JP2713820B2 - ガス供給システム - Google Patents
ガス供給システムInfo
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- JP2713820B2 JP2713820B2 JP18114091A JP18114091A JP2713820B2 JP 2713820 B2 JP2713820 B2 JP 2713820B2 JP 18114091 A JP18114091 A JP 18114091A JP 18114091 A JP18114091 A JP 18114091A JP 2713820 B2 JP2713820 B2 JP 2713820B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C13/00—Details of vessels or of the filling or discharging of vessels
- F17C13/04—Arrangement or mounting of valves
- F17C13/045—Automatic change-over switching assembly for bottled gas systems with two (or more) gas containers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C2223/00—Handled fluid before transfer, i.e. state of fluid when stored in the vessel or before transfer from the vessel
- F17C2223/01—Handled fluid before transfer, i.e. state of fluid when stored in the vessel or before transfer from the vessel characterised by the phase
- F17C2223/0107—Single phase
- F17C2223/0123—Single phase gaseous, e.g. CNG, GNC
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C2227/00—Transfer of fluids, i.e. method or means for transferring the fluid; Heat exchange with the fluid
- F17C2227/04—Methods for emptying or filling
- F17C2227/048—Methods for emptying or filling by maintaining residual pressure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のガス供給者が共
同してガス充填容器を集約管理することにより、ガス充
填容器の配送を合理化するとともに、ガスを集団供給す
るにもかかわらず、ガス被供給者が戸別にガス供給者を
選択できるようにしたガス供給システムに関する。
同してガス充填容器を集約管理することにより、ガス充
填容器の配送を合理化するとともに、ガスを集団供給す
るにもかかわらず、ガス被供給者が戸別にガス供給者を
選択できるようにしたガス供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】LPガスを使用したガス供給システム
は、一戸建ての小住宅を対象にしたものから10階建て
のマンションのような集合住宅を対象にしたものまで、
その規模にはさまざまなものがある。
は、一戸建ての小住宅を対象にしたものから10階建て
のマンションのような集合住宅を対象にしたものまで、
その規模にはさまざまなものがある。
【0003】このガス供給システムを略説すると、一戸
建ての場合は、図6に示すように、家屋101に近接し
てガス充填容器102(以下ボンベと称す)を設置し、
ガスはこれに接続した圧力調整器103により使用圧力
に減圧され、さらにマイコンを内蔵した戸別マイコンガ
スメータ104を通って屋内に導かれる。そしてマイコ
ンガスメータ104の検針値は、外部回線による通信機
能をもったコントローラ105により、NTTの外部回
線を介してガス供給者に通知されるようになっている。
建ての場合は、図6に示すように、家屋101に近接し
てガス充填容器102(以下ボンベと称す)を設置し、
ガスはこれに接続した圧力調整器103により使用圧力
に減圧され、さらにマイコンを内蔵した戸別マイコンガ
スメータ104を通って屋内に導かれる。そしてマイコ
ンガスメータ104の検針値は、外部回線による通信機
能をもったコントローラ105により、NTTの外部回
線を介してガス供給者に通知されるようになっている。
【0004】また、図7に示すように、マンションのよ
うな高層な集合住宅110の場合は、多数の世帯を対象
にするので、1か所に多数のボンベ102を集約保管
し、埋設管111を経て各世帯にガスを供給するように
なっている。そして、上述の一戸建ての場合は、各世帯
ごとに消費者、すなわちガス被供給者は所望のガス供給
者を選ぶことができるが、マンションのような場合は一
般に特定のガス供給者が独占管理しており、ガス被供給
者はガス供給者を選択できないのが実情である。
うな高層な集合住宅110の場合は、多数の世帯を対象
にするので、1か所に多数のボンベ102を集約保管
し、埋設管111を経て各世帯にガスを供給するように
なっている。そして、上述の一戸建ての場合は、各世帯
ごとに消費者、すなわちガス被供給者は所望のガス供給
者を選ぶことができるが、マンションのような場合は一
般に特定のガス供給者が独占管理しており、ガス被供給
者はガス供給者を選択できないのが実情である。
【0005】ところで、ガス供給システムの普及につれ
て種々な問題が発生している。
て種々な問題が発生している。
【0006】すなわち、一戸建ての場合についていえ
ば、、一般に多数の一戸建ての家屋が隣接して建てられ
ており、その間の道路はボンベ運搬車が通るには十分な
広さとはいえず、障害物もあり、さらにボンベの交換は
