JP2728573B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2728573B2 JP3097435A JP9743591A JP2728573B2 JP 2728573 B2 JP2728573 B2 JP 2728573B2 JP 3097435 A JP3097435 A JP 3097435A JP 9743591 A JP9743591 A JP 9743591A JP 2728573 B2 JP2728573 B2 JP 2728573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書の作成時に使用さ
れる文書処理装置等の情報処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、文書は、鉛筆等の筆記用具と紙
とを用いて作成されるが、近年においては、コンピュー
タの演算、記憶、および制御によるCRTへの文字表示
が可能な文書処理装置等の情報処理装置で作成される場
合が多くなっている。
【0003】従来、上記の情報処理装置は、図12に示
すように、文書を表示するCRT54を有した表示ユニ
ット51と、文字データ等の入力に使用されるキーボー
ド53と、キーボードの入力キーによるCRT54の表
示状態の制御や文字データの記憶を行う制御部52とか
らなっており、表示ユニット51は、CRT54が横置
きまたは縦置きに固定して設定されている。
【0004】そして、上記の情報処理装置は、キーボー
ド53から入力された文字データを制御部52で記憶
し、記憶した文字データをCRT54に出力させるよう
になっていることから、文字データの追加や削除、複写
等の文書の編集を制御部52に指令を行うキーボード5
3からの入力キーのみで容易に行なえるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理装置では、表示ユニット51のCRT54
が横置きまたは縦置きに固定して設定されているため、
下記の問題を有している。
【0006】即ち、表示ユニット51のCRT54を横
置きに設定した情報処理装置の場合には、横方向の文字
数を多く出力させることが可能なため、横置きのA4サ
イズの文書形式で文書を作成する際に、1画面にA4サ
イズの文書全体を出力させることができることになり、
文書を作成する効率を高めることが可能になる。
【0007】ところが、文書の形式には、A4サイズや
B4サイズ等の各種のサイズが存在しており、さらに、
上記の各サイズを横置きにしたものと縦置きにしたもの
とがある。従って、例えば縦置きのA4サイズの文書形
式で文書を作成する場合には、CRT54の縦方向の行
数が少ないため、1画面にA4サイズの文書全体を出力
させることができず、文書を作成する効率が低下するこ
とになる。
【0008】このように、従来の情報処理装置は、表示
ユニット51のCRT54が横置きまたは縦置きに固定
されているため、出力可能な文字数と行数とが固定され
たものになっており、文書形式によっては効率が低下す
るという問題を有している。従って、本発明において
は、出力可能な文字数と行数とを文書形式に対応させて
変更可能にすることで、上記の問題を解決することがで
きる情報処理装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の情報処
理装置は、上記課題を解決するために、液晶表示パネル
の画面である表示可能領域と、文書を表示する文字表示
領域とを個々に縦横変更可能な情報処理装置であって、
この情報処理装置は、縦表示および横表示に設定された
上記文字表示領域に一致したスクロール領域を決定する
縦表示および横表示のスクロール位置情報を相互に変更
可能に有していることを特徴としている。
【0010】また、請求項2の発明の情報処理装置は、
上記請求項1記載の構成に加えて上記スクロール領域
が、上記文字表示領域内で任意に設定可能であることを
特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1の構成によれば、表示可能領域を縦横
に変更可能になっていると共に、文字表示領域に一致し
た縦表示および横表示のスクロール位置情報を相互に変
更可能になっているため、文書の形式に最適な表示可能
領域および文字表示領域の表示方向で文書を作成できる
ことになり、編集時の効率を高めることが可能になって
いる。
【0012】また、請求項2の構成によれば、請求項1
の構成に加えて、さらに、スクロール位置情報を操作者
が任意に設定できるため、文字表示領域内のスクロール
領域の切り替えを文書の形式に最適なタイミングに設定
できることになり、編集時の効率をさらに高めることが
