JP2723963B2 - 磁気録画再生装置 - Google Patents

磁気録画再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気テープを用いた映像信号の記録再生装
置に係り、特に複数の形状のカセットに複数の信号形式
の入力信号を選択的に記録可能な磁気記録再生装置に関
する。
〔従来の技術〕
家庭用の磁気録画再生装置である回転ヘッドヘリカル
スキャン方式のビデオテープレコーダ(VTRと略す)は
これまで標準テレビ信号形式であるNTSC方式(欧州では
PAL,SECAM方式)を前提として考えていた。しかし近年
標準テレビ信号形式の改良版であるEDTV(Extended Def
inition TV)方式の実用化が進められている他、より品
質の高い高品位(高精細とも呼ばれる)テレビジョン方
式であるHDTV(High Definition TV)方式の開発及び実
用化が進めるれている。このHDTV及びHD−VTRの例とし
て、テレビジョン学会誌VoL.42,No.7(1988)、pp655〜
658「特集、テレビジョン年報、4−2HDTV(ハイビジョ
ン)」に述べられているように、アナログ記録方式、デ
ィジタル記録方式等各種方式のVTRがある。ディジタル
記録方式の場合でも、メタルテープ等の高密度溶媒を用
いデータ圧縮技術を用いることにより将来は現行VTRの
カセット(例えば1/2インチVHS規格カセットがあり、標
準モードで2時間録画できる)と同じ大きさで、圧縮方
式、画質のレベルにもよるが、2倍程度の記録時間が得
られると考えられる。
そこで次世代のHD信号も記録できる家庭用VTRのカセ
ットの規格としては、混乱を避ける意味もあり、現行VH
Sカセットと異なるものが一つの案として考えられる。
上記のような小型カセットの例としては、テレビジョ
ン学会誌VoL.39,No.4(1985)、pp325〜329「最近の記
録技術、3−2−2カメラ一体型VTR」に標準モードで2
0分録再可能なVHS−Cカセットの例がある。VHS−Cカ
セットは小型軽量を最も要求されるビデオカメラとの一
体型VTR(ベータムービー、VHSビデオムービー等があ
る)に好適なもので、VHS−Cカセツトをアダプタ(標
準VHSカセットの形状)に入れて、従来VTRでも再生でき
るようにしたものである。
そこで前述した次世代のHD信号も記録できるものとし
て考えた新小型カセットは、VHSカセットとVHS−Cカセ
ットの仲間の容積のカセットとなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
異った形状のカセットの記録再生に関する従来技術
は、前述したように小型カセット(VHS−カセット)を
一旦アダプタに入れなければ、標準VTRで再生すること
ができない、又一種類の信号(NTSC方式)しか記録でき
ないといった不都合があった。
今後、記録すべき信号形式は、EDTV,HDTV等と増え、
又カセットの形状の種類も増加することが考えられる
が、家庭用VTRとして各テレビ方式、各形状のカセツト
に対応したVTRを揃えることは、コスト的、スペース的
いずれを考えても不都合である。
本発明の目的は、複数のカセットに対して同一のリー
ド角を有するドラムをもつ1台の録画再生装置で、複数
の形状のカセットに複数の信号形式の入力情報信号を使
い勝手よく記録再生が可能な磁気録画再生装置を提供す
るにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、カセット形状判別手段と、記録媒体判別
手段と、記録すべき入力信号の種類選択手段(自動的に
判別する場合も含む)とを設け、これらの判別又は選択
手段の結果に応じて、磁気テープのローディングを含む
メカニズム系と信号処理回路、サーボ回路、システムコ
ントロール回路を含む電気系とを自動的に変更すること
により、達成される。
また、別の手段として、記録媒体判別手段と記録すべ
き入力信号の種別選択手段(自動的に判別する場合も含
む)とを設け、これらの判別及び選択手段の結果に応じ
て、信号処理、サーボ回路、システムコントロール回路
