JP2721175B2 - 街路清掃機械 - Google Patents

街路清掃機械

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JP2721175B2
JP2721175B2 JP12403288A JP12403288A JP2721175B2 JP 2721175 B2 JP2721175 B2 JP 2721175B2 JP 12403288 A JP12403288 A JP 12403288A JP 12403288 A JP12403288 A JP 12403288A JP 2721175 B2 JP2721175 B2 JP 2721175B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はごみを拾い上げ移送する能力を持った街路清
掃機械に関する。
〔従来の技術〕
公知のように、都市の表面のような、大きな表面の清
掃のために構成されたある種の街路清掃機械は、運転台
と、清掃すべき表面に配送して適当な清掃の準備として
これに湿り気を与えほこりを鎮めるようにする水を収容
しているタンクと、値上から拾い上げたごみを収集する
貯蔵箱と、地面と接触するブラシと、このブラシからの
ごみを受け取りこのごみをごみ貯蔵箱の中に放出するよ
う作動するごみコンベアとにより構成されている。これ
らのブラシは通常清掃すべき表面を横断する回転軸線を
持って配置された円錐台形又はカップ形状の側方及び前
方のブラシと、機械の実質的に中心の領域において前記
表面に実質的に平行な回転軸線を有する円筒形又はロー
ル形のブラシとを含んでいる。
これらの側方及び前方ブラシはごみをロールブラシに
導きそしてこのロールブラシはこのごみを前記ごみコン
ベアへと向け直すものである。
出願人は、前記の型の機械を作ったが、この機械は、
ごみコンベアがごみ貯蔵箱と運転台との間に配置され、
かつ地面に接近した領域から上方に向かって垂直に延び
てごみをさらに効率的に拾い上げるようにし、それによ
りこの機械が2つの分離した部分に分割され、その前方
の部分が運転台とエンジンと操縦前輪駆動車輪とを具備
し、その後方部分には大抵はごみ貯蔵箱が取付けられて
いるものである。
このごみコンベアは、チェーン上に担持されかつこれ
によって駆動される複数の可動かき板が形成され、これ
らのチェーンはスプロケットホイールによって駆動され
そしてこれらのスプロケットホイールは特別に設けられ
たモータによって駆動される。
この上記の型の機械は有用であることを示しまた与え
られた負荷量と一定時間内に処理される量に対してその
寸法がきわめて小型である。
しかし、実際の使用に当り、その機械の負荷容量と寸
法、そしてさらに一般にはその全体の性能を増大させる
ことが望まれることがある。
これは、ごみ投棄場所とごみ焼却炉によって必然的に
生じる汚染問題が大きな関心事となっているため、投棄
場所と焼却炉がますます都市から遠い距離のところに設
けられる傾向にあるためである。同様に、ごみの中に含
まれている動力の再利用又は再使用可能な物質のための
ごみ変換プラントが居住区域からさらに遠く離れて設置
される傾向にある。
その結果、一日に長時間の作動を続けることができる
ようにするばかりでなくまた投棄場所又はごみ焼却プラ
ントへの頻繁な巡回移送の必要がないようにするため
に、十分な容量を有するようにしなければならない。
理想的には、このような機械は、ごみを拾い上げるた
め一日中作動することができ、この一日の作業工程の終
わりだけに数キロメートルも離れている投棄場所又は焼
却炉に到着するようにすべきである。
出願人によって行われた実際の試験は、前記のような
型の機械が従来の機械又はそのごみ貯蔵箱を単に大型に
しただけでは得られないことを示している。
特に街路清掃機械は、基本的なごみ拾い上げ作用を適
当な正確さをもって行うために、きれいに掃除すべき全
ての区域に迅速かつ正確に到達することが要求される第
1の場所にあり、一方において、遭遇する多くの障害を
回避するようにしなければならない。大きな寸法の機械
は、その操縦車輪にとって大きな操縦角度が与えられな
ければ、都市によってもたらされる障害の中で十分な敏
しよう性をもって動くことができない。しかし、これは
清掃作用とは両立しないように思われるものであり、大
きな操縦角度によって、ごみ物質を導く前方及び側方ブ
ラシが走行する通路は実質的に中央に配置された円筒又
はロールブラシの通路とは重ならない地上の通路範囲を
残してしまう。
これは、地上に清掃されない区域を残すばかりでな
く、またほこりやごみが蓄積された区域、すなわちロー
ルブラシが拾い上げことができなかった側方及び前方ブ
ラシによって集められたごみのある区域を残すことにな
る。
さらに、車輪の操縦角度が増加すると、実質的に地面
に平行でかつ機械の長手方向に直角な回転軸線を有する
ロールブラシは、地上を横滑りさせるのを増すような通
路すなわちロールブラシの軸線に平行な大きな成分を有
する通路に沿って、引きずられるようになる。
このような横滑り運動は、ロールブラシを構成する剛
毛をこのロールブラシの軸線方向に向けるようにする。
これは、きびしい急カーブを切るとき、ロールブラシが
ねじられその軸線方向に沿って平らになりそのためロー
ルブラシがもはやその基本的な地面清掃作用を正しく行
うことができなくなりまたごみ物質を垂直のコンベアに
導くことが全てできなくなる結果を招来する。さらにこ
のようなロールブラシのねじれはこのブラシの摩耗を増
大させそのため頻繁にこれを取替える必要が生じること
が理解される。
大きな寸法の機械により、機動性はまた、作業の行わ
れている区域の運転者によって直接見える範囲がなくな
ることにより影響を受ける。種々の可視ミラーを使用す
ることによってこの問題を部分的に解決することができ
るだけである。
さらに、従来の機械のエンジンが、投棄場所又は焼却
炉への走行中に適当な速度を得るためより高くその出力
を定められたならば、その結果は貧弱な街路操縦性の無
力な機械の部品となることに留意すべきである。
実際に、様々な街路清掃作用を行うためには、非常に
低い速度で長期間にわたって作動することができ、また
制御に対して急激の応動のないこの非常に低い速度で作
動することができそれにより全ての動きが簡単かつ正確
な方法で制御できるような動力装置が必要となる。
従来の機械を大型にしまたその動力を増大させること
によって、一層高い垂直コンベアとなりごみ貯蔵箱がき
わめて大きくなるというような別の欠点が生じる。これ
はごみ貯蔵箱がほとんどその縁まで満たされた時でさえ
も、貯蔵箱に十分な充填を保証しようとするからであ
る。
地面に近い区域から貯蔵箱のほぼ全体の高さにわたっ
てかけ渡されかつ大きな応力を受ける、ごみコンベアか
き板を保持するチェーンは、所期どおりに常に緊張して
いるとは限らない。このチェーンがたるんでいることは
コンベアの効率を減少させることになる。
このような欠点のため、上記の型の街路清掃機械は現
在では比較的小型に作られ、またその作業工程の終わり
に、拾い上げたごみを長い距離にわたって輸送するのに
数時間以上も続く著しい中断を伴わずに上記のような作
業上の要求を満たすことはできない。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような事態に鑑み、本発明の技術的な課題は、上
記の型のしかも大型の機械であって上記の欠点を実質的
に解消できるような機械を発明することである。
この技術的課題において、本発明の重要な目的は、大
型で、大きな負荷容量であり、また道路及び主要道路に
わたって十分な走行速度を有していながらしかも効率的
で容易に操縦することができ、また街路清掃作業中の制
御が便利である機械を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕 上記の技術的課題と明確にした目的とは、縦方向に長
いフレームを具備し、このフレームには、急カーブを切
るときその軸線が共に収束する前輪及び後輪と、運転台
と、セータ部材と、この貯蔵箱と、清掃されるべき表面
に実質的に平行でかつ前記縦方向に直角な対称軸線を有
するロールブラシと、前記ロールブラシから前記貯蔵箱
へごみを運搬するごみコンベアとが少なくとも取付けら
れている、ごみを拾い上げかつ輸送するための街路清掃
機械において、前記車輪の全ての連結されこれらの車輪
を全て操縦車輪となし、また急カーブを切るときこれら
車輪の回転軸線が前記ロールブラシの対称軸線の延長線
付近の操縦中心に収束するよう前記車輪を位置させるよ
うにする操縦部材を具備していることを特徴とする街路
清掃機械によって実質的に達成されるものである。
〔実施例〕
本発明の特徴と利点は添付図面と関連する本発明の機
