JP2726612B2 - 無軌条式搬送車の走行システム - Google Patents
無軌条式搬送車の走行システムInfo
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- JP2726612B2 JP2726612B2 JP26179993A JP26179993A JP2726612B2 JP 2726612 B2 JP2726612 B2 JP 2726612B2 JP 26179993 A JP26179993 A JP 26179993A JP 26179993 A JP26179993 A JP 26179993A JP 2726612 B2 JP2726612 B2 JP 2726612B2
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- Japan
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- traveling
- carriage
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- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールドトンネル内に
おける無軌条式搬送車の走行システムに関するものであ
る。
おける無軌条式搬送車の走行システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、シールドトンネルを構築する場
合、資材を搬送するために無軌条式搬送車が用いられ
る。
合、資材を搬送するために無軌条式搬送車が用いられ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでトンネル内に
無軌条式搬送車用の走行路を作らない場合、トンネルの
覆工内面底部を無軌条式搬送車の走行路として使用する
が、通常走行幅が単線分しか確保できず、無軌条式搬送
車がすれ違うことができないので、資材運搬の効率化が
妨げられる。
無軌条式搬送車用の走行路を作らない場合、トンネルの
覆工内面底部を無軌条式搬送車の走行路として使用する
が、通常走行幅が単線分しか確保できず、無軌条式搬送
車がすれ違うことができないので、資材運搬の効率化が
妨げられる。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、トンネル内で無軌
条式搬送車がすれ違うことができ、効率的に資材を運搬
できる無軌条式搬送車の走行システムを提供することに
ある。
たもので、その目的とするところは、トンネル内で無軌
条式搬送車がすれ違うことができ、効率的に資材を運搬
できる無軌条式搬送車の走行システムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前述した目的を達成す
るために本発明は、トンネル底部に設けられ、走行方向
と幅方向とに複数の無軌条式搬送車を載置できる台と、
前記台の上に設けられ、前記無軌条式搬送車の走行を規
制する走行ガイドと、を具備し、前記台上で無軌条式搬
送車がすれ違えるように複数列の無軌条となっているこ
とを特徴とする無軌条式搬送車の走行システムである。
るために本発明は、トンネル底部に設けられ、走行方向
と幅方向とに複数の無軌条式搬送車を載置できる台と、
前記台の上に設けられ、前記無軌条式搬送車の走行を規
制する走行ガイドと、を具備し、前記台上で無軌条式搬
送車がすれ違えるように複数列の無軌条となっているこ
とを特徴とする無軌条式搬送車の走行システムである。
【0006】
【作用】本発明では、台上で複数の無軌条式搬送車がす
れ違えるので、効率的に資材を運搬できる。
れ違えるので、効率的に資材を運搬できる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の1実施例に係る無軌条式
搬送車の走行システムのトンネル内のすれ違い部の平面
図であり、図2は図1のA−Aによる矢視図、図3は図
1のB−Bによる矢視図である。
に説明する。図1は、本発明の1実施例に係る無軌条式
搬送車の走行システムのトンネル内のすれ違い部の平面
図であり、図2は図1のA−Aによる矢視図、図3は図
1のB−Bによる矢視図である。
【0008】図において1はトンネル、3はセグメン
ト、5は歩道であり、7は歩道等を支持する支柱であ
る。支柱には常時電流が流されるトロリー線9およびガ
イドレール11が設けられる。トンネル1の底部に台1
3が設けられ、この台13上に無軌条式搬送車17a、
17bの走行を規制する走行ガイド15が設けられる。
無軌条式搬送車17b上にはセグメント21が積載さ
れ、無軌条式搬送車17bの側部に平行リンク機構のト
ロリーアーム23が設けられる。なおトロリーアーム2
3は車体内部へ収納可能であり、図1、図2に示す状態
では無軌条式搬送車17aではトロリーアームが車体内
部に収納されている。
ト、5は歩道であり、7は歩道等を支持する支柱であ
る。支柱には常時電流が流されるトロリー線9およびガ
イドレール11が設けられる。トンネル1の底部に台1
3が設けられ、この台13上に無軌条式搬送車17a、
17bの走行を規制する走行ガイド15が設けられる。
無軌条式搬送車17b上にはセグメント21が積載さ
れ、無軌条式搬送車17bの側部に平行リンク機構のト
ロリーアーム23が設けられる。なおトロリーアーム2
3は車体内部へ収納可能であり、図1、図2に示す状態
では無軌条式搬送車17aではトロリーアームが車体内
部に収納されている。
【0009】トロリ−ア−ム23の端部には集電器25
およびガイドレ−ル用車輪27が設けられる。集電器2
5はトロリ−線9と接触し、無軌条式搬送車17b内に
電力を供給する。ガイドレ−ル用車輪27はガイドレ−
ル11上を走行し、集電器25がガイドレ−ル11に対
して一定の距離を保つようにガイドする。複数列の無軌
条の入口部、出口部における走行ガイド15が、台13
上で複数の無軌条式搬送車がすれ違うことができるよう
に動作する分離器29となる。この分離器29は通常時
はバネあるいは電動機(図示せず)等の作用により実線
の位置にある。
およびガイドレ−ル用車輪27が設けられる。集電器2
5はトロリ−線9と接触し、無軌条式搬送車17b内に
電力を供給する。ガイドレ−ル用車輪27はガイドレ−
ル11上を走行し、集電器25がガイドレ−ル11に対
して一定の距離を保つようにガイドする。複数列の無軌
条の入口部、出口部における走行ガイド15が、台13
上で複数の無軌条式搬送車がすれ違うことができるよう
に動作する分離器29となる。この分離器29は通常時
はバネあるいは電動機(図示せず)等の作用により実線
の位置にある。