を含む電気系を判別・選択された媒体及び入力信号に合
致させることにより達成される。
〔作用〕
複数の種類のうち、どれか一つの形状のカセットが磁
気録画再生装置に挿入されると、カセット形状判別手段
により対応したローディング処理となるようにメカニズ
ム系を変更する。次に記録媒体判別手段により磁気テー
プの種類を判別し、電気系に設けた半導体メモリにカセ
ット形状と共に媒体の種類を記録する。更に入力信号の
種類選択手段(判別も含む)により記録すべき信号の種
類(NTSCかHDTVか等)を選択又は判別して前記半導体メ
モリに記憶する。その後記憶した上記3種の情報と記
録、再生等の指令情報により電気系を所望の状態に変更
させるため、例えば前述したVHS,VHS−C、新小形カセ
ットのいずれかが挿入されても誤ったモードで記録、再
生されることはない。
また、別の作用として、記録媒体判別手段により磁気
テープの種類を判別し、電気系に設けた半導体メモリに
その種類を記憶する。更に、入力信号の種類選択手段に
より記録すべき信号の種類を選択又は判別して前記半導
体メモリに記憶する。
上記記憶された情報と記録、再生等の指令情報によ
り、電気系を前記判別手段により判別された媒体、前記
種類手段により選択又は判別された入力信号に合致する
ようにするため、異なった記録媒体のカセットを挿入し
ても誤ったモードで記録又は再生することはない。
〔実施例〕
以下、本発明による磁気録画再生装置の実施例を第1
図のブロック図を用いて説明する。
第1図において、1,2は回転ドラム3上に搭載された
情報信号記録再生のための回転ヘッド、4は磁気テー
プ、5はドラムモータ、6はドラムサーボ回路、7はキ
ャプスタンモータ、8はキャプスタンサーボ回路、9は
複数の入力信号のうちの1つIn(例えばNTSC方式ビデオ
信号)を磁気テープ4に記録できる形態に処理するため
の記録信号処理回路(アナログ記録、ディジタル記録ど
ちらの場合も含む)、10は回転ヘッドから得られる信号
に対して復調等の処理を行なう再生信号処理回路、11は
複数の信号形式の種類の信号(別のメディア、例えばデ
ィジタルオーディオ信号、コンピュータのデータ信号等
も可能)a1,a2…al(例えばここではa1をNTSC信号、a2
をHD信号とする)のうち記録をすべき信号を選択するた
めの種類選択スイッチ、12は11と連動したスイッチで構
成された記録信号の種類選択回路でl本の出力を各部
(記録信号処理回路9、再生信号処理回路10、ドラムサ
ーボ回路6、キャプスタンサーボ回路8、及び後述する
コントローラ、以下同じ)へ供給しl本のうち選択され
た信号の1本を“H"(電源電圧Vccより作成)とし、13
は再生時再生信号処理回路からの信号をもとに信号の形
式(メディアの違いも含む)種類を判別して各部を最適
状態に変更する(後述するカセット形状、記録媒体の種
類にも依存)ための種類判別回路、14はカセットの形状
判別手段を構成する検出器(例えば光検出器)、15は記
録媒体判別のための検出器(例えばカセットに空けられ
た、媒体の種別に対応した識別孔の有無を検出する機械
的スイッチ)、16はVTRのシステムコントロールを主と
して行なうコントローラで制御プログラムを内蔵したマ
イクロコンピュータで構成される(ランダムロジックで
構成してもよい)、17はカセット形状、触媒種類、記録
信号種類をモードテーブルとして記憶するための半導体
メモル(Randon Access Memory、RAMと略す)、18は使
用者が記録、再生等の指令をコントローラに与えるため
の操作入力装置(スイツチ等で構成)、22,23,24はテー
プ引出しのためのピン、24はこれら3種のピンを選択す
るためのアクチュエータである。RAM17は電源供給を断
たれた場合も保持している必要があり、不輝発生メモリ
等で構成する。
次に第1図のブロック図と第2図の3種類のカセット
の形状図と第3図のモードテーブルと第4図の2種類の
記録テープパターン図を用いて本発明の一実施例の動作
を説明する。本実施例では第2図に示すように、3種の
形状のカセットを想定する。第2図において201は現行V