械の好適な実施態様についての以下の記載からさらに明
瞭となる。
図面を参照すると、本発明の街路清掃機械はその全体
が符号1で示されている。
簡単にかつ特に第1図を参照すると、この機械1は、
その頂部に運転台3を、また底部にこの特定の例では駆
動車輪である2つの前輪4a及び4bと2つの後輪5a及び5b
を、堅く固定したフレーム2を具備している。図中aは
その前進方向に対して右側の車輪を、bは同じく左側の
車輪を示す。各車輪は勿論、軸線又は回転軸線を有し、
操縦時にこれら軸線は一緒に一点に集中、すなわち収束
するようになっている。
フレーム2は縦方向に長く、この縦方向は実際には機
械1の前方進行方向と一致している。この長さ方向に平
行に右側フレームと左側フレームとからなる2つの縦方
向側部フレームがあり、この側部フレームに車輪が配置
される。
フレーム2の後方部分にはごみ貯蔵箱が取付けられ、
この貯蔵箱の内側にはその上昇位置に一列のフイルタ7
とこのフイルタバンク7の下流側に置かれた吸入ダクト
の第1の部分8aが設けられている。吸入ダクトの第2の
部分8bは第1の部分8aをフレーム2に固定された吸入タ
ービン9に連結する。
フイルタバンク7は一組のモジュール要素7aからな
り、このモジュール要素7aは実質的に貯蔵箱6の長さ全
体にわたってかつ減少された高さの上方に延びている。
これらのモジュール要素はそのシート(座部)に別々に
組付けられまたこのシートから取りはずすことができ
る。
連続した偏心揚程部が取付けられている回転ロッドか
ら形成された揺動子7bがモジュール要素7aの下側に配置
されそして間けつ的にその回転運動中フイルタを打ちフ
イルタからほこりを振り落とすようにする。
ごみコンベア10は、実質的にフレーム2の幅にわたっ
て貯蔵箱6の前方に実質的に垂直方向に延び、貯蔵箱に
形成された頂部開口を介して貯蔵箱6に連通している。
貯蔵箱6の下方でかつコンベア10からわずかに後方の
位置に、ロールブラシ11が設けられている。このロール
ブラシ11は対称の軸線12を有し、この軸線はまたこのロ
ールブラシの回転軸線でもあり、清掃すべき表面に平行
にかつ機械1のフレーム2の縦方向に直角に位置してい
る。
堅いハウジング15がロールブラシ11を保持し、また各
側部フレーム上に、フレームに枢着された一対の揺動可
能平行要素16によって支持され、関節接合された四辺形
を形成するようにしている。
水タンク17がコンベア10と吸入タービン9との間に設
けられ、そしてロールブラシ11の前方に、ごみをロール
ブラシ11に向けるための2つの反対方向に回転するカッ
プ状のブラシ18aがフレームの横方向に配設されてい
る。第3の、位置調節可能ブラシ18bが、フレーム2の
前方に配置される。
第2図に示されるように、この機械1は有利に四輪操
縦装置が設けられ、そして前輪操縦装置と後輪駆動装置
とは本来同等に作動され、それにより全車輪の回転軸線
と一致する各直線の交点からもたらされる機械1の操縦
中心13が、ロールブラシ11の対称軸線12の延長線の近く
に、又は前記ロールブラシ11の母線12aによって区画形
成される帯状部分に少なくとも接近して位置するように
なっている。
ロールブラシ11が、機械1の実質的に内側に配置され
ているが平常時は前輪と後輪との中間には位置していな
いので、前輪4a,4bのそれぞれの操縦角度αとβは後輪5
a,5bのそれぞれの操縦角度δとγとは異なる。
さらに第2図には、全車輪駆動であって操縦中心13が
軸線12の近くにあるとき又は前輪のみの駆動であってそ
のため第2の操縦中心14が後輪軸線上にあるときに、急
カーブを切る際にロールブラシ11の一端部11aによって
描かれる経路13a,14aが示されている。前者の場合はロ
ールブラシ11の清掃帯状体域はカップ状ブラシ18aによ
って清掃される区域と重なるが、後者の場合は、カップ
状ブラシ18によってもロールブラシ11によっても清掃さ
れない帯状体域が残されることがわかる。最後に、第2
図は2つの最小操縦半径13b,14bを示し、半径13bは本発
明によって与えられるように、半径14bよりも明らかに
小さい。
前方駆動車輪4a,4bと後方車輪5a,5bのための操縦部材
22が第4図に示されている。
同図は運転台3に、2重制御ができる2つの同時制御
部署、又は道路交通規則により交互に操作する左もしく
は右の操縦ハンドル19aと19bとからなる選択操作部署が
