JP2730590B2 - 接着剤組成物 - Google Patents

接着剤組成物

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JP2730590B2
JP2730590B2 JP1073729A JP7372989A JP2730590B2 JP 2730590 B2 JP2730590 B2 JP 2730590B2 JP 1073729 A JP1073729 A JP 1073729A JP 7372989 A JP7372989 A JP 7372989A JP 2730590 B2 JP2730590 B2 JP 2730590B2
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J4/00Adhesives based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; adhesives, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09J183/00 - C09J183/16
    • C09J4/06Organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond in combination with a macromolecular compound other than an unsaturated polymer of groups C09J159/00 - C09J187/00

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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1)発明の分野 本発明は、アクリル型の接着剤組成物に関し、詳細に
は、前記接着剤に特に好適なラジカル重合開始の新規レ
ドックス系に関する。
構造用接着剤の使用は、最近、主として航空宇宙分野
および自動車分野で実質上増大しており、その結果、新
規の高性能接着剤系を開発している。
このような分野での構造用接着剤の使用は、高分子材
料での通常の金属材料の置換を容易にしている。
更に、構造用アクリル接着剤の種類の発見および開発
は、接着性能に過度に影響を及ぼさずに、未前処理表面
での応用も可能にし且つ完全には浄化されていない表面
上での応用さえ可能にしている。
2)従来技術 一般に室温でゆっくりと反応し且つ更に成分の注意深
い予備混合および表面の注意深い調製も必要とする通常
のエポキシ二成分接着剤系と反対に、最近の二成分系構
造用アクリル接着剤は、室温での迅速な硬化を可能にす
る触媒および接着プロモーターを含有し且つ成分の予備
混合を必要とせず、表面の非常に注意深い調製も必要と
しない。
アクリル接着剤組成物用の多くの重合開始系が、開発
されている。
例えば、第三級アミンと過酸化物との組み合わせ(米
国特許第3,333,025号明細書);金属キレート化剤との
組み合わせのアルデヒド/アミン縮合物(米国特許第3,
591,438号明細書);過酸化ベンゾイルとアミンとの組
み合わせ(米国特許第3,725,504号明細書および第3,83
2,274号明細書);メチルエチルケトンヒドロペルオキ
シドおよびナフテン酸コバルトを有するレドックス系
(米国特許第3,838,093号明細書);アミンと遷移金属
塩とアルデヒド/アミン縮合物と過酸化物との組み合わ
せ(米国特許第3,890,407号明細書);酸化性金属イオ
ンとの組み合わせのアミンおよび過酸化物(米国特許第
3,994,764号明細書);サッカリンまたはサッカリン酸
銅およびp−トルエンスルホン酸(米国特許第4,052,24
4号明細書);過酸化物とアルデヒド/アミン縮合物と
鉛、亜鉛、スズ、カルシウム、ストロンチウム、バリウ
ムおよびカドミウムからなる非遷移金属との組み合わせ
(米国特許第4,230,834号明細書);過酸化物開始剤と
強酸とフェロセンとの組み合わせ(米国特許第3,855,04
0号明細書)からなる触媒系は、従来技術で既知であ
る。
しかしながら、すべてのこれらの接着剤組成物は、若
干の欠点、例えば、不良な貯蔵安定性、長い硬化時間な
どから自由ではない。
本発明者等は、前記欠点がオキサジリジン(oxazirid
ine)および還元系からなる特性のレッドクス重合開始
系をスルフィミドによって構成される重合促進剤の存在
下で使用することによって解消できることを今や見出し
た。
開示 最も広い態様においては、本発明は、 (i)1以上の重合性ビニル単量体中のエラストマーの