【0010】なお本実施例に係る走行システムのすれ違
い部は、図1に示す線Eを軸として線対象に配置されて
おり、線Eより立坑側に図1に示す走行ガイド15、分
離器29と同様の走行ガイド、分離器等が設けられる。
い部は、図1に示す線Eを軸として線対象に配置されて
おり、線Eより立坑側に図1に示す走行ガイド15、分
離器29と同様の走行ガイド、分離器等が設けられる。
【0011】図4および図5はトンネル内の単線部にお
ける無軌条式搬送車17の平面図および正面図である。
単線部においては台13および走行ガイド15が設けら
れておらず、無軌条式搬送車17はトンネル底部のセグ
メント3上を走行する。図1に示すすれ違い部の切羽側
に図4、図5に示す単線部が設けられる。
ける無軌条式搬送車17の平面図および正面図である。
単線部においては台13および走行ガイド15が設けら
れておらず、無軌条式搬送車17はトンネル底部のセグ
メント3上を走行する。図1に示すすれ違い部の切羽側
に図4、図5に示す単線部が設けられる。
【0012】次に無軌条式搬送車17がすれ違う手順に
ついて説明する。切羽側でセグメントを降ろした無軌条
式搬送車17aは分離器29が実線の位置にあるので図
1に示すゾーンCに進入する。この状態でトロリーアー
ム23を車体内へ収納し、待機状態となる。
ついて説明する。切羽側でセグメントを降ろした無軌条
式搬送車17aは分離器29が実線の位置にあるので図
1に示すゾーンCに進入する。この状態でトロリーアー
ム23を車体内へ収納し、待機状態となる。
【0013】一方、立坑側の図示しない分離器は、バネ
あるいは電動機によりトロリー線9と反対側に切り替わ
っており、セグメント21を積載した無軌条式搬送車1
7bは図1に示すゾーンDに進入し、待機中の無軌条式
搬送車17aの横を通過し、分離器29を跳ね上げて切
羽方向へ進行する。すなわち分離器29は点線の位置と
なる。無軌条式搬送車17aが通過し終わると、分離器
29はバネまたは電動機等により、再び実線の位置に戻
る。無軌条式搬送車17bは、図4、図5に示す単線部
を通過して切羽に至り、セグメント21を降ろす。
あるいは電動機によりトロリー線9と反対側に切り替わ
っており、セグメント21を積載した無軌条式搬送車1
7bは図1に示すゾーンDに進入し、待機中の無軌条式
搬送車17aの横を通過し、分離器29を跳ね上げて切
羽方向へ進行する。すなわち分離器29は点線の位置と
なる。無軌条式搬送車17aが通過し終わると、分離器
29はバネまたは電動機等により、再び実線の位置に戻
る。無軌条式搬送車17bは、図4、図5に示す単線部
を通過して切羽に至り、セグメント21を降ろす。
【0014】一方、待機中の無軌条式搬送車17aは、
無軌条式搬送車17bが台13上を通過し終わると、ト
ロリーアームをトロリー線9にセットして立坑方向へ進
行する。
無軌条式搬送車17bが台13上を通過し終わると、ト
ロリーアームをトロリー線9にセットして立坑方向へ進
行する。
【0015】このように本実施例では、トンネル内部で
無軌条式搬送車がすれ違うことが可能となり、資材運搬
の効率化を図ることができる。
無軌条式搬送車がすれ違うことが可能となり、資材運搬
の効率化を図ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、トンネル内で無軌条式搬送車がすれ違うことがで
き、効率的に資材を運搬できる。
れば、トンネル内で無軌条式搬送車がすれ違うことがで
き、効率的に資材を運搬できる。
【図1】 トンネル内のすれ違い部の平面図
【図2】 図1のA−Aによる矢視図
【図3】 図1のB−Bによる矢視図
【図4】 トンネル内の単線部における無軌条式搬送車
17の平面図
17の平面図
【図5】 トンネル内の単線部における無軌条式搬送車
17の正面図
17の正面図
1………トンネル 3………セグメント 7………支柱 9………トロリー線 11………ガイドレール 13………台 15………走行ガイド 17、17a、17b………無軌条式搬送車 23………トロリーアーム 25………集電器 27………ガイドレール用車輪 29………分離器
Claims (2)
- 【請求項1】 トンネル底部に設けられ、走行方向と幅
方向とに複数の無軌条式搬送車を載置できる台と、 前記台の上に設けられ、前記無軌条式搬送車の走行を規
制する走行ガイドと、 を具備し、前記台上で無軌条式搬送車がすれ違えるように複数列の
無軌条となっている ことを特徴とする無軌条式搬送車の
走行システム。 - 【請求項2】 前記台上の複数列の無軌条の入口部およ
び出口部の走行ガイドが、無軌条式搬送車の衝突を避け
るための分離器となっていることを特徴とする請求項1
記載の無軌条式搬送車の走行システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26179993A JP2726612B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 無軌条式搬送車の走行システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26179993A JP2726612B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 無軌条式搬送車の走行システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0791200A JPH0791200A (ja) | 1995-04-04 |
JP2726612B2 true JP2726612B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=17366878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26179993A Expired - Fee Related JP2726612B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 無軌条式搬送車の走行システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2726612B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP26179993A patent/JP2726612B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0791200A (ja) | 1995-04-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |