JP2718834B2 - マルチシーン記録媒体の再生装置及び方法 - Google Patents
マルチシーン記録媒体の再生装置及び方法Info
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、映画等のプログラムを例えば光ディス
ク、CD−ROMの記録媒体に記録し、しかも、上記プログ
ラムについては、データ列を各種選択でき、ユーザのシ
ーン選択の自由度を拡大したマルチシーン記録媒体の再
生装置及び方法に関する。
ク、CD−ROMの記録媒体に記録し、しかも、上記プログ
ラムについては、データ列を各種選択でき、ユーザのシ
ーン選択の自由度を拡大したマルチシーン記録媒体の再
生装置及び方法に関する。
背景技術 従来の映画は、時系列の映像であり、同時進行する複
数のシーンの映像は存在しない。例えば視聴者が見る映
像を表シーンとすると、視聴者は表シーンのみしか見る
ことはできない。しかしながら、例えばスペースシャト
ル内部のシーン(表シーン)と地上管理塔のシーン(裏
シーン)があるように、現実には、同時に進行する複数
のシーンがある。従来の映画では、複数のシーンがあっ
てもこれを時系列につなげて演出や編集を行っている。
また、オペラを例にとると、ユーザは、全体シーンを連
続して見たい人、オペラ歌手の口元をズームアップで見
たい人、あるいは指揮者の表情をズームアップで見たい
人等、人によっては見たいシーンやタイミングが様々で
ある。テレビ放送技術においては、マルチ画面を利用し
て、同時進行する表シーンと裏シーンを映出することが
できる。例えば、遠距離から撮像した映像と、ズームア
ップした映像の両方を、2つのチャンネルを利用して伝
送し、ユーザは、好きなタイミングで好きなシーンを選
択することができる。
数のシーンの映像は存在しない。例えば視聴者が見る映
像を表シーンとすると、視聴者は表シーンのみしか見る
ことはできない。しかしながら、例えばスペースシャト
ル内部のシーン(表シーン)と地上管理塔のシーン(裏
シーン)があるように、現実には、同時に進行する複数
のシーンがある。従来の映画では、複数のシーンがあっ
てもこれを時系列につなげて演出や編集を行っている。
また、オペラを例にとると、ユーザは、全体シーンを連
続して見たい人、オペラ歌手の口元をズームアップで見
たい人、あるいは指揮者の表情をズームアップで見たい
人等、人によっては見たいシーンやタイミングが様々で
ある。テレビ放送技術においては、マルチ画面を利用し
て、同時進行する表シーンと裏シーンを映出することが
できる。例えば、遠距離から撮像した映像と、ズームア
ップした映像の両方を、2つのチャンネルを利用して伝
送し、ユーザは、好きなタイミングで好きなシーンを選
択することができる。
しかしながら、記録媒体に記録済のプログラム情報
は、表シーンのみであり、ユーザが裏シーンを選択する
自由はない。また、映画制作者は、プログラムの編集の
自由度が制限されている。またプログラムの編集によっ
て裏、表のシーンを時系列的につなげることができる
が、ユーザにとっては選択のタイミングの自由度が制限
される。
は、表シーンのみであり、ユーザが裏シーンを選択する
自由はない。また、映画制作者は、プログラムの編集の
自由度が制限されている。またプログラムの編集によっ
て裏、表のシーンを時系列的につなげることができる
が、ユーザにとっては選択のタイミングの自由度が制限
される。
テレビ放送技術においては、複数のチャンネルを利用
して、同時進行する表シーンと裏シーンを放送制作側で
送出することができる。しかしながら、記録媒体に記録
済のプログラム情報は、表シーンのみであり、ユーザが
裏シーンを選択する自由はない。
して、同時進行する表シーンと裏シーンを放送制作側で
送出することができる。しかしながら、記録媒体に記録
済のプログラム情報は、表シーンのみであり、ユーザが
裏シーンを選択する自由はない。
(1A)そこでこの発明では、記録媒体に記録済のプログ
ラム情報であっても、表シーンのみならず、ユーザに裏
シーンを選択する自由を与えることができるマルチシー
ン記録媒体の再生装置及び方法を提供することを目的と
する。
ラム情報であっても、表シーンのみならず、ユーザに裏
シーンを選択する自由を与えることができるマルチシー
ン記録媒体の再生装置及び方法を提供することを目的と
する。
(1B)またこの発明は、記録媒体に記録済のプログラム
情報であっても、時間的に一部の裏シーンを選択するこ
とができるマルチシーン記録媒体の再生装置及び方法を
提供することを目的とする。
情報であっても、時間的に一部の裏シーンを選択するこ
とができるマルチシーン記録媒体の再生装置及び方法を
提供することを目的とする。
(1C)またこの発明は、記録媒体にマルチシーン情報を
記録しても、ユーザに応じて視聴許可シーンと視聴非許
可シーンを設定することができるマルチ画像記録媒体の
再生装置及び方法を提供することを目的とする。
記録しても、ユーザに応じて視聴許可シーンと視聴非許
可シーンを設定することができるマルチ画像記録媒体の
再生装置及び方法を提供することを目的とする。
発明の開示 この発明に係る記録媒体は、一部に管理領域を有し、
他の領域にデータ領域を有し、前記データ領域には、少
なくとも、第1の複数のプログラム小節を有した第1の
プログラム章と、前記第1のプログラム章に関連する第
2の複数のプログラム小節とを有した第2のプログラム
章とからなる複数種のプログラム情報が記録され、前記
管理領域には、前記第1と第2のプログラム章が存在す
ることを示すマルチシーン構成情報が記録されている記
録媒体である。
他の領域にデータ領域を有し、前記データ領域には、少
なくとも、第1の複数のプログラム小節を有した第1の
プログラム章と、前記第1のプログラム章に関連する第
2の複数のプログラム小節とを有した第2のプログラム
章とからなる複数種のプログラム情報が記録され、前記
管理領域には、前記第1と第2のプログラム章が存在す
ることを示すマルチシーン構成情報が記録されている記
録媒体である。
そして再生装置及び方法は、上記マルチシーン構成情
報を読取り、前記第1と第2のプログラム章の切換えを
前記小節単位で任意に自由に切り換えて再生できるよう
にしたものである。
報を読取り、前記第1と第2のプログラム章の切換えを
前記小節単位で任意に自由に切り換えて再生できるよう
にしたものである。
上記の手段により、ユーザに対して種々のシーンの選
択の自由を与えることができ、また制作者にとっても新
しいコンセプトの編集の可能性を与えることができる。
択の自由を与えることができ、また制作者にとっても新
しいコンセプトの編集の可能性を与えることができる。
またこの発明では特に、マルチシーンが再生される場
合、視聴者に対してシークレットキー入力を要求するよ
うにし、シークレットキー入力が正常な場合に希望のシ
ーンを再生できるようにしたものである。
合、視聴者に対してシークレットキー入力を要求するよ
うにし、シークレットキー入力が正常な場合に希望のシ
ーンを再生できるようにしたものである。
図面の簡単な説明 図1はこの発明の一実施例による再生装置を示す図。
図2Aはこの発明のディスクの情報領域を示す図、図2B
はデータフォーマットの例を示す図。
はデータフォーマットの例を示す図。
図3Aと図3Bは上記ディスクのデータ列例を示す図。
図4A〜図4Cは上記再生装置によるメニュー画面の表示
例を示す図。
例を示す図。
図5A〜図5Cは同じく上記再生装置によるメニュー画面
の表示例を示す図。
の表示例を示す図。
図6は同じく上記再生装置によるメニュー画面の表示
例を示す図。
例を示す図。
図7は同じく上記再生装置によるメニュー画面の表示
例を示す図。
例を示す図。
図8A〜図8Cそれぞれ上記ディスクの管理領域の情報テ
ーブルの例を示す図。
ーブルの例を示す図。
図9Aは、上記ディスクのデータ列の他の例を示し、図
9B〜図9Dはそれぞれ上記ディスクの管理領域の情報テー
ブルの例を示す図。
9B〜図9Dはそれぞれ上記ディスクの管理領域の情報テー
ブルの例を示す図。
図10は上記再生装置によるメニュー画面の他の例を示
す図。
す図。
図11は上記再生装置の動作例を説明するために示した
フローチャート。
フローチャート。
図12は同じく再生装置の動作例を説明するために示し
たフローチャート。
たフローチャート。
図13は上記再生装置のシーン切り換え時の動作を説明
するために示したデータ列の例を示す図。
するために示したデータ列の例を示す図。
図14は同じく再生装置のシーン切り換え時の動作を説
明するために示したデータ列の例を示す図。
明するために示したデータ列の例を示す図。
図15は上記再生装置の動作例を説明するために示した
フローチャート。
フローチャート。
図16は同じく再生装置の動作例を説明するために示し
たフローチャート。
たフローチャート。
図17は同じく再生装置の動作例を説明するために示し
たフローチャート。
たフローチャート。
図18A上記再生装置による画面表示例を示す図、図18B
はディスクのデータ列例を示す図。
はディスクのデータ列例を示す図。
図19は上記再生装置の動作例を説明するために示した
フローチャート。
フローチャート。
図20A〜図20Cは上記再生装置による画面表示例を示す
図。
図。
図21Aは上記ディスクのデータ列のさらに他の例を示
し、図21Bは上記データ列を処理する再生装置の一部を
示している。
し、図21Bは上記データ列を処理する再生装置の一部を
示している。
図22Aは上記ディスクのデータ列のさらにまた他の例
を示し、図22Bは上記データ列を処理するフローチャー
トの例を示している。
を示し、図22Bは上記データ列を処理するフローチャー
トの例を示している。
発明を実施するための最良の形態 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1はこの発明の記録媒体(例えば光ディスク、以下
単純にディスクと称する)100を記録再生装置(アクセ
ス装置)に装填した状態を示している。
単純にディスクと称する)100を記録再生装置(アクセ
ス装置)に装填した状態を示している。
デイスク100は、ターンテーブル101上に載置され、モ
ータ102により回転駆動される。今、再生モードである
とすると、ディスク100に記録された情報は、ピックア
ップ手段103によりピックアップされる。ピックアップ
手段103は、ピックアップ駆動部104により移動制御及び
トラッキング制御されている。ピックアップ手段103の
出力は、変調及び復調部201に入力されて復調される。
ここで復調された復調データは、エラー訂正データ処理
部202に入力されて、エラー訂正された後、データ列処
理部203に入力される。データ列処理部203は、ビデオ情
報、字幕及び文字情報、オーディオ情報を分離して導出
する。つまりディスク100には、後述するようにビデオ
情報に対応して字幕及び文字情報、オーディオ情報が記
録されているからである。この場合、字幕及び文字情報
やオーディオ情報としては、各種の言語を選択すること
ができ、これはシステム制御部204の制御に応じて選択
される。システム制御部204に対しては、ユーザによる
操作入力が操作部205を通して与えられる。
ータ102により回転駆動される。今、再生モードである
とすると、ディスク100に記録された情報は、ピックア
ップ手段103によりピックアップされる。ピックアップ
手段103は、ピックアップ駆動部104により移動制御及び
トラッキング制御されている。ピックアップ手段103の
出力は、変調及び復調部201に入力されて復調される。
ここで復調された復調データは、エラー訂正データ処理
部202に入力されて、エラー訂正された後、データ列処
理部203に入力される。データ列処理部203は、ビデオ情
報、字幕及び文字情報、オーディオ情報を分離して導出
する。つまりディスク100には、後述するようにビデオ
情報に対応して字幕及び文字情報、オーディオ情報が記
録されているからである。この場合、字幕及び文字情報
やオーディオ情報としては、各種の言語を選択すること
ができ、これはシステム制御部204の制御に応じて選択
される。システム制御部204に対しては、ユーザによる
操作入力が操作部205を通して与えられる。
さらにまた、上記ディスク100には、例えば映画の情
報が記録されているものとすると、ユーザが選択可能な
複数のシーンが記録されている。このために再生装置
は、ユーザの操作に応じて、データ列処理部203、シス
テム制御部204、操作部205は、データ列制御手段、シー
ン選択手段を構築している。
報が記録されているものとすると、ユーザが選択可能な
複数のシーンが記録されている。このために再生装置
は、ユーザの操作に応じて、データ列処理部203、シス
テム制御部204、操作部205は、データ列制御手段、シー
ン選択手段を構築している。
データ列処理部203で分離されたビデオ情報は、ビデ
オ処理部206に入力され、表示装置の方式に対応したデ
コード処理が施される。例えばNTSC、PAL、SECAM、ワイ
ド画面、等に変換処理される。ビデオ処理部206でデコ
ードされたビデオ信号は、加算器207に入力され、ここ
で字幕及び文字情報と加算され、この加算出力は出力端
子209に導出される。またデータ列処理部203で選択され
分離されたオーディオ情報は、オーディオ処理部211に
入力されて復調され、出力端子212に導出される。
オ処理部206に入力され、表示装置の方式に対応したデ
コード処理が施される。例えばNTSC、PAL、SECAM、ワイ
ド画面、等に変換処理される。ビデオ処理部206でデコ
ードされたビデオ信号は、加算器207に入力され、ここ
で字幕及び文字情報と加算され、この加算出力は出力端
子209に導出される。またデータ列処理部203で選択され
分離されたオーディオ情報は、オーディオ処理部211に
入力されて復調され、出力端子212に導出される。
デコード部としてのオーディオ処理部は、オーディオ
処理部211の他にオーディオ処理部213を有し、他の言語
の音声を再生して出力端子214に出力することもできる
(この機能については後述する)。
処理部211の他にオーディオ処理部213を有し、他の言語
の音声を再生して出力端子214に出力することもできる
(この機能については後述する)。
上記の装置は、記録も可能であり、この場合は、入力
端子301から記録ビデオ信号が入力され、入力端子302か
ら記録オーディオ信号が入力される。この場合は、ビデ
オ処理部206はビデオエンコーダとして動作し、オーデ
ィオ処理部211は、オーディオエンコーダとして動作す
る。データ列処理部203は、記録情報のフォーマッタと
して動作し、またエラー訂正データ処理部202は、エラ
ーコード付加部として動作する。このように処理された
データは、変調及び復調部201の変調部201で変調され、
ピックアップ部103に記録情報として送られる。
端子301から記録ビデオ信号が入力され、入力端子302か
ら記録オーディオ信号が入力される。この場合は、ビデ
オ処理部206はビデオエンコーダとして動作し、オーデ
ィオ処理部211は、オーディオエンコーダとして動作す
る。データ列処理部203は、記録情報のフォーマッタと
して動作し、またエラー訂正データ処理部202は、エラ
ーコード付加部として動作する。このように処理された
データは、変調及び復調部201の変調部201で変調され、
ピックアップ部103に記録情報として送られる。
上記したように、この発明で用いられるディスク100
には、互いに関連した複数のプログラム情報(マルチシ
ーンプログラム情報)を格納している。このために、再
生装置は、ユーザの指定により複数のプログラム情報の
中から任意のものを再生したり、途中で一方のプログラ
ム情報再生状態から、他方のプログラム情報再生状態に
移行することができる。
には、互いに関連した複数のプログラム情報(マルチシ
ーンプログラム情報)を格納している。このために、再
生装置は、ユーザの指定により複数のプログラム情報の
中から任意のものを再生したり、途中で一方のプログラ
ム情報再生状態から、他方のプログラム情報再生状態に
移行することができる。
またビデオ情報に対応して各種の言語の言語情報と、
音楽情報や環境音情報とを含むオーディオ情報が記録さ
れ、また各種の言語の字幕情報が記録されている。これ
らの情報のいずれの情報を再生するかを決めるために、
データ列処理部203、システム制御部204、操作部205
は、データ列制御手段、シーン選択手段を構築してい
る。
音楽情報や環境音情報とを含むオーディオ情報が記録さ
れ、また各種の言語の字幕情報が記録されている。これ
らの情報のいずれの情報を再生するかを決めるために、
データ列処理部203、システム制御部204、操作部205
は、データ列制御手段、シーン選択手段を構築してい
る。
次に、この発明で用いられるディスク、その記録フォ
ーマット、及びその利用方法等の概要に付いて説明す
る。
ーマット、及びその利用方法等の概要に付いて説明す
る。
この発明に係わるディスクは、例えば映画を記録して
いるものであれば、この映画のシーンを複数系列有す
る。また上記映画に対応して、複数の言語情報も記録さ
れている。さらにこの映画に対応して複数の言語による
字幕情報も記録されている。
いるものであれば、この映画のシーンを複数系列有す
る。また上記映画に対応して、複数の言語情報も記録さ
れている。さらにこの映画に対応して複数の言語による
字幕情報も記録されている。
図2Aは上記ディスク10の情報領域を示している。ディ
スク10の内周側には、管理領域があり、この管理領域の
外周側にデータ領域がある。管理領域には、後述するよ
うにデータ領域のプログラムを管理するための管理デー
タが記録されている。データ領域には、サブコード、サ
ブピクチャー、オーディオ、ビデオ等の情報つまりプロ
グラムが記録されている。
スク10の内周側には、管理領域があり、この管理領域の
外周側にデータ領域がある。管理領域には、後述するよ
うにデータ領域のプログラムを管理するための管理デー
タが記録されている。データ領域には、サブコード、サ
ブピクチャー、オーディオ、ビデオ等の情報つまりプロ
グラムが記録されている。
まず、データ領域にどの様な情報が書き込まれている
かを図2Bを参照して説明する。
かを図2Bを参照して説明する。
図2Bはデータ領域の、データユニットDUT(Data Uni
t)#0の内容を拡張して示している。データユニットD
UT#0には、先頭にサブコード(SUB−CODE)が存在
し、次にサブピクチャー(SUB−PICTURE)、オーディオ
(AUDIO)、ビデオ(VIDEO)情報と続いている。サブコ
ード(SUB−CODE)は、データユニットDUT#0の属性情
報である。データユニットのサイズ(情報量)、データ
ユニット内の映像や音声情報の先頭位置、さらには、そ
のデータユニットのための制御情報である。サブピクチ
ャー(SUB−PICTURE)は、例えば字幕情報(プログラム
が映画の場合)、文字情報(プログラムが例えばカラオ
ケや、教育ビデオ等の場合)である。この字幕情報や、
文字情報は、PICTURE #0〜#7があり、それぞれ言語
が異なる、あるいは、幾つかが異なる言語であり、残り
は無信号部となっている。また設問と回答等のように異
なった目的の情報を記録しておくこともできる。オーデ
ィオ(AUDIO)情報は、音楽情報あるいは、それぞれ異
なる言語で最大AUDIO #0〜#7の8つの言語(それぞ
れが再生した場合約1秒分に相当する)で記録されてい
る。また、オーケストラとソロ、カラオケとボーカル等
の使い方もあり、特に制限はない。それぞれのAUDIO情
報は、フレーム単位で記録されており、各フレーム#
0、#1、…は、ヘッダー(HEADER)とデータ(DATA)
で構成されている。ビデオ(VIDEO)情報は、映像の例
えば30フレーム分(再生した場合約1秒となる)を含
む。このビデオ(VIDEO)情報は、高能率符号化画像圧
縮技術が採用されて記録されている。なお、規格によっ
ては、フレーム数は限定されるものではない。また、オ
ーディオ情報については高能率符号化処理が施されてい
る。
t)#0の内容を拡張して示している。データユニットD
UT#0には、先頭にサブコード(SUB−CODE)が存在
し、次にサブピクチャー(SUB−PICTURE)、オーディオ
(AUDIO)、ビデオ(VIDEO)情報と続いている。サブコ
ード(SUB−CODE)は、データユニットDUT#0の属性情
報である。データユニットのサイズ(情報量)、データ
ユニット内の映像や音声情報の先頭位置、さらには、そ
のデータユニットのための制御情報である。サブピクチ
ャー(SUB−PICTURE)は、例えば字幕情報(プログラム
が映画の場合)、文字情報(プログラムが例えばカラオ
ケや、教育ビデオ等の場合)である。この字幕情報や、
文字情報は、PICTURE #0〜#7があり、それぞれ言語
が異なる、あるいは、幾つかが異なる言語であり、残り
は無信号部となっている。また設問と回答等のように異
なった目的の情報を記録しておくこともできる。オーデ
ィオ(AUDIO)情報は、音楽情報あるいは、それぞれ異
なる言語で最大AUDIO #0〜#7の8つの言語(それぞ
れが再生した場合約1秒分に相当する)で記録されてい
る。また、オーケストラとソロ、カラオケとボーカル等
の使い方もあり、特に制限はない。それぞれのAUDIO情
報は、フレーム単位で記録されており、各フレーム#
0、#1、…は、ヘッダー(HEADER)とデータ(DATA)
で構成されている。ビデオ(VIDEO)情報は、映像の例
えば30フレーム分(再生した場合約1秒となる)を含
む。このビデオ(VIDEO)情報は、高能率符号化画像圧
縮技術が採用されて記録されている。なお、規格によっ
ては、フレーム数は限定されるものではない。また、オ
ーディオ情報については高能率符号化処理が施されてい
る。
さらに上記データユニット(DUT)の種類について説
明する。
明する。
図3Aは、あるプログラムの情報の構成列を示してい
る。
る。
ここでは、1つの流れを構成するプログラムをプログ
ラム章(プログラムムーブメント)と呼び、プログラム
章を構成する複数のプログラムをプログラム小節(プロ
グラムバー)と称することにする。プログラム小節は、
さらに図2で説明した複数のデータユニットにより構成
されている。
ラム章(プログラムムーブメント)と呼び、プログラム
章を構成する複数のプログラムをプログラム小節(プロ
グラムバー)と称することにする。プログラム小節は、
さらに図2で説明した複数のデータユニットにより構成
されている。
図3Aの例は、第1と第2のプログラム章(プログラム
ムーブメント)を示しており、第1のプログラム章901
が例えばオーケストラの全体シーンを第1のカメラで撮
像したシーンであり、第2のプログラム章902が例えば
上記オーケストラにおいて指揮者のみをズームアップし
て第2のカメラで撮影したシーンである。このようなプ
ログラムの場合、いずれか一方のプログラム章の映像及
び音声を再生してモニタで視聴することができる。ま
た、点線で示すように、第1のプログラム章901の映像
及び音声を再生してモニタで視聴している途中で、他方
の第2のプログラム章902の映像及び音声を再生してモ
ニタで視聴することができる。つまりユーザにとって
は、シーン選択の自由度がある。図3Aの例では、2つの
プログラム章に示しているが、さらに多くのプログラム
章がディスクに記録されていてもよい。このようなプロ
グラム構成を映画に適用した場合、例えば最初に同居し
ていた複数人の人物が成長した後、それぞれの人物の経
過を追ったプログラムを別々に作成することができる。
ムーブメント)を示しており、第1のプログラム章901
が例えばオーケストラの全体シーンを第1のカメラで撮
像したシーンであり、第2のプログラム章902が例えば
上記オーケストラにおいて指揮者のみをズームアップし
て第2のカメラで撮影したシーンである。このようなプ
ログラムの場合、いずれか一方のプログラム章の映像及
び音声を再生してモニタで視聴することができる。ま
た、点線で示すように、第1のプログラム章901の映像
及び音声を再生してモニタで視聴している途中で、他方
の第2のプログラム章902の映像及び音声を再生してモ
ニタで視聴することができる。つまりユーザにとって
は、シーン選択の自由度がある。図3Aの例では、2つの
プログラム章に示しているが、さらに多くのプログラム
章がディスクに記録されていてもよい。このようなプロ
グラム構成を映画に適用した場合、例えば最初に同居し
ていた複数人の人物が成長した後、それぞれの人物の経
過を追ったプログラムを別々に作成することができる。
図3Bの例は、標準のプログラム章903の経過途中で、
一部期間が、同一時間軸上で進行するマルチシーンの出
力を可能とするプログラムである。このプログラム構成
