JP2712858B2 - 設計支援装置 - Google Patents

設計支援装置

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JP2712858B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は設計支援装置に係り、特
に変更処理を行うのに好適な設計支援装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】計算機支援設計装置(CAD装置)を用
いてプラント等の設計を行う手法については、種々のも
のが提案されている。CAD装置によって得られた設計
図面を変更する場合、その変更による影響が波及する部
分を表示することが、特開昭61−180373号公報に説明さ
れている。すなわち、この公開公報は、配管レイアウト
設計において、配管経路決定後に障害物の位置を変えた
とき、この変更の影響を受けて修正が必要な配管を選択
し、選択した配管を表示することを示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プラント等の設計にお
いては、多数の設計者が設計業務にかかわり、出来上が
った設計図面の内容を変更する場合は、設計が多岐に渡
るので、その変更には長時間を要する。上記公開公報に
示された技術は、変更が発生したときにその変更にとも
なって変更すべき他の部分の把握を容易にするので、設
計者は関連部分も含めて変更個所の変更を容易に行うこ
とができる。従って、設計内容の変更に要する時間を短
縮できる。しかしながら、プラントの設計は種々のレベ
ルで行われかつ多くの設計者が担当しているので、変更
個所の影響を受ける部分を設計者が知ったからといっ
て、変更作業に要する時間の短縮がうまくいかないこと
を、発明者等が発見した。その内容を以下に説明する。
【0004】プラント設計は、上記したように上位の設
計レベルからその上位設計で得た情報をもとに行う下位
の設計レベルまで種々のレベルで行われている。例え
ば、プラントの設計が完了した後、それに含まれる熱交
換器のノズルの位置を変更しなければならない事態が生
じたとする。これによって、そのノズルに接続される大
口径配管の配置ルートの変更を要し、更に大口径配管に
接続される小口径配管であるドレン配管及びベント配管
のレイアウト変更、配管サポートの位置、大口径配管に
取り付けられる検出器の位置、検出器に接続される計装
配管及び信号伝送線のレイアウト変更等の種々の変更が
必要になる。特に、CAD装置を用いてプラントの設計
を行っている場合には、各設計者は端末から自分の担当
している設計に容易にアクセスできる。従って、設計者
同士の意志の疎通が不十分な場合には、或る設計者が、
他の設計者による上位の設計レベルでの変更完了前に、
そのレベルにおける変更の影響を受ける部分のCADデ
ータ(図形情報)を、上位設計の変更結果を考慮しない
で、端末により変更できる可能性がある。また、設計者
が、上位設計の変更部分とは関係しないと思って下位設
計の或る部分の設計を端末により行っている場合に、結
果として、上位設計の変更部分に関係するところを変更
してしまう可能性もある。これは、設計トラブルを起こ
す要因となり、かえって該当する変更処理に長時間を要
してしまう。一度、設計トラブルを起こすと、それを回
復させることは容易ではなく、最初の変更部分及びその
影響を受ける部分を完全に且つ適切に修正した図形情報
を作り出すために要する時間は膨大なものとなる。
【0005】本発明の目的は、変更処理における設計ト
ラブルを低減できる設計支援装置を提供することにあ
る。
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の構成要素で構成される設計対象物
の図形情報を記憶する第1の記憶装置と、前記設計対象
物の設計変更後の図形情報を記憶するための第2の記憶
装置と、前記第1の記憶装置に記憶された図形情報を用
いて前記設計対象物の構成図を表示する表示装置と、前
記設計対象物を構成する複数の構成要素のうち変更すべ
き構成要素を指定する入力及びその変更内容を指定する
入力を設計変更情報として受け付ける入力装置と、該入
力装置で受け付けた設計変更情報に基づいて前記第1の
記憶装置に記憶された図形情報を変更し、設計変更後の
図形情報として前記第2の記憶装置に格納する演算装置
とを備えた設計支援装置において、前記第2の記憶装置
は、設計変更処理の完了を示す変更完了フラグ又は未完
了を示す変更未完了フラグを各構成要素に対応させて記
憶し、前記演算装置は、前記入力装置で受け付けた第1
の構成要素に対する設計変更情報及び前記記憶装置に記
憶された図形情報に基づいて、前記第1の構成要素の設
計変更により影響を受ける第2の構成要素を選択する影
響部選択装置と、前記第1の構成要素に対する設計変更
情報を前記入力装置で受け付けた際に、前記第2の記憶
装置に記憶された前記第1の構成要素に対応する変更フ
ラグを参照し、該変更フラグが変更未完了フラグでない
場合に、前記第1の構成要素及び前記第2の構成要素に
対応する変更フラグを変更未完了フラグに変えて、これ
らの構成要素の設計変更後の図形情報を作成し、該作成
した設計変更後の図形情報を前記第2の記憶装置に格納
すると共に、該図形情報の作成終了後にこれらの構成要
素に対応する変更フラグを変更完了フラグに変える図形
情報作成装置と、を備える。
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】本発明によれば、ある設計者が第1の構成要素
を設計変更する際に、図形情報作成装置が、第1の構成
要素及びこの設計変更により影響を受ける第2の構成要
素に対応する変更フラグを変更未完了フラグに変えるこ
とにより、他の設計者が第2の構成要素を設計変更しよ
うとしても、この設計変更を阻止できるので、第2の構
成要素の設計変更を秩序立てて行うことができる。従っ
て、設計トラブルを避けることができ、設計変更処理に
要する時間を短縮できる。
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】本実施例の好適な一実施例である設計支援装
置を、図1〜図9に基づいて説明する。図2は、本実施
例の構成を示す。本実施例の設計支援装置は、キーボー
ド,マウス等の入力装置1,グラフイツクデイスプレイ
等の表示装置2,記憶装置3,4及び5,プリンタ等の
出力装置6及び演算処理装置(CPU)7を有する。入
力装置1,表示装置2、記憶装置3,4及び5,出力装
置6は、CPU7に接続される。入力装置1と表示装置
2は、一体になっており、端末8を形成する。複数の端
末8がCPU7に接続される。記憶装置3は、設計対象
物の設計に必要な機器,部品,配管等の各構成要素の仕
様データ、及び設計によって得られた設計データ、すな
わち設計対象物の各図形情報(図面の情報、すなわちC
ADデータ)を記憶する。記憶装置4は、変更前、後に
