12-18 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical blade with improved cutting and coagulation features |
US10751108B2 (en) | 2015-09-30 | 2020-08-25 | Ethicon Llc | Protection techniques for generator for digitally generating electrosurgical and ultrasonic electrical signal waveforms |
US10595930B2 (en) | 2015-10-16 | 2020-03-24 | Ethicon Llc | Electrode wiping surgical device |
US10959771B2 (en) | 2015-10-16 | 2021-03-30 | Ethicon Llc | Suction and irrigation sealing grasper |
US10959806B2 (en) | 2015-12-30 | 2021-03-30 | Ethicon Llc | Energized medical device with reusable handle |
US10179022B2 (en) | 2015-12-30 | 2019-01-15 | Ethicon Llc | Jaw position impedance limiter for electrosurgical instrument |
US10575892B2 (en) | 2015-12-31 | 2020-03-03 | Ethicon Llc | Adapter for electrical surgical instruments |
US11129670B2 (en) | 2016-01-15 | 2021-09-28 | Cilag Gmbh International | Modular battery powered handheld surgical instrument with selective application of energy based on button displacement, intensity, or local tissue characterization |
US10716615B2 (en) | 2016-01-15 | 2020-07-21 | Ethicon Llc | Modular battery powered handheld surgical instrument with curved end effectors having asymmetric engagement between jaw and blade |
US10709469B2 (en) | 2016-01-15 | 2020-07-14 | Ethicon Llc | Modular battery powered handheld surgical instrument with energy conservation techniques |
US11229471B2 (en) | 2016-01-15 | 2022-01-25 | Cilag Gmbh International | Modular battery powered handheld surgical instrument with selective application of energy based on tissue characterization |
US10555769B2 (en) | 2016-02-22 | 2020-02-11 | Ethicon Llc | Flexible circuits for electrosurgical instrument |
US10485607B2 (en) | 2016-04-29 | 2019-11-26 | Ethicon Llc | Jaw structure with distal closure for electrosurgical instruments |
US10856934B2 (en) | 2016-04-29 | 2020-12-08 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with electrically conductive gap setting and tissue engaging members |
US10646269B2 (en) | 2016-04-29 | 2020-05-12 | Ethicon Llc | Non-linear jaw gap for electrosurgical instruments |
US10702329B2 (en) | 2016-04-29 | 2020-07-07 | Ethicon Llc | Jaw structure with distal post for electrosurgical instruments |
US10987156B2 (en) | 2016-04-29 | 2021-04-27 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with electrically conductive gap setting member and electrically insulative tissue engaging members |
US10456193B2 (en) | 2016-05-03 | 2019-10-29 | Ethicon Llc | Medical device with a bilateral jaw configuration for nerve stimulation |
CN105962996B (zh) * | 2016-07-11 | 2019-05-10 | 上海逸思医疗科技有限公司 | 一种超声手术刀波导杆 |
US10245064B2 (en) | 2016-07-12 | 2019-04-02 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical instrument with piezoelectric central lumen transducer |
US10893883B2 (en) | 2016-07-13 | 2021-01-19 | Ethicon Llc | Ultrasonic assembly for use with ultrasonic surgical instruments |
US10842522B2 (en) | 2016-07-15 | 2020-11-24 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical instruments having offset blades |
US10376305B2 (en) | 2016-08-05 | 2019-08-13 | Ethicon Llc | Methods and systems for advanced harmonic energy |
US10285723B2 (en) | 2016-08-09 | 2019-05-14 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical blade with improved heel portion |
USD847990S1 (en) | 2016-08-16 | 2019-05-07 | Ethicon Llc | Surgical instrument |
US10828056B2 (en) | 2016-08-25 | 2020-11-10 | Ethicon Llc | Ultrasonic transducer to waveguide acoustic coupling, connections, and configurations |
US10952759B2 (en) | 2016-08-25 | 2021-03-23 | Ethicon Llc | Tissue loading of a surgical instrument |
US10751117B2 (en) | 2016-09-23 | 2020-08-25 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with fluid diverter |
US10603064B2 (en) | 2016-11-28 | 2020-03-31 | Ethicon Llc | Ultrasonic transducer |
US11266430B2 (en) | 2016-11-29 | 2022-03-08 | Cilag Gmbh International | End effector control and calibration |
US11033325B2 (en) | 2017-02-16 | 2021-06-15 | Cilag Gmbh International | Electrosurgical instrument with telescoping suction port and debris cleaner |
US10799284B2 (en) | 2017-03-15 | 2020-10-13 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with textured jaws |
US11497546B2 (en) | 2017-03-31 | 2022-11-15 | Cilag Gmbh International | Area ratios of patterned coatings on RF electrodes to reduce sticking |
CN107157549B (zh) * | 2017-05-26 | 2024-01-05 | 上海益超医疗器械有限公司 | 一种组织粉碎吸引装置 |
US10603117B2 (en) | 2017-06-28 | 2020-03-31 | Ethicon Llc | Articulation state detection mechanisms |
US10820920B2 (en) | 2017-07-05 | 2020-11-03 | Ethicon Llc | Reusable ultrasonic medical devices and methods of their use |
US11490951B2 (en) | 2017-09-29 | 2022-11-08 | Cilag Gmbh International | Saline contact with electrodes |