によると、図3Aの場合よりも、データ量が少なくてよ
い。今、プログラム小節に番号を付して説明する。この
例であるとプログラム小節#1と#2がマルチシーンを
構成している。また、プログラム小節#4、#5、#6
がマルチシーンを構成している。このようなプログラム
の場合、例えば標準プログラム章903がカメラ#0で撮
影されたもの、プログラム小節#4、#5がカメラ2で
撮影されたもの、プログラム小節#6がカメラ3で撮影
されたものとして編集することができる。
一部期間が、同一時間軸上で進行するマルチシーンの出
力を可能とするプログラムである。このプログラム構成
によると、図3Aの場合よりも、データ量が少なくてよ
い。今、プログラム小節に番号を付して説明する。この
例であるとプログラム小節#1と#2がマルチシーンを
構成している。また、プログラム小節#4、#5、#6
がマルチシーンを構成している。このようなプログラム
の場合、例えば標準プログラム章903がカメラ#0で撮
影されたもの、プログラム小節#4、#5がカメラ2で
撮影されたもの、プログラム小節#6がカメラ3で撮影
されたものとして編集することができる。
今、標準プログラム章903が例えばプロ野球のシーン
をカメラ1でバックネット裏から撮影したもとする。プ
ログラム小節#2、#5は、カメラ2で外野スタンドか
ら撮影し、プログラム小節#6は、ライト側スタンドか
ら撮影したものとする。このプログラムが再生された場
合、例えばプログラム小節#0の再生が終わると、プロ
グラム小節#0の最後のフレームでメニュー画面とな
り、ユーザに対してシーン選択の機会を与える。
をカメラ1でバックネット裏から撮影したもとする。プ
ログラム小節#2、#5は、カメラ2で外野スタンドか
ら撮影し、プログラム小節#6は、ライト側スタンドか
ら撮影したものとする。このプログラムが再生された場
合、例えばプログラム小節#0の再生が終わると、プロ
グラム小節#0の最後のフレームでメニュー画面とな
り、ユーザに対してシーン選択の機会を与える。
図4Aはシーン選択の機会を与えるためのメニュー画面
の例である。このメニュー画面であると、例えば「ここ
からはマルチシーンです #1、#2のなかからどれか
1つを選択してください」というふうに表示される。ま
た、プログラム小節#3の再生が終わった時点では、図
4Bに示すように、「ここからはマルチシーンです #
4、#5、#6のなかからどれか1つを選択してくださ
い」というふうに表示される。この表示形式は、図4A、
図4Bの例に限らず、例えば図4Cに示すように、「ここか
らはマルチシーンです #4バックネットアングル、#
5センターアングル、#6一塁側アングル」というふう
に視点を現してもよい。
の例である。このメニュー画面であると、例えば「ここ
からはマルチシーンです #1、#2のなかからどれか
1つを選択してください」というふうに表示される。ま
た、プログラム小節#3の再生が終わった時点では、図
4Bに示すように、「ここからはマルチシーンです #
4、#5、#6のなかからどれか1つを選択してくださ
い」というふうに表示される。この表示形式は、図4A、
図4Bの例に限らず、例えば図4Cに示すように、「ここか
らはマルチシーンです #4バックネットアングル、#
5センターアングル、#6一塁側アングル」というふう
に視点を現してもよい。
ユーザは、再生装置の操作部を操作して、いずれかの
プログラム小節を選択することになる。すると再生装置
は、選択されたプログラム小節を再生する。
プログラム小節を選択することになる。すると再生装置
は、選択されたプログラム小節を再生する。
上記の説明では、マルチシーンの前のプログラム小節
の再生が終わった時点で、図4A〜図4Cに示すようなメニ
ュー画面が表示されるとした。
の再生が終わった時点で、図4A〜図4Cに示すようなメニ
ュー画面が表示されるとした。
しかしこれに限るものではない。例えば、図5Aに示す
ように、プログラム小節#4、#5、#6のそれぞれの
代表的なシーン、あるいは先頭シーンがディスクから読
み取られ、マルチ画面で表示されてもよい。あるいは、
標準プログラム章903のシーンが大きく映されて、他の
プログラム小節#5、#6の代表シーンが図5Bに示すよ
うに小さく表示されて、ユーザにシーンの選択の自由度
を与えるようにしてもよい。
ように、プログラム小節#4、#5、#6のそれぞれの
代表的なシーン、あるいは先頭シーンがディスクから読
み取られ、マルチ画面で表示されてもよい。あるいは、
標準プログラム章903のシーンが大きく映されて、他の
プログラム小節#5、#6の代表シーンが図5Bに示すよ
うに小さく表示されて、ユーザにシーンの選択の自由度
を与えるようにしてもよい。
さらにまた、図5Cに示すように、標準プログラム章90
3を再生中に、プログラム小節#4になったら、例えば
画面の隅に#5、#6のキー情報のみを表示してプログ
ラム小節#4に対応しているプログラム小節#5、#6
が存在することを知らせるようにしてもよい。
3を再生中に、プログラム小節#4になったら、例えば
画面の隅に#5、#6のキー情報のみを表示してプログ
ラム小節#4に対応しているプログラム小節#5、#6
が存在することを知らせるようにしてもよい。
さらに、マルチシーンを知らせる方法としては、図6
に示すように、例えばプログラム小節#4、#5、#6
のそれぞれの代表的なシーンを、サイクル的に例えば2
秒程度、繰り返すようにしてもよい。そして、希望のシ
ーンのときに、ユーザがキー操作を行うようにしてもよ
い。
に示すように、例えばプログラム小節#4、#5、#6
のそれぞれの代表的なシーンを、サイクル的に例えば2
秒程度、繰り返すようにしてもよい。そして、希望のシ
ーンのときに、ユーザがキー操作を行うようにしてもよ
い。
上記の説明は、プログラム章903を再生している途中
において、その一部のプログラム小節区間に、他のプロ
グラム小節が存在しマルチシーンを構成していることを
知らせるものとして説明した。しかしながら、これに限
らず、再生すべきプログラム小節の順序を最初の段階で
ユーザが決定して固定するようにしてもよい。
において、その一部のプログラム小節区間に、他のプロ
グラム小節が存在しマルチシーンを構成していることを
知らせるものとして説明した。しかしながら、これに限
らず、再生すべきプログラム小節の順序を最初の段階で
ユーザが決定して固定するようにしてもよい。
図7は、再生装置にディスクを装填したときに、現れ
るメニューが画面の例である。再生装置は、ディスクの
管理情報を読み取り、マルチシーンが存在することを認
識する。これにより、モニタにメニュー画面を表示させ
る。例えばカメラ#0による画像、カメラ#1による画
像、カメラ#2による画像のいずれかを選択する機会を
与える。カメラ#0に対応したキー情報が与えられる
と、図3Bのデータ列904のプログラム小節を順次再生す
るように設定される。カメラ#1に対応したキー情報が
与えられると、図3Bのデータ列905のプログラム小節を
順次再生するように設定される。カメラ#2に対応した
キー情報が与えられると、図3Bのデータ列906のプログ
ラム小節を順次再生するように設定される。
るメニューが画面の例である。再生装置は、ディスクの
管理情報を読み取り、マルチシーンが存在することを認
識する。これにより、モニタにメニュー画面を表示させ
る。例えばカメラ#0による画像、カメラ#1による画
像、カメラ#2による画像のいずれかを選択する機会を
与える。カメラ#0に対応したキー情報が与えられる
と、図3Bのデータ列904のプログラム小節を順次再生す
るように設定される。カメラ#1に対応したキー情報が
与えられると、図3Bのデータ列905のプログラム小節を
順次再生するように設定される。カメラ#2に対応した
キー情報が与えられると、図3Bのデータ列906のプログ
ラム小節を順次再生するように設定される。
次に、管理領域に記録されている管理情報について説
明する。管理情報は、テーブル化されている。
明する。管理情報は、テーブル化されている。
管理テーブルとしては、図2に示したように、最内周
のボリウムアイデンティティーフィールド(VID)と、
その外周のピクチャーインフォメーションフィールド
(PIF)と、その外周のデータユニットアロケーション
テーブル(DAT)がある。
のボリウムアイデンティティーフィールド(VID)と、
その外周のピクチャーインフォメーションフィールド
(PIF)と、その外周のデータユニットアロケーション
テーブル(DAT)がある。
(VID)は、管理テーブル領域の先頭バイトから書き
込まれ、256バイトを使用してディスク全体の諸元情報
等を示している。例えば、記録されている言語の国を表
す国識別情報等である。
込まれ、256バイトを使用してディスク全体の諸元情報
等を示している。例えば、記録されている言語の国を表
す国識別情報等である。
さらに、図8Aに示すように、マルチシーンを構成する
プログラム章あるいはプログラム小節が存在する場合
は、そのプログラムの組合わせ情報がテーブル化されて
格納されている。図8Aの場合は、図3Bに示したプログラ
ムに関する組合わせ情報である。
プログラム章あるいはプログラム小節が存在する場合
は、そのプログラムの組合わせ情報がテーブル化されて
格納されている。図8Aの場合は、図3Bに示したプログラ
ムに関する組合わせ情報である。
一方、(PIF)のテーブル上には、さらに詳しくプロ
グラム小節のリンクが定義されている。図8Bは、図3Bの
プログラム管理のための(PIF)である。再生されるプ
ログラム小節の番号(例えば先頭アドレス)に対して、
次に再生すべきプログラム小節の番号(例えば先頭アド
レス)が規定されている。#0の次は、#1であり、#
1の次は#3であることが示されている。しかし、この
システムは、#2と#1がマルチシーンを構成している
ことを(VID)の情報により認識している。このため
に、#0の再生が終わったときに、ユーザに対してシー
ン選択の機会を与えるようにソフトウエアが構築されて
いる。つまり、再生装置は、#0の次にすぐに#1の再
生には移行せず、ユーザからの選択情報が入力されるま
で待機状態となる。ユーザが#2を選択した場合、#2
の再生の後は、再生装置は、(PIF)のテーブルのプロ
グラムリンクに従い自動的に#3の再生に移行する。
グラム小節のリンクが定義されている。図8Bは、図3Bの
プログラム管理のための(PIF)である。再生されるプ
ログラム小節の番号(例えば先頭アドレス)に対して、
次に再生すべきプログラム小節の番号(例えば先頭アド
レス)が規定されている。#0の次は、#1であり、#
1の次は#3であることが示されている。しかし、この
システムは、#2と#1がマルチシーンを構成している
ことを(VID)の情報により認識している。このため
に、#0の再生が終わったときに、ユーザに対してシー
ン選択の機会を与えるようにソフトウエアが構築されて
いる。つまり、再生装置は、#0の次にすぐに#1の再
生には移行せず、ユーザからの選択情報が入力されるま
で待機状態となる。ユーザが#2を選択した場合、#2
の再生の後は、再生装置は、(PIF)のテーブルのプロ
グラムリンクに従い自動的に#3の再生に移行する。
#3の再生の後は、再生装置は、再度ユーザからの指
示を待つことになる。これは#3の再生の後に再生する
ように(PIF)のプログラムリンクで示されている#4
は、(VID)の情報により、#5、#6はマルチシーン
を構成することが定義されているからである。#4又は
#5又は#6の再生の後は、自動的に#7の再生に移る
ように(PIF)の中のプログラムリンクテーブルにより
規定されている。
示を待つことになる。これは#3の再生の後に再生する
ように(PIF)のプログラムリンクで示されている#4
は、(VID)の情報により、#5、#6はマルチシーン
を構成することが定義されているからである。#4又は
#5又は#6の再生の後は、自動的に#7の再生に移る
ように(PIF)の中のプログラムリンクテーブルにより
規定されている。
(PIF)には、また各プログラムの諸元情報が記録さ
れる。各プログラム小節毎に例えば16バイトが使用され
る。諸元情報としては、プログラム小節の開始時間、終
了時間、プログラム小節がホームビデオ、映画、音楽、
カラオケ、コンピュータ・グラフィック、インタラクテ
ィブ、ゲーム、コンピュータデータ、プログラム等のい
ずれであるか、音声符号化方式の識別、映像符号化方式
