JP2720249B2 - 自動巻線機のコア保持機構と巻線方法 - Google Patents
自動巻線機のコア保持機構と巻線方法Info
- Publication number
- JP2720249B2 JP2720249B2 JP4186102A JP18610292A JP2720249B2 JP 2720249 B2 JP2720249 B2 JP 2720249B2 JP 4186102 A JP4186102 A JP 4186102A JP 18610292 A JP18610292 A JP 18610292A JP 2720249 B2 JP2720249 B2 JP 2720249B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- rod
- chuck
- holding mechanism
- magnet
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性体コアにコイルを
巻回する自動巻線機に係り、特に、コア保持機構の構造
と、この保持機構を用いた巻線方法に関するものであ
る。
巻回する自動巻線機に係り、特に、コア保持機構の構造
と、この保持機構を用いた巻線方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来の自動巻線機において、
コアを保持する方法としては、コレットチャックでコア
の端部を挟んで保持する方法が一般に用いられている。
ところが、コアの寸法が1〜3mm程度の小さなものに
なってくると、コアをチャックの所定の位置に正確に保
持させることが難しく、自動巻線機に対してコアを円滑
に供給できなくなる問題があった。
コアを保持する方法としては、コレットチャックでコア
の端部を挟んで保持する方法が一般に用いられている。
ところが、コアの寸法が1〜3mm程度の小さなものに
なってくると、コアをチャックの所定の位置に正確に保
持させることが難しく、自動巻線機に対してコアを円滑
に供給できなくなる問題があった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、小さなコアであっても自動巻
線機のチャックの正しい位置に確実に保持できるコア保
持機構と、この保持機構を用いた巻線方法を提供しよう
とするものである
線機のチャックの正しい位置に確実に保持できるコア保
持機構と、この保持機構を用いた巻線方法を提供しよう
とするものである
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロッドの前端
に固定した磁石でコアを仮保持した後、ロッドの外側に
配置したチャックで所定の位置に確実に保持するように
したコア保持機構の構成と、この保持機構を用いた巻線
方法を特徴とするものである。すなわち、本発明による
自動巻線機のコア保持機構は、非磁性体からなる細長い
ロッドと、このロッドの前端に固定された磁石と、先端
が開閉可能なチャックとを具え、このチャックが、ロッ
ドと平行な方向に延び且つロッドを介して対向した少な
くとも一対の挟持片を有しているとともに、チャックと
ロッドがそれぞれ独立して前後方向に移動自在で、且つ
チャックが前後方向の軸を中心にしてロッドと共に回転
可能になされた構成を特徴とする。また、本発明は、こ
のような構成のコア保持機構を用いて、側面に凹部が形
成された磁性体コアにコイルを巻線する方法において、
磁石の前面に非磁性体からなる突起を設けておき、ロッ
ドを前進させてコアの凹部にこの突起を挿入し磁石でコ
アを吸着した後、チャックを前進させて挟持片の先端部
でコアを挟んで保持し、この状態でチャックをロッドと
共に回転させることによってコアに線材を巻回し、次い
で、ロッドを後退させてコアから磁石を分離してからチ
ャックを開いてコアを開放し、さらに、このコアの脱磁
処理を行うことを特徴とする。
に固定した磁石でコアを仮保持した後、ロッドの外側に
配置したチャックで所定の位置に確実に保持するように
したコア保持機構の構成と、この保持機構を用いた巻線
方法を特徴とするものである。すなわち、本発明による
自動巻線機のコア保持機構は、非磁性体からなる細長い
ロッドと、このロッドの前端に固定された磁石と、先端
が開閉可能なチャックとを具え、このチャックが、ロッ
ドと平行な方向に延び且つロッドを介して対向した少な
くとも一対の挟持片を有しているとともに、チャックと
ロッドがそれぞれ独立して前後方向に移動自在で、且つ
チャックが前後方向の軸を中心にしてロッドと共に回転
可能になされた構成を特徴とする。また、本発明は、こ
のような構成のコア保持機構を用いて、側面に凹部が形
成された磁性体コアにコイルを巻線する方法において、
磁石の前面に非磁性体からなる突起を設けておき、ロッ
ドを前進させてコアの凹部にこの突起を挿入し磁石でコ
アを吸着した後、チャックを前進させて挟持片の先端部
でコアを挟んで保持し、この状態でチャックをロッドと
共に回転させることによってコアに線材を巻回し、次い
で、ロッドを後退させてコアから磁石を分離してからチ
ャックを開いてコアを開放し、さらに、このコアの脱磁
処理を行うことを特徴とする。
【0005】
【実施例】図1に本発明の自動巻線機におけるコア保持
