JP2731870B2 - トロリー線の連続摩耗測定装置 - Google Patents

トロリー線の連続摩耗測定装置

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JP2731870B2
JP2731870B2 JP21326390A JP21326390A JP2731870B2 JP 2731870 B2 JP2731870 B2 JP 2731870B2 JP 21326390 A JP21326390 A JP 21326390A JP 21326390 A JP21326390 A JP 21326390A JP 2731870 B2 JP2731870 B2 JP 2731870B2
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trolley wire
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天士 谷山
英二 草深
正則 山本
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Sumiden Transmission and Distribution Systems Products Corp
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Asahi Kinzoku Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電車用トロリー線の連続摩耗測定装置に関す
るものである。
(従来の技術) 第3図は従来の電車用トロリー線の連続摩耗測定装置
の側面図、第4図は測定部の説明図で、同図(イ)はカ
テナリ路線の測定部、同図(ロ)は剛体路線の測定部で
ある。
図面において、(10)はトロリー線、(11)はガイド
ローラで第3図のように前後に2組備えており、カテナ
リ路線の場合は第4図(イ)のように先端部がハンガイ
ヤー(101)で把持されたトロリー線(10)の両側面に
接触しており、剛体路線の場合は第4図(ロ)の場合は
トロリー線架台(102)の下面に接触している。なお(1
03)は長イヤーである。上記ガイドローラ(11)の一方
には摩耗を測定する測定子(12a)を備え、差動トラン
スを内蔵した摩耗検出部(12)を備えており、その測定
子(12a)は第4図に示すようにトロリー線(10)の下
面に接触している。
前記ガイドローラ(11)はレール上を走行する検測車
(13)に設置した支持台(15)に一端を支持された支持
棒(16)の上端部に取付けられている。又支持棒(16)
の上端部には回転ローラ(17)があり、スプリング(1
8)の引張り力により常にトロリー線(10)の下面に接
触しており、検測車(13)の走行に伴ないトロリー線
(10)の下面に沿って回転しながら走行する。
摩耗の測定にあたっては、検測車(13)をレール上を
走行させる。これに伴ってトロリー線(10)の下面に接
触している測定子(12a)も、トロリー線(10)の下面
に接触しながら進行するが、摩耗の程度に応じて上下動
する。この測定子(12a)の上下の移動量は摩耗検出部
(12)に内蔵されている差動トランス等により検出さ
れ、その情報は連続的に光ファイバ等の伝送線(19)に
よって検測車(13)に搭載したデータ収集装置(14)に
送られ、ガイドローラ(11)との相対位置変化からトロ
リー線(10)の摩耗を測定する。
(解決しようとする課題) 上述した従来の測定装置においては、摩耗を測定する
センサである測定子を直接トロリー線に接触させて摩耗
を測定するため、測定子の応答速度や特性により測定速
度が制限されるばかりでなく、測定子がレーザセンサの
場合は、光の乱反射による測定値のエラーが発生する等
の問題点がある。又トロリー線のセクションヶ所では検
測部を乗換えてやる必要がある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解消し、測定速度の向上をは
かると共に、トロリー線のセクションヶ所においても乗
換えの必要がないトロリー線の連続摩耗測定装置を提供
するもので、その特徴は、検測車上に設置したパンタグ
ラフの上部に、トロリー線の摩耗面に接触する測定用ガ
イドローラ、トロリー線の位置を検出する位置センサ及
びトロリー線の位置に応じてトロリー線と直交する方向
に移動ヘッドを取付け、上記測定用ガイドローラがトロ
リー線の摩耗により上下動する量と、前記移動ヘッドに
設置したトロリー線の側面又はトロリー線の架台下面に
接触させた基準ローラとの相対的移動量を摩耗測定セン
サで検出するよう構成したことにある。
(実施例) 第1図は本発明の測定装置の要部の説明図で、同図