の識別、ピクチャ属性、つまりアスペクト比、PAL、NTS
C等の方式を識別するための情報、画面水平解像度、画
面垂直解像度等の情報がある。また、開始ポインタがあ
り、プログラム小節開始点のデータユニット情報が保存
されているDATアドレスを示すポインタ値が記録されて
いる。
れる。各プログラム小節毎に例えば16バイトが使用され
る。諸元情報としては、プログラム小節の開始時間、終
了時間、プログラム小節がホームビデオ、映画、音楽、
カラオケ、コンピュータ・グラフィック、インタラクテ
ィブ、ゲーム、コンピュータデータ、プログラム等のい
ずれであるか、音声符号化方式の識別、映像符号化方式
の識別、ピクチャ属性、つまりアスペクト比、PAL、NTS
C等の方式を識別するための情報、画面水平解像度、画
面垂直解像度等の情報がある。また、開始ポインタがあ
り、プログラム小節開始点のデータユニット情報が保存
されているDATアドレスを示すポインタ値が記録されて
いる。
次に、(DAT)は、再生しようとするプログラムが決
まり、かつ、そのプログラムの識別が分かった状態で、
データ領域のデータを読み取る場合の物理的な配置を示
す情報をテーブル化して記録されている。
まり、かつ、そのプログラムの識別が分かった状態で、
データ領域のデータを読み取る場合の物理的な配置を示
す情報をテーブル化して記録されている。
(DAT)のテーブルにはパラメータとして、ディスク
上のゾーン番号(NZON)、セクタ番号(NSCT)、トラッ
ク番号(NTRC)、プログラム時間(PTMB)、リンクポイ
ンタ(PNTL)がある。ゾーン番号、トラック番号、セク
タ番号によってそのデータユニットの先頭の記録セクタ
を知ることができる。(NZON)は、データユニット先頭
の記録セクタが所属するゾーン番号である。ゾーン番号
は、記録内周から半径方向に複数トラックを単位に分割
して付され、内周側から順番に0から番号が付されてい
る。1ゾーンは多数のトラックからなる。1ゾーン当た
り2528トラックである。(NTCT)は、トラック内のデー
タユニットの先頭のセクタ番号を示している。セクタ番
号は、そのゾーン内で完結する番号である。(NTRC)
は、ゾーン内のトラック番号を示している。さらに、
(PTMB)は前記データユニット先頭の映像データ(Iピ
クチャ)の時間的位置情報を示すフラッグであり、内容
はプログラム章開始点からの相対経過時間(秒)であ
る。この時間的位置情報は、タイムコードサーチが行わ
れるときに利用される。またこの時間的位置情報は、プ
ログラム時間、絶対時間、残量表示等を行うときに再生
装置側にとり込まれてスタート基準データとして利用さ
れる。(PNTL)は、現データユニット番号と時間的に連
続する次のデータユニット番号を示すためのフラッグで
ある。単位は、データユニット番号に相当し、プログラ
ム終了点などでリンク先が存在しない場合は全ビット
“1"(=0×FFFF)とする。リンクポインタとして有効
な値は、0×0000〜0×FFFFである。
上のゾーン番号(NZON)、セクタ番号(NSCT)、トラッ
ク番号(NTRC)、プログラム時間(PTMB)、リンクポイ
ンタ(PNTL)がある。ゾーン番号、トラック番号、セク
タ番号によってそのデータユニットの先頭の記録セクタ
を知ることができる。(NZON)は、データユニット先頭
の記録セクタが所属するゾーン番号である。ゾーン番号
は、記録内周から半径方向に複数トラックを単位に分割
して付され、内周側から順番に0から番号が付されてい
る。1ゾーンは多数のトラックからなる。1ゾーン当た
り2528トラックである。(NTCT)は、トラック内のデー
タユニットの先頭のセクタ番号を示している。セクタ番
号は、そのゾーン内で完結する番号である。(NTRC)
は、ゾーン内のトラック番号を示している。さらに、
(PTMB)は前記データユニット先頭の映像データ(Iピ
クチャ)の時間的位置情報を示すフラッグであり、内容
はプログラム章開始点からの相対経過時間(秒)であ
る。この時間的位置情報は、タイムコードサーチが行わ
れるときに利用される。またこの時間的位置情報は、プ
ログラム時間、絶対時間、残量表示等を行うときに再生
装置側にとり込まれてスタート基準データとして利用さ
れる。(PNTL)は、現データユニット番号と時間的に連
続する次のデータユニット番号を示すためのフラッグで
ある。単位は、データユニット番号に相当し、プログラ
ム終了点などでリンク先が存在しない場合は全ビット
“1"(=0×FFFF)とする。リンクポインタとして有効
な値は、0×0000〜0×FFFFである。
図8Cには、(DAT)の一部であり、この発明に関係す
る部分を示している。例えば、図3Bのプログラム小節#
0が全時間で3分40秒、プログラム小節#1が全時間で
1分18秒であるとすると、#1とリンクするプログラム
小節#2も全時間で1分18秒で設定されている。これ
は、例えばプログラムがオーケストラの音楽であり、異
なるアングルのシーンが編集されている場合、音楽を連
続させながらシーン選択ができるようにしたためであ
る。図8Cに示すように、(DAT)には、ディスク上のゾ
ーン番号(NZON)、セクタ番号(NSTC)、トラック番号
(NTRC)、リンクポインタ(PNTL)がある。プログラム
時間(PTMB)が、図8Cのデータユニット毎の経過時間に
相当する。つまり(PTMB)は、プログラム小節内の各デ
ータユニット毎の、プログラム小節の先頭から再生した
場合の経過時間を現している。
る部分を示している。例えば、図3Bのプログラム小節#
0が全時間で3分40秒、プログラム小節#1が全時間で
1分18秒であるとすると、#1とリンクするプログラム
小節#2も全時間で1分18秒で設定されている。これ
は、例えばプログラムがオーケストラの音楽であり、異
なるアングルのシーンが編集されている場合、音楽を連
続させながらシーン選択ができるようにしたためであ
る。図8Cに示すように、(DAT)には、ディスク上のゾ
ーン番号(NZON)、セクタ番号(NSTC)、トラック番号
(NTRC)、リンクポインタ(PNTL)がある。プログラム
時間(PTMB)が、図8Cのデータユニット毎の経過時間に
相当する。つまり(PTMB)は、プログラム小節内の各デ
ータユニット毎の、プログラム小節の先頭から再生した
場合の経過時間を現している。
再生すべきプログラムが決まると、システム制御部20
4は、ピックアップ駆動部104を制御して、ピックアップ
103を移動させて、所望のプログラムの記録位置へピッ
クアップを制御する。そして、管理領域から読み取った
管理データとユーザの選択情報や指定情報に従って、再
生を行う。
4は、ピックアップ駆動部104を制御して、ピックアップ
103を移動させて、所望のプログラムの記録位置へピッ
クアップを制御する。そして、管理領域から読み取った
管理データとユーザの選択情報や指定情報に従って、再
生を行う。
図3Bに示したプログラムは、マルチシーンが存在する
場合、リンクするプログラム小節をそれぞれ再生したと
きの時間長は同じにしている。例えば図3Bのプログラム
小節#1と#2をそれぞれ再生したときの経過時間は同
じである。図の例では1分18秒と記されている。
場合、リンクするプログラム小節をそれぞれ再生したと
きの時間長は同じにしている。例えば図3Bのプログラム
小節#1と#2をそれぞれ再生したときの経過時間は同
じである。図の例では1分18秒と記されている。
しかし、音声の連続性が必要でない場合は、図3Bのよ
うなプログラムに限らず、図9Aに示すようなストーリ選
択ができるプログラムであってもよい。例えば図9Aのプ
ログラムの各プログラム小節に番号を付して説明する。
このプログラムは、プログラム小節#0、#1、#5、
#6が第1の主人公を追ったストーリーであり、プログ
ラム小節#0、#2、#3、#6が第2の主人公を追っ
たストーリ、プログラム小節#0、#1、#4、#6が
第3の主人公を追ったストーリで編集されている。マル
チシーン構成されたプログラム小節は、#1と#2、#
5と#4である。このように、マルチストーリの場合
は、#1の再生時の時間長は、#2+#3の再生時の時
間長に必ずしも一致する必要はない。このような情報を
記録したディスクの場合、管理テーブルの(PIF)のプ
ログラムリンクを示すテーブルとして、複数のテーブル
が設けられる。図9Bはストーリ#1を指定した場合に利
用される(PIF)の標準テーブルである。図9Cはストー
リ#2を指定した場合に利用される(PIF)の拡張テー
ブルである。図9Dはストーリ#3を指定した場合に利用
される(PIF)の拡張テーブルである。
うなプログラムに限らず、図9Aに示すようなストーリ選
択ができるプログラムであってもよい。例えば図9Aのプ
ログラムの各プログラム小節に番号を付して説明する。
このプログラムは、プログラム小節#0、#1、#5、
#6が第1の主人公を追ったストーリーであり、プログ
ラム小節#0、#2、#3、#6が第2の主人公を追っ
たストーリ、プログラム小節#0、#1、#4、#6が
第3の主人公を追ったストーリで編集されている。マル
チシーン構成されたプログラム小節は、#1と#2、#
5と#4である。このように、マルチストーリの場合
は、#1の再生時の時間長は、#2+#3の再生時の時
間長に必ずしも一致する必要はない。このような情報を
記録したディスクの場合、管理テーブルの(PIF)のプ
ログラムリンクを示すテーブルとして、複数のテーブル
が設けられる。図9Bはストーリ#1を指定した場合に利
用される(PIF)の標準テーブルである。図9Cはストー
リ#2を指定した場合に利用される(PIF)の拡張テー
ブルである。図9Dはストーリ#3を指定した場合に利用
される(PIF)の拡張テーブルである。
上記の説明では、マルチシーンプログラム情報が存在
する場合、いずれもユーザが選択して視聴することがで
きるものとして説明した。
する場合、いずれもユーザが選択して視聴することがで
きるものとして説明した。
しかしながら、例えば、図3Bの映画のプログラムの例
で説明すると、カメラ#2のシーンは、特定の人、ある
いは特定の国においてのみ見れるようにすることもでき
る。また図9Aのマルチストーリの例で説明すると、スト
ーリ#3は、特定の人、あるいは特定の国においてのみ
見れるようにすることもできる。
で説明すると、カメラ#2のシーンは、特定の人、ある
いは特定の国においてのみ見れるようにすることもでき
る。また図9Aのマルチストーリの例で説明すると、スト
ーリ#3は、特定の人、あるいは特定の国においてのみ
見れるようにすることもできる。
特定の国においてのみ見れるようにするのは、各国の
法律によっては、シーン内容の規制があるからである。
法律によっては、シーン内容の規制があるからである。
このような場合は、例えばデータユニットのサブコー
ド(SUB−CODE)に、パレンタルコンセントコード、あ
るいは国コードを追加した記録媒体とされる。再生装置
は、例えば、ストーリ#3がユーザにより選択された場
合、#4のプログラム小節が読み取るが、そのデータユ
ニットのパレンタルコンセントデータあるいは特定の国
コードが存在すると、#4のプログラム小節の画像に対
して、全体的、あるいは部分的に別の画像を重ね合わせ
てマスクするためのマスク機能あるいは、まったく別の
画像に置き換える画像置き換え機能が設けられている。
パレンタルコンセントモードは、家庭内において親にシ
ーン表示の選択権を与える機能である。また国コード
は、シーン表示の規制を行うためのキー情報となってお
り、再生装置側が国コードを判定する。
ド(SUB−CODE)に、パレンタルコンセントコード、あ
るいは国コードを追加した記録媒体とされる。再生装置
は、例えば、ストーリ#3がユーザにより選択された場
合、#4のプログラム小節が読み取るが、そのデータユ
ニットのパレンタルコンセントデータあるいは特定の国
コードが存在すると、#4のプログラム小節の画像に対
して、全体的、あるいは部分的に別の画像を重ね合わせ
てマスクするためのマスク機能あるいは、まったく別の
画像に置き換える画像置き換え機能が設けられている。
パレンタルコンセントモードは、家庭内において親にシ
ーン表示の選択権を与える機能である。また国コード
は、シーン表示の規制を行うためのキー情報となってお
り、再生装置側が国コードを判定する。
このために、この種の記録媒体には、マスク用、ある
いは置き換え用のビデオ情報が記録されていてもよい。
