JP2711047B2 - 管路内点検装置 - Google Patents

管路内点検装置

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JP2711047B2
JP2711047B2 JP15967592A JP15967592A JP2711047B2 JP 2711047 B2 JP2711047 B2 JP 2711047B2 JP 15967592 A JP15967592 A JP 15967592A JP 15967592 A JP15967592 A JP 15967592A JP 2711047 B2 JP2711047 B2 JP 2711047B2
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潔 高塚
哲 山口
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英寿 片平
克彦 伊藤
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Fujikura Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力ケーブルが布設され
た管路内で、前記電力ケーブルを点検するための自走式
の管路内点検装置に関し、特に、電力ケーブルに付着し
た泥が撮像レンズ部及び照明部に付着しないようにした
管路内点検装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブルは、例えば、直径が60mmで
あり、地中等に埋められた内径が例えば130mmの管路内
に配置されている。この管路内のケーブルは管路内点検
装置によりリモートコントロールの下で点検されてい
る。
【0003】図5は従来の管路内点検装置を示す模式
図、図6は同じくその先端の撮像部を示す模式的斜視図
である。自走式の走行部材2の先端部に撮像部1が取付
られており、この走行部材2には撮像・走行部材用ケー
ブル3が接続されている。この撮像・走行部材用ケーブ
ル3は管路外に導出されて送出装置4に巻き取られるよ
うになっており、点検時にケーブル3は送出装置4から
送出される。走行部材2及び撮像部1は電力ケーブル8
(図7参照)に係合してその長手方向に摺動できる形状
を有している。そして、走行部材2はケーブル3を介し
てコンプレッサ7に接続されており、コンプレッサ7か
らの圧縮空気を受けて前進駆動される。撮像部1にはそ
の中央にCCD又はファイバスコープ等のカメラ10が
配置されており、その両側には照明部材としてのランプ
11が配設されている。ランプ11はケーブル3を介し
て制御盤6に接続されており、制御盤6から給電されて
撮像部1の前方を照明する。カメラ10はケーブル3を
介してTVモニタ5に接続されており、カメラ10によ
り撮影された像がTVモニタ5に映し出されるようにな
っている。なお、カメラ10は撮像部1の前面に配置さ
れた保護ガラス13と、撮像部内部のレンズ14と、こ
のレンズの背後のCCD素子15とを有する(図9参
照)。制御盤6は、コンプレッサ7を制御して走行部材
2の走行を制御する。
【0004】この管路点検装置は、図7に示すように、
管路9内にその撮像部1側から挿入され、コンプレッサ
7により駆動されて走行部材2が前進移動する。そし
て、ランプ11により撮像部1の前方が照明され、カメ
ラ10により撮影された像がTVモニタ5に映し出され
て管路9内の電力ケーブル8の表面状態及び管路9内の
状態が監視される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、管路内
に布設後の電力ケーブルには、その表面に図8及び図9
に示すように泥12が付着している。このため、走行部
材2が前進走行すると、撮像部1の前面が電力ケーブル
8の表面に付着した泥を掻き上げ、この泥が蓄積されて
カメラ10及びランプ11の前に泥が付着してしまう。
そうすると、撮像の視野が狭くなり、又は照明の照度が
低下すると共に、電力ケーブル8及び管路内部を十分に
観察できなくなるという欠点がある。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、布設後の電力ケーブルの表面に付着しやす
い泥により撮像及び照明に支障を受けることがない管路
内点検装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る管路内点検
装置は、管路内に配置された電力ケーブルに係合してそ
の長手方向に移動可能であり走行駆動される走行部及び
この走行部の先端に取り付けられた撮像部を備えた管路
内点検装置において、前記撮像部は撮像部本体と、この
撮像部本体の先端面に設けられたカメラ及びライトとを
有し、前記撮像部本体は、撮像部本体の後部側に前記電
力ケーブルと摺動する摺動面が設けられ、撮像部本体
前部側に前記電力ケーブルから隔離して電力ケーブル
の間に間隙を形成する隔離面が設けられていることを特
徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、撮像部本体の前部が電力ケ
ーブルの表面から離隔しているので、この離隔面と前記
電力ケーブルとの間の間隙部に電力ケーブルの表面の泥
が入り込む。そして、撮像部本体の後部の摺動面が電力
ケーブルの表面に摺動しているので、この泥はこの摺動
部の先端の段差面で掻き取られる。この掻き取られた泥
は撮像部本体の幅方向に逃げ、電力ケーブルから離脱す
る。このようにして、電力ケーブル表面に付着している
泥は撮像部本体の先端面によって掻き取られることはな
いので、この泥が前記先端面に設けられたカメラ及びラ
イトに付着してしまうことが防止され、カメラ及びライ
トの機能が泥によって阻害されることはない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付の図面を
参照して具体的に説明する。
【0010】図1は本発明の実施例に係る管路内点検装
置の先端部の撮像部20を斜め下方から見た状態を示す
斜視図、図2は同じくその底面図、図3及び図4は本実
施例装置の動作を示す模式図である。
【0011】本実施例装置は、撮像部20の本体21の
形状のみが従来の点検装置と異なる。撮像部本体21
は、電力ケーブル8(図3参照)に係合してその長手方
向に移動できるように、断面が逆U字形をなしている。
即ち、この本体21が電力ケーブルの上部を抱いた状態
で電力ケーブルに沿って移動する。そして、この本体2
1の先端面には、その中央にカメラ10が配置され、そ
の両側にランプ11が配置されている。カメラ10は、
図3に示すように、本体21の前端面に嵌め込まれた保
護ガラス13と、本体21内部に配置されたレンズ14