HSカセット(Aカセットとする)、202はVHS−Cカセッ
ト(Bカセットとする)、203はHD信号も記録できる新
小形カセット(Cカセツトとする)であり、Cカセット
はAカセットの約1/2の容積であるとする。Aカセッ
ト、Bカセットには両方共S−VHSと呼ばれる、従来と
同じ酸化鉄系ではあるが特性の改善された高性能テープ
を使用する改良版カセツトがあり、これらにはS−VHS
モード(記録媒体)判別のための識別孔が空けられてい
るため、これを記録媒体検出器15で検出して識別する。
Cカセットはメタルテープを使用し、識別孔はなし(将
来テープの高性能化で付け得る)とする。また記録すべ
き信号としては、標準NTSC信号が第1図a1に、HD信号
(MUSE信号の形式とするが、ベースバンドの形式でも同
様)がa2に入力されている場合につき説明する。
A,B,C3種のカセットのうち、どれか1つの形状のカセ
ットが挿入されると、後述するカセット形状検出器によ
り3種のどれかを判別する。その結果に応じてコントロ
ーラ16より各部を制御し、形状に対応したローディング
処理となるようにメカニズム系を変更し、動作させて、
テープのカセットからの引出し、ドラム3への装着を行
なわせる。テープローディング機構に関しては、文献、
NHKホームビデオ技術、日本放送協会編pp150〜152「11.
3テープローディング」等にある公知の技術を用いれば
よく、特にこの3種のカセットは互換がとり易いように
テープ幅は1/2インチと同じでリール台等も同じ形状と
してあるためドラムまわりは同じでよく、例えば第1図
に示したテープ引出しのためのピン21,22,23を3種類
(21がA、22がB,23がCカセット用)設けておき判別の
結果どれかのピンだけをピン選択アクチュエータ24で有
効(第1図では中間のCカセットが挿入された場合で、
23のみ直立して有効、21,22は水平に倒れて無効となっ
ている)にする等の機構とすればよい。
次に記録媒体判別のための検出器15により形状にも依
存する磁気テープの種類を判別し、電気系(主にシステ
ムコンチロールを行なうコントローラ16)に設けたRAM1
7にカセット形状と共に第3図のモードテーブルとして
記憶する。この例ではCカセットの場合はメタルテー
プ、Aカセット又はBカセツトで識別孔なしの場合は酸
化鉄テープ、ありの場合は高性能酸化鉄テープと判別す
る。
次に入力信号の種類選択手段(自動的に判別する場合
も含む)により記録すべき信号の種類(NTSC信号かHD信
号か)を選択して前記RAM17に記憶する。この例では種
類選択手段は種類選択スイッチ11と選択回路12により構
成されており、スイッチ11を上方に使用者が設定した時
a1即ちNTSC信号が、下方の時a2即ちHD信号がInとして記
録信号処理回路に入力される。
例えば、カセツト形状としてCカセットが、記録媒体
としてメタルテープ(Mと表わす)が、記録信号として
MUSE形式のHD信号が入力された場合のモードテーブルを
第3図に示す。Aカセットで高性能酸化鉄テープ、NTSC
信号記録の時は同様にそれぞれ、A,H,NTSCに、Bカセッ
トで標準酸化鉄テープ、NTSC信号記録の時はB,S,NTSC等
となる。
その後記憶した上記3種の情報と操作入力18からの記
録再生等の情報と共に電気系を最適状態に切り換える。
電気系の切り換え動作のうち、記録信号処理回路9の
具体的動作の例を第10図のブロックを用いて説明する。
第10図において、911はNTSC信号記録回路、912なMUSE信
号記録回路、913,914はスイッチである。コントローラ
よりNTSCの指令がくると信号Muは“L"となりスイッチ91
3,914は上方に倒れ選択されたNTSC信号であるInをNTSC
信号記録回路を通してヘッド1,2へ供給する。MUSEの指
令がくるとスイッチは下方となり同様にMUSE信号が記録
される。再生処理信号回路10に関しても同様の構成で切
り換え動作が行なわれる。
次に記録されるテープパターンは、例えば、第3図モ
ードテーブルが、A,H,NTSCの時は現行のS−VHSモード
の記録再生であり、その時のヘッド1,2による記録パタ
