JP2722461B2 - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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JP2722461B2
JP2722461B2 JP62252673A JP25267387A JP2722461B2 JP 2722461 B2 JP2722461 B2 JP 2722461B2 JP 62252673 A JP62252673 A JP 62252673A JP 25267387 A JP25267387 A JP 25267387A JP 2722461 B2 JP2722461 B2 JP 2722461B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はディスクドライブ装置に関するものである。 [発明の概要] 本発明は、ターンテーブルを設けたシャシと、前記タ
ーンテーブルに載置されたディスクの記録エリアに軽く
圧着するヘッド(スタイラス)を可動アーム部材及びア
ーム支持部材を介して支持しているスライドベースと、
該スライドベースをスライドさせるスライドベース駆動
機構とを備えていて、ディスク挿入前においては、前記
可動アーム部材及びヘッドをディスクから離間させる方
向に変位させて、ディスクを挿入しやすくすると共に、
ディスクを挿入し、該ディスクをターンテーブル上にチ
ャッキングさせた後に、前記可動アーム部材をディスク
側に変位させて、ヘッドをディスク面に軽く圧着させる
ようにしたディスクドライブ装置において、 前記シャシには、前記可動アーム部材と当接する固定
ロッドを設ける一方、前記可動アーム部材には、前記ス
ライドベースがターンバックして、ヘッドがディスクの
記録エリア外にきたときに、前記固定ロッドに当接し
て、該可動アーム部材をディスクから離間させる傾斜面
を設けることにより、 ドライブ終了後に、スライドベースをターンバックさ
せて、ヘッドがディスクの記録エリア外にくると、前記
傾斜面に、固定ロッドが当接して、可動アーム部材及び
ヘッドをディスクと離間する方向に変位させて、次にデ
ィスクを挿入する際に、ディスクとヘッド及び可動アー
ム部材が干渉するのを防止すると共に、ディスクを挿入
し終わって、ドライブさせる際にはヘッドが確実にディ
スク面に接触するようにしたものである。 [従来の技術] ディスクドライブ装置として第8図に示したようなも
のが知られている。 このディスクドライブ装置101は、ターンテーブル102
を設けたシャシ103と、前記ターンテーブル102に載置さ
れたディスクカートリッジ104内のディスク105の上下面
にそれぞれ軽く圧着するヘッド106を上下一対の可動ア
ーム部材107,108及びアーム支持部材109を介して支持し
ているスライドベース110と、該スライドベース110をデ
ィスク105の半径方向に移動させるスライドベース駆動
機構111とを備えている。 そしてディスクカートリッジ104をシャシ103上に設け
たカートリッジホルダ112内に挿入するべく、該カート
リッジホルダ112の蓋113を開くと、これと連動して前記
カートリッジホルダ112の両側部に設けた左右一対のカ
ートリッジ支持部114,115がカートリッジ収容部の底面1
16から持ち上げられた状態になると共に、前記上下一対
の可動アーム部材107,108が互いに離間する方向に移動
し、これら可動アーム部材107,108の先端側に取付けら
れているヘッド106,106間の間隔を大きくして、これら
ヘッド106,106間にディスクカートリッジ104を受け入れ
やすくするようになっている。 そしてディスクカートリッジ104の左右側部をそれぞ
れ、前記左右一対のカートリッジ支持部114,115に嵌合
して、カートリッジホルダ112内に挿入するとディスク
カートリッジ104のシャッタ117が自動的に開けられる。
そして蓋113を閉じると、これと連動して、前記左右一
対のカートリッジ支持部114,115が下降し、ディスクカ
ートリッジ104内のディスク105をターンテーブル102に
チャッキングさせると共に、前記左右一対の可動アーム
部材107,108を互いに接近させる方向に変位させ、これ
ら上下一対の可動アーム部材107,108の先端側に取付け
られているヘッド106,106をディスク105の両面に軽く圧
接させるようになっている。 [発明が解決しようとする問題点] ところで上記従来のディスクドライブ装置101にあっ