設けられている。2つの操縦ハンドルの間の運転台3の
中心位置にダッシュボード20が設けられこのダッシュボ
ード20は必要に応じ左操縦ハンドル19a又は右操縦ハン
ドル19bに対面する方向に向きを変えることができる。
2重式制御の例においては、右制御部署又は左制御部署
の選択は、操縦する際見える範囲がどちら側であるかに
よってきめる。
ダッシュボード20の内部には、キー20bを持った制御
ノブ20aが設けられ通常の前輪操縦に設定するか又は全
車輪同時操縦に設定するかのいずれかにしている。
2つのアングル駆動装置21が、操縦車輪19aと19bをま
たこれらを操縦部材22に連結し、この操縦部材22はまず
第1にそれ自体公知の油圧作動操縦機構23を具備し、こ
の油圧機構23には、貯蔵器27、フイルタ28及びポンプ29
を有するユニット26によって圧力下に油が供給される。
油圧作動操縦機構23は、車輪4aに直接取付けられた第
1レバー24aに連結されている運動要素又はリンク機構2
4を介して右側前輪4aを制御する。
前記第1レバー24aの一端は、第1油圧作動シリンダ3
1の中で動く第1ピストン30のロッドに連結されてい
る。第1シリンダ31は2つの第1ライン32を介して同様
の第2油圧作動シリンダ33に油圧で連通し、第2油圧作
動シリンダ33はそのロッドが第2レバー35aによって右
側後輪5aに連結されている第2ピストン34を有する。
第1シリンダ31と第2シリンダ33には第1配管32が設
けられ、その第1の流体作動装置25は閉じられ第1レバ
ー24aに堅く連結され、また図示の例では右側車輪4a,5a
が取付けられている右側のフレーム2の縦方向にある車
輪4aと5aの操縦が確実に同時に行われるようにしてい
る。実際上は、要素31,32,33は堅い“油圧棒”を形成
し、第1シリンダ31の中のピストン30の各運動は第2シ
リンダ33の中の第2ピストン34の運動と厳密に一致しな
ければならない。
したがって、前記したようなフレーム2の幅に近い寸
法の適宜の幅を持ったごみコンベア10により生じる隔壁
がなくなり、前輪と後輪とが強固に連結されることにな
る。さらに前輪4bと後輪5bとの操縦作用をそれぞれ調和
して作動させる、機械的な前部伝動要素と後部伝動要素
が設けられる。
前部伝動要素36は第1レバー24aから延びそして左側
前輪4bに直接取付けられた第3レバー36aに連結されて
いる。
後部伝動要素37は第2レバー35aから延びそして左側
後輪5bに直接取付けられた第4レバー37aに連結されて
いる。
第2の流体作動装置40は油圧作動操縦機構23に連結す
るように配設されそして油圧棒が取付けられている側と
は反対側のフレーム2の左側に沿って延びている。この
第2流体作動装置40は、左側前輪4bの第3レバー36aが
取付けられた第3シリンダ38と、後輪5bの第4レバー37
aが取付けられた第4シリンダ39と、シリンダ38と39と
を相互に連結する第2配管41とを具備している。
有利には空気作動部材を有するロック組立体42は、比
較的高速走行の場合のような、後輪5aと5bの操縦機構が
不作動とされる時に後部伝動要素37をロックするよう作
動する。
圧縮空気が第1の電気式空気分配器43からロック組立
体42に供給される。
後輪がロックされることにより、第2の電気式分配器
41aは配管41と32を介して作動し第2及び第4のシリン
ダ33と39を不作動とする。
第4図はまた、第3の電気式分配器32aが第1の配管3
2中に連結され油圧の流れ全体を制御するところを示し
ていることが注意されるべきである。
機械1は第6図に示されるような2つのモータを具備
する運動部材によって前方に向かって駆動される。第1
ガソリンエンジン44は、実線と破線との両者によって全
体が示されかつギアボックス又は速度伝動装置46からの
運動を受け取りこれを差動歯車47に伝達する一連の歯車
45aを有する駆動装置45からなる連結部を介して、機械
1の前方への駆動を速くすることができる。
遅い速度の前方への走行のため、機械1は、トップス
ピードギアに噛み合うギアボックス46で駆動されるポン
プ49から作動される第2油圧作動モータ48を用いる。こ
の場合、第6図の鎖線で示される連結部は連結状態であ
り、そして破線で示されかつ歯車45aを有する駆動装置4
5は連結が解かれている。
第1図と第5図はまた、垂直ごみコンベア10が、その
上方部分に駆動シャフト50をまたその下方部分に副シャ
