JP2727425B2 - ガス容器の接続安全装置 - Google Patents

ガス容器の接続安全装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2箇所の接続口に夫々ガ
ス容器を着脱交換可能に接続し、両接続口と通じた2系
統のガス通路に夫々開閉弁を設け、2本の摘み軸の回転
により開閉弁を開閉操作するガス器具において、ガス容
器接続時の安全性を確保する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2個のガス容器を使用し、2箇所の燃焼
部へ通じた2系統のガス通路の開閉弁を2組の操作摘み
によって開閉操作するガス器具(ツインバーナ式ガス器
具)は従来から公知である。その中で、ガス容器を1個
接続しただけではガスを吐出しないが、2個接続すると
ガスを吐出する構成を具備したものがある。しかし開閉
弁との連絡がないため、一方の開閉弁だけが閉じられ、
他の一方の開閉弁が開いている状態でも、接続口にガス
容器を接続することができ、従ってガス漏れを起こす問
題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたもので、その課題はガス容器を接続する
2箇所の接続口に通じた2系統のガス通路を有し、そこ
に設けた各開閉弁を2本の摘み軸によって個別に開閉操
作するガス器具において、一方の開閉弁が開いていると
き、または開閉弁が開いている使用状態でガス容器が外
れたときに、そのままではガス容器を装着できないよう
にすることによってガス漏れを防止し、安全性を確保す
る点にある。
【0004】また本発明は、輻射熱により、未使用のガ
ス容器が過熱状態となることを防止することも目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、バルブ本体にガス容器を2個着脱可能に接続
するための2箇所の接続口を設け、両接続口と通じた2
系統のガス通路に夫々開閉弁を設け、各開閉弁を操作す
るために回転させる2本の摘み軸を各開閉弁に向けて設
け、ガス容器の接続時にその一部で押されて後退し、ガ
ス容器を取り外すと前進する方向に付勢した可動ピンを
各接続口近くに取り付け、摘み軸を一方向へ回転して開
閉弁を閉じたときは可動ピンの後退を許してガス容器の
接続を可とし、摘み軸を逆方向へ回転して開閉弁を開い
たときは可動ピンの後退を阻んでガス容器の接続を不可
とする接続管理手段を摘み軸と可動ピンとの間に設置
し、接続管理手段として先端が可動ピン方向へ突出し、
他端が摘み軸近くに位置する揺動部材を揺動可能に軸支
し、摘み軸の弁開操作に連動して揺動部材を揺動させ、
先端部を可動ピンの動線上へ占位させるために揺動部材
に作用する作用部材と、摘み軸の弁閉操作に連動して揺
動部材を揺動させることによって、その先端部を可動ピ
ンの動線上から退避させるために揺動部材に作用する逆
作用部材とを設け、2組の開閉弁の両方が閉じていなけ
れば揺動部材が退避方向へ揺動しないように2本の摘み
軸を閉弁方向へ同時に回転させるために連繋手段によっ
て連繋するという手段を講じたものである。
【0006】
【作用】この発明のガス器具は2箇所の接続口に通じた
2系統のガス通路に開閉弁を設け、それらを摘み軸の回
転により操作して、ガス通路の末端に設ける燃焼部等の
作動部を各別に使用することができるものである。しか
し前記目的のために可動ピンを各接続口近くに取り付
け、これを前進方向へ付勢して、ガス容器を接続する場
合にはその一部で押されて後退するようにし、その後退
を許すか阻むかによって、ガス容器の接続の是非を管理
する。
【0007】即ち摘み軸を一方向へ回転し開閉弁を閉じ
ると、ピンの後退を許してガス容器の接続を可とし、こ
れと逆に摘み軸を操作して開閉弁を開くと、ピンの後退
を阻んでガス容器の接続を不可とするため、接続管理手