戸別に行わなければならない事情もあって、ボンベの搬
入搬出作業は極めて面倒で時間がかかり、かなりの労力
を要する作業であった。また、各戸の消費情報の収集に
ついても、各戸にコントローラを設置するなど価格の面
でも高いものとなり、上述のボンベ交換の事情ととも
に、ガス供給システムの合理化の大きな妨げになってい
た。
ば、、一般に多数の一戸建ての家屋が隣接して建てられ
ており、その間の道路はボンベ運搬車が通るには十分な
広さとはいえず、障害物もあり、さらにボンベの交換は
戸別に行わなければならない事情もあって、ボンベの搬
入搬出作業は極めて面倒で時間がかかり、かなりの労力
を要する作業であった。また、各戸の消費情報の収集に
ついても、各戸にコントローラを設置するなど価格の面
でも高いものとなり、上述のボンベ交換の事情ととも
に、ガス供給システムの合理化の大きな妨げになってい
た。
【0007】上述のボンベの配送についての問題点を解
決するものとして、図8に示すようなガス供給システム
がある。すなわち、一戸建ての各戸イ、ロ、ハ、ニ、ホ
で一区画を形成し、これら各戸にガスメータ122、1
22と、これらに接続した通信コントローラ123、1
23とを設け、NTT回線124を介して各戸から直接
その各ガス供給者A、B、Cへデータ通報を可能にす
る。さらにまた、各ガス供給者A、B、Cは共同して、
ボンベ125を集約保管するボンベ庫126と、このボ
ンベ庫126にボンベ125を配送交換する共同配送セ
ンター127とを設け、ボンベ庫126への配送を合理
化したガス供給システムである。
決するものとして、図8に示すようなガス供給システム
がある。すなわち、一戸建ての各戸イ、ロ、ハ、ニ、ホ
で一区画を形成し、これら各戸にガスメータ122、1
22と、これらに接続した通信コントローラ123、1
23とを設け、NTT回線124を介して各戸から直接
その各ガス供給者A、B、Cへデータ通報を可能にす
る。さらにまた、各ガス供給者A、B、Cは共同して、
ボンベ125を集約保管するボンベ庫126と、このボ
ンベ庫126にボンベ125を配送交換する共同配送セ
ンター127とを設け、ボンベ庫126への配送を合理
化したガス供給システムである。
【0008】上述のシステムのコントローラ123、ガ
スメータ122につきその概略を説明する。ガスメータ
122には、マイコンを内蔵したガスメータ122a
と、内蔵しないガスメータ122bとがある。
スメータ122につきその概略を説明する。ガスメータ
122には、マイコンを内蔵したガスメータ122a
と、内蔵しないガスメータ122bとがある。
【0009】(1)コントローラ123は、図9に示す
マイコンガスメータ122aを接続する形式のコントロ
ーラ123aと、図10に示すマイコンを内蔵しない遮
断弁内蔵自動検針ガスメータ122bを接続する形式の
コントローラ123bとの2種類がある。コントローラ
123aはCPU131aを内蔵し、これにマイコンガ
スメータ122aが接続される。コントローラ123b
はCPU131bを内蔵し、これに検針I/F 回路13
2、遮断回路133、警報器回路134が接続されてお
り、検針I/F 回路132および遮断回路133はガスメ
ータ122bに接続される。
マイコンガスメータ122aを接続する形式のコントロ
ーラ123aと、図10に示すマイコンを内蔵しない遮
断弁内蔵自動検針ガスメータ122bを接続する形式の
コントローラ123bとの2種類がある。コントローラ
123aはCPU131aを内蔵し、これにマイコンガ
スメータ122aが接続される。コントローラ123b
はCPU131bを内蔵し、これに検針I/F 回路13
2、遮断回路133、警報器回路134が接続されてお
り、検針I/F 回路132および遮断回路133はガスメ
ータ122bに接続される。
【0010】なお、ガスメータ、コントローラ、CPU
などを総称するときは、ガスメータ122、コントロー
ラ123、CPU131などと記載し、種類に対応して
a,bの文字を添付する。そして、このCPU131の
RAMには、次ぎのようなデータがセンターローデイン
グまたは、設定器で設定され、記憶される。
などを総称するときは、ガスメータ122、コントロー
ラ123、CPU131などと記載し、種類に対応して
a,bの文字を添付する。そして、このCPU131の
RAMには、次ぎのようなデータがセンターローデイン
グまたは、設定器で設定され、記憶される。
【0011】a ユーザーID b 第1通報先 c 第2通報先 d 第1通報先へ通報する項目 e 第2通報先へ通報する項目 (2)集団供給システムに用いる場合の設定例 a 第1通報先……共同配送センター b 第2通報先……ガス供給者 c 第1通報先へ通報する項目……ガス検針値(定周期通
報、配送センターが配送の要否判断に使う d 第2通報先へ通報する項目……ガス検針値(定日時通
報、ガス供給者がユーザーへの料金請求に使う) (3)警報器の接続は、コントローラ123aの場合は
マイコン内蔵ガスメータ122aに接続し、コントロー
ラ123bの場合はコントローラ123bに接続する。
報、配送センターが配送の要否判断に使う d 第2通報先へ通報する項目……ガス検針値(定日時通
報、ガス供給者がユーザーへの料金請求に使う) (3)警報器の接続は、コントローラ123aの場合は
マイコン内蔵ガスメータ122aに接続し、コントロー
ラ123bの場合はコントローラ123bに接続する。
【0012】以上のような構成の、このガス供給システ
ムにおける検針、ボンベの配送交換につき説明すると、 (検針)2か所通信機能(共同配送センターおよびガス
供給者の2か所)を有するコントローラ123、123
を用い、一方の通信機能で各戸の検針値を、ユーザーI
Dとともに共同配送センター127に通報する。この場
合は一定周期で検針値を送る定周期検針機能を用いる。
また、他方の通信機能で異常情報をユーザーIDととも
にガス供給者A、B、Cへ通報する。さらに毎月1回の
検針値通報も定日時検針通報としてユーザーIDととも
にガス供給者A、B、Cに送る。
ムにおける検針、ボンベの配送交換につき説明すると、 (検針)2か所通信機能(共同配送センターおよびガス
供給者の2か所)を有するコントローラ123、123
を用い、一方の通信機能で各戸の検針値を、ユーザーI
Dとともに共同配送センター127に通報する。この場
合は一定周期で検針値を送る定周期検針機能を用いる。