機構の一実施例を示す。非磁性体からなる細長いロッド
10の前端には磁石20が固定してあり、さらにその前端の
ほぼ中央には、非磁性体からなる小さな突起30が設けて
ある。また、ロッド10の外側には、ロッド10と平行な方
向に延び且つロッド10を介して対向した一対の挟持片を
有するチャック40を配置してある。チャック40の先端、
すなわち一対の挟持片の先端部は開閉可能にしてある。
ロッド10とチャック40は、前後方向、すなわち図で矢印
A、B方向にそれぞれ独立して移動自在にしてある。ま
た、ロッド10は、チャック40と共に前後方向の軸を中心
にして回転可能になされている。
機構の一実施例を示す。非磁性体からなる細長いロッド
10の前端には磁石20が固定してあり、さらにその前端の
ほぼ中央には、非磁性体からなる小さな突起30が設けて
ある。また、ロッド10の外側には、ロッド10と平行な方
向に延び且つロッド10を介して対向した一対の挟持片を
有するチャック40を配置してある。チャック40の先端、
すなわち一対の挟持片の先端部は開閉可能にしてある。
ロッド10とチャック40は、前後方向、すなわち図で矢印
A、B方向にそれぞれ独立して移動自在にしてある。ま
た、ロッド10は、チャック40と共に前後方向の軸を中心
にして回転可能になされている。
【0006】50は、この巻線機に適合する形状に成形し
たコアの一例を示している。磁性体からなる平板状のコ
ア50は、巻線部51の両端に鍔52を有し、一方の鍔52の側
面に形成した半円形の窪みに導体を被着して電極53を設
けてある。また、他方の鍔52の側面の中央には、突起30
に対応した形の凹部54が形成してある。
たコアの一例を示している。磁性体からなる平板状のコ
ア50は、巻線部51の両端に鍔52を有し、一方の鍔52の側
面に形成した半円形の窪みに導体を被着して電極53を設
けてある。また、他方の鍔52の側面の中央には、突起30
に対応した形の凹部54が形成してある。
【0007】次に、このコア保持機構を用いて、磁性体
コア50にコイルを巻線する方法について、図1〜図4を
参照して説明する。まず、図1の状態からロッド10を前
進させて、コア50の凹部54に突起30を挿入し、磁石20で
コア50を吸着することにより、図2のようにコア50を磁
石20で仮保持する。突起30と凹部54は、共に先細の形状
に成形し、両者の位置が多少ずれていた場合でも、挿入
されるに従い正確に位置決めされるようにするとよい。
コア50にコイルを巻線する方法について、図1〜図4を
参照して説明する。まず、図1の状態からロッド10を前
進させて、コア50の凹部54に突起30を挿入し、磁石20で
コア50を吸着することにより、図2のようにコア50を磁
石20で仮保持する。突起30と凹部54は、共に先細の形状
に成形し、両者の位置が多少ずれていた場合でも、挿入
されるに従い正確に位置決めされるようにするとよい。
【0008】次いで、図3のようにチャック40を前進さ
せて、その先端でコア50を挟んで保持する。そして、コ
イル線材60の一端を一方の電極53に接続した後、コア50
を保持したチャック40をロッド10と共に矢印方向に回転
することにより、コア50の巻線部51に線材60を巻回す
る。なお、図3における符号70は、線材60に張力を与え
るためのテンションローラである。
せて、その先端でコア50を挟んで保持する。そして、コ
イル線材60の一端を一方の電極53に接続した後、コア50
を保持したチャック40をロッド10と共に矢印方向に回転
することにより、コア50の巻線部51に線材60を巻回す
る。なお、図3における符号70は、線材60に張力を与え
るためのテンションローラである。
【0009】巻線を終えて線材60の巻端部を他方の電極
53に接続したら、図4のようにロッド10を後退させてコ
ア50から磁石を分離し、さらに、チャック40を開いてコ
ア50を解放する。この後、例えば図5のように、巻線を
施したコア50をベルトコンベア80に載せ、消磁器85上を
移動しながら順次コア50の脱磁処理を行う。本発明が対
象とする寸法が小さいコア50は、巻線した後で比較的高
い周波数領域で使用されるもので、コア50の磁性材料と
しては一般的にNi・Zn系フェライトなどの軟磁性体
が用いられる。このため、比較的弱い交番磁界を加える
だけで容易に脱磁することができる。
53に接続したら、図4のようにロッド10を後退させてコ
ア50から磁石を分離し、さらに、チャック40を開いてコ
ア50を解放する。この後、例えば図5のように、巻線を
施したコア50をベルトコンベア80に載せ、消磁器85上を
移動しながら順次コア50の脱磁処理を行う。本発明が対
象とする寸法が小さいコア50は、巻線した後で比較的高
い周波数領域で使用されるもので、コア50の磁性材料と
しては一般的にNi・Zn系フェライトなどの軟磁性体
が用いられる。このため、比較的弱い交番磁界を加える
だけで容易に脱磁することができる。
【0010】なお、板状のコア50の例で説明したが、コ
アは板状に限らず、例えば図6のような円形の鍔92を具
えたコア90を用いてもよい。同図の符号94は凹部54と同
様な働きをする円錐形の凹部である。この場合にはロッ
ドの前面に設けられる突起も凹部94に合わせた円錐形と
される。また、一対の挟持片からなるチャック40と板状
