JP2722748B2 - 携帯型記号読取装置 - Google Patents

携帯型記号読取装置

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JP2722748B2
JP2722748B2 JP2022684A JP2268490A JP2722748B2 JP 2722748 B2 JP2722748 B2 JP 2722748B2 JP 2022684 A JP2022684 A JP 2022684A JP 2268490 A JP2268490 A JP 2268490A JP 2722748 B2 JP2722748 B2 JP 2722748B2
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laser beam
case
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hand
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信也 竹中
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【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、物体の表面に表された文字、符号等の記
号から反射される光を検出し、その記号の内容を読み取
る携帯型記号読取装置に関する。
〈従来の技術〉 近年、商品、包装パッケージ等に付された文字やバー
コードを読み取り、即時にその内容を識別する光学式文
字読取装置(OCR)やバーコード読取装置(BCR)等の記
号読取装置が使用されており、これにより、販売、在庫
等を管理するシステムが幅広く普及している。
上記記号読取装置として、記号読取面を照明する照明
手段、記号読取面からの反射光を受光する受光手段、お
よび受光手段からの信号に基づいて記号を識別する識別
手段からなる処理部本体を、手持ち可能な筐体内に配設
したハンディタイプのものが提供されており、このよう
なハンディタイプのものは、店頭での販売だけでなく、
例えば新幹線等の列車内でのワゴン移動による商品出張
販売、野球場等での競技施設での売り子による商品出張
販売にも使用されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、上記のハンディタイプの記号読取装置を、
出張販売に使用する場合、作業性が悪いという欠点があ
った。
すなわち、列車内での出張販売の場合、まず、客から
指定された商品をワゴンから取り出して一方の手で持
ち、この状態で、他方の手で筐体を持って記号を読み取
った後、筐体を上記他方の手から離して所定の位置に置
き、その後、上記他方の手で代金を受け取ると共に一方
の手から商品を渡すことになるが、他方の手に持ってい
る筐体を所定位置に置くまでは、両手が詰まっていて、
代金を受け取ることができず、この間の時間、客を待た
せることになり、能率が悪かった。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、出張販売をスピーディに効率良く行える携帯型記号
読取装置を提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの発明に係る記号読取装
置は、レーザビームを出力する光源、出力されたレーザ
ービームを記号読取面に向けて走査しつつ照射するレー
ザビーム照射手段、記号読取面からの反射光を受光する
ために設けられ、照射されたレーザービームを集光する
集光レンズと集光レンズを通して集光された反射光を受
光するフォトダイオードとを含む受光手段、ならびに受
光手段からの信号に基づいて記号を読み取る識別手段か
らなる処理部本体と、読取結果を記憶するメモリと、処
理部本体およびメモリに電源を供給するバッテリと、携
帯可能なケースとを具備する携帯型記号読取装置におい
て、上記ケースは、少なくとも処理部本体と、円周状に
巻回され得る装着部材とを有し、さらに円周状に巻回さ
れた該装着部材の接線方向に開く開口部を上記ケースに
設け、当該接線方向に該開口部を通り前記レーザービー
ムおよび反射光の出入りを許容するように該開口部およ
び該処理部本体を配置したことを特徴とするものであ
る。
〈作用〉 上記の構成の記号読取装置によれば、携帯可能なケー
スに、円周状に巻回し得る装着部材と、巻回された装着
部材の接線方向にレーザービームおよび反射光の出入り
を許容する開口部とを設け、当該接線方向に該開口部を
通り前記レーザービームおよび反射光の出入りを許容す
るように該開口部および該処理部本体を配置しているの