またこのビデオ情報のためのアドレスを示す管理データ
が(PIF)のテーブルに含まれていてもよい。また映像
のマスク用、あるいはジャミング用の信号を発生する手
段は、再生装置内部に設備されていてもよい。
いは置き換え用のビデオ情報が記録されていてもよい。
またこのビデオ情報のためのアドレスを示す管理データ
が(PIF)のテーブルに含まれていてもよい。また映像
のマスク用、あるいはジャミング用の信号を発生する手
段は、再生装置内部に設備されていてもよい。
上記した国コードが用いられるときは、国コードに応
じて例えばシーンの組み合わせが決定される。例えば、
A国のコードが記録されていた場合、図9の例である
と、シーン再生順序が#0、#2、#5、#6となり、
B国のコードが記録されていた場合、#0、#1、#
4、#6というふうにシーンの組み合わせが決定され、
これに応じた再生が行われる。パレンタルコンセントモ
ードの場合も同様である。例えば、パレンタルコンセン
トモードのときは、シーン再生順序が#0、#2、#
5、#6となり、これが解除されると#0、#1、#
4、#6というふうなる。また、特定の国コードが存在
するときは、再生装置に格納されている国コードと比較
し、両者が一致しない場合には、強制的に、所定のプロ
グラム小節の再生が妨げられるようにしてもよい。
じて例えばシーンの組み合わせが決定される。例えば、
A国のコードが記録されていた場合、図9の例である
と、シーン再生順序が#0、#2、#5、#6となり、
B国のコードが記録されていた場合、#0、#1、#
4、#6というふうにシーンの組み合わせが決定され、
これに応じた再生が行われる。パレンタルコンセントモ
ードの場合も同様である。例えば、パレンタルコンセン
トモードのときは、シーン再生順序が#0、#2、#
5、#6となり、これが解除されると#0、#1、#
4、#6というふうなる。また、特定の国コードが存在
するときは、再生装置に格納されている国コードと比較
し、両者が一致しない場合には、強制的に、所定のプロ
グラム小節の再生が妨げられるようにしてもよい。
図10Aは、再生画像の一部がマスクされた場合の例で
ある。また図10Bは、画像が置き換えられた例であり、
このとき、パレンタルコンセントモードであることの表
示と、このモードを解除するためのシークレットコード
入力を促すコメントが表示された例である。
ある。また図10Bは、画像が置き換えられた例であり、
このとき、パレンタルコンセントモードであることの表
示と、このモードを解除するためのシークレットコード
入力を促すコメントが表示された例である。
次に、マルチシーン切換え時の再生装置のデータ処理
に付いて説明する。
に付いて説明する。
図11は、マルチシーンを有する映画が記録されている
ディスクを再生した場合、ユーザに対してシーン選択の
機会を与えるためのフローチャートである。ディスクの
再生途中において、プログラム小節のエンドかどうかの
判定が行われる(ステップS1)。プログラム小節のエン
ドである場合、次のプログラム小節にリンクする他のプ
ログラム小節が存在するかどうかの判定が行われる(ス
テップS2)。この判定は、図8Bで示した(PIF)の管理
データをワークメモリに読み取っておくことにより可能
である。次のプログラム小節にリンクする他のプログラ
ム小節が存在する場合は、次のプログラム小節の再生に
移行する(ステップS3)。次のプログラム小節にリンク
する他のプログラム小節が存在しない場合は、ユーザに
より予め入力されている事前選択情報が存在するかどう
かの判定が行われる(ステップS4)。この事前選択情報
は、図7で示したように、プログラム再生が開始される
前に、メニュー画面を参照したユーザが、操作部から入
力したものであり、システム制御部のメモリに記録され
ている。予めユーザにより事前選択情報が入力されてい
る場合は、選択されているデータ列に沿ったプログラム
小節の再生状態になる(ステップS5)。事前選択情報が
ない場合は、ステップS6に移行する。このステップS6で
は、シーン選択のためのメニュー画面の表示が行われ
る。この表示画面は、図4A、図4B、図4C、図5A、図5B、
図5C、図6で説明した各種の形態の実施例が可能であ
る。この状態で、ユーザにより選択情報の入力があった
かどうかの判定が行われる(ステップS7)。選択情報が
入力された場合、選択されたシーンのプログラム小節の
再生が実行される(ステップS8)。ステップS6で、一定
時間経過してもユーザからの選択情報が入力されなかっ
た場合は、標準のプログラム小節が自動的にシーン選択
されて再生される。
ディスクを再生した場合、ユーザに対してシーン選択の
機会を与えるためのフローチャートである。ディスクの
再生途中において、プログラム小節のエンドかどうかの
判定が行われる(ステップS1)。プログラム小節のエン
ドである場合、次のプログラム小節にリンクする他のプ
ログラム小節が存在するかどうかの判定が行われる(ス
テップS2)。この判定は、図8Bで示した(PIF)の管理
データをワークメモリに読み取っておくことにより可能
である。次のプログラム小節にリンクする他のプログラ
ム小節が存在する場合は、次のプログラム小節の再生に
移行する(ステップS3)。次のプログラム小節にリンク
する他のプログラム小節が存在しない場合は、ユーザに
より予め入力されている事前選択情報が存在するかどう
かの判定が行われる(ステップS4)。この事前選択情報
は、図7で示したように、プログラム再生が開始される
前に、メニュー画面を参照したユーザが、操作部から入
力したものであり、システム制御部のメモリに記録され
ている。予めユーザにより事前選択情報が入力されてい
る場合は、選択されているデータ列に沿ったプログラム
小節の再生状態になる(ステップS5)。事前選択情報が
ない場合は、ステップS6に移行する。このステップS6で
は、シーン選択のためのメニュー画面の表示が行われ
る。この表示画面は、図4A、図4B、図4C、図5A、図5B、
図5C、図6で説明した各種の形態の実施例が可能であ
る。この状態で、ユーザにより選択情報の入力があった
かどうかの判定が行われる(ステップS7)。選択情報が
入力された場合、選択されたシーンのプログラム小節の
再生が実行される(ステップS8)。ステップS6で、一定
時間経過してもユーザからの選択情報が入力されなかっ
た場合は、標準のプログラム小節が自動的にシーン選択
されて再生される。
図12は、第1のプログラム小節が再生されている途中
において、ユーザからシーン選択情報がランダムに入力
された場合に動作する他の実施例によるフローチャート
である。このフローチャートによる機能は、シーン切り
換えを円滑に行う場合に有効である。
において、ユーザからシーン選択情報がランダムに入力
された場合に動作する他の実施例によるフローチャート
である。このフローチャートによる機能は、シーン切り
換えを円滑に行う場合に有効である。
第1のプログラム小節の再生途中において、マルチシ
ーンの選択情報が入力されたかどうかの判定が行われる
(ステップS11、S12)。選択情報が入力した場合、現在
再生中の第1のプログラム小節にマルチ配列するマルチ
シーンの第2のプログラム小節(選択情報により指定さ
れた番号)が存在するかどうかの判定が(VID)を参照
することにより行われる(ステップS13)。第2のプロ
グラム小節が存在した場合、現在再生中の第1のデータ
ユニット(第1のプログラム小節内)のユニット番号、
及び再生中のフレームの計数値(FNO)がメモリに記憶
される(ステップS14)。さらに第1のデータユニット
の経過時間長(TL1)がメモリに記憶される(ステップS
15)。この経過時間長(TL1)は、図8Cで説明したよう
に(DAT)のデータを参照することにより認識すること
ができる。次に、再生すべき第2のプログラム小節の先
頭アドレスが(PIF)を参照することにより認識され、
また第2のプログラム小節内のデータユニットの中か
ら、先の経過時間長(TL1)と同一経過時間長を有する
データユニットのユニット番号が(DAT)のデータを参
照することにより認識される(ステップS16)。これに
より、再生装置は、ピックアップを制御して、第2のプ
ログラム小節の先頭位置をサーチすることができる。そ
して、第2のデータユニットをサーチすることもできる
(ステップS17)。第2のデータユニットが取り込まれ
た場合、再生装置は、ビデオ処理部において第2のデー
タユニットの先頭フレームから順次デコードを行う。し
かし、ビデオ出力は、禁止する。デコードを行いなが
ら、フレーム数を計数する。このフレーム計数値が、先
に記憶していたフレーム計数値(FNO)と等しくなった
ときに、ビデオ出力を許可する(S18)。
ーンの選択情報が入力されたかどうかの判定が行われる
(ステップS11、S12)。選択情報が入力した場合、現在
再生中の第1のプログラム小節にマルチ配列するマルチ
シーンの第2のプログラム小節(選択情報により指定さ
れた番号)が存在するかどうかの判定が(VID)を参照
することにより行われる(ステップS13)。第2のプロ
グラム小節が存在した場合、現在再生中の第1のデータ
ユニット(第1のプログラム小節内)のユニット番号、
及び再生中のフレームの計数値(FNO)がメモリに記憶
される(ステップS14)。さらに第1のデータユニット
の経過時間長(TL1)がメモリに記憶される(ステップS
15)。この経過時間長(TL1)は、図8Cで説明したよう
に(DAT)のデータを参照することにより認識すること
ができる。次に、再生すべき第2のプログラム小節の先
頭アドレスが(PIF)を参照することにより認識され、
また第2のプログラム小節内のデータユニットの中か
ら、先の経過時間長(TL1)と同一経過時間長を有する
データユニットのユニット番号が(DAT)のデータを参
照することにより認識される(ステップS16)。これに
より、再生装置は、ピックアップを制御して、第2のプ
ログラム小節の先頭位置をサーチすることができる。そ
して、第2のデータユニットをサーチすることもできる
(ステップS17)。第2のデータユニットが取り込まれ
た場合、再生装置は、ビデオ処理部において第2のデー
タユニットの先頭フレームから順次デコードを行う。し
かし、ビデオ出力は、禁止する。デコードを行いなが
ら、フレーム数を計数する。このフレーム計数値が、先
に記憶していたフレーム計数値(FNO)と等しくなった
ときに、ビデオ出力を許可する(S18)。
図12に示したフローチャートによる機能は、単独で再
生装置内に組み込まれてもよい。また図11に示したフロ
ーチャートとともに再生装置内に組み込まれてもよい。
図11に示すフローチャートを主として、図12に示すフロ
ーチャートが副で再生装置内に組み込まれる場合、図12
に示すフローチャートは割り込みルーチンとなる。そし
てステップS18の次のステップは、図11のステップS1と
なる。また、図11と図12のフローチャートの機能を切り
換え可能にして、再生装置内に組み込んでもよい。この
場合は、メニュー画面の表示方式は、図5C、あるいは図
7の方式にした方が好ましい。即ち、現在見ているシー
ンができるだけ隠されることなく、マルチシーンの選択
の機会を与えるには、図5Cのメニュー画面を表示したほ
うが好ましい。また、ディスクを再生する前に予めマル
チシーンを含むプログラムであることをユーザが認識
し、かつユーザの選択意思がが明確に決まっている場合
には、図7の方式のマルチ画面が有効である。図5Cのメ
ニュー画面を表示させる場合は、メニュー画面の出力処
理を、図12のステップS13とS14の間に設けるとよい。
生装置内に組み込まれてもよい。また図11に示したフロ
ーチャートとともに再生装置内に組み込まれてもよい。
図11に示すフローチャートを主として、図12に示すフロ
ーチャートが副で再生装置内に組み込まれる場合、図12
に示すフローチャートは割り込みルーチンとなる。そし
てステップS18の次のステップは、図11のステップS1と
なる。また、図11と図12のフローチャートの機能を切り
換え可能にして、再生装置内に組み込んでもよい。この
場合は、メニュー画面の表示方式は、図5C、あるいは図
7の方式にした方が好ましい。即ち、現在見ているシー
ンができるだけ隠されることなく、マルチシーンの選択
の機会を与えるには、図5Cのメニュー画面を表示したほ
うが好ましい。また、ディスクを再生する前に予めマル
チシーンを含むプログラムであることをユーザが認識