ては、上述したように、蓋113の開閉に連動させて、上
下一対の可動アーム部材107,108を互いに離間する方向
或は互いに接近する方向に変位させる構成になっていた
ために次に述べるような問題点があった。 (1)蓋113の開閉に上下一対の可動アーム部材107,108
を連動させるために所謂リンク機構を用いた連動操作装
置118を使用しているためディスクドライブ装置の構造
が複雑になる。 (2)特に、蓋113はターンテーブル102の前方にあり、
可動アーム部材107,108はターンテーブル102の後方にあ
るために、これらを繋ぐ連動操作装置118が長くなり、
大きな設置スペースを取り、蓋113を開閉するのに要す
る力が増大する。 本発明は上記従来の問題点を解決し、リンク機構を用
いた連動操作装置を使用せずに、スライドベースがター
ンバックして、ヘッドがディスクの記録エリア外にきた
ときに可動アーム部材及びヘッドをディスクから離間す
る方向に移動させることができるようにしたものであ
る。 [問題点を解決するための手段] ターンテーブルを設けたシャーシと、前記ターンテー
ブルに載置されたディスクの記録エリアにヘッドに当て
る可動アーム部材と、前記シャーシに設けられていて、
前記可動アーム部材と当接可能な固定ロッドと、前記可
動アーム部材を支持しているスライドベースと、前記ス
ライドベースをスライドさせるスライドベース駆動機構
とを備えたディスクドライブ装置において、前記可動ア
ーム部材は、ディスクの上,下面にそれぞれヘッドを当
接させる上,下一対の可動アーム部材からなり、これら
前記上,下一対の可動アーム部材の対向部には、前記ス
ライドベースがスライドして、前記ヘッドがディスクの
記録エリアに移動してきたときに、前記固定ロッドに当
接して、前記可動アーム部材のディスクから離間させる
方向に変位させる傾斜面が設けられ、前記固定ロッド
は、円柱状に形成されていて、前記ヘッドがディスクの
記録エリア外に移動してきたときに、前記上,下一対の
可動アーム部材の間に侵入して、これら可動アーム部材
の傾斜面に前記ロッドの外周面が当接して、前記上,下
一対の可動アーム部材をディスクから離間させる方向に
変位させるようになっているとともに、前記スライドベ
ース駆動機構は、中央部にループ部を有し、一端部と他
端部をそれぞれスライドベースのベルト係止部に軽視さ
れたスチールベルトと、該スチールベルトのループ部を
周面に巻き付け、該ループ部の中央部を止着しているプ
ーリと、該プーリを回転させるステッピングモータとか
らなり、前記プーリと一体に固定ロッドを形成した。 [作用] ドライブ終了後にスライドベースのターンバックさせ
て、ヘッドがディスクの記録エリア外にくると、可動ア
ーム部材に設けた傾斜面に、シャシに設けた固定ロッド
が当接して、可動アーム部材及びヘッドをディスクと離
間する方向に変位させて、次にディスクが挿入されてく
るのを待つ。 従って次にディスクを挿入する際に、該ディスクがヘ
ッドや可動アーム部材に衝接するのを防止して、ディス
クを確実にターンテーブル上に載置することを可能にす
る。 そして、ディスクをターンテーブル上に載置し終わっ
たらスライドベースをターンテーブル上のディスクに向
けて移動させればヘッドがディスクの記憶エリアの近接
にきたときに固定ロッドと傾斜面の係合が外れ、可能ア
ーム部材はディスク側に変位して、ヘッドがディスク面
に軽く圧着して、ドライブの準備が完了する。 [実施例] 次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。 第1〜5図は本発明の第1実施例を示す。図において
1は本発明のディスクドライブ装置であり、該ディスク
ドライブ装置1は、ターンテーブル2を設けたシャシ3
と、前記ターンテーブル2にチャッキングされたディス
クカートリッジ4内のディスク5の上下面の記録エリア
にそれぞれ軽く圧着するヘッド6,6を上下一対の可動ア
ーム部材7,8及びアーム支持部材9を介して支持してい
るスライドベース10と、該スライドベース10を移動させ
るスライドベース駆動機構11とを備えている。 前記シャシ3は、一側部を切欠した矩形状の底板12
と、該底板12の周縁部に立設された左,右側板13,14及
び前,後側板15,16とで四方を囲まれた箱形に形成され
ていて、前記底板12上にターンテーブル2が取付けられ
ていると共に、前記前側板15には、ディスクカートリッ
ジ4を挿入するためのカートリッジ挿入口15aが設けら
れている。また底板12の上方には前記カートリッジ挿入
