JP2721895B2 - ビデオ装置用の表示装置 - Google Patents
ビデオ装置用の表示装置Info
- Publication number
- JP2721895B2 JP2721895B2 JP63204538A JP20453888A JP2721895B2 JP 2721895 B2 JP2721895 B2 JP 2721895B2 JP 63204538 A JP63204538 A JP 63204538A JP 20453888 A JP20453888 A JP 20453888A JP 2721895 B2 JP2721895 B2 JP 2721895B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- crt
- deflection
- sleeve
- cathode ray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/82—Mounting, supporting, spacing, or insulating electron-optical or ion-optical arrangements
- H01J29/823—Mounting, supporting, spacing, or insulating electron-optical or ion-optical arrangements around the neck of the tube
- H01J29/826—Deflection arrangements
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 この発明はビデオ装置、特に、接着剤を用いて取付け
た偏向ヨークを有するビデオ装置に関するものである。
た偏向ヨークを有するビデオ装置に関するものである。
ビデオ装置、例えば、テレビジヨン受像機とかコンピ
ユータのモニタ、の動作要求及び性能基準を満たすため
には、偏向ヨークの、構造及びビデオ装置のカラー陰極
線管への取付けには、厳しい仕様及び許容誤差が適用さ
れる。ビデオ装置の陰極線管（CRT）上への偏向ヨーク
の配置と位置合わせは、色純度やコンバージエンスを含
むいくつかの動作パラメータが最適となるようにヨーク
の位置を調整して行われる。所望のヨーク位置が決まる
と、ヨーク保持調整装置を外した後もヨークの位置が保
持されるような方法で、ヨークをCRTに取付けなければ
ならない。
ユータのモニタ、の動作要求及び性能基準を満たすため
には、偏向ヨークの、構造及びビデオ装置のカラー陰極
線管への取付けには、厳しい仕様及び許容誤差が適用さ
れる。ビデオ装置の陰極線管（CRT）上への偏向ヨーク
の配置と位置合わせは、色純度やコンバージエンスを含
むいくつかの動作パラメータが最適となるようにヨーク
の位置を調整して行われる。所望のヨーク位置が決まる
と、ヨーク保持調整装置を外した後もヨークの位置が保
持されるような方法で、ヨークをCRTに取付けなければ
ならない。
典型的なヨーク・CRT取付け構成には、CRTのネツク上
におけるヨークの長手方向位置を固定するためにヨーク
の後部の近くにクランプが設けられている。その後で、
ヨークの前方部分は、例えば、CRTの表示スクリーンの
端縁部における電子ビームのコンバージエンスを可能最
適なものとするために、傾けることによつて調整され
る。次に、偏向ヨークの前部は、数本のゴム製のくさび
をヨークと管の間に挿入することにより、CRTに対して
固定される。
におけるヨークの長手方向位置を固定するためにヨーク
の後部の近くにクランプが設けられている。その後で、
ヨークの前方部分は、例えば、CRTの表示スクリーンの
端縁部における電子ビームのコンバージエンスを可能最
適なものとするために、傾けることによつて調整され
る。次に、偏向ヨークの前部は、数本のゴム製のくさび
をヨークと管の間に挿入することにより、CRTに対して
固定される。
前述したように、調整を個々に行わなければならない
ために、CRTに対する偏向ヨークの位置は、管とヨーク
の組合わせ毎に異なる。そのために、あらゆる管・ヨー
ク構体について、固定の基準点からくさびの正確な位置
決めをすることは不可能であり、そのために、くさびを
自動的に挿入するようにすることは困難であり、かつそ
の実現には費用がかかる。これに対する実用的な解決法
は手作業によるくさびの挿入を必要とする方法であるた
めに、時間がかかりかつ費用もかかる。さらに、偏向ヨ
ークに対するくさびの支持力が不充分なために、調整装
置を取外すとヨーク位置がずれることがあり、そのため
に、ビデオ装置の性能が低下してしまう。
