JP2717875B2 - 馬鈴薯の収穫方法 - Google Patents
馬鈴薯の収穫方法Info
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- JP2717875B2 JP2717875B2 JP19787790A JP19787790A JP2717875B2 JP 2717875 B2 JP2717875 B2 JP 2717875B2 JP 19787790 A JP19787790 A JP 19787790A JP 19787790 A JP19787790 A JP 19787790A JP 2717875 B2 JP2717875 B2 JP 2717875B2
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- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は馬鈴薯の収穫方法の改良に関するものであ
る。
る。
[従来の技術] 馬鈴薯のデガー収穫において、掘取り後風乾列が形成
されるがそれを収穫するために手拾い、または、ピック
アップハーベスタが用いられる。ピックアップハーベス
タの場合、風乾列と風乾列の間をトラクタの車輪および
ピックアップハーベスタの車輪が通過するため適切な間
隔が必要である。そのため2畦を1列の風乾列に形成す
る。
されるがそれを収穫するために手拾い、または、ピック
アップハーベスタが用いられる。ピックアップハーベス
タの場合、風乾列と風乾列の間をトラクタの車輪および
ピックアップハーベスタの車輪が通過するため適切な間
隔が必要である。そのため2畦を1列の風乾列に形成す
る。
また、馬鈴薯の収穫作業は圃場の外側から行われるこ
ともあるが、これは実作業以外の枕地の走行が多く能率
を低下させるため、通常は、圃場の中の適当な畦数箇所
を最初に掘り上げ、その畦から順次外側に向って収穫す
る。これを中掘りというが、この方法により無駄な走行
を縮減し能率をあげることができる。
ともあるが、これは実作業以外の枕地の走行が多く能率
を低下させるため、通常は、圃場の中の適当な畦数箇所
を最初に掘り上げ、その畦から順次外側に向って収穫す
る。これを中掘りというが、この方法により無駄な走行
を縮減し能率をあげることができる。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように2畦を1列の風乾列とした場合、単位長
さ当たりの馬鈴薯の量は1畦の2倍であり機械も大型と
なり、また、機械を通過する馬鈴薯も大量なため機上選
別が困難である。比較的小規模栽培の場合は機械を小型
にし、更に選別精度を上げるために1畦1列の風乾列に
することが望まれているが、風乾列の間隔が狭くなるた
め、トラクタおよび作業機の車輪を走行させることが困
難になり実施することができなかった。
さ当たりの馬鈴薯の量は1畦の2倍であり機械も大型と
なり、また、機械を通過する馬鈴薯も大量なため機上選
別が困難である。比較的小規模栽培の場合は機械を小型
にし、更に選別精度を上げるために1畦1列の風乾列に
することが望まれているが、風乾列の間隔が狭くなるた
め、トラクタおよび作業機の車輪を走行させることが困
難になり実施することができなかった。
本発明はこの要望に応えるためになされたものであ
り、その目的とするところは、1畦1列の間隔の狭い風
乾列の馬鈴薯をピックアップハーベスタにより収穫する
方法を提供することにある。
り、その目的とするところは、1畦1列の間隔の狭い風
乾列の馬鈴薯をピックアップハーベスタにより収穫する
方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明が採用した手段は、
圃場の内側にの隣接する4畦から2畦1列の風乾列2本
を形成し、その他の畦はすべて1畦1列の風乾列に形成
し、始めにオフセット型のピックアップハーベスタで前
記2畦1列の風乾列2本を中掘りでピックアップし、つ
いでその外側の1畦1列の風乾列を内側から順次ピック
アップすることにある。
圃場の内側にの隣接する4畦から2畦1列の風乾列2本
を形成し、その他の畦はすべて1畦1列の風乾列に形成
し、始めにオフセット型のピックアップハーベスタで前
記2畦1列の風乾列2本を中掘りでピックアップし、つ
いでその外側の1畦1列の風乾列を内側から順次ピック
アップすることにある。
[作用] すべてが1畦1例の風乾列では相互の間隔が狭くトラ
クタおよび作業機の車輪の通過が困難であるが、始めの
中掘りは2畦1列の風乾列であるから、間隔が広くトラ
クタと作業機の走行は容易である。ピックアップハーベ
スタはトラクタ車輪の外側にピックアップ部を備えたオ
