JP2711207B2 - クリアランス及び滑りの測定が可能でヘッド衝突の警告をするディスク・ファイル記憶装置及びクリアランス測定方法 - Google Patents
クリアランス及び滑りの測定が可能でヘッド衝突の警告をするディスク・ファイル記憶装置及びクリアランス測定方法Info
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Description
d)ディスクがデータ記憶用に備えられ、それらのディス
クの回転中に変換器(「ヘッド」)によってデータを書
き込み或いは読み取るような形式のディスク・ファイル
記憶装置(以下、単にディスク・ファイルとも称する)
に関するものである。特に、本発明は変換器機構とディ
スクとの間の間隔(スペーシング)の測定に関するもの
である。
は、ミーその他著「磁気記録」第2巻(マクグローヒル
社,1988年発行)に広く記載されている。この文献
の第2章には、固定ディスク・ファイルが「固定ディス
クの積層体」として記載されており、これらを高速回転
させ、その面にデータを書き込み又はそこからデータを
読み取るのに、アームに取り付けられていてアクチュエ
ータ組立体によって前記表面上に支持され位置決めされ
るヘッドを用いている。ヘッドは、ディスクの回転によ
って発生される空気の薄いクッションによって、ディス
ク面に対して支持されている。
が、ディスクに対するヘッドの半径方向位置を制御し、
ディスク面上で選択された円周方向トラックにおける書
き込み又は読取りを可能にしている。各ヘッドにはデー
タ・チャンネルが設けられている。データは、あるデー
タ・チャンネルでピーク検出手段によって回復され、デ
ータをディスク面に書き込むためにヘッド駆動回路が設
けられている。
(データの「密度」)は、ディスク・ファイルがいかに
良好に動作しているかの主要な指標である。データ密度
に関する重大な制約の1つが「間隔損失(スペーシング
ロス)」であり、これは、本質的にヘッドとディスクの
磁気記録面との距離に相当するものである。これと関連
して、ヘッドとディスクとの間の間隔が小さければ小さ
いほど、データ密度を高くできる可能性がある。ディス
クの回転中に、この距離が変動すると、これに対応して
データ密度も変動する。したがって、ディスク・ファイ
ルの製造には、ヘッドをディスクに接近して安定的に位
置決めするヘッド・サスペンション機構だけでなく、面
ができるだけ平坦で欠陥のないディスクが要求される。
ィスク・ファイル構成要素及び組立体の製造中になされ
る最も重要な制御評価の1つは、ヘッド/ディスク間の
間隔の測定である。米国特許第4、777、544号
(特開昭63−46617号公報が対応日本国出願)は
このヘッド/ディスク間の間隔の測定方法及び手段を開
示している。同特許は、調波比浮動量(HRF:har
monic ratiofly height)技術を
開示し、公称の「浮動量」とゼロの「浮動量」とにおい
て、以前に記録したクリアランス測定信号トラックを読
むことによって求められるリードバック(readba
ck)スペクトル振幅比を比較することにより、ヘッド
/ディスク間の間隔の測定値を計算している。すなわ
ち、この「浮動量」がゼロで計算された飛翔高度から、
絶対飛翔高度を計算することができるのである。また、
この技術によれば、磁気変換器と記録媒体の間の間隔を
その場で直接測定することができる。
7、544号の公称及びゼロの浮動量測定を行なうため
の手段はアナログ形式の構成要素であり、価格、大きさ
及び性能の理由から、ディスク・ファイル機構に一体化
するのは実用的ではない。更に、同特許は、本質的に平
均浮動量の測定を目的としたもので、トラックに沿った
複数の個別点における複数の浮動量測定の形で、円周方
向のディスク・トラックのプロファイル特性を求めるた
めに何も設けられていない。
スク面上の各トラック又は複数のトラックにわたってヘ
ッド/ディスク間クリアランス・プロファイル特性を与
えるヘッド/ディスク間のクリアランスをデジタル的に
測定する方法及び装置を提供することである。
ディスク間の間隔を測定する方法及び手段を用いて、デ
ィスク面上の不規則性を検出するための方法及び装置を
提供することである。
めに、本発明はディスク・ファイル内で実施される。こ
のディスク・ファイルは、少なくとも1枚の固定ディス
クと、該固定ディスクを回転させる回転手段と、少なく
とも1つの書き込み/読取り用のヘッドと、前記ヘッド
を前記固定ディスクのそれぞれの面上を移動させるアク
チュエータ手段と、前記アクチュエータ手段及び前記回
転手段を制御して、前記ヘッドをそれぞれの面に対して
半径方向に位置決めすると共に、前記固定ディスクの回
転速度を設定するサーボ・プロセッサ手段と、前記ヘッ
ドに接続され、ディスク面から信号を読取り又はそこに
データを書き込むデータ・チャンネル手段とを具備して
いる。本発明は、こうしたディスク・ファイルにおい
て、ヘッドとディスク面との間の距離を測定するための
装置であって、前記ディスク・ファイルに設けられ、前
記ヘッドによって前記固定ディスクの面から読み取られ
た測定信号の所定の高調波を生成することによって、前
記固定ディスクの速度を示すクリアランス信号に応答す
るデジタル信号プロセッサと、前記ディスク・ファイル
に設けられたクリアランス試験制御機構であって、前記
測定信号が配された面の所定領域に対して前記ヘッドを
位置決めし、前記固定ディスクを所定速度で回転させ、
クリアランス信号を発生するクリアランス試験制御機構
と、前記ディスク・ファイルに設けられ、前記デジタル
信号プロセッサに接続され、前記所定の高調波に応答し
て、前記固定ディスクの面の異なる半径における円周方
向トラック上の複数の所定位置の各々においてディスク
面に対するヘッドの浮動量を表すクリアランス信号を生
成するクリアランス試験分析機構と、前記ディスク・フ
ァイルに設けられ、前記クリアランス試験機構に接続さ
れていて、前記固定ディスクの面の複数の異なる半径に
おける円周方向トラックに対する間隔信号を記憶する記
憶手段と、を具備する装置に関するものである。
て、該ディスク・ファイルが製造され組み立てられた時
以降のヘッド/ディスク間のクリアランス履歴を保持
し、選択的に参照する手段を提供する。本発明は、ディ
スク・ファイルにおける予測破損分析機構を支援するも
のであり、こうしたプロファイル特性履歴を保持し更新
すると共に、その履歴を用いてヘッド/ディスク「衝突
(クラッシュ)」に起因する破損が切迫していることま
たは破損が差し迫っていること(impending failure)を
予知し警報する。
ライド試験」(glide testing)として知られている技法
を通じて、ディスク面上の凹凸のような機械的欠陥を検
出する能力を提供する。この試験過程は距離測定装置の
構成要素を用いて行なわれ、ディスク上の測定信号から
読み取ったピーク値と平均値との比較が行われる。ピー
ク値と平均値との差が所定のしきい値より大きい場合、
それらの値を、ディスクの凹凸に対応する「接触の痕跡
(contact signature)」の存在について更に分析する。
を含むディスク・ファイルに適用されている。しかしな
がら、本発明はそれに限定されるのではなく、他の機械
的に移動する磁気記憶装置にも同様に適用し得る。
4号が指摘しているように、「ヘッド/ディスク間のク
リアランス」と「浮動量(flying height)」とは当技術
分野では相互交換可能に用いられており、これらの用語
は同意語と考えられるので、この出願の説明の中でも互
いに自由に代用されている。「浮動量」、「間隔(スペ
ーシング)」および「間隙(クリアランス)」という語
は語源および意味は異なっているが、この技術分野にお
いては、ある程度互いに交換して使用される。「浮動
量」は最初、磁気変換器スライダと記録媒体の間の光学
的に測定された距離を示すために使われたものであり、
これに対して「間隔」は磁気変換器と磁気記録媒体の間
の磁気的に画定された距離に関するものであって、これ
らの値はたとえば、記録媒体上に保護層が存在するた
め、異なってくることがある。「間隙」という語は、磁
気変換器スライダと磁気記録媒体の表面との間の物理的
間隙であり、調波比浮動量(HRF)技術によって測定
した場合、「浮動量」と呼ばれるのは、このことであ
る。
もので、アーム及びサスペンション12並びに複数のヘ
ッド13が取り付けられたボイスコイル・モータ(VC
M)組立体10を備えている。スピンドル構造体はハブ
14、固定ディスク15及びスピンドル・モータ16を
備えている。ヘッド13は、ディスク面上に付着された
磁気材料上においてデータの読み取り又は書き込みを行
なう際、ディスク15の上面及び下面上を「浮動」また
は「飛翔」(fly)する。この点について述べると、ヘッ
ドは、ディスクの高速回転に応答してディスクとヘッド
との間に誘起される空気のベアリングによって支持さ
れ、ディスク面上を「浮動」する。
に接続され、その内の1つが参照番号20で示されてい
る。データ・チャンネル20の読み取り及び書き込み電
子回路部は可撓性ケーブルのような通常の手段(図示せ
ず)によって個々のヘッドに接続されている。ディスク
が個々のヘッドに隣接して回転すると、ヘッドの磁気変
換器における電磁検出によって、当該ディスク面上のト
ラックから信号が読み出され、前置増幅器(プリアン
プ)22により増幅される。前置増幅器22の出力はデ
ータ・チャンネル読み取り電子回路24に供給され、こ
の増幅された信号をフィルタ処理しイコライズする。デ
ータ・チャンネル読み取り電子回路24は、増幅され処
理された信号内のデータを検出するために、典型的には
ピーク検出手順を採用する。データ・チャンネル読み取
り電子回路24は、データ・クロックを抽出するための
クロック回路を備えていてもよい。
トラック上に配置されるデータ信号を事前に準備する書
き込み電子回路25が設けられている。この書き込み電
子回路は、記録されるべき信号をディスク・トラック上
に書き込むための磁気変換器に接続された書き込み駆動
部(書き込みドライバ)26に与える。
ロセッサ30とファイル・マイクロプロセッサ40とを
備えた処理部を備えている。従来より、サーボ・プロセ
ッサ30は、別個のマイクロプロセッサ上に又はファイ
ル・マイクロプロセッサ40上に呼び込み可能なアプリ
ケーション・ランを備えることができる。サーボ・プロ
セッサ30は、スピンドル制御プログラム部31とVC
Mアクチュエータ制御プログラム部32とを備えてい
る。サーボ・プロセッサ30は、VCM10とアーム及
びサスペンション12とを備えたアクチュエータ組立体
を制御し、ディスク15の面上の固定した半径方向位置
にヘッド13を位置決めする。VCMアクチュエータ制
御プログラム部32の位置決め機能は本質的に従来のと
おりであり、ディスク面上に又は面上の専用区間に連続
的に書き込まれたサーボ信号を用いる。これらの信号を
ヘッド13で読み取り、読み取りチャンネル電子回路2
4及び復調器27を介してサーボ・プロセッサ30に帰
還させる。VCMアクチュエータ制御プログラム部32
は、アクチュエータを所望の位置に移動させると共に、
位置決め誤差の減少によって該所望の位置にアクチュエ
ータを維持するように機能する。VCMアクチュエータ
制御プログラム部は、トラックの追従(following)、ト
ラックの検索(searching)、ヘッドの位置合わせ及びヘ
ッド待機または休止(parking)の機能を実現するが、こ
れらの機能は既によく知られている。
ィスクに書き込まれるデータ及びそこから読み出される
データの符号化及び復号化を含むインターフェース機能
を行なうデータ・インターフェース部41と、ホスト・
コンピュータに制御及びデータ情報を供給し、そこから
コマンド及びデータを受け取るホスト・インターフェー
ス部42と、マイクロプロセッサの動作モードを設定変
更するモード制御部43とを備えている。
構成要素としてクリアランス及び滑り(グライド)プロ