で、従来のハンディタイプのように筐体によって手が塞
がれたりすることがなく、したがって、ケースが取り付
けられていない側の一方の手で商品を持ってケース近傍
に持っていき、商品に付された記号を読み取った後、空
いている他方の手で代金を受け取ることができ、スピー
ディーに能率良く販売が行える。
特に、上記携帯可能なケースに設けられた開口部およ
び処理部本体が、巻回された接着部材の接線方向にレー
ザービームおよび反射光の出入りを許容するように配置
されているので、下記の利点がある。すなわち、仮に、
レーザビームおよび反射光の出入りが、手首から先の部
分が動く範囲に入っている場合(例えば、手首のレーザ
ビームが腕部の長手方向に平行な方向に手先側に向けて
照射される場合)、物品を手先の方向に近づけて記号を
読ませることになるが、これでは、手首の曲がり角度次
第で、手首から先の部分によってレーザビームの照射が
妨げられ、読み取りができなくなる。したがって、その
ようにならないように手首の曲げ角度に常に注意を払っ
ていなければならず、このように神経質になっている
と、せっかく両手とも自由にしたつもりでもケースを取
り付けた側の手では物もつかめないということになる。
これに対して、本願発明では、ケースを取り付けた側の
手の手首の動きに対して、全く注意を払う必要がないの
で、両手を自由に使いこなすことができて読取り時の作
業性が良く、非常にスピーディに能率良く販売が行え
る。
さらに、本願発明では、受光手段が、照射されたレー
ザービームを集光する集光レンズと集光レンズを通して
集光された反射光を受光するフォトダイオードとを含ん
でいるので、実施例の第3図に示すように、ビームの走
査面上に部品を配置することになる。したがって、上述
した接線方向に開く開口部を採用することとあいまって
ケースの寸法をビームの走査面に垂直な方向、すなわ
ち、装着部材の半径方向に関して可及的に薄く設定する
ことができる結果、腕に装着した場合も、ケースがかさ
ばらず、安定して装着されるという利点がある。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図は、この発明の一実施例の携帯型記号読取装置
としてのバーコードリーダの使用状態を示しており、同
図ないし第3図を参照して、このバーコードリーダ1
は、ベルト3によって腕部10に装着されたケース2内
に、記号読取面を照明する照明手段11、記号読取面から
の反射光を受光する受光手段12および記号を識別する識
別手段13からなる処理部本体Aと、メモリ14と、バッテ
リ15とを収容している。
第1図において、4は、新幹線の車内での出張販売に
用いられる、商品運搬用のワゴンである。
第1図および第2図を参照して、ケース2は、直方体
形状をしており、一側面に開口部2aを有し、上面に上記
ベルト3の一部を貼着している。ベルト3は、ループ状
をしており、伸縮自在な材質からなり、容易に、腕部10
に被せることができるようにしてある。そして、このよ
うに、ベルト3を腕部10に被せた状態では、開口部2a
は、図4に示すように腕部10の長手方向と略直角方向に
向き、後述する反射鏡11bから反射されるレーザビーム
は、開口部2aを通して、腕部10の長手方向と所定の角度
で交わる方向、すなわち、レーザビームおよび反射光の
出入りが、当該腕部の手首から先の部分が動く範囲から
外れる方向に向けて照射されることになる。
第3図を参照して、照明手段11は、半導体レーザ或い
はヘリウム・ネオンレーザを出力する光源としてのレー
ザ発振装置11aと、レーザ発振装置11aの出力光をバーコ
ード面に向けて走査しつつ照射するレーザビーム照射手
段としての回転式の反射鏡11bとからなる。反射鏡11b
は、モータ(図示せず)により駆動される。レーザ発振
装置11aから照射されたレーザビームは、回転する反射
鏡11bに当たって反射されるが、反射鏡11bからの反射光
は、当該反射鏡11bの回転移動に対応して、バーコード
面を走査する。
受光手段12は、開口部2aから照射され、バーコード面
に当たって反射されてきた光を集光する集光レンズ12a
と、集光レンズ12aを通して集光された反射光を受光す
るフォトダイオード等の受光素子12bとからなる。
識別手段13は、受光素子12bの出力信号を波形整形、
二値化する二値化回路13aと、この二値化信号に基づい
てバーコードの形状に対応する信号を得、この信号に基
づきバーコードの内容を読み取るデコーダ13bとからな
る。
メモリ14は、読取結果を記憶するものであり、販売終
了後に、このメモリ14をパーソナルコンピュータ等に接
続して、販売結果の集計が行われる。