段が開閉弁の開閉状況を摘み軸の回転から取り出し、可
動ピンの後退を制御する。接続管理手段は、摘み軸の回
転方向によって揺動方向を変え、先端部を可動ピンの動
線上から退避させ、或いは逆に先端部を可動ピンの動線
上へ突出させる、揺動部材を有する。
【0008】揺動部材には作用部材と逆作用部材とが作
用する。摘み軸を一方向へ回転し、開閉弁を閉じたとき
は、作用部材が揺動部材を揺動させてその先端部を前記
のように退避させるので可動ピンは後退できガス容器の
接続が可能となる。摘み軸を前記と逆方向へ回転し、開
閉弁を開くと逆作用部材が揺動部材に働き、その先端部
を可動ピンの軸線上へ突出させてガス容器の接続を阻止
する。
【0009】上記作用は、2組の開閉弁について同時に
働かなければ本発明の目的は達成されない。そのために
2本の摘み軸と連動可能な2箇所の先端部を有する揺動
部材は単一部材として扱える構造を有し、しかも2本の
摘み軸は開閉弁を閉じる方向に対しては連動するように
連繋手段によって連繋している。よって2本の摘み軸は
どちらを操作しても開閉弁の閉じ方向には連動し、それ
によって揺動部材の2箇所の先端部を可動ピンの動線上
から退避させる。
【0010】
【実施例】図1、図2は本発明に係る安全装置を実施し
たガス器具を示す。このガス器具は2個の円筒型ガス容
器Bを使用するもので、それらのノズルが対向するよう
にガス容器Bを2個配置し、着脱可能に接続するため、
左右両端に接続口11、12を開口したバルブ本体10
を有する。接続口11、12にはガス通路13、14の
一端が通じており、その先(下流)のガス通路13、1
4には開閉弁15、16が設けてある。
【0011】例示の開閉弁15、16はニードル弁構造
を有し、器具本体の正面から開閉弁15、16に向けて
設けた2本の摘み軸21、22が各ニードル弁軸17に
ピン結合されていて、摘み軸21、22の回転により弁
口を開閉し、かつ弁開度を調節することができる。開閉
弁15、16以降のガス通路13、14は各燃焼部Dへ
通じ、ガスはそのノズルから弁開度に応じた量の可燃混
合気として噴出する。
【0012】前記接続口11、12の近くに、ガス容器
Bを接続するときそのフランジFで押されて後退し、ガ
ス容器Bを取り外すと前進するように、ばね23、24
によって付勢された左右の可動ピン25、26が設けて
ある。例示の可動ピン25、26はバルブ本体10の下
部基台に設けた同一軸線上の軸受筒27、28に軸承さ
れ、ストッパ29で位置決めされた位置まで突出し、フ
ランジFの接近を検出する。なお、例示のガス器具で
は、接続口11、12の外側にフランジFに接するヨー
ク31と磁石32を持った磁気保持手段30を設け、こ
れによってガス容器Bを保持している。
【0013】そして摘み軸21、22を一方向(図4で
は右方向)へ回転して開閉弁15、16を閉じたときは
可動ピン25、26の後退を許すことによりガス容器B
を接続口11、12に装着可能とし、摘み軸21、22
を逆方向(図4では左方向)へ回転して開閉弁15、1
6を開いたときに、可動ピン25、26の後退を阻んで
ガス容器Bを接続口11、12へ装着できないようにす
(図10参照)、接続管理手段を摘み軸21、22と
可動ピン25、26との間に設置する。接続管理手段
は、可動ピン25、26の後退を阻止するため、可動ピ
ン25、26の動線上へ突出可能な先端部41、42
と、摘み軸21、22の近くに配置される他端部43、
44とを有し、それら両部間で揺動可能に軸支された揺
動部材40を具備している。
【0014】例示の場合、可動ピン25、26の後退動
を阻止するための左右のストッパ45、46を揺動部材
40の先端部に軸支し、これを可動ピン25、26の
線上へ突出する方向に弱いばね47、48によって付勢
している。他方、揺動部材40は他端部43、44で連