グラム部33を備えている。これは、好適実施例及び最
良の態様を例示するものである。しかしながら、クリア
ランス及び滑りプログラム部は、設計を考慮することに
より収容することができ、ディスク・ファイルの任意の
マイクロプロセッサ資源である。加えて、予測破損分析
(PFA)プログラム部34、PFA44及びPFA記
憶部45が本発明では設けられている。これらのプログ
ラミング構成要素については、後に更に詳しく説明す
る。
間の主な相互接続は、ファイル・マイクロプロセッサ4
0のデータ・インターフェース部41とデータ・チャン
ネル20の読み取り電子回路24及び書き込み電子回路
25との間のデータ信号経路50により行われる。コマ
ンド/データ信号経路52は、図1のディスク・ファイ
ルをホスト・インターフェース部42を介してホスト・
コンピュータ(図示せず)に接続する。復調されたサー
ボ信号は、復調器27から信号経路53及び54を経
て、スピンドル制御プログラム部31及びVCMアクチ
ュエータ制御プログラム部32にそれぞれ供給される。
信号経路55aはサーボ制御信号をVCM10に伝え
る。信号経路55bはスピンドル制御プログラム部31
からのモータ速度制御信号をスピンドル・モータ16へ
伝える。
が用いられている。信号経路56は、データ・チャンネ
ル読み取り電子回路24をクリアランス及び滑りプログ
ラム部33と接続し、本発明による試験のためにデータ
・チャンネル読み取り電子回路24を構成する制御信号
を伝え、更にクリアランス及び滑り信号を分析のために
クリアランス及び滑りプログラム部33に伝える。クリ
アランス及び滑りプログラム部33は、モード制御部4
3からの信号経路57上の適切な制御信号列によってイ
ネーブルされる。クリアランス及び滑りプログラム部3
3のデータは、従来のプログラミング手段によってサー
ボ・プロセッサ30内の予測破損分析(PFA)プログ
ラム部34に直接伝えられ、更にそこから信号経路58
を経て、ファイル・マイクロプロセッサ40内のPFA
部44及びPFA記憶部45に伝えられる。
及び滑り試験コマンドを受け取ったとき、又はPFAプ
ログラム部によって要求された際、サーボ・プロセッサ
30のクリアランス及び滑りプログラム部33は、デー
タ・チャンネル読み取り電子回路24、VCMアクチュ
エータ制御プログラム部32及びスピンドル制御プログ
ラム部31の制御権を得、クリアランス及び滑り試験測
定を行なう。このクリアランス及び滑り試験測定の結果
を予備的破損分析のためにPFAプログラム部34に伝
える。予備的破損分析の結果はファイル・マイクロプロ
セッサ40のPFA部44に供給される。本発明によれ
ば、ファイル・プロセッサ40は、更に「傾向分析(tre
nd analysis)」を行なうために、又はモード制御部43
を用いて更なる測定を要求するために、PFA記憶部4
5に結果を記憶させる。ヘッド衝突が切迫していること
やその他のヘッド/ディスク間のインターフェース上の
問題状態が検出された場合、ホスト・インターフェース
部42を用いてホスト・コンピュータに通知される。加
えて、PFAデータを、データ・インターフェース部4
1を用いて1つ以上のディスク面上のエラー・ログにセ
ーブしてもよい。また、既にセーブしたクリアランス及
び滑り試験データが1つ以上のディスク15に記憶され
ていれば、データ・インターフェース部41を用いてこ
のようなデータを検索し、PFAによって分析すること
もできる。
イル構成要素を用いてディスク・ファイルのファイル/
ディスク間のクリアランスを決定することができないと
いう問題を克服するものである。本発明は、米国特許第
4、777、544号(特開昭63−46617号公報
が対応日本国出願)において詳細に述べられているHR
F技術の理論的基礎を採用し、ヘッド/ディスク間のク
リアランスを計算するためにデジタル電子回路とディス
ク・ファイルの処理能力とを利用し、更に予測破損分析
のために、このような測定の履歴ファイルを保持する。
き込まれた測定信号とディスク速度の多段「スピン・ダ
ウン(spin down)」とを用いて速度対クリア
ランス曲線を得ることができる1組の点を得るものであ
る。この「スピン・ダウン」とは、ディスク上のスライ
ダの間隙(クリアランス)を減少させることであるが、
ディスクの速度を下げることで、空気ベアリングが破壊
されて、スライダがディスクに接触するようにすること
である。ディスク面のトラックに配された測定信号は、
該測定信号の高調波である少なくとも2つの異なる周波
数を含むリードバック信号を発生する一定のスペクトル
を有する。第1高調波及び第3高調波がリードバック信
号に含まれることが好ましい。クリアランス測定手順
は、動作速度でのディスクの回転及びその速度における
それら高調波周波数の瞬時振幅(instantaneous amplitu
de)の判定を必要とする。これらの振幅の比の対数がヘ
ッド/ディスク間のクリアランスを示すことを利用して
いる点が、このHRF技術の特徴である。次に、リード
バック信号の瞬時振幅を監視しながらディスクの回転速
度を減少させる。「スピン・ダウン」についてさらに説
明することにする。公知のように、ディスクの回転速度
を動作速度から減少させると、ヘッドに対するエアクッ
ションの圧力を減少させることになり、これによってヘ
ッド/ディスク間のクリアランスも小さくなる。ディス
クの速度を減少させながら、振幅の変化が止まる速度に
達するまで、複数の高調波の瞬時振幅を決定する。振幅
の変化が止まった時、ヘッドがディスクと接触したと仮
定する。動作速度と接触速度との間の各測定速度におい
て、2つの高調波の瞬時振幅の比を計算し、数値的方法
を用いて、ゼロ・クリアランス速度を基準(ゼロ浮動量
を得るのに用いられる)として各測定速度における浮動
量が求められる。
ク間のクリアランス測定手順を説明するためのグラフで
ある。図2において、測定手順は前記の順序を逆にした
もので、これは本質的に「スピン・アップ(spin
up)」手順である。複数の線分70は時間の関数とし