ために、CRTに対する偏向ヨークの位置は、管とヨーク
の組合わせ毎に異なる。そのために、あらゆる管・ヨー
ク構体について、固定の基準点からくさびの正確な位置
決めをすることは不可能であり、そのために、くさびを
自動的に挿入するようにすることは困難であり、かつそ
の実現には費用がかかる。これに対する実用的な解決法
は手作業によるくさびの挿入を必要とする方法であるた
めに、時間がかかりかつ費用もかかる。さらに、偏向ヨ
ークに対するくさびの支持力が不充分なために、調整装
置を取外すとヨーク位置がずれることがあり、そのため
に、ビデオ装置の性能が低下してしまう。
偏向ヨークをCRTに取付けるために接着剤を用いる
と、能率的かつ信頼性のある支持機構が可能となり、し
かも、能率的な自動ヨーク取付け装置の実現が可能にな
る。この種の構成は、1986年10月７日付米国特許第4,61
6,265号に記載されている。
と、能率的かつ信頼性のある支持機構が可能となり、し
かも、能率的な自動ヨーク取付け装置の実現が可能にな
る。この種の構成は、1986年10月７日付米国特許第4,61
6,265号に記載されている。
しかし、偏向ヨークをCRTのガラスに接着剤で直接接
着すると、ガラスと接着剤の熱膨張特性の差のためにCR
Tのガラスに好ましくない応力（ストレス）がかかるこ
とがある。さらに、偏向ヨークの位置を変えたりあるい
は補修したりする必要がある時に、偏向ヨークを取外す
ことが困難である。
着すると、ガラスと接着剤の熱膨張特性の差のためにCR
Tのガラスに好ましくない応力（ストレス）がかかるこ
とがある。さらに、偏向ヨークの位置を変えたりあるい
は補修したりする必要がある時に、偏向ヨークを取外す
ことが困難である。
〔発明の概要」 この発明の一態様によるビデオ装置用表示装置はネツ
ク領域とフアンネル領域を含む陰極線管を備えている。
可撓性のスリーブがネツク及びフアンネル領域の近傍で
管に実質的に沿うように管上に配置される。このスリー
ブを管に対して取外し可能に固定する手段が設けられ
る。管のネツクとフアンネルの領域近傍に偏向ヨークが
配置される。偏向ヨークの陰極線管に対する位置を固定
するために、所要量の接着剤が偏向ヨークとスリーブと
の間に配置される。
ク領域とフアンネル領域を含む陰極線管を備えている。
可撓性のスリーブがネツク及びフアンネル領域の近傍で
管に実質的に沿うように管上に配置される。このスリー
ブを管に対して取外し可能に固定する手段が設けられ
る。管のネツクとフアンネルの領域近傍に偏向ヨークが
配置される。偏向ヨークの陰極線管に対する位置を固定
するために、所要量の接着剤が偏向ヨークとスリーブと
の間に配置される。
第１図はビデオ装置で、端子10のビデオ信号はビデオ
信号処理回路11に供給される。このビデオ信号は、テレ
ビジヨン受像機のチユーナ、あるいは、例えば、ビデオ
カセツトレコーダなどの外部信号源のようなビデオ信号
源（図示せず）から供給される。ビデオ信号処理回路11
は電子ビーム駆動信号を発生し、これを導体13を通して
陰極線管（CRT）12のネツク領域27内に配置されている
電子銃構体17に供給して、電子銃構体17によつて生成さ
れる１本または複数本の電子ビーム18の強度を変調す
る。
信号処理回路11に供給される。このビデオ信号は、テレ
ビジヨン受像機のチユーナ、あるいは、例えば、ビデオ
カセツトレコーダなどの外部信号源のようなビデオ信号
源（図示せず）から供給される。ビデオ信号処理回路11
は電子ビーム駆動信号を発生し、これを導体13を通して
陰極線管（CRT）12のネツク領域27内に配置されている
電子銃構体17に供給して、電子銃構体17によつて生成さ
れる１本または複数本の電子ビーム18の強度を変調す
る。
さらに、ビデオ信号処理回路11はHS及びVSで示す導体
を通じて水平偏向回路14と垂直偏向回路15のそれぞれに
供給される水平同期信号、即ち、線周波数同期信号及び
垂直同期信号、即ち、フイールド周波数同期信号を発生
する。垂直偏向回路15は垂直偏向周波数の信号を発生
し、この信号は端子20を通して、CRT12上のCRTネツク領
域27とCRTフアンネル領域29との近傍に設けられた偏向
ヨーク30の垂直偏向コイル、即ち、フイールド周波数偏
向コイルに供給されて、この偏向コイル中に垂直偏向電
流を生じさせる。水平偏向回路14は水平偏向周波数信号
を発生し、この信号は端子21を通してヨーク30の水平偏
向コイル、即ち、線周波数偏向コイルに供給されて、こ
の偏向コイル中に水平偏向電流を生じさせる。CRT12と
ヨーク30の組合わせが表示装置28を形成する。ヨーク30
を流れる水平及び垂直の偏向電流により電子ビーム18を
管のＸ軸とＹ軸に沿つて偏向してCRT12の蛍光体表示ス
