JP2722935B2 - トレーなどの支持装置 - Google Patents

トレーなどの支持装置

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JP2722935B2
JP2722935B2 JP4100747A JP10074792A JP2722935B2 JP 2722935 B2 JP2722935 B2 JP 2722935B2 JP 4100747 A JP4100747 A JP 4100747A JP 10074792 A JP10074792 A JP 10074792A JP 2722935 B2 JP2722935 B2 JP 2722935B2
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武史 藤木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、特に向かい合わせの机の
天板の接合部位置に取り付ける場合に有効なトレーなど
の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、向かい合わせの机の天板の接合部
の位置でトレーなどを支持する支持装置として、水平に
延びる横杆の左右端部を下方に屈曲して脚片を一体に形
成した支持杆の脚片の下端部を天板の左右位置に設けた
取付孔に嵌合して係止して向かい合わせ天板に夫々支持
杆を平行状に配設すると共に、前後で平行する支持杆
に、トレー、電話機載置台、棚板などの器具を掛け渡し
て固設する構成のものは例えば実開平1−81934号
公報及び実開平1−152532号公報等により公知で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した従来
の公知の支持装置によれば、支持杆の長さ寸法が天板に
設けた左右の取付孔の間隔により決定されるため、取付
孔の間隔が異なる場合には、取付孔の間隔に合わせた長
さ寸法の異なる支持杆を用意しなければならないという
不都合があり、また、向かい合わせの机の天板の接合部
で平行に延びる二つの支持杆間に、トレー、電話機載置
台、棚板などの器具を掛け渡して固設する場合には、向
かい合わせ机の天板の高さが多少でも異なるときは、平
行に延びる二つの支持杆の高さも異なって前後の支持杆
に取り付けた器具が傾斜して使用できなくなる等の不都
合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願は上記した不
都合を解消するため、天板の後部左右位置に設けた取付
孔に係止する取付軸部に側方に延び、かつ先端部上面に
後述する装着杆を載置する載置部を形成した腕部を設け
て成る左右一対の取付部材と、この取付部材の腕部の載
置部に両端が載置されて水平に掛け渡される装着杆と、
腕部の載置部に装着杆の端部を止着する止着手段とから
構成したことを特徴とするものである。
【0005】具体的には、取付部材が、上下に延び中間
部に鍔部を設け、かつ、軸芯部に貫通孔を有した軸体の
下部に、天板の取付孔に上方からの操作により係止する
係止機構を有し、上部に操作筒部を一体に設けて成る取
付軸部と、前記操作筒部の側面に基端が固設して側方に
延びる腕部と、この腕部の先端部に止着手段を設けた支
持軸とから成る支持部材と、この支持部材の外面を覆う
カバー部材とから構成され、また、係止機構を、取付軸
部の下面に形成した傾斜面と、上下方向に貫通するねじ
孔を有すると共に、上面に前記傾斜面と接合する傾斜面
を有して天板の取付孔に嵌合する係止駒と、前記操作筒
部の中空部から取付軸部の貫通孔に挿通すると共に、ね
じ孔に螺合する有頭の操作ねじとから成り、さらにま
た、止着手段を、装着杆の下面の左右端部位置に長手方
向に延びる左右一対のスリットと、装着杆の両端内部に
介在されるナット片を有した止着板と、腕部の先端に設