ーンは第4図上の図のようになる。即ちヘッド1,2によ
り記録パターンが401,402,403,…406と順に形成され、4
01が第1フィールドとすると402が第2フィールド…と
1フィールドに1本の記録パターンが形成される。
次にCカセットが挿入されHD信号が選択されてモード
テーブルが第3図に示すC,M,MUSEとなった場合は、第4
図下の図のような記録テープパターンとなる。即ちモー
ドテーブルをもとに、ドラムサーボ回路6を変更して回
転ドラム3をNTSC信号の場合の4倍回転とし、キャップ
スタンサーボ回路8を変更して4倍のテープ走行速度と
する。又記録信号処理回路9、再生信号処理回路10をMU
SE信号をいわゆるセグメント記録を行なうように変更す
る。即ち第4図下の図に示すように、ヘッド1,2により
記録パターンは411,412,413,…418…と順に形成され、
第1フィールドは411,412,413,414の4つのトラック
に、第2フィールドも415,416,417,418の4つのトラッ
クに分解されるためHD信号のような広帯域記録が可能と
なるがセグメント処理が必要となるものである。ここで
記録パターンは同一ドラム(テープ走行路を規制するリ
ード角も同じとなる)で形成されるためカセットによら
ず同一傾斜となる。
次にサーボー回路の変更手段の具体的構成例として、
第5図のキャプスタンサーボ回路8のブロック図を用い
て説明する。第5図において、キャプスタンサーボ回路
11は、位相比較器501、周波数弁別器502、加算器503、
分周器504,505,506、スイッチ(SW)507,508で構成され
ている。コントローラ16からは記録信号がHDのとき
“H"、NTSCのとき“L"となる信号xが入力されている。
xが“H"即ちHDモードの時はSW507,508は上側に倒れ
る。キャプスタンモータ7からは回転周波数を示す信号
yが取り出され、周波数弁別器502により分周器506で1/
4に分周された信号を一定とするような速度制御ループ
が掛かっている。一方位相制御ループに関しても、位相
基準信号zとyを分周器104で所定周波数に分周された
信号との位相が一致するように記録モードでは制御が掛
けられる。zとしては例えば、HDモードの時60Hz、標準
NTSCの時59.94Hzを供給する。xが“L"(NTSCモード)
の時はSW507,508は下側に倒れ、周波数弁別器502及び位
相比較器501に入力される信号はHDモードの場合の周波
数と同じになるように制御されるため、結局テープはHD
モードの1/4(即ちHDモードはNTSCモードの4倍)で走
行する。ここで分周器504と505の分周比は4対1であ
る。
次に第2の実施例として、記録すべき信号を自動的に
判別する例について第6図の種類選択手段の別の構成例
を示すブロック図を用いて説明する。
入力端子は1個で、a1′にHD又はNTSCのどちらかの信
号が接続されたとする。a1′を種類選択回路12′で判別
する。判別すべき2種類の信号即ちMUSE信号(HD信号の
一つの形式)とNTSC信号の波形を第7図(1),(2)
にそれぞれ示す(Cはカラー信号、Yは輝度信号をそれ
ぞれ表わす)。これらの水平同期信号は形状が異なるた
め、例えば所定レベル以下に負極同期信号があるか否か
でNTSC信号を判別すればよい。又水平同期信号がHD信号
とNTSC信号ではそれぞれ33.75KHz,15.734KHzであるので
この違いによっても判別できる。
次に第2図の形状の3種のカセット形状判別手段を第
8図の構成例を示す図を用いて説明する。第8図におい
て801,802,803,804はLED等による光源、805,806,807,80
8は光の有無を検出する光検出器で第1図カセット形状
検出器14に相当する。
光源と検出器は磁気記録再生装置のカセット挿入口の
中ので入力すぐ近くに設置してあり、カセット(図では
Cカセットを示してあり、幅をlとしている)を矢印の
方向に挿入した時、光源と検出器の間をカセットが通過
する構成となっている。そして、光源間の距離l1,l2,l3
を、(1)l3はAカセットのlとほゞ同じ(若干短