バッテリ15は、上記処理部本体Aおよびメモリ14に電
源を供給する電池である。
この実施例によれば、少なくとも処理部本体Aを、ベ
ルト3によって人体に特定の姿勢で取付けられるケース
2内に収容しているので、従来のハンディタイプのよう
に筐体によって手が塞がれてしまうことがない。したが
って、第4図に示すように、一方の手Lで商品を持って
ケース近傍に持っていき、商品20に付された記号を読み
取った後、第5図に示すように、一方の手Lで商品20を
手渡しながら、開いている他方の手Rで代金30を受け取
ることができ、スピーディに能率良く販売が行える。
特に、ケース2を腕部10に取り付けているので、この
腕部10の移動によってケース2を所望の場所に移動さ
せ、他方の手Rに持った商品との相対関係を調整するこ
とができるので、読取り時の作業性が良い。
また、列車内での出張販売等、限られた時間内で、商
品を売ってしまわなければならないような販売にあって
は、上記の能率向上により、格段の売上向上が期待でき
る。
なお、この発明に係る記号読取装置は、上記実施例に
限定されるものでなく、例えば、第6図に示すように、
バッテリ15を、或いはメモリ14とバッテリ15を、ケース
2とは別のケース40に収容して、腰下げとすることがで
き、この場合、ケース2側の軽量化を図ることができ
る。第6図において、41は、接続コードである。
また、ベルトに代えて、湾曲自在な止め輪を用いるこ
とができる。
さらに、第7図に示すように、ケース2の表面に、キ
ーボード2cと液晶ディスプレイ2dを配設することができ
る。この場合、記号の印刷されていない商品や、記号読
取面の汚れのため等で読取不可である商品の入力を、上
記キーボード2cによって行うことができる。
その他、照明手段として、一次元に配列されたLED群
を用い、受光手段として、集光レンズおよび一次元に配
列された光電変換素子群を用いること、ケース2を腕部
以外の部位に取り付けること、およびこの発明を、バー
コード以外の、文字その他の記号の読取に適用すること
等、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更
を施すことができる。
〈発明の効果〉 以上のように、この発明に係る記号読取装置によれ
ば、少なくとも処理部本体を、腕部に装着可能なケース
内に収容しているので、従来のハンディタイプのように
筐体によって手が塞がれたりすることがなく、したがっ
て、ケースが取り付けられていない側の一方の手で商品
を持ってケース近傍に持っていき、商品に付された記号
を読み取った後、空いている他方の手で代金を受け取る
ことができ、スピーディに能率良く販売が行える。
特に、手首の曲げ角度等に一切注意を払う必要がな
く、両手を自由に使いこなすことができ、したがって読
取り時の作業性が良く、非常にスピーディに能率良く販
売が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の携帯型記号読取装置の使
用状態を示す概略斜視図、 第2図はそのケースおよびベルトの斜視図、 第3図はケースの内部構成図、 第4図および第5図は商品販売時の作業を示す斜視図、 第6図は他の実施例を示す概略斜視図、 第7図はさらに他の実施例を示す概略斜視図である。 2…ケース、3…ベルト、A…処理部本体、11…照明手
段、12…受光手段、13…識別手段、14…メモリ、15…バ
ッテリ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザビームを出力する光源、出力された
    レーザビームを記号読取面に向けて走査しつつ照射する
    レーザビーム照射手段、記号読取面からの反射光を受光
    するために設けられ、照射されたレーザービームを集光
    する集光レンズと集光レンズを通して集光された反射光
    を受光するフォトダイオードとを含む受光手段、ならび
    に受光手段からの信号に基づいて記号を読み取る識別手
    段からなる処理部本体と、 読取結果を記憶するメモリと、 処理部本体およびメモリに電源を供給するバッテリと、 携帯可能なケースと を具備する携帯型記号読取装置において、 上記ケースは、少なくとも処理部本体と、円周状に巻回
    され得る装着部材とを有し、さらに円周状に巻回された
    該装着部材の接線方向に開く開口部を上記ケースに設
    け、当該接線方向に該開口部を通り前記レーザービーム
    および反射光の出入りを許容するように該開口部および
    該処理部本体を配置したことを特徴とする携帯型記号読
    取装置。
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