てスピンドル速度を与える。HRFクリアランス測定に
よって決定されるヘッド/ディスク間のクリアランス量
は曲線80で与えられ、ヘッド/ディスク間のクリアラ
ンスをスピンドル速度の関数として示している。クリア
ランス測定は73にて開始され、これはスピンドル・モ
ータの起動と一致する。垂直な線分70(例えば点73
と74との間の線分)毎に、スピンドル速度は一定に保
たれ、ヘッド/ディスク間のクリアランスを決定するの
に必要なデジタル測定が行なわれる。特定のヘッドに対
して、起動用のデジタル測定はクリアランス対速度の曲
線80上の点85に対応する。起動時(点74で生じ
る)において全てのヘッドを測定した後、スピンドル速
度を点76に上昇させる。その速度において、全てのヘ
ッドに対する測定を繰り返す。以下同様である。この過
程を更に高い速度に対して継続し、点77で示されてい
る公称動作速度(基準として、公称浮動量を得るのに用
いられる)において測定を完了する。曲線80によって
与えられる特定のヘッドに対しては、この点は88にお
いて生じる。
タは、動的に処理することも、アレイに記憶しておいて
後に処理することも、可能である。いずれの場合でも、
点89における最少クリアランス測定をそれぞれの速度
におけるクリアランス測定から減算することによって、
任意の速度でのクリアランスを見出すことができる。例
えば、動作速度における公称クリアランス(点88)
(公称浮動量)は、点89におけるクリアランス・バル
ブ(valve)を点88におけるそれから減算するこ
とによって求められる。この決定を各ヘッドに対して行
なう。この測定を行なう最も直接的な方法は、連続的な
曲線80に対して数学的関数形式を仮定し、個々の速度
において行なった測定を基に、選択した関数に最も適合
するものを確立することである。これから、点89にお
ける最小クリアランスを見出すことができる。このステ
ップの後では、各ヘッドに対するクリアランスは、記録
済みのクリアランス信号の波長によってスケーリングさ
れた公称速度(点88)と最小速度(点89)とにおい
て行なったデジタル測定の差となる。このクリアランス
の大きさは図2に距離90として示されている。
号の空間信号処理を用いて、クリアランス測定信号が書
き込まれている円周方向トラックに沿う一連の位置でク
リアランス測定を行なう本発明の方法を示したものであ
る。勿論、相対的な寸法及び記録された信号のフォーマ
ットは実際より誇張され変更されている。しかしなが
ら、この誇張は明瞭化のためであり、限定を意図するも
のではない。図4では、高周波のクリアランス測定信号
92はディスク96の円周方向トラック94に記録され
ている。ヘッドはトラック94上に位置決めされている
とする。図3のAは、一定周期のものとしてクリアラン
ス測定信号を表しており、トラック94の微小区間にお
ける信号の一部を示している。この信号は、本発明によ
れば、ディスクが動作速度で回転している間に所与の速
度fs(サンプル/秒)でサンプリングされる。図3の
Aは、記録されたクリアランス測定信号の1周期当り8
個のサンプルを与えるサンプリング速度を示している。
各サンプルは特定の時刻に取られ、波形92上の点10
0a−100hによって表されている。
した速度の半分に低下させ、更にサンプリング速度fs
を図3のAに示した速度の半分に減少させると仮定す
る。この時のクリアランス測定信号を8個のサンプル1
01a−101hで図3のBに示す。図3のA及びBの
信号のサンプルはリードバック信号における正確に同一
の点で生じており、トラック94における同一地点に対
応する。
瞭である。特定のトラック上のクリアランス測定信号に
応答して、ヘッドによって発生されたリードバック信号
のサンプリング速度が測定信号の周期の逆数に関係する
なら、サンプリング手順において、トラックに沿う一連
の物理的位置に対応する一連のサンプルが発生されると
いうことである。また、別の意味としては、スピン・ダ
ウン中にディスクの回転速度によってサンプリング速度
を直接変更すると、複数組のサンプルを一連の物理的位
置の各々に対して発生することができ、前記のHRFア
ルゴリズムのデジタル形式を用いて、各位置における浮
動量を計算することができるということである。したが
って、トラック94に沿う一連の位置の各々における一
連の個別の浮動量を結ぶ放絡線を含むプロファイル特性
を、前記の空間サンプリングとHRF測定技術を組み合
せて用いることによって発生することができる。図4で
は、このような放絡線の一部を、ベクトル104の各々
の先端を結ぶことによって示しており、各ベクトルは、
当該ベクトルが配置されているディスク・トラック位置
において計算された瞬時浮動量に比例する1つのリンク
(link)である。
て処理し、前記のように浮動量を計算することができ
る。複数のそのようなプロファイル特性を、ディスク面
上の複数のトラックの各々に対して生成することができ
る。これらのプロファイル特性を、図5に示したような
表形式で、いつプロファイル特性を得たかを示すプロフ
ァイル特性連続番号と共に記憶することができる。した
がって、例えば、ディスク・ファイル組立体において、
トラック1−nは連続番号1が与えられた各々のプロフ
ァイル特性を有し、次に、ディスク・ファイルが動作に
供された後のある時刻において、トラック1−nに対し
て別の組のプロファイル特性を得て、プロファイル特性
連続番号2を与え、以下同じ様に繰り返す。
発生されたリードバック信号を処理するのに必要なデジ
タル構成要素を示すブロック図である。図6では、読み
取りヘッド120がディスク121の面上のトラックか
らクリアランス測定信号を読み取る。ディスクは個別の
スピンドル速度wi(i=1、2、4、...)で回転
する。サンプリング・スイッチ回路105が、ディスク
のスピンドル速度wiに比例した速度(1/Ti)でアー
ム電子回路(AE)増幅器106の出力x(t)をサン
プリングしデジタル化する。ここで、Tiはサンプリン
