JP2717576B2 - コンベヤ式流量計 - Google Patents

コンベヤ式流量計

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JP2717576B2
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賢二 武冨
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンベヤを用いて粉粒体の流量を計測するコ
ンベヤ式流量計に関する。
(従来技術) 従来、粉粒体の流量を計測する方法は種々知られてい
る。たとえばバッチ式流量計は連続して流れる粉粒体の
一部を一旦容器に留めて計量し、計量後下流に流すこと
を繰り返して流量を計測するものである。この流量計を
用いると粉粒体の流れが断続してしまい、瞬間的な流量
を計測することができない。
そこで、粉粒体の流れを断続させずに瞬間的な流量を
計測することが望まれる場合は、ベルトコンベヤ式流量
計やスクリューコンベヤ式流量計などのコンベヤ式流量
計が用いられる。この形式の流量計はベルトコンベヤや
スクリューコンベヤで粉粒体を搬送しながらコンベヤ上
の粉粒体の重量を計測することにより流量を計量するも
のであり、振動が少なくて連続的に流量計測ができる
が、比較的規模が大きくてかなりの設置スペースが必要
となるという問題がある。それに加えて、搬送中の粉粒
体を一旦ベルトコンベヤやスクリューコンベヤに移す際
の衝撃や流量が急激に変動したときの衝撃が計量に影響
を及ぼすために正確な計量ができないという精度上の問
題がある。
一方、従来のコンベヤ式流量計では、コンベヤによる
粉粒体の搬送速度を一定に保ちながらコンベヤで搬送さ
れる粉粒体の重量を流量に換算して計量するものである
が、粉粒体の流量が変動するとコンベヤ全体の重心が移
動するために計量誤差が生じてしまいやはり精度上の問
題がある。
(発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、粉粒
体の流れを止めずに瞬間的な流量を精度よく計測するこ
とができる流量計を提供することを目的とし、この目的
を達成するために、第1には、スクリューコンベヤに設
けた粉粒体投入口の真下の位置にスクリューコンベヤ全
体を支持する支点を設けたものである。また第2の構成
として、ベルトコンベヤにしろスクリューコンベヤにし
ろコンベヤ内の粉粒体の重量がほぼ一定となるようにコ
ンベヤ駆動用モータの回転数を制御するように構成した
ものである。
(実施例) 以下本発明を図面に基づいて説明する。
本発明による流量計の一例としてスクリューコンベヤ
を例にとって説明する。実施例の説明に先立ってまずス
クリューコンベヤの搬送能力について説明する。
いま、スクリューコンベヤの羽根の径をD、シャフト
の径をd、羽根のピッチをP、羽根の数をn、羽根の回
転数をN(rpm)、粉粒体の見かけ比重をγ、スクリュ
ーコンベヤ内の粉粒体の充満率をφとすると、スクリュ
ーコンベヤの粉粒体搬送能力Q(Kg/h)は次式で表わせ
る。
またある瞬間におけるスクリューコンベヤ内の粉流体
の重量W(kg)は と表わせる。
一方、羽根のピッチPとコンベヤの長さlと羽根の数
nとの間には P=l/n ……(3) の関係がある。
これらの式(1),(2),(3)から次のように搬
送能力Q(Kg/h)が求められる。
Q=W/n・N・60 …(4) すなわちある長さのスクリューコンベヤにおいてコン
ベンヤ中の粉粒体の重量Wと羽根数nとその回転数Nが
わかれば搬送量は計算できる。スクリューコンベヤの羽
根数nは変化しないから、重量Wと回転数Nを測定すれ
ば搬送量Qが計算できる。
重量Wはロードセルなどの重量センサで計算される
し、スクリューコンベヤの回転数Nは直接回転計または
コンベヤ駆動用モータの回転数より算出する。搬送量の
計算においてはコンベヤ内の滞留量はNの大小によりい
くらかであってもよいからその量が常に一定になるよう
にしておけば重心位置の変動がなくセンサと重心点との
距離の変化によるモーメントの変化が防げ、より正確な
重量が計測できる。
さて、本発明によるコンベヤ式流量計の一例としての
スクリューコンベヤ式流量計の一実施例を第1図に示
す。
スクリューコンベヤ流量計1はケース2内に上下2段
に収納され一端(図において左側の端部)で連通したス
クリューコンベヤ11および12から成り、上段スクリュー
コンベヤ11の他端(図において右側の端部)には粉粒体
の投入口13が連結され、下段スクリューコンベヤ12の同
じく他端には粉粒体の排出口14が投入口13と同じ位置に
連結されている。
上段スクリューコンベヤ11の内部にはスクリューコン
ベヤ羽根15がシャフト15aに固定して設けられ、下段ス
クリューコンベヤ12の内部にはスクリューコンベヤ羽根
16がシャフト16aに固定して設けられており、シャフト1
5aおよび16aは互いに嵌合するギヤ17および18を介して
モータ19により回転されるようになっている。
スクリューコンベヤ11および12のケース2はその一端
の粉粒体投入口13および排出口14の位置で両コンベヤ1
1,12の間において支持部材20により支点として静止系に
対して支持されており、他端(図において左側の端部)
はロードセル21に結合されている。ロードセル21はスク
リューコンベヤ11および12内の粉粒体の重量に応じた信
号を出力する。
22はロードセル21から出力される重量信号を増幅する
ロードセルアンプ、23はモータ19の回転によるスクリュ
ーコンベヤの回転数Nに基づいて粉粒体の流量を上式
(4)に従って演算するとともにロードセルアンプ22で
増幅された重量信号に基づいてモータ19の回転数を制御
