JP2710141B2 - パチンコゲーム機の打止制御装置 - Google Patents

パチンコゲーム機の打止制御装置

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JP2710141B2 JP2202219A JP20221990A JP2710141B2 JP 2710141 B2 JP2710141 B2 JP 2710141B2 JP 2202219 A JP2202219 A JP 2202219A JP 20221990 A JP20221990 A JP 20221990A JP 2710141 B2 JP2710141 B2 JP 2710141B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、表示した図柄パターンに基づく所定条件の
成立により入賞確率が極めて高い特賞状態を呈するよう
に構成されたパチンコゲーム機の打止制御装置に関す
る。
(従来の技術) 従来より、スロットマシンを内蔵したパチンコゲーム
機が供されており、この場合、上記スロットマシンは、
盤面の略中央部に例えばLEDセグメント或は液晶表示器
等から成る表示手段を複数有し、盤面に設けられた特定
入賞口にパチンコ玉が入賞したときは、文字或は絵柄等
から成る複数種類の図柄情報のうちからランダムに選択
された1つの図柄情報を各表示手段に表示するようにな
っている。そして、各表示手段に表示された図柄情報が
所定の特賞パターンとなったときは、スロットマシンが
有する制御装置により電機役物を駆動し、以て入賞確率
が極めて高い特賞状態に切換わるようになっている。従
って、特賞状態が発生したときは、遊技者は多量のパチ
ンコ玉を獲得することができる。
ところで、斯様な特賞状態は所定の確率に基づいて発
生するので、特賞の発生により多量のパチンコ玉を獲得
した遊技者が、その獲得パチンコ玉で遊技を継続したと
きは再び特賞状態を発生させる確率が高くなる。このた
め、特賞を発生させた遊技者による継続遊技を許可する
ことは、利益の配分が片寄ることになる等、経営上得策
でないので、パチンコホールにおいては、一般的に、特
賞状態が終了した時点で同一の遊技者による継続遊技を
禁止すると共に、遊技者が獲得したパチンコ玉を景品と
交換させるようにしている。
しかしながら、遊技者にとっては、上述のように打止
により獲得したパチンコ玉を景品と交換した後に、パチ
ンコゲーム機の遊技を継続しようとする場合は、新たな
パチンコ玉の貸出しを受けなければならない。このた
め、獲得パチンコ玉による遊技を継続した場合に比べて
不利益を被るので、上述のように規定されたパチンコホ
ールを敬遠するようになり、パチンコホールの集客率の
低下の要因となる。そこで、パチンコホールでは、特賞
状態が発生したときに所定条件の下で同一の遊技客によ
る継続遊技を許可するようにしている。つまり、各表示
手段に表示された図柄情報の組合せが所定の特賞パター
ンとなって特賞状態が発生したときは、担当係員により
その特賞パターンがパチンコホールで予め規定された継
続遊技許可パターンであるか否かを確認し、継続遊技許
可パターンであったときは特賞の終了に拘らず同一の遊
技者による継続遊技を許可する。斯様な継続遊技は特賞
パターンが継続遊技禁止パターンとなるまで許可される
ようになっており、これにより遊技者は所定条件の下で
特賞による獲得パチンコ玉で遊技を継続することができ
ると共に、同一の遊技者による遊技が長時間継続してし
まうことはないので、パチンコホールが過度に不利益と
なることはない。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述の従来例では、担当係員は、特賞
状態が発生したときは、特賞が発生したパチンコゲーム
機の特賞パターンが継続遊技許容パターン若しくは継続
遊技禁止パターンの何れとなっているかを一々確認しな
ければならず、その確認作業が面倒であるという欠点が
ある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、表示した図柄パターンに基づく所定条件の成立によ
り入賞確率が極めて高い特賞状態を呈するように構成さ
れたパチンコゲーム機に対して遊技者による継続遊技を
許可する構成を実現する場合において、人手を介するこ
となく継続遊技の許可作業を行うことができるパチンコ
ゲーム機の打止制御装置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、表示した図柄パターンに基づく所定条件の
成立により入賞確率が極めて高い特賞状態を呈するよう
に構成されたパチンコゲーム機の打止制御装置におい