クリーン22を走査させてラスタを描かせるための電磁界
が生成される。
を通じて水平偏向回路14と垂直偏向回路15のそれぞれに
供給される水平同期信号、即ち、線周波数同期信号及び
垂直同期信号、即ち、フイールド周波数同期信号を発生
する。垂直偏向回路15は垂直偏向周波数の信号を発生
し、この信号は端子20を通して、CRT12上のCRTネツク領
域27とCRTフアンネル領域29との近傍に設けられた偏向
ヨーク30の垂直偏向コイル、即ち、フイールド周波数偏
向コイルに供給されて、この偏向コイル中に垂直偏向電
流を生じさせる。水平偏向回路14は水平偏向周波数信号
を発生し、この信号は端子21を通してヨーク30の水平偏
向コイル、即ち、線周波数偏向コイルに供給されて、こ
の偏向コイル中に水平偏向電流を生じさせる。CRT12と
ヨーク30の組合わせが表示装置28を形成する。ヨーク30
を流れる水平及び垂直の偏向電流により電子ビーム18を
管のＸ軸とＹ軸に沿つて偏向してCRT12の蛍光体表示ス
クリーン22を走査させてラスタを描かせるための電磁界
が生成される。
ビデオ装置用の電力はAC（交流）電源23から供給さ
れ、このAC電源23は未調整直流電圧を発生してこれを電
源回路25に供給する整流回路24に結合されている。電源
回路25、例えばフライバツク型の電源回路は、領えば、
水平偏向回路14と垂直偏向回路15に電力供給するために
用いられる調整された電圧レベルを発生するように働く
調整回路を備えている。また、この電源回路25は25KV程
度の高電圧を導体HVを通してCRT12の高電圧端子、即
ち、アルタ端子に供給する。
れ、このAC電源23は未調整直流電圧を発生してこれを電
源回路25に供給する整流回路24に結合されている。電源
回路25、例えばフライバツク型の電源回路は、領えば、
水平偏向回路14と垂直偏向回路15に電力供給するために
用いられる調整された電圧レベルを発生するように働く
調整回路を備えている。また、この電源回路25は25KV程
度の高電圧を導体HVを通してCRT12の高電圧端子、即
ち、アルタ端子に供給する。
表示装置28の所要動作要件（例えば、表示スクリーン
22上に形成される電子ビーム画像の適正な色純度やコン
バージエンス）を満足させるためには、偏向ヨーク30を
CRT12上の正しい位置に取付けて、確実に保持せねばな
らない。前述した米国特許第4,616,265号及び1987年８
月18日付米国特許第4,687,966号には、ヨークをCRTに取
付けるために接着剤を用い、それによつて、ヨークの取
付けを確実にすると同時に、従来のヨーク取付け技術に
比してヨーク取付けの自動化をより容易にした偏向ヨー
ク及びその取付け構成が開示されている。
22上に形成される電子ビーム画像の適正な色純度やコン
バージエンス）を満足させるためには、偏向ヨーク30を
CRT12上の正しい位置に取付けて、確実に保持せねばな
らない。前述した米国特許第4,616,265号及び1987年８
月18日付米国特許第4,687,966号には、ヨークをCRTに取
付けるために接着剤を用い、それによつて、ヨークの取
付けを確実にすると同時に、従来のヨーク取付け技術に
比してヨーク取付けの自動化をより容易にした偏向ヨー
ク及びその取付け構成が開示されている。
CRTの組立て作業中、電子銃構体を収容したCRTネツク
部分は、CRTのガラス部分が加熱されて相互に融着され
る工程中に、CRTのフアンネルに結合される。CRTのガラ
スの表面に凹凸に、特に、上述した融着部分における凹
凸があると、ヨークを取付けるための接着剤がそこに侵
入して、この接着剤とCRTのガラスの膨張係数が異るこ
とによつてCRTに損傷を与える可能性がある。さらに、
偏向ヨークをCRTのガラス表面に直接取付けると、ヨー
クの補修、取替えあるいは再調整などが必要になつた場
合に、CRTを損うことなくヨークを取外すことが困難と
なる可能性がある。
部分は、CRTのガラス部分が加熱されて相互に融着され
る工程中に、CRTのフアンネルに結合される。CRTのガラ
スの表面に凹凸に、特に、上述した融着部分における凹
凸があると、ヨークを取付けるための接着剤がそこに侵
入して、この接着剤とCRTのガラスの膨張係数が異るこ
とによつてCRTに損傷を与える可能性がある。さらに、
偏向ヨークをCRTのガラス表面に直接取付けると、ヨー
クの補修、取替えあるいは再調整などが必要になつた場
合に、CRTを損うことなくヨークを取外すことが困難と
なる可能性がある。
この発明の一態様である表面装置として、第２図に、
円錐形状を有し、例えば、ポリエチレン・テレフタレー
ト・グリコールのような可撓性で非導電性のプラスチツ
ク材料で形成された偏向ヨーク取付けスリーブ31を設け