可能になっている。
【0013】
【実施例】〔実施例1〕 請求項1の発明の一実施例を図1ないし図7に基づいて
説明すれば、以下の通りである。
【0014】本実施例に係る情報処理装置は、図1およ
び図2に示すように、例えば机等に底面が当接して情報
処理装置を安定化させる載置部1と、この載置部1から
上方に立ち上げられた回動支持部2と、この回動支持部
2の操作者側となる前面側にA方向およびB方向に回動
可能に設けられた表示ユニット3とを有している。
【0015】上記の載置部1の一方側には、フロッピデ
ィスクを任意に差し替え可能なフロッピディスク装置4
が設けられており、このフロッピディスク装置4は、図
3のコントローラ12を介して制御されながらフロッピ
ディスク5単位で文書データを記録再生させるようにな
っている。このフロッピディスク装置4の他方側の側面
には、フロッピディスク装置4の上面から載置部1の上
面にかけて湾曲形状に形成された湾曲面部1aが形成さ
れており、この湾曲面部1aは、表示ユニット3が回動
された際に、表示ユニット3と載置部1との衝突を防止
するようになっている。
【0016】また、フロッピディスク装置4の他方側に
は、載置部1から上方に立ち上げられた回動支持部2も
設けられている。この回動支持部2には、情報処理装置
の動作を制御する制御部が内蔵されており、制御部は、
図3に示すように、CPU6(Central Processing Uni
t)と、各種のプログラムおよびデータを記憶したROM
7(Read Only Memory) と、スクロール開始位置記憶領
域や文書データ記憶領域、表示モード記憶領域等が形成
されたRAM8(Random Access Memory)と、KEYボ
ード14に接続されるKEYコントローラ13と、プリ
ンタ16に接続されるプリンタコントローラ15と、他
の情報処理装置等との通信を可能にする通信ユニット1
7とを有している。
【0017】上記のROM7には、後述のスクロール設
定ルーチン等のプログラムが記憶されていると共に、文
字を表示する文字表示領域25のスクロール領域を決定
するスクロール位置情報が記憶されている。このスクロ
ール位置情報は、横表示および縦表示に設定された文字
表示領域25に一致したスクロール領域のデータからな
っており、スクロール領域が横表示のスクロール位置情
報は、図4に示すように、液晶表示パネル22の画面と
なる表示可能領域26上端からの行数である上スクロー
ル開始位置Yaおよび下スクロール開始位置Ybと、表
示可能領域26左端からの文字数である左スクロール開
始位置Ycおよび右スクロール開始位置Ydとからなっ
ている。
【0018】一方、スクロール領域が縦表示のスクロー
ル位置情報は、図5に示すように、表示可能領域26上
端からの行数である上スクロール開始位置Taおよび下
スクロール開始位置Tbと、表示可能領域26左端から
の文字数である左スクロール開始位置Tcおよび右スク
ロール開始位置Tdとからなっている。そして、上記の
スクロール位置情報による設定は、例えばKEYボード
14の入力キーによる指示で、横表示のスクロール領域
を有した文字表示領域25と縦表示のスクロール領域を
有した文字表示領域25とに相互に変更可能になってい
る。
【0019】また、図1の回動支持部2には、図3に示
すように、上述のフロッピディスク装置4と同様に、文
書データを記録再生可能なハードディスク装置9および
このハードディスク装置9を制御するコントローラ10
も内蔵されており、さらに、回動支持部2には、上記の
制御部およびハードディスク装置9等に電源を供給する
主電源20も内蔵されている。
【0020】上記の回動支持部2の前面側には、図2に
示すように、回動部21が設けられており、この回動部
21は、図1に示すように、表示ユニット3をA方向お
よびB方向に回動可能に支持している。上記の表示ユニ
ット3は、図4の表示可能領域26を画面として有した
液晶表示パネル22と、この液晶表示パネル22を支持
するパネル枠体23とを有している。そして、この表示
ユニット3が縦置きに設定された際のパネル枠体23の
フロッピディスク装置4側の隅角部には、切欠傾斜部2
3aが形成されており、この切欠傾斜部23aは、上述
の載置部1の湾曲面部1aとで、表示ユニット3が回動
する際の載置部1への衝突を防止するようになってい
る。
【0021】また、パネル枠体23の対向する隅角部に
は、一対の例えば電源スイッチ24・24が設けられて
おり、これらの電源スイッチ24・24は、表示ユニッ
ト3が縦置きおよび横置きの何れに設定されている場合
でも、少なくとも一方の電源スイッチ24・24が載置
部1側に位置されるようになっている。
【0022】上記の構成において、情報処理装置の動作
について説明する。
【0023】先ず、図1に示すように、表示ユニット3