(イ)は上面図、同図(ロ)は側面図である。又第2図
は移動ヘッドの詳細図である。
図面に示すように、検測車(図示せず)上に設置した
パンタグラフ(1)の上部に、トロリー線の架線方向に
並行に2枚の取付板(2)を設けてある。この2枚の取
付板(2)の間にはトロリー線の架線方向と直交する方
向に延びる2本の測定用ガイドローラ(4)とトロリー
線の位置を検出する位置センサ(5)及び移動ヘッド
(3)を取付けてある。この例ではトロリー線のセクシ
ョンヶ所で連続測定を可能にするため移動ヘッド(3)
を2組設けてある。前記2本の測定用ガイドローラ
(4)はパンタグラフ(1)の作用により常にトロリー
線の下面に接触している。又移動ヘッド(3)には基準
ローラ(31)(第2図)を備えており、この基準ローラ
(31)は剛体路線の場合は第2図に示すようにトロリー
線架台(102)の下面に常に接触しており、カテナリ路
線の場合はトロリー線(10)の側面に接触している。
(作用) 上述した本発明の測定装置において、検測車を走行さ
せると、位置センサ(5)でトロリー線の偏位位置やセ
クションヶ所を連続的に検出する。この情報を受けて移
動用モータボックス(6)内のモータが駆動し、移動ヘ
ッド(3)をトロリー線と直交する方向に移動させ、ト
ロリー線の位置に近づけるため、従来のようにトロリー
線のセクションヶ所での乗換がなくなる。
摩耗測定は、トロリー線の下面に接触している測定用
回転ローラ(4)と、トロリー線の下面又はトロリー線
の側面に接触している基準ローラ(31)との上下方向の
相対的移動量を摩耗測定用センサ(34)で検出し、検測
車に搭載したデータ収集と装置に送り連続的に記録する
ことにより行なう。
このように、摩耗測定用センサ(34)がトロリー線
(10)に接触して移動しないため、測定用センサの応答
性に影響を与えず速度の向上がはかれる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のトロリー線の連続摩耗
測定装置によれば、測定用ガイドローラと基準ローラの
上下動の相対的変位量を測定用センサで固定位置で測定
するため、測定用センサの応答性等の問題に影響される
ことなく測定できるので測定速度を向上することが出来
る。
又トロリー線の位置センサにより、基準ローラ、測定
用センサを取付けた移動ヘッドを移動させることによ
り、トロリー線のセクションヶ所での測定部の乗換えが
不要となり、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の測定装置の具体例の要部の説明図で、
同図(イ)は上面図、同図(ロ)は側面図である。 第2図は本発明における移動ヘッドの要部の説明図であ
る。 第3図は従来のトロリー線の連続摩耗測定装置の側面
図、第4図(イ)及び(ロ)はいずれもその測定部の説
明図である。 1……パンタグラフ、2……取付板、3……移動ヘッ
ド、30……取付け台、31……基準ローラ、32……シャフ
ト、33……スプリング、34……摩耗測定用センサ、4…
…測定用ガイドローラ、5……位置センサ、6……移動
用モータボックス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 正則 大阪府大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内 (56)参考文献 実開 昭57−28307(JP,U) 実開 昭61−26882(JP,U) 特公 昭43−24125(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検測車上に設置したパンタグラフの上部
    に、トロリー線の摩耗面に接触する測定用ガイドロー
    ラ、トロリー線の位置を検出する位置センサ及びトロリ
    ー線の位置に応じてトロリー線と直交する方向に移動す
    る移動ヘッドを取付け、上記測定用ガイドローラがトロ
    リー線の摩耗により上下動する量と、前記移動ヘッドに
    設置しトロリー線の側面又はトロリー線の架台下面に接
    触させた基準ローラとの相対的移動量を摩耗測定センサ
    で検出するように構成したことを特徴とするトロリー線
    の連続摩耗測定装置。
JP21326390A 1990-08-10 1990-08-10 トロリー線の連続摩耗測定装置 Expired - Lifetime JP2731870B2 (ja)

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JPH0495534A JPH0495534A (ja) 1992-03-27
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