フト51を具備していることを示している。駆動シャフト
50は2つの自己調心軸受52上に取付けられ、また2つの
可動プレート53上に担持されている。可動プレート53は
コンベア10の壁54を横切って垂直方向に動くことがで
き、そして緊張部材によって上方に向けて引張られる。
コンベア10は各壁54に、レバー55、壁54に溶接されかつ
このレバーを支持するトラニオン56、及びレバー55の一
端に取付けられた第1スプリング57を具備している。
さらに、各可動プレート53を付勢しかつ第2スプリン
グ59により安定されているカム58が設けられている。実
際上は、カム58は最初の又は抵抗の基本位置合せを行う
ために用いられ、またレバー55はゆるみを調節するため
に用いられる。
駆動シャフト50は中空であり、そしてその一端に、ス
クリューリンク61により駆動シャフト50に接するよう保
持された小さな油圧モータ60のピンシャフト60aを担持
している。これにより可動プレート53と油圧モータ60と
の間には直接の連結がなくなる。キー62は油圧モータ60
の回転を阻止し、また下降及び上昇される駆動シャフト
50上をこのモータ60が動くことができるようにする。一
対の第1スプロケットホイール63が駆動シャフト50にそ
の両端付近で固定され、また副シャフト51上に取付けら
れた第2スプロケットホイール65の周りを走行する2つ
のチェーン64を担持する。かき板10aがチェーン64に取
付けられロールブラシ11からごみ物質を受け取りそして
これを貯蔵箱6の中に放出するようにしている。
機械1は以下のように作動する。
運動者の選択で、全車輪操縦又は前輪だけの操縦のど
ちらかが行われる。全車輪操縦はしかし、清掃作用のた
めに意図される。
要約すると、操縦部材22は油圧作動操縦機構23を介し
て右側前輪4aに作用し、そして第1流体作動装置25を介
して操縦のための指令が右側後輪5aに伝達される。
機械的伝達要素36,37が右側前輪4aの運動を左側前輪4
bに、また右側後輪5aの運動を左側後輪5bに、同等に伝
達するよう作動する。
第2流体作動装置40は最後に左側前輪4bと左側後輪5b
とを相互に連結するよう作動する。
流体作動装置25及び40と伝達要素36,37とはレバー24
a,35a,36a,37aを介して車輪と連結し、そしてこれらレ
バーの寸法が各車輪の操縦角度を決定する。
ロールブラシ11の位置が車輪に対して知られると、本
発明により、前記レバーの寸法が決められ、車輪の軸線
が、ロール11の対称軸線12によって区画形成される直線
に接近した一点に収束するように作用する操縦角度α,
β,γ,及びδが得られるようにする。車輪軸線の交点
によって形成される操縦中心はしたがって操縦作用の範
囲により機械1のフレーム2に多少接近するようにな
る。
清掃作用中、最適な制御部署が、清掃作用を直接目で
見て監視するのに関連して用いられ、そしてこの機械1
はその推進のために、非常に低速での操縦に融通性と簡
潔さを保証する油圧モータ48を用いる。一方において、
投棄場所又は焼却炉への路上走行中はガソリンエンジン
44が用いられ、そして後輪操縦はロックされる。貯蔵箱
6が大きな寸法である場合でもごみの貯蔵箱への導入は
コンベア10によって効率的に行うことができ、このコン
ベアの構造は前輪と後輪との間の機械的な連結部の存在
によって絶対的なものとなり、またそのチェーン64は、
モータ60がチェーン駆動シャフト50のいかなる揺動にも
追従することにより常に緊張状態に保持される。
さらに、ロールブラシ11の位置が、機械1の操縦中心
が何時もロールブラシ軸線の延長線付近にあることによ
ってのみでなくまた揺動可能要素16によって形成された
関節接合の四辺形のため地面との接触が常に正確に測定
されるために、何時も正確に保持されるということに注
目すべきである。
前記関節接合の四辺形の存在によって、路上走行中モ
ータ44を使用してロールブラシ11を持ち上げることもで
きる。
〔発明の効果〕
本発明により重要な利点が得られる。
事実、この清掃機械の機動性はこれが大型であるにも
かかわらず良好である。
前輪の操縦角度が後輪の操縦角度と異なりまたその操
縦中心がロールブラシ軸線の近くにある、車輪のために
用いられるこの操縦方法は、きびしい急カーブ操作のと
きでさえも地面の上のロールブラシの適当なスベリが得
られる。これにより、ロールブラシが損傷しその効率と