がA方向またはB方向に回動され、表示ユニット3が横
置きまたは縦置きに設定され、図4および図5に示すよ
うに、文字表示領域25が横表示または縦表示に設定さ
れることになる。この際、図3の制御部のCPU6は、
KEYボード14の押圧による入力キーの検出を行って
おり、KEYボード14から入力キー信号が入力された
場合には、図6に示すように、入力キーの指示の種類を
確認することになる(S1)。
【0024】S1で入力キーの指示の種類が確認される
と、この入力キーが文字表示領域25の表示方向の切り
替えを指示しているのか否かが判定されることになり、
切り替えを指示している場合には、YESとしてS10
が実行されることになる一方、切り替えを指示していな
い場合には、NOとしてS3が実行されることになる
(S2)。
【0025】S10が実行されると、サブルーチン化さ
れたスクロール情報切替ルーチンがコールされることに
なる。このスクロール情報切替ルーチンが実行される
と、図7に示すように、文字表示領域25の表示方向を
示す表示状態が確認されることになる(S11)。そし
て、S11での確認結果から、文字表示領域25が縦表
示となる縦方向であるか否かが判定されることになり
(S12)、縦表示であると判定された場合には、YE
SとしてS14が実行され、スクロール領域が横表示に
設定されている場合のスクロール位置情報である上スク
ロール開始位置Ya、下スクロール開始位置Yb、左ス
クロール開始位置Yc、および右スクロール開始位置Y
dが図3のRAM8に形成されたスクロール開始位置記
憶領域にセットされることになる(S14)。
【0026】一方、S12で縦表示でないと判定された
場合には、NOとしてS13が実行されることになり、
スクロール領域が縦表示に設定されている場合のスクロ
ール位置情報である上スクロール開始位置Ta、下スク
ロール開始位置Tb、左スクロール開始位置Tc、およ
び右スクロール開始位置Tdが図3のRAM8に形成さ
れたスクロール開始位置記憶領域にセットされることに
なる(S13)。この後、上記のS13またはS14の
実行により、横表示または縦表示のスクロール位置情報
がスクロール開始位置記憶領域にセットされた状態でリ
ターンされ、図6のS1から再実行されることになる
(S15)。
【0027】次に、図6に示すように、S2の実行で、
入力キーが切り替えを指示していないと判定した場合に
実行されるS3では、入力キーの指示がカーソルを移動
させるスクロールを意味しているか否かが判定されるこ
とになり、スクロールを指示していないと判定した場合
には、NOとしてS4が実行され(S3)、入力キーの
指示する処理が実行された後、S1から再実行されるこ
とになる(S4)。
【0028】一方、スクロールを指示していると判定し
た場合には、YESとしてS5が実行されることにな
り、スクロール開始位置記憶領域のスクロール領域とカ
ーソル位置とが比較されることになる(S5)。そし
て、カーソル位置がスクロール領域を超えた領域オーバ
ーであるか否かが判定されることになり(S6)、カー
ソル位置がスクロール領域を超えていない場合には、N
OとしてS7が実行され、カーソルの移動処理が実行さ
れた後、S1から再実行されることになる(S7)。一
方、カーソル位置がスクロール領域を超えた場合には、
YESとしてS8が実行され、スクロールの移動処理が
実行された後、S1から再実行されることになる(S
8)。
【0029】これにより、本実施例の情報処理装置は、
表示ユニット3の回動による表示可能領域26の横置き
および縦置きの設定変更が可能になっていると共に、表
示ユニット3の表示状態に応じて文字表示領域25のス
クロール領域を横表示および縦表示に任意に切り替える
ことができるため、文書の形式に最適な表示方向で文書
を作成できることになり、編集時の効率を高めることが
可能になっている。
【0030】〔実施例2〕 請求項2の発明の一実施例を図8ないし図11に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
【0031】本実施例の情報処理装置は、図8に示すよ
うに、文字表示領域25とは異なるスクロール領域27
を決定するスクロール位置情報が編集画面での操作時や
環境設定での操作時に設定されるようになっており、制
御部のROM7(図3参照)には、スクロール位置判定
ルーチン等のプログラムが記憶されている。尚、本実施
例の情報処理装置のその他の構成は、上述の実施例1と
同一の構成(図1ないし図3参照)であるので、その説
明を省略する。
【0032】上記の構成において、情報処理装置の動作
について説明する。
【0033】先ず、表示ユニット3がA方向またはB方
向に回動されて横置きまたは縦置きに設定され、文字表