また、他方の通信機能で異常情報をユーザーIDととも
にガス供給者A、B、Cへ通報する。さらに毎月1回の
検針値通報も定日時検針通報としてユーザーIDととも
にガス供給者A、B、Cに送る。
【0013】(ボンベ交換)共同配送センター127で
は、1区画分の戸別検針値を合計してガス使用量を求
め、ボンベ庫126内の残量を計算し、一定量以下にな
ったときは、ボンベ125の交換を行う。
は、1区画分の戸別検針値を合計してガス使用量を求
め、ボンベ庫126内の残量を計算し、一定量以下にな
ったときは、ボンベ125の交換を行う。
【0014】しかし、このようなガス供給システムは、
次のような欠点がある。
次のような欠点がある。
【0015】すなわち、共同配送センター127で一区
画のガス使用料を計算し、ガス切れのないようにするた
めには、急激な消費量増加を検出できなければならな
い。このためには、検針周期を短くして頻繁に配送セン
ター127に通報する必要がある。したがって、これが
回線使用料金を増加させコスト高となる。
画のガス使用料を計算し、ガス切れのないようにするた
めには、急激な消費量増加を検出できなければならな
い。このためには、検針周期を短くして頻繁に配送セン
ター127に通報する必要がある。したがって、これが
回線使用料金を増加させコスト高となる。
【0016】また、一区画の戸別検針値のどれかが得ら
れない場合は、その区画の使用量が正確に計算できな
い。この通信が正常に終了しない原因として通信回線の
トラブル、ノイズ誘導などが考えられる。通信が正常に
行われないために、配送センター127で使用量が正確
に計算できなくなる確率は、一区画内の戸数に比例して
大きくなる。
れない場合は、その区画の使用量が正確に計算できな
い。この通信が正常に終了しない原因として通信回線の
トラブル、ノイズ誘導などが考えられる。通信が正常に
行われないために、配送センター127で使用量が正確
に計算できなくなる確率は、一区画内の戸数に比例して
大きくなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のガス供給システムは、通信回線のトラブルにより、ガ
ス消費量を正確に把握することが困難な場合があり、ガ
ス供給者から十分な信頼が得られない。また、ボンベの
配送については、正確な残量が得られないので、急激な
ガス消費量の増加に対応するために検出回数を増加させ
る必要があり、かえってコスト高になる欠点がある。
のガス供給システムは、通信回線のトラブルにより、ガ
ス消費量を正確に把握することが困難な場合があり、ガ
ス供給者から十分な信頼が得られない。また、ボンベの
配送については、正確な残量が得られないので、急激な
ガス消費量の増加に対応するために検出回数を増加させ
る必要があり、かえってコスト高になる欠点がある。
【0018】本発明は、上述の欠点を解消するためにな
されたもので、その目的とするところは、複数戸の一戸
建て、もしくは複数戸が入居している集合住宅に対し、
ボンベを集約保管するとともに、コストの上昇を招くこ
となくガスの消費量を正確に把握することによりボンベ
の配送を適正合理化し、さらにガス供給者が単独の場合
のみならず、複数の場合でも適応できるようにしたガス
供給システムを提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、複数戸の一戸
建て、もしくは複数戸が入居している集合住宅に対し、
ボンベを集約保管するとともに、コストの上昇を招くこ
となくガスの消費量を正確に把握することによりボンベ
の配送を適正合理化し、さらにガス供給者が単独の場合
のみならず、複数の場合でも適応できるようにしたガス
供給システムを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数のガス充填容器を集約保管しこのガス
充填容器からガスを元ガスメータおよび戸別ガスメータ
を介して複数戸のガス被供給者に供給しかつ元ガスメー
タおよび戸別ガスメータを制御するコントローラを設け
たガス供給システムであって、前記コントローラは、前
記元ガスメータおよび前記複数戸の戸別ガスメータに接
続されこれらの検針値を収集し各戸にガスを供給する単
独もしくは複数のガス供給者に戸別検針値を設定時期に
通知しかつ集約保管しているガスの残量を元ガスメータ
の検針値により算出し設定値以下になったときに残量警
報を発信することを特徴とするガス供給システムであ
る。
に本発明は、複数のガス充填容器を集約保管しこのガス
充填容器からガスを元ガスメータおよび戸別ガスメータ
を介して複数戸のガス被供給者に供給しかつ元ガスメー
タおよび戸別ガスメータを制御するコントローラを設け
たガス供給システムであって、前記コントローラは、前
記元ガスメータおよび前記複数戸の戸別ガスメータに接
続されこれらの検針値を収集し各戸にガスを供給する単
独もしくは複数のガス供給者に戸別検針値を設定時期に
通知しかつ集約保管しているガスの残量を元ガスメータ
の検針値により算出し設定値以下になったときに残量警
報を発信することを特徴とするガス供給システムであ
る。
【0020】
【作用】本発明においては、戸別のガス消費量を外部の
回線を介さずに、ガスメータから直接コントローラに入
力させ、消費情報の処理をするように構成したので、確
実、正確に消費量が分かり、信頼性の高いガス供給シス
テムが得られる。
回線を介さずに、ガスメータから直接コントローラに入
力させ、消費情報の処理をするように構成したので、確
実、正確に消費量が分かり、信頼性の高いガス供給シス
テムが得られる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の詳細を図示の各実施例により
説明する。図1ないし図3は第1の実施例を示し、図1
はコントローラを中心にした構成説明図、図2は要部
(コントローラ)の作用説明図、図3はボンベの集約管
理を説明する配置図である。
説明する。図1ないし図3は第1の実施例を示し、図1
はコントローラを中心にした構成説明図、図2は要部
(コントローラ)の作用説明図、図3はボンベの集約管
理を説明する配置図である。
【0022】本実施例は図3に示すように、5戸の一戸
建て住宅イ、ロ、ハ、ニ、ホで構成した一区画Eに対し
本発明を実施したものである。本実施例は、この一区画
Eの一部に設けられた貯蔵手段1と、貯蔵手段1および