のロッド10に代えて、丸棒状のロッドの周囲を囲むよう
に複数の挟持片を配置したコレットチャックを用いるよ
うにしてもよい。
アは板状に限らず、例えば図6のような円形の鍔92を具
えたコア90を用いてもよい。同図の符号94は凹部54と同
様な働きをする円錐形の凹部である。この場合にはロッ
ドの前面に設けられる突起も凹部94に合わせた円錐形と
される。また、一対の挟持片からなるチャック40と板状
のロッド10に代えて、丸棒状のロッドの周囲を囲むよう
に複数の挟持片を配置したコレットチャックを用いるよ
うにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、寸法が数mm程度の小
さなコアであっても自動巻線機のチャックの正しい位置
に確実に装着することができ、巻線の自動化が容易とな
る。
さなコアであっても自動巻線機のチャックの正しい位置
に確実に装着することができ、巻線の自動化が容易とな
る。
【図1】 本発明のコア保持機構の一実施例を示す一部
切欠斜視図
切欠斜視図
【図2】 同コア保持機構の動作説明図
【図3】 同コア保持機構の動作説明図
【図4】 同コア保持機構の動作説明図
【図5】 脱磁工程の概念図
【図6】 コアの他の構成例を示す斜視図
【符号の説明】 10 ロッド 20 磁石 30 突起 40 チャック 50 コア 54 凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 非磁性体からなる細長いロッドと、該ロ
ッドの前端に固定された磁石と、先端が開閉可能なチャ
ックとを具え、該チャックが、ロッドと平行な方向に延
び且つロッドを介して対向した少なくとも一対の挟持片
を有しているとともに、チャックとロッドがそれぞれ独
立して前後方向に移動自在で、且つチャックが前後方向
の軸を中心にしてロッドと共に回転可能になされている
ことを特徴とする自動巻線機のコア保持機構。 - 【請求項2】 請求項1のコア保持機構を用いて、側面
に凹部が形成された磁性体コアにコイルを巻線する方法
であって、磁石の前面に非磁性体からなる突起を設けて
おき、ロッドを前進させてコアの凹部に該突起を挿入し
磁石でコアを吸着した後、チャックを前進させて挟持片
の先端部でコアを挟んで保持し、この状態でチャックを
ロッドと共に回転させることによってコアに線材を巻回
し、次いで、ロッドを後退させてコアから磁石を分離し
てからチャックを開いてコアを開放し、さらに、該コア
の脱磁処理を行うことを特徴とする巻線方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4186102A JP2720249B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 自動巻線機のコア保持機構と巻線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4186102A JP2720249B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 自動巻線機のコア保持機構と巻線方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH065454A JPH065454A (ja) | 1994-01-14 |
| JP2720249B2 true JP2720249B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=16182402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4186102A Expired - Lifetime JP2720249B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 自動巻線機のコア保持機構と巻線方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2720249B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57159229U (ja) * | 1981-03-31 | 1982-10-06 | ||
| JPS60149108A (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-06 | Nippon Ferrite Ltd | 巻線ヘツド |
| JPS60149111A (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-06 | Nippon Ferrite Ltd | 巻線ヘツド |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4186102A patent/JP2720249B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH065454A (ja) | 1994-01-14 |
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