示領域25が横表示または縦表示に設定されることにな
る(図1参照)。これにより、文書は、文書形式に最適
な文字数と行数とに設定された文字表示領域25に表示
されるため、効率良く作成できることになる。
【0034】次に、スクロール位置情報が編集画面や環
境設定の操作時に設定されることになる。ここでは、例
えば図8に示すように、スクロール領域が表示可能領域
26上端からの行数である上スクロール開始位置Zaお
よび下スクロール開始位置Zbと、表示可能領域26左
端からの文字数である左スクロール開始位置Zcおよび
右スクロール開始位置Zdとに設定されたとする。
【0035】この際、制御部のCPU6(図3参照)
は、KEYボード14の押圧による入力キーの検出を行
っており、KEYボード14から入力キー信号が入力さ
れた場合には、図9に示すように、入力キーの指示の種
類を確認することになる(S21)。そして、このS2
1で入力キーの指示の種類が確認されると、この入力キ
ーの指示がカーソルを上方向へ移動させる指示であるか
否かが判定されることになる(S22)。
【0036】上記のS22で上方向への移動を指示する
ものと判定された場合には、図10に示すように、YE
SとしてS35が実行され、上スクロール領域となる上
スクロール開始位置Zaとカーソル位置とが比較される
ことになり(S35)、カーソル位置が上スクロール開
始位置Zaを超えた領域オーバーであるか否かが判定さ
れることになる(S36)。
【0037】そして、カーソル位置が上スクロール開始
位置Zaを超えた場合には、YESとしてS38が実行
され、カーソルを最上端に位置させた状態でスクロール
させる上スクロール移動処理が行われた後、図9のS2
1から再実行されることになる(S38)。一方、カー
ソル位置が上スクロール開始位置Zaを超えていない場
合には、NOとしてS37が実行され、カーソルを上方
向へ移動させる上カーソル移動処理が行われた後、図9
のS21から再実行されることになる(S37)。
【0038】また、図9に示すように、S22で上方向
への移動を指示しないものと判定された場合には、図9
に示すように、NOとしてS23が実行され、入力キー
の指示がカーソルを下方向へ移動させる指示であるか否
かが判定されることになる(S23)。そして、このS
23で下方向への移動を指示するものと判定された場合
には、図11に示すように、YESとしてS39が実行
され、下スクロール領域の下スクロール開始位置Zbと
カーソル位置とが比較されることになり(S39)、カ
ーソル位置が下スクロール開始位置Zbを超えた領域オ
ーバーであるか否かが判定されることになる(S4
0)。
【0039】そして、カーソル位置が下スクロール開始
位置Zbを超えた場合には、YESとしてS42が実行
され、カーソルを最下端に位置させた状態でスクロール
させる下スクロール移動処理が行われた後、図9のS2
1から再実行されることになる(S42)。一方、カー
ソル位置が下スクロール開始位置Zbを超えていない場
合には、NOとしてS41が実行され、カーソルを下方
向へ移動させる下カーソル移動処理が行われた後、図9
のS21から再実行されることになる(S41)。
【0040】また、図9に示すように、S23で下方向
への移動を指示していないと判定された場合には、NO
としてS24が実行され、入力キーの指示がカーソルを
左方向へ移動させる指示であるか否かが判定されること
になる(S24)。そして、このS24で左方向への移
動を指示するものと判定された場合には、YESとして
S31が実行され、左スクロール領域の左スクロール開
始位置Zcとカーソル位置とが比較されることになり
(S31)、カーソル位置が左スクロール開始位置Zc
を超えた領域オーバーであるか否かが判定されることに
なる(S32)。そして、カーソル位置が左スクロール
開始位置Zcを超えた場合には、YESとしてS34が
実行され、カーソルを左端に位置させた状態でスクロー
ルさせる左スクロール移動処理が行われた後、S21か
ら再実行されることになる(S34)。一方、カーソル
位置が左スクロール開始位置Zcを超えていない場合に
は、NOとしてS33が実行され、カーソルを左方向へ
移動させる左カーソル移動処理が行われた後、S21か
ら再実行されることになる(S33)。
【0041】また、S24で左方向への移動を指示しな
いものと判定された場合には、NOとしてS25が実行
され、入力キーの指示がカーソルを右方向へ移動させる
指示であるか否かが判定されることになる(S25)。
そして、このS25で右方向への移動を指示するものと
判定された場合には、YESとしてS27が実行され、
右スクロール領域の右スクロール開始位置Zdとカーソ
ル位置とが比較されることになり(S27)、カーソル
位置が右スクロール開始位置Zdを超えたか否かが判定