寿命が低下することになるような、その軸線に平行な方
向でのねじれを何ら受けないようになる。さらに、清掃
されない区域やごみの跡が何ら地上に残されない。
ここに用いられる操縦装置は全輪操縦が正確な方法で
同時作動が可能であり、ごみコンベアの存在によって表
わされる隔壁の障害をなくすことができる。
実際に、流体作動操縦装置のための連結配管は、少し
の空間を占めるにすぎず、そのため苦労せずに長い曲が
りくねった通路を介して設置することができる。
2つの異なったモータを有するこの機械の推進は、必
要時の高い走行速度と清掃中の低くかつ容易に制御され
る速度との要求を満たすことができる。
第1のガソリンエンジンは第2のモータと共に作動時
に停止する必要はなくそして駆動車輪に対する駆動を変
えるには機械的部材を連結するか又は連結を解除するか
十分であることに注目されるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を切断して示す側面図、 第2図は完全に操縦をロックした状態のもとでの機械の
ブラシが通過する経路を示す図、 第3図は第1図の機械を図解的に示す、一部を切断した
後面図、 第4図は操縦車輪のために設けられた流体作動装置と運
動要素を示す図、 第5図は第1図に示す垂直ごみコンベアの上方部分の縦
断面図、 第6図はある制御部材を図解的に示す図である。 1……街路清掃機械、2……フレーム、 3……運転台、4a,4b……前輪、 5a,5b……後輪、6……ごみ貯蔵箱、 10……ごみコンベア、11……ロールブラシ、 12……軸線、13……操縦中心、 22……操縦部材、23……油圧作動機構、 25……流体作動装置、31,33……シリンダ、 32……配管、36,37……伝達要素、 44……第1エンジン、48……油圧作動モータ、 49……ポンプ、50……駆動シャフト。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦方向に長いフレーム(2)を具備し、こ
    のフレームには、急カーブを切るときその軸線が共に収
    束する前輪(4a,4b)及び後輪(5a,5b)と、運転台
    (3)と、モータ部材(44,48)と、ごみ貯蔵箱(6)
    と、清掃されるべき表面に実質的に平行でかつ前記縦方
    向に直角な対称軸線(12)を有するロールブラシ(11)
    と、前記ロールブラシ(11)から前記貯蔵箱(6)へご
    みを運搬するごみコンベア(10)とが少なくとも取付け
    られている、ごみを拾い上げかつ輸送するための街路清
    掃機械において、前記車輪(4a,4b,5a,5b)の全てに連
    結されこれらの車輪を全て操縦車輪となし、また急カー
    ブを切るときこれら車輪(4a,4b,5a,5b)の回転軸線が
    前記ロールブラシ(11)の対称軸線(12)の延長軸付近
    の操縦中心(13)に収束するよう前記車輪(4a,4b,5a,5
    b)を位置させるようにする操縦部材(22)を具備して
    いることを特徴とする街路清掃機械。
  2. 【請求項2】前記操縦部材(22)が、相互に異なる前輪
    (4a,4b)用操縦角度と後輪(5a,5b)用操縦角度を区画
    形成するようになっており、前記ロールブラシ(11)が
    前記前輪(4a,4b)と前記後輪(5a,5b)の中間位置から
    偏倚している、請求項1に記載の機械。
  3. 【請求項3】前記操縦部材(22)が、前記前輪(4a,4
    b)と後輪(5a,5b)とを操縦するため、シリンダ(31,3
    3)を有する少なくとも1つの流体作動装置(25)を具
    備し、このシリンダ(31,33)は、少なくとも1つの前
    記前輪(4a)と少なくとも1つの前記後輪(5a)に連結
    し、また前記縦方向に平行の前記フレーム(2)の側部
    に連結された前記シリンダ(31,33)のための配管(3
    2)を有し、前記フレーム(2)は前記ごみコンベア(1
    0)により、前記縦方向を横断する方向に貫通されてい
    る請求項1に記載の機械。
  4. 【請求項4】前記操縦部材(22)が、前記前輪(4a,4
    b)にそれぞれ連結する第1及び第3のレバー(24a,36
    a)と、前記後輪(5a,5b)にそれぞれ連結する第2及び
    第4のレバー(35a,37a)と、前記第1のレバー(24a)