おける設計データ、変更内容の説明、変更発生日、変更
発生要因、設計プログラムに対する変更完了及び変更未
完了を示す情報を記憶する。記憶装置5は、設計対象物
の設計データを得るための複数の設計プログラム、及び
本実施例の処理を行う図1、すなわち図4〜図9に示す
処理手順(プログラム)を記憶する。特に、設計対象物
の構造が複雑になる程、多くの設計プログラムを必要と
し、設計者の人数が多くなる。また、必要な端末8の台
数も増える。
【0015】記憶装置5に記憶された複数の設計プログ
ラムを図3に基づいて説明する。設計対象物の設計は、
上位設計から下位設計へと複数の設計段階に分けて行な
われる。図3は複数の設計段階に分けられた状態での設
計プログラムのシステム構成を示している。すなわち、
設計プログラム全体は、上位設計から下位設計へとシス
テム1,2,3,4,…,NとN個のシステムを有す
る。実際の設計業務、例えば原子力プラント設計におい
ては、システム1がシステム・機器設計、システム2が
建築躯体設計、システム3が配管、機器レイアウト設
計、及びシステム4が施工設計の各設計にそれぞれ該当
する。ここで、システム2〜4はシステム1に対する下
位設計であり、システム1〜3はシステム4の上位設計
である。システムNのNの数が小さいシステムはその数
が大きいシステムに対する下位設計である。下位設計
は、上位設計で得られた設計データすなわち図形情報を
用いて、設計対象物内の該当部分の設計データを作り出
す。上位設計での設計変更は、下位設計に影響する。ま
た、原子力プラント設計では、システム3の配管、機器
レイアウト設計は、更に次のようなサブシステムに分割
される。システム3は、システム3−1(機器レイアウ
ト設計),システム3−2(大口径配管レイアウト設
計),システム3−3(小口径配管レイアウト設計),
システム3−4(配管サポート設計),システム3−5
(計装品設計),……,システム3−M等を有する。こ
れらのサブシステム内においても、前述の上位設計と下
位設計との関係が成り立つ。システム3−MのMの数が
小さいシステムはその数が大きいシステムに対する下位
設計である。このような原子力プラント設計において
は、各システム、サブシステム毎に該当する設計を実行
するために必要な設計プログラムが準備され、これらの
設計プログラムが記憶装置5に記憶されている。それら
の設計プログラムを実行することにより、設計対象物で
ある原子力プラント全体の図形情報を得ることができ
る。下位設計になるほど、設計時に表示装置2に表示さ
れる図形情報が膨大になるので、1台の端末8の表示装
置2には、表示できる適当な情報量に分割されて図形情
報が表示される。なお、この情報量の分割は、所定の図
面の大きさに合わせて行ってもよい。得られた図形情報
を出力装置6にプリントアウトすることによって、設計
図面が得られる。各設計者は、設計対象物に対する該当
の設計プログラムに端末8からそれぞれアクセスでき
る。
【0016】以上述べた本実施例の設計支援装置におい
て実行される処理の要点を、図1に基づいて説明する。
設計対象物の設計図面が、一旦、完成した後の打合せに
おいて、設計変更が生じたとする。この設計変更に基づ
いて、上記設計図面の内容を訂正する必要がある。この
ため、設計者は、該当する設計変更が生じる最上位の設
計を行うために必要な設計プログラムを入力装置1より
指定する。この指定データに基づいて、記憶装置5から
該当する設計プログラムが選択される(ステップ1
1)。ステップ12は、選択された設計プログラムを用
いて行う作業対象範囲に対して変更未完了の変更部分が
既に登録されているかを判定する。該当する設計変更は
新たな設計変更であるので、ステップ12の判定は当然
「無」となりステップ18の処理が実行される。ステッ
プ18の判定は、指定した設計プログラムが当該設計変
更に対する最上流側の設計を実行することをチェックす
るものである。その設計プログラムによってその最上流
側の設計がなされない場合は、その設計プログラムを用
いて得た設計対象物の図形情報が上記最上流側の設計
(最上位設計)による変更の影響を受け、変更処理が二
度手間になってしまう。このような無駄な処理を省き、
変更処理時間を短かくするためにステップ18の判定が
設けられている。ステップ18の判定が「NO」の場合
には、ステップ19で当該設計変更に対して最上位設計
となる設計プログラムを選択する。この選択は、変更の
対象である設計対象物の図形情報を用いて当該設計変更
の対象部分の図形情報が現われる最上位の設計レベルの
システムを、検索することによって行われる。この最上
位の設計レベルよりも下位に位置する各下位設計におい
て、当該設計変更の影響を受ける部分が存在する。ステ
ップ20は、設計対象物の図形情報から当該設計変更の
影響を受ける部分(下位設計における変更部分)を全て
求め、これらの影響を受ける部分のデータに基づいてそ
れらの下位設計を実行する各設計プログラムを選択す
る。ステップ20は、更に、選択した下位設計と選択し
た変更部分を対応付けて記憶装置4に記憶する。この時
点では、各下位設計にとってすぐ上位に位置する各上位
設計において上記設計変更の影響を受ける部分の変更が
完了していないので、或る下位設計に対して上位設計と
なる各設計プログラム毎に変更が未完了であることを示
す情報(変更未完了のフラグデータ)を、記憶装置4内
の所定のメモリエリアに記憶する(ステップ21)。ステ
ップ21は、設計対象物の図形情報、及びステップ20
で得た変更部分と下位設計のプログラムとの対応関係の
データを用いて、指定した作業対象範囲内における、或
る下位設計のすぐ上位に位置する上位設計を求め、この
上位設計のプログラムに対して上記の変更未完了のフラ
グデータを与える。その後、選択された設計プログラム
を用いて可能な範囲で、変更部分の変更を実行する(ス
テップ16)。この変更処理は、設計支援装置と設計者
との対話により行われる。ステップ21処理後のステッ
プ16は、当該設計変更に対して最上位を占める設計プ
ログラムを用いて行われる。ステップ17は、上記選択
された設計プログラムによる変更部分の変更が完了した
とき、当該設計プログラムによる変更完了を示す情報
(変更完了のフラグデータ)を、記憶装置4内の所定の
メモリエリアに記憶する。以上に述べた幾つかのステッ
プの処理で用いられる対象設計物の図形情報は、記憶装
置3から呼び出される。以後に示すステップにおいて
も、対象設計物の図形情報が必要な場合には同様に行わ
れる。
【0017】ステップ20及び21の実行後に、該当す
る各下位設計の設計プログラムによる変更部分の情報、
及び該当する上位設計の各設計プログラムに対して変更
未完了のフラグデータが記憶される。該当する最上位及
び最下位の各設計プログラムを除きそれらの間に位置す
る設計プログラムは、或る設計プログラムに対しては上
位設計のプログラムとなり、他の設計プログラムに対し
ては下位設計のプログラムとなる。最下位の設計プログ
ラムも、後述するFAシステムに対しては、上位設計と
なる。このため、変更未完了のフラグデータ及び変更未
完了のフラグデータは、最終的には最上位から最下位の
全ての設計プログラムに与えられる。ステップ20及び
21の処理後にステップ12を実行する場合は、ステッ
プ12の判定は「有」となる。そして、ステップ13の
判定が行われる。最上位設計に対するステップ16の処
理が完了していない場合には、他の設計者が他の端末8
から選択した設計プログラムがその最上位設計のすぐ下
のレベルの設計プログラムであっても指定した作業対象
範囲内に上記変更部分が含まれていると、ステップ13
の判定は「NO」となる。従って、その選択された設計
プログラムによる変更処理は、不許可になり(ステップ
14)、実行できない。その最上位設計のすぐ下のレベ
ルの設計プログラムよりも下位にある設計プログラムの
実行は、当然、ステップ14により阻止される。ステッ
プ11で選択した設計プログラムがステップ16の処理
が完了した設計プログラムのすぐ下のレベルに位置する
プログラムである場合は、そのプログラムに対してステ
ップ17で変更完了のフラグデータが記憶されるので、
ステップ13の判定は「YES」となる。従って、選択
された設計プログラムによる変更処理が許可され(ステ
ップ15)、その変更処理が可能になる。そして、ステ
ップ16及び17の処理が、引き続き行われる。ステッ
プ13は、記憶装置4内に、選択された設計プログラム
のすぐ上のレベルにある設計プログラムに対してステッ
プ21で得られる変更未完了のフラグデータが記憶され
ている場合には「NO」の判定を、その上位の設計プロ
グラムに対してステップ17で得られる変更完了のフラ
グデータが記憶されている場合には「YES」の判定を
行う。
【0018】本実施例は、設計対象範囲の異なる多数の
設計プログラムを有し、各端末8からそれぞれ設計プロ
グラムにアクセスできる。このような設計支援装置で
は、各設計プログラムを用いて変更処理を行う各設計者
への変更部分の伝達が容易ではない。しかし、本実施例
は、変更部分の処理が必要な設計プログラムに対応させ
て変更未完了のフラグデータを記憶し、このデータに基
づいて選択した設計プログラムの実行を阻止しているの
で、当該設計変更の影響を受ける部分の変更を各端末8
から無秩序に行うことを防止できる。従って、設計対象
物の図形情報に対して当該設計変更を確実に反映でき、
その設計変更に基づいた設計対象物の適切な設計図面を
得ることができる。これは、設計対象物内の構成物の相
互干渉、メンテナンス空間不足、設計対象物の不完全な
図形情報の作成等の設計不良を避けることができる。特
に、ステップ17で作成した変更完了のフラグデータを
記憶し、このデータに基づいて該当する設計プログラム
による当該設計変更の影響を受ける部分の変更を許可し
ているので、当該設計変更に基づいた設計対象物の変更
設計を秩序立てて行うことができる。なお、ステップ1
7で変更完了のフラグデータを記憶させるのではなく、
ステップ21で記憶装置4の所定のメモリエリアに記憶
している変更未完了のフラグデータを消去してもよい。
この場合、ステップ13の判定は、変更未完了のフラグ
データが記憶されている場合には「NO」、変更未完了
のフラグデータが記憶されていない場合には「YES」
となる。ここで、上記メモリエリア内で変更未完了のフ
ラグデータが記憶されていない場合は、逆に変更完了の
フラグデータを記憶しているとも言える。
【0019】設計対象物内の異なる部分の図形情報を作
の出す複数の設計プログラム、及び図1に示されるプロ
グラムを有する本実施例の設計支援装置は、設計対象物
内の異なる部分の図形情報を作り出す複数の処理装置
と、図1のプログラムを実行する処理装置とを含んでい
るとも言える。
【0020】図1に示す処理手順の詳細を図4〜図9に
より説明する。図4〜図9に示すステップのうち図1と
同じ数字を有するステップは、図1の該当するステップ
と同じである。図4のステップ12A〜12Dは、図1
のステップ12の詳細を示す。ステップ11を実行した
後、選択された設計プログラムで実行する作業対象範囲
を入力する(ステップ12A)。この作業対象範囲は、
設計者がある端末8の入力装置1から入力したものであ
る。選択された設計プログラムの指定された作業対象範
囲に対する変更部分のデータを、記憶装置4から検索す
る(ステップ12B)。この変更部分のデータは、新た
な設計変更に対してステップ20の処理が実行されたと
き、記憶装置4に記憶されている。ステップ12Cは、
変更部分が存在するか否かを判定する。ステップ12C
は、該当する変更処理が、新たな設計変更に対して初め
ての変更処理であるか、その初めての変更処理の影響を
受ける部分の変更処理であるかを判定するものである。
換言すれば、ステップ12Cによって、ステップ13の
判定を必要とする変更処理、すなわち後者の変更処理を
確実に拾い上げることができる。ステップ12Bで該当
する変更部分のデータが検索された場合は、そのデータ
がステップ12Dで表示装置2に出力される。この表示
装置2は、設計者が操作している入力装置1を有する端
末8に設けられたものである。設計者は、表示装置2に
表示された変更部分のデータを見ることによって、選択
した設計プログラムで実行する作業対象範囲内に含まれ
る変更部分を容易に認識できる。
【0021】ステップ12Cの判定が「NO」の場合、
図5のステップ22に移る。ステップ22は、これから
行う処理が変更処理か否かを判定する。設計者が入力装
置1から変更処理である旨のデータを入力した場合は、
ステップ22は「YES」となる。変更処理でない場合
は、ステップ11で選択した設計プログラムの実行を許
可し(ステップ23)、このプログラムに基づいて変更
処理以外の処理を実行する(ステップ24)。ステップ
22〜24を図5の位置から削除し、ステップ22をス
テップ12Aとステップ12Bの間に移動してもよい。
すなわち、実行する処理が変更処理であるか否かの判定
は、ステップ12Aの次に行う。これにより、図7のス
テップ22〜24も削除できる。図5からステップ22
〜24を削除した場合は、ステップ12Cが「NO」の
ときステップ18Aの処理が行われる。ステップ12C
が「NO」になるのは、実行する変更処理が新たな設計
変更に基づく場合である。ステップ20(図5,図8)
で求めた変更部分が存在する場合は、ステップ12Cの
判定は「YES」となる。ステップ18Aは、新たな設
計変更によって生じる変更部分のデータを記憶装置4か
ら入力する。この変更部分のデータは、本処理の前に設
計者が入力装置1から入力している。ステップ11で選
択した設計プログラムが、入力した変更部分に対して最
上位設計を実行するものであるかを判定する(ステップ
18B)。「NO」の場合は、選択された設計プログラ
ムの実行を阻止する(ステップ18C)。ステップ18
A〜18Cは、ステップ18(図1)の詳細手順であ
る。次に、ステップ19であるステップ19A及び19
B(図8)を実行する。入力した変更部分のデータに基
づいてそのデータについての最上位設計となる設計プロ
グラムを選択し(ステップ19A)、そのプログラムに
対応するシステム名を表示装置2に出力する(ステップ
19B)。前述のステップ20及び21の処理を実行す
る。ステップ21は上記変更部分のデータに基づいて行
われる。ステップ19Aで選択された設計プログラムに
よる変更処理を許可する(ステップ26)。
【0022】ステップ18B(図5)の判定が「YE
S」のとき、ステップ20及び21の処理が実行され、
ステップ11で選択された設計プログラムによる変更処
理が許可される(ステップ25)。
【0023】ステップ12Cが「YES」となりステッ
プ12Dの処理が実行されたあとの処理について説明す
る。まず、前述したステップ13の判定が実行される。
この判定に用いられる情報は、図4〜図9の処理手順で
は、ステップ21(図5,図8)またはステップ27B
(図9)で得られた変更未完了のフラグデータ、または
ステップ17(図9)で得られた変更完了のフラグデー
タである。ステップ13が「NO」のとき、ステップ1
4の処理であるステップ14A及び14B(図6)が実
行される。選択された設計プログラムのすぐ上位に位置
する上位設計の設計プログラムによる変更処理が未完了
であること示す情報、及び変更未完了である変更部分の
情報を表示装置2に出力する(ステップ14A)。これ
らの情報は、表示装置2に表示される。ステップ14B
は、選択された設計プログラムの実行を阻止する。ステ
ップ14Aで出力された情報の表示によって、設計者
は、選択した設計プログラムが実行されない理由を早期
に知ることができ、別の作業を試みることができる。ス
テップ13が「YES」のとき、前述のステップ22が
実行され、その後、ステップ15の処理であるステップ
15A及び15B(図7)が実行される。ステップ15
Aは、ステップ12Dで表示された変更部分のデータが
入力される。ステップ15Bは、ステップ11で選択し
た設計プログラムによる変更処理を許可する。
【0024】ステップ15B,25及び26のいずれの
処理が実行されても、図8のステップ16Aが実行され
る。前述のステップ16は、ステップ16Aおよび16
Bを有する。ステップ16Bは、設計者との対話によ
り、選択された設計プログラムを用いて、ステップ15
A(図7)または18A(図5)で入力した全ての変更
部分に対して変更処理を実行し、変更された図形情報を
作り出す。ステップ27Aは、ステップ16Bの変更処
理によって、その下位にある設計の図形情報で影響を受
ける部分を選択する。次に、得られた下位設計の変更部
分のデータを記憶装置4に記憶する(ステップ27
B)。このステップでは、更に、得られた下位設計のす
ぐ上位に位置する上位設計を行う設計プログラムに対し
て、該当する変更部分の変更処理が未完了の場合に、ス
テップ21と同様に変更未完了のフラグデータを記憶装
置4に記憶する。ステップ16Bの変更処理において、
ステップ15Aまたは18Aで入力した変更部分の変更
に伴って、その変更処理を実施している設計レベルでも
変更が必要な新たな変更部分が生じる場合がある。この
ような新たな変更部分の変更処理は、当然、ステップ1
6Bで行われる。ステップ27A及び27Bの実行は、
上記新たな変更部分の影響によって生じる下位設計の変
更部分の把握を容易にし、その下位設計の変更部分の変
更処理も秩序立てて行うことができる。ステップ28
は、ステップ16Bで得られた変更後の図形情報を記憶
装置3に記憶する。そして、ステップ17の処理が行わ
れる。変更処理前と変更処理後の対応データを、記憶装
置4に記憶する(ステップ29)。変更部分のデータ、
上位設計に対する変更完了及び変更未完了のフラグデー
タ、変更終了後の図形情報等のデータが、FAシステム
側に出力される(ステップ30)。本実施例の設計支援
装置のステップ24で得られた、上記変更処理前の設計
対象物の全図形情報は、上記変更処理前にFAシステム
側に伝えられており、FAシステムの記憶装置に記憶さ
れている。
【0025】最初に生じた設計変更に関連する全変更部
分に対する変更処理が、本実施例により必要な設計プロ
グラムを用いて行われる。
【0026】本実施例によれば、前述したように、当該
設計変更の影響を受ける部分の変更を各端末8から無秩
序に行うことを防止できるので、設計対象物の図形情報
に対して当該設計変更を確実に反映でき、その設計変更
に基づいた設計対象物の適切な設計図面を得ることがで
きる。これは、設計対象物内の構成物の相互干渉、メン
テナンス空間不足、設計対象物の不完全な図形情報の作
成等の設計不良を避けることができる。
【0027】本実施例によって行われる変更処理の具体
例を、図10に基づいて説明する。或る機器31のノズ
ル32を破線で示す32Aの位置に変更する設計変更が
生じたとする。設計者は、この設計変更に対して必要な
設計プログラムは、システム・機器設計のプログラムで
あると認識し、入力装置1からそのプログラムを指定す
る。ステップ11で上記プログラムが選択され、ステッ
プ12A,12B及び12Cの処理が行われる。ステッ
プ12Aでは、作業対象範囲として機器32が配置され
る領域を入力する。記憶装置4に変更部分のデータが記
憶されていないので、ステップ12Cの判定が「NO」
となる。ステップ22は「YES」となる。設計者は、
設計変更を要する部分、すなわち「ノズル32」のデー
タを入力装置1から入力する。ステップ18Aはこのデ
ータを入力し、ステップ18Bはこのデータに対して選
択した設計プログラムが最上位の設計を行うので「YE
S」と判定する。ステップ20は、記憶装置3に記憶さ
れている該当する設計対象物の図形情報と変更部分のデ
ータ(ノズル32)に基づいて、ノズル32の位置変更
によって影響を受ける下位設計の変更部分を選択する。
これによって、機器設計と上位、下位設計の関係にあり
ノズル32に接続される大口径配管33、大口径配管レ
イアウト設計と上位、下位設計の関係にあり大口径配管
33に取り付けられる小口径配管34、検出器(計装
品)35、及び配管サポート36が、変更部分として選
択される。床内に埋設された配水管39は、床面上に設
けられたドレン受け口37及び38に接続されている。
小口径配管34は、ドレン受け口37に接続される。4
0はダクトであり41はケーブルトレイであり、これら
は機器31が設置される空間に配置される。弁42が大
口径配管33から分岐された小口径配管43に設けられ
る。ステップ20は、更にこれら選択された変更部分に
基づいてこれらの変更処理に用いる下位設計のプログラ
ムを選択する。大口径配管レイアウト設計,小口径配管
レイアウト設計,配管サポート設計、及び計装品設計等
の各設計プログラムが選択される。選択された各下位設
計に用いる設計プログラムと対応付けて、選択した各変
更部分を記憶装置4に記憶する。またどの変更処理も完
了していないので、ステップ21では全ての設計プログ
ラムに対して変更未完了のフラグデータが記憶される。
実質的に、システム・機器設計のプログラムは大口径配
管レイアウト設計の上位設計、大口径配管レイアウト設
計のプログラムは小口径配管レイアウト設計、配管サポ
ート設計、及び計装品設計の上位設計、及び小口径配管
レイアウト設計、配管サポート設計、及び計装品設計の
上位設計はFAシステムに対して上位設計となる。ステ
ップ25で、スッテプ11で選択したシステム・機器設
計のプログラムによる変更処理が許可される。ステップ
16Aの処理を経て、ステップ16Bでノズル32の位
置を32Aの位置に変更した図形情報を作り出す。ステ
ップ27A及び27Bでは、該当個所がないので、実質
的に処理が行われないことになる。ステップ28では、
ステップ16Bで得られた図形情報が記憶装置3に記憶
される。ステップ17で、システム・機器設計のプログ
ラムに対する変更完了フラグデータが記憶装置4に記憶
される。その後、ステップ29及び30が実行される。
ステップ30は、変更部分のデータ(ノズル32、大口
径配管33、小口径配管34、検出器35及び配管サポ
ート36)、システム・機器設計のプログラムに対する
変更完了フラグデータ、その他の設計プログラム(大口
径配管レイアウト設計,小口径配管レイアウト設計,配
管サポート設計及び計装品設計等)に対する変更未完了
フラグデータ、及びノズル32の位置を変更した後の図
形情報を、FAシステム側に伝える。
【0028】次に、大口径配管33のレイアウト変更に
ついて説明する。設計者の指示に基づいてスッテプ11
では大口径配管レイアウト設計の設計プログラムが選択
される。ステップ12Bでは、その設計プログラムと作
業対象範囲(機器32が配置される領域)とに関係する
変更部分、すなわち大口径配管33が検索される。ステ
ップ12Cの判定は「YES」となり、大口径配管33
のデータが表示装置2に出力される(ステップ12
D)。ノズル32に位置を変更する処理においては、大
口径配管レイアウト設計のすぐ上位に位置する上位設計
はシステム・機器設計である。システム・機器設計のプ
ログラムに対してはステップ21により変更完了フラグ
データが記憶されているので、ステップ13はYESと
なり、図7のステップ22の処理が実行される。この時
点で、他の設計者が他の端末8から小口径配管レイアウ
ト設計のプログラムを指定した場合は、そのすぐ上位の
設計である大口径配管レイアウト設計に対しては変更未
完了フラグデータが記憶されているので、ステップ13
は「NO」となり小口径配管レイアウト設計のプログラ
ムの実行が阻止される。
【0029】図7のステップ22はYESとなり、ステ
ップ15Aで変更部分として大口径配管33が入力され
る。大口径配管レイアウト設計のプログラムによる変更
処理が許可される(ステップ15B)。ステップ16A及
び16Bが実行され、大口径配管33のレイアウト変更
後の図形情報が作り出される。図10において、大口径
配管33が大口径配管33Aのようにレイアウト変更さ
れ、大口径配管33Aの図形情報が作り出される。ステ
ップ27Aで、レイアウト変更後の大口径配管33Aに
よって影響を受けるダクト40及びケーブルトレイ41
が新たな変更部分として選択される。大口径配管33が
33Aの位置よりも更に上方にレイアウトされた場合に
は、ダクト40及びケーブルトレイ41だけでなく、小
口径配管43も新たな変更部分として選択される。ダク
ト40及びケーブルトレイ41はレイアウト変更後の大
口径配管33と干渉するものであり、小口径配管43は
大口径配管33に接続されており大口径配管33のレイ
アウト変更によって変更されるものである。これらの新
たな変更部分のデータ、及びダクト40、ケーブルトレ
イ41のレイアウト設計を行う設計プログラムのすぐ上
位にある設計プログラムに対して、変更未完了のフラグ
データが付与される。ステップ28で大口径配管33A
の図形情報が記憶され、ステップ17で大口径配管レイ
アウト設計のプログラムに対して変更完了のフラグデー
タが付与される。ステップ29及び30も同様に処理さ
れる。以後、他の変更部分の図形情報は、残りの設計プ
ログラムを用いて作り出される。
【0030】本実施例は、上位設計で変更処理が完了し
ていない部分と関連する変更部分であって下位設計の変
更部分に対する端末8からのアクセスを制限し、設計変
更に関連する変更部分を上位設計から下位設計へと秩序
正しく順番に変更できる。これにより、設計対象物に対
する設計不良を避けることができ、変更処理にかかる時
間を短縮できる。本実施例は、設計対象範囲が異なる複
数の設計プログラムを有しており複数の設計者が各端末
8から必要な設計プログラムにアクセスできるので、設
計対象物の設計を並行して行うことができる。上記の変
更処理を行っているときでも、設計対象物において、該
当する設計変更に関連する領域以外の設計(例えば、共
存しない他の設計変更に対する変更処理)を並行して行
うことができる。このため、設計対象物に対する図形情
報を早く完成できる。
【0031】本実施例は、原子力プラント設計だけでな
く、火力プラント及び化学プラント等のプラントの設
計,ビルディング等の建築物の設計、及びLSIの回路
設計等に適用が可能である。
【0032】本発明の他の実施例である設計支援装置を
以下に説明する。本実施例の設計支援装置も、図2に示
す構成を有する。この設計支援装置は、図5、7〜9及
び11に示す処理手順を、主に変更処理において実行す
る。この処理手順は、前述の実施例の図4〜9の処理手
順のうち、図4の処理手順が図11の処理手順に変わり
図6の処理手順がなくなったものである。前述の実施例
と異なる処理の部分について説明する。本実施例は、ス
テップ12Dの処理後にステップ44及び45を実施す
る。ステップ44は、ステップ21,27B,17で得
られた上位設計のプログラムに対する変更処理の完了及
び未完了のデータ(変更完了のフラグデータ及び変更未
完了のフラグデータ)を表示装置2に出力する。これら
の変更処理状況を示すデータが表示装置2に表示され
る。設計者は、表示装置2を見て、選択した設計プログ
ラムに対する上位設計が変更処理が完了していることを
確認したとき、入力装置1から処理継続を指示する旨の
データを入力する。本実施例の設計支援装置は、処理継
続の指示データを入力したとき、図7のステップ22以
降の処理を実行する。処理継続の指示データを入力しな
いときは、実質的に、そのステップ11で選択した設計
プログラムを用いた処理を終了する。本実施例は、設計
変更に対する下位のレベルの設計プログラムによる変更
処理の実行の可否の判断を設計者に行わせるものであ
る。本実施例も、前述した実施例と同様な効果を得るこ
とができる。しかし、前述の実施例に比べて、設計者の
間違った判断に基づいて変更処理が行われる危険性があ
る。
【0033】本発明の他の実施例を図12及び13に基
づいて説明する。本実施例は、図2に示す設計支援装置
とFAシステムとを統合した設計生産統合システムの例
を示すものである。設計支援装置50は、図2の構成に
データ通信制御装置51を設けている。データ通信制御
装置51は、CPU7に接続される。FAシステムは、
制御情報作成装置52,加工装置コントローラ62A,
62B,…,62N、及び加工装置63A,63B,…,
63Nを有する。制御情報作成装置52は、入力装置5
3及び表示装置54が一体化された端末55、演算処理
装置(CPU)56,出力装置57,記憶装置58,59
及び60及びデータ通信制御装置61を備える。記憶装
置58は、設計支援装置50で作り出された設計対象物
の図形情報を記憶する。この記憶装置58に記憶された
その図形情報は、CADデータともいう。記憶装置59
は、記憶装置4と同様に、変更部分のデータ、設計プロ
グラムに対して変更完了及び変更未完了を示す情報を記
憶する。記憶装置59に記憶される情報は、主に設計支
援装置50から出力される。記憶装置60は、FA処理
手順、すなわち設計対象物に含まれる各構成部品の作業
工程のデータ、及び構成部品の加工手順のデータを記憶
する。これらのデータは、例えば、オペレータが入力装
置53から入力する。加工装置コントローラ62A,6
2B,…,62Nは、CPU56に接続され、加工装置
63A,63B,…,63Nのうちそれぞれ担当する加
工装置を制御する。加工装置は、設計対象物の構成部品
を加工する装置である。
【0034】設計支援装置50は、図2の設計支援装置
と同様に、図4〜9に示す処理手順を実行し設計変更に
対する変更後の新たな図形情報を作り出す。この図形情
報は、データ通信制御装置51及び61によって、制御
情報作成装置52に伝えられ、記憶装置58に記憶され
る。設計支援装置50で実行された設計変更に関連する
変更部分のデータ、各設計レベルの設計プログラムに対
する変更完了及び変更未完了のフラグデータが、設計支
援装置52のステップ30(図9)の処理によって制御
情報作成装置52に伝えられる。これらの情報は、記憶
装置59に記憶される。
【0035】制御情報作成装置52は、設計対象物に含
まれる構成部品を製作する加工装置63A,63B,…,
63Nを制御するためにコントローラ62A,62B,
…,62Nが必要とする制御情報を作成する。この制御
情報の作成は、図14〜16に示す処理手順をCPU5
6が実行することによって行われる。その処理手順は、
記憶装置60に記憶される。
【0036】記憶装置60から、作業工程,加工手順,
加工装置に関する各データを検索して入力する(ステッ
プ65)。入力した製作工程のうち1つの作業工程を選
択する(ステップ66)。この作業工程は、オペレータ
が入力装置53から指定する。作業工程は、設計対象物
の製作,据付けが完了するまでに必要な種々の作業の工
程を示すものである。例えば、作業工程は、設計対象物
に含まれる各構成部品の製作の順序を規定している。選
択した作業工程による作業の対象となる構成部品の図形
情報が関係する変更部分のデータは、記憶装置59から
検索する。ステップ68は、検索された変更部分がある
か否かを判定する。この判定は、上記構成部品の図形情
報が関係する部分が、設計支援装置50での変更の対象
になっているか否かを判定するものである。ステップ6
8の判定がNOであれば、選択した作業工程の対象とな
る構成部品の図形情報が関係する設計対象物の図形情報
の部分が、設計支援装置50での変更の対象になってい
ない。ステップ68の判定がYESであれば、その逆で
ある。ステップ68の判定がNOであればステップ71
に、その判定がYESであればステップ69の処理に移
る。ステップ69は、ステップ67で検索された変更部
分のデータは、表示装置54に出力する。その変更部分
のデータは、表示装置54に表示される。次に、設計支
援装置50で行われる最下位の設計レベルの設計プログ
ラムにおいて、その変更部分の変更が完了しているかを
判定する。この判定は、記憶装置59に記憶されている
変更未完了のフラグデータ(または変更完了のフラグデ
ータ)を用いて行われる。ステツプ70がNOと判定し
た場合、ステップ71が、設計支援装置50で行われる
最下位の設計レベルの設計プログラムを用いて該当する
変更部分の変更が、未完了であることを示す情報を、表
示装置54に出力する。該当する作業工程において作業
の対象となる構成部品のCADデータ(図形情報)の検
索を許可しない(ステップ72)。換言すれば、ステツ
プ72は、その構成部品を製作する加工装置を制御する
コントローラの制御情報の作成を、阻止するものであ
る。オペレータは、ステップ71で出力されて表示装置
54に表示された情報を見て、必要な制御情報を作成で
きないこととその理由を知ることができる。
【0037】ステップ68がNOのとき、及びステップ
70がYESのときは上記制御情報の作成が許可され、
ステップ73が実行される。該当する作業工程での作業
対象となる構成部品のCADデータが、記憶装置58か
ら検索される(ステップ73)。構成部品の加工手順、
その加工に用いる加工装置のデータ、及び構成部品に該
当するCADデータを用いて、上記制御情報を作成する
(ステップ74)。作り出された制御情報が、該当する
加工装置コントローラに出力される(ステップ75)。
その制御情報は、加工装置コントローラのメモリに記憶
される。加工装置コントローラは、その制御情報に基づ
いて該当する加工装置を制御する。
【0038】上記構成部品が、2つの機器を接続する配
管系の一部となるL字型管である場合について述べる。
ステップ66で、このL字型管の作業工程(オペレータ
が入力装置53より指定)が選択されたとする。ステッ
プ67,68,69の処理が順次行われる。ステップ7
0の判定もYESとなる。L字型管が用いられる配管系
の図形情報(記憶装置58に記憶)を検索し、そのL字
型管の図形情報をその中から検索する(ステップ7
3)。L字型管の加工手順は、以下の通りである。L字
型管の図形情報に基づいて、L字型管の材料となる直管
材を必要な寸法に余裕を持たせた長さに切断する。次
に、曲り部の位置をけがき、図形情報に示された半径、
角度になるように直管材を曲げる。最後に、曲り部から
両端までを所定の寸法に切削により仕上げる。このよう
な加工手順を実行する加工装置(1つまたは複数)に対
する制御情報が作成される(ステップ74)。上記L字
型管が用いられる配管系が、設計支援装置50で変更の
対象になっている変更部分に含まれており、その変更部
分の図形情報の変更が完了していない場合は、ステップ
70がNOとなる。このため、制御情報の作成が阻止さ
れる。1つの作業工程に対する制御情報の作成が完了す
ると、他の作業工程に対する制御情報が、ステップ66
以下の処理を繰返して実行することによって作成され
る。
【0039】制御情報作成装置52は、ステップ70及
び72の処理を実行するので、設計支援装置50で変更
処理が完了していない部分の製作に必要な制御情報の作
成を阻止することができる。特に、ステップ68,70
及び72を有しているので、設計支援装置50で変更が
完了していない変更部分と関係する構成部品に対しての
み、制御情報の作成を阻止できる。その変更部分と関係
しない他の構成部品に対しては、制御情報を作成でき
る。設計支援装置50は、図2に示す設計支援装置と同
じ効果を生じる。
【0040】本発明の他の実施例である設計支援装置
を、図6,7,17〜20により以下に説明する。本実
施例の設計支援装置は、図6,7,17〜20に示す処
理手順を、図2に示す装置において実行するものであ
る。図6,7,17〜20に示す処理手順は、図4〜9
に示す処理手順に、ステップ76(図17)、ステップ
77(図18)、ステップ78及び79(図19)、及び
ステップ80(図20)の各ステップの処理を追加した
ものである。本実施例の処理の流れは、以下の通りであ
る。図17のI部は図18のI部につながり、図17の
B部は図6のB部に、そのC部は図7のC部にそれぞれ
つながる。図7及び18のE部は図19のE部につなが
る。更に、図18のJ部は、図19のJ部に、図19の
K部は図20のK部につながる。これらの処理手順にお
いて、図4〜図9に示す部分と異なるところを説明す
る。
【0041】本実施例の主要な部分は、図17に示すス
テップ76の処理を実行することにある。ステップ76
は、ステップ11で選択した設計プログラムに関係する
すべての変更部分のデータ、及びこれらの変更部分に対
する変更完了、変更未完了の情報を記憶装置4から検索
して表示装置2に出力する。検索されたこれらの情報
は、1つの端末8(設計者が入力操作を行うもの)の表
示装置2に表示される。変更完了及び変更完了の情報
は、例えば色情報で示される。例えば、表示された変更
部分が変更未完了の場合は、変更部分の名称を赤で表示
し、変更完了の変更部分に対してはその名称を緑で表示
する。この表示を見ることによって、設計者は選択した
設計プログラムによって作り出された図形情報に対する
現時点での変更部分と、これらの変更部分に対する変更
完了、未完了の状況を容易に認識できる。特に、変更処
理が未完了になっている変更部分を知ることができるの
で、その後の変更処理実行の計画立案を容易にし、すべ
ての変更部分に対して確実に変更処理を実施できる。
【0042】ステップ6で表示される情報は、変更未完
了のフラグデータ及び変更完了のフラグデータとしてス
テップ77,78,79及び80で作り出され、記憶装
置4に記憶される。ステップ16Bによって変更処理を
完了した変更部分に対しては、ステップ80で変更完了
のフラグデータが付与される。この変更完了のフラグデ
ータの替りに、記憶装置4に記憶されている当該変更部
分に対する変更未完了のフラグデータを、設計プログラ
ムに対する変更完了のフラグデータの場合と同様に、消
去してもよい。
【0043】本実施例は、図2の実施例で得られる同様
な効果も生じる。本実施例の前述した処理手順は、図1
2に示す設計支援装置50で実行する処理手順として用
いることも可能である。
【0044】本発明の他の実施例である設計支援装置
を、図21により説明する。本実施例の設計支援装置
は、設計対象物の設計を各設計レベル毎に行う専用の複
数の設計装置81A,81B,…,81Nと、変更管理
装置82とを有する。これらの設計装置は、設計装置8
1Aに示すように、入力装置1及び表示装置2を有する
端末8、記憶装置3及び5、演算処理装置(CPU)
7、出力装置6及びデータ通信制御装置51を備える。
記憶装置5は、設計装置81Aで実行する設計プログラ
ムを記憶する。この設計プログラムは、設計対象物のあ
るレベルの設計(例えば、システム・機器設計)を支援
しそのレベルの図形情報を作り出すものである。設計装
置81Bの記憶装置5は、他のレベルの設計(例えば大
口径配管レイアウト設計)を支援する設計プログラムを
記憶する。設計装置81Nの記憶装置5も、他のレベル
の設計を支援する設計プログラムを記憶する。設計装置
81AのCPU7は、記憶装置5に記憶された設計プロ
グラムを実行し、作り出されたその設計レベルの図形情
報を記憶装置3に記憶する。
【0045】各設計装置は、データ通信制御装置51を
介して、変更管理装置82のデータ通信制御装置84に
接続される。変更管理装置82に記憶装置5は、変更管
理用のプログラムである図4〜9の処理手順(図5,7
のステップ22〜24、及び図8のステップ16A,1
6B及び図8のステップ20,21,26を除いたも
の)及び図2の記憶装置4が記憶するデータを記憶す
る。図21には、本実施例の設計支援装置とFAシステ
ムを統合した設計生産統合システムの構成を示してい
る。各設計装置のデータ通信装置51は、制御情報作成
装置52のデータ通信制御装置61に接続される。各設
計装置で作り出された図形情報が、データ通信装置5
1,61を介して制御情報作成装置52に伝えられた記
憶装置58に記憶される。変更管理装置82のステップ
30で出力された各情報は、データ通信制御装置84,
61を介して制御情報作成装置52に伝えられ、記憶装
置59に記憶される。
【0046】本実施例における設計対象物の変更処理に
ついて説明する。設計装置81Aを用いて設計変更に関
係する変更部分の処理を実行する場合を想定する。設計
者は、設計装置81Aの入力装置1から、変更処理を行
う旨のデータと作業対象範囲のデータを入力する。変更
処理が指示されたので、これらのデータ、及び設計装置
81Aで実行される設計プログラムの名称(またはコー
ド)のデータが、データ通信制御装置51,61を介し
て変更管理装置82に伝えられる。CPU83は、記憶
装置4から変更管理用プログラムを呼び出してそのプロ
グラムに従った処理を実行する。なお、設計装置81A
で変更処理ではなく通常の設計等の作業を行う場合は、
変更管理装置82において変更管理用プログラムは起動
しない。変更管理用プログラムのステップ11は、設計
装置81Aから送られてきた設計プログラムの名称を入
力する。変更管理用プログラムにおいて、選択プログラ
ムとは、変更処理を用いられる設計プログラムをさす。
変更管理用プログラムで得られた情報の表示は、変更処
理を用いられる設計プログラムを実行する設計装置の表
示装置2で行われる。変更管理装置82で設計対象物の
図形情報が必要な場合(例えば、ステップ20の処理を
実行する場合)には、全設計装置の記憶装置3から図形
情報を読み出して入力する。変更管理装置82にそれら
の図形情報を記憶する記憶装置を設けてもよい。設計装
置における設計プログラムの実行は、変更管理装置82
において変更処理が許可されたとき(ステップ15B,
25)に行なわれる。ステップ13の判定がNOのとき
はステップ14Bで変更処理を行おうとした設計装置で
の変更処理が阻止され、その判定がYESのときはステ
ップ15Bによりその設計装置での変更処理を許可す
る。ステップ19Aは、設計変更に対して最上位の設計
を行う設計装置を選択し、ステップ19Bでその設計装
置のコードを表示する。
【0047】各設計装置は、独立したワークステーショ
ンである。下位のレベルの設計を行う各設計装置は、上
位レベルの設計を行う設計装置で得られた図形情報を読
込んで該当する設計レベルの図面情報を作り出す。
【0048】このような本実施例は、図12に示す実施
例と同じ効果を生じる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、変更処理における設計
トラブルを低減でき設計変更に伴う変更に要する時間を
著しく短縮できる。
【0050】
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で用いる処理手順の概要の説
明図である。
【図2】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図3】設計プログラムのシステム構成の例を示す説明
図である。
【図4】図1の処理手順の詳細説明図である。
【図5】図1の処理手順の詳細説明図である。
【図6】図1の処理手順の詳細説明図である。
【図7】図1の処理手順の詳細説明図である。
【図8】図1の処理手順の詳細説明図である。
【図9】図1の処理手順の詳細説明図である。
【図10】図形情報を変更する具体例の説明図である。
【図11】本発明の他の実施例での処理手順を示す説明
図である。
【図12】本発明の他の実施例の構成図である。
【図13】図12のFAシステム側の詳細構成図であ
る。
【図14】図12の制御情報作成装置の処理手順の説明
図である。
【図15】図12の制御情報作成装置の処理手順の説明
図である。
【図16】図12の制御情報作成装置の処理手順の説明
図である。
【図17】本発明の他の実施例での処理手順を示す説明
図である。
【図18】本発明の他の実施例での処理手順を示す説明
図である。
【図19】本発明の他の実施例での処理手順を示す説明
図である。
【図20】本発明の他の実施例での処理手順を示す説明
図である。
【図21】本発明の他の実施例の構成図である。
【符号の説明】
1,53…入力装置、2,54…表示装置、3,4,
5,58,59,60…記憶装置、7,56,83…演
算処理装置、8,55…端末、50…設計支援装置、5
2…制御情報作成装置、51,61,84…データ通信
制御装置、62A,62B,62N…加工装置コントロ
ーラ、63A,63B,63N…加工装置、81A,8
1B,81N…設計装置、82…変更管理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大歳 達也 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 好永 俊昭 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 後田 孝一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (56)参考文献 特開 平2−36439(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の構成要素で構成される設計対象物の
    図形情報を記憶する第1の記憶装置と、前記設計対象物
    の設計変更後の図形情報を記憶するための第2の記憶装
    置と、前記第1の記憶装置に記憶された図形情報を用い
    て前記設計対象物の構成図を表示する表示装置と、前記
    設計対象物を構成する複数の構成要素のうち変更すべき
    構成要素を指定する入力及びその変更内容を指定する入
    力を設計変更情報として受け付ける入力装置と、該入力
    装置で受け付けた設計変更情報に基づいて前記第1の記
    憶装置に記憶された図形情報を変更し、設計変更後の図
    形情報として前記第2の記憶装置に格納する演算装置と
    を備えた設計支援装置において、 前記第2の記憶装置は、設計変更処理の完了を示す変更
    完了フラグ又は未完了を示す変更未完了フラグを各構成
    要素に対応させて記憶し、 前記演算装置は、前記入力装置で受け付けた第1の構成
    要素に対する設計変更情報及び前記記憶装置に記憶され
    た図形情報に基づいて、前記第1の構成要素の設計変更
    により影響を受ける第2の構成要素を選択する影響部選
    択装置と、 前記第1の構成要素に対する設計変更情報を前記入力装
    置で受け付けた際に、前記第2の記憶装置に記憶された
    前記第1の構成要素に対応する変更フラグを参照し、該
    変更フラグが変更未完了フラグでない場合に、前記第1
    の構成要素及び前記第2の構成要素に対応する変更フラ
    グを変更未完了フラグに変えて、これらの構成要素の設
    計変更後の図形情報を作成し、該作成した設計変更後の
    図形情報を前記第2の記憶装置に格納すると共に、該図
    形情報の作成終了後にこれらの構成要素に対応する変更
    フラグを変更完了フラグに変える図形情報作成装置と、 を備えたことを特徴とする設計支援装置。
  2. 【請求項2】設計対象物の図形情報を作り出す設計支援
    装置と、前記設計対象物の構成部品を製作する複数の加
    工装置をそれぞれ制御する複数のコントローラと、前記
    設計支援装置で作り出された図形情報に基づいて、前記
    コントローラが該当する前記加工装置を制御するために
    必要な制御情報を作成する制御情報作成装置とを備えた
    設計生産統合装置において、 前記制御情報作成装置は、前記図形情報に変更が生じた
    とき、前記設計支援装置による該当する変更部分の変更
    が終了するまで、前記制御情報の作成を阻止する手段を
    有することを特徴とする設計生産統合装置。
  3. 【請求項3】前記制御情報作成阻止手段は、前記図形情
    報に変更が生じたときは、前記設計支援装置による該当
    する変更部分の変更が終了するまで、この変更部分に関
    係する構成部品を製作する前記加工装置を制御するため
    に必要な制御情報の作成を阻止する手段である請求項2
    の設計生産統合装置。
  4. 【請求項4】設計対象物に含まれる構成部品を製作する
    複数の加工装置をそれぞれ制御する複数のコントローラ
    と、該コントローラが該当する前記加工装置を制御する
    ために必要な制御情報を作成する制御情報作成装置とを
    備えたFAシステムにおいて、 前記制御情報作成装置は、前記コントローラが必要とす
    る制御情報を前記設計対象物の図形情報に基づいて作成
    する制御情報作成手段と、前記図形情報に変更が生じた
    とき、該当する変更部分の変更が終了するまで、前記制
    御情報の作成を阻止する手段とを有することを特徴とす
    るFAシステム。
  5. 【請求項5】設計対象物に含まれる構成部品を製作する
    加工装置を制御するコントローラが必要とする制御情報
    を、前記設計対象物の図形情報に基づいて作成する制御
    情報作成手段と、前記図形情報に変更が生じたとき、該
    当する変更部分の変更が終了するまで、前記制御情報の
    作成を阻止する手段とを備えたことを特徴とする制御情
    報作成装置。
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