されることになる(S28)。
【0042】そして、カーソル位置が右スクロール開始
位置Zdを超えた場合には、YESとしてS30が実行
され、カーソルを右端に位置させた状態でスクロールさ
せる右スクロール移動処理が行われた後、S21から再
実行されることになる(S30)。一方、カーソル位置
が右スクロール開始位置Zdを超えていない場合には、
NOとしてS29が実行され、カーソルを右方向へ移動
させる右カーソル移動処理が行われた後、S21から再
実行されることになる(S29)。
【0043】このように、本実施例の情報処理装置は、
表示ユニット3の回動による文字表示領域25の横置き
および縦置きの設定変更が可能になっているため、文書
の形式に最適な表示方向で文書を作成できることにな
り、編集時の効率を高めることが可能になっている。
【0044】さらに、本実施例の情報処理装置は、スク
ロールの位置を操作者が任意に設定できるため、スクロ
ール領域27の切り替えを文書の形式に最適なタイミン
グに設定できることになり、編集時の効率を一層高める
ことが可能になっている。
【0045】尚、本実施例の情報処理装置は、表示可能
領域26が横表示に設定されている場合について説明し
ているが、これに限定されることはなく、表示可能領域
26が縦表示に設定されていても良い。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明の情報処理装置は、以上
のように、表示可能領域と文字表示領域とを個々に縦横
変更可能な情報処理装置であり、縦表示および横表示に
設定された文字表示領域に一致したスクロール領域を決
定する縦表示および横表示のスクロール位置情報を相互
に変更可能に有している構成である。
【0047】これにより、表示可能領域を縦横に変更可
能になっていると共に、文字表示領域に一致した縦表示
および横表示のスクロール位置情報を相互に変更可能に
なっているため、文書の形式に最適な表示方向で文書を
作成できることになり、編集時の効率を高めることが可
能であるという効果を奏する。
【0048】請求項2の発明の情報処理装置は、以上の
ように、請求項1の構成に加えて、さらに、上記スクロ
ール領域が、上記文字表示領域内で任意に設定可能な構
成である。
【0049】これにより、スクロール位置情報を操作者
が任意に設定できるため、文字表示領域内のスクロール
領域の切り替えを文書の形式に最適なタイミングに設定
できることになり、編集時の効率を高めることが可能で
あるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の正面図である。
【図2】情報処理装置の側面図である。
【図3】情報処理装置の制御部のブロック図である。
【図4】横表示の表示可能領域と文字表示領域との関係
を示す説明図である。
【図5】縦表示の表示可能領域と文字表示領域との関係
を示す説明図である。
【図6】スクロール設定ルーチンのフローチャートであ
る。
【図7】スクロール情報切替ルーチンのフローチャート
である。
【図8】横表示の表示可能領域と文字表示領域とスクロ
ール領域との関係を示す説明図である。
【図9】スクロール位置判定ルーチンの一部を示すフロ
ーチャートである。
【図10】スクロール位置判定ルーチンの一部を示すフ
ローチャートである。
【図11】スクロール位置判定ルーチンの一部を示すフ
ローチャートである。
【図12】従来例を示すものであり、情報処理装置の斜
視図である。
【符号の説明】
1 載置部 2 回動支持部 3 表示ユニット 4 フロッピディスク装置 5 フロッピディスク 6 CPU 7 ROM 8 RAM 9 ハードディスク装置 10 コントローラ 12 コントローラ 13 KEYコントローラ 14 KEYボード 15 プリンタコントローラ 16 プリンタ 17 通信ユニット 20 主電源 21 回動部 22 液晶表示パネル 23 パネル枠体 24 電源スイッチ 25 文字表示領域 26 表示可能領域 27 スクロール領域

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示可能領域と文字表示領域とを個々に縦
    横変更可能な情報処理装置であって、縦表示および横表
    示に設定された上記文字表示領域に一致したスクロール
    領域を決定する縦表示および横表示のスクロール位置情
    報を相互に変更可能に有していることを特徴とする情報
    処理装置。
  2. 【請求項2】上記スクロール領域は、上記文字表示領域
    内で任意に設定可能であることを特徴とする請求項1記
    載の情報処理装置。
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