口15aから挿入したディスクカートリッジ4を保持する
カートリッジホルダ17が昇降可能に設けられている。こ
のカートリッジホルダ17の上面板18には、前記カートリ
ッジ挿入口15aから挿入したディスクカートリッジ4の
シャッタ19を開くシャッタ操作ピン20がピン支持アーム
21により取付けられていると共に、前記上面板18の左,
右両側にはディスクカートリッジ4の左右両側を支持す
るカートリッジ支持片22,22が設けられている。 そして前記カートリッジ挿入口15aからディスクカー
トリッジ4を挿入すると、該ディスクカートリッジ4の
シャッタ19に設けたピン嵌合穴23に前記シャッタ操作ピ
ンが嵌合し、ディスクカートリッジ4を更に挿入してい
くと、その力でピン支持アーム21が枢支軸24を支点にし
て時計方向に回動して、シャッタ19を押し開くようにな
っている。そしてディスクカートリッジ4が完全にカー
トリッジホルダ17内に挿入された状態になるとカートリ
ッジホルダ17及びこれに収容されているディスクカート
リッジ4が下降し、該ディスクカートリッジ4内に収納
されているディスク5のハブをターンテーブル2なチャ
ッキングさせるようになっている。 第2図はカートリッジホルダ17を昇降させるための昇
降機構を示す。カートリッジホルダ17の左右両側に設け
られた左右一対のカートリッジ支持片22,22には、下端
に丸棒状のローラ25を取付けた脚片26が、前後一対づつ
合計4本設けられていて、これら4本の脚片26…26はロ
ーラ25を介して、それぞれ脚片支持板27上に載置されて
いる。これら4脚の脚片支持板27…27は傾斜面28と、該
傾斜面28の上端側に連らなる水平面29とを有していて、
該水平面29側にローラ25きたときにカートリッジホルダ
17は上昇した状態に維持され、ローラ25が傾斜面28から
滑り落ちたときに、カートリッジホルダ17は下降して、
ディスクカートリッジ4内に収納されているディスク5
のハブをターンテーブル2にチャッキングさせるように
なっている。前記4個の脚片支持板27…27はシャシ3の
底板12上にスライド可能に取付けられているスライド板
30に設けられていて、該スライド板30を前後方向(第2
図矢印a−b方向)にスライドさせることにより、前記
脚片支持板27…27でカートリッジホルダ17を昇降させる
ようになっている。前記スライド板30の一端側にはボー
ルナット受部材31を介してボールナット32が取付けられ
ていて、該ボールナット32には、両端部を軸受部33,34
で支持されたボールねじ35が螺合されている。そして前
記ボールねじ35は減速歯車群36を介して、モータ37で正
逆回転されるようになっている。従って前記モータ37で
減速歯車群36を介してボールねじ35を一方向に回転させ
ればボールナット32により、ナット受部材31、スライド
板30を介して脚片支持板27…27は矢印a方向に移動し、
傾斜面28で脚片26を押し上げてカートリッジホルダ17が
上昇し、これとは逆にボールねじ35を他方向に回転させ
ればカートリッジホルダ17は下降するのである。 また前記上下一対の可動アーム部材7,8は、第3〜5
図に示したように、一端側にヘッド6を取付けた三角形
状の板ばね製の片持ばり38と、該片持ばり38の他端側を
抑え板39とビス40で挟んだ状態で一端側の上面に支持し
ている片持ばり支持材41と、該片持ばり支持材41の他端
側の上面に抑え板42とビス43で一端側で挟まれた状態で
取付けられている金属製の枢支板44とからなっている。 そして、上部の可動アーム部材7は、前記枢支板44の
他端側をアーム支持部材9の上部可動アーム支持部45の
上面に重ね合わせて抑え板46とビス47で挟み、かつ該ビ
ス47により取付けられた板ばね48の先端で片持ばり支持
材41の上面を押圧することにより、上部可動アーム支持
部45と略平行になるように取付けられている。また下部
の可動アーム部材8は、枢支板44の他端側をアーム支持
部材9の下部可動アーム支持部49の下面に重ね合わせて
抑え板50とビス51で挟み、かつ該ビス51により取付けら
れた板ばね52の先端で片持ばり支持材41の下面を押圧す
ることにより、下部可動アーム支持部49と略平行になる
ように取付けられている。そして、これら上下一対の可
動アーム部材7,8はアーム支持部材9を介してヘッドベ
ース10に取付けられていて、該ヘッドベース10をターン
バックさせると、後に述べる可動アーム部材駆動操作用
の固定部材としての固定ロッド53が片持ばり支持材41に
設けた傾斜面54に当接して乗り上げて、これら上下一対