けられ、上下方向に貫通する挿通孔を有した支持軸と、
支持軸及びスリットに挿通されて止着板のナット片に螺
合して装着杆を支持軸の上面に止着するねじ杆とから構
成する。上記において好ましくは装着杆を、縦断面扁平
楕円状を呈する金属パイプにより構成する。さらに取付
部材及び装着杆に作用する耐荷重性を得るため、腕部の
中間部下方に高さ調節可能なアジャスターを設け、ま
た、装着杆の中央部に下方に延びて、該中央部を支持す
る中央脚片を垂設する。また、嵌合孔の近傍に装着杆の
下面に設けたスリットに係合して装着杆の前後方向にお
ける平行度を規制する案内突部が設けられる。さらにま
たトレーの器具を装着杆に取り付ける取付具として、下
面から装着杆の嵌合を許容する開口部を有し、上面にト
レーなどの器具を止着する外筐の前記開口部位置に、前
後方向で対峙すると共に、装着杆の外周一部を抱持する
固定抱持部片と、装着杆の外周他部を抱持する垂直回動
自在の可動抱持部とを配設し、かつ、外筐に螺合されて
可動抱持部片の背面を固定抱持部片の方向に押圧する外
部操作可能なねじ手段を設けて成る。
【0006】
【作用】しかして、机の天板に本願の支持装置を取付け
る場合には、まず天板の左右位置の取付孔に、係止駒と
共に取付軸部の下部を挿入した状態で、操作ねじを回動
操作して係止駒を上昇すると係止駒の傾斜面が取付軸部
の傾斜面に圧接しながら係止駒は傾斜面に沿って横方向
に移動し、その周面一部が取付孔の壁面に圧接して取付
部材を天板に対し対称状に取り付ける。次いでナット片
を有した左右一対の止着板を装着杆の両端内に介入して
左右取付部材の先端部に装着杆の両端部下面を重合する
と共に、ねじ杆を取付部材の先端に設けた支持軸の挿入
孔に挿通してねじ杆の上部を装着杆の両端部下面に設け
た長手方向に延びるスリットを介して止着板のナット片
に緊締して装着杆を左右の取付部材に取付けるものであ
る。このように机天板の左右位置に対称に取り付けた左
右一対の取付部材の先端部間に、両端部が取り付けられ
た装着杆に、トレーなどの器具を装着するときは、取付
具が使用される。即ち、上面にトレーなどの器具を取り
付ける外筐の内部前後位置に設けた固定抱持部片と可動
抱持部片とにより装着杆を抱持して、装着杆に取付具が
取り付ける。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本願実施例を詳述する
と、図1は天板A,Aを接合して2つの机を向かい合わ
せに設置すると共に、一方の机天板Aに本願支持装置を
取付けた使用状態を示す一部を省略した平面図であり、
本願支持装置は、天板Aの後部左右位置に設けた取付孔
aに係止される左右対称の一対の取付部材1,1と、こ
の取付部材1,1に水平に掛け渡して取り付けられてト
レーなどの器具を装着可能な装着杆2との3つの部材か
ら構成される。
【0008】前記取付部材1は、図2,3で示すように
上下に延びて中間部に鍔部3を設け、かつ、軸芯に貫通
孔4を設けた軸体の下部に天板Aに設けた取付孔aに係
止する係止機構5を有し、上部に操作筒部6を一体に設
けて成る取付軸部7と、前記操作筒部6の側面に、基端
が一体に固設して側方に延びる角筒状の腕部8と、この
腕部8の先端に固設されると共に、上下方向に挿通孔9
を貫通した支持軸10とで構成された金属製の支持部材
11と、この支持部材11の外側を覆う合成樹脂製のカ
バー部材12とから成り、前記腕部8の底板8aの中央
部に、該底板8aの上面に固設したナット13に連通す
る通孔14が設けてある。
【0009】前記カバー部材12は、図2,3で示すよ
うに上面が開口する横長で有底の筐体の一端部に、下方
に延びその下縁が内方に屈曲して、前記取付部材1の鍔
部3の下面を受ける内鍔部15を設けた筒状の受部16
を、他端部に、前記支持軸10の下面が望む開口部17
を夫々有すると共に、底部18の中間部位置に前記通孔
14が臨む通孔19を開設した主体部20と、一端部に
