JP2708449B2 - 広帯域アンテナ - Google Patents

広帯域アンテナ

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JP2708449B2 JP63053630A JP5363088A JP2708449B2 JP 2708449 B2 JP2708449 B2 JP 2708449B2 JP 63053630 A JP63053630 A JP 63053630A JP 5363088 A JP5363088 A JP 5363088A JP 2708449 B2 JP2708449 B2 JP 2708449B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、小形・広帯域なアンテナに関し、特に、小
形で広帯域な特性を実現することの可能な板状逆F形ア
ンテナに係る。
〔従来の技術〕
第1図は本発明を適用するアンテナの構造の例を示す
斜視図であって、1は放射金属板、2はスタブと呼ばれ
る放射金属板と地板を接続する導体、3は給電線(同軸
の芯線)、4は給電点(同軸の芯線と放射金属板との接
続点)、5は地板を表わしており、Wはスタブ2の接続
されている辺の長さ、Lは給電線3の接続されている辺
に直交する辺の長さ、hは放射金属板1の高さ(地板と
放射金属板との距離)を示している。
このアンテナの共振条件は、放射金属板1の縦横の辺
の和(W+L)が共振周波数の波長の4分の1になるこ
と(W+L≒0.25λ)であり、WおよびLの個々の長さ
の条件は無く、WおよびLとhとの関係も規定されてい
なかった。
また、このアンテナは、第2図に示すように帯域幅が
放射金属板の、高さhに比例して広くなる特徴を有して
いる。そのためこのアンテナ設計する場合、従来は、必
要な帯域幅が得られる放射金属板の高さhを決め、放射
金属板の縦横の辺の和(W+L)を共振周波数の波長の
4分の一となるようにしていた。そしてWおよびLの個
々の長さは、アンテナが実装しやすいように任意に決め
られていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来は必要な帯域幅は放射金属板の
高さhによって決めていたので、広い帯域が必要な場合
は、放射金属板の高さhを大きくすることが必要なこと
からアンテナ容積が大きくなるという欠点を有してい
た。
第3図は、このようなアンテナを携帯無線機に実装し
た状態を示す図であり、31は放射金属板、32はスタブ、
33は給電線、34は給電点、35は地板、36は受話器、37は
金属筐体、38はダイヤルパッドを表わしている。
同図に示すように、本アンテナは携帯無線機に内蔵さ
れることが多く、このような携帯無線機は、本体を人が
手に直接持って扱うため小形であることが非常に重要で
ある。
しかし、従来の技術では、上述したように、広い帯域
が必要な場合、アンテナ容積が大きくなるため、これが
無線機の大型化につながり、利便性が低下するという欠
点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、小形かつ
広帯域な板状逆F形アンテナを提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば上述の目的は、前記特許請求の範囲に
記載した手段により達成される。
すなわち、本発明は、地板に対面して方形の導体波が
存在し、該導体板の一辺の端よりその辺に添って、幅が
その一辺より十分小さい導体で、導体板と地板とが接続
されており、外皮導体が地板に接続された同軸線の芯線
が地板より立ち上がり、導体板の一辺上の一点へ接続さ
れた構造のアンテナであって、同軸線の芯線が接続され
た導体板の辺の長さをW、その辺に直交する導体板の辺
の長さをL、地板と導体板との距離をh、共振周波数の
波長をλとするとき、アンテナの帯域波が最大となるよ
うLを0.11λから0.13λの範囲の値、Wを0.16λから0.
18λの間の値から1.8hから1.9hの間の値を引いた値とし
た広帯域アンテナである。
〔実施例〕
本発明は、第1図に示した構造のアンテナに適用され
るものであって、共振周波数の波長に対するアンテナの
形状寸法の範囲を特性したものである。
第4図は、本発明の実施例を説明する図であって、周
波数に共振する各アンテナ形状の帯域変化について表
わしている。
同図において、Lはλ=-1×3×108として、周波
数に共振するように調整したものである。
すなわち、第4図は第1図に示すアンテナについて、
放射金属板の高さhの値を4点選び、それぞれのhの値
において周波数に共振(波長λ)するようにして放射
金属板の横寸法Wと縦寸法Lを変えていった時の帯域幅