し、かつユーザの選択意思がが明確に決まっている場合
には、図7の方式のマルチ画面が有効である。図5Cのメ
ニュー画面を表示させる場合は、メニュー画面の出力処
理を、図12のステップS13とS14の間に設けるとよい。
図12のステップS18において、ビデオ出力を開始する
方法としては、次に述べるような方法でもよい。
方法としては、次に述べるような方法でもよい。
図13は、例えば図3Bのマルチシーンのプログラム小節
#4から#5へ切り換えるために、システム制御部へコ
マンドが与えられた場合のタイミングを示している。例
えばプログラム小節#4のn秒目のデータユニットの中
で第5フレームを再生しているときにコマンドが入力し
たとする。すると再生装置は、図12に示したフローチャ
ートに従って処理を行った場合は、プログラム小節#5
のn秒目のデータユニットの第5フレームからビデオ出
力を開始する。この場合は、デコードされたフレームの
出力パルスを計数し、そのカウンタ数が、第5フレーム
を示すときに出力が開始される。このときのデータユニ
ット間の位置関係は、破線951で示すような関係とな
る。しかし、破線952で示す位置関係のように、プログ
ラム小節#5のn秒目のデータユニットの先頭フレーム
のデコード出力が得られた時点からビデオ出力を開始し
てもよい。あるいは、破線953で示す位置関係で示すよ
うに、プログラム小節#5のn秒目のデータユニットの
次のデータユニットの先頭フレームのデコード出力が得
られた時点で、ビデオ出力を開始してもよい。
#4から#5へ切り換えるために、システム制御部へコ
マンドが与えられた場合のタイミングを示している。例
えばプログラム小節#4のn秒目のデータユニットの中
で第5フレームを再生しているときにコマンドが入力し
たとする。すると再生装置は、図12に示したフローチャ
ートに従って処理を行った場合は、プログラム小節#5
のn秒目のデータユニットの第5フレームからビデオ出
力を開始する。この場合は、デコードされたフレームの
出力パルスを計数し、そのカウンタ数が、第5フレーム
を示すときに出力が開始される。このときのデータユニ
ット間の位置関係は、破線951で示すような関係とな
る。しかし、破線952で示す位置関係のように、プログ
ラム小節#5のn秒目のデータユニットの先頭フレーム
のデコード出力が得られた時点からビデオ出力を開始し
てもよい。あるいは、破線953で示す位置関係で示すよ
うに、プログラム小節#5のn秒目のデータユニットの
次のデータユニットの先頭フレームのデコード出力が得
られた時点で、ビデオ出力を開始してもよい。
さらに、プログラム小節#5のビデオ出力の開始まで
に空き時間がある場合は、プログラム小節#4のビデオ
出力の最終のフレームが画像メモリに書き込まれ、繰り
返し読み出されることにより、スチル再生状態とされ
る。画像メモリは、デコーダあるいは制御部に用意され
ている。
に空き時間がある場合は、プログラム小節#4のビデオ
出力の最終のフレームが画像メモリに書き込まれ、繰り
返し読み出されることにより、スチル再生状態とされ
る。画像メモリは、デコーダあるいは制御部に用意され
ている。
プログラム小節#4と#5のn秒目のデータユニット
が同一被写体で同一環境音のなかで、異なるアングルか
ら撮影された内容の映像であるとすると、双方の音声情
報は、同一内容である。したがって、プログラム小節#
4のn秒目のデータユニットの先頭領域(図2B参照)に
記録されてオーディオ情報を、プログラム小節#5のn
秒目のデータユニットが再生されている間利用すること
ができる。
が同一被写体で同一環境音のなかで、異なるアングルか
ら撮影された内容の映像であるとすると、双方の音声情
報は、同一内容である。したがって、プログラム小節#
4のn秒目のデータユニットの先頭領域(図2B参照)に
記録されてオーディオ情報を、プログラム小節#5のn
秒目のデータユニットが再生されている間利用すること
ができる。
図14は、シーン選択が行われた場合、オーディオ情報
や映像情報の再生出力をさらに円滑にするための方法を
示している。この場合は、ディスクから読み取ったオー
ディオ情報やビデオ情報を一時格納するためのバッファ
メモリが利用される。
や映像情報の再生出力をさらに円滑にするための方法を
示している。この場合は、ディスクから読み取ったオー
ディオ情報やビデオ情報を一時格納するためのバッファ
メモリが利用される。
図14のデータユニット#4Uは、図13において示したプ
ログラム小節#4のn秒目のデータユニットであり、デ
ータユニット#5Uは、プログラム小節#5のn秒目のデ
ータユニットである。A4は、オーディオ#4Aのデータ読
取り期間、A5はオーディオ#5Aのデータ読取り期間、ま
たV4は、ビデオ情報#4Vのデータ読取り期間、V5はビデ
オ#5Vのデータ読取り期間である。オーディオA4及びビ
デオV4のデコードデータの出力期間は、AV4で示されて
いる。オーディオA5及びビデオV5のデコードデータの出
力期間は、AV5で示されている。シーン切り換え機能を
設けられた場合、少なくともデータユニット#4Uとデー
タユニット#5Uのデータを一時蓄積できるだけのバッフ
ァメモリを用意することにより、データユニット#4Uの
データのデコード処理を完全に終えて、次に、データユ
ニット#5Uのデコード処理を行うことができる。これに
より、データユニット#4Uの再生期間の途中で、シーン
切り換えが行われても、音声及び映像を円滑に再生する
ことができる。この場合、音声の連続性が必要な映画の
場合は、データユニット#4Uと、データユニット#5Uの
オーディオ情報に連続性を持たせて記録しておくことが
好ましい。上記の説明は、ピックアップの移動時間は図
では省略して示している。
ログラム小節#4のn秒目のデータユニットであり、デ
ータユニット#5Uは、プログラム小節#5のn秒目のデ
ータユニットである。A4は、オーディオ#4Aのデータ読
取り期間、A5はオーディオ#5Aのデータ読取り期間、ま
たV4は、ビデオ情報#4Vのデータ読取り期間、V5はビデ
オ#5Vのデータ読取り期間である。オーディオA4及びビ
デオV4のデコードデータの出力期間は、AV4で示されて
いる。オーディオA5及びビデオV5のデコードデータの出
力期間は、AV5で示されている。シーン切り換え機能を
設けられた場合、少なくともデータユニット#4Uとデー
タユニット#5Uのデータを一時蓄積できるだけのバッフ
ァメモリを用意することにより、データユニット#4Uの
データのデコード処理を完全に終えて、次に、データユ
ニット#5Uのデコード処理を行うことができる。これに
より、データユニット#4Uの再生期間の途中で、シーン
切り換えが行われても、音声及び映像を円滑に再生する
ことができる。この場合、音声の連続性が必要な映画の
場合は、データユニット#4Uと、データユニット#5Uの
オーディオ情報に連続性を持たせて記録しておくことが
好ましい。上記の説明は、ピックアップの移動時間は図
では省略して示している。
マルチシーンのビデオ情報を有する記録媒体の場合、
パレンタルコンセント(親承認)機能が可能であること
を図10で説明した。
パレンタルコンセント(親承認)機能が可能であること
を図10で説明した。
図15は、パレンタルコンセント機能が働く場合のフロ
ーチャートを示している。ディスクが挿入されと、管理
領域の管理データ、つまり(VID)、(PIF)、(DAT)
が読み取られ、ワークメモリに格納される。次に、再生
装置は、パレンタルコンセントモードを設定すべきか否
かを判定する。この判定のための手法は、各種ある。例
えば、図10で説明したように、データユニットのサブコ
ードにパレンタルコンセントデータを記録しておき、デ
ィスク挿入時、あるいは再生の途中に判定が行われるよ
うにしてもよい。また、(VID)は、リンクするプログ
ラム小節の定義がされるが(図8A参照)、さらに特定の
プログラム小節のデータ列に対して、フラッグを追加
し、このフラッグが付されたデータ列あるいはストーリ
は、特定の操作を必要とするものとして判定してもよ
い。
ーチャートを示している。ディスクが挿入されと、管理
領域の管理データ、つまり(VID)、(PIF)、(DAT)
が読み取られ、ワークメモリに格納される。次に、再生
装置は、パレンタルコンセントモードを設定すべきか否
かを判定する。この判定のための手法は、各種ある。例
えば、図10で説明したように、データユニットのサブコ
ードにパレンタルコンセントデータを記録しておき、デ
ィスク挿入時、あるいは再生の途中に判定が行われるよ
うにしてもよい。また、(VID)は、リンクするプログ
ラム小節の定義がされるが(図8A参照)、さらに特定の
プログラム小節のデータ列に対して、フラッグを追加
し、このフラッグが付されたデータ列あるいはストーリ
は、特定の操作を必要とするものとして判定してもよ
い。
図15の例では、最初にパレンタルコンセントの情報が
記録されているかどうかを判定している(ステップS21
〜S23)。パレンタルコンセントのプログラムがない場
合は、通常のプログラムリンクに従って再生処理が行わ
れる(ステップS24)。パレンタルコンセントのプログ
ラムが存在することが検出された場合は、例えば図10B
に示したようなコメント画面が表示される(ステップS2
5)。許可キーの入力があった場合は、特定のプログラ
ムリンクに従って再生が行われる(ステップS27)。
記録されているかどうかを判定している(ステップS21
〜S23)。パレンタルコンセントのプログラムがない場
合は、通常のプログラムリンクに従って再生処理が行わ
れる(ステップS24)。パレンタルコンセントのプログ
ラムが存在することが検出された場合は、例えば図10B
に示したようなコメント画面が表示される(ステップS2
5)。許可キーの入力があった場合は、特定のプログラ
ムリンクに従って再生が行われる(ステップS27)。
図16は、パレンタルコンセント機能が働く場合の他の
フローチャートの例を示している。図15のフローチャー
トと同じ部分には一符号を付している。パレンタルコン
セントのプログラムが存在しない場合、ステップS32に
移行し、プログラム選択メニュー画面を表示する。パレ
ンタルコンセントのプログラムが存在した場合、コメン
ト画面が表示され、許可キーが入力されたか否かの判定
が行われる(ステップS25、S26)。許可キーが入力され
ない場合は、ステップS32に移行してプログラム選択メ
ニュー画面が表示される。許可キーが入力された場合
は、秘匿モードが解除されて(ステップS31)、ステッ
プS32に移行する。プログラム選択メニュー画面の表示
状態において、プログラム選択、データ列選択、あるい
はいストーリ選択が行われると、その選択に従って再生
が行われる。秘匿モードが解除された場合は、例えば図
10Aに示したような画像表示処理を行わず、正常な状態
で画像表示処理が行われる。
フローチャートの例を示している。図15のフローチャー
トと同じ部分には一符号を付している。パレンタルコン
セントのプログラムが存在しない場合、ステップS32に
移行し、プログラム選択メニュー画面を表示する。パレ
ンタルコンセントのプログラムが存在した場合、コメン
ト画面が表示され、許可キーが入力されたか否かの判定
が行われる(ステップS25、S26)。許可キーが入力され
ない場合は、ステップS32に移行してプログラム選択メ
ニュー画面が表示される。許可キーが入力された場合
は、秘匿モードが解除されて(ステップS31)、ステッ
プS32に移行する。プログラム選択メニュー画面の表示
状態において、プログラム選択、データ列選択、あるい
はいストーリ選択が行われると、その選択に従って再生
が行われる。秘匿モードが解除された場合は、例えば図
10Aに示したような画像表示処理を行わず、正常な状態
で画像表示処理が行われる。
このように、プログラムの再生データ列が制御される
ディスクの場合、図9で説明したような、各種の拡張テ
ーブルを管理データとして記録しておくと便利である。
ディスクの場合、図9で説明したような、各種の拡張テ
ーブルを管理データとして記録しておくと便利である。
図17は、マルチシーンが記録されたディスクを再生す
る場合、マルチシーンの全てを画面に表示する装置の例
である。ディスクのデータが読み取られ(ステップS4
1)、データユニットのサブコードが読み取られる(ス
テップS42)。このディスクの場合、サブコードにマル
チシーンの存在が示すコード(例えばパレンタルコンセ