て、前記パチンコゲーム機を打止状態に切換えるための
打止信号を出力する打止手段を設け、特賞状態にあると
きには上記打止信号の出力を禁止すると共に前記パチン
コゲーム機が表示した図柄パターンに基づいて特賞状態
の終了にもかかわらず継続遊技を許可すると判断したと
きには上記打止信号の出力禁止状態を継続する打止禁止
手段を設けたものである。
(作用) パチンコゲーム機において所定条件が成立したときは
入賞確率が極めて特賞状態となるので、パチンコゲーム
機からは多数のセーフ玉が短時間で放出される。このよ
うな場合、打止手段から打止信号を出力することにより
パチンコゲーム機を打止状態とするのが望ましい。しか
しながら、特賞状態中にパチンコゲーム機を打止するこ
とは遊技客の不利益となることから、打止禁止手段は、
パチンコゲーム機が特賞状態にあるときには打止信号の
出力を禁止する。そして、パチンコゲーム機の特賞状態
が終了すると、打止禁止状態は打止信号の出力禁止状態
を解除するので、遊技客によるパチンコゲーム機に対す
る遊技が禁止される。
ここで、打止禁止手段は、特賞状態の終了にもかかわ
らず継続遊技を許可すると判断したときは打止信号の出
力禁止状態を継続する。従って、遊技客によるパチンコ
ゲーム機に対する遊技を打止条件が成立したにもかかわ
らず許可することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
パチンコゲーム機の正面を示す第2図において、パチ
ンコゲーム機1の盤面2には例えばLEDドットマトリク
スから成る第1乃至第3の表示手段3乃至5が設けられ
ている。そして、盤面2に設けられた特定入賞口6にパ
チンコ玉が入賞すると、文字或は絵柄等から成る図柄情
報が各表示手段3乃至5に表示されるようになってい
る。また、盤面2の下部に電気役物7が設けられてい
る。この電気役物7は大入賞口8を開閉部材9で閉鎖し
て成り、各表示手段3乃至5に表示された図柄情報の組
合せが特賞パターンとなったときは、開閉部材9が前方
に回転して盤面2を落下するパチンコ玉を受止めて大入
賞口8に案内するようになっている。尚、10は上玉受
皿,11は下玉受皿,12は玉発射装置駆動用の操作ハンドル
である。
パチンコゲーム機1の構成を概略的に示す第3図にお
いて、パチンコゲーム機1の裏側には図示しないセーフ
玉貯留容器が配設されており、この玉貯留容器に玉補給
器13からセーフ玉が供給されるようになっている。玉補
給器13は、セーフ玉貯留容器に設けられた玉検出スイッ
チのオンオフに応じてパチンコ玉を供給するようになっ
ていると共に、例えば10個のパチンコ玉を供給する毎に
セーフ玉計数パルスP2をホール管理コンピュータ14に出
力する。また、盤面2の裏側にはアウト玉計数器15が配
設されており、盤面2のアウト口16から例えば10個のパ
チンコ玉が排出される毎にアウト玉計数パルスP1をホー
ル管理コンピュータ14に出力する。
一方、パチンコゲーム機1の裏側にはこれの稼働状態
を示す信号を発生する信号発生装置17が配設されてい
る。この信号発生装置17は、盤面1に設けられた特賞報
知用ランプの点灯状態を光センサで検出してその検出タ
イミングで特賞検出信号P3をホール管理コンピュータ14
に出力する。また、信号発生装置17は、各表示手段3乃
至5に表示された図柄情報を検出するようになってお
り、その検出した図柄情報を示す図柄信号P4をホール管
理コンピュータ14に出力する。
即ち、パチンコゲーム機1からの各計数パルスP1,P2
は、ホール管理コンピュータ14内に構成された打止制御
装置18に信号ラインを介して与えられるものであり、以
下この打止制御装置18について述べる。
ここで、第1図には打止制御装置18が機能ブロックの
組合わせにより示されている。但し、上記打止制御装置
18は、実際にはホール管理コンピュータ14内部に構成さ
れており、多数台のパチンコゲーム機を集中的に管理す
るようになっているが、第1図では説明の便宜上1台の
パチンコゲーム機に関連した機能ブロックのみを示し
た。
19はアウト玉数を示す計数パルスP1を入力部20及びト
ランスファゲート21を介して受けるアウト玉計数部で、
これはリセット端子Rを通じて初期化された後に入力し
た計数パルスP1を順次加算してその加算結果をアウト玉
数を示す数値信号N1として出力する。尚、トランスファ
ゲート21は、そのゲート端子にハイレベル信号が与えら
れた状態でのみ信号の通過を許容する。22はセーフ玉数
を示す計数パルスP2を前記入力部20を介して受けるセー
フ玉計数部で、これはリセット端子Rを通じて初期化さ
れた後に入力する計数パルスP2を順次加算してその加算
結果をセーフ玉数を示す数値信号N2として出力する。