た表示装置の一部を示す。このスリーブ31は通常の技
法、例えば、真空成形とか射出成形によつて作ることが
できる。スリーブ31の寸法形状はネツク領域27とフアン
ネル領域29の近傍におけるCRT12の外形に緊密に一致す
る（整合する）ように定められている。スリーブ31は、
一例として、非導電性のテープ32によつてCRT12の所定
位置に保持される。テープ32はスリーブ31の後部をCRT1
2のネツク領域27に取外し可能に固定する。後に詳しく
述べるように、スリーブ31とテープ32は、表示装置28の
偏向ヨーク30の取付けのための接着剤がCRT12のガラス
表面に付着しないように、CRT12の表面の充分な面積を
覆つている。偏向ヨークの取外しは、従つて、テープ32
を取除いて、ヨークが取付けられているスリーブ31をず
らしてCRT12からはずせばよい。
円錐形状を有し、例えば、ポリエチレン・テレフタレー
ト・グリコールのような可撓性で非導電性のプラスチツ
ク材料で形成された偏向ヨーク取付けスリーブ31を設け
た表示装置の一部を示す。このスリーブ31は通常の技
法、例えば、真空成形とか射出成形によつて作ることが
できる。スリーブ31の寸法形状はネツク領域27とフアン
ネル領域29の近傍におけるCRT12の外形に緊密に一致す
る（整合する）ように定められている。スリーブ31は、
一例として、非導電性のテープ32によつてCRT12の所定
位置に保持される。テープ32はスリーブ31の後部をCRT1
2のネツク領域27に取外し可能に固定する。後に詳しく
述べるように、スリーブ31とテープ32は、表示装置28の
偏向ヨーク30の取付けのための接着剤がCRT12のガラス
表面に付着しないように、CRT12の表面の充分な面積を
覆つている。偏向ヨークの取外しは、従つて、テープ32
を取除いて、ヨークが取付けられているスリーブ31をず
らしてCRT12からはずせばよい。
第３図は表示装置28と同様なビデオ表示装置の別の実
施例280を示す。表示装置280は、CRT12の外形に緊密に
沿うように円錐形をなし、非導電性の可撓性プラスチツ
ク材料、例えば、GE社ブランドの熱可塑性合成樹脂であ
る「Nory 1」で形成されている。スリーブ310はその前
部に複数個の取付け用タブ311を有し、このタブ311はス
リーブ310のCRT120に対する位置を固定するために適当
量の接着剤312によつてCRT120に接着される。取付用タ
ブ311をスリーブ310の残りの部分から切離せば、スリー
ブ310とそれに取付けたヨークをCRT120から容易に取外
すことができ、従つて、偏向ヨークの補修あるいは交換
が可能となる。偏向ヨークの交換のためには、取付け用
スリーブも交換する必要があるが、その場合、交換用ス
リーブはその取付け用タブの位置が、スリーブ310から
切離されてCRT120に接着されたまゝのタブ311と重なら
ないように取付けられる。
施例280を示す。表示装置280は、CRT12の外形に緊密に
沿うように円錐形をなし、非導電性の可撓性プラスチツ
ク材料、例えば、GE社ブランドの熱可塑性合成樹脂であ
る「Nory 1」で形成されている。スリーブ310はその前
部に複数個の取付け用タブ311を有し、このタブ311はス
リーブ310のCRT120に対する位置を固定するために適当
量の接着剤312によつてCRT120に接着される。取付用タ
ブ311をスリーブ310の残りの部分から切離せば、スリー
ブ310とそれに取付けたヨークをCRT120から容易に取外
すことができ、従つて、偏向ヨークの補修あるいは交換
が可能となる。偏向ヨークの交換のためには、取付け用
スリーブも交換する必要があるが、その場合、交換用ス
リーブはその取付け用タブの位置が、スリーブ310から
切離されてCRT120に接着されたまゝのタブ311と重なら
ないように取付けられる。
第４図は適当量の接着剤33によつてスリーブ31に取付
けられた偏向ヨーク30の一例を示す表示装置28の断面図
である。偏向ヨーク30は、一例として、非導電性プラス
チツクの絶縁体、即ち、ライナ34、サドル巻水平偏向コ
イル35及び透磁性コア37上にトロイダル巻された垂直偏
向コイル36を備えている。テープ32と、接着剤33の存在
によつて加えられるスリーブ31をCRT12の表面に押圧保
持する圧力は、CRT12上で偏向ヨーク30の所要位置を確
実に維持するに充分である。表示装置28の組立てにおい
て、偏向ヨーク30は保持されて、その位置が、例えば、
ヨーク調節装置のような外部の手段（図示せず）によつ
て、ヨーク・CRT組合わせ体が最適な動作を行うように
調整される。ヨーク30が所望の位置に配置されると、前
述した米国特許第4,616,265号及び米国特許第4,687,966