ントコード)が記録されている。このコードが検出され
ると、再生装置は、フレーム分割表示モードが設定され
ているかどうかを判定する(ステップS43)。フレーム
分割表示モードは、ユーザの操作により再生装置の操作
部から入力される。
る場合、マルチシーンの全てを画面に表示する装置の例
である。ディスクのデータが読み取られ(ステップS4
1)、データユニットのサブコードが読み取られる(ス
テップS42)。このディスクの場合、サブコードにマル
チシーンの存在が示すコード(例えばパレンタルコンセ
ントコード)が記録されている。このコードが検出され
ると、再生装置は、フレーム分割表示モードが設定され
ているかどうかを判定する(ステップS43)。フレーム
分割表示モードは、ユーザの操作により再生装置の操作
部から入力される。
リンクするシーンのプログラム小節が認識され、リン
クしているプログラム小節の画面が分割表示される(ス
テップS44)。図18Aは例えば4つのリンクしているプロ
グラム小節#11、#12、#13、#14が存在する場合に表
示された分割画面の例である。図18Bはリンクしている
ディスク上のプログラム小節#11、#12、#13、#14の
例を示している。この場合は、プログラム小節#11、#
12、#13、#14を1/4に縮小して記録したプログラム小
節#15がディスク上に記録されていてもよい。ステップ
S44では、プログラム小節#15を再生することにより、
縮小されたプログラム小節#11′、#12′、#13′、#
14′が表示される。
クしているプログラム小節の画面が分割表示される(ス
テップS44)。図18Aは例えば4つのリンクしているプロ
グラム小節#11、#12、#13、#14が存在する場合に表
示された分割画面の例である。図18Bはリンクしている
ディスク上のプログラム小節#11、#12、#13、#14の
例を示している。この場合は、プログラム小節#11、#
12、#13、#14を1/4に縮小して記録したプログラム小
節#15がディスク上に記録されていてもよい。ステップ
S44では、プログラム小節#15を再生することにより、
縮小されたプログラム小節#11′、#12′、#13′、#
14′が表示される。
ステップS43で分割表示モードが設定されていない場
合には、画面拡大スイッチ情報を読み取り、画面拡大が
指示されているかどうかを判定する(ステップS45、S4
6)。拡大モードが指示されていない場合には、ステッ
プS44に移行して、多画面表示が行われる。拡大モード
の指示が行われている場合には、拡大すべき画面の選択
情報(データ列選択情報、ストーリ選択情報等)が読み
取られ、指定されているプログラム小節が通常再生され
る(ステップS48)。図18Bに示されているようなプログ
ラムが記録されているディスクの場合、ステップS43あ
るいはステップS46からステップS44に移行した場合、図
18Aに示すような表示が行われる。つまりプログラム小
節#10、#15、#10、#16、…と再生される。しかし拡
大画面が指示されている場合は、プログラム小節#10の
次は、#11、#12、#13、#14のいずれか1つが通常の
サイズで再生される。次にプログラム小節#16が再生さ
れる。
合には、画面拡大スイッチ情報を読み取り、画面拡大が
指示されているかどうかを判定する(ステップS45、S4
6)。拡大モードが指示されていない場合には、ステッ
プS44に移行して、多画面表示が行われる。拡大モード
の指示が行われている場合には、拡大すべき画面の選択
情報(データ列選択情報、ストーリ選択情報等)が読み
取られ、指定されているプログラム小節が通常再生され
る(ステップS48)。図18Bに示されているようなプログ
ラムが記録されているディスクの場合、ステップS43あ
るいはステップS46からステップS44に移行した場合、図
18Aに示すような表示が行われる。つまりプログラム小
節#10、#15、#10、#16、…と再生される。しかし拡
大画面が指示されている場合は、プログラム小節#10の
次は、#11、#12、#13、#14のいずれか1つが通常の
サイズで再生される。次にプログラム小節#16が再生さ
れる。
上記の実施例では、プログラム小節#15を予め用意し
たが、これに限らず、多画面表示が行われる場合は、プ
ログラム小節#11、#12、#13、#14の各代表的なフレ
ームをデコードして表示し、静止画状態とし、拡大画面
の指示入力を待つような方式であってもよい。この場合
の再生装置は、さらにビデオ処理部が増設されデコーダ
を複数用意している。さらに、デコード出力を画面縮小
して合成し多画面ビデオ信号を作成する回路を備えた再
生装置となる。
たが、これに限らず、多画面表示が行われる場合は、プ
ログラム小節#11、#12、#13、#14の各代表的なフレ
ームをデコードして表示し、静止画状態とし、拡大画面
の指示入力を待つような方式であってもよい。この場合
の再生装置は、さらにビデオ処理部が増設されデコーダ
を複数用意している。さらに、デコード出力を画面縮小
して合成し多画面ビデオ信号を作成する回路を備えた再
生装置となる。
上述したシステムにおいて、ディスクには、図2で説
明したように、例えば映画に関する音声情報としては各
種の言語の音声情報がデータユニット内に含まれている
とした。したがって、このシステムは、音声データ列選
択機能を有するもので、データ列処理部203(図1)に
おいて、任意の言語のオーディオ音声情報や字幕情報を
選択できるようになっている。
明したように、例えば映画に関する音声情報としては各
種の言語の音声情報がデータユニット内に含まれている
とした。したがって、このシステムは、音声データ列選
択機能を有するもので、データ列処理部203(図1)に
おいて、任意の言語のオーディオ音声情報や字幕情報を
選択できるようになっている。
この選択モードが自動に設定されている場合は、シー
ン切り換えが行われたときに、自動的に再生を行うべき
データユニットの音声情報のデコードが開始される。ま
たこのときに選択される言語も、切り換え前に選択され
ていた言語と同じ言語のオーディオ情報が選択される。
ン切り換えが行われたときに、自動的に再生を行うべき
データユニットの音声情報のデコードが開始される。ま
たこのときに選択される言語も、切り換え前に選択され
ていた言語と同じ言語のオーディオ情報が選択される。
上記の実施例では、パレンタルコンセント機能が働く
場合、その開始情報は、ディスクに記録されている管理
データあるいはサブコードから取得している。さらに図
16においては、秘匿モードを解除する例を説明した。し
かしながら、例えばマルチストーリを記録したディスク
を購入して、逆に、パレンタルコンセントモードを設定
したい場合もある。
場合、その開始情報は、ディスクに記録されている管理
データあるいはサブコードから取得している。さらに図
16においては、秘匿モードを解除する例を説明した。し
かしながら、例えばマルチストーリを記録したディスク
を購入して、逆に、パレンタルコンセントモードを設定
したい場合もある。
図19は、パレンタルコンセントモードを設定する場合
の、再生装置の動作を示すフローチャートである。ディ
スクが挿入されて、管理データが読み取られる(ステッ
プS51、S52)。次に、ユーザの操作によりパレンタルコ
ンセントモードを設定するための要求信号が入力されて
いるかどうかの判定が行われる(ステップS53)。要求
信号がない場合は、通常の再生モードになる。パレンタ
ルコンセントモードを設定するための要求信号が入力さ
れている場合、管理データのなかからプログラムのリン
ク情報を用いて、メニュー画面を表示する(ステップS5
4)。メニュー画面としては、例えば図7に示したよう
な画面であり、複数のデータ列に対して、番号が付され
て表示される。ここでユーザは、パレンタルコンセント
モードを設定する番号をキー情報により与え、シーンに
対応したデータ列を指定する(ステップS55)。する
と、許可コードを入力するためのメニュー画面が表示さ
れる。このメニュー画面は例えば図10Bに示すような画
面である(ステップS56)。許可コードが入力される
と、その許可コードと指定されたデータ列の番号及びデ
ィスクの識別番号等がペアとなり、ワークメモリに記憶
される。
の、再生装置の動作を示すフローチャートである。ディ
スクが挿入されて、管理データが読み取られる(ステッ
プS51、S52)。次に、ユーザの操作によりパレンタルコ
ンセントモードを設定するための要求信号が入力されて
いるかどうかの判定が行われる(ステップS53)。要求
信号がない場合は、通常の再生モードになる。パレンタ
ルコンセントモードを設定するための要求信号が入力さ
れている場合、管理データのなかからプログラムのリン
ク情報を用いて、メニュー画面を表示する(ステップS5
4)。メニュー画面としては、例えば図7に示したよう
な画面であり、複数のデータ列に対して、番号が付され
て表示される。ここでユーザは、パレンタルコンセント
モードを設定する番号をキー情報により与え、シーンに
対応したデータ列を指定する(ステップS55)。する
と、許可コードを入力するためのメニュー画面が表示さ
れる。このメニュー画面は例えば図10Bに示すような画
面である(ステップS56)。許可コードが入力される
と、その許可コードと指定されたデータ列の番号及びデ
ィスクの識別番号等がペアとなり、ワークメモリに記憶
される。
上記のように、パレンタルコンセントモードが設定さ
れた場合、再生装置は、当該ディスクが装填されると、
管理データの読み取りの他に、上記ワークメモリの読み
取りも行う。以後は、図15や図16のステップ23からの処
理に移る。
れた場合、再生装置は、当該ディスクが装填されると、
管理データの読み取りの他に、上記ワークメモリの読み
取りも行う。以後は、図15や図16のステップ23からの処
理に移る。
ユーザは、マルチシーン記録のディスクの存在を知っ
た場合、ランダムなタイミングでシーン切り換え操作を
行うことがある。このような場合、シーン切り換えが行
われないと、故障と勘違いすることがある。また、現在
再生しているデータ列がマルチシーンの中でいずれのも
のであるかが不明となり、むやみにシーン切り換え操作
を行うことがある。そこでこの再生装置には、図20に示
すようなメニュー画面表示機能も設けられる。
た場合、ランダムなタイミングでシーン切り換え操作を
行うことがある。このような場合、シーン切り換えが行
われないと、故障と勘違いすることがある。また、現在
再生しているデータ列がマルチシーンの中でいずれのも
のであるかが不明となり、むやみにシーン切り換え操作
を行うことがある。そこでこの再生装置には、図20に示
すようなメニュー画面表示機能も設けられる。
シーン切り換え入力があると、リンク情報を参照して
リンクするプログラム小節、例えば図3Bのようなプログ
ラムが存在する場合は、図20Aに示すように「現在はシ
ーン切り換え時期ではありません」というような表示を
行う。また、マルチシーンの切り換えが行われた場合
は、図20B、あるいは図20Cのように「現在のシーンはデ
ータ列#1です」、「現在のシーンはデータ列#4で
す」というような表示を行う。これにより、ユーザの使
い勝手が向上する。
リンクするプログラム小節、例えば図3Bのようなプログ
ラムが存在する場合は、図20Aに示すように「現在はシ
ーン切り換え時期ではありません」というような表示を
行う。また、マルチシーンの切り換えが行われた場合
は、図20B、あるいは図20Cのように「現在のシーンはデ
ータ列#1です」、「現在のシーンはデータ列#4で
す」というような表示を行う。これにより、ユーザの使
い勝手が向上する。
以上説明したように、この発明によると、ユーザに対
してシーン選択の自由を与え、またソフトウエアの表現
拡大を得ることができる。
してシーン選択の自由を与え、またソフトウエアの表現
拡大を得ることができる。
図21Aは、マルチシーンが記録されたディスクのプロ
グラム小節の配列の他の例である。たとえば図3Bに示し
たマルチシーンプログラムを図21Aに示すように記録し
てもよい。即ち、#0…#1#2#1#2…#3…#4
#5#6#4#5#6…#7という配列でトラック上に
順次記録するものである。つまり、プログラム小節#0
の次はマルチシーンの構成のプログラム小節#1、#2
となるが、このディスクでは、再生順にしたがって、プ
ログラム小節#1、#2がエリアTAの範囲に記録されて