23は減算部で、これは数値信号N1により示されるアウ
ト玉数から数値信号N2により示されるセーフ玉数を減算
し、その減算結果をパチンコゲーム機1の差玉数を示す
数値信号N3として出力する。
24は打止設定値記憶部で、これには任意に変更可能な
打止設定値(負の値)が記憶されている。25は打止手段
たる比較部で、これは上記打止設定値Nzと前記減算部23
からの数値信号N3とを比較し、Nz≧N3の関係となったと
き、つまりパチンコゲーム機1の差玉数が打止設定値Nz
に達したときにパルス状の打止信号Szを出力するように
なっている。26は信号保持部で、これは打止信号Szをト
ランスファゲート27を介して受けるようになっており、
打止信号Szが出力された時点からリセット端子Rを通じ
て初期化されるまでの期間だけ打止信号Sz′を出力する
ようになっている。尚、トランスファゲート27は、ゲー
ト端子にハイレベル信号が与えられた状態で打止信号Sz
の通過を許容する。そして、斯かる信号保持部26から打
止信号Sz′が出力された状態では、パチンコゲーム機1
へのパチンコ玉の新規供給を停止したり或はパチンコ玉
発射装置の電源を遮断するなどして当該パチンコゲーム
機1での遊技を禁止した打止状態に切換えられる構成と
なっている。
28は打込設定値記憶部で、これには任意に変更可能な
打込設定値Naが記憶されており、この実施例では打込設
定値Naを零としている。29は打込状態を検出するための
比較部で、これは上記打込設定値Naと前記減算部23から
の数値信号N3とを比較し、Na≦N3の状態時、つまりパチ
ンコゲート機1が打込状態(アウト玉数がセーフ玉数よ
り多い状態)となってその差玉数が零以上あるときに、
ハイレベル信号より成る打込信号Saを出力した状態を呈
し、他の状態ではローレベル信号を出力した状態を呈す
るようになっている。そして、上記比較部29の出力は、
インバータ30により反転された後に前記トランスファゲ
ート21のゲート端子に与えられるようになっている。
31は入力部32を介して信号発生装置17からの特賞検出
信号P3を入力する特賞信号保持部で、これは信号発生装
置17から特賞検出信号P3の入力期間中はハイレベルの特
賞信号Soの出力状態を維持する。そして、特賞信号保持
部31からの特賞信号Soはインバータ33で反転された状態
で打止禁止手段たるアンド回路34の入力端子に与えられ
ている。ここで、アンド回路34の出力はトランスファゲ
ート27のゲート端子に与えられている。
35は開放操作されたときにリセットパルスRPを出力す
る開放手段で、そのリセットパルスRPによって、アウト
玉計数部19,セーフ玉計数部22及び信号保持部26がリセ
ット端子Rを介して初期化されるようになっている。
36は信号発生装置17からの図柄情報を示す図柄信号P4
を入力部37を介して入力する信号変換部で、これは入力
した図柄信号に基づいて図柄情報の組合わ せを示
す図柄パターンPT1を出力する。記憶部38には任意に変
更可能な継続遊技許可パターンPT2が予め記憶されてい
る。この継続遊技許可パターンPT2はパチンコホール毎
に設定されるもので、この実施例では、例えば「333」
及び「777」が設定されている。そして、比較部39は、
記憶部38に記憶されている継続遊技許可パターンPT2
信号変換部36からの図柄パターンPT1とを比較して、両
者が一致したときにセット信号SSを出力する。また、記
憶部40には任意に変更可能な継続遊技禁止パターンPT3
が予め記憶されている。この継続遊技禁止パターンPT3
はパチンコホール毎に設定されるもので、この実施例で
は、例えば「222」及び「888」が設定されている。そし
て、比較部41は、記憶部40に記憶されている継続遊技禁
止パターンPT3と信号変換部36からの図柄パターンPT1
を比較して、両者が一致したときにリセット信号SRを出
力する。
42は継続遊技許可手段たる判定部で、これは比較部39
からのセット信号SSが与えられると、リセット端子Rを
通じてリセットされるまでアンド回路34に継続してロー
レベルの遊技許可信号SXを出力する。ここで、判定部42
のリセット端子Rはオア回路43を通じて比較部41と接続
されている。
44は入力部32を介して信号発生装置17からの特賞検出
信号P3を受ける特賞計数部で、リセット端子Rを通じた
初期化後に入力した特賞検出信号P3の入力数を計数して
その計算値N4を出力する。記憶部45には任意に変更可能
な特賞終了回数NOが記憶されている。そして、比較部46
は、記憶部45に記憶されている特賞終了回数NOと特賞計
数部44から入力した計数値N4と比較して、両者が一致し
たときにリセット信号SRをオア回路43を通じて判定部42