と、このレンズ14の後方に配置されたCCD素子15
とから主として構成されている。
【0012】而して、本実施例においては、本体21の
下面、即ち電力ケーブルに係合する面は、本体21の前
部下面よりも後部下面が若干突出し、階段状に形成され
ている。このように、本体21の後部下面は、前部下面
よりも突出して、電力ケーブルの外面に摺動する摺動面
23を構成している。一方、本体21の前部下面は、電
力ケーブルの外面から若干離隔し、電力ケーブルとの間
に間隙を形成する離隔面22を構成する。そして、この
摺動面23と離隔面22との境界には、段差面24が形
成される。この段差面24は、図2に示すように、本体
21の幅方向中央にて本体21の進行方向の前方に突出
し、幅方向の両側部にて進行方向の後方に位置するとい
うように、底面視でV字状をなし、本体21の幅方向中
央を境にして両側部が鋭角をなすように形成されてい
る。また、この段差面24は本体21の下面に対して鋭
角をなして傾斜している。なお、この摺動面23と離隔
面22との間の間隙は、電力ケーブルに付着した泥の厚
さを超えるものにする。
【0013】次に、このように構成された本実施例装置
の動作について説明する。図7と同様にして、撮像部2
0を地上から管路9内に導入し、図3に示すように、管
路9内の電力ケーブル8上に撮像部20の本体21及び
走行部材(図5参照)を係合させて載置する。その後、
走行部材を地上からコンプレッサ(図5参照)により駆
動して前進移動させる。これにより、撮像部20がその
摺動面23を電力ケーブル8に接触させて、電力ケーブ
ル8に沿って前進する。この場合に、布設後の管路内の
電力ケーブル8上には、泥12が付着しているが、この
泥12は本体21の離隔面22と電力ケーブル8との間
に入り込み、本体21の前面には盛り上がらない。そし
て、図3に示すように、この泥12は本体21の後部の
摺動面23の先端の段差面24により掻き取られる。而
して、段差面24は本体21の進行方向にV字状に突出
しているので、図4に示すように、段差面24に掻き取
られた泥12は、本体21の幅方向中央からその両側に
分けられ、本体21の移動と共に次第にその両側端に向
けて移動し、本体21の両側部にて電力ケーブル8から
落下する。この本体21の移動の間、ランプ11は本体
21の前方を照明し、カメラ10はこの本体21の前方
の電力ケーブル8の周囲を撮影する。このカメラ10に
より撮影された像は、TVモニター5(図5参照)に映
し出されて監視される。
【0014】このように、本実施例においては、泥12
が本体21の前面により掻き取られてカメラ10及びラ
ンプ11に付着し、蓄積することがないので、カメラ1
0の視野が狭くなったり、ランプ11の照度が低下した
りすることが防止される。このため、布設後の電力ケー
ブルを確実に点検し、その異常な部分を正確に発見する
ことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、電力ケーブル布設後の
管路において、その電力ケーブルに付着した泥に邪魔さ
れず、即ちこの泥がカメラ及びランプに付着して視野を
狭くしたり、照度を低下させたりすることなく、撮像部
により電力ケーブルを撮影することができ、電力ケーブ
ルを確実に点検し、異常な部分を正確に発見することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る管路内点検装置の撮像部
を斜め下方から見た状態を示す斜視図である。
【図2】同じくその底面図である。
【図3】同じくその動作を示す模式図である。
【図4】同じくその動作を示す模式図である。
【図5】従来の管路内点検装置を示す模式図である。
【図6】従来の管路内点検装置の撮像部を示す斜視図で
ある。
【図7】同じくその動作を説明する模式図である。
【図8】同じくその動作の詳細を示す模式図である。
【図9】従来装置の欠点を説明する模式図である。
【符号の説明】
1,20;撮像部 2;走行部材 10;カメラ 11;ランプ 21;撮像部本体 22;離隔面 23;摺動面 24;段差面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 重喜 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社内 (72)発明者 片平 英寿 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (72)発明者 伊藤 克彦 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (72)発明者 小林 宣夫 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−165912(JP,A) 実開 昭62−132794(JP,U) 実公 平4−16565(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路内に配置された電力ケーブルに係合
    してその長手方向に移動可能であり走行駆動される走行
    部及びこの走行部の先端に取り付けられた撮像部を備え
    た管路内点検装置において、前記撮像部は撮像部本体
    と、この撮像部本体の先端面に設けられたカメラ及びラ
    イトとを有し、前記撮像部本体は、撮像部本体の後部側
    に前記電力ケーブルと摺動する摺動面が設けられ、撮像
    部本体の前部側に前記電力ケーブルから隔離して電力ケ
    ーブルとの間に間隙を形成する隔離面が設けられている
    ことを特徴とする管路内点検装置
  2. 【請求項2】 前記摺動面と前記隔離面との境界の段差
    面は、前記撮像部本体の幅方向中央の部分が撮像部本体
    の進行方向前方に突出する鋭角状をなすことを特徴とす
    る請求項1に記載の管路内点検装置。
JP15967592A 1992-06-18 1992-06-18 管路内点検装置 Expired - Fee Related JP2711047B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013024732A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Chubu Electric Power Co Inc 管内検査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013024732A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Chubu Electric Power Co Inc 管内検査装置

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