い)、(2)l2はCカセットのlとほゞ同じ(若干若
い)、(3)l1はBカセットのlとほゞ同じ(若干短
い)に設定することにより、例えばCカセットが挿入さ
れた時、そしてその時のみ806,807,808が光を検出して
コントローラ16に伝送する。そしてコントローラ16でC
カセットと識別する。他の場合も同様である。以上のよ
うにどのカセットが挿入されても誤動作なく判別され
る。
次に第3の実施例として、カセットを正しい位置から
挿入しない場合はカセット挿入口の蓋が開かず誤操作を
防止できる例を説明する。第8図の構成では、例えばC
カセットを挿入する場合、光源802〜804の間に入るよう
にしなければならず、右側にずらせて804をはずれる位
置で挿入した時(挿入口はAカセットを考えて大きくな
っている)誤判別する。これを防止するため、第9図の
カセット入口(挿入口)に3分割した蓋902,903,904を
設ける。蓋は上部を支点として向う側に動いてカセット
が挿入できるようになっており、第8図の光源と検出器
は蓋の直前の上部と下部にそれぞれ設置してある。そし
て蓋は通常ロック機構によりロックされており、例えば
Cカセットが挿入されると、検出器でCカセットである
ことを正常な位置から挿入された時(カセット右端とカ
セット入力の右端を合わせた状態)のみ蓋903と904のロ
ックを解除するようにした。他のカセットが挿入された
場合も同様に動作し、誤まることなくカセット形状の判
定と挿入を正して行なうことができる。
また、他の実施例として、同一形状で複数の記録媒体
が存在するカセットに複数の種類の入力信号を記録又は
再生する場合の実施例について第1図に基づいて簡単に
説明する。
外形形状が同じで複数の記録媒体が存在するカセット
を挿入すると、記録媒体検出器15により記録媒体の種類
が判別され、その出力をコントローラ16に伝送しRAM17
に記憶する。
次に、複数の種類の入力信号に対しては、種類選択回
路12又は種類判別回路13で選択又は判別され、その出力
をコントローラ16に伝送しRAM17に記憶する。これらの
記憶した情報と操作入力18の指令信号(例えば、記録、
再生など)から判断して、信号処理回路9,10、サーボ回
路6,8、コントロール回路16を含む電気系を前記記録媒
体判別手段及び前記入力信号の種類選択信号により判別
・選択された媒体及び入力信号に合致するようにする。
これにより、入力信号は適正な記録媒体のカセットに
正しく記録され、また、記録された信号は正しく再生す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、1台の装置で
異なった形状の複数のカセットにNTSC信号やHDテレビ信
号等の映像信号のみならず他のメディアも含めた複数の
信号形式の入力情報信号を使い勝手よく自動的に判別し
て記録再生することができ、誤挿入等の問題も生じな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による磁気記録再生装置のブ
ロック図、第2図はカセットの形状図、第3図はモード
テーブルを説明する図、第4図はテープパターン図、第
5図はサーボ回路のブロック図、第6図,第7図は信号
の種類判別手段を説明する図、第8図はカセット形状判
別手段を、第9図はカセット誤挿入防止手段をそれぞれ
説明する図、第10図は記録信号処理回路のブロック図で
ある。 9……記録信号処理回路 10……再生信号処理回路 6……ドラムサーボ回路 8……キャプスタンサーボ回路 14……カセット形状検出器 15……記録媒体検出器
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 15/665 610 G11B 15/665 610 (72)発明者 吉岡 厚 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 松尾 秀一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立ビデオエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 大坪 匡 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 平2−208856(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の種類の形状、複数の種類の記録媒体