結部49によって一体化されているので、全体が支軸5
0を中心に一体揺動する。例示の場合、支軸50は揺動
部材中間部の左右をバルブ本体10に夫々軸支してい
る。この揺動部材40には、その先端部を動線上から後
退させる方向へ作用するコイル状の弱いばね手段51が
他端部に作用している。52はそのばね手段51の他端
を掛けた架台であり、バルブ本体10の上部に設けてあ
る。
【0015】摘み軸21、22は、その弁開操作に連動
して揺動部材40を揺動させ、先端部を可動ピン25、
26の動線上に占位させるために揺動部材40の他端
部に作用する作用部材53を有する。該部材53は、揺
動部材40に作用する押圧片54と、各摘み軸25、2
6に捲装したトーションばね55とからなる。トーショ
ばね55の一端は押圧片54の突部56に掛け、他端
は適当な固定側部分(例示の場合は架台52)に設けた
掛止部57に掛けているので、押圧片54は揺動部材4
0の他端部の上辺を押し下げるように作用する。
【0016】他方、摘み軸21、22の弁閉操作に連動
して揺動部材40を揺動させ、先端部を可動ピン25、
26の動線上から退避させるために揺動部材40に作用
する逆作用部材58、59は摘み軸21、22自体に取
り付けてある。例示の逆作用部材58は摘み軸21、2
2に巻き付けてあり、弁閉方向(図中時計方向)へは巻
き締まりにより摘み軸21、22と一体に回転し、押圧
片54にトルクを伝達するが、弁開方向(同じく反時計
方向)へは巻き緩みにより摘み軸21、22と一体に回
転せず軸回りに相対回転可能なコイル状の部材である。
逆作用部材58は作用部材53を介して揺動部材40に
間接的に作用する。即ち、逆作用部材58の端部59は
右回転(弁閉操作)において作用部材53の下側に当た
ってこれを持ち上げ、左回転(弁開操作)においては何
物にも当たらない。
【0017】ここで、接続管理手段に使用するばね中、
最も強いのは揺動部材40を押し下げる方向へ作用する
トーションばね55であり、これによりストッパ45、
46を常時ピン動線上への突出位置においている。他の
ばね、特に揺動部材40の他端部を引き上げる方向へ作
用する弱いばね手段51は、摘み軸、21、22の回転
操作による揺動部材40の揺動を補助する。
【0018】摘み軸21、22は各個独立して操作でき
ないようにする。バルブ本体10の一方の開閉弁が開い
ていると、1本のガス容器を接続した段階で、そのガス
容器から吐出したガスを他方の接続口及び燃焼部から漏
出させるおそれがあるからである。そのため左右の摘み
軸21、22を連繋手段60によって連繋する。例示の
連繋手段60はつるまきばねからなる摩擦ばねであり、
その両端のフック61、62を各摘み軸21、22に図
及び図9に示す向きで掛け、ばね張力を与える。この
ような連繋手段60によって、一方の摘み軸の右回転
(弁閉操作)のみが他方の摘み軸に連繋し伝わる。その
結果また揺動部材40を揺動し、ガス容器がセット可能
となる。
【0019】なお、バルブ本体10には中心を貫通する
通孔部63を設けてその両端を各ガス容器を接続する左
右の接続口11、12とし、接続したガス容器のバルブ
ノズルNを押し込んで開弁させ、非接続時には通孔内を
外部に対して気密に保つための第1、第2の逆止弁6
4、65を各接続口内に組み込み、前記バルブノズルの
内蔵ばねよりも強い第1のばね66と、内蔵ばねよりも
弱く、圧縮されるとコイルが密着可能な第2のばね67
を両逆止弁64、65の間に組み込むことによって、ガ
ス容器が2本共接続されているときは両方のガス容器か
らガスを吐出可能であり、ガス容器が1本のみ接続され
たときはバルブノズルの内蔵ばねよりも弱いばね67の
みが収縮してガスを吐出しないように構成している。
【0020】通孔部63は、バルブ本体10を一直線状
に貫通し、第1、第2両ばね66、67間に介装した中
間部材68に係止する係止部69を内方端に有する杆体