いる。プログラム小節#3の次のマルチシーン構成のプ
ログラム小節#4#5#6も同様である。この場合、マ
ルチシーン構成のプログラム小節は、データ量が図3Bの
場合より少ない。このような記録フォーマットのディス
ク100は、図21Bに示すような再生装置でアクセスされ
る。この再生装置は、図1に示したものとほとんど同様
であるが、データ列処理部203の内部にバッファメモリ2
30が設けられている。このバッファメモリ203は、上記
のマルチシーン構成のプログラム小節を格納するために
利用される。例えばプログラム小節#0の次は、プログ
ラム小節#1、#2のデータユニットが読み取られ、バ
ッファメモリ230に格納される。また、プログラム小節
#3の次は、マルチシーン構成のプログラム小節#4#
5#6のデータユニットが読み取られ、バッファメモリ
230に格納される。そして、これらのマルチシーン構成
のプログラム小節は、ビデオ処理部206に送られる。こ
の結果、モニタでは、マルチシーン構成のプログラム小
節の映像を同時にマルチ画面で視聴することができる。
このような再生では、マルチシーンのリアルタイム再生
を得ることができる。マルチシーン構成のプログラム小
節が読み取られる場合、システム制御部204は、モータ1
02を制御して高速でデータ読み取りを実現する。たとえ
ばn個のプログラム小節がある場合、n倍速で読み取る
ようにしている。図21Aに示した記録方式であると、ピ
ックアップの移動制御を行う必要がない。
グラム小節の配列の他の例である。たとえば図3Bに示し
たマルチシーンプログラムを図21Aに示すように記録し
てもよい。即ち、#0…#1#2#1#2…#3…#4
#5#6#4#5#6…#7という配列でトラック上に
順次記録するものである。つまり、プログラム小節#0
の次はマルチシーンの構成のプログラム小節#1、#2
となるが、このディスクでは、再生順にしたがって、プ
ログラム小節#1、#2がエリアTAの範囲に記録されて
いる。プログラム小節#3の次のマルチシーン構成のプ
ログラム小節#4#5#6も同様である。この場合、マ
ルチシーン構成のプログラム小節は、データ量が図3Bの
場合より少ない。このような記録フォーマットのディス
ク100は、図21Bに示すような再生装置でアクセスされ
る。この再生装置は、図1に示したものとほとんど同様
であるが、データ列処理部203の内部にバッファメモリ2
30が設けられている。このバッファメモリ203は、上記
のマルチシーン構成のプログラム小節を格納するために
利用される。例えばプログラム小節#0の次は、プログ
ラム小節#1、#2のデータユニットが読み取られ、バ
ッファメモリ230に格納される。また、プログラム小節
#3の次は、マルチシーン構成のプログラム小節#4#
5#6のデータユニットが読み取られ、バッファメモリ
230に格納される。そして、これらのマルチシーン構成
のプログラム小節は、ビデオ処理部206に送られる。こ
の結果、モニタでは、マルチシーン構成のプログラム小
節の映像を同時にマルチ画面で視聴することができる。
このような再生では、マルチシーンのリアルタイム再生
を得ることができる。マルチシーン構成のプログラム小
節が読み取られる場合、システム制御部204は、モータ1
02を制御して高速でデータ読み取りを実現する。たとえ
ばn個のプログラム小節がある場合、n倍速で読み取る
ようにしている。図21Aに示した記録方式であると、ピ
ックアップの移動制御を行う必要がない。
図22A、図22Bは、マルチシーンが記録されたディスク
のプログラム小節の配列のさらに他の例である。このデ
ィスクの場合、プログラム小節#10の次のプログラム小
節#11を再生すると、例えば4画面情報が記録されてい
る。図には画面A〜Dを示している。このプログラム小
節#11を連続再生すると、画面上はマルチシーンが同時
に動画で表示される。ユーザは、マルチシーンを多画面
で同時に見ることができる。また、このマルチシーンが
再生されている途中で、ユーザは、いずれか1つの画面
を操作部から指定して選択することもできる。すると再
生装置は、選択された画面を拡大表示する。図22Bは、
上記のようなディスクを再生する再生装置に組み込まれ
たソフトウエアのフローチャートである。再生装置が再
生をスタートして、通常再生を行っているとき、マルチ
シーン部分であることが判定されると、そのままマルチ
シーンが他画面で再生される。つまり、図22Aのプログ
ラム小節#11が再生される(ステップS71〜S74)。次
に、この再生の途中において、ユーザが1つの画面選択
を行うと、再生装置は、その選択された画面の情報を拡
大画面に変換処理する。これによりディスプレイには、
選択された画面が拡大表示されることになる。マルチシ
ーン部分の再生が終了すれば通常再生に移行する(ステ
ップS75〜S77)。
のプログラム小節の配列のさらに他の例である。このデ
ィスクの場合、プログラム小節#10の次のプログラム小
節#11を再生すると、例えば4画面情報が記録されてい
る。図には画面A〜Dを示している。このプログラム小
節#11を連続再生すると、画面上はマルチシーンが同時
に動画で表示される。ユーザは、マルチシーンを多画面
で同時に見ることができる。また、このマルチシーンが
再生されている途中で、ユーザは、いずれか1つの画面
を操作部から指定して選択することもできる。すると再
生装置は、選択された画面を拡大表示する。図22Bは、
上記のようなディスクを再生する再生装置に組み込まれ
たソフトウエアのフローチャートである。再生装置が再
生をスタートして、通常再生を行っているとき、マルチ
シーン部分であることが判定されると、そのままマルチ
シーンが他画面で再生される。つまり、図22Aのプログ
ラム小節#11が再生される(ステップS71〜S74)。次
に、この再生の途中において、ユーザが1つの画面選択
を行うと、再生装置は、その選択された画面の情報を拡
大画面に変換処理する。これによりディスプレイには、
選択された画面が拡大表示されることになる。マルチシ
ーン部分の再生が終了すれば通常再生に移行する(ステ
ップS75〜S77)。
産業上の利用可能性 上記したこの発明によると、各種の言語、字幕を映像
とと共に記録しており、国際的に利用できるディスクを
統一して製造できる。また、再生装置では各種のニーズ
に応じた再生ができる。
とと共に記録しており、国際的に利用できるディスクを
統一して製造できる。また、再生装置では各種のニーズ
に応じた再生ができる。
Claims (2)
- 【請求項1】一部の領域に管理領域、他の領域にデータ
領域が形成され、 前記データ領域には、第1のプログラム情報と、前記第
1のプログラム情報と入れ替えて再生できる第2のプロ
グラム情報とが少なくとも記録されており、前記管理領
域には、前記第1のプラグラム情報と第2のプログラム
情報がリンクすることを示すマルチシーン構成情報が記
録されているディスクを再生する装置であって、 前記ディスクの情報を読取るピックアップ手段と、 前記ピックアップ手段からの出力信号を復調する復調手
段と、 前記復調手段から出力された前記マルチシーン構成情報
を含む管理情報を記憶するための管理情報記憶手段と、 前記マルチシーン構成情報を参照して、リンクする特定
のプログラム情報が存在する場合、シークレットキー情
報入力のための表示を得る表示手段と、 前記表示手段が前記シークレットキー情報入力のための
表示を行っているときに、シークレットキー情報を入力
するための入力手段と、 前記入力手段により入力された前記シークレットキー情
報により、前記第1、第2のプログラム情報のデータ列
のうち予め設定されている特定の列を再生する再生手段
と を具備したことを特徴とするマルチシーン記録媒体の再
生装置。 - 【請求項2】一部の領域に管理領域、他の領域にデータ
領域が形成され、前記データ領域には、第1のプログラ
ム情報と、前記第1のプログラム情報と入れ替えて再生
できる第2のプログラム情報とが少なくとも記録されて
おり、前記管理領域には、前記第1のプログラム情報と
第2のプログラム情報がリンクすることを示すマルチシ
ーン構成情報が記録されているディスクを再生する方法
であって、 前記ディスクの情報を読取る第1の工程と、 前記ピックアップ手段からの出力信号を復調する第2の
工程と、 前記復調手段から出力された前記マルチシーン構成情報
を含む管理情報を記憶するための第3の工程と、 前記マルチシーン構成情報を参照して、リンクする特定
のプログラム情報が存在する場合、シークレットキー情
報入力のための表示を得る第4の工程と、 前記シークレットキー入力のための表示が行われている
ときにシークレットキー情報を入力する第5の工程と、 前記第5の工程で入力された前記シークレットキー情報
により、前記第1、第2のプログラム情報のデータ列の
うち予め設定されている特定の列を再生する第6の工程
と を具備したことを特徴とするマルチシーン記録媒体の再
生方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51250794A JP2718834B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-10-29 | マルチシーン記録媒体の再生装置及び方法 |
JP5179812A JP2723500B1 (ja) | 1993-10-29 | 1997-07-04 | マルチシーン記録媒体の再生装置及び方法 |
JP5179805A JP2723499B1 (ja) | 1993-10-29 | 1997-07-04 | マルチシーン記録媒体の再生装置及び方法 |
JP5179804A JP2723498B1 (ja) | 1993-10-29 | 1997-07-04 | マルチシーン記録媒体の再生装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9224213.0 | 1992-11-18 | ||
GB9316954.8 | 1993-08-14 | ||
JP51250794A JP2718834B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-10-29 | マルチシーン記録媒体の再生装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08503474A JPH08503474A (ja) | 1996-04-16 |
JP2718834B2 true JP2718834B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=18527474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51250794A Expired - Lifetime JP2718834B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | マルチシーン記録媒体の再生装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2718834B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7200814B2 (en) | 1997-05-29 | 2007-04-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Reproduction apparatus |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP51250794A patent/JP2718834B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7200814B2 (en) | 1997-05-29 | 2007-04-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Reproduction apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08503474A (ja) | 1996-04-16 |
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