フセット型であり、トラクタは畦2本を跨ぎ、ピックア
ップ部は更にその外側の風乾列に臨むことになる。
クタおよび作業機の車輪の通過が困難であるが、始めの
中掘りは2畦1列の風乾列であるから、間隔が広くトラ
クタと作業機の走行は容易である。ピックアップハーベ
スタはトラクタ車輪の外側にピックアップ部を備えたオ
フセット型であり、トラクタは畦2本を跨ぎ、ピックア
ップ部は更にその外側の風乾列に臨むことになる。
2畦1列の風乾列2本を形成し、その外側を1畦1列
の風乾列とし、先ず2畦1列の風乾列2本を中掘りとす
ることにより、トラクタとピックアップハーベスタはピ
ックアップの終った圃場の部分を通過しながら、その後
の1畦1列のピックアップを順次実施することができる
から、1畦1列の狭い風乾列がトラクタとピックアップ
ハーベスタの走行に支障を与えることはない。
の風乾列とし、先ず2畦1列の風乾列2本を中掘りとす
ることにより、トラクタとピックアップハーベスタはピ
ックアップの終った圃場の部分を通過しながら、その後
の1畦1列のピックアップを順次実施することができる
から、1畦1列の狭い風乾列がトラクタとピックアップ
ハーベスタの走行に支障を与えることはない。
[実施例] 第1図は、デカー1及び1′が2畦1列、1畦1列の
風乾列を形成すの説明図で、デガーは農業用のトラクタ
に牽引されている。
風乾列を形成すの説明図で、デガーは農業用のトラクタ
に牽引されている。
デガー1において2枚の案内板2を後方狭小に配設
し、2畦1列の風乾列Aを形成する。デガー1′では左
2枚、右1枚の案内板3、3′で、それぞれの掘取り後
に風乾列Bが形成されるように後方狭小に配設する。図
中a、b、cの順に作業することにより、2畦1列の風
乾列2本とその外側に1畦1列の風乾列が形成される。
以後順次外側に向かって作業が継続される。
し、2畦1列の風乾列Aを形成する。デガー1′では左
2枚、右1枚の案内板3、3′で、それぞれの掘取り後
に風乾列Bが形成されるように後方狭小に配設する。図
中a、b、cの順に作業することにより、2畦1列の風
乾列2本とその外側に1畦1列の風乾列が形成される。
以後順次外側に向かって作業が継続される。
第2図は、ピックアップハーベスタにより馬鈴著をピ
ックアップする状態を示す。先に述べたとおり、デガー
の掘取り作業により2畦1列の風乾列A、A′、1畦1
列の風乾列B1、B2、....が形成されるが、ピックアップ
ハーベスタ4はピックアップ部5がトラクタ6に対して
オフセットしているので、トラクタ6は風乾列Aを跨ぎ
風乾列A′をピックアップする。風乾列A′のピックア
ップ終了後、逆方向から進入し風乾列Aをピックアップ
する位置で進行し、風乾列Aをピックアップする。次に
1畦1列の風乾列B1をピックアップする。以後順次B2、
B3、B4、B5とピックアップする。このように、1畦1列
の風乾列をピックアップするとき、トラクタ6とピック
アップハーベスタ4の車輪は常に圃場のピックアップが
終了した部分を通過するから、1畦1列の間隔が狭い風
乾列が車輪の通過に支障を与えることはない。
ックアップする状態を示す。先に述べたとおり、デガー
の掘取り作業により2畦1列の風乾列A、A′、1畦1
列の風乾列B1、B2、....が形成されるが、ピックアップ
ハーベスタ4はピックアップ部5がトラクタ6に対して
オフセットしているので、トラクタ6は風乾列Aを跨ぎ
風乾列A′をピックアップする。風乾列A′のピックア
ップ終了後、逆方向から進入し風乾列Aをピックアップ
する位置で進行し、風乾列Aをピックアップする。次に
1畦1列の風乾列B1をピックアップする。以後順次B2、
B3、B4、B5とピックアップする。このように、1畦1列
の風乾列をピックアップするとき、トラクタ6とピック
アップハーベスタ4の車輪は常に圃場のピックアップが
終了した部分を通過するから、1畦1列の間隔が狭い風
乾列が車輪の通過に支障を与えることはない。
[発明の効果] 上述のとおり、圃場の内側において隣合う4畦を2畦
1列の風乾列2本に、その外側の各畦を1畦1列の風乾
列にそれぞれ形成すること、及びピックアップハーベス
タをオフセット型にすることにより、始めの中掘りは風
乾列の間隔が広いため、トラクタ車輪が風乾列に接触し
たり乗込むおそれもなく容易に作業できる。その後は、
ピックアップの終った部分を走行しながら、1畦1列の
風乾列の作業をするので、車輪が風乾列に接触したり乗
込むおそれは全くない。
1列の風乾列2本に、その外側の各畦を1畦1列の風乾
列にそれぞれ形成すること、及びピックアップハーベス
タをオフセット型にすることにより、始めの中掘りは風
乾列の間隔が広いため、トラクタ車輪が風乾列に接触し
たり乗込むおそれもなく容易に作業できる。その後は、