の可動アーム部材7,8は前記板ばね48,52のばね力に抗し
て互いに離間する方向に回動して、ディスクカートリッ
ジ4の挿入を待ち、ディスクカートリッジ4を挿入し、
ディスク5をターンテーブル2上にチャッキングさせた
のち、ヘッドベース10をターンテーブル2に向けて移動
させることにより、固定ロッド53と傾斜面54の係合が外
れると上下一対の可動アーム部材7,8は板ばね48,52のば
ね力で互いに接近する方向に回動し、これら可動アーム
部材7,8の片持ばり38自身のもつ弱いばね力でヘッド6
がディスクの両面に軽く圧着するようになっている。 またスライドベース10の左右両側部には、それぞれ滑
車状のローラ55及び56水平方向に回転するように取付け
られている。そしてこれら左右のローラ55及び56の回転
周面に設けた凹部に、前記シャシ3の底板12の取付けた
左右一対のレール57,58を嵌合することによりスライド
ベース10はシャシ3に移動可能に取付けられていて、前
記可動アーム部材7,8の先端に取付けられたヘッド6を
ディスクの半径方向に移動させることができるようにな
っている。59,60はスライドベース8の一側部の前,後
端に設けられたスチールベルト係止部であり、これらス
チールベルト係止部59,60に次に述べるスライドベース
駆動機構11のスチールベルト61が取付けられるようにな
っている。 スライドベース駆動機構11は、中央部にループ部62を
形成し、一端部と他端部を前記スチールベルト係止部5
9,60に係止されたスチールベルト61と、該スチールベル
ト61のループ部62を周面に巻き付け該ループ部62の中央
部を止着しているプーリ63と、該プーリ63を回転させる
ステッピングモータ64とからなっている。そして前記ス
テッピングモータ64を一方向に回転させることにより上
下一対の可動アーム部材7,8の先端に取付けられている
ヘッド6,6をディスクの両面に当てながらディスクの中
央部に向けて前進させ、前記ステッピングモータ64を他
方向に回転させることにより、ヘッド6,6をディスクの
記録エリア外にターンバックさせるようになっている。 そしてヘッド6,6がディスクの記録エリア外にターン
バックしてきたときに前記したようにシャシ3に設けた
固定ロッド53が上下一対の可動アーム部材3,7の片持ば
り支持材41に設けた傾斜面54に当接して、上下一対の可
動アーム部材7,8を板ばね48,52のばね力に抗して互いに
離間する方向に回動させるようになっている。 前記固定ロッド53はロッド支持金具65により横に寝か
した状態つまりシャシ3の底板12と平行になるように取
付けられている。前記ロッド支持金具65はヘッドベース
8の移動に支障をきたさないようにレール57の外側に設
けられていて、固定ロッド53のみがレール57の内側に侵
入している。また前記傾斜面54は上方の片持ばり支持材
41と下方の片持ばり支持材41の対向面に前後方向に位相
をもたせ、かつ多少異なる傾斜角度で形成されていて、
固定ロッド53が当接したとき上方の可動アーム部材7が
下方の可動アーム部材8よりもやや大きな角度に回動
し、傾斜するようになっていると共に、傾斜面54の一端
部には平坦面66が漣設されていて、これら平坦面66で、
上下一対の可動アーム部材7,8を拡開した状態に維持で
きるようになっている。 第1実施例のディスクドライブ装置は上記のような構
成であるから、ディスクカートリッジ4をカートリッジ
挿入口15aから挿入すればカートリッジホルダ17の上面
板18に設けたシャッタ操作ピン20によってディスクカー
トリッジ4のシャッタ19が開かれる。そして、ディスク
カートリッジ4がカートリッジホルダ17内に完全に挿入
されるとカートリッジホルダ昇降機構のモータ37のスイ
ッチが入り、カートリッジホルダ17及びディスクカート
リッジ4が下降し、該ディスクカートリッジ4内のディ
スク5がターンアテーブル2にチャッキングされる。そ
してこの状態の下でスライドベース駆動機構11によりス
ライドベース10をターンテーブル2に向けて移動させれ
ば、ヘッド4がディスクの記録エリアの近傍にきたとき
に片持ばり支持材41の傾斜面54と固定ロッド53の係合が
外れて、上下一対の可動アーム部材7,8が互いに接近す
る方向に回動し、これら一対の可動アーム部材7,8の先
端に取付けられているヘッド6,6がディスクの両面の記
録エリアに接触し、記録再生が行われる。そして記録再
生が終わったら、今度はスライドベース駆動機構11によ
りスライドベース10をターンバックつまりターンテーブ