前記操作筒部6の上方で開口する操作孔21を、他端部
に前記支持軸10の上端部が嵌合する嵌合孔22を設け
た前記主体部20の上面を閉じる蓋部23とから構成さ
れている。
【0010】前記蓋部23の先端部上面には、取付け状
態で前記装着杆2が机の取付孔aとaとを結ぶ線分mと
平行する位置から窪んで前記装着杆2の下面形状に合致
する窪み部24を設けてあり、さらに、前記蓋部23の
中間部には、長手方向に延びる案内孔25と、下面に突
出するねじ孔26を有した取付突片27とが設けてある
と共に、前記窪み部24の上面外周位置には、前記線分
mと平行して前記嵌合孔22の中心を通る線p上に案内
突部28が設けてある。
【0011】前記係止機構5は、図3,4で示すよう
に、前記取付軸部7の下面に設けた傾斜面29と、前記
取付軸部7の貫通孔4に貫通してねじ部30が前記傾斜
面29より下方に突出すると共に、頭部31aが前記操
作筒部6内に位置する操作ねじ31と、上面に取付軸部
7の傾斜面29と接合する傾斜面32を有すると共に、
軸芯に前記操作ねじ31が螺合するねじ孔33を設け
て、前記天板Aの取付孔a内に嵌合する係止駒34とか
ら成り、前記操作ねじ31の頭部31aを所要の操作具
で回動操作することにより、係止駒34の傾斜面32が
取付軸部7の傾斜面29を滑りながら側方に移動して取
付孔aの壁面に圧接して係止するものである。
【0012】35は、前記蓋部23の下面で摺動して、
前記操作孔21を閉じるシャッター部材を示し、該シャ
ッター部材35は、図2で示すように操作孔21の不使
用時に、これを封口する円盤状の封口板36の側縁に、
前記支持軸10の方向に延びる横片37を延設すると共
に、この横片37の中間部側縁に下方に延びる垂片38
を介して前記横片37に対し平行状に延びる誘導孔39
を有した誘導片40を一体に設け、かつ、前記横片37
の中間部上面に、前記蓋部23の案内孔25に摺動自在
に嵌合して前記蓋部23の上面より突出する操作ピン4
1を設けて成り、前記蓋部23の下面に設けた取付突片
27の下端を前記操作孔39に係合してそのねじ孔26
に、有頭のねじ42を螺合することにより、蓋部23に
対し操作ピン41の操作によりその長手方向に往復移動
可能に取り付けられ、かつ、封口板36による操作孔2
1の開閉が行なわれる。
【0013】43は前記通孔19からナット13に螺合
するねじ軸44の下部を接地部片45に一体に設けて成
る高さ調節可能なアジャスターを、また、46,46は
カバー部材12の主体部20と蓋部23とを取り付ける
ねじ片を、また47は前記支持軸10の挿通孔9を下面
から貫通して上方に延びて装着杆2を取り付けるための
ねじ杆を夫々示している。
【0014】前記装着杆2は、図3,4,5で示すよう
に、縦断面が偏平楕円状を呈する金属パイプから成り、
その下面の左右端部位置に長手方向に延びる左右一対の
スリット48,48を有し、このスリット48,48に
対応する内部に、前後縁部を上方に湾曲し、かつ、中心
部にナット片50を有した止着板49,49を夫々介在
して前記ねじ杆47を前記ナット片50に螺合すること
により装着杆2が前記取付部材1の先端窪み部24に取
り付けられる。この状態で前記案内突部28がスリット
48に嵌合して回り止めが行なわれる共に、装着杆2の
両端部下面が蓋部23に形成した窪み部24に合致して
前後方向の平行度が保たれる。
【0015】51は装着杆2の中央部を支持する中央脚
片を示し、該中央脚片51は図4,5で示すように、上
下方向に延びる脚杆52の上端を後方に屈曲すると共
に、その先端に挿入凸部53を一体に設け、かつ、前記
脚杆52の下端部にゴム等から成る脚キャップ54を取
付けて成り、前記挿入凸部53を前記装着杆2の下面中
央に開設した取付孔55に係合することにより装着杆2
の中央部を支持する。図中56,56は、本願支持装置
の装着杆2の左右端部を封口するゴム材から成る端部キ
ャップを示している。