溶液; (ii)スルフィミドによって構成される促進剤; (iii)一般式: (式中、R1、R2およびR3は同じでも異なっていてもよ
く、水素原子、アルキル、イソアルキル、アルキレン、
アルケニル、シクロアルキル、シクロアルキレン、アリ
ーレン、アリール、アルキルアリール、アルキルアリー
レン、アリールアルキル、アリールアルキレン、アルキ
ルシクロアルキルおよびアルキルシクロアルキレン基か
らなる群から選ばれる炭素数1〜20の炭化水素基であっ
てもよい) を有するオキサジリジンによって構成される重合開始
剤;および (iv)有機または無機還元剤 を含むことを特徴とする短い硬化時間、高い貯蔵安定性
および高い機械的性能を有するアクリル二成分系接着剤
組成物に関する。
本発明の接着剤組成物で使用できるビニル単量体は、
アクリル単量体およびそれらの混合物、例えば、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸シク
ロヘキシル、メタクリル酸n−ヘキシル、メタクリル酸
2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、アクリル
酸n−ブチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸
n−ヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリ
ル酸ラウリル、メタクリル酸、アクリル酸、メタクリル
酸グリシジル、イタコン酸、ジオール、トリオールまた
はポリオールのアクリル酸エステルまたはメタクリル酸
エステル、アクリルアミド、メタクリルアミド、ハロゲ
ン化単量体、例えば、塩化ビニリデン、クロロスチレ
ン、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、2−クロロ−1,
3−ブタジエン、スチレン、およびモノ−およびポリア
ルキルスチレン、例えば、メチルスチレン、ジメチルス
チレン、エチルスチレンまたはt−ブチルスチレンから
なる。
アクリル単量体として、アクリル酸アルキル、アクリ
ル酸シクロアルキル、メタクリル酸アルキル、メタクリ
ル酸シクロアルキル、エチレングリコールジアクリレー
トおよびメタクリレート、アクリル酸およびメタクリル
酸が、主として好ましい。
従来技術で既知であり且つ使用する1以上の重合性ビ
ニル単量体に可溶性であるいかなるエラストマーも、本
発明の接着剤組成物で使用できる。
エラストマーの例は、塩素化ポリエチレン、ポリブタ
ジエン、ブタジエン/アクリロニトリル共重合体、ポリ
アクリレート、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、ポ
リウレタン、ポリフルオリネートである。
ミラノ、S.ドナトのエニケムによって商標エラプリム
(ELAPRIM)で製造販売されているブタジエン/アクリ
ロニトリル共重合体が、好ましい。
エラストマー対重合性ビニル単量体の相対比は、広い
範囲内で変化でき、一般に、エラストマー100部当たり
単量体100〜2,000重量部である。エラストマー100部当
たり100〜500重量部の単量体が、好ましい。
本発明の接着剤組成物で促進剤として使用するスルフ
ィミドは、一般式: (式中、R5は炭素数6〜20の芳香族二価基である) に対応する。
サッカリンは、本発明の組成物で特に好ましいスルフ
ィミドである。
スルフィミドの量は、臨界的ではなく、一般に、溶液
100部当たり10重量部未満である。
0.1〜2重量%の量が、好ましい。
更に、キノン類およびヒドロキノン類、例えば、ヒド
ロキノン、ヒドロキノンモノメチルエーテル、アントラ
キノン、2,6−ジ−t−ブチル−p−メチルフェノール
(BHT)などからなる群から選ばれる安定剤は、溶液100
部当たり0.1〜2重量部の量で溶液に添加してもよい。
2,6−ジ−t−ブチル−p−メチルフェノール(BHT)
が、好ましい安定剤である。
遊離基を発生する薬剤は、一般式: (式中、R1、R2およびR3は同じでも異なっていてもよ
く、水素原子、炭素数1〜20の脂肪族、シクロアルキ
ル、芳香族基、例えば、アルキル、アルケニル、アリー
ル、シクロアルキル、アルキルアリール、アリールアル
キル、アルキルシクロアルキルおよびシクロアルキルア
ルキル基であってもよく;R1およびR2およびR1またはR2
およびR3は一緒になってシクロアルキル環をシクロアル
キレンとして、またはヘテロ原子として窒素を含有する
複素環式環として形成することができる) を有するオキサジリジンである。
更に、2個の基R3および2個または4個の基R1および
R2は、一緒になって式 または (式中、R1、R2およびR3は場合(1)に記載の種類を有