グ周期である。デジタル・バンドパス・フィルタ107
及び108はサンプリングされた第1高調波及び第3高
調波をそれぞれフィルタ処理して選別する。前記の空間
サンプリングによって、バンドパス・フィルタ107及
び108の係数はスピンドル速度wiとは独立である。
バンドパス・フィルタ107及び108の出力は、それ
ぞれ振幅検出器109及び110に供給される。これら
の振幅検出器はバンドパス・フィルタ107及び108
の出力の平均を取り、第1高調波及び第3高調波の瞬時
振幅を生成する。これらをy1(m)及びy3(m)でそ
れぞれ示す。これらの瞬時振幅の対数比が対数比回路1
12から出力される。対数比回路112によって出力さ
れた信号HRF(m)は、スピンドル速度wiにおける
ヘッド/ディスク間のクリアランス(浮動量)に比例す
る。
わたって存在する小数の連続するサンプルはHRF
(m)に対する対応値を生成し、この値は、クリアラン
ス測定信号が記録されているトラック上の位置と直接関
連付けることができる。換言すると、対数比回路112
の出力に現れる一連の個別値は、測定信号トラック上の
対応する一連の位置における一連の相対的なヘッド/デ
ィスク間のクリアランスを表し、所定のトラック位置か
ら始めてサンプル数を計数することによって、対数比出
力をこれらの位置に割り当てる(map)ことができ
る。
空間的に割り当てられた一連の信号を、時間を基準にし
た動作によって与えることができる。この点について述
べると、この時間基準動作は、スイッチ回路105のサ
ンプリング速度が1/Tに固定され且つTが一定である
ことを除いて、前記の空間的動作と同様である。この場
合、バンドパス・フィルタ107及び108は、個別の
スピンドル速度wiに関連してスケーリングされたアル
ゴリズム係数を有する。これらの係数の組K1(i)及
びK2(i)は
のルックアップ・テーブルに記憶する。このリード・オ
ンリ・メモリに対して、クリアランス測定の間にディス
ク回転速度の増加に同期してアクセスすることができ
る。これらの条件の下では、対数比回路112の出力は
前記のように空間的に得られたものと同じになる。
される形式の構成は、クリアランス及び滑りプログラム
部33における呼び込み可能なプロセスとしてデジタル
読み取りチャンネル電子回路24における周知の手段に
より、又はこれらの構成における周知の手段を用いるこ
とにより実施することができる。
施例を示すものであり、クリアランス及び滑りプログラ
ム部33の一部として、公知のデジタルプログラミング
技術を用いて実施することができる。クリアランス測定
手順は、ヘッド/ディスク対を選択し、選択したディス
ク・トラックにヘッドを位置決めし、「スピン・アッ
プ」モード又は「スピン・ダウン」モードにおける初期
ディスク速度を選択することによって開始される。ヘッ
ド、トラック及びディスク速度を決定すると、クリアラ
ンス測定制御部はディスク速度に対応したクリアランス
信号を発生する。このクリアランス信号は、ディスク速
度に対するサンプリング回路のサンプリング速度又はバ
ンドパス・フィルタの係数を設定するために与えられ
る。次に、指定されたトラック上で初期位置を選択し、
HRF計算のための高調波を測定する。HRF手順を用
いてヘッド/ディスク間のクリアランスを計算し、その
結果を記憶する。その代りに、高調波成分を記憶し、H
RFによるクリアランスの計算を全ての測定の完了の後
に行なうこともできる。f1及びf3を初期位置で測定し
た後、選択したトラック上の最後の位置での測定を行な
うまで、次々と次のトラック位置に対応する次のサンプ
ルをアクセスし、高調波周波数の計算を行なう。次に、
一連のトラック位置におけるクリアランス信号の発生と
高調波の測定を含むループを、次のディスク速度のため
に再びトラバースし、以下同様に繰り返す。最高(又は
最低)ディスク速度に対する全てのサンプル位置の測定
が完了すると、選択されたヘッドを別のトラックに位置
決めして、そのトラック上の特定の位置において別の組
のHRF測定を行なう。測定は、設計又は動作の考慮上
から要求される数のトラックに対して行なうことがで
き、次に別のヘッド/ディスク対を選択して上記連続動
作を繰り返す。
スク・ファイル組立段階に先だって現在行なわれている
ディスク面の評価である。現在行なわれているように、
滑り試験はディスクの寿命の間に二度と行なわれない一
度だけの(once off)手順である。滑り試験で
は、測定信号をディスクの試験トラック上に記録し、デ
ィスクをその動作速度で回転させ、そしてこのトラック
から、先に測定した高さに配置されたヘッドからリード
バック信号を発生させる。リードバック信号の振幅は、
ヘッド/ディスク間のクリアランスに直接依存する。滑
り試験では、リードバック信号の変化によって表される
ヘッド/ディスク間のクリアランスの変化が求められ
る。この変化は、おそらくは、凹凸のようなディスク面
上の不規則性に起因する。公知のように、凹凸はヘッド
とディスクとの接触による破滅的な故障の原因ともなり
得る。
に配されたクリアランス測定信号はトラックが形成され
ているディスク面領域のプロファイル特性を与える連続
的な大きさを持つリードバック信号を提供するという別
の目的も果たすことができる。図6では、滑り試験に用
いられる信号は、振幅検出器109の出力(第1高調波
の信号y1(m))又は振幅検出器110の出力(第3
高調波信号y3(m))のいずれかから得ることができ
る。選択された信号は連続変調検出(CMD)信号と呼
ばれる。図6では、第1連続変調検出信号CMD
1(m)は第1高調波信号の瞬時振幅であり、第3連続
変調検出信号CMD3(m)は第3高調波信号の瞬時振
幅である。
ク121)の面を滑り試験手順によって機械的欠陥につ
いて評価する。本発明では、ディスクの機械的欠陥はデ
ィスク面に対するヘッドの変位の量及び形を測定するこ
とにより識別される。変位の測定は、前記の第1連続変
調検出信号又は第3連続変調検出信号の形式のプロセス
・リードバック信号を用いて行なわれる。