のリセット端子Rに与えるように接続されている。
次に、上記構成の作用について説明する。
パチンコゲーム機1で遊技が行われている状態時に
は、そのパチンコゲーム機1から計数パルスP1及びP2
出力され、計数パルスP1を加算するアウト玉計数部19か
らアウト玉数を示す数値信号N1が出力されると共に、計
数パルスP2を加算するセーフ玉計数部21からセーフ玉数
を示す数値信号N2が出力される。これにより、減算部23
は、上記数値信号N1により示されるアウト玉数から数値
信号N2により示されるセーフ玉数を差引く演算を行い、
その演算結果をパチンコゲーム機1の差玉数を示す数値
信号N3として出力する。
この場合、減算部23からの数値信号N3が零以上ある状
態、つまりパチンコゲーム機1が打込状態にあるときに
は、比較部29から打込信号Sa(ハイレベル信号)が出力
されるようになり、その打込信号Saはインバータ30によ
りローレベル信号に反転されてトランスファゲート21の
ゲート端子に与えられる。このため、トランスファゲー
ト21が計数パルスP1の通過を阻止するようになり、従っ
てパチンコゲーム機1が打込状態にある期間には、アウ
ト玉計数部19による計数パルスP1の加算動作が停止さ
れ、これによりパチンコゲーム機1において遊技者によ
り打込状態となったパチンコ玉数については、これが減
算部23での差玉数の演算結果に反映されないようにな
る。この結果、パチンコゲーム機1が二以上の遊技者に
よる遊技を経て打止に至った場合に、遊技者が獲得する
パチンコ玉数が打止設定値Nzより多くなる事態が防止さ
れるようになる。
さて、上記数値信号N3が負の値にある状態、つまり遊
技者がパチンコ玉を獲得した状態にあるときには、比較
部29から打込信号Saが出力されることがないから、トラ
ンスファゲート21が計数パルスP1の通過を許容してい
る。この状態で、盤面2に設けられた特定入賞口6にパ
チンコ玉が入賞することにより、各表示手段3乃至5に
表示された図柄情報が一致すると、電気役物7が駆動さ
れて大入賞口8が開口した特賞状態が発生して入賞確率
が極めて高くなる。これにより、遊技者が獲得するパチ
ンコ玉数が一気に増加して減算部23により演算される差
玉数が負の方向に増大し、以て数値信号N3が打止設定値
Nzにに達したときには、比較部25から打止信号Szが出力
される。しかしながら、特賞状態が発生した状態時にお
いては、信号発生装置17から特賞検出信号P3が出力され
るから、特賞信号保持部31から特賞信号Soが出力されて
いる。これにより、アンド回路34の一方の入力端子の信
号レベルはロウレベルとなっているから、アンド回路34
の出力はロウレベルとなっている。従って、比較部25か
らの打止信号Szはトランスファゲート27を通過できない
ので、信号保持部26から打止信号Sz′がパチンコゲーム
機1に出力されることはない。
このとき、各表示手段3乃至5に表示された図柄情報
の組合せが「333」及び「777」以外であった場合には、
判定部42の出力はハイレベルとなっている。従って、特
賞の終了により特賞信号保持部31からの特賞信号SOが断
たれると、そのタイミングで比較部25からの打止信号Sz
は信号保持部26に保持されるので、信号保持部26からは
打止信号Sz′が出力され、これによりパチンコゲーム機
1は遊技不能な打止状態に切換えられる。
また、各表示手段3乃至5に表示された図柄情報の組
合せが「333」若しくは「777」継続遊技許可パターンで
あった場合は、比較部39からセット信号SSが出力される
ので、判定部42からローレベルの遊技許可信号SXが出力
される。従って、特賞の終了によりアンド回路34の入力
レベルの一方がハイレベルとなった場合であっても、ア
ンド回路34の他方の入力レベルはローレベルに維持され
るので、アンド回路34の出力レベルはローレベルに維持
される。これにより、特賞の終了でもって比較部25から
出力される打止信号Szはトランスファゲート27を通過で
きないので、パチンコゲーム機1が打止状態に切換えら
れることはない。従って、遊技者は特賞の終了に拘らず
遊技を継続することができる。
さて、遊技の進行により信号発生装置17からの図柄情
報の組合せが「222」若しくは「888」の継続遊技禁止パ
ターンとなったときは、比較部41からリセット信号SR
出力されるので、判定部42から出力されていたローレベ
ルの遊技許可信号SXの出力が断たれる。すると、アンド
回路34の一方の入力レベルがハイレベルとなるので、特
賞の終了により特賞信号Soの出力状態が終了したタイミ
ングで、アンド回路34からハイレベル信号がトランスフ
ァゲート27に与えられる。従って、特賞の終了に伴って
比較部25から出力された打止信号Szはトランスファゲー