    のカセットに、複数の入力情報信号を選択的に記録可能
    な回転ヘッドヘリカルスキャン方式磁気録画再生装置に
    おいて、少くとも、 カセット形状判別手段と、 記録媒体判別手段、入力信号の種類選択手段のどちらか
    又は両方と、 前記カセットに内蔵の記録媒体である磁気テープのロー
    ディングを含むメカニズム系変更手段と、 信号処理回路、サーボ回路、システムコントロール回路
    を含む電気系変更手段とを有し、 少くとも、 カセットの横幅を検知することを含むカセット形状判別
    手段の出力と、 記録媒体判別手段、入力信号の種類選択手段のどちらか
    又は両方の出力とに応じて、前記メカニズム系、電気系
    のどちらか又は両方を変更することを特徴とする磁気録
    画再生装置。
  2. 【請求項2】上記カセット形状判別手段の出力により、
    前記カセットに内蔵の記録媒体である磁気テープのロー
    ディングを含むメカニズム系を変更し、次に記録媒体判
    別手段及び入力信号の種類選択手段の出力によりサーボ
    回路、システムコントロール回路を含む電気系を変更す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の磁気録画
    再生装置。
  3. 【請求項3】上記複数のカッセットに内蔵された磁気テ
    ープに対してそれぞれ同一のリード角を形成する共通の
    1個のドラムを有することを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の磁気録画再生装置。
  4. 【請求項4】上記電気系に半導体メモリを有し、カセッ
    ト形状判別手段、記録媒体判別手段及び入力信号の種類
    選択手段の一部又は全ての情報を前記半導体メモリ上に
    記憶することを特徴とする請求項1,2又は3記載の磁気
    録画再生装置。
  5. 【請求項5】上記カセット形状判別手段は、挿入される
    カセットの横幅を検出することにより行うことを特徴と
    する請求項1,2,3又は4記載の磁気録画再生装置。
  6. 【請求項6】上記複数の種類の形状のカセットが正規の
    位置から挿入される時以外はカセット挿入口を複数個に
    分割された蓋でロックする手段を有することを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,又は5記載の磁気録画再生装置。
  7. 【請求項7】複数の種類の記録媒体のカセットに、複数
    の入力情報信号を選択的に記録可能な回転ヘッドヘリカ
    ルスキャン方式磁気録画再生装置において、 記録媒体判別手段と入力信号の種類選択手段と、 信号処理回路、サーボ回路、システムコントロール回路
    を含む電気系の手段とを有し、記録媒体判別手段と入力
    信号の種類選択手段の出力に応じて、前記判別手段によ
    り判別された媒体、前記入力信号の種類選択手段により
    選択された入力信号に対して、前記電気系により記録又
    は再生することを特徴とする磁気録画再生装置。
  8. 【請求項8】上記複数のカセットに内蔵された磁気テー
    プに対してそれぞれ同一のリード角を形成する共通の1
    個のドラムを有することを特徴とする請求項7記載の磁
    気録画再生装置。
  9. 【請求項9】上記電気系に半導体メモリを有し、記録媒
    体判別手段及び入力信号の種類選択手段の情報を前記半
    導体メモリ上に記憶することを特徴とする請求項7又は
    請求項8記載の磁気録画再生装置。
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