JP2719938B2 - 冶金用電気炉の炉壁電極 - Google Patents
冶金用電気炉の炉壁電極Info
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- JP2719938B2 JP2719938B2 JP63263816A JP26381688A JP2719938B2 JP 2719938 B2 JP2719938 B2 JP 2719938B2 JP 63263816 A JP63263816 A JP 63263816A JP 26381688 A JP26381688 A JP 26381688A JP 2719938 B2 JP2719938 B2 JP 2719938B2
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B7/00—Heating by electric discharge
- H05B7/02—Details
- H05B7/06—Electrodes
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冶金用電気炉、特に、直流電流を用いる電
気炉の炉壁電極に関するものである。
気炉の炉壁電極に関するものである。
従来の技術 本発明が属する上記の冶金用電気炉用炉壁電極は、特
に、炉壁を貫通した中実な金属製棒体を含み、この中実
な金属製棒体の一端は炉内の溶融金属と接触し、その他
方の先端は、冷却用循環流体によって強力に冷却された
熱伝導性材料製のスリーブの内部に収容された部分を介
して、炉の外に向って突き出ており、炉から突き出た上
記金属製棒体の先端には、給電端子に接続された導電性
プラグが設けられており、この導電性プラグは組合せ手
段によって上記金属製棒体の先端と一体化されている。
に、炉壁を貫通した中実な金属製棒体を含み、この中実
な金属製棒体の一端は炉内の溶融金属と接触し、その他
方の先端は、冷却用循環流体によって強力に冷却された
熱伝導性材料製のスリーブの内部に収容された部分を介
して、炉の外に向って突き出ており、炉から突き出た上
記金属製棒体の先端には、給電端子に接続された導電性
プラグが設けられており、この導電性プラグは組合せ手
段によって上記金属製棒体の先端と一体化されている。
この形式の電極はフランス国特許公開第2,572,873号
に記載されている。この特許公報に図示された組合せ手
段は、導電性プラグのネジ切りされた凹部中に上記金属
製棒体の下端ネジ部を螺合させる方法によって構成され
ている。
に記載されている。この特許公報に図示された組合せ手
段は、導電性プラグのネジ切りされた凹部中に上記金属
製棒体の下端ネジ部を螺合させる方法によって構成され
ている。
発明が解決しようとする課題 導電性プラグのネジに金属製棒体を螺合する上記構造
は、加工が困難で且つコストがかかるという問題の他
に、互いに螺合した２つの部材（導電性プラグと金属製
棒体）の螺合ネジ部が長い間に分離し、この分離した部
分で微小なアークが生じ、最後には２つの部材が破損す
るという欠点がある。
は、加工が困難で且つコストがかかるという問題の他
に、互いに螺合した２つの部材（導電性プラグと金属製
棒体）の螺合ネジ部が長い間に分離し、この分離した部
分で微小なアークが生じ、最後には２つの部材が破損す
るという欠点がある。
この欠点は、スリーブ（ニップル）にネジを切って螺
合するという別の解決法を採った場合でも同じである。
合するという別の解決法を採った場合でも同じである。
これに代わる解決方法は容易ではない。例えば、ロウ
付けも考えられるが、互いに組み合わされる２つの部材
（導電性プラグと金属製棒体）の間の全接触面をきちん
とロウ付けすることは不可能であるため、ロウ付けを用
いることはできない。
付けも考えられるが、互いに組み合わされる２つの部材
（導電性プラグと金属製棒体）の間の全接触面をきちん
とロウ付けすることは不可能であるため、ロウ付けを用
いることはできない。
本発明の目的は、上記の欠点を解決し、金属製棒体と
導電性プラグとの間に良好な機械的および電気的接触状
態を永久に維持でき、接触面の電気抵抗を最小限にする
ことが可能な組合せ方法を提示することにある。
導電性プラグとの間に良好な機械的および電気的接触状
態を永久に維持でき、接触面の電気抵抗を最小限にする
ことが可能な組合せ方法を提示することにある。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するための本発明による組合せ手段
は導電性プラグを貫通した植込みボルトによって構成さ
れ、この植込みボルトは金属製棒体の炉から突き出た部
分と螺合し且つその下部表面の所は導電性プラグの外周
部にボルト止めされている。
は導電性プラグを貫通した植込みボルトによって構成さ
れ、この植込みボルトは金属製棒体の炉から突き出た部
分と螺合し且つその下部表面の所は導電性プラグの外周
部にボルト止めされている。
上記組合せ手段は、熱膨張作用でネジ結合が弛まない