【0016】57は、本願支持装置の前記装着杆2にト
レーなどの器具を取付けるための取付具を示しており、
この取付具57は、図6で示すように底板から左右側板
に下部に亘って装着杆2の嵌合を許容する嵌合部58を
有した中空状の外筐59内の前後位置に、装着杆2の前
面部を除いて概ねその外周と合致する形状をもつ固定抱
持部片60と、前記装着杆2の前面部にほゞ合致する形
状をもって前記固定抱持部片60との間で装着杆2を抱
持する可動抱持部片61を有すると共に枢軸68により
上部が垂直回動自在に支承された回動部材62とを対向
状に設け、かつ、可動抱持部片61を常時固定抱持部片
60から離反する方向に付勢する付勢ばね63と、前記
外筐59に設けたナット64に螺合してツマミ65の回
動操作により付勢ばね63に抗して前記可動抱持部片6
1を背面から押圧するねじ部材66とを備えて成り、こ
のように構成された取付具57の上面に例えばトレーB
aの下面が止めネジ67などにより止着される。
【0017】しかして、机の天板Aに本願の支持装置を
取付ける場合には、まず天板Aの左右位置の取付孔a,
aに、係止駒34と共に取付軸部7の下部を挿入した状
態で、左右の取付部材1,1をハの字状に対峙するこの
状態で、或いは操作ピン41によりシャッター部材35
の封口板36を、窪み部24の方向に移動して操作孔2
1を開披し、所要の操作具を用いてこれを操作孔21よ
り操作筒部6内に挿入して操作ねじ31を回動操作して
係止駒34を上昇する。すると係止駒34の傾斜面32
が取付軸部7の傾斜面29に圧接しながら係止駒34は
傾斜面方向に沿って移動し、その周面一部が取付孔aの
壁面に圧接して取付部材1が天板Aに対し仮止めした状
態で取付部材1a,1b間に装着杆2を取り付ける。さ
れる。
【0018】即ち装着杆2を取付部材1a,1bに取付
けるときは、まず、止着板49,49を装着杆2の両端
内に介入して左右の取付部材1,1の窪み部24に装着
杆2の両端部下面を合致し、かつ、案内突部28,28
をスリット48,48内に嵌合すると共に、ねじ杆47
の上部をスリット48を介して止着板49のナット片5
0に緊締する。この状態で操作ねじ31を操作孔21を
介して回動操作すると、鍔部3は内鍔部15を介して天
板A上に圧接すると共に、係止駒34も取付孔a内面に
強く圧接して取付部材1が天板Aに対し一体に取り付け
られる。また、アジャスター43を回動してこれを天板
Aの面上に当接して、取付部材1の腕部8を天板Aの面
上に支持すると共に、中央部片51の脚キャップ54の
下端を天板Aに接地して、装着杆2の中央部を天板A上
に支持して、図1で示すように装着杆2は向かい合わせ
の机の天板A,Aの接合部の上方位置に設置される。
【0019】このように構成された本願支持装置の前記
装着杆2に例えばトレーBaを取付ける場合には、ま
ず、ねじ部材66を外方に後退して、可動抱持部片61
が付勢ばね63の付勢により固定抱持部片60から離反
した図6実線で示す状態で、外筐59の開口部内にその
下方から装着杆2を嵌合する。この状態で外筐59のね
じ部材66を回動操作して回動部材62の背面を押圧す
ると、これがバネ片64の付勢に抗して垂直回動して、
同図仮想線で示すように固定抱持部片60と可動抱持部
片61とにより装着杆2を抱持して装着杆2に取付具5
7が取り付けられる。従って取付具57を介して、装着
杆2に対しトレーBaが取付けられる。
【0020】なお、上記実施例は、一つの机の天板Aの
左右に設けた取付孔a,aに取付部材1,1を夫々取付
けた場合を示したが、これに代えて図7で示すように向
かい合わせの机の天板A,Aにおける斜め方向で対向す
る取付孔a,aに取付部材1,1を夫々取付け、この取
付部材1,1間に装着杆2を掛け渡して本願支持装置を
構成することができ、この場合には、本願支持装置によ
り向かい合わせの机が連結される。
【0021】また、上記実施例は取付具57にトレーB
aを取付けた場合を示したが、これに代えて上記した取