US11484358B2 (en) | 2017-09-29 | 2022-11-01 | Cilag Gmbh International | Flexible electrosurgical instrument |
US11033323B2 (en) | 2017-09-29 | 2021-06-15 | Cilag Gmbh International | Systems and methods for managing fluid and suction in electrosurgical systems |
CN110338970B (zh) * | 2019-07-23 | 2024-02-02 | 以诺康医疗科技(苏州)有限公司 | 带传感器的超声乳化手柄及浪涌控制系统、方法 |
US12064109B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-08-20 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a feedback control circuit |
US11950797B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-04-09 | Cilag Gmbh International | Deflectable electrode with higher distal bias relative to proximal bias |
US11986201B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-05-21 | Cilag Gmbh International | Method for operating a surgical instrument |
US20210196363A1 (en) | 2019-12-30 | 2021-07-01 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with electrodes operable in bipolar and monopolar modes |
US12053224B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-08-06 | Cilag Gmbh International | Variation in electrode parameters and deflectable electrode to modify energy density and tissue interaction |
US11696776B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-07-11 | Cilag Gmbh International | Articulatable surgical instrument |
US11684412B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-06-27 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument with rotatable and articulatable surgical end effector |
US11779329B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-10-10 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a flex circuit including a sensor system |
US11452525B2 (en) | 2019-12-30 | 2022-09-27 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising an adjustment system |
US12082808B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-09-10 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a control system responsive to software configurations |
US12076006B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-09-03 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising an orientation detection system |
US11911063B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-02-27 | Cilag Gmbh International | Techniques for detecting ultrasonic blade to electrode contact and reducing power to ultrasonic blade |
US11937863B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-03-26 | Cilag Gmbh International | Deflectable electrode with variable compression bias along the length of the deflectable electrode |
US11986234B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-05-21 | Cilag Gmbh International | Surgical system communication pathways |
US11812957B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-11-14 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a signal interference resolution system |
US11660089B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-05-30 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a sensing system |
US11974801B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-05-07 | Cilag Gmbh International | Electrosurgical instrument with flexible wiring assemblies |
US20210196362A1 (en) | 2019-12-30 | 2021-07-01 | Ethicon Llc | Electrosurgical end effectors with thermally insulative and thermally conductive portions |
US11779387B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-10-10 | Cilag Gmbh International | Clamp arm jaw to minimize tissue sticking and improve tissue control |
US12023086B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-07-02 | Cilag Gmbh International | Electrosurgical instrument for delivering blended energy modalities to tissue |
US11944366B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-04-02 | Cilag Gmbh International | Asymmetric segmented ultrasonic support pad for cooperative engagement with a movable RF electrode |
US11786291B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-10-17 | Cilag Gmbh International | Deflectable support of RF energy electrode with respect to opposing ultrasonic blade |
US12114912B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-10-15 | Cilag Gmbh International | Non-biased deflectable electrode to minimize contact between ultrasonic blade and electrode |
AU2021236768A1 (en) * | 2020-03-18 | 2022-10-13 | Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. | Phacoemulsification circuit |
US20240350312A1 (en) * | 2021-08-10 | 2024-10-24 | Nallakrishnan Family Trust | Surgical Instrument And Method For Goniotomy Procedure |
KR102438871B1 (ko) * | 2021-09-08 | 2022-09-02 | (주)포스메디칼 | 괴사 조직 절개용 초음파 수술 장치 |
US11957342B2 (en) | 2021-11-01 | 2024-04-16 | Cilag Gmbh International | Devices, systems, and methods for detecting tissue and foreign objects during a surgical operation |
US11576815B1 (en) | 2022-07-15 | 2023-02-14 | Alex Urich | Fragmentation and emulsification modes in a cataract surgical device |