ように、冷却時に予め応力を加えた状態で締め付けられ
ているのが好ましい。
ように、冷却時に予め応力を加えた状態で締め付けられ
ているのが好ましい。
本発明は、直流アーク炉の炉床に取り付けた電極の縦
断面を示す添付図面を参照した以下の詳細な説明からよ
り良く理解できるであろう。
断面を示す添付図面を参照した以下の詳細な説明からよ
り良く理解できるであろう。
なお、図示されてはいるが本発明の特徴ではない部分
の詳細な説明は、必要があれば、前述のフランス国特許
公開第2,572,873号を参照されたい。
の詳細な説明は、必要があれば、前述のフランス国特許
公開第2,572,873号を参照されたい。
ここでは、中実な円柱形の金属製の棒体４が炉底１を
貫通し、その上部先端が溶融金属６に接しているという
ことだけを述べておけば十分であろう。
貫通し、その上部先端が溶融金属６に接しているという
ことだけを述べておけば十分であろう。
実施例 上記金属製の棒体４は炉のシェルモールドを貫通して
おり、炉から突き出た部分７は、円筒形のスリーブ８に
囲まれており、その下部先端は円筒形のプラグ９に当接
している。上記スリーブ８とプラグ９は導電性材料、好
ましくは、銅でできている。冷却水は側部導管13を介し
て導入され、スリーブ８の螺旋状溝11を流れてそれを冷
却した後、側部導管15を介して排出される。
おり、炉から突き出た部分７は、円筒形のスリーブ８に
囲まれており、その下部先端は円筒形のプラグ９に当接
している。上記スリーブ８とプラグ９は導電性材料、好
ましくは、銅でできている。冷却水は側部導管13を介し
て導入され、スリーブ８の螺旋状溝11を流れてそれを冷
却した後、側部導管15を介して排出される。
プラグ９は空洞部25を備え、この空洞部25の内部には
冷却システム26が配置されている。この冷却システム26
は冷却水の導入管34と排出管35に連通している。
冷却システム26が配置されている。この冷却システム26
は冷却水の導入管34と排出管35に連通している。
図示した実施例では、電気的接続用のプレート39が、
少なくとも一枚の冷却フィン41を介して、給電端子に接
続されたケーブル42に連結されている。スリーブ８とプ
ラグ９との電気的接続は、“板ばね”型接触部材43によ
って行われている。
少なくとも一枚の冷却フィン41を介して、給電端子に接
続されたケーブル42に連結されている。スリーブ８とプ
ラグ９との電気的接続は、“板ばね”型接触部材43によ
って行われている。
なお、プラグ９と給電端子とを直接電気的に接続する
こともできる。
こともできる。
さらに、支持アーム49を介してプラグ９の下に端部リ
ング48を固定し、上記プレート39の下側に支持すること
もできる。
ング48を固定し、上記プレート39の下側に支持すること
もできる。
本発明では、プラグ９と棒体４の外周部に分布された
複数のボルト60によって、棒体４とプラグ９の対向面が
互いに機械的且つ電気的に接触した状態に維持されてい
る。各植込みボルト61はプラグ９の孔62を貫通して、棒
体４の下部先端のネジ孔63と螺合している。一方、各植
込みボルト61の他方の端部には座金64と固定ナット65が
取り付けられている。各ボルトは、冷却状態で予め応力
下に締め付けられていて、加熱時のボルトの膨張作用を
補償するようになっている。
複数のボルト60によって、棒体４とプラグ９の対向面が
互いに機械的且つ電気的に接触した状態に維持されてい
る。各植込みボルト61はプラグ９の孔62を貫通して、棒
体４の下部先端のネジ孔63と螺合している。一方、各植
込みボルト61の他方の端部には座金64と固定ナット65が
取り付けられている。各ボルトは、冷却状態で予め応力
下に締め付けられていて、加熱時のボルトの膨張作用を
補償するようになっている。
上記の端部リング48には、上記ボルトを挿入するのに
必要な穴が形成されている。
必要な穴が形成されている。
図面上では、ボルト60は１本しか図示していないが、
このボルト60は、プラグと棒体４の外周に等間隔にボル
トを配置するのに必要な数だけ設けることができるとい
うことは明らかである。
このボルト60は、プラグと棒体４の外周に等間隔にボル
トを配置するのに必要な数だけ設けることができるとい
うことは明らかである。
添付図面は、直流アーク炉の炉床に取り付けた電極の縦
断面である。 （主な参照番号） 1:炉底、4:金属製棒体、6:溶融金属、7:金属製棒体の炉
から突き出た部分、8:スリーブ、9:プラグ、11:螺旋状
溝、13、15:冷却水導管、25:空洞部、26:冷却システ
ム、34、35:冷却水の導入管および排出管、39:電気的接
続用のプレート、41:冷却フィン、42:ケーブル、43:
“板ばね”型接触部材、48:端部リング、49:支持アー
ム、60:ボルト、61:植込みボルト、64:座金、65:固定ナ
ット
断面である。 （主な参照番号） 1:炉底、4:金属製棒体、6:溶融金属、7:金属製棒体の炉
から突き出た部分、8:スリーブ、9:プラグ、11:螺旋状