ル2から離間する方向へ移動させればヘッドがディスク
の記録エリア外にきたときに、傾斜面54に固定ロッド53
乗り上げて上下一対の可動アーム部材7,8は拡開した状
態に維持され、次のディスクカートリッジの挿入に備え
て待機するのである。 第6〜7図は本発明の第2実施例を示す。この実施例
においては、固定ロッド53はスライドベース駆動機構11
のプーリ63と一体的に形成されている。これにより、固
定ロッド53をシャシ3に取付けるためのロッド支持金具
を不要にして、部品点数の削減すると共に、ロッド支持
金具の部品精度や取付精度を考慮する必要をなくすこと
ができるようにした。 他の構成部分は第1実施例の場合と略同様であるので
同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略
する。 [発明の効果] 本発明のディスクドライブ装置は上記のような構成で
あって、ターンバック時におけるスライドベースの移動
距離をディスクの記録エリアよりも大きくとって、その
ストロークを利用してヘッドを変位させるようにしたの
で(1)スライドベースを移動させるスライドベース駆
動機構を利用することにより人手を要さずにヘッドの変
位を行うことができる。(2)リンク機構等を利用した
連動操作装置が不要になり、ディスクドライブ装置の構
造を簡素化することができる。(3)シャーシに設けた
単一の固定ロッドで上,下一対の可動アーム部材を操作
することができる。(4)スライドベース駆動機構を構
成するプーリと一体に固定ロッドを形成したので、その
ぶん、部品点数の削減と取付工程の削減を図ることがで
きる。等々の効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1実施例のディスクドライブ装置の
斜視図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図はヘ
ッドをディスクに接触させた状態の可動アーム部材部分
の側面図、第4図は同平面図、第5図は固定ロッドが傾
斜面に当接して、上下一対の可動アーム部材を拡開させ
た状態の側面図、第6図は第2実施例の要部の平面図、
第7図は同側面図、第8図は従来例の一部破断斜視図で
ある。 1……ディスクドライブ装置、2……ターンテーブル、
3……シャシ、4……ディスクカートリッジ、5……デ
ィスク、6……ヘッド、7,8……可動アーム部材、9…
…アーム支持部材、10……スライドベース、11……スラ
イドベース駆動機構、53……固定ロッド、54……傾斜
面。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ターンテーブルを設けたシャーシと、 前記ターンテーブルに載置されたディスクの記録エリア
    にヘッドを当てる可動アーム部材と、 前記シャーシに設けられていて、前記可動アーム部材と
    当接可能な固定ロッドと、 前記可動アーム部材を支持しているスライドベースと、 前記スライドベースをスライドさせるスライドベース駆
    動機構と、 を備えたディスクドライブ装置において、 前記可動アーム部材は、ディスクの上,下面にそれぞれ
    ヘッドを当接させる上,下一対の可動アーム部材からな
    り、これら前記上,下一対の可動アーム部材の対向部に
    は、前記スライドベースがスライドして、前記ヘッドが
    ディスクの記録エリアに移動してきたときに、前記固定
    ロッドに当接して、前記可動アーム部材をディスクから
    離間させる方向に変位させる傾斜面が設けられ、 前記固定ロッドは、円柱状に形成されていて、前記ヘッ
    ドがディスクの記録エリア外に移動してきたときに、前
    記上,下一対の可動アーム部材の間に侵入して、これら
    可動アーム部材の傾斜面に前記ロッドの外周面が当接し
    て、前記上,下一対の可動アーム部材をディスクから離
    間させる方向に変位させるようになっているとともに、 前記スライドベース駆動機構は、中央部にループ部を有
    し、一端部と他端部をそれぞれスライドベースのベルト
    係止部に係止されたスチールベルトと、該スチールベル
    トのループ部を周面に巻き付け、該ループ部の中央部を
    止着しているプーリと、該プーリを回転させるステッピ
    ングモータとからなり、前記プーリと一体に固定ロッド
    が形成されている ことを特徴とするディスクドライブ装置。
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