することができるが、式(2)および(3)で記載の場
合には二価である) を有するポリオキサジリジンを生成することができる。
二価の基によって結合された5個までのオキサジリジ
ン環を含有する分子は、本発明の範囲内である。
基R1、R2およびR3の例は、下記のものである:メチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル、t−ブチル、n−アミ
ル、イソアミル、sec−アミル、ネオペンチル、トリメ
チルエチル、n−オクチル、2−エチルヘキシル、イソ
オクチル、n−ノニル、イソノニル、n−デシル、n−
ドデシル、n−ウンデシル、n−テトラデシル、n−オ
クタデシル、n−エイコシル、アリル、ブテニル、ヘキ
セニル、リノレニル、オレイルおよびオクテニル;シク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロドデ
シル、メチルシクロヘキシル、メチルシクロペンチル、
エチルシクロヘキシル、ジエチルシクロブチル、シクロ
ヘキシルシクロヘキシル、テトラヒドロナフチル;ベン
ジル、フェニル、α−フェニルエチル、β−フェニルエ
チル、キシリル、トリル、エチルベンジル、エチルフェ
ニル、ナフチル、フェナントリル、ビスフェニル、クリ
セニル、フルオレニル、α−およびβ−ナフチルエチ
ル;アシル、例えば、ベンゾイル、アセチル、メタクリ
ロイル、アクリロイル;R1およびR2および/またはR2
よび/またはR3が一緒に取られる時には、テトラメチレ
ン、ペンタメチレン、およびヘキサメチレン;フェニ
ル、シクロヘキシレン、1,4−ジメチレンフェニレン。
オキサジリジンは、既知の方法に従って容易に生成で
きる。好適な方法は、対応イミンを過酢酸、過安息香酸
などの過酸、または過酸化水素で酸化することからな
る。
対応ケトンまたはアルデヒドは、アルカリの存在下で
クロラミンまたはヒドロキシルアミノ−O−スルホン酸
およびそのN−アルキルまたはN−アリール誘導体と反
応させることもできる。
これらの反応は、下記式によって表わされる: 前記式中、R1、R2およびR3は、前記意味を有し且つR4
は過酸の基を表わし且つ前記基R1、R2およびR3のいずれ
であることもできる。
本発明の組成物で遊離基発生剤として使用できるオキ
サジリジンの例は、下記のものである: 本発明の接着剤系で使用するオキサジリジンの量は、
本発明のビニル単量体の二重結合の合計量に対して0.01
〜10モル%であることができる。
0.02%〜5%の量が、好ましい。10%を超える量が使
用できるが、本発明の接着剤系の特性を改良しない。
オキサジリジンは、既知の還元剤または重合活性剤と
併用できる。
還元剤の例は、塩化第一鉄、二塩化チタン、酸性亜硫
酸ナトリウム、酸性亜硫酸カリウム、アスコルビン酸、
アセトアルデヒドおよび他のアルデヒド、亜硫酸、アル
カリ金属亜硫酸塩、重亜硫酸塩、スルホキシレート、チ
オサルフェート、硫化水素、ヒドロキシルアミン、ヒド
ラジン、アセトン、重亜硫酸ナトリウム、ホルムアルデ
ヒドナトリウムスルホキシラート、スルフィン酸、銅塩
および鉄塩、低い原子価を有する他の金属の塩、レブリ
ン酸、還元糖、例えば、グルコース、β−メルカプトエ
タノール、ジシアンジアミド、アミノ酸の鉄塩、コハク
酸鉄、硫酸銅5水和物、第三級アミンである。
更に、アルデヒド/アミン縮合物の混合物が還元剤と
して、また重合活性剤として使用するのに特に好適であ
ることが見出された。これらの縮合物の混合物は、その
まま使用でき、または部分的に精製して最も活性な成分
のより高い濃度を達成することができ且つ両方の場合と
も遷移金属の可溶性塩は、添加できる。
多くのアルデヒドおよびアミンは、既知の方法に従っ
てアルデヒド/アミン縮合混合物を調製するのに好適で
ある。アルデヒドは、好ましくは、脂肪族であり且つ炭
素数1〜12の基を含有し、例えば、アセトアルデヒド、
n−ブチルアルデヒド、プロピオンアルデヒド、シクロ
ペンタナール;n−ヘキサナール、シクロヘキサナール、
ヒドロケイ皮酸アルデヒド、n−ヘプタナール、n−デ
カナール、n−ドデカナールなどである。炭素数18まで
の第一級脂肪族または芳香族アミン、例えば、エチルア
ミン、n−ブチルアミン、n−ペンチルアミン、シクロ
ペンチルアミン、n−ヘキシルアミン、シクロヘキシル
アミン、n−オクチルアミン、n−デシルアミン、n−
ドデシルアミン、n−ヘキサデシルアミン、n−オクタ
デシルアミン、アニリン、トリルアミン、キシリルアミ
ンなどが、使用してもよい。
重合活性剤として使用する好ましい混合物は、デュボ
ン・カンパニーによって商標バマック(VAMAC)808で市
販されているブチルアルデヒド/アニリン縮合物からな