溝、13、15:冷却水導管、25:空洞部、26:冷却システ
ム、34、35:冷却水の導入管および排出管、39:電気的接
続用のプレート、41:冷却フィン、42:ケーブル、43:
“板ばね”型接触部材、48:端部リング、49:支持アー
ム、60:ボルト、61:植込みボルト、64:座金、65:固定ナ
ット
Claims (1)
- 【請求項１】炉壁を貫通した金属製棒体（４）を有し、
この金属製棒体の一端は炉内の溶融金属と接触し、この
金属製棒体の炉から突き出た部分は熱伝導性材料で作ら
れたスリーブ（８）によって取り囲まれており、このス
リーブ（８）は循環冷却流体によって強力に冷却されて
おり、金属製棒体（４）の上記の炉から突き出た部分の
延長上には導電性プラグ（９）が配置されており、この
導電性プラグ（９）は給電端子に接続されており、導電
性プラグ（９）は組合せ手段によって金属製棒体（４）
の上記の炉から突き出た部分と一体化されているような
冶金用電気炉、特に直流電気炉用の炉底電極において、 組合せ手段（60）が導電性プラグ（９）を貫通した植込
みボルト（61）によって構成され、この植込みボルト
（61）は金属製棒体（８）の上記の炉から突き出た部分
と螺合し且つ導電性プラグ（９）の外周にボルト止めさ
れており、この植込みボルト（61）は冷却状態で予め応
力を加えた状態で締め付けられていることを特徴とする
炉底電極。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8714466A FR2622078B1 (fr) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | Electrode de paroi pour four metallurgique electrique |
| FR8714466 | 1987-10-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01130493A JPH01130493A (ja) | 1989-05-23 |
| JP2719938B2 true JP2719938B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=9355980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63263816A Expired - Fee Related JP2719938B2 (ja) | 1987-10-20 | 1988-10-19 | 冶金用電気炉の炉壁電極 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2719938B2 (ja) |
| DE (1) | DE3835785C2 (ja) |
| FR (1) | FR2622078B1 (ja) |
| IT (1) | IT1225246B (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2652890B1 (fr) * | 1989-10-11 | 1995-01-20 | Siderurgie Fse Inst Rech | Dispositif de connexion electrique destine a etre place en paroi d'un recipient metallurgique au contact d'un metal en fusion. |
| DE4026897C2 (de) * | 1990-08-23 | 1994-05-05 | Mannesmann Ag | Metallische Bodenelektrode für metallurgische Gefäße |
| DE4138724C2 (de) * | 1991-11-19 | 1997-05-28 | Mannesmann Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Instandsetzung einer Elektrode |
| ATA20694A (de) * | 1994-02-03 | 2000-12-15 | Voest Alpine Ind Anlagen | Bodenanode für ein metallurgisches gefäss |
| DE19529984C1 (de) * | 1995-08-04 | 1996-10-31 | Mannesmann Ag | Bodenelektrode für einen mit Gleichstrom betriebenen Lichtbogenofen und Verfahren zum Betreiben des Ofens |
| DE29602191U1 (de) * | 1996-02-08 | 1996-03-21 | Badische Stahl-Engineering GmbH, 77694 Kehl | Bodenelektrode |