の初期に滑り試験を行なう。加えて、本発明を用いる
と、組立時以降、ディスク・ファイルの使用期間中は何
時でも、この試験を行なうことができる。滑り試験手順
は以下のとおりである。
分を横切って所与のヘッドを半径方向に段階的に移動さ
せる。ディスク上のトラック間の物理的な半径方向距離
は、最低の浮動量及び最も広い幅を有するヘッドのレー
ル(又はパッド)の幅より狭くなければならない。な
お、最低の浮動量のヘッドは、ディスク面に最も接近し
ているヘッドである。この制約を設けることによって、
任意のディスク欠陥がヘッドの最低の浮動レール又はパ
ッドと接触する可能性が保証される。この制約がない場
合、ディスクの欠陥を見逃す恐れがある。
全体又は一部を測定して欠陥を調べる。この検出段階
は、選択したCMD信号のデジタル化と、デジタル化し
たサンプルからヘッドのディスク欠陥との接触が発生し
たかどうかの決定とによって達成される。これは、「瞬
時」ピーク又は2乗平均(RMS)振幅を「平均」又は
RMS振幅と比較することにより達成される。これらの
値の差が所定のしきい値より大きい場合、同じデジタル
化されたサンプルを分析して「接触の痕跡」があるかど
うかを決定する。図8は、検出段階で見出されるディス
ク欠陥の例を示す。図8において、各サンプル番号はリ
ードバック信号の瞬時振幅又はRMS振幅を表してお
り、リードバック信号の振幅はサンプル番号から決定す
ることができるトラック位置でのディスク・トラック上
の測定信号に応答して発生される。図8では、サンプル
の平均が参照番号120で示されている。振幅範囲T
は、欠陥「特徴化」モードを継続するために必要な平均
サンプルと最小サンプル値との間のしきい値の差であ
る。測定信号を有するトラック毎に又はトラックの一部
毎に、検出プロセスを用いて、欠陥の特徴化が更に必要
かどうかが決定される。必要でなければ、トラック全体
又はトラックの一部をチェックした後に欠陥を検出し、
測定信号を有する次のトラックにヘッドをアクセス(移
動)させる。次いで検出手順を再開する。
合、この欠陥を「滑り欠陥(glide defect)」として又は
非接触欠陥として特徴化する。重要なことは、滑り欠陥
は、実質的にヘッドと接触するディスク欠陥であること
である。図8は発生し得る滑り欠陥を示しているが、サ
ンプル121〜123の振幅のグラフは、ヘッド/ディ
スク間のクリアランスの急速な減少を示している。更
に、ディスク・トラックに沿う点122及び123にお
けるサンプル値は、トラックの特徴化を継続するのに必
要な平均サンプル値と最少サンプル値との間のしきい値
の差Tによって規定された範囲を下回っている。図8に
示す状況では、サンプル位置122及び123における
振幅値を、ヘッドがディスク欠陥と接触すると思われる
場合の値と比較することによって、ヘッドとディスクと
の接触が発生するか否かを決定することができる。
チェックした後、滑り欠陥がなければ、ヘッドを次のト
ラックに移動させ、検出プロセスを再開する(即ちステ
ップ2に戻る)。
合、滑り試験を行なっている時期にしたがって処理を実
行する。例えば、滑り試験を行なっているのが製造中で
あるのなら、欠陥のあるディスクを交換する。また、デ
ィスク・ファイルを製造し、既に使用されている時に欠
陥が検出された場合、欠陥の特徴化の結果を予測破損分
析(PFA)手順に送る。
以下の質問に対して回答を与える。
陥が隣接するトラックにあるか、 c.滑り欠陥が既に検出されている場合、最後に記録さ
れた測定以後、その見かけ上の高さが増加しているか、 d.欠陥が新しい場合、その高さは臨界しきい値以上で
あるか。
れた場合、PFA手順はホスト・インターフェース42
を呼び出し、ヘッド/ディスク破損が切迫したものであ
るというメッセージをホスト・コンピュータに与える。
破損分析(PFA)の目的は、本発明を用いて行なわれ
る測定を基に、ヘッド衝突によるディスク・ファイルの
破損が切迫したものか否かを決定することである。PF
Aで得られる情報は、ヘッド/ディスク及び滑り試験測
定手順の間に記憶されたものである。先に論じたよう
に、これらの測定は、試験手順及びサンプル番号によっ
て正確なディスク位置に割り当てられ、PFA手順で用
いるために記憶される。PFA手順は、判定を下すのに
傾向情報及び瞬時情報を用いる。
て、PFA手順は定期的測定の結果を比較し、クリアラ
ンスが広がる又は狭まる方向の重大な傾向があるかどう
かを決定する。統計的な手法の多くは、PFAプログラ
ム部34及びPFA部44における呼び込み可能な手順
の形式でこの分析を効率的に行なうために利用すること
ができる。重大な傾向が発見された場合、ホスト・コン
ピュータに通知される。
測破損分析では、1つのヘッドが、同一ディスク・ファ
イルの他のヘッドと比較して大幅なクリアランスの変化
を示し、この変化が「重大」な場合(ここで、「重大」
か否かは設計上の選択の問題である)、PFA部はホス
ト・コンピュータに通知する。
ディスク・ファイルの任意の数のディスク上の任意の番
号のトラック上の任意の数の位置において、ヘッド/デ
ィスク間クリアランスが測定される。これらの結果は、
PFA記憶部45とディスク・ログとの両方又は一方に
セーブすることができる。
図である。滑り及びクリアランス・データの直接分析及
び傾向分析が行なわれる。両方の種類の分析を用いるこ
とによって、予測破損分析手順は、ディスク・ファイル
における急速に及び緩慢に変化する状態に反応すること
ができる。
ク間のクリアランス及びディスク面プロファイル特性の
測定を、ディスクの製造時のみでなく、製造したディス
ク・ファイルの動作期間の任意の時点で行ない保持する
ことを可能とする。これらのパラメータを固有のディス
ク・ファイル電子回路を用いて時間的に監視できる能力
により、ディスク・ファイルの寿命の間にディスク・フ
ァイルの性能を安価に監視できるという問題が解決さ
れ、製造及び組立の間でのみ現在は用いられている外部
の試験用ハードウエアが不要となる。ディスク性能試験