号に記載されているようにして、ヨーク30をスリーブ31
に取付けるために、接着剤33が供給される。このように
して形成した構成では、ヨーク30は所定位置に確実に保
持され、同時に、ヨーク30を取外す必要が生じた場合、
CRT12を損傷することなく取外すことができる。
けられた偏向ヨーク30の一例を示す表示装置28の断面図
である。偏向ヨーク30は、一例として、非導電性プラス
チツクの絶縁体、即ち、ライナ34、サドル巻水平偏向コ
イル35及び透磁性コア37上にトロイダル巻された垂直偏
向コイル36を備えている。テープ32と、接着剤33の存在
によつて加えられるスリーブ31をCRT12の表面に押圧保
持する圧力は、CRT12上で偏向ヨーク30の所要位置を確
実に維持するに充分である。表示装置28の組立てにおい
て、偏向ヨーク30は保持されて、その位置が、例えば、
ヨーク調節装置のような外部の手段（図示せず）によつ
て、ヨーク・CRT組合わせ体が最適な動作を行うように
調整される。ヨーク30が所望の位置に配置されると、前
述した米国特許第4,616,265号及び米国特許第4,687,966
号に記載されているようにして、ヨーク30をスリーブ31
に取付けるために、接着剤33が供給される。このように
して形成した構成では、ヨーク30は所定位置に確実に保
持され、同時に、ヨーク30を取外す必要が生じた場合、
CRT12を損傷することなく取外すことができる。
第１図はビデオ装置の一部分のブロツク概略回路図、第
２図はこの発明の一態様に従うビデオ装置用表示装置の
一部分の側面図、第３図はこの発明の別の態様に従うビ
デオ装置用表示装置の一部分の側面図、第４図はこの発
明の一態様に従うビデオ装置用表示装置の一部分の側断
面図である。 12……陰極線管、27……ネツク領域、29……フアンネル
領域、30……偏向ヨーク、31……スリーブ、33……接着
剤。
２図はこの発明の一態様に従うビデオ装置用表示装置の
一部分の側面図、第３図はこの発明の別の態様に従うビ
デオ装置用表示装置の一部分の側面図、第４図はこの発
明の一態様に従うビデオ装置用表示装置の一部分の側断
面図である。 12……陰極線管、27……ネツク領域、29……フアンネル
領域、30……偏向ヨーク、31……スリーブ、33……接着
剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチヤード メリツト レナード アメリカ合衆国 インデイアナ州 グリ ーンウツド サウス・モーガンタウン・ ロード 2356 (56)参考文献 特開 昭51−102414（ＪＰ，Ａ) 特開 昭50−124214（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】ネツク領域とフアンネル領域とを備えた陰
極線管と、 上記ネツク及びフアンネル領域の近傍において上記陰極
線管上に配置されかつこの陰極線管と実質的に同じ形を
とる可撓性スリーブと、 このスリーブを上記陰極線管に取外し可能に固定するた
めの手段と、 上記ネツク及びフアンネル領域の近傍で上記陰極線管上
に配置された偏向ヨークと、 上記陰極線管に対する上記偏向ヨークの位置を固定する
ために、上記偏向ヨークと上記スリーブとの間に配置さ
れた所定量の接着剤と、 を含むビデオ装置用の表示装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/068,643 US4786973A (en) | 1987-08-19 | 1987-08-19 | Mounting sleeve for video apparatus deflection yoke |
| US068643 | 1987-08-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6467849A JPS6467849A (en) | 1989-03-14 |
| JP2721895B2 true JP2721895B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=22083840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63204538A Expired - Lifetime JP2721895B2 (ja) | 1987-08-19 | 1988-08-17 | ビデオ装置用の表示装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4786973A (ja) |
| JP (1) | JP2721895B2 (ja) |