US11707382B1 (en) | 2022-07-15 | 2023-07-25 | Alex Urich | Cataract surgical device vibration profile |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3131515A (en) * | 1960-01-04 | 1964-05-05 | Bell Telephone Labor Inc | Methods and apparatus employing torsionally vibratory energy |
NL145136C (ja) * | 1967-07-25 | 1900-01-01 | ||
US3693613A (en) * | 1970-12-09 | 1972-09-26 | Cavitron Corp | Surgical handpiece and flow control system for use therewith |
US4032803A (en) * | 1971-09-14 | 1977-06-28 | Durr-Dental Kg. | Hand tool for creating and applying ultrasonic vibration |
US3990452A (en) * | 1975-06-13 | 1976-11-09 | Fibra-Sonics, Inc. | Medical machine for performing surgery and treating using ultrasonic energy |
US4223676A (en) * | 1977-12-19 | 1980-09-23 | Cavitron Corporation | Ultrasonic aspirator |
US4526571A (en) * | 1982-10-15 | 1985-07-02 | Cooper Lasersonics, Inc. | Curved ultrasonic surgical aspirator |
DE3378401D1 (en) * | 1983-04-04 | 1988-12-15 | Sumitomo Bakelite Co | Ultrasonic oscillator |
FR2571988B1 (fr) * | 1984-10-23 | 1988-12-16 | Scp Biscornet | Tete ultrasonore |
US4713051A (en) * | 1985-05-21 | 1987-12-15 | Coopervision, Inc. | Cassette for surgical irrigation and aspiration and sterile package therefor |
US4750488A (en) * | 1986-05-19 | 1988-06-14 | Sonomed Technology, Inc. | Vibration apparatus preferably for endoscopic ultrasonic aspirator |
US4750902A (en) * | 1985-08-28 | 1988-06-14 | Sonomed Technology, Inc. | Endoscopic ultrasonic aspirators |
US4634419A (en) * | 1985-12-13 | 1987-01-06 | Cooper Lasersonics, Inc. | Angulated ultrasonic surgical handpieces and method for their production |
US4989588A (en) * | 1986-03-10 | 1991-02-05 | Olympus Optical Co., Ltd. | Medical treatment device utilizing ultrasonic wave |
SE459711B (sv) * | 1987-03-20 | 1989-07-31 | Swedemed Ab | Utrustning foer anvaendning vid kirurgiska ingrepp foer att avlaegsna vaevnader |
US4869715A (en) * | 1988-04-21 | 1989-09-26 | Sherburne Fred S | Ultrasonic cone and method of construction |
-
1990
- 1990-04-03 US US05/503,666 patent/US5112300A/en not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-04-02 AU AU74002/91A patent/AU636729B2/en not_active Ceased
- 1991-04-02 ES ES91105207T patent/ES2095264T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-04-02 EP EP91105207A patent/EP0450578B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-04-02 DE DE69121951T patent/DE69121951T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-03 JP JP3098168A patent/JP2732322B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-04-03 CA CA002039636A patent/CA2039636C/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170101181A (ko) * | 2017-08-28 | 2017-09-05 | 이일권 | 진동 매체를 가진 지방 흡입용 캐뉼라 및 그에 대한 진동 조절 방법 |
KR102241513B1 (ko) * | 2017-08-28 | 2021-04-15 | 이일권 | 진동 매체를 가진 지방 흡입용 캐뉼라 및 그에 대한 진동 조절 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2095264T3 (es) | 1997-02-16 |
EP0450578B1 (en) | 1996-09-11 |
EP0450578A3 (en) | 1992-03-04 |
AU636729B2 (en) | 1993-05-06 |
DE69121951D1 (de) | 1996-10-17 |
JPH0716254A (ja) | 1995-01-20 |
DE69121951T2 (de) | 1997-01-30 |
EP0450578A2 (en) | 1991-10-09 |
CA2039636C (en) | 2000-11-14 |
CA2039636A1 (en) | 1991-10-04 |
AU7400291A (en) | 1991-10-10 |
US5112300A (en) | 1992-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2732322B2 (ja) | 身体組織の超音波破砕制御のための方法と装置 | |
US10596033B2 (en) | Phacoemulsification ultrasonic device switching between different operational modes | |
US4223676A (en) | Ultrasonic aspirator | |
JP4903961B2 (ja) | 横方向モードで作動する超音波医療装置 | |
US8814894B2 (en) | Ultrasound handpiece | |
US5116343A (en) | Device for disintegrating concretions disposed in body cavities | |
US8303530B2 (en) | Method of operating an ultrasound handpiece | |
US8118823B2 (en) | Shear stress ultrasonic horn for ultrasonic surgical aspiration | |
JP2005507735A (ja) | 迅速アタッチメント手段及びデタッチメント手段を備える、インピーダンスミスマッチを有する超音波プローブデバイス | |
US20030036705A1 (en) | Ultrasonic probe device having an impedance mismatch with rapid attachment and detachment means | |
WO2001052782A1 (en) | Torsional ultrasonic handpiece | |
US20210022763A1 (en) | Linear ultrasonic shear stress cutting blade | |
JP2002095669A (ja) | 結石除去装置 | |
Schafer et al. | Ultrasonic surgical devices and procedures | |
JP4731909B2 (ja) | 作用長さが延長された超音波手術器具 | |
WO1999044514A1 (en) | Ultrasonic liposuction probe | |
US11191669B2 (en) | Tapered structure in a phacoemulsification device for node placement | |
US11197778B2 (en) | Tapered structure in a phacoemulsification device for node placement | |
CA3175882A1 (en) | Phacoemulsification circuit | |
AU2002363418A1 (en) | Ultrasonic probe device having an impedance mismatch with rapid attachment and detachment means |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971104 |