付具57に電話機載置台Bb、メモ掲示用ボードBc或
いは棚板Bd等の器具を取付けてもよいことは勿論であ
り、これらの器具を取付具57を介して装着杆2に複数
個取付けた場合を図8で示している。
【0022】また、図9は天板Aに2組の本願支持装置
を上下に連結して取付けた場合の他の実施例を示してお
り、この構成においては、下位の本願装置の操作孔21
を開披し、この操作孔21から操作筒部6に対し上位の
本願支持装置の係止駒34及び取付軸部7の下部を夫々
嵌合すると共に、上位のねじ杆47を上位の取付部材1
の貫通孔4を介して係止駒34のねじ孔33に螺合し、
このねじ杆47の緊締により、上位の支持装置の係止駒
34を下位の支持装置の操作筒部6に圧接固定するもの
であり、この場合、上位の支持装置におけるアジャスタ
ー43と中央脚片51が省略される。
【0023】さらにまた、上記実施例は、取付部材1の
蓋部23に案内突部28を設けて装着杆2に設けたスリ
ット48に案内凸部30とねじ杆47の上端とを係合し
て天板Aの前後方向における装着杆2の平行度を保持す
る場合について例示したが、上記した構成において、案
内突部28と窪み部24とを省略するときは、取付部材
1の腕部8の角度を可変することにより、スリット4
8,48の長さの範囲で装着杆2の前後方向の位置を可
変することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本願によれば、左右一対の
取付部材と、これらの間に掛け渡される着杆とから成
り、前記取付部材を机天板の左右位置に設けた取付孔に
係止して取付部材の間に装着杆を渡架する構成であるの
で、単独の机天板及び向かい合わせの机天板の中間位置
に夫々装備して使用することができると共に、装着杆の
長さを変更することにより取付孔の間隔が異なる机にも
使用できて合理的であり、また、向かい合わせの机天板
の高さに相違を有する場合でも支障なく装備することが
できる。また請求項4記載の構成によれば、不用時にシ
ャッター部材により操作孔を閉じられるので、塵埃や異
物などの侵人を防止できると共に体裁もよく、また請求
項5及び11記載の構成によれば、装着杆の前後方向の
平行度が容易に得られ、また、請求項6記載の構成によ
れば、取付部材を上下方向に連結することができ、さら
にまた請求項7及び10記載の構成によれば、装着杆に
作用する荷重に充分に耐抗できて耐荷重性に富む等の利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す一部を省略した机の平面図
【図2】取付部材の分解斜視図
【図3】取付部材の屈曲縦断面図
【図4】一部を省略した正面図
【図5】一部を省略した拡大底面図
【図6】トレーの要部の拡大縦断面図
【図7】他の使用状態を示す一部を省略した机の平面図
【図8】他の使用状態を示す机の斜視図
【図9】二つの取付部材を連結した使用状態を示す要部
の屈曲縦断面図
【符号の説明】
A 天板 a 取付孔 1 取付部材 2 装着杆 3 鍔部 4 貫通孔 5 係止機構 6 操作筒部 7 取付軸部 8 腕部 9 挿通孔 10 支持軸 11 支持部材 12 カバー部材 17 開口部 21 操作孔 22 嵌合孔 24 窪み部 26 ねじ孔 28 案内突部 29 傾斜面 31 操作ねじ 32 傾斜面 34 係止駒 35 シャッター部材 43 アジャスター 47 ねじ杆 48 スリット 49 止着板 50 ナット板 51 中央脚片 57 取付具 60 固定抱持部片 61 可動抱持部片 62 回動部材

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の後部左右位置に設けた取付孔に係
    止する取付軸部に側方に延び、かつ先端部上面に後述す
    る装着杆を載置する載置部を形成した腕部を設けて成る
    左右一対の取付部材と、この取付部材の腕部の載置部に