は、ディスク・ファイルの寿命の間であれば任意の時点
で行なうことができ、その結果をセーブして傾向分析を
支援することもできる。既存のディスク・ファイル構成
要素を一時的に用いて測定を行なうことができる。例え
ば、ディスク・ファイルがスピン・アップ及び又はスピ
ン・ダウンしているとき、サーボ・プロセッサを用い
て、その通常のアイドル期間にクリアランス測定を行な
うことができる。共有のデジタル・フィルタを用いるこ
とによって、周波数領域の分析全てを、ディスク・ファ
イルに既に記憶されているデータに重大な衝撃を与える
ことなく行なうことができる。本発明の実施例は用いら
れる記録チャンネルとは独立したものである。空間フィ
ルタリングを利用してリードバック信号を空間的にサン
プリングすることにより、非常に高いサンプリング速度
及びディスク・ファイルの大きなRAM記憶容量に対す
る要求を除くことができる。空間フィルタリングは、滑
り試験のためのバンドパスフィルタの設計に高い柔軟性
を持たせることができる。
に用いることができる。例えば、測定信号の信号対雑音
比(S/N比)の値の改善は、測定精度を最適化する第
1高調波及び第3高調波のみから成る書き込み信号を用
いることによって実現することができる。同様に、既存
のHRF分析手段の帯域は約20kHzである。これ
は、空気ベアリング周波数(air bearing
frequency)が100kHzのオーダーになる
将来の滑り試験に対しては不十分である。本願で開示し
た滑り試験方法には、そのような帯域制限がない。
デジタル・フィルタを用いることによって、デジタル操
作は移転可能であり同じであるため、本発明で行なわれ
る測定からは、大幅な一貫性の増加を期待することがで
きる。これが意味することは、クリアランス及び滑り試
験を行なう任意のディスク・ファイルも、別の任意のデ
ィスク・ファイルと同じ測定プロセスを用いるというこ
とである。また、デジタル・フィルタを用いることによ
って、リードバック信号の空間サンプリングがディスク
の回転速度に基づく本発明の実施例の使用により、高調
波の振幅を決定するために個別のフーリエ変換を行なう
必要がなくなる。
行なうのではなく、本発明によるオンボード信号処理能
力を用いることは、試験手段の動作をより高速にするこ
とができることを意味する。したがって、製造時にスル
ープット率の向上を実現することになる。破損分析を組
み込むことによって、任意のディスク・ファイルの寿命
の自己評価期間にユーザへの衝撃を最少にすることがで
きる。
なり、本発明では、フェーズロック技術はリードバック
信号の高調波の同期検出のためには不要である。これ
は、HRF分析器がフェーズロックすることができない
ときに製造上重要になる。
を有する任意の記録技術に適用可能である。これには、
誘導性及び磁気抵抗性ヘッド技術を組み込んだディスク
・ファイルが含まれる。
に説明したところから明らかなとおり、この発明は、デ
ィスク面上の各トラック又は複数のトラックにわたって
ヘッド/ディスク間のクリアランス・プロファイル特性
を与えるヘッド/ディスク間のクリアランスをデジタル
的に測定し、ディスク・ファイルに対してクリアランス
及び滑り試験の結果を記憶するようにしたので、ディス
ク・ファイルに設けられている電子回路を用いて、ファ
イルの寿命の間の任意の時点でヘッドのクリアランス及
びディスクの凹凸を監視することができ、ヘッドとディ
スク間の衝突に起因する破損が切迫していることを予知
し警告するという格別の効果を奏する。
ック図。
/ディスク間のクリアランスを示すグラフ。
の速度(B)で回転している時に所与の速度でサンプリ
ングされたクリアランス信号を含むディスク・トラック
の一部の信号振幅を示すグラフ。
けるヘッド/ディスク間クリアランス・プロファイル特
性を波形と共に示す概略図。
ル特性の履歴を含むディスク・ファイル記憶部に保持さ
れたテーブルを概略的に表す図。
ャンネルでのデジタル機構を示す概略図。
めのステップを示す流れ図。
ック上で行なわれた測定結果を示す図。
2:アーム及びサスペンション、 13:ヘッド、 1
4:ハブ、 15:固定ディスク、 16:スピンドル
・モータ、 20:データ・チャンネル、 22:前置
増幅器(プリアンプ)、 24:データ・チャンネル読
み取り電子回路、 25:書き込み電子回路、 30:
サーボ・プロセッサ、 31:スピンドル制御プログラ
ム部、 32:アクチュエータ制御プログラム部、 3
3:クリアランス及び滑りプログラム部、 34:PF
Aプログラム部、 40:ファイル・マイクロプロセッ
サ、42:ホスト・インターフェース部、 44:PF
A、 45:PFA記憶部
Claims (8)
- 【請求項1】 固定ディスクと、 該固定ディスクを回転させる回転手段と、 書き込み/読取り用のヘッドと、 該ヘッドを前記固定ディスクの面上を移動させるアクチ
ュエータ手段と、 該アクチュエータ手段と前記回転手段とを制御して前記
ヘッドを前記面に対して半径方向に位置決めすると共
に、前記固定ディスクの回転速度を設定するサーボ・プ
ロセッサ手段と、 前記ヘッドに接続され、前記ディスクから信号を読み取
ると共に、そこに信号を書き込むデータ・チャンネル手
段とを備えたディスク・ファイル記憶装置であって、 前記ディスク・ファイル記憶装置に設けられ、前記固定
ディスクの速度を示すクリアランス信号に応答して、前
記ヘッドによって前記ディスク面から読み取った浮動量
測定信号の所定の高調波に対応する第1の信号を生成す
るデジタル信号処理手段と、 前記サーボ・プロセッサ手段に設けられ、前記浮動量測
定信号が配されている面の所定領域に対して前記ヘッド
を位置決めし、前記固定ディスクの回転速度を選択的に
変化させ、クリアランス信号を発生する第1の試験手段
と、 前記ディスク・ファイル記憶装置に設けられ且つ前記デ
ジタル信号処理手段に接続され、前記第1の信号に応答
して、前記ディスク面の円周方向トラック上の複数の所
定の位置の各々において、前記ディスク面に対する前記