ピックアップの終った部分を走行しながら、1畦1列の
風乾列の作業をするので、車輪が風乾列に接触したり乗
込むおそれは全くない。
2畦1列の風乾列2本をピックアップすると畦4本が
処理されたことになる、トラクタは裸地を走行、更にオ
フセット型のためトラクタの走行はピックアップ部が風
乾列に一致することのみに注意し運転すればよく、運転
者は側方下のよく見える位置にあるピックアップ部を見
ながら安全かつ容易に作業することができる。また、1
畦1列の場合は機械の中を流れる馬鈴著が適切な量であ
り機上選別が容易かつ選別精度が向上する。更に小型軽
量化することができコストを下げ利用経費の低減を量る
ことができる。
処理されたことになる、トラクタは裸地を走行、更にオ
フセット型のためトラクタの走行はピックアップ部が風
乾列に一致することのみに注意し運転すればよく、運転
者は側方下のよく見える位置にあるピックアップ部を見
ながら安全かつ容易に作業することができる。また、1
畦1列の場合は機械の中を流れる馬鈴著が適切な量であ
り機上選別が容易かつ選別精度が向上する。更に小型軽
量化することができコストを下げ利用経費の低減を量る
ことができる。
第1図は本発明の一実施例の方法により風乾列の形成が
行われている圃場の平面図、 第2図は本発明の一実施例の方法により風乾列のピック
アップが行なわれている圃場の平面図である。 図において、符号1はデガー、2、2′、3、3′は案
内板、4はピックアップハーベスタ、5はピックアップ
部、6はトラクタをそれぞれ示す。
行われている圃場の平面図、 第2図は本発明の一実施例の方法により風乾列のピック
アップが行なわれている圃場の平面図である。 図において、符号1はデガー、2、2′、3、3′は案
内板、4はピックアップハーベスタ、5はピックアップ
部、6はトラクタをそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【請求項1】圃場の内側において隣合う4畦を2畦1列
の風乾列2本に形成し、その外側の各畦を1畦1列の風
乾列に形成し、オフセット型ピックアップハーベスタに
より2畦1列風乾列2本をピックアップし、ついで1畦
1列の風乾列を順次内側からピックアップすることを特
徴とする馬鈴薯の収穫方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19787790A JP2717875B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 馬鈴薯の収穫方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19787790A JP2717875B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 馬鈴薯の収穫方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0484818A JPH0484818A (ja) | 1992-03-18 |
JP2717875B2 true JP2717875B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=16381806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19787790A Expired - Lifetime JP2717875B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 馬鈴薯の収穫方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2717875B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2471334C1 (ru) * | 2011-07-18 | 2013-01-10 | Юрий Феликсович Черняков | Способ работы погрузчика-очистителя корнеплодов и агрегат для его осуществления |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP19787790A patent/JP2717875B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0484818A (ja) | 1992-03-18 |
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