の変化を示したものである。
図から明らかなように、横寸法Wが変化しても縦寸法
Lを調整すれば決まった周波数に共振させることがで
きる。
また、帯域幅は横寸法Wと縦寸法Lのある決まった条
件の時最大となることがわかる。第4図においては、数
字符41〜44によって示す丸印の箇所が最大帯域となる点
を示している。
そこで、それぞれのhと最大帯域となる横寸法Wと縦
寸法Lとの関係を調べて第5図に示した。
同図により、最大帯域を得るアンテナ形状の条件を厳
密に式により表わすと、放射金属板の横寸法Wは、放射
金属板と地板との距離hが大となるほど短くなる関係に
あり、最大帯域が得られる横寸法Wの範囲は、−1.86h
+0.166λ≦W≦−1.86h+0.173λとなっている。
また、放射金属板の縦寸法Lは、放射金属板と地板と
の距離hには無関係であり、最大帯域が得られる縦寸法
Lの範囲は、0.117λ≦L≦0.12λとなっている。
しかし、本実験は、大きな平板地板の上で行なったも
のであり、地板が小さい場合や、地板が金属筐体である
場合などを考慮すると、本発明を実際に適用する場合
は、Lが0.11λから0.13λ、Wが0.16λから0.18λの間
の値からhの1.8倍から1.9倍の間の値を引いた値とする
ことが適切である。
このような形状の放射金属板とすることにより、第4
図に示すように、この条件を適用しない場合に比べて、
1.2〜1.5倍の帯域拡大効果がある。従って、アンテナ形
状を大型化することなく、広い帯域を持つアンテナが得
られる。
また、本アンテナを携帯無線機に内蔵した場合、アン
テナ形状が小形であるため、携帯無線機本体も小形に構
成することができるので、利便性の高い携帯無線機が実
現できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、地板と対面す
る導体板を設け、該導体板の一部と地板とを導体で接続
した構造の板状逆F形アンテナにおいて、これを小形か
つ広帯域なアンテナとして実現できる利点がある。
従って、この種のアンテナを内蔵する携帯無線機を小
型にすることができるため携帯無線機の利便性も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するアンテナの構造の例を示す斜
視図、第2図は放射金属板の高さhと帯域の関係を示す
図、第3図はアンテナを携帯無線機に実装した状態を示
す図、第4図は本発明の実施例を説明する図、第5図は
hと最大帯域となる横寸法Wと縦寸法Lとの関係を示す
図である。 1,31……放射金属板、2,32……スタブ、3,33……給電
線、4,34……給電点、5,35……地板、36……受話器、37
……金属筐体、38……ダイヤルパッド、41〜44……最大
帯域となる点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−277803(JP,A) 昭和57年度電子通信学会総合全国大会 613 IEEE Journal on S elected Areas in C ommunications,Vol. SAC−5,No.5,PP.921−929

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地板に対面して方形の導体板が存在し、該
    導体板の一辺の端よりその辺に添って、幅がその一辺よ
    り十分小さい導体で、導体板と地板とが接続されてお
    り、外皮導体が地板に接続された同軸線の芯線が地板よ
    り立ち上がり、導体板の一辺上の一点へ接続された構造
    のアンテナであって、同軸線の芯線が接続された導体板
    の辺の長さをW、その辺に直交する導体板の辺の長さを
    L、地板と導体板との距離をh、共振周波数の波長をλ
    とするとき、アンテナの帯域波が最大となるようLを0.
    11λから0.13λの範囲の値、Wを0.16λから0.18λの間
    の値から1.8hから1.9hの間の値を引いた値としたことを
    特徴とする広帯域アンテナ。
JP63053630A 1988-03-09 1988-03-09 広帯域アンテナ Expired - Fee Related JP2708449B2 (ja)

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IEEE Journal on Selected Areas in Communications,Vol.SAC−5,No.5,PP.921−929
昭和57年度電子通信学会総合全国大会 613

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