各住宅イ、ロ、ハ、ニ、ホに設置された6個のガスメー
タを有する供給検針手段2と、これらガスメータが接続
されたコントローラ3と、貯蔵手段1にガス充填容器を
配送し適時交換する配送手段4とから構成されている。
建て住宅イ、ロ、ハ、ニ、ホで構成した一区画Eに対し
本発明を実施したものである。本実施例は、この一区画
Eの一部に設けられた貯蔵手段1と、貯蔵手段1および
各住宅イ、ロ、ハ、ニ、ホに設置された6個のガスメー
タを有する供給検針手段2と、これらガスメータが接続
されたコントローラ3と、貯蔵手段1にガス充填容器を
配送し適時交換する配送手段4とから構成されている。
【0023】貯蔵手段1は道路に面して設けられたボン
ベ庫11を備えており、LPガスを充填した複数本のボ
ンベ12を立設して集約保管し、消費量を考慮した量を
貯蔵している。そしてガス供給者A、B、Cにより共同
管理されている。
ベ庫11を備えており、LPガスを充填した複数本のボ
ンベ12を立設して集約保管し、消費量を考慮した量を
貯蔵している。そしてガス供給者A、B、Cにより共同
管理されている。
【0024】供給検針手段2は、ボンベ12に接続され
た圧力調整器21と、圧力調整器21を経て減圧された
ガスを、各戸イ、ロ、ハ、ニ、ホに分配供給する配管2
2と、圧力調整器21に接続されて、区画Eに供給され
る全ガス量を検出する元ガスメータ23と、各戸ごとに
設けられて、それぞれのガス消費量を検出する5個の戸
別ガスメータ24とから構成されており、元ガスメータ
23を通ったガスは配管22の埋設部25などを経て分
岐し、各戸のガスメータ24に入り、これらを経てそれ
ぞれの住宅イ、ロ、ハ、ニ、ホ内に導かれる。
た圧力調整器21と、圧力調整器21を経て減圧された
ガスを、各戸イ、ロ、ハ、ニ、ホに分配供給する配管2
2と、圧力調整器21に接続されて、区画Eに供給され
る全ガス量を検出する元ガスメータ23と、各戸ごとに
設けられて、それぞれのガス消費量を検出する5個の戸
別ガスメータ24とから構成されており、元ガスメータ
23を通ったガスは配管22の埋設部25などを経て分
岐し、各戸のガスメータ24に入り、これらを経てそれ
ぞれの住宅イ、ロ、ハ、ニ、ホ内に導かれる。
【0025】また、ガスメータ23、24は、すべてマ
イコンを内蔵したマイコンガスメータからなっている。
すなわち遮断弁を内蔵するとともに、ガス警報器26が
取付けられており、各検針値を出力するだけでなく、ガ
ス警報器26の作動時やゴム管の外れなどによるガスの
異常流量を検出した際は、遮断弁を閉じるとともに、コ
ントローラ3に信号を出力する。さらに微少漏洩検出の
機能も備えている。
イコンを内蔵したマイコンガスメータからなっている。
すなわち遮断弁を内蔵するとともに、ガス警報器26が
取付けられており、各検針値を出力するだけでなく、ガ
ス警報器26の作動時やゴム管の外れなどによるガスの
異常流量を検出した際は、遮断弁を閉じるとともに、コ
ントローラ3に信号を出力する。さらに微少漏洩検出の
機能も備えている。
【0026】元ガスメータ23は、上記したように、こ
の一区画Eに供給するガスの量全体を検出するととも
に、詳細は後述するがボンベ庫11のガスの残量を検出
管理し、設定値以下になると残量警報をコントローラ3
に出力する。これによりコントローラ3から配送手段4
に残量警報が通報される。
の一区画Eに供給するガスの量全体を検出するととも
に、詳細は後述するがボンベ庫11のガスの残量を検出
管理し、設定値以下になると残量警報をコントローラ3
に出力する。これによりコントローラ3から配送手段4
に残量警報が通報される。
【0027】戸別ガスメータ24は、各戸別のガス使用
量を検出するもので、後述するように、その検針値はコ
ントローラ3を経て各ガス供給者A、B、Cに通報され
るようになっている。
量を検出するもので、後述するように、その検針値はコ
ントローラ3を経て各ガス供給者A、B、Cに通報され
るようになっている。
【0028】次ぎに配送手段4は、常時適量のボンベ1
1を備えた貯蔵庫と、運搬車両と、電話回線による通報
施設その他電算機などを備えた配送センター41からな
り、コントローラ3からの通報、とくに検針値の合計、
残量警報に注意し、配送の要否を判断する。この配送セ
ンター41はガス供給者A、B、Cにより共同管理され
ている。
1を備えた貯蔵庫と、運搬車両と、電話回線による通報
施設その他電算機などを備えた配送センター41からな
り、コントローラ3からの通報、とくに検針値の合計、
残量警報に注意し、配送の要否を判断する。この配送セ
ンター41はガス供給者A、B、Cにより共同管理され
ている。
【0029】次ぎにコントローラ3の構成、作用に付き
説明する。コントローラ3は、CPU31を備えてお
り、これはメータ選択回路32を経て、各ガスメータ2
3、24に接続されており、これにより各メータ23、
24とはシリアル通信を行う。また、CPU31はRA
Mを内蔵しており、これには検針値の処理に必要なデー
タが格納されている。そしてガスメータ23、24から
の検針値はCPU31に入力後、電話回線I/F 回路33
を経て、NTTの回線を通り、ガス供給者A、B、Cや
配送センター41に送られる。
説明する。コントローラ3は、CPU31を備えてお
り、これはメータ選択回路32を経て、各ガスメータ2
3、24に接続されており、これにより各メータ23、
24とはシリアル通信を行う。また、CPU31はRA
Mを内蔵しており、これには検針値の処理に必要なデー
タが格納されている。そしてガスメータ23、24から
の検針値はCPU31に入力後、電話回線I/F 回路33
を経て、NTTの回線を通り、ガス供給者A、B、Cや
配送センター41に送られる。
【0030】さて、内蔵された上記RAMには、戸別の
被供給者のユーザーID、戸別メータ24などのメータ
検針値、通報先(ガス供給者A、B、C)の電話番号
(本実施例においては最大5件分)、さらにボンベ庫1
1のID、元ガスメータ23の検針値、通報先電話番号
(配送センター41)、ガス残量警告レベル(3段階ま
で)を記憶する。
被供給者のユーザーID、戸別メータ24などのメータ
検針値、通報先(ガス供給者A、B、C)の電話番号
(本実施例においては最大5件分)、さらにボンベ庫1
1のID、元ガスメータ23の検針値、通報先電話番号
(配送センター41)、ガス残量警告レベル(3段階ま
で)を記憶する。
【0031】これらは、初期設定時に専用の設定器、ま
たはセンターローディングで行う。
たはセンターローディングで行う。
【0032】原則としてセンターローディングは、配送
センター41との間で電話回線を介して行う。
センター41との間で電話回線を介して行う。
【0033】なお、設定データとして上記の他に、戸別
の検針通報日、通報時刻、通報周期、ボンベ庫11の検
針通報日、通報時刻、通報周期を設定する。ここで定日
時通報が不要の場合は、検針通報日に例えば0を設定
し、定周期通報が不要の場合は、検針通報日に例えば0
を設定し、定周期通報が不要の場合は、通報周期に例え
ば0を設定すればよい。
の検針通報日、通報時刻、通報周期、ボンベ庫11の検
針通報日、通報時刻、通報周期を設定する。ここで定日
時通報が不要の場合は、検針通報日に例えば0を設定
し、定周期通報が不要の場合は、検針通報日に例えば0
を設定し、定周期通報が不要の場合は、通報周期に例え
ば0を設定すればよい。
【0034】初期設定時にRAMに記憶させる検針値
は、ガスメータ23、24の表示窓に示されている値
で、これは内蔵されているマイコンも同じ値を記憶して
いる。
は、ガスメータ23、24の表示窓に示されている値
で、これは内蔵されているマイコンも同じ値を記憶して
いる。
【0035】ガス残量警告レベルは、ボンベの容量に、
ある割合を掛けた値である。これはコントローラ3のR
AMに記憶された後に、元ガスメータ23にシリアル通
信で送られ、メータ内のマイコンに記憶される。このシ
リアル通信は、メータ選択回路32のリレー接点Ry0
を閉じた後に行う。
ある割合を掛けた値である。これはコントローラ3のR
AMに記憶された後に、元ガスメータ23にシリアル通
信で送られ、メータ内のマイコンに記憶される。このシ
リアル通信は、メータ選択回路32のリレー接点Ry0
を閉じた後に行う。
【0036】元ガスメータ23のマイコンにはガス使用
量をカウントし、記憶しておくRAM領域がある(ガス
使用量カウンタ)。
量をカウントし、記憶しておくRAM領域がある(ガス
使用量カウンタ)。
【0037】これはボンベを交換したときに、メータの
ある箇所にマグネットを近付けると、内蔵のリードスイ
ッチがONし、この信号でガス使用量カウンタをリセッ
トする。この時にガスメータから通信要求信号が出る
と、コントローラ3のメータ選択回路32にあるダイオ
ードD0 を通して通信I/F 回路34を経てCPU31に
達するという経路で信号が伝わる。これを受けて、CP
U31はデータ(特にセキュリティデータと呼んでい
る)要求信号を元ガスメータ23に出力し、このガスメ
ータ23はボンベ交換という情報を出力する。これを受
けたコントローラ3は、これを配送センター41に通報
し、配送センター41では交換が実施されたことを知る
ことができる。
ある箇所にマグネットを近付けると、内蔵のリードスイ
ッチがONし、この信号でガス使用量カウンタをリセッ
トする。この時にガスメータから通信要求信号が出る
と、コントローラ3のメータ選択回路32にあるダイオ
ードD0 を通して通信I/F 回路34を経てCPU31に
達するという経路で信号が伝わる。これを受けて、CP
U31はデータ(特にセキュリティデータと呼んでい
る)要求信号を元ガスメータ23に出力し、このガスメ
ータ23はボンベ交換という情報を出力する。これを受
けたコントローラ3は、これを配送センター41に通報
し、配送センター41では交換が実施されたことを知る
ことができる。
【0038】ガス使用量カウンタがカウントアップさ
れ、ガス残量警告レベルに達すると、元ガスメータ23
から通信要求信号が出力され、前述した手順で配送セン
ター41に通報される。配送センター41では、その情
報に基づきボンベ12の配送を行う。
れ、ガス残量警告レベルに達すると、元ガスメータ23
から通信要求信号が出力され、前述した手順で配送セン
ター41に通報される。配送センター41では、その情
報に基づきボンベ12の配送を行う。
【0039】一方、戸別の検針は、設定された通報条件
(日、時間、周期)でそれぞれの戸別ガスメータ24に
対応したリレー接点Ry1 〜Ry5 を閉じて、各ガスメ
ータ24から検針データを通信で受け、ユーザーIDと
ともに、ガス供給者A、B、Cに通知される。
(日、時間、周期)でそれぞれの戸別ガスメータ24に
対応したリレー接点Ry1 〜Ry5 を閉じて、各ガスメ
ータ24から検針データを通信で受け、ユーザーIDと
ともに、ガス供給者A、B、Cに通知される。
【0040】ガス漏れなどでガスメータ24の遮断弁が
閉鎖した時も、ボンベ交換時と同様にコントローラ3と
ガスメータ24との間で通信を行い、ガス供給者A、
B、Cに通知される。
閉鎖した時も、ボンベ交換時と同様にコントローラ3と
ガスメータ24との間で通信を行い、ガス供給者A、
B、Cに通知される。
【0041】全体の作用を個別データと一括データの場
合とに別けて述べると、まず、個別データとしての戸別
の検針値は、CPU31に設定された通報日時などに従
いCPU31の要求で戸別の検針値がCPU31に入力
される。この検針値は、これを管理する例えばガス供給
者Bに外部回線を介して送られる。供給者Bはこれに基
づいて料金の請求書を作成する。
合とに別けて述べると、まず、個別データとしての戸別
の検針値は、CPU31に設定された通報日時などに従
いCPU31の要求で戸別の検針値がCPU31に入力
される。この検針値は、これを管理する例えばガス供給
者Bに外部回線を介して送られる。供給者Bはこれに基
づいて料金の請求書を作成する。
【0042】また、異常状況により遮断弁が作動閉鎖し
た場合は、その情報は管理ガス供給者にその都度通報さ
れる。微少漏洩のデータも適時に通報されるようになっ
ている。
た場合は、その情報は管理ガス供給者にその都度通報さ
れる。微少漏洩のデータも適時に通報されるようになっ
ている。
【0043】戸別検針値の合計は設定日時に従い配送セ
ンター41に通報される。また、元ガスメータ23から
のガス残量警報も通報される。
ンター41に通報される。また、元ガスメータ23から
のガス残量警報も通報される。
【0044】さらに、ボンベ交換情報や微少漏洩につい
てのデータも適時通報される。
てのデータも適時通報される。
【0045】本実施例のように、各ガスメータに接続し
たコントローラに検針値を外部回線を通さずに直接入力
させるガス供給システムでは、外部の影響を受けること
なく、確実に検針値が得られる。また、ガスの残量が設
定値以下になった場合に残量警報を発信するので、通信
費を大幅に節約できる。
たコントローラに検針値を外部回線を通さずに直接入力
させるガス供給システムでは、外部の影響を受けること
なく、確実に検針値が得られる。また、ガスの残量が設
定値以下になった場合に残量警報を発信するので、通信
費を大幅に節約できる。
【0046】なお、本実施例においては、一区画を5戸
で構成したが、これに限定されず、管理可能な範囲なら
戸数は限定しない。また、一戸建てを例に説明したが、
集合住宅でもよく、複数戸は複数世帯を意味する。ま
た、ガス供給者も複数に限らず単独でもよい。
で構成したが、これに限定されず、管理可能な範囲なら
戸数は限定しない。また、一戸建てを例に説明したが、
集合住宅でもよく、複数戸は複数世帯を意味する。ま
た、ガス供給者も複数に限らず単独でもよい。
【0047】次ぎに第2の実施例を図4を参照して説明
する。
する。
【0048】本実施例は前述の第1の実施例とほぼ同様
な構成なので、同様な部分には同一の符号を付して詳細
な説明を省略する。
な構成なので、同様な部分には同一の符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0049】本実施例においては、第1の実施例と同様
に5戸で一区画を構成しており、貯蔵手段1と、供給検
針手段2と、コントローラ5と、配送手段4とから構成
されている。
に5戸で一区画を構成しており、貯蔵手段1と、供給検
針手段2と、コントローラ5と、配送手段4とから構成
されている。
【0050】貯蔵手段1は第1の実施例におけるものと
同様なので、詳細な説明を省略する。
同様なので、詳細な説明を省略する。
【0051】供給検針手段2は、ボンベ12に接続され
た圧力調整器21と、圧力調整器21を経て減圧された
ガスを、各戸イ、ロ、ハ、ニ、ホに分配供給する配管2
2と、圧力調整器21に接続されて、区画Eに供給され
る全ガス量を検出する元ガスメータ23bと、各戸ごと
に設けられて、それぞれのガス消費量を検出する5個の
戸別ガスメータ24bとから構成されており、元ガスメ
ータ23bを通ったガスは配管22の埋設部22bなど
を経て分岐し、各戸のガスメータ24bに入り、これら
を経てそれぞれの住宅イ、ロ、ハ、ニ、ホ内に導かれ
る。
た圧力調整器21と、圧力調整器21を経て減圧された
ガスを、各戸イ、ロ、ハ、ニ、ホに分配供給する配管2
2と、圧力調整器21に接続されて、区画Eに供給され
る全ガス量を検出する元ガスメータ23bと、各戸ごと
に設けられて、それぞれのガス消費量を検出する5個の
戸別ガスメータ24bとから構成されており、元ガスメ
ータ23bを通ったガスは配管22の埋設部22bなど
を経て分岐し、各戸のガスメータ24bに入り、これら
を経てそれぞれの住宅イ、ロ、ハ、ニ、ホ内に導かれ
る。
【0052】また、本実施例のガスメータ23b、24
bは、第1の実施例のマイコン内臓ガスメータとは異な
り、マイコンは内蔵してないが、遮断弁内蔵自動検針の
ガスメータで構成されている。したがって、ガス警報器
26bはコントローラ5に取付けられており、遮断弁の
閉鎖もコントローラ5によりなされる。
bは、第1の実施例のマイコン内臓ガスメータとは異な
り、マイコンは内蔵してないが、遮断弁内蔵自動検針の
ガスメータで構成されている。したがって、ガス警報器
26bはコントローラ5に取付けられており、遮断弁の
閉鎖もコントローラ5によりなされる。
【0053】次ぎに配送手段4は第1の実施例と同様な
ので、詳細な説明は省略する。
ので、詳細な説明は省略する。
【0054】次ぎにコントローラ5は、メインCPU5
1を備えている。また、これには5個のサブCPU52
が住宅イ、ロ、ハ、ニ、ホに対応して並列に接続されて
おり、さらに各サブCPU52には遮断回路53、検針
I/F 54,警報器I/F 55がそれぞれ接続されている。
1を備えている。また、これには5個のサブCPU52
が住宅イ、ロ、ハ、ニ、ホに対応して並列に接続されて
おり、さらに各サブCPU52には遮断回路53、検針
I/F 54,警報器I/F 55がそれぞれ接続されている。
【0055】また、各遮断回路53、各検針I/F 54
は、それぞれ各戸別ガスメータ24bに接続されてお
り、各警報器I/F 55には警報器26bがそれぞれ接続
されている。また、メインCPU51には検針I/F 回路
56、外部信号I/F 回路57が接続されており、これら
は元ガスメータ23bにそれぞれ別個に接続されてい
る。検針I/F 回路56は後述するボンベ12のガス残量
検出のためであり、外部信号I/F 回路57は、微少漏洩
のデータを入力するためのものである。
は、それぞれ各戸別ガスメータ24bに接続されてお
り、各警報器I/F 55には警報器26bがそれぞれ接続
されている。また、メインCPU51には検針I/F 回路
56、外部信号I/F 回路57が接続されており、これら
は元ガスメータ23bにそれぞれ別個に接続されてい
る。検針I/F 回路56は後述するボンベ12のガス残量
検出のためであり、外部信号I/F 回路57は、微少漏洩
のデータを入力するためのものである。
【0056】電話回線I/F 回路58は、ガス供給者A、
B、Cおよび配送センター41へ検針データなどを外部
回線を介して通報するためのものである。要するに、こ
れら5個のサブCPU52は、検針、ガス遮断というマ
イコンガスメータの機能を受持っているのである。ま
た、ボンベ12の残量管理は、メインCPU51が受け
もっており、このためメインCPU51のRAMには、
ガス使用量カウンタが設けられている。
B、Cおよび配送センター41へ検針データなどを外部
回線を介して通報するためのものである。要するに、こ
れら5個のサブCPU52は、検針、ガス遮断というマ
イコンガスメータの機能を受持っているのである。ま
た、ボンベ12の残量管理は、メインCPU51が受け
もっており、このためメインCPU51のRAMには、
ガス使用量カウンタが設けられている。
【0057】そして検針パルスでカウントアップし、設
定されたガス残量警告レベルに達すると、配送センター
41に通報する。
定されたガス残量警告レベルに達すると、配送センター
41に通報する。
【0058】なお、メインCPU51と各サブCPU5
2との間は、最低で1本のデータ線で構成可能である。
また、前実施例におけるコントローラとマイコン間の通
信と同様に、戸別の検針値や戸別の異常情報をサブCP
U52からメインCPU51に送り、ガス供給者A、
B、Cに通報する。
2との間は、最低で1本のデータ線で構成可能である。
また、前実施例におけるコントローラとマイコン間の通
信と同様に、戸別の検針値や戸別の異常情報をサブCP
U52からメインCPU51に送り、ガス供給者A、
B、Cに通報する。
【0059】その他に関しては、前の実施例と同様なの
で詳細な説明は省略する。
で詳細な説明は省略する。
【0060】次ぎに第3の実施例に付き説明する。
【0061】本実施例は、第2の実施例と同様に、一区
画の戸数は5戸であり、複数のガス供給者A、B、Cで
管理している。また、全体のガス供給量を検出する元ガ
スメータは設けられておらず、ボンベ庫の残量管理は、
戸別ガスメータの検針値の合計で行っている。
画の戸数は5戸であり、複数のガス供給者A、B、Cで
管理している。また、全体のガス供給量を検出する元ガ
スメータは設けられておらず、ボンベ庫の残量管理は、
戸別ガスメータの検針値の合計で行っている。
【0062】全体構成は第2の実施例と同様なので、同
様な部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略す
る。本実施例は、ガス貯蔵手段1と、供給検針手段2
と、コントローラ5と、配送手段4とから構成されてい
る。これらの内、貯蔵手段1、コントローラ5および配
送手段4は第2の実施例と同様なので、詳細な説明を省
略する。
様な部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略す
る。本実施例は、ガス貯蔵手段1と、供給検針手段2
と、コントローラ5と、配送手段4とから構成されてい
る。これらの内、貯蔵手段1、コントローラ5および配
送手段4は第2の実施例と同様なので、詳細な説明を省
略する。
【0063】供給検針手段2は、ボンベ12に接続され
た元圧力調整器21aと、この圧力調整器21aからの
ガス圧をさらに下げる主圧力調整器21bと、これによ
り減圧されたガスを、各戸イ、ロ、ハ、ニ、ホに分配供
給する配管22と、各戸ごとに設けられて、それぞれの
ガス消費量を検出する5個の戸別ガスメータ24bと微
少漏洩検出装置25(後述する)とから構成されてい
る。圧力調整器21a、21bを通ったガスは配管22
の埋設部22bなどを経て分岐し、各戸のガスメータ2
4bに入り、これらを経てそれぞれの住宅イ、ロ、ハ、
ニ、ホ内に導かれる。
た元圧力調整器21aと、この圧力調整器21aからの
ガス圧をさらに下げる主圧力調整器21bと、これによ
り減圧されたガスを、各戸イ、ロ、ハ、ニ、ホに分配供
給する配管22と、各戸ごとに設けられて、それぞれの
ガス消費量を検出する5個の戸別ガスメータ24bと微
少漏洩検出装置25(後述する)とから構成されてい
る。圧力調整器21a、21bを通ったガスは配管22
の埋設部22bなどを経て分岐し、各戸のガスメータ2
4bに入り、これらを経てそれぞれの住宅イ、ロ、ハ、
ニ、ホ内に導かれる。
【0064】また、本実施例のガスメータ24bは、第
2の実施例の遮断弁内蔵自動検針ガスメータである。し
たがって、遮断弁の閉鎖はコントローラ5によりなされ
る。
2の実施例の遮断弁内蔵自動検針ガスメータである。し
たがって、遮断弁の閉鎖はコントローラ5によりなされ
る。
【0065】上述したように、本実施例においては、ガ
スの供給量全体を検出する元ガスメータを備えていない
ので、ボンベ庫11のガス残量の管理は、戸別ガスメー
タ24bの検針値の合計をコントローラ5で演算し、こ
れをボンベ交換時のガス全量から差し引いて、残量を管
理する。残量が設定値以下になった場合は、コントロー
ラ5から配送センター41に残量警報が通報される。
スの供給量全体を検出する元ガスメータを備えていない
ので、ボンベ庫11のガス残量の管理は、戸別ガスメー
タ24bの検針値の合計をコントローラ5で演算し、こ
れをボンベ交換時のガス全量から差し引いて、残量を管
理する。残量が設定値以下になった場合は、コントロー
ラ5から配送センター41に残量警報が通報される。
【0066】その他は第2の実施例と同様なので、詳細
な説明を省略する。なお、微少漏洩検出装置25は、主
圧力調整器21bの入り口側と出口側とを連結するバイ
パス25aを設け、これに入り口側から副圧力調整器2
1c、微少流量ガスメータ25bを設けたものである。
そして主圧力調整器21bの2次側圧力より、副圧力調
整器21cの2次側圧力を高く設定することにより、夜
間に流量が微少になったときに、漏洩ガスは全て微少流
量ガスメータ25bを通るので、微少漏洩が検出でき
る。
な説明を省略する。なお、微少漏洩検出装置25は、主
圧力調整器21bの入り口側と出口側とを連結するバイ
パス25aを設け、これに入り口側から副圧力調整器2
1c、微少流量ガスメータ25bを設けたものである。
そして主圧力調整器21bの2次側圧力より、副圧力調
整器21cの2次側圧力を高く設定することにより、夜
間に流量が微少になったときに、漏洩ガスは全て微少流
量ガスメータ25bを通るので、微少漏洩が検出でき
る。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のガス供給
システムは、コントローラと元ガスメータまたは戸別ガ
スメータとを外部回線を介さずに直接接続し、これでガ
ス検針値の収集、処理を行うようにしたので、全検針情
報を確実に把握できる。したがって、検針情報の信頼性
が高いので、複数のガス供給者の積極参加により、ボン
ベ配送は大幅に合理化される。また、被供給者が供給者
を自由に選択できる。
システムは、コントローラと元ガスメータまたは戸別ガ
スメータとを外部回線を介さずに直接接続し、これでガ
ス検針値の収集、処理を行うようにしたので、全検針情
報を確実に把握できる。したがって、検針情報の信頼性
が高いので、複数のガス供給者の積極参加により、ボン
ベ配送は大幅に合理化される。また、被供給者が供給者
を自由に選択できる。
【0068】また、戸別メータ検針値の合計または元ガ
スメータの検針値からガス残量を計算し、残量が設定値
以下になった場合は残量警報を通報するようにしたの