| CA (1) | CA1290005C (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5019745A (en) * | 1989-08-24 | 1991-05-28 | Rca Licensing Corp. | UV-curable adhesive attachment means and method for a cathode-ray tube-yoke combination |
| US5043823A (en) * | 1990-06-22 | 1991-08-27 | Hughes Aircraft Company | Cathode ray tube focus coil alignment and assembly arrangement |
| GB2255441B (en) * | 1991-04-18 | 1995-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | Cathode-ray tube having alternating electric field reduction device |
| ATE128268T1 (de) * | 1991-07-02 | 1995-10-15 | Philips Electronics Nv | Bildwiedergaberöhre mit darauf angeordneter ablenkeinheit. |
| GB2264587A (en) * | 1992-02-21 | 1993-09-01 | Ibm | Cathode ray display tube. |
| JP3180461B2 (ja) * | 1992-09-09 | 2001-06-25 | 三菱電機株式会社 | 陰極線管装置 |
| US6127776A (en) * | 1998-06-18 | 2000-10-03 | Sony Corporation | Method and apparatus for securing a deflection yoke to a cathode ray tube |
| EP1187168B1 (en) * | 2000-09-12 | 2004-03-31 | Thomson Licensing, Inc. | Apparatus for correcting static electron beam landing error |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US3566321A (en) * | 1969-07-23 | 1971-02-23 | Rca Corp | Adhesive mounting means for a cathode ray tube-yoke combination |
| US3663751A (en) * | 1970-04-16 | 1972-05-16 | Westinghouse Electric Corp | Potted elctrical component assembly |
| US3781730A (en) * | 1972-11-29 | 1973-12-25 | Motorola Inc | Yoke mounting ring with deformable finger members |
| JPS50124214U (ja) * | 1974-03-25 | 1975-10-11 | ||
| JPS585311Y2 (ja) * | 1975-04-08 | 1983-01-29 | 株式会社日立製作所 | サツゾウソウチ |
| US4095260A (en) * | 1976-04-19 | 1978-06-13 | Hitachi, Ltd. | Color picture tube device |
-
1987
- 1987-08-19 US US07/068,643 patent/US4786973A/en not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-08-11 CA CA000574442A patent/CA1290005C/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA1290005C (en) | 1991-10-01 |
| JPS6467849A (en) | 1989-03-14 |
| US4786973A (en) | 1988-11-22 |
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