| DE19815154C1 (de) * | 1998-03-27 | 1999-08-05 | Mannesmann Ag | Boden eines metallurgischen Gefäßes mit einer Gleichstromlichtbogeneinrichtung |
| JP2008038440A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Tsuchiya Tsco Co Ltd | 隙間材 |
| DE102020005129B4 (de) * | 2020-08-21 | 2024-05-16 | Technische Universität Bergakademie Freiberg, Körperschaft des öffentlichen Rechts | Kohlenstoffärmere und kohlenstofffreie Elektroden für den Einsatz in der Stahlmetallurgie |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR518356A (fr) * | 1913-12-13 | 1921-05-24 | Fried Krup Ag | électrodes de sole à refroidissement pour fours électriques de fusion |
| SE431443B (sv) * | 1979-03-23 | 1984-02-06 | Bulten Kanthal Ab | Elektrod for uppvermning av glasmassa |
| GB2057828B (en) * | 1979-08-29 | 1983-07-20 | Bfg Glassgroup | Furnace electrode assembly |
| FR2566984B1 (fr) * | 1984-06-27 | 1986-12-19 | Siderurgie Fse Inst Rech | Dispositif de connexion electrique destine a etre place en paroi d'un recipient metallurgique au contact d'un metal en fusion |
| FR2572873B1 (fr) * | 1984-11-06 | 1988-12-02 | Siderurgie Fse Inst Rech | Electrode de paroi pour four metallurgique electrique a courant continu |
| FR2577311B1 (fr) * | 1985-02-11 | 1987-03-06 | Siderurgie Fse Inst Rech | Dispositif de connexion electrique destine a etre place en paroi d'un four metallurgique a courant continu. |
| DE3543278C1 (de) * | 1985-12-05 | 1987-07-02 | Mannesmann Ag | Ofengefaess eines Gleichstrom-Lichtbogenofens mit Bodenelektroden sowie zugehoerige Bodenelektrode |
-
1987
- 1987-10-20 FR FR8714466A patent/FR2622078B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-10-12 IT IT8809501A patent/IT1225246B/it active
- 1988-10-19 JP JP63263816A patent/JP2719938B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1988-10-20 DE DE3835785A patent/DE3835785C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IT1225246B (it) | 1990-11-02 |
| JPH01130493A (ja) | 1989-05-23 |
| FR2622078A1 (fr) | 1989-04-21 |
| FR2622078B1 (fr) | 1990-03-09 |
| DE3835785A1 (de) | 1989-05-03 |
| DE3835785C2 (de) | 1997-10-23 |
| IT8809501A0 (it) | 1988-10-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |