JP2712349B2 - 光反射体および管球 - Google Patents

光反射体および管球

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JP2712349B2 JP63215733A JP21573388A JP2712349B2 JP 2712349 B2 JP2712349 B2 JP 2712349B2 JP 63215733 A JP63215733 A JP 63215733A JP 21573388 A JP21573388 A JP 21573388A JP 2712349 B2 JP2712349 B2 JP 2712349B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】
本発明は耐熱性を向上し、かつ、多用な用途に適する
ようにした光反射体および管球に関する。
【従来の技術】
従来、管球例えば電球などにおいて、ガラスバルブの
一部に金属反射膜を形成したもの、または赤外線透過可
視光反射作用を有する光干渉膜を形成したものなどが提
案されている(特開昭62−210238号等)。
【発明が解決しようとする課題】
金属反射膜をハロゲン電球などのガラスバルブに形成
すると、高温のため劣化が激しく、短期間で使用できな
くなる。また、光干渉膜を形成したものは耐熱性に富
み、かなりの赤外線反射可視光透過作用があるので、こ
れをハロゲン電球などに適用すると、放射赤外線量を減
少させる利点があるが、この光干渉膜は別の赤外線反射
可視光透過光干渉膜上に直接形成すると、光学特性が変
化してしまう。また、可視光反射率が金属反射率よりも
若干劣る欠点がある。 そこで、本発明の課題は、耐熱性と光反射性に優れた
金属酸化物の光反射膜を有する光反射体および管球を提
供することにある。 なお、特開昭61−77802号公報や実開昭60−191001号
公報などには、ガラや合成樹脂材中にこの主材料とは異
なる屈折率を有する他の物質を混入させることが記載さ
れている。 しかし、これら公報に記載のものは、高い光透過性を
得ることと均一な光拡散性を得ることにあり、本発明と
は相違する機能を奏するものである。
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の光反射体は、基体と、基体
表面に形成された単層の金属酸化物膜で構成されてなる
光反射膜と、上記金属酸化物の光屈折率と異なる屈折率
を有する酸化アルミニウム、酸化ジルコニウムおよび酸
化チタンの少なくとも1種類からなり、金属酸化物膜に
分散されて設けられる金属酸化物粒子とを具備している
ことを特徴とする。 金属酸化物膜中に光屈折率を異にする粒子が分散して
あれば、光反射性を生じるとともに金属酸化物は、耐熱
性および耐酸化性に富み、高温に熱せられても殆ど劣化
しない。 本発明の請求項2に記載の管球は、ガラスバルブと、
このガラスバルブ内に封装された発光手段と、ガラスバ
ルブ表面に形成された単層の金属酸化物膜で構成されて
なる光反射膜と、上記金属酸化物の光屈折率と異なる屈
折率を有する酸化アルミニウム、酸化ジルコニウムおよ
び酸化チタンの少なくとも1種類からなり、金属酸化物
膜に分散されて設けられる金属酸化物粒子とを具備して
いることを特徴とする。 高温度となる管球のガラスバルブの表面に形成された
金属酸化物膜は、上記請求項1に記載されたと同様な作
用を奏する。 本発明の請求項3に記載の管球は、ガラスバルブと、
このガラスバルブ内に封装された発光手段と、ガラスバ
ルブの表面に形成された可視光透過赤外線反射干渉膜
と、可視光透過赤外線反射干渉膜表面に形成された単層
の金属酸化物膜で構成されてなる光反射膜と、上記金属
酸化物の光屈折率と異なる屈折率を有する酸化アルミニ
ウム、酸化ジルコニウムおよび酸化チタンの少なくとも
1種類からなり、金属酸化物膜に分散されて設けられる
金属酸化物粒子とを具備していることを特徴とする。 上記請求項2に記載されたと同様な作用を奏する。
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図面を参照して説明す
る。第1図は本発明の第1の実施の形態を示すハロゲン
電球の縦断面図、第2図は第1図の電球の横断図であ
る。 図中、1は石英ガラスからなる管形バルブ、2,2はこ
のバルブ1の両端を圧潰封止してなる封止部、3,3,はこ
の封止部2,2内に埋設されたモリブデン導入箔、4,4はこ
れら導入箔3,3に接続してバルブ1内に導入された内導
線、5はこの内導線4,4間に装架された発光手段をなす
タングステンコイルフィラメント、6,6,は導入箔3,3に
給電する端子である。また、7はバルブ1の外面におい
て周方向に約220度の角度範囲に形成された光反射膜、
8は光反射膜7のない放射窓である。 この光反射膜7は、第3図に模式的に拡大して示すよ
うに、バルブ1のガラス表面11すなわち基体表面に均質
なシリカ(SiO2)膜71を形成し、このシリカ膜71中に0.
01〜10.0μの酸化チタン(TiO2)の粒子72,72,…が分散
してある。 このような光反射膜7を形成するには、まず、エチル
シリケート重合体などの有機シリコン化合物重合体をエ
タノールなどの有機溶剤に溶解して、シリコン含有量2
〜50重量%、粘度1〜10cpsの溶液に調整し、これに上
述の粒径0.01〜10.0μの酸化チタン粒子72,72,…を分散
させる。そして、封止済みのハロゲン電球のバルブ1を
垂直にして、上述の酸化チタン粒子72,72,…を分散した
溶液に所定の部位まで浸漬し、一定の速さで引き上げ乾
燥する。すると、バルブ1のガラス表面11には酸化チタ
ン粒子72,72,…を含有する有機シリコン化合物重合体の
膜が形成される。この場合、この膜内には引き上げ時空
気中の水分と有機シリコン化合物重合体とが反応して、
さらに重合および加水分解がすすみ、その反応物がガラ
ス表面11および酸化チタン粒子72,72,…の表面に密着
し、かつ、これらの隙間を充填する。そして、さらに熱
処理することにより、上述したシリコン化合物重合体膜
がシリカ膜71に変成する。 そして、上記シリカ膜71形成の過程において、シリコ
ン化合物重合体反応物が酸化チタン粒子72,72,…の間を
緻密に充填すること、酸化チタン粒子72,72,…およびガ
ラス表面11とシリカ膜71界面でSi−O−SiあるいはSi−
O−Ti結合、すなわち、 なる結合によって化学的に結合しており、この結果、膜
強度が向上し、ハロゲン電球の反復点滅時のヒートショ
ックによる過酷な使用条件に耐えて、剥離や亀裂などを
殆どなくすることができる。 そして、このハロゲン電球を点灯すれば、フィラメン
ト5から放射された光のうち、放射窓8に向かった光は
そのままバルブ1を透過して外部に放射される。また、
光反射膜7に入射した光はこの光反射膜7で拡散反射さ
れ、放射窓8から外部に放射される。そして、この光反
射膜7は後述するように可視域から近赤外域にわたり90
%以上の高反射率を有し、かつ、この光反射特性は長期
使用によっても変化しない。 つぎに、第2の実施の形態を第4図を参照して説明す
る。図中、第2図と同一の部分には同一の符号を付して
その説明は省略する。この第4図のものは、バルブ1の
外面全周に可視光透過赤外線反射干渉膜9を形成し、か
つ、この可視光透過赤外線反射干渉膜9の表面のうち約
220度の角度範囲に上記実施の形態と同様な光反射膜7
を形成し、この光反射膜7を設けない可視光透過赤外線
反射干渉膜9の面を放射窓8に形成してある。 このものは、第5図に示すように、可視光透過赤外線
反射干渉膜9は近赤外線を良く反射し、可視光を良く透
過するのに対して、光反射膜7は可視域から近赤外域ま
での各波長の光を良く反射するので、フィラメント5か
ら放射された光のうち、近赤外線は可視光透過赤外線反
射干渉膜9で反射してフィラメント5に帰還して発光効
率を向上し、可視光は放射窓8から直接放射され、それ
以外は光反射膜7で反射されて反射窓8から外界に放射
される。 そして、従来、可視光透過赤外線反射干渉膜上に赤外
線透過可視光反射干渉膜を直接積層することが考えられ
たが、この場合の干渉作用は両者を合わせた全体の層で
干渉してしまうため、両膜の間を離す必要があり、同じ
バルブ1上に両者を重層することは困難である。 つぎに、上述の実施の形態について、直下照度、照射
面熱量および直下照度/熱量を調査し、これを全く膜を
形成しないクリヤ電球および従来のTiO2/SiO2なる可視
光透過赤外線反射干渉膜(第5図の光特性を有する。)
を設けたものと比較した。この結果を次表に示す。 この試験結果から、実施の形態1の電球はクリヤ球お
よび従来球に比較して直下照度、照射面熱量および直下
照度/熱量が高く、また、実施の形態2の電球はクリヤ
球、従来球および実施の形態1の電球のいずれにおいて
も優れていることが判る。 なお、上述の実施の形態において、光反射膜は均質な
シリカ膜中に酸化チタンの粒子を分散させたが、このほ
かにもたとえばシリカ膜中に酸化アルミニウムや酸化ジ
ルコニウムの粒子を分散したものであってもよく、これ
らは上述した光反射特性を有し、これに加えて酸化チタ
ン、酸化アルミニウムおよび酸化ジルコニウムはいずれ
も遠赤外線放射特性が高く、遠赤外線放射により後方へ
熱を反射しバルブ温度低減の効果がある。 また、本発明は上述の組合わせのほか、酸化物膜とし
て酸化アルミニウムなどでもよく、金属酸化物粒子は金
属酸化物膜との光屈折率の相違によって反射させるもの
であり、光屈折率が異なればいかなる組合わせでもよ
い。また、金属酸化物中にリン、ホウ素などのガラス化
物質を添加してもよい。 さらに、本発明はハロゲン電球に限らず、他の種類の
電球や放電灯でもよい。またバルブの表面に光反射膜を
形成したものに限らず、光反射膜を別体の反射鏡に形成
する場合にも適用できる。さらにまた、本発明はこれら
管球の光反射膜に限らず、他の用途の光反射膜に適用で
きる。
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、耐熱性に優れ長期間
に亘り剥離や亀裂などの発生が殆どない、強固な被膜を
有する光反射体を提供することができる。 請求項2および請求項3に記載の発明によれば、上記
請求項1に記載と同様な効果が得られるほか、長期間に
亘り発光特性の向上できる管球を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【第1図】 本発明の第1の実施の形態を示すハロゲン電球の縦断面
図である。
【第2図】 第1図の電球の横断面である。
【第3図】 第1図の光反射膜の模式的拡大断面図である。
【第4図】 本発明の第2の実施の形態を示す光反射膜を形成したハ
ロゲン電球の横断面図である。
【第5図】 第4図に示す第2の実施の形態に用いた両光学膜の透過
特性のグラフである。
【符号の説明】
1:ガラスバルブ 11:ガラス表面(基体) 5:フィラメント(発光手段) 7:光反射膜 71:シリカ膜 72:酸化チタン粒子 8:放射窓

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体と; 基体表面に形成された単層の金属酸化物膜で構成されて
    なる光反射膜と; 上記金属酸化物の光屈折率と異なる回転率を有する酸化
    アルミニウム、酸化ジルコニウムおよび酸化チタンの少
    なくとも1種類からなり、金属酸化物膜に分散されて設
    けられる金属酸化物粒子と; を具備していることを特徴とする光反射体。
  2. 【請求項2】ガラスバルブと; このガラスバルブ内に封装された発光手段と; ガラスバルブ表面に形成された単層の金属酸化物膜で構
    成されてなる光反射膜と; 上記金属酸化物の光屈折率と異なる屈折率を有する酸化
    アルミニウム、酸化ジルコニウムおよび酸化チタンの少
    なくとも1種類からなり、金属酸化物膜に分散されて設
    けられる金属酸化物粒子と; を具備していることを特徴とする管球。
  3. 【請求項3】ガラスバルブと; このガラスバルブ内に封装された発光手段と; ガラスバルブ表面に形成された可視光透過赤外線反射干
    渉膜と; 可視光透過赤外線反射干渉膜表面に形成された単層の金
    属酸化物膜で構成されてなる光反射膜と; 上記金属酸化物の光屈折率と異なる屈折率を有する酸化
    アルミニウム、酸化ジルコニウムおよび酸化チタンの少
    なくとも1種類からなり、金属酸化物膜に分散されて設
    けられる金属酸化物粒子と; を具備していることを特徴とする管球。
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