ヘッドの浮動量を表す間隔信号を生成する第2の試験手
段と、 前記ディスク・ファイル記憶装置に設けられ、前記第2
の試験手段に接続されて、前記ディスク面上の異なる半
径における複数の円周方向トラックについて間隔信号を
記憶する記憶手段と、 を具備するヘッド浮動量測定手段を備えることを特徴と
するディスク・ファイル記憶装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のディスク・ファイル記憶
装置において、前記浮動量測定信号は、前記面の円周方
向トラック上の一定周期の周期信号を含むことを特徴と
するディスク・ファイル記憶装置。 - 【請求項3】 前記デジタル信号処理手段が前記浮動量
測定信号に応答して、前記浮動量測定信号の振幅に比例
する第2の信号を生成する請求項1記載のディスク・フ
ァイル記憶装置であって、前記第2の信号に応答して、
前記ディスク面上の欠陥を示すプロファイル特性信号を
発生するための滑り試験手段を更に備えていることを特
徴とするディスク・ファイル記憶装置。 - 【請求項4】 前記デジタル信号処理手段が前記浮動量
測定信号に応答して、該浮動量測定信号の振幅に比例し
た第2の信号を生成する請求項1記載のディスク・ファ
イル記憶装置であって、 前記ディスク・ファイル記憶装置に設けられ、前記第2
の信号に応答して、前記浮動量測定信号を含む円周方向
トラック面のプロファイル特性に対応する第3の信号を
生成する手段と、 前記ディスク・ファイル記憶装置に設けられ、前記第3
の信号に応答して、前記ディスクが回転している間、前
記ヘッドと前記ディスク面との間の接触を示す面のプロ
ファイル特性信号を発生する滑り試験手段と、 を備えることを特徴とするディスク・ファイル記憶装
置。 - 【請求項5】 請求項1、3又は4記載のディスク・フ
ァイル記憶装置であって、前記記憶手段に接続され、前
記ヘッドの浮動量の変化を示す間隔信号と接触信号と前
記第3の信号とのいずれかに応答して、ディスク・ファ
イル記憶装置の破損を示す破損信号を発生する予測破損
分析手段を更に備えていることを特徴とするディスク・
ファイル記憶装置。 - 【請求項6】 少なくとも1枚の固定ディスクと、 前記固定ディスクを回転させる回転手段と、 少なくとも1つの変換器と、 該変換器を前記固定ディスクの対応する面上を移動させ
るアクチュエータ手段と、 前記アクチュエータ手段と前記回転手段とを制御して、
前記変換器を前記固定ディスクの面に対して半径方向に
位置決めすると共に、前記固定ディスクの回転速度を設
定するサーボ・プロセッサ手段と、 前記固定ディスクから信号を読み取り又はそこに信号を
書き込むための前記変換器毎のデータ・チャンネル手段
とを備えたディスク・ファイル記憶装置において、少な
くとも1つの前記変換器と夫々の前記固定ディスクの面
との間のクリアランスを測定する方法であって、 (1)前記ディスク・ファイル記憶装置において、前記
変換器の浮動量と夫々の前記面の高さ状態とを最初に測
定する段階と、 (2)前記段階(1)における測定結果を前記ディスク
・ファイル記憶装置に記憶する段階と、 (3)前記ディスク・ファイル記憶装置を動作させる段
階と、 (4)前記ディスク・ファイル記憶装置において、前記
変換器の浮動量と夫々の前記面の高さ状態とを測定する
段階と、 (5)前記段階(2)において記憶された結果と前記段
階(4)の測定結果との比較によって、前記浮動量の変
化又は前記面のプロファイル特性の変化が示された場
合、前記ディスク・ファイル記憶装置からディスク・フ
ァイル記憶装置破損の指示を与える段階と、 (6)前記変化が示されない場合、前記段階(4)の測
定結果を前記ディスク・ファイル記憶装置に記憶し、前
記段階(3)−(5)を実行する段階と、 を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の方法において、前記段階
(1)及び(4)は、夫々の前記面上の複数の円周方向
トラックの各々の所定位置に対して前記ヘッドの浮動量
を測定する段階を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項8】 少なくとも1枚の固定ディスクと、前記
固定ディスクを回転させる回転手段と、前記回転手段を
制御して前記固定ディスクの回転速度を設定するプロセ
ッサ手段とを備えたディスク・ファイル記憶装置におい
て、 一定周期の測定信号が記憶される固定ディスク面の円周
方向部分と、 前記固定ディスクの回転によって前記ディスク面上に支
持され、前記ディスク面に隣接して位置決めされる変換
器を含むヘッド組立体と、 前記変換器に接続され、前記測定信号に応答するリード
バック信号を前記固定ディスクの回転に応答して生成す
る信号処理手段と、 前記ディスク・ファイル記憶装置に設けられ、前記リー
ドバック信号に応答して、前記円周方向部分の複数の位
置の各々において前記変換器と前記面との間のクリアラ
ンスを示す第1信号の組を生成するクリアランス測定手
段と、 前記ディスク・ファイル記憶装置に設けられ、前記リー
ドバック信号に応答して、前記円周方向部分の複数の位
置において前記面の高さ状態測定に対応する第2信号の
組を生成する滑り測定手段と、 前記クリアランス測定手段及び前記滑り測定手段に接続
され、前記ディスクの複数の円周方向部分に対して、前
記第1信号の組及び前記第2信号の組を記憶する記憶手
段と、 前記ディスク・ファイル記憶装置に設けられた手段であ
って、前記クリアランス測定手段によって生成された前
記第1信号の組、前記滑り測定手段によって生成された
前記第2信号の組及び前記記憶手段に記憶された前記第
1信号の組及び前記第2信号の組に応答して、前記ディ
スク・ファイル記憶装置の破損が切迫していることを示
す第3信号を生成する破損分析手段と、 を具備することを特徴とするディスク・ファイル記憶装
置。
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