る。
混合物の最も活性な成分は、混合物に50重量%以下の
量で存在するN−フェニル−3,5−ジエチル−2−プロ
ピル−1,2−ジヒドロピリジン(DHP)である。
活性剤は、分別蒸留によって100%までDHPで富ますこ
とができる。DHP70〜100重量%を含有する画分は、使用
して、改善された性能が得られる。
本発明においては、DHPとは、前記ジヒドロピリジン
少なくとも70重量%を含有する混合物を意味する。
アニリン/ブチルアルデヒド縮合混合物とDHPとの両
方とも、そのまま使用でき、または溶媒、好ましくは塩
素化溶媒、例えば、1,1,1−トリクロロエタン、塩化メ
チレンなどで希釈できる。溶媒の異なる量は、10〜80重
量%である。
好ましくはコバルト、ニッケル、銅、マンガン、鉄お
よびバナジウムを含有する可溶性遷移金属の塩は、5重
量%以下の濃度でアニリン/ブチルアルデヒド縮合混合
物、DHPまたはそれらの溶液に添加できる。
使用できる有機塩の例は、サッカリン酸銅、p−トル
エンスルフィン酸銅、アセチルアセトン酸コバルト、ナ
フテン酸コバルト、アセチルアセトン酸バナジウム、オ
クタン酸鉄、ナフテン酸鉄、乳酸鉄、グルコン酸鉄、サ
ッカリン酸鉄などである。
本発明のアクリル接着剤組成物は、前記組成物に2個
の接着試験片が手で適用された剪断応力によって分離で
きない経過時間として測定した短い硬化時間を与えるラ
ジカル重合のより効率良いレドックス系によって特徴づ
けられる。
接着剤組成物は、接着しなければならない一方の部分
への接着剤成分の適用および接着しなければならない他
方の部分への活性剤の適用を与えるプライマー技術によ
って利用される。
更に、接着剤組成物は、硬化工程と作業工程との両方
において室温だけではなく、高温でも利用できる。
本発明の接着剤組成物は、組成物を適用しなければな
らない表面の前処理を必ずしも必要とせずに多孔性表面
上または平滑な表面上で使用できる。
本発明のアクリル接着剤によって接着できる材料は、
鋼、アルミニウム、銅、黄銅、高分子材料、木材、ガラ
ス、紙、予め塗装された表面などである。
若干の例は、本発明をより良く理解するために限定で
はなく例示として以下に与える。
例1〜2(比較試験) 可変量の3,3−ペンタメチレン−2−シクロヘキシル
オキサジリジンを、エラプリムS3345(エニケムによっ
て製造販売されているブタジエン−アクリロニトリル共
重合体)20g、メタクリル酸10g、メタクリル酸シクロヘ
キシル63g、ジメタクリル酸エチレングリコール5gおよ
びBHT0.33gからなる固定組成物に加えて、表1に報告の
ようなオキサジリジン対二重結合の合計量のモル比を有
する接着剤系を得た。
接着剤系は、重合体の完全溶解まで、混合物を室温で
撹拌下に保つことによって調製した。
このようにして得られた接着剤系は、重合活性剤とし
て溶液100部当たり0.1部のサッカリン酸銅(I)および
80部のDHPを含有する塩化メチレンの溶液を使用するこ
とによって、耐剪断応力性〔ASTM D1002−72(1983)
に準拠〕および硬化時間を測定することによって特徴づ
けた。
6個の単純にオーバーラップされたジョイントは、ト
リクロロエチレンによって単に脱脂された下記の大きさ
を有する鋼試験片を使用することによって各接着剤系に
関して調製した:120×25×1.5mm。
厚さ約0.5mmを有する接着剤ペーストのフィルムを試
験片上に塗布し、重合活性剤のフィルムを他の試験片に
塗布し、次いで、接着しようとする2個の試験片の部分
を接合した。
耐剪断応力性は、装置MTS810により、ASTM D1002−7
2(1983)に準拠して、切断速度1mm/分を保ち且つ試験
を接着後72時間実施することによって測定した。
硬化時間は、耐剪断応力性を測定するのに使用した単
純にオーバーラップされたジョイントの調製に使用した
のと同じ接着法、接着しようとする同じ部分、および同
じ処理を使用し且つ手で適用された剪断応力下でジョイ
ントを破壊するのに必要な最短時間を測定することによ
って測定した。
得られた耐剪断応力性の値(6回の試験の平均)およ
び硬化時間の値を表1に示す。
例3〜5 可変量のサッカリンおよび3,3−ペンタメチレン−2
−シクロヘキシルオキサジリジンを、例1〜2に記載の
組成と同じ組成を有する接着剤組成物に加えて、表2に
報告のようなサッカリン/二重結合のモル比およびオキ
サジリジン/二重結合のモル比を有する接着剤系を得
た。
接着剤系の調製および特性化を例1〜2と同じ条件下
で実施した。
得られた耐剪断性の値(6回の試験の平均)および硬