    両端が載置されて水平に掛け渡される装着杆と、腕部の
    載置部に装着杆の端部を止着する止着手段とから構成し
    たことを特徴とするトレーなどの支持装置。
  2. 【請求項2】 取付部材が、上下に延び中間部に鍔部を
    設け、かつ、軸芯部に貫通孔を有した軸体の下部に、天
    板の取付孔に上方からの操作により係止する係止機構を
    有し、上部に操作筒部を一体に設けて成る取付軸部と、
    前記操作筒部の側面に基端が固設して側方に延びる腕部
    と、この腕部の先端部に止着手段を設けた支持軸とから
    成る支持部材と、この支持部材の外面を覆うカバー部材
    とから構成した請求項1記載のトレーなどの支持装置。
  3. 【請求項3】 カバー部材の一部に、操作筒部の上方で
    開口する操作孔を設けて成る請求項2記載のトレーなど
    の支持装置。
  4. 【請求項4】 カバー部材に操作孔を閉じるシャッター
    部材を備えて成る請求項3記載のトレーなどの支持装
    置。
  5. 【請求項5】 カバー部材の先端上面に、載置部を形成
    する窪み部を設けて成る請求項2,3または4記載のト
    レーなどの支持装置。
  6. 【請求項6】 係止機構を、取付軸部の下面に形成した
    傾斜面と、上下方向に貫通するねじ孔を有すると共に、
    上面に前記傾斜面と接合する傾斜面を有して天板の取付
    孔に嵌合する係止駒と、前記操作筒部の中空部から取付
    軸部の貫通孔に挿通すると共に、ねじ孔に螺合する有頭
    の操作ねじとから成る請求項2,3,4または5記載の
    トレーなどの支持装置。
  7. 【請求項7】 腕部の中間部下面に高さ調節可能なアジ
    ャスターを設けて成る請求項1,2,3,4,5または
    6記載のトレーなどの支持装置。
  8. 【請求項8】 装着杆を、縦断面扁平楕円状を呈する金
    属パイプにより構成した請求項1,2,3,4,5,6
    または7記載のトレーなどの支持装置。
  9. 【請求項9】 止着手段を、装着杆の下面の左右端部位
    置に長手方向に延びる左右一対のスリットと、装着杆の
    両端内部に介在されるナット片を有した止着板と、腕部
    の先端に設けられ、上下方向に貫通する挿通孔を有した
    支持軸と、支持軸及びスリットに挿通されて止着板のナ
    ット片に螺合して装着杆を支持軸の上面に止着するねじ
    杆とから構成した請求項1,2,3,4,5,6,7ま
    たは8記載のトレーなどの支持装置。
  10. 【請求項10】 装着杆の中央部から下方に延びて、該
    中央部を支持する中央脚片を設けて成る請求項1,2,
    3,4,5,6,7,8または9記載のトレーなどの支
    持装置。
  11. 【請求項11】 カバー部材に設けた嵌合孔の近傍に装
    着杆の下面に設けたスリットに係合して装着杆の前後方
    向における平行度を規制する案内突部を設けて成る請求
    項9記載のトレーなどの支持装置。
  12. 【請求項12】 トレーなどの器具を装着杆に取り付け
    る取付具が、下面から装着杆の嵌合を許容する開口部を
    有し、上面にトレーなどの器具を止着する外筐の前記開
    口部位置に、前後方向で対峙すると共に、装着杆の外周
    一部を抱持する固定抱持部片と、装着杆の外周他部を抱
    持する垂直回動自在の可動抱持部とを配設し、かつ、外
    筐に螺合されて可動抱持部片の背面を固定抱持部片の方
    向に押圧する外部操作可能なねじ手段を設けて成る請求
    項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10または1
    1記載のトレーなどの支持装置。
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