70を通孔部63内に挿入するとともに、その杆体70
の外周に第1のばね66を嵌めている。71は通孔部6
3の壁面に開口したガス出口で、ガス通路13、14に
通じる。そして第1のばね66は第1の側のガス容器装
着時に第1の逆止弁64とともに内方へ移動し、第2の
ばね67はコイルが圧縮により密着可能な状態になっ
のちにそれをストッパーとして収縮し、第1の逆止弁6
4を介してバルブノズルを開く。
【0021】このような構成を有する装置において、ガ
ス容器Bをセットするには摘み軸21、22を右方向へ
回転して開閉弁15、16を閉状態とする(図3〜
5)。このとき各逆作用部材58、58は摘み軸21、
22と一体に回転し、押圧片54が同じく右回転し、
揺動部材40の他端部を押えている力がなくなり、揺動
部材40は該他端部が上昇するので、先端のストッパ4
5、46は可動ピン25、26の動線上から退避する
(図10参照)。このため可動ピン25、26はストッ
パ45、46に当たらずに後退可能であり、ガス容器B
の接続によりフランジFで押されて後退するのでガス容
器Bのセットが完了する。
【0022】ここで、摘み軸21、22を左方向へ回転
させると開閉弁15、16が開弁し、ガスはガス通路1
3、14を通り、燃焼部Dから可燃混合気として噴出す
る。そこで摘み軸21、22をさらに同方向(左)へ回
転させると、それらに取り付けてあるアーム部材73が
圧電装置その他の着火装置(図示せず)を駆動し、燃焼
部近くの放電針74から放電火花を生じるので可燃混合
気に着火し燃焼が開始する。このとき、摘み軸21、2
2の左回転で揺動部材40は他端部側が押圧片54によ
って押し下げられ、その結果揺動部材先端部は可動ピン
25、26の方向へ突出するが、そこにはストッパ4
5、46が軸支してあ、揺動による回転力は弱いばね
47、48のみの力でストッパ45、46及び可動ピン
25、26を押すだけである。
【0023】この段階、つまり正しくセットされたガス
容器Bが取り外された場合、可動ピン25、26は、弱
いばね47、48の力をストッパ45、46を介して受
けているが、その力よりも可動ピン25、26を前進さ
せるばね23、24の力の方が大きいため該ピン25、
26は前進し、その結果ストッパ45、46が可動ピン
25、26の動線上へ突出し、外されたガス容器Bの再
接続を阻止することとなる(図11)。片方のガス容器
Bだけが外された場合には、バルブ本体10の弱いばね
67が収縮するだけなので、そのガス容器Bのバルブノ
ズルNから生ガスが吐出されることはない。故に、ガス
容器が収容部に置かれても接続されず、未使用の状態に
あるときは、加熱されないためオーバーヒートになら
ず、爆発等の危険も生じない。ガス容器を正しく接続す
る場合には、摘み軸21、22を両方共右回転し、開閉
弁15、16を閉状態にしなければならないことは前記
したとおりである。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、2個のガス容器を接続する2箇所の
接続口に通じた2系統のガス通路を有し、各ガス通路に
設けた開閉弁を2本の摘み軸によって開閉操作するガス
器具において、一方の開閉弁が開いているときはストッ
パが可動ピンの後退を阻止し、かつまた開閉弁が開いて
いる状態で、ガス容器の一方又は双方が外れたときには
同じくストッパが可動ピンの後退を阻止するので、開閉
弁が閉じていない限りガス容器を再度接続することはで
きず、誤ってガス容器を装着しガス漏れを起こすという
ようなおそれがないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の安全装置を実施したガス器具の平面
図。
【図2】同じく正面図。
【図3】本発明に係る接続安全装置の1実施例を示す平
面図。
【図4】同上の正面図。
【図5】同じく右側面図。