化時間の値を表2に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファビオ、ガルバッジ イタリー国ノバラ、ビア、チ、ポルタ、 6 (72)発明者 アッティリオ、チッテリオ イタリー国ミラノ、ピアッツァ、ピオ ラ、5

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(i)1以上の重合性ビニル単量体中のエ
    ラストマーの溶液; (ii)式: (式中、R5は炭素数6〜20の芳香族二価基である) を有するスルフィミド; (iii)一般式: (式中、R1、R2およびR3の各々は同じでも異なっていて
    もよく、水素原子、アルキル基、イソアルキル基、アル
    ケニル基、アルキレン基、シクロアルキル基、シクロア
    ルキレン基、アリーレン基、アリール基、アルキルアリ
    ール基、アルキルアリーレン基、アリールアルキル基、
    アリールアルキレン基、アルキルシクロアルキル基およ
    びアルキルシクロアルキレン基からなる群から選ばれる
    炭素数1〜20の炭化水素基であってもよく、またはR1
    よびR2およびR1またはR2およびR3は一緒になってシクロ
    アルキル環またはヘテロ原子としてNを含有する複素環
    式環を形成してもよく、または2個のR3および2個また
    は4個の基R1およびR2は一緒になってポリオキサジリジ
    ンを生成してもよい) のオキサジリジンからなる重合開始剤;および (iv)重合活性剤としても定義される有機または無機還
    元剤 を含むことを特徴とする、二成分系接着剤組成物。
  2. 【請求項2】前記オキサジリジンが、ビニル単量体の二
    重結合の合計量に対して0.01〜10モル%の量で存在す
    る、請求項1に記載の接着剤組成物。
  3. 【請求項3】前記オキサジリジンが、1〜5個のオキサ
    ジリジン環を有する、請求項1または2に記載の組成
    物。
  4. 【請求項4】1以上の重合性ビニル単量体がアクリル単
    量体であり且つエラストマーがブタジエン/アクリロニ
    トリル共重合体であり、それらは重合体100部当たり100
    〜2,000重量部の単量体の量で存在する、請求項1ない
    し3のいずれか1項に記載の接着剤組成物。
  5. 【請求項5】スルフィミドが、サッカリンである、請求
    項1ないし4のいずれか1項に記載の接着剤組成物。
  6. 【請求項6】スルフィミド量が、溶液100部当たり10重
    量部未満である、請求項1ないし5のいずれか1項に記
    載の接着剤組成物。
  7. 【請求項7】スルフィミド量が、溶液に対して0.1〜2
    重量%である、請求項6に記載の接着剤組成物。
  8. 【請求項8】還元剤が、アルデヒド/アミン縮合混合物
    である、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の接着
    剤組成物。
  9. 【請求項9】アルデヒド/アミン縮合混合物が、ブチル
    アルデヒド/アニリン縮合物からなる、請求項8に記載
    の接着剤組成物。
  10. 【請求項10】ブチルアルデヒド/アニリン縮合混合物
    の最も活性な成分が、70重量%を超える純度で使用する
    N−フェニル−3,5−ジエチル−2−プロピル−1,2−ジ
    ヒドロピリジン(DHP)である、請求項9に記載の接着
    剤組成物。
  11. 【請求項11】ブチルアルデヒド/アニリン縮合混合物
    またはDHPが溶媒で希釈でき、溶媒の量が10〜80重量%
    である、請求項8、9または10に記載の接着剤組成物。
  12. 【請求項12】溶媒が、塩化メチレンまたはトルエンで
    ある、請求項11に記載の接着剤組成物。
  13. 【請求項13】遷移金属の可溶性塩が、ブチルアルデヒ
    ド/アニリン縮合混合物またはDHPに5重量%以下の濃
    度で添加されてなる、請求項9ないし12のいずれか1項
    に記載の接着剤組成物。
  14. 【請求項14】遷移金属が、コバルト、ニッケル、銅、
    マンガン、鉄およびバナジウムからなる群から選ばれ
    る、請求項13に記載の接着剤組成物。
  15. 【請求項15】遷移金属の可溶性塩が、サッカリン酸銅
    (I)、サッカリン酸銅(II)、サッカリン酸鉄(II)
    またはサッカリン酸鉄(III)である、請求項13に記載
    の接着剤組成物。
JP1073729A 1988-03-25 1989-03-24 接着剤組成物 Expired - Lifetime JP2730590B2 (ja)

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