で、急激な消費の増加にも十分対処でき、しかもこのた
めにコストの増加をもたらすことはない。
スメータの検針値からガス残量を計算し、残量が設定値
以下になった場合は残量警報を通報するようにしたの
で、急激な消費の増加にも十分対処でき、しかもこのた
めにコストの増加をもたらすことはない。
【図1】本発明の第1の実施例の構成説明図。
【図2】同じく要部(メータ選択回路)の作用説明図。
【図3】同じく要部(配送手段)図。
【図4】本発明の第2の実施例の構成説明図。
【図5】本発明の第3の実施例の構成説明図。
【図6】従来例の説明図。
【図7】他の従来例の説明図。
【図8】さらに他の従来例の構成説明図。
【図9】同じく要部(コントローラ)説明図。
【図10】同じく要部(コントローラ)説明図。
A、B、C ガス供給者 イ、ロ、ハ、ニ、ホ ガス被供給者 3 コントローラ 4 配送手段 5 コントローラ 12 ガス充填容器 23 元ガスメータ 24 戸別ガスメータ 24b 戸別ガスメータ
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 和夫 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器 株式会社内 (72)発明者 田辺 英俊 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−292998(JP,A) 特開 平3−20898(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のガス充填容器を集約保管しこのガ
ス充填容器からガスを元ガスメータおよび戸別ガスメー
タを介して複数戸のガス被供給者に供給しかつ元ガスメ
ータおよび戸別ガスメータを制御するコントローラを設
けたガス供給システムであって、 前記コントローラは、前記元ガスメータおよび前記複数
戸の戸別ガスメータに接続されこれらの検針値を収集し
各戸にガスを供給する単独もしくは複数のガス供給者に
戸別検針値を設定時期に通知しかつ集約保管しているガ
スの残量を元ガスメータの検針値により算出し設定値以
下になったときに残量警報を発信することを特徴とする
ガス供給システム。 - 【請求項2】 複数のガス充填容器を集約保管しこのガ
ス充填容器からガスを戸別ガスメータを介して複数戸の
ガス被供給者に供給しかつ戸別ガスメータを制御するコ
ントローラを設けたガス供給システムであって、 前記コントローラは、前記複数戸の戸別ガスメータに接
続されて戸別検針値を収集し各戸にガスを供給する単独
もしくは複数のガス供給者に戸別検針値を設定時期に通
報しかつ集約保管しているガスの残量を戸別検針値の合
計に基づいて算出し残量が設定値以下になったときに残
量警報を発信することを特徴とするガス供給システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18114091A JP2713820B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | ガス供給システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18114091A JP2713820B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | ガス供給システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526399A JPH0526399A (ja) | 1993-02-02 |
JP2713820B2 true JP2713820B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=16095591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18114091A Expired - Fee Related JP2713820B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | ガス供給システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2713820B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012219933A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Nec System Technologies Ltd | 配送支援装置、配送支援方法、およびプログラム |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5769610A (en) * | 1994-04-01 | 1998-06-23 | Paul; Marius A. | High pressure compressor with internal, cooled compression |
JP4704549B2 (ja) * | 2000-09-01 | 2011-06-15 | 東洋計器株式会社 | 複数のガス容器を備えたガス供給源のガス残量管理方法 |
JP5973356B2 (ja) * | 2013-01-31 | 2016-08-23 | 日本瓦斯株式会社 | ガス使用量の予測システムおよび予測方法 |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP18114091A patent/JP2713820B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012219933A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Nec System Technologies Ltd | 配送支援装置、配送支援方法、およびプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0526399A (ja) | 1993-02-02 |
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