【図6】(a)作用状態の説明図。 (b)作用状態の説明図。
【図7】バルブ本体の縦断面図。
【図8】開閉弁の断面図。
【図9】連繋部材の作用説明図。
【図10】 (a)開閉弁が閉じている状態の本体の正面
図。 (b)開閉弁が閉じている状態の本体の側面図。
【図11】 (a)開閉弁が開いている状態の本体の正面
図。 (b)開閉弁が開いている状態の本体の側面図。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ本体にガス容器を2個着脱可能に
    接続するための2箇所の接続口を設け、両接続口と通じ
    た2系統のガス通路に夫々開閉弁を設け、各開閉弁を操
    作するために回転可能な2本の摘み軸を各開閉弁に向け
    て設け、ガス容器の接続時にその一部で押されて後退
    し、ガス容器を取り外すと前進する方向に付勢した可動
    ピンを各接続口近くに取り付け、2本の摘み軸を一方向
    へ回転して開閉弁を閉じたときは可動ピンの後退を
    許してガス容器の接続を可とし、摘み軸を逆方向へ回
    転して開閉弁を開いたときは可動ピンの後退を阻んでガ
    ス容器の接続を不可とする接続管理手段を2本の摘み軸
    と可動ピンとの間に設置し、 接続管理手段として先端が可動ピン方向へ突出し、他端
    が摘み軸近くに位置する揺動部材を揺動可能に軸支し、
    摘み軸の弁開操作に連動して揺動部材を揺動させ、先端
    部を可動ピンの動線上へ占位させるために揺動部材に作
    用する作用部材と、摘み軸の弁閉操作に連動して揺動部
    材を揺動させることによって、その先端部を可動ピンの
    動線上から退避させるために揺動部材に作用する逆作用
    部材とを設け、 2組の開閉弁の両方が閉じていなければ揺動部材が退避
    方向へ揺動しないように2本の摘み軸を閉弁方向へ同時
    に回転させるために連繋手段によって連繋したことを特
    徴とするガス容器の接続安全装置。
  2. 【請求項2】 摘み軸は夫々開閉弁を構成しているニー
    ドル弁軸に同軸状に接続されている請求項第1項記載の
    ガス容器の接続安全装置。
  3. 【請求項3】 2箇所の接続口は、2個のガス容器が対
    向するように配置するためバルブ本体の左右両端に外向
    きに開口しており、それと平行の動線上を前進、後退可
    能なように左右の可動ピンがバルブ本体の軸受筒に軸承
    された構成を有する請求項第1項記載のガス容器の接続
    安全装置。
  4. 【請求項4】 揺動部材の先端部に、弱いばねによって
    付勢されたストッパを軸支することにより、該ストッパ
    が可動ピンの動線上へ突出し、またはそこから退避する
    ように構成された請求項第1項記載のガス容器の接続安
    全装置。
  5. 【請求項5】 作用部材は、揺動部材の他端部を押圧す
    る押圧片と、該押圧片を押圧し、揺動部材先端を可動ピ
    ン方向へ突出させるために各摘み軸に捲装したトーショ
    ンばねとから成り、逆作用部材は各摘み軸が弁閉方向へ
    回転したときに作用部材を同方向へ回転させ、揺動部材
    先端を可動ピンの動線上から退避させるために各摘み軸
    に取り付けられている請求項第1項記載のガス容器の接
    続安全装置。
  6. 【請求項6】 連繋手段は、つるまきばねからなる摩擦
    ばねであり、その両端のフックを各摘み軸に、弁閉方向
    の回転時にトルクを伝達する方向に掛け、その掛け方向
    とばね張力とによって一方の摘み軸の弁閉操作で他方の
    摘み軸を弁閉操作できるように構成された請求項第1項
    記載のガス容器の接続安全装置。
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