ト27を通過するので、信号保持部26から打止信号Sz′が
出力され、これによりパチンコゲーム機1は打止状態に
切換えられて遊技者による遊技が禁止される。
要するに、上記実施例のものによれば、表示手段3乃
至5に表示された図柄情報の組合せが継続遊技の許可を
示した継続遊技許可パターンであったときは、パチンコ
ゲーム機1に対する打止信号Sz′の出力を自動的に禁止
すると共に、図柄情報の組合せが継続遊技を禁止を示し
た継続遊技禁止パターンであったときは、パチンコゲー
ム機1に対する打止信号の出力禁止状態を自動的に解除
するようにしたので、特賞発生時における図柄情報の組
合せに基づいてホール管理コンピュータに対して継続遊
技許可及び継続遊技禁止を一々指示する必要がある従来
例と違って、面倒な操作を行うことなく継続遊技許可及
び継続遊技禁止を行うことができる。
また、上記実施例では、継続遊技許可状態における特
賞回数が記憶部45に設定された特賞終了回数に達したと
きは、比較部46からリセット信号SRが出力されて判定部
42からの遊技許可信号SXが断たれるので、継続遊技許可
状態が連続して継続することがなくなり、これによりパ
チンコホールが多大な不利益を被ることはない。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明のパチンコゲ
ーム機の打止制御装置によれば、パチンコゲーム機から
の図柄信号に基づいて特賞状態の終了にもかかわらず継
続遊技を許可する条件ではパチンコゲーム機に対する打
止解除を継続するようにしたので、表示した図柄パター
ンが特賞パターンとなったときは入賞確率が極めて高い
特賞状態を呈するように構成されたパチンコゲーム機に
対して遊技者による継続遊技を許可する構成を実現する
場合において、人手を介することなく継続遊技の許可作
業を行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は全体の
機能を示すブロック図、第2図はパチンコゲーム機の正
面図、第3図はパチンコゲーム機の概略構成を示す図で
ある。 図中、1はパチンコゲーム機、3乃至5は表示手段、12
はホール管理コンピュータ、18は打止制御装置である。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示した図柄パターンに基づく所定条件の
    成立により入賞確率が極めて高い特賞状態を呈するよう
    に構成されたパチンコゲーム機の打止制御装置であっ
    て、前記パチンコゲーム機を打止状態に切換えるための
    打止信号を出力する打止手段と、前記パチンコゲーム機
    が特賞状態にあるときには上記打止信号の出力を禁止す
    ると共に前記パチンコゲーム機が表示した図柄パターン
    に基づいて特賞状態の終了にもかかわらず継続遊技を許
    可すると判断したときには上記打止信号の出力禁止状態
    を継続する打止禁止手段とを備えたことを特徴とするパ
    チンコゲーム機の打止制御装置。
  2. 【請求項2】継続遊技を許可する継続遊技許可パターン
    を変更可能に記憶した記憶部を備え、前記打止禁止手段
    は、前記パチンコゲーム機が表示した図柄パターンが前
    記記憶部に記憶されている継続遊技許可パターンと一致
    したときは前記打止信号の出力を禁止することを特徴と
    する請求項1記載のパチンコゲーム機の打止制御装置。
  3. 【請求項3】前記パチンコゲーム機が表示した図柄パタ
    ーンが前記記憶部に記憶されている継続遊技許可パター
    ンと一致しなかったときは前記打止信号の出力禁止状態
    を解除することを特徴とする請求項2記載のパチンコゲ
    ーム機の打止制御装置。
  4. 【請求項4】継続遊技を禁止する継続遊技禁止パターン
    を変更可能に記憶した記憶部を備え、前記打止禁止手段
    は、前記パチンコゲーム機が表示した図柄パターンが前
    記記憶部に記憶されている継続遊技禁止パターンと一致
    したときは前記打止信号の出力禁止状態を解除すること
    を特徴とする請求項1または2記載のパチンコゲーム機
    の打止制御装置。
  5. 【請求項5】継続遊技許可状態における特賞回数を変更
    可能に記憶した記憶部を備え、前記打止禁止手段は、継
    続遊技状態における特賞回数が前記記憶部に記憶されて
    いる特賞回数となったときは前記打止信号の出力禁止状
    態を解除することを特徴とする請求項1乃至4の何れか
    に記載のパチンコゲーム機の打止制御装置。
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