するための演算制御装置、24は演算制御装置23からの制
御信号に応じた交流の速度制御信号を出力する可変速装
置である。
さてこの流量計において、モータ19を回転してスクリ
ューコンベヤ11および12を回転させておき、粉粒体投入
口13から粉粒体を投入すると、粉粒体は上段スクリュー
コンベヤ11により矢印方向に左端まで搬送され、左端で
下段スクリューコンベヤ12に移り、今度は矢印方向に右
端まで搬送され、右端で排出口14から排出される。スタ
ート時においてはモータの回転数を最大(すなわち搬送
能力が最大)にしておいて粉粒体を流しはじめる。
こうしてスクリューコンベヤ11,12内に粉粒体の定常
的な流れができた状態において、スクリューコンベヤ1
1,12内に充満されている粉粒体の重量Wがロードセル21
により計測されて重量信号として出力されている。この
重量信号はロードセルアンプ22で増幅されて演算制御装
置23に送られる。
演算制御装置23ではロードセルアンプ22で増幅された
重量信号(重量Wを表わす)とモータ19の回転数から決
まるスクリューコンベヤ11,12の羽根の回転数Nとから
式(4)に従って粉粒体の搬送能力Qすなわち流量を演
算して出力する。
ところで粉粒体投入口13から投入される粉粒体の流量
が変化すると、演算制御装置23はその変化を重量信号の
変動で検知し重量の変化を打消すようにモータ19の回転
数を変化するような制御信号を可変速装置24に出力す
る。すなわち粉粒体の流量が減少してロードセル21によ
り検知される重量が減少したときはモータ19の回転数を
減少させてスクリューコンベヤ11,12内に滞在する粉粒
体を増すことにより重量が減少するのを抑え、粉粒体の
流量が増したときはモータ19の回転数を増加してスクリ
ューコンベヤ11,12内に滞在する粉粒体を減らすことに
より重量が増加するのを抑える。こうすることによりス
クリューコンベヤ11,12内の粉粒体の重量を常に一定に
しておいてその時の重量Wと回転数Nとから流量を演算
し表示する。この時コンベヤ内に滞留させる量を流入量
の大小に関係なく一定にしてあるから、流量計の重心位
置をほぼ一定にすることができ、重量センサと重心の位
置変化によるモーメントの変化がなく正確な流量演算が
できる。
また、投入口13から粉粒体を投入したときの衝撃は、
投入口13と排出口14とが同一の垂直軸線上に位置して設
けられており、しかもその軸線上で支持部材20によりコ
ンベヤケース2が支持されているので、その衝撃が流量
測定に影響を及ぼすことがない。
上記実施例では上下2段式のスクリューコンベヤ流量
計について例示したが、本発は2段式に限定されるもの
ではなく、1段式のコンベヤ式流量計にも適用できるこ
とはもちろんである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明においては、スクリュー
コンベヤを上下に配置し、上段スクリューコンベヤに設
けた粉粒体投入口の真下の位置でスクリューコンベヤ全
体を支点として支持するように構成したので、粉粒体の
流れを断続させることなく連続的に流量計測ができるこ
とはもちろんのこと、粉粒体投入時の衝撃の影響をなく
すことができ、流量計測に何ら悪影響は及ぼさずに正確
な流量計測ができる。また、コンベヤ上の粉粒体の重量
が一定となるようにコンベヤ駆動用モータの回転数を制
御するように構成し、その回転数に基づいて流量を演算
するようにしたので、粉粒体の流量が変動してもコンベ
ヤ全体の重心が移動しないから流量の演算には何ら影響
を受けることなく正確な流量計測ができる。また粉粒体
の投入口と排出口とを同じ上下方向の位置に設けること
により、粉流体移送路で生ずる上、下の負圧の影響を回
避できるし、密閉系への適用も可能である。また既設の
配管の途中に挿入して簡単に据付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるコンベヤ式流量計の一実施例を示
す線図である。 1……流量計、2……コンベヤケース、11……上段スク
リューコンベヤ、12……下段スクリューコンベヤ、13…
…粉粒体投入口、14……粉粒体排出口、15,16……スク
リューコンベヤ、17,18……ギヤ、19……モータ、21…
…ロードセル、22……ロードセルアンプ、23……演算制
御装置、24……可変速装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリューコンベヤの一端近くに設けられ
    た粉粒体投入口の位置を支点として支持する支持部材
    と、前記スクリューコンベヤを支持することにより該ス
    クリューコンベヤ内の粉粒体の重量を計測する重量セン
    サと、前記重量センサにより計測された粉粒体の重量と
    前記スクリューコンベヤの回転数とに基づいて粉粒体の
    流量を演算する演算手段とを有し、前記スクリューコン
    ベヤが上下に配置されたコンベヤから成り、下段スクリ
    ューコンベヤは上段スクリューコンベヤの粉粒体投入口
    の真下に粉粒体排出口を有することを特徴とするスクリ
    ューコンベヤ式流量計。
  2. 【請求項2】コンベヤの一端近くに設けられたコンベヤ
    支持部材と、前記コンベヤを支持することによりコンベ
    ヤ内の粉粒体の重量を計測する重量センサと、前記重量
    センサからの出力に基づいてコンベヤ内の粉粒体の重量
    がほぼ一定となるようにコンベヤの回転数を制御しつつ
    前記重量センサにより計測された粉粒体の重量とコンベ
    ヤの回転数とに基づいて粉粒体の流量を演算する演算手
    段とを有することを特徴とするコンベヤ式流量計。
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