    と前記第3のレバー(36a)とを介して前記前輪(4a,4
    b)の1つに連結する油圧作動操縦機構(23)と、同一
    の第1及び第2の流体作動シリンダ(31,33)を有しま
    た前記レバーを介して前記前輪(4a,4b)の1つと前記
    後輪(5a,5b)の1つにそれぞれ連結しさらに前記シリ
    ンダ(31,33)を相互に連結しかつ前記フレーム(2)
    の一側に沿って延在する第1の流体作動装置(25)と、
    前記前輪(4a,4b)間及び前記後輪(5a,5b)間をそれぞ
    れ連結する機械的な第1及び第2の伝達要素(36,37)
    とを具備している請求項3に記載の機械。
  5. 【請求項5】前記操縦部材(22)がさらに、前記第1の
    流体作動装置(25)から解放された前記前輪(4a,4b)
    の1つと前記後輪(5a,5b)の1つとに連結する第2の
    流体作動装置(40)を具備し、前記第2の流体作動装置
    が、前記第1の配管(32)から独立した前記フレーム
    (2)の側部に沿って延在する第2の配管(41)を有し
    ている請求項4に記載の機械。
  6. 【請求項6】前記操縦部材(22)が、作動時前記後輪
    (5a,5b)の操縦を阻止するためロックするよう制御す
    ることのできるロック組立体(42)を具備し、前記ロッ
    ク組立体(42)が、路上走行中この機械を安定させるよ
    うに配設されている請求項3に記載の機械。
  7. 【請求項7】前記操縦部材(22)を制御するため、前記
    運転台(3)に、前記縦方向を横切る方向に沿って並ん
    で位置する2つの操縦ハンドル(19a,19b)と、前記操
    縦ハンドル(19a,19b)の中間にありかつこれら操縦ハ
    ンドルに向かって回動可能なダッシュボード(20)とが
    設けられている請求項3に記載の機械。
  8. 【請求項8】高速走行用の第1のガソリンエンジン(4
    4)と作業時の機械の低速前進運動用の第2の油圧作動
    モータ(48)とが設けられている請求項1に記載の機
    械。
  9. 【請求項9】前記第2のモータ(48)を作動するため、
    ポンプ(49)と、前記第1のエンジン(44)と前記ポン
    プ(49)との間に介在しかつ連結が解除されるよう制御
    することのできる駆動装置(45)とが設けられている請
    求項8に記載の機械。
  10. 【請求項10】前記フレーム(2)を横断して取付けら
    れている前記ごみコンベア(10)が、移送かき板(10
    a)と、前記かき板(10a)に連結しかつスプロケットホ
    ィール(63,65)の周りを走行するチェーン(64)と、
    前記スプロケットホィール(63,65)に連結する駆動シ
    ャフト(50)及び副シャフト(51)と、前記駆動シャフ
    ト(50)上に直接担持され前記駆動シャフト(50)を回
    転するための駆動モータ(60)と、前記駆動シャフト
    (50)の緊張部材(55〜59)と、前記シャフトを支持す
    るため設けられている可動プレート(53)とを具備して
    いる請求項3に記載の機械。
  11. 【請求項11】前記緊張部材(55〜59)が、前記駆動シ
    ャフト(50)の各端部に、レバー(55)と、前記レバー
    (55)が枢着された固定トラニオン(56)と、前記レバ
    ー(55)に作用しこのレバー(55)が1つの前記可動プ
    レート(53)に作用するようにしている第1のスプリン
    グ(57)と、前記可動プレート(53)を押しつけるよう
    にするカム(58)と、前記カム(58)を位置させるため
    の第2のスプリング(59)とを具備している請求項10に
    記載の機械。
  12. 【請求項12】前記ロールブラシ(11)が前記ごみコン
    ベア(10)と前記後輪(5a,5b)との間に配置され、前
    記ロールブラシ(11)を支持するため前記フレーム
    (2)上に支持されかつ関節接合の四辺形を形成するよ
    う配設された揺動可動要素(16)が設けられている請求
    項10に記載の機械。
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